JP2003040743A - 第1剤組成物、パーマネントウェーブ用剤及びパーマネントウェーブ施術方法 - Google Patents

第1剤組成物、パーマネントウェーブ用剤及びパーマネントウェーブ施術方法

Info

Publication number
JP2003040743A
JP2003040743A JP2001231391A JP2001231391A JP2003040743A JP 2003040743 A JP2003040743 A JP 2003040743A JP 2001231391 A JP2001231391 A JP 2001231391A JP 2001231391 A JP2001231391 A JP 2001231391A JP 2003040743 A JP2003040743 A JP 2003040743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
agent
agent composition
hair
permanent wave
permanent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001231391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4772999B2 (ja
Inventor
Yoshimi Nakamura
義美 中村
Shizuhiko Otake
静飛虎 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoyu Co Ltd
Original Assignee
Hoyu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoyu Co Ltd filed Critical Hoyu Co Ltd
Priority to JP2001231391A priority Critical patent/JP4772999B2/ja
Publication of JP2003040743A publication Critical patent/JP2003040743A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4772999B2 publication Critical patent/JP4772999B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーマネントウェーブの施術において、毛髪
のウェーブに良好な弾力を与えると共に、ごわつき感を
良好に低減させる二浴式パーマネントウェーブ用剤を提
供する。 【解決手段】 二浴式パーマネントウェーブ用剤におけ
る第1剤組成物及び/又は第2剤組成物に、アクリル酸
アルキル共重合体、特に好ましくは商品名アキュリン3
3を、好ましくは0.05〜5.0重量パーセント含有
させ、更に好ましくは塩化ジメチルジアリルアンモニウ
ム・アクリル酸共重合体等を含有させた二浴式パーマネ
ントウェーブ用剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二浴式パーマネン
トウェーブ用剤の第1剤組成物、この第1剤組成物を含
んで構成される二浴式パーマネントウェーブ用剤、パー
マネントウェーブ施術方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーマネントウェーブの施術においては
毛髪のウェーブに良好な弾力を持たせることは重要な要
求である。又、ウェーブの弾力と微妙に関連して毛髪に
「ごわつき感」を与えてしまうことは一般的に忌避され
ている。
【0003】従来より、毛髪のウェーブに良好な弾力を
持たせるための手段の一つとして、パーマネントウェー
ブ用剤の第1剤組成物及び/又は第2剤組成物に高分子
化合物を配合すると言う試みがなされている。
【0004】又、例えば本件出願人の出願に係る特願平
9−315824号(特開平11−130637号公
報)の「パーマネントウェーブ用剤組成物」の発明で
は、パーマネントウェーブ用剤の第1剤組成物及び/又
は第2剤組成物に対して、カルボキシビニルポリマー,
アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体,高重合シリ
コーン,所定のカチオン性ポリマー等が配合され、毛髪
に優れた風合いを与えることに成功している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、毛髪の
ウェーブに良好な弾力を与えると共に、そのごわつき感
を良好に低減させると言う目的からは、上記従来の高分
子化合物は必ずしも十分ではなかった。
【0006】即ち、多量の高分子化合物を配合するとウ
ェーブの良好な弾力は得られるがごわつき感も出る、逆
に高分子化合物の配合量を抑えるとごわつき感を回避で
きるがウェーブに良好な弾力を持たせることができな
い、と言う問題があった。
【0007】又、上記特開平11−130637号公報
に記載された発明では、毛髪に優れた風合いを与える
が、このことは、繰り返し施術してゆくと毛髪表面に高
分子化合物が蓄積し、毛髪の状態によってはごわつき感
を感じると言う理由から、必ずしも良好な弾力の付与及
びごわつき感の低減を意味しなかった。
【0008】そこで本発明は、パーマネントウェーブの
施術において毛髪のウェーブに良好な弾力を与えると共
にごわつき感を良好に低減させる二浴式パーマネントウ
ェーブ用剤を提供することを、解決すべき課題とする。
【0009】
【着眼点】本願発明者は、上記課題を解決するための研
究過程において、パーマネントウェーブ用剤の第1剤組
成物及び/又は第2剤組成物に対するアクリル酸アルキ
ル共重合体エマルジョンの配合により、毛髪に対する良
好な弾力の付与と、ごわつき感の低減とを両立できるこ
とを初めて知った。又、第1剤組成物にアクリル酸アル
キル共重合体を含有させることが特に有効であり、アク
リル酸アルキル共重合体としてはローム・アンド・ハー
ス社の商品名「アキュリン33」が極めて有効であるこ
とを知った。
【0010】アキュリン33やその類似商品であるアキ
ュリン22(ローム・アンド・ハース社の商品名)は、
従来、専ら染毛剤(特開平7−82122号,特開平1
0−316546号)や整髪剤(特許第3091444
号)等に配合され、その使用目的も染毛剤や整髪剤の増
粘作用等にあって、本願発明のような目的でパーマネン
トウェーブ用剤に配合されたことはない。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】(第
1発明の構成)上記課題を解決するための本願第1発明
(請求項1に記載の発明)の構成は、二浴式パーマネン
トウェーブ用剤の第1剤組成物であって、少なくともア
ルカリ剤と還元剤とを含有し、かつアクリル酸アルキル
共重合体を含有する、第1剤組成物である。
【0012】(第1発明の作用・効果)第1発明に係る
第1剤組成物はアクリル酸アルキル共重合体を含有する
ので、これを用いた二浴式パーマネントウェーブの施術
において、毛髪のウェーブに良好な弾力を与え、かつご
わつき感を回避することができる。
【0013】(第2発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第2発明(請求項2に記載の発明)の構成は、
前記第1発明に係る第1剤組成物におけるアクリル酸ア
ルキル共重合体の含有量が0.05〜5.0重量%であ
る、第1剤組成物である。
【0014】(第2発明の作用・効果)第1剤組成物に
おけるアクリル酸アルキル共重合体の含有量は必ずしも
限定されないが、第2発明のように0.05〜5.0重
量%の含有量とすることが特に好ましい。この含有量が
0.05重量%未満であると、ウェーブの弾力が幾分不
足する傾向があり、この含有量が5.0重量%を超える
と、幾分ごわつき感が出る恐れがある。
【0015】(第3発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第3発明(請求項3に記載の発明)の構成は、
前記第1発明又は第2発明に係る第1剤組成物が、更に
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合
体及びアクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジア
リルアンモニウム共重合体の内の少なくとも一方を含有
する、第1剤組成物である。
【0016】(第3発明の作用・効果)第3発明のよう
に、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリル酸共
重合体や、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチル
ジアリルアンモニウム共重合体のような感触向上効果の
ある高分子化合物を第1剤組成物に配合することによ
り、上記各発明の効果を維持したままで、毛髪の感触、
例えばプレーンリンス時の毛髪の感触を向上させること
ができる。
【0017】但し、従来技術の項で前記したように、高
分子化合物を過剰に配合することは、毛髪にごわつき感
を与えてしまうために好ましくない。従って、第1剤組
成物に対する配合量は有効成分量として5.0重量%以
下とすることが望ましい。
【0018】(第4発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第4発明(請求項4に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第3発明に係る第1剤組成物が、更にア
ミノ変性シリコーン,ニコチン酸及びニコチン酸誘導体
の内の1又は2以上を含有する、第1剤組成物である。
【0019】(第4発明の作用・効果)第1剤組成物に
更にアミノ変性シリコーンを配合することにより、上記
各発明の効果を維持したままで、毛髪の感触、例えばプ
レーンリンス時の毛髪の感触を更に向上させることがで
きる。第1剤組成物に更にニコチン酸やニコチン酸誘導
体を配合することにより、上記各発明の効果を維持した
ままで、毛髪損傷を低減させることができる。
【0020】(第5発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第5発明(請求項5に記載の発明)の構成は、
前記第4発明に係るアミノ変性シリコーンがアミノエチ
ルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサ
ン共重合体である、第1剤組成物である。
【0021】(第5発明の作用・効果)上記第4発明に
係るアミノ変性シリコーンとしては、油性感を抑え、毛
髪にツヤを付与すると言う理由から、アミノエチルアミ
ノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重
合体が特に好ましい。
【0022】(第6発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第6発明(請求項6に記載の発明)の構成は、
少なくともアルカリ剤と還元剤とを含有する第1剤組成
物と、少なくとも酸化剤を含有する第2剤組成物とから
なるパーマネントウェーブ用剤であって、以下の (1)及び/又は(2)の構成を満たす、パーマネント
ウェーブ用剤である。(1)前記第1剤組成物が、第1
発明〜第5発明のいずれかに係る第1剤組成物である。 (2)前記第2剤組成物が、アクリル酸アルキル共重合
体エマルジョンを含有し、必要に応じて更に第3発明〜
第5発明に係るいずれか1以上の配合成分を含有する。
【0023】(第6発明の作用・効果)第6発明のパー
マネントウェーブ用剤を用いてパーマネントウェーブを
施術することにより、ウェーブの良好な弾力とごわつき
感低減とを両立させることができ、更に毛髪の感触、例
えばプレーンリンス時の毛髪の感触を向上させることが
できる。
【0024】なお、相対的に効果の顕著性を比較すれ
ば、上記(1)及び(2)の構成を満たす場合に最も効
果が高く、次いで上記(1)のみの構成を満たす場合の
効果が高く、次いで上記(2)のみの構成を満たす場合
の効果が高い。
【0025】(第7発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第7発明(請求項7に記載の発明)の構成は、
第6発明に係るパーマネントウェーブ用剤を、染毛処理
又は脱色処理された毛髪に適用する、パーマネントウェ
ーブ施術方法である。
【0026】(第7発明の作用・効果)染毛処理又は脱
色処理された毛髪は、もともと一般毛(健康毛)に比較
して損傷のあるダメージ毛もしくは過剰なダメージ毛で
あるが、このような毛髪に対しても、第6発明に係るパ
ーマネントウェーブ用剤を適用して、ウェーブの良好な
弾力とごわつき感低減とを両立させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、第1発明〜第7発明の実施
の形態について説明する。以下において単に「本発明」
と言うときは、第1発明〜第7発明を一括して指してい
る。
【0028】〔パーマネントウェーブ用剤〕本発明に係
るパーマネントウェーブ用剤は、少なくともアルカリ剤
と還元剤とを含有する第1剤組成物と、少なくとも酸化
剤を含有する第2剤組成物とからなる、いわゆる二浴式
パーマネントウェーブ用剤である。
【0029】そして第1剤組成物と第2剤組成物との少
なくとも一方が、後述するアクリル酸アルキル共重合体
を含有し、更に好ましくは、該アクリル酸アルキル共重
合体を含有する第1剤組成物又は第2剤組成物におい
て、後述する特定の高分子化合物,アミノ変性シリコー
ン,ニコチン酸及びニコチン酸誘導体の内の1又は2以
上の配合成分を含有する。
【0030】第1剤組成物が含有する還元剤の種類は限
定されないが、例えば、チオグリコール酸やその塩類、
システインやその塩類、その他システアミン,チオ乳
酸,チオグリコール酸グリセリル等のメルカプト化合物
や亜硫酸塩類等の公知の各種還元剤の1種又は2種以上
が用いられる。第1剤組成物のpHやアルカリ度は限定
されない。
【0031】上記したチオグリコール酸やその塩類の種
類は限定されないが、例えば、チオグリコール酸アンモ
ニウム(ATG)やチオグリコール酸モノエタノールア
ミン(MEATG)等を単独で又は組合わせて使用する
ことができる。上記したシステインやその塩類の種類は
限定されないが、例えば、システイン,システインの塩
酸塩,N−アセチル−L−システイン等を好ましく例示
することができる。第1剤組成物が含有するアルカリ剤
の種類も限定されないが、例えば、アンモニア,アルカ
ノールアミン類,有機アミン類,塩基性アミノ酸,無機
アルカリ及びそれらの塩等の1種又は2種以上を使用す
ることができる。
【0032】第2剤組成物が含有する酸化剤の種類も限
定されないが、例えば、臭素酸カリウム,臭素酸ナトリ
ウム,過ホウ素酸ナトリウム,過酸化水素水等の公知の
各種酸化剤の1種又は2種以上が用いられる。
【0033】第1剤組成物と第2剤組成物とは、通常は
別の容器に封入され、かつセット物として販売及び流通
に供される。但し、この両者が別個に販売及び流通に供
される場合でも、結果的に二浴式パーマネントウェーブ
用剤としてセット使用される限りにおいて、本発明のパ
ーマネントウェーブ用剤を構成する。
【0034】〔アクリル酸アルキル共重合体〕本発明に
おいては、高分子化合物として、アクリル酸アルキル共
重合体を第1剤組成物及び/又は第2剤組成物に配合す
る。配合量は限定されないが、第1剤組成物又は第2剤
組成物に対して、アクリル酸アルキル共重合体が0.0
5〜5.0重量%程度となるように配合することが好ま
しい。
【0035】アクリル酸アルキル共重合体とは、アクリ
ル酸アルキル(アルキル部分の炭素数が1〜4又は8で
ある)、メタクリル酸アルキル(アルキル部分の炭素数
が1〜4又は8である)、アクリル酸又はメタクリル酸
の中の2種以上のモノマーからなる共重合体を言う。こ
のアクリル酸アルキル共重合体は、エマルジョンの状態
で、又は精製水,エタノールあるいはこれらの混液によ
る溶液状で、又は変性アルコールを含む液による溶液状
で含有される。
【0036】このようなアクリル酸アルキル共重合体含
有物としては、ローム・アンド・ハース社の「アキュリ
ン33」、大東化成社の「ダイトゾール5000S」又
は「ダイトゾール5000AD」、日本純薬社の「ジュ
リマー」、ピーエーエスエフ社の「ルビマーLowVO
C」又は「ルビマー36D」、ライオン社の「レオアー
ルMS−100」又は「レオアールMS−200」等が
挙げられるが、特に好ましいのが前記「アキュリン3
3」である。
【0037】上記アキュリン33とは、主としてアクリ
ル酸アルキル(アルキル部分の炭素数が1〜4又は
8)、メタクリル酸アルキル(アルキル部分の炭素数が
1〜4又は8)、アクリル酸又はメタクリル酸の中の2
種以上のモノマーを含有し、pH3.5の28%水溶性
エマルジョンである。
【0038】塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アク
リル酸共重合体や、アクリルアミド・アクリル酸・塩化
ジメチルジアリルアンモニウム共重合体としては、カル
ゴン社の「マーコート280」,「マーコート29
5」,「マーコートプラス3330」,「マーコートプ
ラス3331」等が一般的に良く用いられる。その配合
量は限定されないが、有効成分量として0.05〜5.
0重量%とすることが好ましい。その配合量が0.05
重量%未満であると、十分な感触及びウェーブの弾力付
与と言う効果が得られない恐れがある。その配合量が
5.0重量%を超えると、毛髪に過剰に吸着して、仕上
がりのごわつき感が感じられると言う問題を生じる恐れ
がある。
【0039】〔ニコチン酸,ニコチン酸誘導体〕ニコチ
ン酸及び/又はニコチン酸誘導体は、前記したように毛
髪損傷の低減効果等を期待できる。その配合量は限定さ
れないが、例えば0.05〜10.0重量%程度とする
ことが好ましい。
【0040】ニコチン酸誘導体としては、ニコチン酸ア
ミド,ニコチン酸ベンジル等が挙げられ、いずれにおい
ても、その配合量は0.05〜10.0重量%程度とす
ることが好ましい。
【0041】〔アミノ変性シリコーン〕アミノ変性シリ
コーンは、前記したように、毛髪の感触、例えばプレー
ンリンス時の毛髪の感触を更に向上させる効果を期待で
きる。アミノ変性シリコーンの種類は限定されないが、
油性感を抑え、毛髪にツヤを付与すると言う理由から、
アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチ
ルシロキサン共重合体が特に好ましい。
【0042】このアミノエチルアミノプロピルメチルシ
ロキサン・ジメチルシロキサン共重合体は、ジメチルシ
ロキサンとγ−(β−アミノエチル)アミノプロピルメ
チルシロキサンとの共重合体であり、ジメチルシロキサ
ンの付加モル数は50〜300、γ−(β−アミノエチ
ル)アミノプロピルメチルシロキサンの付加モル数は1
〜10である。
【0043】〔その他の配合成分〕本発明に係るパーマ
ネントウェーブ用剤の第1剤組成物及び/又は第2剤組
成物には、上記以外にも、例えば加水分解タンパク質,
高級アルコール,各種の界面活性剤等を任意に配合する
ことができる。
【0044】上記の加水分解タンパク質としては、タン
パク質の加水分解物や、そのカチオン変性物を使用でき
る。例えば、コラーゲン,ケラチン,エラスチン,フィ
ブロイン,コンキオリン,大豆蛋白,カゼイン,ゼラチ
ン等の蛋白質を酸,アルカリ,酵素等により加水分解し
た加水分解物、及びこれらを4級化したカチオン変性蛋
白質等のポリペプタイド等が挙げられる。
【0045】上記の高級アルコールとしては、例えば、
ラウリルアルコール,ミリスチルアルコール,セチルア
ルコール,ステアリルアルコール,セトステアリルアル
コール,ベヘニルアルコール,イソステアリルアルコー
ル,オレイルアルコール,2−ヘキシルデカノール,2
−オクチルドデカノール等が挙げられる。
【0046】上記の界面活性剤としては、例えば、第4
級アンモニウム塩等のカチオン性界面活性剤、硫酸エス
テル塩,リン酸エステル塩,スルホン酸塩,カルボン酸
塩等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレン(P
OE)アルキルエーテル,POEアルキルアリルエーテ
ル,POE脂肪酸エステル,POEソルビタン脂肪酸エ
ステル,POEソルビトール脂肪酸エステル,ヒマシ油
又は硬化ヒマシ油誘導体,高級脂肪酸グリセリンエステ
ル,ソルビタン脂肪酸エステル,ラノリン誘導体等の非
イオン界面活性剤、グリシン型両性界面活性剤,アミノ
プロピオン酸型両性界面活性剤,アミノ酢酸型両性界面
活性剤,スルホベタイン型両性界面活性剤等の両性界面
活性剤が挙げられる。
【0047】本発明に係るパーマネントウェーブ用剤の
第1剤組成物及び/又は第2剤組成物には、その他、必
要に応じて、油脂類(動植物性油脂,エステル類,シリ
コーン油)、多価アルコールやベンジルアルコール等の
溶剤、湿潤剤、着色剤、キレート剤、抗炎症剤、香料等
を本発明の効果を妨げない程度に任意に配合することが
できる。剤型としても液状,クリーム状,ジェル状,泡
状等が可能である。
【0048】〔パーマネントウェーブ用剤の利用方法〕
上記パーマネントウェーブ用剤の利用方法は限定され
ず、任意である。例えば、毛髪にウェーブを与えて保つ
ウェーブ剤や、縮毛,くせ毛あるいはウェーブ毛を直ぐ
に伸ばす縮毛矯正剤としても利用可能である。但し、ウ
ェーブの良好な弾力とごわつき感低減とを両立させる目
的で、上記パーマネントウェーブ用剤を毛髪に適用する
と言うパーマネントウェーブ施術方法が特に好ましい。
【0049】又、染毛処理又は脱色処理された毛髪に上
記パーマネントウェーブ用剤を適用すると言うパーマネ
ントウェーブ施術方法も特に好ましいが、通常の一般毛
(健康毛)に適用することも勿論可能であり、その用途
もしくは利用方法は限定されない。
【0050】
【実施例】末尾の表1における実施例1〜実施例5
(「実1」等と表記)、比較例1〜比較例3(「比1」
等と表記)に示す組成のパーマネントウェーブ用剤第1
剤及び第2剤をそれぞれ準備した。表中の数値は重量部
数を示す。
【0051】(ウェーブの弾力性評価)ブリーチ処理
(28%アンモニア水;2.5%、35%過酸化水素;
3%)を3回行った毛髪を用いて、毛髪量0.4g,長
さ20cmの毛髪束を複数構成し、それぞれ直径1.5
cmのプラスチックロッドに均一に巻き付けた。
【0052】そしてこれらの毛髪束に対して、上記実施
例1〜実施例5、比較例1〜比較例3に係る第1剤をそ
れぞれ1mL均一に塗布した後、これらをプラスチック
ロッドごとビニル製の袋に収容して閉栓し、37°Cの
恒温槽に入れて15分間静置した。その後、各毛髪束を
上記の袋から取り出して1分間水洗し、次いで上記実施
例1〜実施例5、比較例1〜比較例3に係る第2剤をそ
れぞれ0.5mL均一に塗布して、室温で5分間放置し
た。
【0053】以上の第2剤塗布操作を更に1回繰り返
し、その後水洗して毛髪束をプラスチックロッドからて
いねいに取り外し、コイル状のウェーブを得た。各例に
係る毛髪束を、その一端を把持して自重にて吊るし、コ
イルの一山分の上端から下端までのウェーブ長を測定し
た。
【0054】上記のように測定したウェーブ長の値が小
さいほど弾力性が高いウェーブと評価し、比較例1を対
照として、各例に係る毛髪束のウェーブの弾力性を次の
4段階で評価した。「◎:弾力があり、しかもウェーブ
が均一である。 ○:弾力がある。△:比較例1と同程
度である。 ×:比較例1よりやや劣る。」 これらの
評価結果を表1の「評価」欄中の1)に示した。
【0055】又、パーマネントウェーブ用剤継続使用時
の評価として、前記パーマネントウェーブ処理の全工程
を3回繰り返した場合についてもウェーブの弾力性評価
を行い、その評価結果を同上の要領で表1の「評価」欄
中の4)に示した。
【0056】(毛髪の感触評価)ブリーチ処理(28%
アンモニア水;2.5%、35%過酸化水素;3%)を
3回行った毛髪を用いて、毛髪量1.0g,長さ15c
mの毛髪束を複数構成し、それぞれプラスチックロッド
に均一に巻き付けた。
【0057】そしてこれらの毛髪束に対して、上記実施
例1〜実施例5、比較例1〜比較例3に係る第1剤をそ
れぞれ1mL均一に塗布した後、これらをプラスチック
ロッドごとビニル製の袋に収容して閉栓し、37°Cの
恒温槽に入れて15分間静置した。その後、各毛髪束を
上記の袋から取り出して1分間水洗し、次いで上記実施
例1〜実施例5、比較例1〜比較例3に係る第2剤をそ
れぞれ0.5mL均一に塗布して、25°Cで10分間
放置した。
【0058】その後、水洗を行い、この水洗時の毛髪の
感触をプレーンリンス時の感触として評価した。更に、
得られたウェーブ毛を自然乾燥させた後に、ドライ時の
感触を評価した。これらのいずれの感触評価も専門パネ
リスト5名による手触りにて評価し、比較例1を対照と
して、次の4段階で評価した。「◎:極めてなめらか
で、しっとりとした感触である。 ○:なめらかな感触
である。 △:比較例1と同程度の感触である。 ×:
比較例1よりもゴワツキやパサツキを感じ、悪い感触で
ある。」。
【0059】上記プレーンリンス時の感触の評価結果を
表1の「評価」欄中の2)に示し、ドライ時の感触の評
価結果を表1の「評価」欄中の3)に示した。又、パー
マネントウェーブ用剤継続使用時の評価として、前記パ
ーマネントウェーブ処理の全工程を3回繰り返した場合
についてもプレーンリンス時の感触とドライ時の感触と
を評価し、それぞれ表1の「評価」欄中の5)と6)に
示した。
【0060】(総合評価)上記のウェーブの弾力性評価
と毛髪の感触評価とから、比較例1を対照として、各例
に係るパーマネントウェーブ用剤の品質を総合評価し
た。評価記号は、◎が「非常に高品質である」、○が
「高品質である」、△が「比較例1と同等の品質であ
る」を意味する。
【0061】(染毛処理毛髪に対する適用)過去にヘア
カラーを2回施術したモデルに対して、下記に示す組成
のパーマネントウェーブ用剤第1剤及び第2剤を用いて
施術した。その結果、ウェーブの弾力及び仕上がりの感
触(ゴワツキ)に関して問題がなかった。
【0062】第1剤 50%ATG 12.0(重量部) DLシステイン 1.0 28%アンモニア 1.5 モノエタノールアミン 2.5 流動パラフィン 0.5 POEオレイルエーテル 0.7 ラウリル硫酸ナトリウム 0.3 アキュリン33 1.2 アミノ変性シリコーン 0.5 マーコート295 0.4 精製水 適量。
【0063】第2剤 35%過酸化水素 6.0(重量部) POEソルビタン脂肪酸エステル 1.0 リン酸 0.04 ニコチン酸アミド 1.0 グリシン 0.5 精製水 適量。
【0064】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA112 AB032 AB102 AB312 AC182 AC242 AC302 AC532 AC582 AC692 AC712 AC772 AC851 AC852 AD091 AD092 AD161 AD162 AD242 CC34 EE06 EE07 EE25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二浴式パーマネントウェーブ用剤の第1
    剤組成物であって、少なくともアルカリ剤と還元剤とを
    含有し、かつアクリル酸アルキル共重合体を含有するこ
    とを特徴とする第1剤組成物。
  2. 【請求項2】 前記第1剤組成物におけるアクリル酸ア
    ルキル共重合体の含有量が0.05〜5.0重量%であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の第1剤組成物。
  3. 【請求項3】 前記第1剤組成物が、更に塩化ジメチル
    ジアリルアンモニウム・アクリル酸共重合体及びアクリ
    ルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニ
    ウム共重合体の内の少なくとも一方を含有することを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の第1剤組成物。
  4. 【請求項4】 前記第1剤組成物が、更にアミノ変性シ
    リコーン,ニコチン酸及びニコチン酸誘導体の内の1又
    は2以上を含有することを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれかに記載の第1剤組成物。
  5. 【請求項5】 前記アミノ変性シリコーンがアミノエチ
    ルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサ
    ン共重合体であることを特徴とする請求項4に記載の第
    1剤組成物。
  6. 【請求項6】 少なくともアルカリ剤と還元剤とを含有
    する第1剤組成物と、少なくとも酸化剤を含有する第2
    剤組成物とからなるパーマネントウェーブ用剤であっ
    て、以下の(1)及び/又は(2)の構成を満たすこと
    を特徴とするパーマネントウェーブ用剤。 (1)前記第1剤組成物が、請求項1〜請求項5のいず
    れかに記載の第1剤組成物である。 (2)前記第2剤組成物が、アクリル酸アルキル共重合
    体エマルジョンを含有し、必要に応じて更に請求項3〜
    請求項5に記載のいずれか1以上の配合成分を含有す
    る。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のパーマネントウェーブ
    用剤を、染毛処理又は脱色処理された毛髪に適用するこ
    とを特徴とするパーマネントウェーブ施術方法。
JP2001231391A 2001-07-31 2001-07-31 第1剤組成物、パーマネントウェーブ用剤及びパーマネントウェーブ施術方法 Expired - Fee Related JP4772999B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231391A JP4772999B2 (ja) 2001-07-31 2001-07-31 第1剤組成物、パーマネントウェーブ用剤及びパーマネントウェーブ施術方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231391A JP4772999B2 (ja) 2001-07-31 2001-07-31 第1剤組成物、パーマネントウェーブ用剤及びパーマネントウェーブ施術方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003040743A true JP2003040743A (ja) 2003-02-13
JP4772999B2 JP4772999B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=19063450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001231391A Expired - Fee Related JP4772999B2 (ja) 2001-07-31 2001-07-31 第1剤組成物、パーマネントウェーブ用剤及びパーマネントウェーブ施術方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4772999B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013095696A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Nakano Seiyaku Kk パーマネントウェーブ用第1剤および第2剤並びに毛髪処理方法
JP2013170138A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Milbon Co Ltd 前処理剤、パーマ用毛髪処理剤、及び毛髪処理方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4824258B1 (ja) * 1968-06-10 1973-07-19
JPH04506654A (ja) * 1989-04-20 1992-11-19 スチュクラー,エルヴィン 爪及び肌並びに毛髪保護用試薬
JPH0782122A (ja) * 1993-08-26 1995-03-28 Bristol Myers Squibb Co 酸化性毛染組成物
JPH11130637A (ja) * 1997-10-30 1999-05-18 Hoyu Co Ltd パーマネントウェーブ用剤組成物
JPH11130638A (ja) * 1997-10-30 1999-05-18 Hoyu Co Ltd パーマネントウェーブ用剤組成物
JP2000053543A (ja) * 1998-08-12 2000-02-22 Mirubon:Kk パーマネントウエーブ用組成物
JP2000264821A (ja) * 1999-03-16 2000-09-26 Shiseido Co Ltd パーマネント・ウェーブ又は縮毛矯正用組成物
JP2001019625A (ja) * 1999-07-07 2001-01-23 Hoyu Co Ltd パーマネントウェーブ用第2剤組成物及びその施術方法
JP2001163733A (ja) * 1999-12-06 2001-06-19 Lion Corp 毛髪化粧料

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4824258B1 (ja) * 1968-06-10 1973-07-19
JPH04506654A (ja) * 1989-04-20 1992-11-19 スチュクラー,エルヴィン 爪及び肌並びに毛髪保護用試薬
JPH0782122A (ja) * 1993-08-26 1995-03-28 Bristol Myers Squibb Co 酸化性毛染組成物
JPH11130637A (ja) * 1997-10-30 1999-05-18 Hoyu Co Ltd パーマネントウェーブ用剤組成物
JPH11130638A (ja) * 1997-10-30 1999-05-18 Hoyu Co Ltd パーマネントウェーブ用剤組成物
JP2000053543A (ja) * 1998-08-12 2000-02-22 Mirubon:Kk パーマネントウエーブ用組成物
JP2000264821A (ja) * 1999-03-16 2000-09-26 Shiseido Co Ltd パーマネント・ウェーブ又は縮毛矯正用組成物
JP2001019625A (ja) * 1999-07-07 2001-01-23 Hoyu Co Ltd パーマネントウェーブ用第2剤組成物及びその施術方法
JP2001163733A (ja) * 1999-12-06 2001-06-19 Lion Corp 毛髪化粧料

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013095696A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Nakano Seiyaku Kk パーマネントウェーブ用第1剤および第2剤並びに毛髪処理方法
JP2013170138A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Milbon Co Ltd 前処理剤、パーマ用毛髪処理剤、及び毛髪処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4772999B2 (ja) 2011-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2123250A1 (en) Hair-shape controlling composition
KR100411960B1 (ko) 모발의 황 결합을 환원시키기위한 화합물을 갖는 분말형태의 1종 이상의 조성물을 함유하는 다성분 환원제 및케라틴 섬유의 영구 세팅 방법
JP5060820B2 (ja) 毛髪変形剤
JPH0753337A (ja) 毛髪処理剤およびその使用方法
JP2004018509A (ja) 毛髪処理用組成物
JP4012220B2 (ja) 化粧料
JP2010077092A (ja) 毛髪変形用第2剤、毛髪変形剤および毛髪変形処理方法
JP4963554B2 (ja) パーマ用第1剤組成物
JP3648180B2 (ja) パーマネントウェーブ用第2剤組成物及び二浴式パーマネントウェーブ用剤
JP4197199B2 (ja) 還元工程のpH値を最初は高く、後に低くした毛髪のパーマネント加工法
JP2003040743A (ja) 第1剤組成物、パーマネントウェーブ用剤及びパーマネントウェーブ施術方法
JPH08143433A (ja) 毛髪のパーマネント加工剤
JP4612249B2 (ja) パーマネントウェーブ用剤組成物及びパーマネントウェーブ用剤
JPH0818959B2 (ja) パーマネント・ウェーブ剤及びパーマネント・ウェーブ調整方法
JP7361368B2 (ja) 毛髪洗浄剤、毛髪化粧料セット、シャンプー・トリートメント処理方法、および酸・熱トリートメント処理方法
JP2002363041A (ja) 第1剤組成物、パーマネントウェーブ用剤及びその利用方法
JP5295519B2 (ja) ストレート形成化粧料
JP4510279B2 (ja) 毛髪処理剤組成物及びその使用方法
JPH10175824A (ja) 毛髪修復剤組成物およびそれを用いた毛髪化粧料並びに毛髪強化剤
JP3958896B2 (ja) パーマネントウェーブ用第2剤組成物及びその施術方法
JP2003300836A (ja) 毛髪前処理剤及び毛髪前処理方法
JP2002338442A (ja) 毛髪硬化処理剤
JP5295520B2 (ja) カール形成化粧料
JP2727246B2 (ja) 角質繊維処理剤組成物
JP4612250B2 (ja) パーマネントウェーブ用第2剤組成物及びパーマネントウェーブ用剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100727

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110502

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110621

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110623

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees