JP2003040470A - 給紙搬送装置 - Google Patents

給紙搬送装置

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JP2003040470A JP2001227585A JP2001227585A JP2003040470A JP 2003040470 A JP2003040470 A JP 2003040470A JP 2001227585 A JP2001227585 A JP 2001227585A JP 2001227585 A JP2001227585 A JP 2001227585A JP 2003040470 A JP2003040470 A JP 2003040470A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャム発生時の対処を容易にし、用紙検知セ
ンサ等が障害となり、ジャムした用紙が損なわれるのを
防止し、用紙検知センサ等が用紙取り出し時の抵抗で破
損するおそれを防げる給紙搬送装置を提供する。 【解決手段】 装置の筐体内下部に複数の給紙カセット
を引き出し可能に収納し、複数の給紙カセットから搬送
路に用紙を選択的に供給する給紙搬送装置であって、筐
体の側壁に、複数の給紙カセットにそれぞれ隙間をおい
て対向する開閉式装置外装80を揺動可能に支持させ、
各開閉式装置外装80を揺動させることにより、ジャム
した用紙を取り出し可能とする。給紙搬送装置から給紙
カセットを取り外し、装置内部のジャムした用紙を除去
して処理する従来例に比べ、作業の円滑化、簡素化、迅
速化、利便性等を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の給
紙搬送装置に関し、より詳しくは、給紙搬送装置内でジ
ャムした用紙の取り出しを容易にする給紙搬送装置の用
紙破れ防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置内でジャムした用紙
を取り除く場合には、給紙搬送装置の用紙搬送部を開放
するリンクロック方式が多用されている。特開平5‐1
93784号公報には、ユーザの用紙取り除きの利便性
を追求するため、ジャムした用紙が装置のどの位置に滞
留しているかを表示する手法として、用紙検知センサの
ON‐OFF状態に基づいてジャムした用紙の検出・表
示を行う手法が開示されている。
【0003】また、特開平5‐319617号公報に
は、ジャムした用紙の取り除きを簡便にするため、用紙
搬送ローラの端部にノブを形成し、このノブをユーザが
回転させることにより、詰まった用紙を損傷させること
なく取り出せる手法が開示されている。さらに、特開平
10‐228144号公報には、部位に差があるもの
の、搬送路に滞留している用紙を電源投入時に検出した
場合、用紙搬送の回転方向を逆転させ、滞留した用紙を
元の用紙セット台に戻す手法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、装置
のコンパクト化と多機能化により、複数の給紙カセット
を組み合わせて一台の画像形成装置で印字する手法が開
発されているが、上記各先行特許では問題がある。すな
わち、複数の給紙カセットを組み合わせ、一つの搬送路
を使用して用紙を搬送するシステムの場合には、用紙ジ
ャムの表示がされても、複数箇所で表示ランプが点灯す
るため、ユーザにジャム個所を的確に知らせることがで
きないという問題がある。また、組み合わされる複数の
給紙カセットには、用紙の搬送を検知する用紙検知セン
サがそれぞれ設置されるが、ユーザがジャムした用紙を
取り除く位置により、用紙検知センサのアームが障害と
なり、ジャムした用紙が損なわれるおそれがある。さら
に、用紙の損傷だけではなく、用紙検知センサのアーム
が用紙取り出し時の抵抗で折れるおそれもある。
【0005】本発明は、上記に鑑みなされたもので、ジ
ャム発生時の対処を容易にし、用紙検知センサ等が障害
となり、ジャムした用紙が損なわれるのを抑制防止し、
用紙検知センサ等が用紙取り出し時の抵抗で破損するお
それを防ぐことができる給紙搬送装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、上記課題を達成するため、筐体内に少なくとも
一つの給紙カセットを収納し、この給紙カセットから搬
送路に用紙を選択的に供給するものであって、上記筐体
に、上記給紙カセットに対向する開閉扉を回転可能に設
け、この開閉扉を回転させることにより、ジャムした用
紙を取り出し可能としたことを特徴としている。なお、
上記開閉扉に回転可能な待避搬送路を対向支持させ、該
開閉扉の回転に連動させて待避搬送路を開放、あるいは
待避搬送路に上記搬送路の一部を形成させることが好ま
しい。
【0007】また、上記待避搬送路に連動するUターン
ガイドを回転可能に備え、このUターンガイドの搬送領
域以外の端部に、上記待避搬送路に接触する突起を形成
することが好ましい。また、上記Uターンガイドに弾性
のバネ部材を接続し、このバネ部材により回転したUタ
ーンガイドを復帰させることが好ましい。さらに、用紙
搬送の有無を検知するアクチュエータを備え、このアク
チュエータのアーム用の保持部を上記Uターンガイドの
上部に形成すると良い。
【0008】ここで特許請求の範囲における開閉扉は給
紙カセットに対向するが、この対向とは、給紙カセット
やその供給部に直接間接に向き合うことをいう。給紙カ
セットは主に2個以上であれば良い。また、回転には、
回動、開閉、揺動が含まれる。バネ部材としては、コイ
ルスプリングや板バネ等の各種のバネを単数複数使用す
ることができる。また、アクチュエータのアーム用の保
持部は、傾斜面でも良いし、保持溝等でも良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態を説明すると、本実施形態における画像
形成装置の給紙搬送装置は、図1ないし図6(a)、(b)
に示すように、プリンタ1、このプリンタ1の上部に搭
載される開閉可能なスキャナ装置30、このスキャナ装
置30の上部に一体的に設置される自動用紙搬送装置3
1、シート後処理装置50、プリンタ1を搭載する周辺
機器である多段給紙ユニット60、及び中継搬送ユニッ
ト7を備え、機能が拡張されている。
【0010】以下、画像形成装置の概略について先ず説
明すると、プリンタ1は、スキャナ装置30で読み込ま
れた画像の記録出力の他、パーソナルコンピュータ等の
画像処理装置が接続されると、この外部の画像処理装置
からの画像データを記録出力するよう機能する。このプ
リンタ1は、図1や図2に示すように、その装置の略中
央右側部に、ドラム形の感光体ドラム2を中心とする電
子写真プロセス部3が設置され、この電子写真プロセス
部3の下方には用紙供給部4が設けられている。
【0011】感光体ドラム2の周囲には図2に示すよう
に、感光体ドラム2の表面を均一に帯電させる帯電ロー
ラ5と、均一に帯電された感光体ドラム2上に光像を走
査して静電潜像を書き込む光走査装置6と、この光走査
装置6により書き込まれた静電潜像を現像剤により顕著
化する現像ユニット7と、感光体ドラム2上に記録再現
された画像を用紙P上に転写する転写ユニット8と、感
光体ドラム2上に残留した現像剤を除去して感光体ドラ
ム2上に新たな画像を記録可能とするクリーニングユニ
ット9と、感光体ドラム2表面の電荷を除去する図示し
ない除電ランプユニットとが配設されている。
【0012】光走査装置6は、図2に示すように、図示
しない半導体レーザ光源と、この半導体レーザ光源から
のレーザ光を反射するポリゴンミラー10と、このポリ
ゴンミラー10により反射されたレーザ光が感光体ドラ
ム2を等速走査するよう作用するfθレンズ11と、各
種のミラー12・13とから構成されている。半導体レ
ーザ光源は、スキャナ装置30により読み取られて画像
メモリに記録された画像データ、パソコン、ファクシミ
リ端末等の外部装置から転送された画像データに応じて
レーザ光を出射し、感光体ドラム2上に画像データに対
応した静電潜像を形成する。
【0013】光走査装置6の上下の空間には図1に示す
ように、電子写真プロセスを制御するプロセスコントロ
ールユニット(PCU)基板、給紙搬送装置外部からの画
像データを受け入れるインターフェイス基板を収容する
プリンタ制御部14、インターフェイス基板から受け入
れられた画像データに対して所定の画像処理を施し、光
走査装置6により画像として走査記録されるためのイメ
ージコントロールユニット(ICU)基板を備えた画像制
御部15、これらの基板やユニット等に電力を供給する
電源ユニット16等が配設されている。
【0014】用紙供給部4は、図1や図2に示すよう
に、用紙Pを収容する引き出し可能な用紙収容トレイ1
7と、この用紙収容トレイ17の用紙Pを1枚ずつ分離
供給する分離供給手段18とから構成されている。この
用紙供給部4から1枚ずつ分離供給される用紙Pは、感
光体ドラム2と転写ユニット8との間に順次供給され、
感光体ドラム2上に記録再現された画像が転写される。
用紙収容トレイ17に対する用紙Pの補給は、プリンタ
1の正面側に用紙収容トレイ17を引き出すことにより
行われる。また、用紙供給部4の近傍には、多段給紙ユ
ニット60から供給されてくる用紙Pを受領し、感光体
ドラム2と転写ユニット8との間に順次供給するための
用紙受口19が設けられている。
【0015】電子写真プロセス部3の上方には定着装置
20が設けられ、画像の転写された用紙Pが順次受領さ
れ、用紙P上に転写された現像剤が加熱定着されて定着
装置20の外部に用紙Pが排出される。こうして画像の
記録された用紙Pは、プリンタ1の排出ローラ21から
プリンタ1の内部上方の中継ユニット7に受領される。
【0016】スキャナ装置30は、図1に示すように、
原稿等の用紙Pを自動用紙搬送装置31により自動的に
供給して1枚ずつ順次露光走査し、用紙Pの画像を読み
取る自動読み取りモードと、書籍や自動用紙搬送装置3
1で自動供給するのが不可能なシート等をマニュアル走
査でセットして画像を読み取る手動読み取りモードとか
ら構成されている。そして、透明な用紙セット台32に
セットされた用紙Pの画像を相互に所定の速度で用紙セ
ット台32に沿って移動する第一、第二の走査ユニット
33・34で露光走査し、ミラーや結像レンズ等の光学
部品35に導いて光電変換素子36上に結像させること
により、用紙Pの画像を電気信号に変換して出力するよ
う機能する。
【0017】自動用紙搬送装置31は、用紙セットトレ
イ37にセットされた用紙Pを用紙セット台32に向か
って搬送し、走査後の用紙Pを用紙排出トレイ38上に
排出する用紙搬送手段39を備えている。この自動用紙
搬送装置31は、自動供給が不可能なシート状の原稿を
用紙セット台32にセットして走査可能なよう、装置の
奥側を支点に回転し、装置の手前側が開放するよう構成
されている。
【0018】シート後処理装置50は、図1に示すよう
に、プリンタ1や中継ユニット7から排出される画像の
記録された用紙Pを搬送ローラで導入し、用紙Pに対し
て後処理を施すよう機能する。このシート後処理装置5
0の後処理としては、ステープル処理やソート処理等が
あげられるが、本実施形態の場合には3個の排出トレイ
51を備えた構造に構成され、用紙Pを排出する排出ト
レイ51を必要に応じゲート52・53により切り替え
てシートを用途別に区分して排出する。例えば、上段の
排出トレイ51をコピーモード時の用紙Pの排出に使用
し、中段の排出トレイ51をプリンタモード時の用紙P
の排出に使用し、そして下段の排出トレイ51をファク
シミリ印字モード時の用紙Pの排出に使用することがで
きる。
【0019】多段給紙ユニット60は、図1に示すよう
に、給紙カセット61に収容した用紙Pを分離給送手段
で1枚ずつ分離し、用紙受口19に連通する用紙排出口
62に向けて排出する外付けの用紙供給装置である。こ
の多段給紙ユニット60は、その底面四隅に回転可能な
コロ63と回転に伴い上下動する固定脚64とがそれぞ
れ配設され、システムラック65の間に固定して配置で
きるようになっている。多段給紙ユニット60は、給紙
カセット61を含む用紙供給部66を3段積層して備
え、装置の稼動時に所定の用紙Pを収容した用紙供給部
66が選択的に使用される。給紙カセット61に対する
用紙Pの補給は、プリンタ1の正面側に給紙カセット6
1を引き出すことにより行われる。
【0020】中継ユニット7は、プリンタ1上方の排紙
トレイの上部に設置され、画像が記録されてプリンタ1
から排出される用紙Pをプリンタ1の下流側に位置する
シート後処理装置50に搬送する搬送ユニットである。
この中継ユニット7は、その第一の用紙搬送経路70の
途中に、ユニットの上面とシート後処理装置50の上面
とで区画される第二の用紙搬送経路71が分岐形成さ
れ、第一、第二の用紙搬送経路70・71の分岐部に軸
支された揺動可能なゲート72により用紙Pの搬送先が
切り替えられる。
【0021】次に、給紙搬送装置の要部について説明す
ると、本実施形態においては、図1、図3ないし図6
(a)、(b)に示すように、多段給紙ユニット60の筐体
側壁下部に支持されて複数の給紙カセット61の側壁に
それぞれ対向する揺動可能な開閉式装置外装80と、各
開閉式装置外装80の上部内側にリンク片81を介して
揺動可能に軸支され、開閉式装置外装80に隙間を介し
対向して搬送路の一部を形成する回動式用紙搬送路側壁
82と、この回動式用紙搬送路側壁82の内側にリンク
片83を介して揺動可能に軸支される複数のUターンガ
イド84と、各Uターンガイド84の上部と段差付きの
搬送固定ガイド85との間に張架されて開放揺動したU
ターンガイド84を元の位置に復帰させる安価なコイル
スプリング86と、搬送給紙される用紙Pの通過の有無
を検知するセンサであるアクチュエータ87とから構成
されている。
【0022】複数のUターンガイド84は、図4に示す
ように、その搬送領域以外の両端部に、回動式用紙搬送
路側壁82の内面に接触する突起88がそれぞれ突出形
成されている。Uターンガイド84は、上端面が湾曲し
たブロック体に形成され、上端面の一部に保持部である
保持溝89が断面略逆ν字状に形成されており、支持軸
からなる回転支点90を中心に揺動する。さらに、アク
チュエータ87は、装置の揺動支点91を中心に揺動す
るアーム92を備え、このアーム92が一のUターンガ
イド84の保持溝89に軸支されるとともに、回動式用
紙搬送路側壁82の内面上部に接触する。このようなア
クチュエータ87は、Uターンガイド84の揺動に伴い
保持溝89に案内されつつ揺動する。
【0023】上記構成において、給紙カセット61から
排出された直後に用紙Pにジャムが発生した場合、開閉
式装置外装80を手動で開放揺動させてジャムした用紙
Pを取り出し、開閉式装置外装80を閉じれば、ジャム
した用紙Pを除去することができるので、給紙搬送装置
から給紙カセット61を取り外し、装置内部のジャムし
た用紙Pを除去して処理する従来例に比べ、作業の円滑
化、簡素化、迅速化、利便性等を著しく向上させること
ができる。また、用紙Pの一部が破れて装置内に溜まる
こともない。また、図5(a)、(b)、図6(a)、(b)に
示すように、開閉式装置外装80を開閉揺動させれば、
この開閉式装置外装80の開閉に連動して回動式用紙搬
送路側壁82が開放、あるいは回動式用紙搬送路側壁8
2が搬送路の一部を形成するので、開閉式装置外装80
を開放揺動させるだけでジャムした用紙Pを簡単に取り
出すことができる。
【0024】また、開閉式装置外装80を開放揺動させ
る場合には、この開閉式装置外装80の開放に連動して
Uターンガイド84が開放し、逆に開閉式装置外装80
を閉塞する場合、伸びたコイルスプリング86の復帰作
用により開いた開閉式装置外装80が閉塞するので、U
ターンガイド84を手で押し戻したりする必要がない。
また、回動式用紙搬送路側壁82を開放揺動させる場
合、この回動式用紙搬送路側壁82の開放に連動してU
ターンガイド84が開放し、逆に回動式用紙搬送路側壁
82を閉塞する場合、伸びたコイルスプリング86の復
帰作用により開いたUターンガイド84が閉塞するの
で、Uターンガイド84を手で押し戻したりする必要が
ない。この作業に伴い、指先等を負傷するおそれもな
い。
【0025】また、開閉式装置外装80に保持溝89に
アクチュエータ87のアーム92を支承させるので、ア
クチュエータ87の損傷防止を図ることができる。この
点を説明すると、アクチュエータ87のアーム92が図
5(a)の位置から下がると、回動式用紙搬送路側壁82
とアクチュエータ87の間にジャムした用紙Pが介在し
た場合、ジャムした用紙Pを取り出す際にアクチュエー
タ87を損傷させるおそれがある。本実施形態において
は、Uターンガイド84の回転支点90とアーム92の
揺動支点91間の距離がUターンガイド84の揺動に伴
い短くならないよう、開閉式装置外装80に保持溝89
を形成してこれにアクチュエータ87のアーム92を支
承させるので、アクチュエータ87を損傷させるおそれ
がない。
【0026】さらに、複数のUターンガイド84の搬送
領域外の両端部から回動式用紙搬送路側壁82に接触す
る突起88がそれぞれ突出しているので、揺動する回動
式用紙搬送路側壁82側に負荷を逃がすことにより、U
ターンガイド84の損傷防止が期待できる。この点を説
明すると、Uターンガイド84が図6(b)の状態の場
合、突起88を突出形成すれば、Uターンガイド84の
回転支点90、コイルスプリング86、突起88にUタ
ーンガイド84にかかる負荷を分散させることができ
る。したがって、ジャムした用紙Pを取り出す際、例え
Uターンガイド84にユーザが負荷を加えたときでも、
負荷を分散してUターンガイド84の損傷を防ぐことが
できる。勿論、用紙Pの搬送に悪影響を及ぼすこともな
い。さらにまた、コイルスプリング86を使用するの
で、複雑な機構を用いる必要がなく、構成の簡素化が大
いに期待できる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ジャム発
生時の対処を容易にし、用紙検知センサ等が障害とな
り、ジャムした用紙が損なわれるのを抑制防止すること
ができるという効果がある。また、用紙検知センサ等が
用紙取り出し時の抵抗で破損するおそれを防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙搬送装置の実施形態における
画像形成装置を示す断面全体説明図である。
【図2】図1の電子写真プロセス部周囲を示す断面説明
図である。
【図3】本発明に係る給紙搬送装置の実施形態を示す要
部断面説明図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】本発明に係る給紙搬送装置の実施形態を示す説
明図で、(a)図は開閉扉が閉じた状態を示す部分断面
図、(b)図は(a)図の開閉扉が少々開いた状態を示す部
分断面説明図である。
【図6】本発明に係る給紙搬送装置の実施形態を示す説
明図で、(a)図は図5(b)の開閉扉がさらに開いた状態
を示す部分断面説明図、(b)図は(a)図の開閉扉が最大
限開いた状態を示す部分断面説明図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 60 多段給紙ユニット 61 給紙カセット 66 用紙供給部 80 開閉式装置外装 82 回動式用紙搬送路側壁 84 Uターンガイド 85 搬送固定ガイド 86 コイルスプリング(バネ部材) 87 アクチュエータ 88 突起 89 保持溝(保持部) 92 アーム P 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F343 FB01 FC10 GA01 GB01 GC01 GD01 HA01 HA37 HB03 HC04 HC12 KA04 KA13 KA16 KA17 KB06 KB20 LA04 LA16 LC20 LC27 LD04 MA03 MA16 MA23 MB04 MB15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に少なくとも一つの給紙カセット
    を収納し、この給紙カセットから搬送路に用紙を選択的
    に供給する給紙搬送装置であって、 上記筐体に、上記給紙カセットに対向する開閉扉を回転
    可能に設け、この開閉扉を回転させることにより、ジャ
    ムした用紙を取り出し可能としたことを特徴とする給紙
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記開閉扉に回転可能な待避搬送路を対
    向支持させ、該開閉扉の回転に連動させて待避搬送路を
    開放、あるいは待避搬送路に上記搬送路の一部を形成さ
    せる請求項1記載の給紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記待避搬送路に連動するUターンガイ
    ドを回転可能に備え、このUターンガイドの搬送領域以
    外の端部に、上記待避搬送路に接触する突起を形成した
    請求項1又は2記載の給紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 上記Uターンガイドに弾性のバネ部材を
    接続し、このバネ部材により回転したUターンガイドを
    復帰させるようにした請求項1、2、又は3記載の給紙
    搬送装置。
  5. 【請求項5】 用紙搬送の有無を検知するアクチュエー
    タを備え、このアクチュエータのアーム用の保持部を上
    記Uターンガイドの上部に形成した請求項1、2、3、
    又は4記載の給紙搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023189915A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート搬送装置およびそれを備えた画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023189915A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート搬送装置およびそれを備えた画像形成装置

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