JP2003042288A - 車両の変速制御装置 - Google Patents

車両の変速制御装置

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JP2003042288A JP2001227406A JP2001227406A JP2003042288A JP 2003042288 A JP2003042288 A JP 2003042288A JP 2001227406 A JP2001227406 A JP 2001227406A JP 2001227406 A JP2001227406 A JP 2001227406A JP 2003042288 A JP2003042288 A JP 2003042288A
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志郎 伊藤
Tomoyuki Ishida
智之 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多段化した変速位置に対して変速操作を簡易
化して素早く目標変速位置に出来るようにすると共に、
変速操作における車速の急変を防止して安全性を確保す
る。 【解決手段】 高低2段の変速位置を有する第1主変速
装置41と、少なくとも3段以上の変速位置を有する第
2主変速装置43とからなる変速装置及び高中低3段の
変速位置を有する副変速装置44を備え、さらに車体が
走行状態か作業状態かを指定または検出する手段75を
設ける。該手段75により車体が走行中に指定または検
出されているときは、副変速を高速位置に切換え操作し
た場合の主変速の自動変速位置は中間の変速段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用トラクタ等
の車両の変速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、農業用トラクタをはじめとする車
両には、特開平4−259248号公報に示されるよう
に、変速装置の変速位置を現位置からアップ又はダウン
指令する一対のスイッチ式変速操作部を備え、この変速
操作部のスイッチ信号に応じてアクチュエータを駆動さ
せて上記変速装置を切り換えるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記変速装置
のギヤ組合せを多くして変速位置を多段化する場合、最
低速位置から最高速位置まで変速するには前記変速操作
部を複数度にわたって押す必要があり、所望の変速位置
に変速されるのに時間がかかり、且つ、スイッチ操作が
煩雑で操作性が悪いという不具合があった。また、1回
のスチッチ操作で複数段アップ又はダウンさせるように
構成することも可能であるが、状況によっては変速後の
車速が急変して危険である。本発明は、上記従来の事情
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、多段化した変速位置に対して変速操作を簡易化して
素早く目標変速位置に出来るようにすると共に、変速操
作における車速の急変を防止して安全性を確保すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、高低2段の変速位置を有する
第1主変速装置41と、少なくとも3段以上の変速位置
を有する第2主変速装置43とからなる変速装置及び高
中低3段の変速位置を有する副変速装置44を備え、さ
らに車体が走行状態か作業状態かを指定または検出する
手段75を設け、車体が走行中に指定されているとき
は、副変速を高速位置に切換え操作した場合の主変速の
自動変速位置は中間の変速段とすることを特徴とする。
請求項1の発明によると、たとえば路上走行を行う場合
に素早く目標変速位置に操作でき、変速スイッチの操作
回数を減らしてオペレータの操作労力を軽減できる。
【0005】請求項2の発明は、高低2段の変速位置を
有する第1主変速装置41と、少なくとも3段以上の変
速位置を有する第2主変速装置43とからなる変速装置
及び高中低3段の変速位置を有する副変速装置44を備
え、さらに車体が走行状態か作業状態かを指定または検
出する手段75を設け、副変速を中速位置から高速位置
に切換え操作又は低速位置から中速位置に切換え操作し
た場合の主変速の自動変速位置は現位置に対応する変速
段から1段アップさせることを特徴とする。請求項2の
発明によると、たとえばプラウ作業やレーキ作業中の変
速操作は1速にするため、作業中は1段づつ変速でき、
車速の急変を防止する。
【0006】請求項3の発明は、高低2段の変速位置を
有する第1主変速装置41と、少なくとも3段以上の変
速位置を有する第2主変速装置43とからなる変速装置
及び高中低3段の変速位置を有する副変速装置44を備
え、副変速が高速位置にあって、リニアシフトが中立で
且つクラッチペダルセンサがオンであるとき、増速操作
した場合の主変速の自動変速位置は現位置から複数段ア
ップさせることを特徴とする。請求項3の発明による
と、路上走行を行う場合に素早く目標変速位置に操作で
き、変速スイッチの操作回数を減らしてオペレータの操
作労力を軽減できる。
【0007】請求項4の発明は、高低2段の変速位置を
有する第1主変速装置41と、少なくとも3段以上の変
速位置を有する第2主変速装置43とからなる変速装置
及び高中低3段の変速位置を有する副変速装置44を備
え、さらに車体が走行状態か作業状態かを指定または検
出する手段75を設けるとともに、作業中に使用する頻
度の高い変速位置を記憶する手段を設け、車体が作業中
に指定されているとき、副変速を切換え操作した場合の
主変速の自動変速位置は前記記憶手段に記憶された頻度
の高い変速位置とすることを特徴とする。請求項4の発
明によると、作業中の目標変速位置に瞬時に操作できる
ので、変速スイッチの操作回数を減らしてオペレータの
操作労力を軽減できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態について説明する。図1は車両の一例として
農業用トラクタ10を示し、車体の前部にエンジン11
を搭載し、該エンジン11の回転動力を後述するように
ミッションケース12内の各種変速装置により適宜変速
した後に、後輪13または前後輪14、13へ伝達する
ように構成している。車体の後部にはリンク装置15を
介してロータリ等の作業機16を牽引する。
【0009】一方、運転席17の近傍には変速操作を行
うための変速レバー18や、作業機16の高さを変更す
るポジションレバー19等の各種レバーと、耕深制御ス
イッチ20や旋回制御スイッチ21等の各種スイッチ類
が設けられている。該運転席17の前方にはハンドルポ
スト24が設けられ、このハンドルポスト24にステア
リングハンドル25が装着されている。該ステアリング
ハンドル25を回転操作することにより、操向輪である
前輪14が回向して車体が旋回する。
【0010】また、ハンドルポスト24の側面に前後進
切換えレバー26を突設し、ステアリングハンドル25
の前方にメータパネル27を設けると共に、該ステアリ
ングハンドル25の下方にクラッチペダル28や左右ブ
レーキペダル(図示せず)等のペダル類を設ける。な
お、符号30は後述の制御手段であるコントローラ、3
1は作業機の高さを検出するリフトアーム角センサであ
る。
【0011】図2は前記変速レバー18を示し、該変速
レバー18はh字型のレバーガイド34から上方に突出
され、「高速」「中速」「低速」の3段の変速パターン
を有し、該変速レバー18をレバーガイド34に沿って
回動操作することにより、後述の副変速装置44がリン
ク機構を介して「高速」「中速」「低速」の何れかに手
動で切り換わるように構成されている。また、該変速レ
バー18の把持部には、後述の第1主変速装置41を
「高速」「低速」の何れかにアップもしくはダウン指令
するスイッチ式第1変速操作部35と、該第1主変速装
置41と後述の第2主変速装置43とを連携して組み合
わせた主変速パターンを、現位置からアップもしくはダ
ウンする一対のモーメンタリスイッチからなる第2変速
操作部36とを備えている。
【0012】前記第1変速操作部35は、水平方向に一
対のモーメンタリスイッチ35a、35bを設けてアッ
プもしくはダウン指令するものである。また、前記第2
変速操作部36は、上下方向に一対のモーメンタリスイ
ッチ36a、36bを設けてアップもしくはダウン指令
するものである。そして、変速レバー18の近傍に変速
位置のインジケータ37を設け、第1主変速装置41と
第2主変速装置43とを連携して組み合わせた主変速パ
ターンの現位置がどこであるかを表示する。
【0013】あるいは、図3に示すように、前記メータ
パネル27内にインジケータ38を設け、第1主変速装
置41と第2主変速装置43とを連携して組み合わせた
主変速パターンの現位置と、副変速装置44の副変速パ
ターンの現位置とを同時に表示するようにしてもよい。
後述するように、第1主変速装置41は高低2段の変速
パターンを有し、第2主変速装置43は少なくとも3段
以上、本実施形態では4段の変速パターンを有する。従
って、第2主変速装置43の4段が夫々高低に切換え可
能となって、第1主変速装置41と第2主変速装置43
とを連携して組み合わせた主変速パターンは、少なくと
も6段以上、本実施形態では8段の変速パターン(第1
速〜第8速)を有することになり、さらに副変速装置4
4は3段の副変速パターンを有する。
【0014】図4は動力伝動系の線図、図5は油圧回路
図、図6は変速制御系のブロック図である。前記エンジ
ン11の回転動力は、クラッチハウジング内の主クラッ
チ40にて断続操作され、順次ミッションケース12内
の第1主変速装置41、前後進切換え装置42、第2主
変速装置43、副変速装置44へと伝達するように構成
されている。
【0015】第1主変速装置41は、「高速」「低速」
二つのギヤ組45、46を切換えるための湿式多板形の
Hi−Loクラッチ47を有する変速装置であり、制御
手段であるコントローラ30によりHi−Loクラッチ
バルブ48を「高速」位置に切り換えれば、前記Hi−
Loクラッチ47がHi側に「入」となり、一方のギヤ
組45を介して動力が「高速」で伝達される。また、H
i−Loクラッチバルブ48を「低速」位置に切り換え
れば、前記Hi−Loクラッチ47がLo側に「入」と
なり、前記一方のギヤ組45よりも減速比の高い他方の
ギヤ組46を介して動力が「低速」で伝達される。この
ように、第1主変速装置41は高低2段の変速位置を有
し、該第1主変速装置41で変速された回転動力は前後
進切換え装置42に伝達される。
【0016】前後進切換え装置42は、「前進」「後
進」二つのギヤ組49、50を切り換える湿式多板形の
前後進クラッチ51を有する変速装置であり、前述の前
後進切換えレバー26が前進側に操作されているときは
前進操作位置スイッチ52がオンとなり、コントローラ
30から前後進バルブ54の前進ソレノイドに信号が送
られて、前後進クラッチ51の前進用クラッチが「入」
となり、一方のギヤ組49を介して前進方向回転にて動
力が第2主変速装置43に伝達される。
【0017】これに対して、前後進切換えレバー26が
後進側に操作されているときは後進操作位置スイッチ5
3がオンとなり、コントローラ30から前後進バルブ5
4の後進ソレノイドに信号が送られて、前後進クラッチ
51の後進用クラッチが「入」となり、カウンタギヤを
含む他方のギヤ組50を介して後進方向回転にて動力が
第2主変速装置43に伝達される。そして、前後進切換
えレバー26が中立位置にあるときは前進操作位置スイ
ッチ52及び後進操作位置スイッチ53の双方がオフで
前後進クラッチ51が「切」となり、回転動力が遮断さ
れて第2主変速装置43に伝達されない。
【0018】第2主変速装置43は、四つのギヤ組から
なるシンクロメッシュギヤ式変速装置であり、前後進切
換え装置42から出力された回転動力を、動力上手側か
ら4速ギヤ組56、3速ギヤ組57、2速ギヤ組58、
1速ギヤ組59の何れか一つを通じて副変速装置44へ
伝達する。4速ギヤ組56と3速ギヤ組57との駆動側
ギヤ間にはシンクロメッシュ機構を有するシフタリング
を設け、このシフタリングを変速用アクチュエータであ
る第1変速用油圧シリンダ60の伸縮により前後スライ
ドさせるように構成し、これと同様に、2速ギヤ組58
と1速ギヤ組59との駆動側ギヤ間にもシンクロメッシ
ュ機構を有するシフタリングを設け、このシフタリング
を変速用アクチュエータである第2変速用油圧シリンダ
61の伸縮により前後スライドさせるように構成してい
る。
【0019】コントローラ30から主変速「3−4速」
バルブ62の4速ソレノイドに信号が送られると、第1
変速用油圧シリンダ60の伸長により、前記4速ギヤ組
56を介して動力が伝達されて「4速」となり、主変速
「3−4速」バルブ62の3速ソレノイドに信号が送ら
れると、第1変速用油圧シリンダ60の収縮により、前
記3速ギヤ組57を介して動力が伝達されて「3速」と
なる。また、コントローラ30から主変速「1−2速」
バルブ63の2速ソレノイドに信号が送られると、第2
変速用油圧シリンダ61の伸長により、前記2速ギヤ組
58を介して動力が伝達されて「2速」となり、主変速
「1−2速」バルブ63の1速ソレノイドに信号が送ら
れると、第2変速用油圧シリンダ61の収縮により、前
記1速ギヤ組59を介して動力が伝達されて「1速」と
なる。このように、前記第2主変速装置43は「1速」
から「4速」までの4段の変速位置を有し、該第2主変
速装置43で変速された回転動力は副変速装置44へ伝
達される。
【0020】副変速装置44は、前記変速レバー18の
手動操作によりリンク機構を介して切り換えるスライデ
ィングメッシュギヤ式変速装置となっており、「低速」
「中速」のギヤ組65、66と、「高速」(直結)のギ
ヤ組67との3段の変速位置を有している。前記第2主
変速装置43で変速された回転動力は、この副変速装置
44にて更に変速される。
【0021】ここで、前記第2主変速装置43には、ギ
ヤ組合せを検出する手段として主変速「1−N−2速」
位置センサ68と、主変速「3−N−4速」位置センサ
69とが設けられ、副変速装置44にはギヤ組合せを検
出する手段として副変速「低速」位置センサ70と、副
変速「中速」位置センサ71と、副変速「高速」位置セ
ンサ72とが設けられている。これらのセンサ68〜7
2の検出信号はコントローラ30に送られる。なお、符
号73は前記クラッチペダル28の踏み込み操作を検出
するクラッチペダルセンサ、74は車体の走行速度を検
出する車速センサ、75は車体が走行状態か作業状態か
を指定または検出する手段としての走行/作業切換えス
イッチである。検出手段としては、PTOスイッチ90
の入切状態を検出して「入」のとき作業状態、「切」の
とき非作業状態とする方法、リフトアームの昇降位置を
検出して下降時に作業状態、上昇時に非作業状態とする
方法がある。また、76は作業機16を昇降させるリフ
トシリンダ、77はステアリングハンドル25の回転操
作により作動するパワーステアリング装置、78は前輪
14へ伝達する動力を「等速」もしくは「増速」に切り
換える四駆切換えクラッチ、79L,79Rは左右の後
輪を独立して制動する左右のブレーキシリンダである。
91はリフトアーム上昇用制御弁のソレノイド、92は
リフトアーム下降用制御弁のソレノイドである。
【0022】そして、前記副変速装置44で変速された
回転動力は、リヤデファレンシャル装置81を経てリヤ
アクスルの減速ギヤ82にて減速され、後輪13が駆動
される。また、前記副変速装置44で変速された回転動
力は四駆切換えクラッチ78にも伝達され、該四駆切換
えクラッチ78にて「等速」もしくは「増速」に切り換
えられた後、フロントデファレンシャル装置84を経て
フロントアクスルの減速ギヤ85にて減速され、前輪1
4が駆動される。さらに、エンジン11の回転動力は主
クラッチ40の前段にてPTO系に分岐され、PTOク
ラッチ86にて断接されて順次PTO逆転装置87、P
TO変速装置88を経て、車体後部に突設されたPTO
取出し軸89に伝達される。
【0023】かくして、図3及び図7に示すように、第
1主変速装置41と第2主変速装置43とを連携して8
段の主変速パターンが得られ、更に副変速装置44の副
変速パターン3段を組み合わせて、24段の変速パター
ンを得ることが出来る。そして、例えば主変速パターン
が「1段目」のときに第1変速操作部35のHiスイッ
チ35aを押圧操作すれば主変速パターンが「2段目」
にアップし、また主変速パターンが「6段目」のときに
第1変速操作部35のLoスイッチ35bを押圧操作す
れば主変速パターンが「5段目」にダウンする。また、
例えば主変速パターンが「1段目」のときに第2変速操
作部36の増速スイッチ36aを押圧操作すれば主変速
パターンが「2段目」にアップし、主変速パターンが
「2段目」のときに該増速スイッチ36aを押圧操作す
れば主変速パターンが「3段目」にアップする。また主
変速パターンが「6段目」のときに第2変速操作部36
の減速スイッチ36bを押圧操作すれば主変速パターン
が「5段目」にダウンし、主変速パターンが「5段目」
のときに該減速スイッチ36bを押圧操作すれば主変速
パターンが「4段目」にダウンする。
【0024】本発明の実施の形態では、上述のように、
高低2段の変速位置を有する第1主変速装置41と、少
なくとも3段以上の変速位置を有する第2主変速装置4
3とからなる変速装置及び高中低3段の変速位置を有す
る副変速装置44を備え、さらに車体が走行状態か作業
状態かを指定または検出する手段としての走行/作業切
換えスイッチ75を設けており、該スイッチ75により
車体が走行中に指定または検出されているときは、副変
速を高速位置に切換え操作した場合の主変速の自動変速
位置は中間の変速段とする。従来、副変速を低速あるい
は中速位置から高速位置に切換え操作したときの主変速
の自動変速位置は1速である。ところが、通常路上走行
を行う場合、副変速が高速位置の4段目あたりまでは遅
すぎるため使用しない。つまり、従来のように主変速の
自動変速位置を1速とした場合、副変速が高速位置の1
段目から例えば5段目にするには変速スイッチ操作が4
回必要となり、操作がわずらわしい。
【0025】そこで、本実施形態のように副変速を高速
位置に切換え操作した場合の主変速の自動変速位置を中
間の変速段、たとえば5段目とすれば路上走行を行う場
合に素早く目標変速位置に操作でき、変速スイッチの操
作回数を減らしてオペレータの操作労力を軽減できる。
図8はこのような本実施形態の変速制御のフローチャー
トである。先ず、各種センサ、スイッチ類の読込みを行
い(ステップ101)、走行/作業切換えスイッチ75
が走行位置にあるとき(ステップ102)、副変速を高
速位置に切換え操作した場合(ステップ103)、主変
速の自動変速位置は5速を出力する(ステップ10
4)。例えば、図7に示す変速位置が5段目のとき、路
上走行では副変速を高速位置に切換え操作した場合21
段目となり、作業中では17段目に切り換わる。
【0026】また、本発明の別の実施形態では、副変速
を中速位置から高速位置に切換え操作又は低速位置から
中速位置に切換え操作した場合の主変速の自動変速位置
は現位置に対応する変速段から1段アップさせる。例え
ば、副変速が中速位置の6段目〜8段目でプラウ作業や
レーキ作業等を行っていて、もう少し車速を上げるため
に副変速を中速位置から高速位置に切換え操作した場
合、1段づつ変速でき、車速の急変を防止できる。図9
はこのような実施形態の変速制御のフローチャートであ
る。先ず、各種センサ、スイッチ類を読込み(ステップ
201)、副変速が中速位置の6段目〜8段目で作業を
行っていて(ステップ202)、副変速を中速位置から
高速位置に切換え操作した場合(ステップ203)、主
変速の自動変速位置は1速を出力する(ステップ20
4)。そして、これ以外の例えば副変速を低速位置から
高速位置に切換え操作した場合は走行/作業切換えスイ
ッチ75位置に関わらず主変速を5速とすれば、路上走
行等で車速を上げる場合にオペレータの操作労力を軽減
でき、状況に応じた自動変速を行える。
【0027】なお、上記実施形態において、副変速が中
速位置の6段目〜8段目であっても実際にプラウ作業や
レーキ作業中であることを判断した場合のみ主変速を1
速に制御するようにしてもよい。この判断は、例えば、
制御モードがドラフトモードで車輪回転を検出していた
(車両が走行していた)状態であった場合はプラウ作業
中とし、PTOが回転状態にあり車輪回転を検出してい
た状態であった場合はレーキ作業中とする。
【0028】また、本発明の別の実施形態では、副変速
が高速位置にあって、リニアシフトが中立で且つクラッ
チペダルセンサがオンであるとき、増速操作した場合の
主変速の自動変速位置は現位置から1段づつではなく複
数段アップさせる。副変速の高速位置は主に路上走行時
に使用するが、副変速が高速位置である1段目〜4段目
の車速帯は路上走行にしては遅すぎるため、5段目あた
りに変速してから発進することが多い。ところが、副変
速を低速あるいは中速位置から高速位置に切換え操作し
たときの主変速の自動変速位置を1速とした場合、副変
速が高速位置の1段目から例えば5段目にするには変速
スイッチ操作が4回必要となり、操作がわずらわしい。
【0029】そこで、本実施形態のように、複数段、例
えば2段づつアップさせれば、路上走行を行う場合に素
早く目標変速位置に操作でき、変速スイッチの操作回数
を減らしてオペレータの操作労力を軽減できる。図10
はこのような変速制御のフローチャートである。先ず、
各種センサ、スイッチ類を読込み(ステップ301)、
現在主変速位置を「A」とする(ステップ302)。そ
して、副変速が高速位置にあって(ステップ303)、
リニアシフトが中立で且つクラッチペダルセンサがオン
であるとき(ステップ304)、増速スイッチ操作した
場合(ステップ305)の主変速の自動変速位置は現位
置から1段ではなく2段アップさせる(ステップ30
6)。
【0030】また、本発明のまた別の実施形態では、作
業中に使用する頻度の高い変速位置を記憶する手段(例
えばコントローラ内のメモリ)を設け、車体が作業中に
指定されているとき、副変速を切換え操作した場合の主
変速の自動変速位置は前記記憶手段に記憶された頻度の
高い変速位置とする。この作業中の使用頻度の高い変速
位置はコントローラが累積時間により算出して決定でき
る。この実施形態によると、作業中の目標変速位置に瞬
時に操作できるので、変速スイッチの操作回数を減らし
てオペレータの操作労力を軽減できる。
【0031】また、前述の図8に示す実施形態におい
て、走行/作業切換えスイッチ75が走行位置でなくて
も、PTOスイッチが切で作業機が上に上がっている状
態であれば、副変速を高速位置に切換え操作した場合の
主変速の自動変速位置は5速とすることができる。すな
わち、図11のフローチャートに示すように、先ず、各
種センサ、スイッチ類の読込みを行い(ステップ40
1)、PTOスイッチが切で作業機が上昇位置にあると
き(ステップ402)、副変速を高速位置に切換え操作
した場合(ステップ403)、主変速の自動変速位置は
5速を出力する(ステップ404)。要するに、圃場内
でも高速移動を行う場合があり、走行/作業切換えスイ
ッチ75が作業位置にあってもPTOと作業機の状態に
より作業中ではない(圃場内の移動)と判断したとき
は、5速へ自動変速することにより素早く目標変速位置
にできる。
【0032】なお、以上の説明において、副変速を高速
位置に切換え操作した場合の主変速の自動変速位置を例
えば5速としたが、もちろんこれは一例であって、オペ
レータによっては必ずしも5速がよいわけではないの
で、そういった場合に対応できるように、主変速の自動
変速位置はマイコンチェッカで変更できる構成とする。
【0033】また、本発明に関連して説明すると、リフ
トアームの下げ位置を規制する下げ規制ダイヤルを有す
るトラクタにおいて、自動耕深の設定値が下げ位置規制
の設定値よりも下にある場合は例えばブザーを鳴らして
オペレータに知らせることにより、下げ規制がかかって
いるのを忘れて作業する誤操作を防止できる。また、こ
の場合、「下げ規制域」、「上げ規制域」、「自動耕深
設定値」、「耕深深さ」等の情報をモニター表示するこ
とにより、作業時の知りたい情報がすぐにわかるので作
業性が向上する。
【0034】また、上記下げ規制ダイヤルはプラウ作業
等を想定して設けられた機能でリヤカバーオート作業で
の使用は考えにくいが、オート作業を行う場合でもオペ
レータが誤って操作して下げ規制が効いてしまい整地性
が悪くなることがある。そこで、制御モードがデプスモ
ード時(耕深調整ダイヤルで指定した角度に作業機のリ
ヤカバー角度を一致させるように制御する)は下げ規制
を解除することにより、デプスモード時は下げ規制が働
くことなく常に耕深を一定に保つべく制御を行うため、
整地性を損なうことがなくなる。また、オペレータが下
げ規制を触っていた場合でもリヤカバー作業を行う際に
わざわざ下げ規制ダイヤルを回して規制を解除する必要
はなくなる。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、車体が走行中のときは、副変速を高速位
置に切換え操作した場合の主変速の自動変速位置は中間
の変速段とすることにより、たとえば路上走行を行う場
合に素早く目標変速位置に操作でき、変速スイッチの操
作回数を減らしてオペレータの操作労力を軽減できる。
【0036】また、請求項2の発明によれば、副変速を
中速位置から高速位置に切換え操作又は低速位置から中
速位置に切換え操作した場合の主変速の自動変速位置は
現位置に対応する変速段から1段アップさせることによ
り、たとえばプラウ作業やレーキ作業中は1段づつ変速
でき、車速の急変を防止できる。
【0037】また、請求項3の発明によれば、副変速が
高速位置にあって、リニアシフトが中立で且つクラッチ
ペダルセンサがオンであるとき、増速操作した場合の主
変速の自動変速位置は現位置から複数段アップさせるこ
とにより、路上走行を行う場合に素早く目標変速位置に
操作でき、変速スイッチの操作回数を減らしてオペレー
タの操作労力を軽減できる。
【0038】さらに、請求項4の発明によれば、副変速
を切換え操作した場合の主変速の自動変速位置は作業中
の使用頻度の高い変速位置になるため、作業中の目標変
速位置に瞬時に操作できるので、変速スイッチの操作回
数を減らしてオペレータの操作労力を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの側面図である。
【図2】変速レバーを示す斜視図である。
【図3】変速装置のインジケータを示す正面図である。
【図4】動力伝動系の線図である。
【図5】油圧回路図である。
【図6】変速制御系のブロック図である。
【図7】変速装置の変速パターンを示す一覧図である。
【図8】本発明の変速制御のフローチャートである。
【図9】本発明の変速制御のフローチャートである。
【図10】本発明の変速制御のフローチャートである。
【図11】本発明に関連する変速制御のフローチャート
である。
【符号の説明】
30 コントローラ 31 リフトアーム角センサ 35 第1変速操作部 36 第2変速操作部 41 第1主変速装置 43 第2主変速装置 52 前進操作位置スイッチ 53 後進操作位置スイッチ 60 第1変速用油圧シリンダ 61 第2変速用油圧シリンダ 70 副変速「低速」位置センサ 71 副変速「中速」位置センサ 72 副変速「高速」位置センサ 73 クラッチペダルセンサ 74 車速センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月27日(2001.8.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、主変速装置(41、43)と
副変速装置(44)を備え、さらに車体が走行状態か作
業状態かを指定または検出する手段(75)を設け、車
体が走行状態に指定または検出されているときに前記副
変速装置(44)を高速側に切換え操作した場合、前記
主変速装置(41、43)の自動変速位置を略中間の変
速段に切換え、且つ車体が作業状態に指定または検出さ
れているときに前記副変速装置(44)を高速側に切換
え操作したした場合、前記主変速装置(41、43)の
自動変速位置を最低速位置に切換えることを特徴とす
る。請求項1の発明によると、たとえば路上走行を行う
場合に素早く目標変速位置に操作でき、変速スイッチの
操作回数を減らしてオペレータの操作労力を軽減でき
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】請求項2の発明は、主変速装置(41、4
3)と副変速装置(44)を備え、さらに車体が走行状
態か作業状態かを指定または検出する手段(75)を設
け、車体が走行状態に指定または検出されているときに
前記副変速装置(44)を高速側に切換え操作した場
合、前記主変速装置(41、43)の自動変速位置を現
変速位置から所定段アップさせ、且つ車体が作業状態に
指定または検出されているときに前記副変速装置(4
4)を高速側に切換え操作したした場合、前記主変速装
置(41、43)の自動変速位置を最低速位置に切換え
ることを特徴とする。請求項2の発明によると、たとえ
ばプラウ作業やレーキ作業中の変速操作は1速にするた
め、作業中は1段づつ変速でき、車速の急変を防止す
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】請求項3の発明は、主変速装置(41、4
3)と副変速装置(44)及びエンジン(11)の伝達
動力を入切するクラッチ(40)とを備えると共に、前
記主変速装置(41、43)をスイッチ操作により1段
ずつアップ/ダウンさせる変速スイッチ(36a、36
b)と、前記クラッチ(40)の動力伝達状態を検出す
るセンサ(73)を設け、前記クラッチ(40)の動力
伝達状態が切で且つ前記副変速装置(44)を所定の高
速位置に設定した場合、前記変速スイッチ(36a、3
6b)による変速操作を複数段に変更することを特徴と
する。請求項3の発明によると、路上走行を行う場合に
素早く目標変速位置に操作でき、変速スイッチの操作回
数を減らしてオペレータの操作労力を軽減できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】請求項4の発明は、主変速装置(41、4
3)と副変速装置(44)を備え、さらに車体が走行状
態か作業状態かを指定または検出する手段(75)を設
けるとともに、車体が作業状態に指定または検出されて
いるときに所定の副変速位置における使用頻度の高い主
変速位置を記憶する記憶手段を設け、前記副変速装置
(44)を当該変速位置に切換え操作した場合、前記主
変速装置(41、43)の自動変速位置を前記記憶位置
に切換えることを特徴とする。請求項4の発明による
と、作業中の目標変速位置に瞬時に操作できるので、変
速スイッチの操作回数を減らしてオペレータの操作労力
を軽減できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 志郎 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 石田 智之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 3J552 MA04 MA13 MA24 MA25 NA05 NA07 PA19 PA37 RA12 SB03 SB09 TA11 VB00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高低2段の変速位置を有する第1主変速
    装置41と、少なくとも3段以上の変速位置を有する第
    2主変速装置43とからなる変速装置及び高中低3段の
    変速位置を有する副変速装置44を備え、さらに車体が
    走行状態か作業状態かを指定または検出する手段75を
    設け、車体が走行中に指定されているときは、副変速を
    高速位置に切換え操作した場合の主変速の自動変速位置
    は中間の変速段とすることを特徴とする車両の変速制御
    装置。
  2. 【請求項2】 高低2段の変速位置を有する第1主変速
    装置41と、少なくとも3段以上の変速位置を有する第
    2主変速装置43とからなる変速装置及び高中低3段の
    変速位置を有する副変速装置44を備え、さらに車体が
    走行状態か作業状態かを指定または検出する手段75を
    設け、副変速を中速位置から高速位置に切換え操作又は
    低速位置から中速位置に切換え操作した場合の主変速の
    自動変速位置は現位置に対応する変速段から1段アップ
    させることを特徴とする車両の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 高低2段の変速位置を有する第1主変速
    装置41と、少なくとも3段以上の変速位置を有する第
    2主変速装置43とからなる変速装置及び高中低3段の
    変速位置を有する副変速装置44を備え、副変速が高速
    位置にあって、リニアシフトが中立で且つクラッチペダ
    ルセンサがオンであるとき、増速操作した場合の主変速
    の自動変速位置は現位置から複数段アップさせることを
    特徴とする車両の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 高低2段の変速位置を有する第1主変速
    装置41と、少なくとも3段以上の変速位置を有する第
    2主変速装置43とからなる変速装置及び高中低3段の
    変速位置を有する副変速装置44を備え、さらに車体が
    走行状態か作業状態かを指定または検出する手段75を
    設けるとともに、作業中に使用する頻度の高い変速位置
    を記憶する手段を設け、車体が作業中に指定されている
    とき、副変速を切換え操作した場合の主変速の自動変速
    位置は前記記憶手段に記憶された頻度の高い変速位置と
    することを特徴とする車両の変速制御装置。
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