JP2003037595A - 輻輳制御システムと方法およびロケーションサーバならびにプログラムと記録媒体 - Google Patents

輻輳制御システムと方法およびロケーションサーバならびにプログラムと記録媒体

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JP2003037595A JP2001220845A JP2001220845A JP2003037595A JP 2003037595 A JP2003037595 A JP 2003037595A JP 2001220845 A JP2001220845 A JP 2001220845A JP 2001220845 A JP2001220845 A JP 2001220845A JP 2003037595 A JP2003037595 A JP 2003037595A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット等のアドレス変換機能を有す
る通信網における輻輳制御を効率的に行う。 【解決手段】 DNSサーバ等、問い合わせに応じてア
ドレス変換を行うロケーションサーバ1において、予
め、輻輳制御部1dにより、通信トラヒック・輻輳レベ
ルデータ表1eを用いて通信先の輻輳状態を認識してお
き、通信サーバ(A)2等からの問い合わせに応じて変
換アドレス情報を返す際に、通信先の輻輳状態も合わせ
て通知し、通知を受けた側(通信サーバや通信端末)
で、当該通信先への通信を抑制制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網における輻
輳の制御技術に係わり、特に、VoIP(Voiceover I
P)サービスなどにおける輻輳制御を効率的に行うのに
好適な輻輳制御システムと方法およびロケーションサー
バならびにプログラムと記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、IP(Internet Protocol)技術
をベースとした通信インフラストラクチャを広域ネット
ワークに適用し、例えば、インターネットを用いてVo
IPサービスを提供する技術(インターネット電話)等
が開発されている。このような技術においては、ISD
N(Integrated Services Digital Network)や既存電
話網(PSTN:Public Switched Telephone Networ
k)とも相互接続される場合もある。
【0003】通信品質が確立されているPSTNでは、
各交換機毎、あるいは外部に設けられた監視制御システ
ムとの連携動作により、プロセッサ輻輳や共通線信号輻
輳、交換機間伝送路故障、チケット予約等による特定加
入者輻輳、災害による特定地域への輻輳との事象が発生
した場合にも、疎通を確保すべく手段が具備されてお
り、高信頼なネットワークが構築されている。
【0004】しかし、ベストエフォート型のIP網で
は、輻輳制御が課題となっており、このようなIP網を
PSTN等に相互接続する場合には、IP網側の装置輻
輳の影響をPSTN側に与えることを極力回避し、か
つ、PSTN輻輳時におけるIP網側からのトラヒック
流入を制限することが望まれる。
【0005】また、従来のIP網では、通信サーバ各々
が輻輳制御機能を具備しており、通信サーバ、あるいは
通信端末を決定した後に通信トラヒック制限を行ってい
た。このため、通信サーバ各々に輻輳制御機能が必要で
あり、かつ輻輳状態を認識している通信サーバまで通信
が行われた後、輻輳レべルに応じて通信トラヒックの制
限が行われていた。
【0006】例えば、インターネットにおいては、ロケ
ーションサーバとして設けたDNS(Domain Name Serv
ice)サーバを介して、通信先の通信サーバあるいは通
信端末に関してのアドレス変換(アドレス解決)を行っ
ているが、通信先の通信サーバあるいは通信端末にて輻
輳状態が発生している場合においても、通信サーバある
いは通信端末を特定するアドレス変換後に、輻輳状態の
通信サーバまで通信トラヒックが発生することになり、
それらの通信が積み重なり、結果として、輻輳そのもの
を助長していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、インターネット等のアドレス変
換機能を有する通信網における輻輳制御を効率的に行う
ことができない点である。
【0008】本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、例えば、VoIPサービスシステムにおいて、
インターネット内での輻輳の助長の回避と共に、インタ
ーネットによるPSTN側の輻輳の助長を回避すること
を可能とする輻輳制御システムと方法およびロケーショ
ンサーバならびにプログラムと記録媒体を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の輻輳制御システムと方法およびロケーショ
ンサーバでは、DNSサーバ等、問い合わせに応じてア
ドレス変換を行うロケーションサーバにおいて、予め、
通信先の輻輳状態を認識しておき、問い合わせに応じて
変換アドレス情報を返す際に、通信先の輻輳状態も合わ
せて通知し、通知を受けた側(通信サーバや通信端末)
で、当該通信先への通信を抑制制御することを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明に係わる輻輳
制御システムの構成例を示すブロック図であり、図2
は、図1における通信トラヒックデータ表の構成例を示
す説明図、図3は、図1におけるIPアドレス変換管理
表の構成例を示す説明図、図4は、図1における通信ト
ラヒック・輻輳レベルデータ表の構成例を示す説明図、
図5は、図1における輻輳制御データ表の構成例を示す
説明図、図6は、図1におけるトラヒック管理部の処理
動作例を示すフローチャート、図7は、図1における輻
輳制御システムを構成するロケーションサーバや通信サ
ーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。
【0011】図7において、71はCRT(Cathode Ra
y Tube)やLCD(Liquid CrystalDisplay)等からなる
表示装置、72はキーボードやマウス等からなる入力装
置、73はHDD(Hard Disk Drive)等からなる外部
記憶装置、74はCPU(Central Processing Unit)
74aや主メモリ74bおよび入出力インタフェース7
4c等を具備してコンピュータ処理を行なう情報処理装
置、75は本発明に係わるプログラムやデータを記録し
たCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)も
しくはDVD(Digital Video Disc/Digital Versatile
Disc)等からなる光ディスク、76は光ディスク75
に記録されたプログラムおよびデータを読み出すための
駆動装置、77はLAN(Local Area Network)カード
やモデム等からなる通信装置である。
【0012】光ディスク75に格納されたプログラムお
よびデータを情報処理装置74により駆動装置76を介
して外部記憶装置73内にインストールした後、外部記
憶装置73から主メモリ74bに読み込みCPU74a
で処理することにより、情報処理装置74内に図1に示
すロケーションサーバ1や通信サーバ(A)2,(B)
3の各機能が構成される。
【0013】図1において、1はロケーションサーバ、
2は通信サーバ(A)、3は通信サーバ(B)、4a〜
4cは通信端末(1)〜(3)、5a〜5cはサーバ間
信号線、6a〜6cは加入者線であり、電話番号やメー
ルアドレス等の識別情報(コールID)に基づくVoI
P(インターネット電話)サービスを提供するシステム
を構成している。
【0014】尚、本例では、複数個の通信サーバ(A)
2,(B)3をロケーションサーバ1に接続している
が、ここでの「接続」とは、少なくとも論理的に接続し
ていることを指す。従って、物理的に1個のみの通信サ
ーバ(A)2がロケーションサーバ1に接続し、その他
の通信サーバ(B)3が、この通信サーバ(A)2を経
由してロケーションサーバ1と通信する場合もありう
る。
【0015】これらの通信サーバ(A)2,(B)3
は、収容した各通信端末(1)4a〜(3)4cからの
通信要求に対応しての通信制御を行うものであり、例え
ば通信先のメールアドレスを受信すると、このメールア
ドレスに対応するIPアドレスをロケーションサーバ1
に問い合わせ、回答されたIPアドレスに基づく接続制
御を行う。
【0016】さらに、通信サーバ(A)2,(B)3
は、トラヒック管理部2a,3aと通信トラヒックデー
タ表2b,3bを有し、トラヒック管理部2a,3aに
おいて、自装置および収容している各通信端末(1)4
a〜(3)4cの通信トラヒックデータを収集して通信
トラヒックデータ表2b,3bに記録し、その記録結果
をロケーションサーバ1に通知する。
【0017】ロケーションサーバ1は、通信処理制御部
1a、アドレス変換部1b、IPアドレス変換管理表1
c、輻輳制御部1d、通信トラヒック・輻輳レベルデー
タ表1e、輻輳制御データ表1fを有し、通信処理制御
部1aにおいて、通信サーバ(A)2,(B)3との通
信を行う。例えば、通信サーバ(A)2,(B)3から
のアドレス変換情報の問い合わせを受けると共に通信ト
ラヒックデータを受信する。
【0018】このようにして、通信処理制御部1aにお
いて、通信サーバ(A)2,(B)3からのアドレス変
換情報の問い合わせ、例えばメールアドレスに対するI
Pアドレスといったアドレス変換情報の問い合わせを受
けると、ロケーションサーバ1は、アドレス変換部1b
において、IPアドレス変換管理表1cを参照し、当該
メールアドレスに対応するIPアドレスを通信先識別情
報として抽出し、通信処理制御部1aを介して問い合わ
せ元に回答する。
【0019】また、通信サーバ(A)2,(B)3から
の通信トラヒックデータを受信すると、ロケーションサ
ーバ1は、輻輳制御部1dにおいて、受信した通信トラ
ヒックデータに基づき、各通信サーバ(A)2,(B)
3および通信端末(1)4a〜(3)4cの輻輳状態を
レベル分けして判別し、通信トラヒック・輻輳レベルデ
ータ表1eに記憶する。
【0020】そして、各通信サーバ(A)2,(B)3
からのアドレス変換問い合わせに応じて通信先識別情報
(IPアドレス)を検索して回答する際に、通信トラヒ
ック・輻輳レベルデータ表1eを参照し、当該IPアド
レスの通信先が輻輳状態であるか否かを判別し、輻輳状
態であれば、問い合わせもとの通信サーバ(A)2,
(B)3に対して、通信先が輻輳状態である旨を、その
レベルに応じて通知する。例えば、通信先が全く着信不
可能なレベルの輻輳状態であれば、100%規制とし
て、当該通信先への全ての問い合わせに対して通信不可
を通知する。
【0021】このようにして、ロケーションサーバ1か
ら通信先の輻輳状態通知を受けた通信サーバ(A)2,
(B)3では、発信元の通信端末(1)4a〜(3)4
cに対して、通信先への通信が不可能であることを通知
する。これにより、輻輳状態の通信先への通信が制御さ
れる。
【0022】以下、図2〜図5に示す各表に具体的に示
される内容に基づき、本例の輻輳制御システムの動作を
説明する。
【0023】図3に示すIPアドレス変換管理表1c
と、図4に示す通信トラヒック・輻輳レベルデータ表1
e、および、図5に示す輻輳制御データ表1fは、図1
におけるロケーションサーバ1に設けられ、図3のIP
アドレス変換管理表1cは、ロケーションサーバ1にお
けるアドレス変換部1bが、通信サーバ(A)2および
通信サーバ(B)3より受信した電話番号あるいはメー
ルアドレスの固有名称からIPアドレスへの変換、ある
いは、IPアドレスから固有名称への変換に用いる。
【0024】また、図5の輻輳制御データ表1fは、ロ
ケーションサーバ1における輻輳制御部1dが、通信サ
ーバ(A)2および通信サーバ(B)3より受信した通
信サーバおよび通信端末毎の通信トラヒックデータに応
じた輻輳レべル別の規制量(%)を判定する際に用いる
ものであり、通信サーバあるいは通信端末毎の変動する
通信トラヒックと輻輳レベルを記憶する通信トラヒック
および輻輳レベルデータを保持している。
【0025】尚、図3のIPアドレス変換管理表1cに
おいて、IPアドレスの最下位置(右端)「00」が通
信サーバであり、かつ通信端末は最上位値(左端)が同
一である通信サーバに収容されていることを示してい
る。
【0026】図2に示す通信トラヒックデータ表2b,
3bは、図1における通信サーバ(A)2,(B)3に
おけるトラヒック管理部2a,3aが通信トラヒックデ
ータの収集・管理に用いるものであり、以下、図6に従
って、その収集動作を説明する。
【0027】例えば、通信サーバ(A)2のトラヒック
管理部2aは、自己の通信サーバの変動する通信トラヒ
ックデータと、加入者線6a,6bを介して通信を行う
通信端末(1)4a,(2)4bの発着信状況による通
信端末毎の変動する通信トラヒックデータを収集し、加
わった呼数を通信トラヒックデータ表2b内のデータA
に加算し格納する(ステップ601)。
【0028】その後、トラヒック管理部2aは、通信ト
ラヒックデータ表2b内のデータBの秒数カウンタに
「1」を加算し(ステップ602)、データBが「60
(即ち1分間)」になるまで繰り返し(ステップ60
3)、データBが「60」になった場合には、データA
の値をデータCの通信トラヒックへ格納し(ステップ6
04)、データA、およびデータBを「0」クリアする
(ステップ605)。
【0029】そして、予め設定されている送信元IPア
ドレスとして自己の通信サーバ(A)2の値(「20
0.20.20.00」)と、送信先IPアドレスとし
てロケーションサーバ1の値(「100.10.10.
00」)、および通信トラヒックが格納されたデータC
をサーバ間信号線5aを介してロケーションサーバ1に
通知する(ステップ606)。
【0030】尚、データCの通信トラヒックには、通信
サーバ(A)2、通信端末(1)4a、および通信端末
(2)4bの通信トラヒックデータが各々IPアドレス
別に格納されている。
【0031】また、通信サーバ(B)3は自己の通信サ
ーバの変動する通信トラヒックデータと、加入者線6c
を介して通信を行う通信端末(3)4cの発着信状況に
よる通信端末毎の変動する通信トラヒックデータを収集
し、加わった呼数を通信トラヒックデータ表3bの通信
トラヒックデータ内のデータAに加算し格納する(ステ
ップ601)。
【0032】その後、データBの秒数カウンタに「1」
を加算し(ステップ602)、データBが「60(即ち
1分間)」になるまで繰り返し(ステップ603)、デ
ータBが「60」になった場合には、データAの値をデ
ータCの通信トラヒックへ格納し(ステップ604)、
データA、およびデータBを「0」クリアする(ステッ
プ605)。
【0033】そして、予め設定されている送信元IPア
ドレスとして自己の通信サーバ(B)3の値(「30
0.20.20.00」)と、送信先IPアドレスとし
てロケーションサーバ1の値(「100.10.10.
00」)、および通信トラヒックが格納されたデータC
をサーバ間信号5cを介してロケーションサーバ1に通
知する(ステップ606)。
【0034】尚、データCの通信トラヒックには、通信
サーバ(B)3、および通信端末(3)4cの通信トラ
ヒックデータが各々IPアドレス別に格納されている。
【0035】ここで、図1において、通信サーバ(B)
3配下の通信端末(3)4c以外の複数端末から何らか
の事態により頻繁に一斉発呼が発生し、通信サーバ
(B)3の変動する通信トラヒックが高い(加わった呼
数が多い)状態であるとする。
【0036】そして、ロケーションサーバ1には、通信
サーバ(A)2からは、1分間あたりの通信トラヒック
データが、「200.20.20.00(通信サーバ
(A)2):40」、「200.20.20.10(通
信端末(1)):0」、「200.20.20.20
(通信端末2):0」と通知され、また、通信サーバ
(B)3からは、「300.20.20.00(通信サ
ーバ(B)3):3.500」、「300.20.2
0.10(通信端末3):0」と通知されているものと
する。
【0037】この状態において、通信端末(1)4aの
「0422−59−0000」から通信端末(2)4b
の「Musashino@ntt.com」へ発信する
と、発信情報は、加入者線6aを介し通信サーバ(A)
2に送信される。
【0038】このようにして通信端末(1)4aから発
信情報を受信した通信サーバ(A)2では、通信先のI
Pアドレスが特定できないため、サーバ間信号線5aを
介してロケーションサーバ1に送信し、IPアドレスへ
の変換を要求する。
【0039】「Musashino@ntt.com」
を受信したロケーションサーバ1では、アドレス変換部
1bにより、図3のIPアドレス変換管理表1cを参照
して、IPアドレスが「200.20.20.20」で
あり、かつ最上位値(左端:200)が同一である通信
サーバ(A)2に収容されていることを認識する。
【0040】さらに、ロケーションサーバ1では、輻輳
制御部1dにより、図4の通信トラヒック・輻輳レベル
データ表1eを参照して、通信サーバ(A)2および通
信端末(2)4bの通信トラヒックが、各々「40」、
「0」であることから輻輳制御レべルが共に「3」であ
り、図5の輻輳制御データ表1fに基づき、「輻輳規制
なし」と判断し、IPアドレス「200.20.20.
20」をサーバ間信号線5aを介して通信サーバ(A)
2に返送する。
【0041】このようにして、ロケーションサーバ1か
らIPアドレス「200.20.20.20」を受信し
た通信サーバ(A)2は、「200.20.20.2
0」の通信端末(2)4bに着信接続し、通信端末
(1)4aと通信端末(2)4bとの通信が可能とな
る。
【0042】また、通信端末(1)4aの「0422−
59−0000」から通信端末(3)4cの「03−0
000−0000」へ発信すると、発信情報は、加入者
線6aを介して通信サーバ(A)2に送信される。
【0043】通信端末(1)4aから発信情報を受信し
た通信サーバ(A)2では、通信先のIPアドレスが特
定できないため、サーバ間信号線5aを介してロケーシ
ョンサーバ1に送信し、IPアドレスへの変換を要求す
る。
【0044】通信サーバ(A)2から「03−0000
−0000」を受信したロケーションサーバ1では、ア
ドレス変換部1bにより、図3のIPアドレス変換管理
表1cを参照し、「03−0000−0000」の通信
端末(3)4cは、IPアドレスが「300.20.2
0.10」であり、かつ最上位値(左端:200)が同
一である通信サーバ(B)3に収容されていることを認
識する。
【0045】さらに、ロケーションサーバ1では、輻輳
制御部1dにより、通信サーバ(B)3および通信端末
3の通信トラヒックが、各々「3,500」、「0」で
あることから、輻輳制御レべルが各々「0」、「3」で
あり、図5の輻輳制御データ表1fに基づき、通信サー
バ(B)3は輻輳規制100%、通信端末3は輻輳規制
なしであることを判断し、通信端末3への通信ルートで
ある通信サーバ(B)3が輻輳状態により着信不可であ
ることを判別し、サーバ間信号線5aを介して通信サー
バ(A)2に着信不可情報を返送する。
【0046】このようにして、ロケーションサーバ1か
ら「着信不可情報」を受信した通信サーバ(A)2は、
発信元の通信端末(1)4aに対し、通信端末(3)4
cは着信不可であることを通知し、通信端末(1)4a
との接続を切断する。
【0047】これにより、通信サーバ(B)3への通信
トラヒック追加はされないため、通信サーバ(B)3の
輻輳状態を助長することが回避できる。
【0048】尚、通信サーバ(B)3の通信トラヒック
が、「700」であり、その輻輳制御レべルが「2」
で、図5の輻輳制御データ表1fにおいて、輻輳規制8
8%であれば、ロケーションサーバ1は、通信サーバ
(A)2からの通信サーバ(B)3のアドレス情報の問
い合わせに対して、その88%分だけ、IPアドレスを
返さないようにすることにより、レベル2の輻輳状態の
通信サーバ(B)3への通信サーバ(A)2からの通信
を規制制御する。
【0049】以上の説明では、通信サーバ(A)2,
(B)3においては、通信トラヒックデータを収集し、
ロケーションサーバ1において、各通信サーバ(A)
2,(B)3および各通信端末(1)4a〜(3)4c
の輻輳状態をレベル分けして判別しているが、例えば、
通信トラヒックデータを収集した各通信サーバ(A)
2,(B)3において、自通信サーバ(A)2,(B)
3および各通信端末(1)4a〜(3)4cの輻輳状態
を判別する構成であっても良い。
【0050】また、1つのロケーションサーバ1の構成
で説明したが、例えば、通信サーバ(A)2と通信サー
バ(B)3のそれぞれを異なるロケーションサーバに接
続する構成とし、ロケーションサーバ1が、通信サーバ
(A)2から問い合わせを受けた通信先の通信端末
(3)4cのIPアドレス情報を、通信サーバ(B)3
側のロケーションサーバに問い合わせて取得する際に、
当該通信先の通信端末(3)4cの輻輳に係わる情報も
合わせて通信サーバ(B)3側のロケーションサーバか
ら取得することも可能である。
【0051】次に、図1における輻輳制御システムの処
理動作例を説明する。
【0052】図8は、本発明に係わる輻輳制御方法の処
理手順例を示すフローチャートである。
【0053】本例では、通信サーバ側での処理手順とロ
ケーションサーバ側での処理手順とを関連付けて示して
おり、まず、通信サーバ側において、自装置および収容
している各通信端末の輻輳情報を取得し(ステップ80
1)、ロケーションサーバに通知する(ステップ80
2)。
【0054】ロケーションサーバでは、各通信サーバか
ら通知された輻輳状態監視結果をテーブル等に記憶し
(ステップ810)、通信サーバからのアドレス問い合
わせを待つ(ステップ811)。
【0055】通信サーバがロケーションサーバにアドレ
ス問い合わせを行うと(ステップ803)、これに応じ
てロケーションサーバは、アドレス変換表と輻輳情報テ
ーブルを参照する(ステップ812)。
【0056】そして、輻輳情報テーブルにおいて、通信
先が輻輳状態であることを判別すると(ステップ81
3)、ロケーションサーバは、問い合わせ元の通信サー
バに、アドレス情報と共に輻輳状態である旨を通知し
(ステップ814)、また、通信先が輻輳状態でなけれ
ば(ステップ813)、問い合わせ元の通信サーバにア
ドレス情報を通知する(ステップ815)。
【0057】このようにして、ロケーションサーバから
通信先の輻輳状態通知を受けると(ステップ804)、
通信サーバでは、通信先に対する通信を制御する(ステ
ップ805)。また、ロケーションサーバから通常のア
ドレス変換情報を受けると(ステップ804)、通信サ
ーバでは、このアドレスを用いて通信先への発信を行う
(ステップ806)。
【0058】このように、通信サーバあるいは通信端末
を特定するためのアドレス変換機能を有するロケーショ
ンサーバに、通信サーバあるいは通信端末の輻輳状態を
認識させ、通信サーバあるいは通信端末を特定するアド
レス変換時において、通信先の通信トラヒックを制限す
ることにより、無駄な通信トラヒックを生じさせないよ
うにすることができる。
【0059】以上、図1〜図8を用いて説明したよう
に、本例の輻輳制御システムと方法では、ロケーション
サーバにおいて、通信サーバあるいは通信端末の輻輳状
態を認識し、通信サーバあるいは通信端末を特定するア
ドレス変換と同時に通信トラヒックを制限する。このこ
とにより、無駄な通信トラヒックを生じさせないことを
可能にする。
【0060】すなわち、本例では、通信サーバ(A)
2,(B)3と、通信端末(1)4a〜(3)4c、お
よび、通信サーバ(A)2,(B)3あるいは通信端末
(1)4a〜(3)4cを特定するアドレスを管理する
ロケーションサーバ1とを有する通信網システムにおけ
る輻輳制御技術として、ロケーションサーバ1におい
て、通信サーバ(A)2,(B)3の内少なくとも一つ
の通信サーバから、電話番号あるいはメールアドレスで
表現された通信先の通信サーバあるいは通信端末を特定
する固有名称を受信し、この固有名称から通信サーバあ
るいは通信端末を特定するアドレスに変換する際、通信
サーバから受信した通信トラヒックデータに基づき当該
通信サーバあるいは当該通信サーバに収容されている通
信端末の輻輳状態を認識し、アドレス変換と同時に輻輳
レべルに応じて通信サーバあるいは通償端末宛の通信ト
ラヒックを制限する。
【0061】このようにすることにより、従来は、通信
サーバあるいは通信端末を特定するためのアドレス変換
機能と、通信サーバあるいは通信端末の輻輳状態を認識
する機能は、異なる機能分担として装置構成されていた
のに対し、本例によれば、アドレス変換時において、通
信先の通信トラヒックを制限することができ、無駄な通
信トラヒックを生じさせないようにすることができ、通
信網輻輳時において通信トラヒックの逓減に有効であ
る。
【0062】尚、本発明は、図1〜図8を用いて説明し
た例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、
電話番号とメールアドレスをIPアドレスに変換するV
oIPサービスシステム構成としているが、URL(Un
iform Resource Locator)等、通信先を特定できる識別
情報をIPアドレスに変換するシステム構成とすること
も可能である。
【0063】また、本例では,VoIPサービスシステ
ムを例として説明したが、通信先識別情報の問い合わせ
を行う通信網システムであれば、これに限ることなく本
発明は適用可能である。例えば、本発明は、インターネ
ット単独の通信システム等、IP網のみからなる通信シ
ステムにも適用可能である。
【0064】また、図8に示した例では、通信サーバに
おいて、輻輳状態を管理してその管理情報をロケーショ
ンサーバに通知するようにしているが、図1〜図7での
例と同様にして、通信サーバにおいては、通信トラヒッ
クデータを収集してロケーションサーバに通知し、ロケ
ーションサーバにおいて、その通信トラヒックデータに
基づく輻輳状態管理を行うようにしても良い。
【0065】さらに、本例では、ロケーションサーバ1
において、各通信先の輻輳状態の認識管理およびアドレ
ス変換問い合わせ元の通信サーバ(A)2に対する輻輳
制御管理を行っているが、通信サーバ(A)2,(B)
3に、従来の通信サーバが有する輻輳制御処理機能等を
持たせ、例えば、ロケーションサーバ1から通信先の輻
輳状態レベル情報のみを問い合わせ元の通信サーバ
(A)2,(B)3に通知し、通信サーバ(A)2,
(B)3側において、受信したレベルに対応した規制内
容を判別し、対応する輻輳制御を行う構成としても良
い。
【0066】また、本例では、1つのロケーションサー
バ1と2つの通信サーバ(A)2,(B)3、および、
3つの通信端末(1)4a〜(3)4cからなる通信網
システムの構成であるが、複数のロケーションサーバ、
3以上の通信サーバ、4以上の通信端末構成としても良
く、さらに、これらの通信サーバや通信端末がPSTN
に収容された構成とすることでも良い。
【0067】また、本例では、ロケーションサーバや通
信サーバの構成として図7のコンピュータ構成例を示し
たが、キーボードや光ディスクの駆動装置の無いコンピ
ュータ構成としても良い。また、本例では、光ディスク
をプログラム等の記録媒体として用いているが、FD
(Flexible Disk)等を記録媒体として用いることでも
良い。また、プログラムのインストールに関しても、通
信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウン
ロードしてインストールすることでも良い。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、インターネット等のア
ドレス変換機能を有する通信網における輻輳制御を効率
的に行うことができ、例えば、VoIPサービスシステ
ムなどにおいて、インターネット内での輻輳の助長の回
避と共に、インターネットによるPSTN側の輻輳の助
長を回避すること等が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる輻輳制御システムの構成例を示
すブロック図である。
【図2】図1における通信トラヒックデータ表の構成例
を示す説明図である。
【図3】図1におけるIPアドレス変換管理表の構成例
を示す説明図である。
【図4】図1における通信トラヒック・輻輳レベルデー
タ表の構成例を示す説明図である。
【図5】図1における輻輳制御データ表の構成例を示す
説明図である。
【図6】図1におけるトラヒック管理部の処理動作例を
示すフローチャートである。
【図7】図1における輻輳制御システムを構成するロケ
ーションサーバや通信サーバのハードウェア構成例を示
すブロック図である。
【図8】本発明に係わる輻輳制御方法の処理手順例を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ロケーションサーバ、1a:通信処理制御部、1
b:アドレス変換部、1c:IPアドレス変換管理表、
1d:輻輳制御部、1e:通信トラヒック・輻輳レベル
データ表、1f:輻輳制御データ表、2:通信サーバ
(A)、2a:トラヒック管理部、2b:通信トラヒッ
クデータ表、3:通信サーバ(B)、3a:トラヒック
管理部、3b:通信トラヒックデータ表、4a〜4c:
通信端末(1)〜(3)、5a〜5c:サーバ間信号
線、6a〜6c:加入者線、71:表示装置、72:入
力装置、73:外部記憶装置、74:情報処理装置、7
4a:CPU、74b:主メモリ、74c:入出力イン
タフェース、75:光ディスク、76:駆動装置、7
7:通信装置。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信端末を収容して各通信端末の
    接続制御を行う通信サーバと、1以上の該通信サーバに
    接続され、該通信サーバからの問い合わせに応じて通信
    先識別情報を検索して回答する1以上のロケーションサ
    ーバとからなるネットワークにおける輻輳制御システム
    であって、上記通信サーバは、自装置および収容してい
    る各通信端末の輻輳状態を監視して監視結果を上記ロケ
    ーションサーバに通知する手段を有し、上記ロケーショ
    ンサーバは、各通信サーバから通知された輻輳状態監視
    結果を記憶する手段と、通信サーバからの問い合わせに
    応じて通信先識別情報を検索して回答する際に上記輻輳
    状態監視結果を参照し、当該通信先が輻輳状態であれ
    ば、問い合わせ元の通信サーバに通知する手段とを有
    し、該ロケーションサーバの輻輳状態通知に基づき、上
    記通信サーバから輻輳状態の通信先への通信を制御する
    ことを特徴とする輻輳制御システム。
  2. 【請求項2】 複数の通信端末を収容して各通信端末の
    接続制御を行う通信サーバと、1以上の該通信サーバに
    接続され、該通信サーバからの問い合わせに応じて通信
    先識別情報を検索して回答する1以上のロケーションサ
    ーバとからなるネットワークにおける輻輳制御システム
    であって、上記通信サーバは、自装置および収容してい
    る各通信端末の通信トラヒックデータを収集して上記ロ
    ケーションサーバに送出する手段を有し、上記ロケーシ
    ョンサーバは、各通信サーバから送出されてきた通信ト
    ラヒックデータを記憶する手段と、記憶した通信トラヒ
    ックデータに基づき各通信サーバおよび各通信端末の輻
    輳状態を判別して記憶する手段と、通信サーバからの問
    い合わせに応じて通信先識別情報を検索して回答する際
    に上記輻輳状態判別結果を参照し、当該通信先が輻輳状
    態であれば、問い合わせ元の通信サーバに通知する手段
    とを有し、該ロケーションサーバの輻輳状態通知に基づ
    き、上記通信サーバから輻輳状態の通信先への通信を制
    御することを特徴とする輻輳制御システム。
  3. 【請求項3】 複数の通信端末を収容して各通信端末の
    接続制御を行う通信サーバと、1以上の該通信サーバに
    接続され、該通信サーバからの問い合わせに応じて通信
    先識別情報を検索して回答する1以上のロケーションサ
    ーバとからなるネットワークにおける輻輳制御システム
    であって、上記通信サーバは、自装置および収容してい
    る各通信端末の通信トラヒックデータを収集して上記ロ
    ケーションサーバに送出する手段を有し、上記ロケーシ
    ョンサーバは、各通信サーバから送出されてきた通信ト
    ラヒックデータを記憶する手段と、記憶した通信トラヒ
    ックデータに基づき各通信サーバおよび各通信端末の輻
    輳状態をレベル分けして判別し記憶する手段と、通信サ
    ーバからの問い合わせに応じて通信先識別情報を検索し
    て回答する際に上記輻輳状態判別結果を参照し、当該通
    信先が輻輳状態であれば、問い合わせ元の通信サーバに
    レベルに応じて通知する手段とを有し、該ロケーション
    サーバのレベルに応じた輻輳状態通知に基づき、上記通
    信サーバから輻輳状態の通信先への通信を制御すること
    を特徴とする輻輳制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の輻輳制御システムであって、上記ロケーションサーバ
    は、上記通信サーバから問い合わせを受けた通信先の識
    別情報を他のロケーションサーバに問い合わせて取得す
    る際、当該通信先の輻輳に係わる情報も合わせて取得す
    る手段を有することを特徴とする輻輳制御システム。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、請求項1から請求項4
    のいずれかに記載の輻輳制御システムにおける上記通信
    サーバもしくは上記ロケーションサーバの各手段を実行
    させるためのプログラム。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、請求項1から請求項4
    のいずれかに記載の輻輳制御システムにおける上記通信
    サーバもしくは上記ロケーションサーバの各手段を実行
    させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 複数の通信端末を収容して各通信端末の
    接続制御を行う通信サーバと、1以上の該通信サーバに
    接続され、該通信サーバからの問い合わせに応じて通信
    先識別情報を検索して回答する1以上のロケーションサ
    ーバとからなるネットワークにおける輻輳制御方法であ
    って、上記通信サーバは、自装置および収容している各
    通信端末の輻輳状態を監視して監視結果を上記ロケーシ
    ョンサーバに通知し、上記ロケーションサーバは、各通
    信サーバから通知された輻輳状態監視結果を記憶すると
    共に、通信サーバからの問い合わせに応じて通信先識別
    情報を検索して回答する際に上記輻輳状態監視結果を参
    照し、当該通信先が輻輳状態であれば、問い合わせ元の
    通信サーバに通知し、該ロケーションサーバの輻輳状態
    通知に基づき、上記通信サーバから輻輳状態の通信先へ
    の通信を制御することを特徴とする輻輳制御方法。
  8. 【請求項8】 複数の通信端末を収容して各通信端末の
    接続制御を行う通信サーバと、1以上の該通信サーバに
    接続され、該通信サーバからの問い合わせに応じて通信
    先識別情報を検索して回答する1以上のロケーションサ
    ーバとからなるネットワークにおける輻輳制御方法であ
    って、上記通信サーバは、自装置および収容している各
    通信端末の通信トラヒックデータを収集して上記ロケー
    ションサーバに送出し、上記ロケーションサーバは、各
    通信サーバから送出されてきた通信トラヒックデータを
    記憶し、記憶した通信トラヒックデータに基づき各通信
    サーバおよび各通信端末の輻輳状態を判別して記憶し、
    通信サーバからの問い合わせに応じて通信先識別情報を
    検索して回答する際に上記輻輳状態判別結果を参照し、
    当該通信先が輻輳状態であれば、問い合わせ元の通信サ
    ーバに通知し、該ロケーションサーバの輻輳状態通知に
    基づき、上記通信サーバから輻輳状態の通信先への通信
    を制御することを特徴とする輻輳制御方法。
  9. 【請求項9】 複数の通信端末を収容して各通信端末の
    接続制御を行う通信サーバと、1以上の該通信サーバに
    接続され、該通信サーバからの問い合わせに応じて通信
    先識別情報を検索して回答する1以上のロケーションサ
    ーバとからなるネットワークにおける輻輳制御方法であ
    って、上記通信サーバは、自装置および収容している各
    通信端末の通信トラヒックデータを収集して上記ロケー
    ションサーバに送出し、上記ロケーションサーバは、各
    通信サーバから送出されてきた通信トラヒックデータを
    記憶し、記憶した通信トラヒックデータに基づき各通信
    サーバおよび各通信端末の輻輳状態をレベル分けして判
    別し記憶し、通信サーバからの問い合わせに応じて通信
    先識別情報を検索して回答する際に上記輻輳状態判別結
    果を参照し、当該通信先が輻輳状態であれば、問い合わ
    せ元の通信サーバにレベルに応じて通知し、該ロケーシ
    ョンサーバのレベルに応じた輻輳状態通知に基づき、上
    記通信サーバから輻輳状態の通信先への通信を制御する
    ことを特徴とする輻輳制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項7から請求項9のいずれかに記
    載の輻輳制御方法であって、上記ロケーションサーバ
    は、上記通信サーバから問い合わせを受けた通信先の識
    別情報を他のロケーションサーバに問い合わせて取得す
    る際、当該通信先の輻輳に係わる情報も合わせて取得す
    ることを特徴とする輻輳制御方法。
  11. 【請求項11】 複数の通信端末を収容して各通信端末
    の接続制御を行う1以上の通信サーバに接続され、該通
    信サーバからの問い合わせに応じて通信先識別情報を検
    索して回答するロケーションサーバであって、上記通信
    サーバから、該通信サーバで監視している自装置および
    収容している各通信端末の輻輳状態の監視結果を受信す
    る手段と、受信した輻輳状態監視結果を記憶する手段
    と、通信サーバからの問い合わせに応じて通信先識別情
    報を検索して回答する際に上記輻輳状態監視結果を参照
    し、当該通信先が輻輳状態であれば、問い合わせ元の通
    信サーバに通知する手段とを有し、上記問い合わせ元の
    通信サーバから輻輳状態の通信先への通信を制御するこ
    とを特徴とするロケーションサーバ。
  12. 【請求項12】 複数の通信端末を収容して各通信端末
    の接続制御を行う1以上の通信サーバに接続され、該通
    信サーバからの問い合わせに応じて通信先識別情報を検
    索して回答するロケーションサーバであって、上記通信
    サーバから、該通信サーバで収集している自装置および
    収容している各通信端末の通信トラヒックデータを受信
    する手段と、受信した通信トラヒックデータを記憶する
    手段と、記憶した通信トラヒックデータに基づき各通信
    サーバおよび各通信端末の輻輳状態を判別して記憶する
    手段と、通信サーバからの問い合わせに応じて通信先識
    別情報を検索して回答する際に上記輻輳状態判別結果を
    参照し、当該通信先が輻輳状態であれば、問い合わせ元
    の通信サーバに通知する手段とを有し、上記問い合わせ
    元の通信サーバから輻輳状態の通信先への通信を制御す
    ることを特徴とするロケーションサーバ。
  13. 【請求項13】 複数の通信端末を収容して各通信端末
    の接続制御を行う1以上の通信サーバに接続され、該通
    信サーバからの問い合わせに応じて通信先識別情報を検
    索して回答するロケーションサーバであって、上記通信
    サーバから、該通信サーバで収集している自装置および
    収容している各通信端末の通信トラヒックデータを受信
    する手段と、受信した通信トラヒックデータを記憶する
    手段と、記憶した通信トラヒックデータに基づき各通信
    サーバおよび各通信端末の輻輳状態をレベル分けして判
    別し記憶する手段と、通信サーバからの問い合わせに応
    じて通信先識別情報を検索して回答する際に上記輻輳状
    態判別結果を参照し、当該通信先が輻輳状態であれば、
    問い合わせ元の通信サーバにレベルに応じて通知する手
    段とを有し、上記問い合わせ元の通信サーバから輻輳状
    態の通信先への通信をレベルに応じて制御することを特
    徴とするロケーションサーバ。
  14. 【請求項14】 請求項11から請求項13のいずれか
    に記載のロケーションサーバであって、上記通信サーバ
    から問い合わせを受けた通信先の識別情報を他のロケー
    ションサーバに問い合わせて取得する際、当該通信先の
    輻輳に係わる情報も合わせて取得する手段を有すること
    を特徴とする輻輳制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016021014A1 (ja) * 2014-08-07 2016-02-11 株式会社日立製作所 計算機システム、通信制御方法及び優先制御サーバ

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