JP3617636B2 - 給紙搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置の給紙搬送装置に関し、より詳しくは、給紙搬送装置内でジャムした用紙の取り出しを容易にする給紙搬送装置の用紙破れ防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置内でジャムした用紙を取り除く場合には、給紙搬送装置の用紙搬送部を開放するリンクロック方式が多用されている。特開平5‐193784号公報には、ユーザの用紙取り除きの利便性を追求するため、ジャムした用紙が装置のどの位置に滞留しているかを表示する手法として、用紙検知センサのON‐OFF状態に基づいてジャムした用紙の検出・表示を行う手法が開示されている。
【0003】
また、特開平5‐319617号公報には、ジャムした用紙の取り除きを簡便にするため、用紙搬送ローラの端部にノブを形成し、このノブをユーザが回転させることにより、詰まった用紙を損傷させることなく取り出せる手法が開示されている。さらに、特開平10‐228144号公報には、部位に差があるものの、搬送路に滞留している用紙を電源投入時に検出した場合、用紙搬送の回転方向を逆転させ、滞留した用紙を元の用紙セット台に戻す手法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、装置のコンパクト化と多機能化により、複数の給紙カセットを組み合わせて一台の画像形成装置で印字する手法が開発されているが、上記各先行特許では問題がある。すなわち、複数の給紙カセットを組み合わせ、一つの搬送路を使用して用紙を搬送するシステムの場合には、用紙ジャムの表示がされても、複数箇所で表示ランプが点灯するため、ユーザにジャム個所を的確に知らせることができないという問題がある。また、組み合わされる複数の給紙カセットには、用紙の搬送を検知する用紙検知センサがそれぞれ設置されるが、ユーザがジャムした用紙を取り除く位置により、用紙検知センサのアームが障害となり、ジャムした用紙が損なわれるおそれがある。さらに、用紙の損傷だけではなく、用紙検知センサのアームが用紙取り出し時の抵抗で折れるおそれもある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みなされたもので、ジャム発生時の対処を容易にし、用紙検知センサ等が障害となり、ジャムした用紙が損なわれるのを抑制防止し、用紙検知センサ等が用紙取り出し時の抵抗で破損するおそれを防ぐことができる給紙搬送装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記課題を達成するため、筐体内に少なくとも一つの給紙カセットを収納し、この給紙カセットから搬送路に用紙を選択的に供給するものであって、
筐体に支持されて給紙カセットに隙間を介し対向し、筐体の外方向に回転する開閉式装置外装と、この開閉式装置外装に回転可能に接続されて搬送路の一部を形成する回動式用紙搬送路側壁と、この回動式用紙搬送路側壁に回転可能に接続され、回動式用紙搬送路側壁の内面に隙間を介し対向するUターンガイドと、このUターンガイドに接続される弾性のバネ部材とを含み、
開閉式装置外装が筐体の外方向に回転する場合には、開閉式装置外装に回動式用紙搬送路側壁とUターンガイドとを連動させて筐体の外方向に回転させ、筐体の外方向に回転した開閉式装置外装を閉じて元の位置に復帰させる場合には、バネ部材により開閉式装置外装、回動式用紙搬送路側壁、及びUターンガイドを筐体の内方向に回転させるようにしたことを特徴としている。
なお、用紙搬送の有無を検知するアクチュエータを備え、このアクチュエータから回動式用紙搬送路側壁の内面に接触するアームを伸ばすとともに、Uターンガイドの上部に、アクチュエータのアームを支持する保持部を形成し、Uターンガイドの回転に基づき、アクチュエータのアームを保持部を介して揺動させることが好ましい。
【0007】
また、開閉式装置外装に回動式用紙搬送路側壁をリンク片により接続するとともに、回動式用紙搬送路側壁にUターンガイドをリンク片により接続することが好ましい。
さらに、Uターンガイドの搬送領域以外に、回動式用紙搬送路側壁の内面に接触する突起を形成し、Uターンガイドが筐体の外方向に回転する場合にUターンガイドの回転支点、バネ部材、及び突起に、Uターンガイドに作用する負荷を分散させると良い。
【0008】
ここで特許請求の範囲における開閉式装置外装は給紙カセットに対向するが、この対向とは、給紙カセットやその供給部に直接間接に向き合うことをいう。給紙カセットは主に2個以上であれば良い。また、回転には、回動、開閉、揺動が含まれる。バネ部材としては、コイルスプリングや板バネ等の各種のバネを単数複数使用することができる。また、アクチュエータのアーム用の保持部は、傾斜面でも良いし、保持溝等でも良い。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明すると、本実施形態における画像形成装置の給紙搬送装置は、図1ないし図6(a)、(b)に示すように、プリンタ1、このプリンタ1の上部に搭載される開閉可能なスキャナ装置30、このスキャナ装置30の上部に一体的に設置される自動用紙搬送装置31、シート後処理装置50、プリンタ1を搭載する周辺機器である多段給紙ユニット60、及び中継搬送ユニット7を備え、機能が拡張されている。
【0010】
以下、画像形成装置の概略について先ず説明すると、プリンタ1は、スキャナ装置30で読み込まれた画像の記録出力の他、パーソナルコンピュータ等の画像処理装置が接続されると、この外部の画像処理装置からの画像データを記録出力するよう機能する。このプリンタ1は、図1や図2に示すように、その装置の略中央右側部に、ドラム形の感光体ドラム2を中心とする電子写真プロセス部3が設置され、この電子写真プロセス部3の下方には用紙供給部4が設けられている。
【0011】
感光体ドラム2の周囲には図2に示すように、感光体ドラム2の表面を均一に帯電させる帯電ローラ5と、均一に帯電された感光体ドラム2上に光像を走査して静電潜像を書き込む光走査装置6と、この光走査装置6により書き込まれた静電潜像を現像剤により顕著化する現像ユニット7と、感光体ドラム2上に記録再現された画像を用紙P上に転写する転写ユニット8と、感光体ドラム2上に残留した現像剤を除去して感光体ドラム2上に新たな画像を記録可能とするクリーニングユニット9と、感光体ドラム2表面の電荷を除去する図示しない除電ランプユニットとが配設されている。
【0012】
光走査装置6は、図2に示すように、図示しない半導体レーザ光源と、この半導体レーザ光源からのレーザ光を反射するポリゴンミラー10と、このポリゴンミラー10により反射されたレーザ光が感光体ドラム2を等速走査するよう作用するfθレンズ11と、各種のミラー12・13とから構成されている。半導体レーザ光源は、スキャナ装置30により読み取られて画像メモリに記録された画像データ、パソコン、ファクシミリ端末等の外部装置から転送された画像データに応じてレーザ光を出射し、感光体ドラム2上に画像データに対応した静電潜像を形成する。
【0013】
光走査装置6の上下の空間には図1に示すように、電子写真プロセスを制御するプロセスコントロールユニット(PCU)基板、給紙搬送装置外部からの画像データを受け入れるインターフェイス基板を収容するプリンタ制御部14、インターフェイス基板から受け入れられた画像データに対して所定の画像処理を施し、光走査装置6により画像として走査記録されるためのイメージコントロールユニット(ICU)基板を備えた画像制御部15、これらの基板やユニット等に電力を供給する電源ユニット16等が配設されている。
【0014】
用紙供給部4は、図1や図2に示すように、用紙Pを収容する引き出し可能な用紙収容トレイ17と、この用紙収容トレイ17の用紙Pを1枚ずつ分離供給する分離供給手段18とから構成されている。この用紙供給部4から1枚ずつ分離供給される用紙Pは、感光体ドラム2と転写ユニット8との間に順次供給され、感光体ドラム2上に記録再現された画像が転写される。用紙収容トレイ17に対する用紙Pの補給は、プリンタ1の正面側に用紙収容トレイ17を引き出すことにより行われる。また、用紙供給部4の近傍には、多段給紙ユニット60から供給されてくる用紙Pを受領し、感光体ドラム2と転写ユニット8との間に順次供給するための用紙受口19が設けられている。
【0015】
電子写真プロセス部3の上方には定着装置20が設けられ、画像の転写された用紙Pが順次受領され、用紙P上に転写された現像剤が加熱定着されて定着装置20の外部に用紙Pが排出される。こうして画像の記録された用紙Pは、プリンタ1の排出ローラ21からプリンタ1の内部上方の中継ユニット7に受領される。
【0016】
スキャナ装置30は、図1に示すように、原稿等の用紙Pを自動用紙搬送装置31により自動的に供給して1枚ずつ順次露光走査し、用紙Pの画像を読み取る自動読み取りモードと、書籍や自動用紙搬送装置31で自動供給するのが不可能なシート等をマニュアル走査でセットして画像を読み取る手動読み取りモードとから構成されている。そして、透明な用紙セット台32にセットされた用紙Pの画像を相互に所定の速度で用紙セット台32に沿って移動する第一、第二の走査ユニット33・34で露光走査し、ミラーや結像レンズ等の光学部品35に導いて光電変換素子36上に結像させることにより、用紙Pの画像を電気信号に変換して出力するよう機能する。
【0017】
自動用紙搬送装置31は、用紙セットトレイ37にセットされた用紙Pを用紙セット台32に向かって搬送し、走査後の用紙Pを用紙排出トレイ38上に排出する用紙搬送手段39を備えている。この自動用紙搬送装置31は、自動供給が不可能なシート状の原稿を用紙セット台32にセットして走査可能なよう、装置の奥側を支点に回転し、装置の手前側が開放するよう構成されている。
【0018】
シート後処理装置50は、図1に示すように、プリンタ1や中継ユニット7から排出される画像の記録された用紙Pを搬送ローラで導入し、用紙Pに対して後処理を施すよう機能する。このシート後処理装置50の後処理としては、ステープル処理やソート処理等があげられるが、本実施形態の場合には3個の排出トレイ51を備えた構造に構成され、用紙Pを排出する排出トレイ51を必要に応じゲート52・53により切り替えてシートを用途別に区分して排出する。例えば、上段の排出トレイ51をコピーモード時の用紙Pの排出に使用し、中段の排出トレイ51をプリンタモード時の用紙Pの排出に使用し、そして下段の排出トレイ51をファクシミリ印字モード時の用紙Pの排出に使用することができる。
【0019】
多段給紙ユニット60は、図1に示すように、給紙カセット61に収容した用紙Pを分離給送手段で1枚ずつ分離し、用紙受口19に連通する用紙排出口62に向けて排出する外付けの用紙供給装置である。この多段給紙ユニット60は、その底面四隅に回転可能なコロ63と回転に伴い上下動する固定脚64とがそれぞれ配設され、システムラック65の間に固定して配置できるようになっている。多段給紙ユニット60は、給紙カセット61を含む用紙供給部66を3段積層して備え、装置の稼動時に所定の用紙Pを収容した用紙供給部66が選択的に使用される。給紙カセット61に対する用紙Pの補給は、プリンタ1の正面側に給紙カセット61を引き出すことにより行われる。
【0020】
中継ユニット7は、プリンタ1上方の排紙トレイの上部に設置され、画像が記録されてプリンタ1から排出される用紙Pをプリンタ1の下流側に位置するシート後処理装置50に搬送する搬送ユニットである。この中継ユニット7は、その第一の用紙搬送経路70の途中に、ユニットの上面とシート後処理装置50の上面とで区画される第二の用紙搬送経路71が分岐形成され、第一、第二の用紙搬送経路70・71の分岐部に軸支された揺動可能なゲート72により用紙Pの搬送先が切り替えられる。
【0021】
次に、給紙搬送装置の要部について説明すると、本実施形態においては、図1、図3ないし図6(a)、(b)に示すように、多段給紙ユニット60の筐体側壁下部に支持されて複数の給紙カセット61の側壁にそれぞれ対向する揺動可能な開閉式装置外装80と、各開閉式装置外装80の上部内側にリンク片81を介して揺動可能に軸支され、開閉式装置外装80に隙間を介し対向して搬送路の一部を形成する回動式用紙搬送路側壁82と、この回動式用紙搬送路側壁82の内側にリンク片83を介して揺動可能に軸支される複数のUターンガイド84と、各Uターンガイド84の上部と段差付きの搬送固定ガイド85との間に張架されて開放揺動したUターンガイド84を元の位置に復帰させる安価なコイルスプリング86と、搬送給紙される用紙Pの通過の有無を検知するセンサであるアクチュエータ87とから構成されている。
【0022】
複数のUターンガイド84は、図4に示すように、その搬送領域以外の両端部に、回動式用紙搬送路側壁82の内面に接触する突起88がそれぞれ突出形成されている。Uターンガイド84は、上端面が湾曲したブロック体に形成され、上端面の一部に保持部である保持溝89が断面略逆ν字状に形成されており、支持軸からなる回転支点90を中心に揺動する。さらに、アクチュエータ87は、装置の揺動支点91を中心に揺動するアーム92を備え、このアーム92が一のUターンガイド84の保持溝89に軸支されるとともに、回動式用紙搬送路側壁82の内面上部に接触する。このようなアクチュエータ87は、Uターンガイド84の揺動に伴い保持溝89に案内されつつ揺動する。
【0023】
上記構成において、給紙カセット61から排出された直後に用紙Pにジャムが発生した場合、開閉式装置外装80を手動で開放揺動させてジャムした用紙Pを取り出し、開閉式装置外装80を閉じれば、ジャムした用紙Pを除去することができるので、給紙搬送装置から給紙カセット61を取り外し、装置内部のジャムした用紙Pを除去して処理する従来例に比べ、作業の円滑化、簡素化、迅速化、利便性等を著しく向上させることができる。また、用紙Pの一部が破れて装置内に溜まることもない。また、図5(a)、(b)、図6(a)、(b)に示すように、開閉式装置外装80を開閉揺動させれば、この開閉式装置外装80の開閉に連動して回動式用紙搬送路側壁82が開放、あるいは回動式用紙搬送路側壁82が搬送路の一部を形成するので、開閉式装置外装80を開放揺動させるだけでジャムした用紙Pを簡単に取り出すことができる。
【0024】
また、開閉式装置外装80を開放揺動させる場合には、この開閉式装置外装80の開放に連動してUターンガイド84が開放し、逆に開閉式装置外装80を閉塞する場合、伸びたコイルスプリング86の復帰作用により開いた開閉式装置外装80が閉塞するので、Uターンガイド84を手で押し戻したりする必要がない。また、回動式用紙搬送路側壁82を開放揺動させる場合、この回動式用紙搬送路側壁82の開放に連動してUターンガイド84が開放し、逆に回動式用紙搬送路側壁82を閉塞する場合、伸びたコイルスプリング86の復帰作用により開いたUターンガイド84が閉塞するので、Uターンガイド84を手で押し戻したりする必要がない。この作業に伴い、指先等を負傷するおそれもない。
【0025】
また、開閉式装置外装80に保持溝89にアクチュエータ87のアーム92を支承させるので、アクチュエータ87の損傷防止を図ることができる。この点を説明すると、アクチュエータ87のアーム92が図5(a)の位置から下がると、回動式用紙搬送路側壁82とアクチュエータ87の間にジャムした用紙Pが介在した場合、ジャムした用紙Pを取り出す際にアクチュエータ87を損傷させるおそれがある。本実施形態においては、Uターンガイド84の回転支点90とアーム92の揺動支点91間の距離がUターンガイド84の揺動に伴い短くならないよう、開閉式装置外装80に保持溝89を形成してこれにアクチュエータ87のアーム92を支承させるので、アクチュエータ87を損傷させるおそれがない。
【0026】
さらに、複数のUターンガイド84の搬送領域外の両端部から回動式用紙搬送路側壁82に接触する突起88がそれぞれ突出しているので、揺動する回動式用紙搬送路側壁82側に負荷を逃がすことにより、Uターンガイド84の損傷防止が期待できる。この点を説明すると、Uターンガイド84が図6(b)の状態の場合、突起88を突出形成すれば、Uターンガイド84の回転支点90、コイルスプリング86、突起88にUターンガイド84にかかる負荷を分散させることができる。したがって、ジャムした用紙Pを取り出す際、例えUターンガイド84にユーザが負荷を加えたときでも、負荷を分散してUターンガイド84の損傷を防ぐことができる。勿論、用紙Pの搬送に悪影響を及ぼすこともない。さらにまた、コイルスプリング86を使用するので、複雑な機構を用いる必要がなく、構成の簡素化が大いに期待できる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ジャム発生時の対処を容易にし、用紙検知センサ等が障害となり、ジャムした用紙が損なわれるのを抑制防止することができるという効果がある。また、開閉式装置外装を開閉回転させれば、この開閉式装置外装の開閉に連動して回動式用紙搬送路側壁が開放、あるいは搬送路の一部を形成するので、開閉式装置外装を開閉させるだけでジャムした用紙を簡単に取り出すことができる。また、開閉式装置外装を開放回転させる場合には、この開閉式装置外装の開放に連動してUターンガイドが開放し、逆に開閉式装置外装を閉塞する場合、バネ部材の復帰作用により開いた開閉式装置外装が閉塞するので、Uターンガイドを手で押し戻したりする必要がない。また、回動式用紙搬送路側壁を開放回転させる場合、この回動式用紙搬送路側壁の開放に連動してUターンガイドが開放し、逆に回動式用紙搬送路側壁を閉塞する場合、バネ部材の復帰作用により開いたUターンガイドが閉塞するので、Uターンガイドを手で押し戻したりする必要がない。この作業に伴い、指先等を負傷するおそれもない。
さらに、アクチュエータが用紙取り出し時の抵抗で破損するおそれを防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙搬送装置の実施形態における画像形成装置を示す断面全体説明図である。
【図2】図1の電子写真プロセス部周囲を示す断面説明図である。
【図3】本発明に係る給紙搬送装置の実施形態を示す要部断面説明図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】本発明に係る給紙搬送装置の実施形態を示す説明図で、(a)図は開閉扉が閉じた状態を示す部分断面図、(b)図は(a)図の開閉扉が少々開いた状態を示す部分断面説明図である。
【図6】本発明に係る給紙搬送装置の実施形態を示す説明図で、(a)図は図5(b)の開閉扉がさらに開いた状態を示す部分断面説明図、(b)図は(a)図の開閉扉が最大限開いた状態を示す部分断面説明図である。
【符号の説明】
1 プリンタ
60 多段給紙ユニット
61 給紙カセット
66 用紙供給部
80 開閉式装置外装
82 回動式用紙搬送路側壁
84 Uターンガイド
85 搬送固定ガイド
86 コイルスプリング(バネ部材)
87 アクチュエータ
88 突起
89 保持溝(保持部)
92 アーム
P 用紙
Claims (4)
- 筐体内に少なくとも一つの給紙カセットを収納し、この給紙カセットから搬送路に用紙を選択的に供給する給紙搬送装置であって、
筐体に支持されて給紙カセットに隙間を介し対向し、筐体の外方向に回転する開閉式装置外装と、この開閉式装置外装に回転可能に接続されて搬送路の一部を形成する回動式用紙搬送路側壁と、この回動式用紙搬送路側壁に回転可能に接続され、回動式用紙搬送路側壁の内面に隙間を介し対向するUターンガイドと、このUターンガイドに接続される弾性のバネ部材とを含み、
開閉式装置外装が筐体の外方向に回転する場合には、開閉式装置外装に回動式用紙搬送路側壁とUターンガイドとを連動させて筐体の外方向に回転させ、筐体の外方向に回転した開閉式装置外装を閉じて元の位置に復帰させる場合には、バネ部材により開閉式装置外装、回動式用紙搬送路側壁、及びUターンガイドを筐体の内方向に回転させるようにしたことを特徴とする給紙搬送装置。 - 用紙搬送の有無を検知するアクチュエータを備え、このアクチュエータから回動式用紙搬送路側壁の内面に接触するアームを伸ばすとともに、Uターンガイドの上部に、アクチュエータのアームを支持する保持部を形成し、Uターンガイドの回転に基づき、アクチュエータのアームを保持部を介して揺動させるようにした請求項1記載の給紙搬送装置。
- 開閉式装置外装に回動式用紙搬送路側壁をリンク片により接続するとともに、回動式用紙搬送路側壁にUターンガイドをリンク片により接続した請求項1又は2記載の給紙搬送装置。
- Uターンガイドの搬送領域以外に、回動式用紙搬送路側壁の内面に接触する突起を形成し、Uターンガイドが筐体の外方向に回転する場合にUターンガイドの回転支点、バネ部材、及び突起に、Uターンガイドに作用する負荷を分散させるようにした請求項1、2、又は3記載の給紙搬送装置。
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