JP2003037523A - 受信装置、受信方法、および、半導体装置 - Google Patents

受信装置、受信方法、および、半導体装置

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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信装置の回路規模を縮減する。 【解決手段】 受信手段2は、基地局から送信され、複
数のパスを経由して伝送されてきた信号を受信する。パ
ス追従手段5は、受信手段2によって受信された受信信
号のそれぞれのパスのタイミングを検出する。復調手段
6は、パス追従手段5によって検出された複数のパスの
タイミングに応じて、受信信号に逆拡散処理を施して復
調する。相関値算出手段3は、受信信号と、拡散符号と
の相関値を算出する。供給先選択手段4は、パス追従手
段5によってパス追従処理を行う場合には、相関値算出
手段3の出力をパス追従手段5に供給し、復調手段6に
よって受信信号を復調する場合には、相関値算出手段3
の出力を復調手段6に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受信装置、受信方
法、および、半導体装置に関し、特に、基地局から送信
された信号を受信して復調する受信装置、受信方法、お
よび、基地局から送信された信号を処理する半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、W−CDMA(Wideband Code
Division Multiple Access)通信方式では、送信すべき
信号は拡散符号によって拡散された後、送信される。移
動機では、受信データの最適なパスタイミングを選択
し、逆拡散、同期検波、レイク合成することによって、
データを得ることができる。
【0003】通常は、初期同期がとれた後も、移動等に
よる通話チャネルの変化に伴い、頻繁にパスタイミング
を追従する必要がある。そのため移動機には受信チャネ
ルのパスタイミングをモニタするパス追従部が設けられ
ている。
【0004】また、W−CDMA通信方式では、高速移
動中でも常に安定した通信を実現するため、データ受信
中においても、接続する基地局を随時最適な基地局に切
り替えるハンドオーバー制御がおこなわれている。その
ため、現在接続している基地局以外の周辺の基地局につ
いてもデータの受信レベル(例えば、SIR:Signal-t
o-Interference Ratio)をモニタしなければならない。
したがって、接続中の基地局のデータに加えて、その他
の基地局からのデータについても、逆拡散、同期検波
し、レベル測定を行わなければならない。
【0005】図8に従来のW−CDMA通信方式の受信
装置のパス追従部とデータ復調部のブロック図を示す。
この図に示すように、従来のW−CDMA通信方式の受
信装置は、アンテナ10、受信回路11、A/D変換回
路12、パス追従部20、データ復調部30、RAKE
合成回路40、レベル測定回路41、および、電力化回
路42によって構成されている。
【0006】ここで、アンテナ10は、基地局から伝送
されてきた電波を捕捉する。受信回路11は、アンテナ
10によって捕捉された電波を、対応する電気信号に変
換する。
【0007】A/D変換回路12は、受信回路11から
出力された電気信号(アナログ信号)を、対応するディ
ジタル信号(以下、受信データと称する)に変換して出
力する。
【0008】パス追従部20は、相関回路21、積分回
路22、電力化回路23、積分回路24、および、パス
選択回路25によって構成され、受信信号から電力の大
きいパスを選択し、そのタイミングをパス情報としてデ
ータ復調部30に出力する。
【0009】ここで、相関回路21は、A/D変換回路
12から供給された受信データと、拡散符号である所定
のコードとの相関値を算出し、積分回路22に出力す
る。積分回路22は、相関回路21から出力されたデー
タを、スロット単位で積分し、得られた結果を出力す
る。
【0010】電力化回路23は、積分回路22から出力
されたデータの相乗平均を計算して出力する。積分回路
24は、電力化回路23からの出力を、フレーム単位で
積分し、得られた結果を出力する。
【0011】パス選択回路25は、積分回路24から出
力されたデータを観察し、電力値の大きいパスを上位か
ら数パス選択し、そのタイミングをパス情報として出力
する。
【0012】データ復調部30は、演算部31−1〜3
1−n、メモリ32、同期検波回路33、および、チャ
ネル推定回路34によって構成されており、パス情報に
応じて、拡散符号と受信データとの相関値を演算し、同
期検波を行った後、出力する。
【0013】ここで、演算部31−1は、相関回路31
−1aおよびコード発生回路31−1bによって構成さ
れ、パス選択回路25から供給されるパス情報に応じた
タイミングで受信データと、コード発生回路31−1b
から供給される拡散符号との相関値を相関回路31−1
aが演算して出力する。
【0014】なお、演算部31−2〜31−nも同様の
構成となっているので、その説明は省略する。メモリ3
2は、演算部31−1〜31−nから出力されたデータ
を、予め決められた領域に格納する。
【0015】同期検波回路33は、メモリ32に格納さ
れているデータに対して同期検波処理を施して出力す
る。チャネル推定回路34は、メモリ32に格納されて
いるデータを、フレーム単位で積分して出力する。
【0016】RAKE合成回路40は、同期検波回路3
3から出力された、逆拡散によって分離された各パスご
との信号を時間と位相をそろえて合成し、出力する。レ
ベル測定回路41は、RAKE合成回路40から出力さ
れたデータのレベルを測定する。
【0017】電力化回路42は、チャネル推定回路34
から出力されたデータの相乗平均を算出し、レベル測定
回路41に供給する。次に、以上の従来例の動作につい
て説明する。
【0018】アンテナ10は、基地局から伝送されてき
た電波を捕捉し、受信回路11に供給する。受信回路1
1は、アンテナ10によって捕捉された電波を、対応す
る電気信号に変換して出力する。
【0019】A/D変換回路12は、受信回路11から
供給された電気信号(アナログ信号)を対応するディジ
タル信号に変換し、パス追従部20とデータ復調部30
とにそれぞれ供給する。
【0020】相関回路21は、A/D変換回路12から
供給された受信データと、図示せぬ他のブロックから供
給された受信中の基地局に対応する拡散符号との相関値
を演算して出力する。
【0021】積分回路22は、相関回路21から出力さ
れたデータを、スロット単位で積分し、出力する。電力
化回路23は、積分回路22によってスロット単位で積
分されたデータの相乗平均を算出し、これを受信信号の
電力を示すデータとして出力する。
【0022】積分回路24は、電力化回路23から出力
されたデータを、フレーム単位(スロットよりも大きい
単位)で積分し、出力する。パス選択回路25は、積分
回路24から出力されたデータを参照し、受信信号の電
力が大きいパスを上位から数個(この例ではn個)選択
し、そのタイミングをパス情報として出力する。
【0023】データ復調部30の演算部31−1〜31
−nは、パス選択回路25から供給されたパス情報が示
すタイミングに同期して、それぞれのコード発生回路か
ら供給される拡散符号と、A/D変換回路12から供給
される受信データとの相関値を演算して出力する。
【0024】メモリ32は、演算部31−1〜31−n
から出力されたデータを、予め決められた所定の領域に
それぞれ格納する。チャネル推定回路34は、パイロッ
ト信号(基準信号)を1スロット分だけ積分し、伝送路
(チャネル)の状態を示す信号を生成し、同期検波回路
33と、電力化回路42にそれぞれ供給する。
【0025】RAKE合成回路40は、同期検波回路3
3から出力された、逆拡散によって分離された各パスご
との信号を時間と位相をそろえて合成し、出力する。レ
ベル測定回路41は、RAKE合成回路40から出力さ
れたデータのレベルを測定する。
【0026】電力化回路42は、チャネル推定回路34
から出力されたデータの相乗平均を算出し、レベル測定
回路41に供給する。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上に示す従
来の受信装置は、相関回路21および相関回路31−1
a〜31−naの(n+1)個の相関回路を有してい
る。一般的に、相関回路は、回路面積を多く必要とする
ので、回路規模が大きくなってしまうという問題点があ
った。
【0028】本発明は、以上のような点に鑑みてなされ
たものであり、回路規模を縮減することが可能な受信装
置を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示す、基地局から送信された信号
を受信して復調する受信装置において、基地局から送信
され、複数のパスを経由して伝送されてきた信号を受信
する受信手段2と、受信手段2によって受信された受信
信号のそれぞれのパスのタイミングを検出するためのパ
ス追従手段5と、パス追従手段5によって検出された複
数のパスのタイミングに応じて、受信信号に逆拡散処理
を施して復調する復調手段6と、受信信号と、拡散符号
との相関値を算出する相関値算出手段3と、パス追従手
段5によってパス追従処理を行う場合には、相関値算出
手段3の出力をパス追従手段5に供給し、復調手段6に
よって受信信号を復調する場合には、相関値算出手段3
の出力を復調手段6に供給する供給先選択手段4と、を
有することを特徴とする受信装置が提供される。
【0030】ここで、受信手段2は、基地局から送信さ
れ、複数のパスを経由して伝送されてきた信号を受信す
る。パス追従手段5は、受信手段2によって受信された
受信信号のそれぞれのパスのタイミングを検出する。復
調手段6は、パス追従手段5によって検出された複数の
パスのタイミングに応じて、受信信号に逆拡散処理を施
して復調する。相関値算出手段3は、受信信号と、拡散
符号との相関値を算出する。供給先選択手段4は、パス
追従手段5によってパス追従処理を行う場合には、相関
値算出手段3の出力をパス追従手段5に供給し、復調手
段6によって受信信号を復調する場合には、相関値算出
手段3の出力を復調手段6に供給する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の動作原理を説明
する原理図である。
【0032】この図に示すように、本発明の受信装置
は、アンテナ1、受信手段2、相関値算出手段3、供給
先選択手段4、パス追従手段5、復調手段6、および、
レベル測定手段7によって構成されている。
【0033】ここで、受信手段2は、基地局から送信さ
れ、複数のパスを経由して伝送されてきた信号をアンテ
ナ1を介して受信する。パス追従手段5は、受信手段2
によって受信された受信信号のそれぞれのパスのタイミ
ングを検出する。
【0034】復調手段6は、パス追従手段5によって検
出された複数のパスのタイミングに応じて、受信信号に
逆拡散処理を施して復調する。相関値算出手段3は、受
信信号と、拡散符号との相関値を算出する。
【0035】供給先選択手段4は、パス追従手段5によ
ってパス追従処理を行う場合には、相関値算出手段3の
出力をパス追従手段5に供給し、復調手段6によって受
信信号を復調する場合には、相関値算出手段3の出力を
復調手段6に供給する。
【0036】レベル測定手段7は、復調手段6によって
復調された信号を参照し、受信信号のレベル測定を行
う。次に、以上の原理図の動作について説明する。
【0037】受信手段2は、基地局から送信されてきた
電波をアンテナ1を介して受信し、対応する電気信号に
変換する。相関値算出手段3は、受信手段2から供給さ
れた受信信号と、拡散符号との相関値を算出し、供給先
選択手段4に供給する。なお、拡散符号は、基地局によ
って異なるので、現在接続中である基地局の拡散符号が
相関値算出手段3に供給され、そこに格納される。
【0038】供給先選択手段4は、所定の基地局との通
信が開始された場合には、先ず、パス追従手段5に対し
て、処理結果のデータを供給する。その結果、パス追従
手段5は、複数のパスを経由して伝送されてきた受信信
号のうち、その電力が大きいものを数個選択し、そのタ
イミングをパス情報として復調手段6に供給する。
【0039】復調手段6は、パス追従手段5から供給さ
れたパス情報に応じて、相関値算出手段3から供給され
たデータを復調し、レベル測定手段7に供給する。レベ
ル測定手段7は、復調手段6から供給された信号のレベ
ルを測定する。
【0040】ところで、パス追従手段5によるパス追従
処理は、所定の周期(例えば、50msec)毎に実行
すれば事足りるので、それ以外の期間は、相関値算出手
段3の出力は復調手段6に供給することができる。
【0041】従って、本発明によれば、相関値算出手段
3を共用することが可能になるので、回路規模を縮減す
ることが可能になる。なお、通信相手となる基地局が変
化した場合には、前述の所定の周期によらず、供給先選
択手段4は、パス追従手段5に相関値を供給し、パスの
追従処理を行わせる。
【0042】次に、本発明の実施の形態について説明す
る。図2は、本発明の第1の実施の形態の構成例を示す
図である。この図に示すように、本発明の受信装置は、
アンテナ10、受信回路11、A/D変換回路12、パ
ス追従部20、データ復調部30、RAKE合成回路4
0、レベル測定回路41、および、電力化回路42によ
って構成されている。
【0043】ここで、アンテナ10は、基地局から伝送
されてきた電波を捕捉する。受信回路11は、アンテナ
10によって捕捉された電波を、対応する電気信号に変
換する。
【0044】A/D変換回路12は、受信回路11から
出力された電気信号(アナログ信号)を、対応するディ
ジタル信号に変換して出力する。パス追従部20は、相
関回路21、積分回路22、電力化回路23、積分回路
24、および、パス選択回路25によって構成され、受
信信号から電力の大きいパスを選択し、パス情報として
データ復調部30に出力する。
【0045】ここで、相関回路21は、A/D変換回路
12から供給された受信データと、拡散符号である所定
のコードとの相関値を算出し、積分回路22に出力す
る。図3は、相関回路21の詳細な構成例を示す図であ
る。
【0046】この図に示すように、相関回路21は、F
F(Flip Flop)80−1〜80−N、FF81−1〜
81−N、乗算回路82−1〜82−N、および、加算
回路83によって構成されている。
【0047】FF80−1〜80−Nには、A/D変換
回路12から出力された受信データが入力され、図示せ
ぬクロック発生回路から供給されるクロック信号に同期
して、次段のFFへ順次移送される。その結果、受信デ
ータはクロック信号の周期に応じて遅延されつつ、FF
80−1〜80−Nを順次移送されることになる。
【0048】FF81−1〜81−Nには、拡散符号で
あるコードが入力されるが、FF80−1〜80−Nと
は異なり、全コードが入力された場合には、クロックの
供給が中止され、入力されたデータが保持されることに
なる。
【0049】乗算回路82−1〜82−Nは、FF80
−1〜80−Nから供給されたデータと、FF81−1
〜81−Nから供給されたデータのそれぞれを乗算し、
得られた結果を出力する。
【0050】加算回路83は、乗算回路82−1〜82
−Nから出力されたデータの総和を演算して出力する。
その結果、加算回路83からは、受信データと、拡散符
号との相関値が出力されることになる。
【0051】なお、以上の相関回路21は、いわゆる
「マッチトフィルタ」と呼ばれる回路である。ところ
で、相関回路としては、図4に示すような「スライディ
ング相関回路」も存在する。
【0052】この例では、スライディング相関回路70
は、コード発生回路71、乗算回路72、加算回路7
3、および、FF74によって構成されている。コード
発生回路71は、受信タイミング信号が供給された場合
には、拡散符号の発生を開始して乗算回路72に供給す
る。
【0053】乗算回路72は、受信データと拡散符号と
の乗算を行い、得られた結果を出力する。加算回路73
は、FF74から出力されたひとつ前の出力データ(逆
拡散データ)と、乗算回路72から出力されたデータと
を加算し、出力する。
【0054】FF74は、加算回路73から出力された
データを一時的に格納し、乗算回路72から次のデータ
が出力されるタイミングで、格納しているデータを読み
出して供給する。
【0055】その結果、FF74からは、受信データと
拡散符号との相関値が出力されることになる。スライデ
ィング相関回路と、マッチトフィルタとを比較すると、
スライディング相関回路の方が構成が簡単であるが、定
められたタイミングでしか相関値を演算できないという
欠点がある。即ち、マッチトフィルタの場合は、時々刻
々と入力される受信データと、拡散符号との相関値を演
算して出力する。本発明ではこの性質を用いて、相関回
路をパス追従部20とデータ復調部30とで共用するこ
とを可能とした。
【0056】図2に戻って、積分回路22は、相関回路
21から出力されたデータを、スロット単位で積分し、
得られた結果を出力する。電力化回路23は、積分回路
22から出力されたデータの相乗平均を計算して出力す
る。
【0057】積分回路24は、電力化回路23からの出
力を、フレーム単位で積分し、得られた結果を出力す
る。パス選択回路25は、積分回路24から出力された
データを観察し、電力値の大きいパスを上位から数パス
選択し、そのタイミングをパス情報として出力する。
【0058】データ復調部30は、選択回路50、メモ
リ32、同期検波回路33、および、チャネル推定回路
34によって構成されており、パス情報に応じて、拡散
符号と受信データとの相関値を演算し、同期検波を行っ
た後、出力する。
【0059】ここで、選択回路50は、パス選択回路2
5によって選択されたパスに対応するデータを相関回路
21の出力から選択して出力する。メモリ32は、選択
回路50から出力されたデータを、予め決められた領域
に格納する。
【0060】同期検波回路33は、メモリ32に格納さ
れているデータに対して同期検波処理を施して出力す
る。チャネル推定回路34は、メモリ32に格納されて
いるデータを、フレーム単位で積分することにより、チ
ャネル推定信号を生成して出力する。
【0061】RAKE合成回路40は、同期検波回路3
3から出力された、逆拡散によって分離された各パスご
との信号を時間と位相をそろえて合成し、出力する。レ
ベル測定回路41は、RAKE合成回路40から出力さ
れたデータのレベルを測定する。
【0062】電力化回路42は、チャネル推定回路34
から出力されたデータの相乗平均を算出し、レベル測定
回路41に供給する。次に、以上の実施の形態の動作に
ついて説明する。
【0063】アンテナ10は、基地局から伝送されてき
た電波を捕捉し、受信回路11に供給する。受信回路1
1は、アンテナ10によって捕捉された電波を、対応す
る電気信号に変換して出力する。
【0064】A/D変換回路12は、受信回路11から
供給された電気信号(アナログ信号)を対応するディジ
タル信号に変換し、パス追従部20とデータ復調部30
とにそれぞれ供給する。
【0065】相関回路21は、通信を行おうとする基地
局固有の拡散符号を図示せぬ他のブロックから取得し、
FF81−1〜81−Nに格納する。そして、A/D変
換回路12から受信データの供給が開始された場合に
は、FF80−1〜80−Nにより受信データを逐次遅
延し、乗算回路82−1〜82−Nにそれぞれ供給す
る。
【0066】乗算回路82−1〜82−Nは、FF80
−1〜80−Nから出力される受信データと、FF81
−1〜81−Nから出力される拡散符号とをそれぞれ乗
算し、得られた結果を出力する。
【0067】加算回路83は、乗算回路82−1〜82
−Nから出力されたデータの総和を演算し、逆拡散デー
タとして出力する。相関回路21から出力されたデータ
は、積分回路22に供給され、そこで、1スロット分だ
け積分され、出力される。
【0068】電力化回路23は、積分回路22によって
スロット単位で積分されたデータの相乗平均を算出し、
これを受信信号の電力を示すデータとして出力する。積
分回路24は、電力化回路23から出力されたデータ
を、フレーム単位(スロットよりも大きい単位)で積分
し、出力する。
【0069】パス選択回路25は、積分回路24から出
力されたデータを参照し、受信信号の電力が大きいパス
を上位から数個(この例ではn個)選択し、そのタイミ
ングをパス情報として出力する。
【0070】パス選択回路25から出力されたパス情報
は、選択回路50に供給される。選択回路50は、相関
回路21から出力される相関値のうち、電力が大きい順
に数個のパスに対応するデータを選択し、メモリ32に
供給する。
【0071】なお、積分回路22以降のブロックは、所
定の周期で動作するか、または、基地局が変化した場合
に動作し、その時点において、受信信号の電力が大きい
数個のパスを選択し、選択回路50に通知する。
【0072】メモリ32は、選択回路50によって選択
されたデータを、予め決められた所定の領域にそれぞれ
格納する。チャネル推定回路34は、パイロット信号
(基準信号)を1スロット分だけ積分し、伝送路(チャ
ネル)の状態を示す信号を生成し、同期検波回路33
と、電力化回路42にそれぞれ供給する。
【0073】RAKE合成回路40は、同期検波回路3
3から出力された、逆拡散によって分離された各パスご
との信号を時間と位相をそろえて合成し、出力する。レ
ベル測定回路41は、RAKE合成回路40から出力さ
れたデータのレベルを測定する。
【0074】電力化回路42は、チャネル推定回路34
から出力されたデータの相乗平均を算出し、レベル測定
回路41に供給する。以上の処理によれば、相関回路2
1を、パス追従部20とデータ復調部30とで共用する
ことが可能になるので、回路規模を削減することが可能
になる。
【0075】なお、以上の実施の形態では、選択回路5
0により、相関回路21の出力を選択するようにした
が、例えば、メモリ32に全てのデータを格納してお
き、パス選択回路25の出力に応じたデータのみを、メ
モリ32から読み出すようにしてもよい。
【0076】図5は、以上の動作を説明するフローチャ
ートである。このフローチャートが開始されると、以下
のステップが実行される。 ステップS10:相関回路21は、拡散符号であるコー
ドを、FF81−1〜81−Nに対して設定する。
【0077】ステップS11:相関回路21は、A/D
変換回路12から出力された受信データを、FF80−
1〜80−Nに供給し、拡散符号との相関値を算出す
る。
【0078】ステップS12:相関回路21は、相関値
の演算結果を、パス追従部20に供給する。 ステップS13:パス選択回路25は、相関回路21の
出力を演算した結果得られたパス情報を、データ復調部
30の選択回路50に供給する。
【0079】ステップS14:相関回路21は、A/D
変換回路12から出力された受信データを、FF80−
1〜80−Nに供給し、拡散符号との相関値を算出す
る。
【0080】ステップS15:相関回路21は、データ
復調部30の選択回路50に対して、演算結果のデータ
を供給する。
【0081】ステップS16:図示せぬ制御部は、処理
を終了するか否かを判定し、処理を終了しない場合には
ステップS17に進み、それ以外の場合には処理を終了
する。
【0082】ステップS17:図示せぬ制御部は、基地
局との間の拡散符号であるコードが変化したか否かを判
定し、コードが変化した場合にはステップS18に進
み、それ以外の場合にはステップS14に戻って同様の
処理を繰り返す。
【0083】ステップS18:図示せぬ制御部は、処理
を終了するか否かを判定し、処理を終了しない場合には
ステップS10に進み、それ以外の場合には処理を終了
する。
【0084】以上の処理によれば、前述した機能を実現
することができる。次に、本発明の第2の実施の形態に
ついて説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態の
構成例を示すブロック図である。なお、この図におい
て、図2と対応する部分には同一の符号を付してあるの
で、その説明は省略する。
【0085】この実施の形態では、図2の場合と比較
し、チャネル推定回路34が除外されており、また、メ
モリ60が付加され、積分回路22の出力が供給されて
いる。それ以外の構成は、図2の場合と同様である。
【0086】メモリ60は、積分回路22から出力され
たデータを一時的に格納し、同期検波回路33と、電力
化回路42に供給する。図2に示すチャネル推定回路3
4は、メモリ32に格納されているデータを1スロット
分だけ積分する処理を実行するが、この動作は積分回路
22の動作と同様である。従って、第2の実施の形態で
は、積分回路22とチャネル推定回路34とを共用する
ことにより、チャネル推定回路34を省略することとし
た。
【0087】なお、第2の実施の形態の動作は、チャネ
ル推定回路34の代わりに、積分回路22が1スロット
分の積分を行う以外は、図2に示す場合と同様であるの
でその詳細な説明は省略する。
【0088】以上の実施の形態によれば、積分回路22
を、パス追従部20と、データ復調部30とで共用する
ことが可能になるので、回路規模を更に縮減することが
可能になる。
【0089】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図7は、本発明の第3の実施の形態の構成例
を示すブロック図である。なお、この図において、図6
と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その
説明は省略する。
【0090】この実施の形態では、図6の場合と比較
し、電力化回路42が省略されており、また、電力化回
路23の出力が、レベル測定回路41に供給されてい
る。それ以外の構成は、図6の場合と同様である。
【0091】電力化回路23は、積分回路22から出力
されるデータの相乗平均を算出し、積分回路24と、レ
ベル測定回路41のそれぞれに供給する。図6に示す電
力化回路42は、メモリ60から出力されたデータの相
乗平均を算出する処理を実行しており、これは電力化回
路23の処理と同様である。従って、本発明の第3の実
施の形態では、電力化回路23と、電力化回路42とを
共用することにより、電力化回路42を省略することと
した。
【0092】なお、第3の実施の形態の動作は、電力化
回路42の代わりに、電力化回路23がデータを電力化
する処理を実行する以外は、第2の実施の形態の場合と
同様であるので、その詳細な説明については省略する。
【0093】以上の実施の形態によれば、電力化回路2
3を、パス追従部20と、データ復調部30とで共用す
ることが可能になるので、回路規模を更に縮減すること
が可能になる。
【0094】なお、以上の実施の形態に示す、パス追従
部20と、データ復調部30とは、半導体装置として構
成することが可能である。また、その周辺回路(例え
ば、A/D変換回路12、RAKE合成回路40、レベ
ル測定回路41)も併せて半導体装置として構成するこ
とも可能である。
【0095】(付記1) 基地局から送信された信号を
受信して復調する受信装置において、前記基地局から送
信され、複数のパスを経由して伝送されてきた信号を受
信する受信手段と、前記受信手段によって受信された受
信信号のそれぞれのパスのタイミングを検出するための
パス追従手段と、前記パス追従手段によって検出された
複数のパスのタイミングに応じて、前記受信信号に逆拡
散処理を施して復調する復調手段と、前記受信信号と、
拡散符号との相関値を算出する相関値算出手段と、前記
パス追従手段によってパス追従処理を行う場合には、前
記相関値算出手段の出力を前記パス追従手段に供給し、
前記復調手段によって受信信号を復調する場合には、前
記相関値算出手段の出力を前記復調手段に供給する供給
先選択手段と、を有することを特徴とする受信装置。
【0096】(付記2) 前記復調手段によって復調さ
れた信号を参照し、受信信号のレベル測定を行うレベル
測定手段を更に有することを特徴とする付記1記載の受
信装置。
【0097】(付記3) 前記パス追従手段は、前記相
関値算出手段の出力を積分する積分手段を有し、前記レ
ベル測定手段は、前記積分手段の出力を利用して受信信
号のレベル測定を行う、ことを特徴とする付記2記載の
受信装置。
【0098】(付記4) 前記パス追従手段は、前記積
分器の出力から受信信号の電力を算出する電力算出手段
を有し、前記レベル測定手段は、前記積分手段と、前記
電力算出手段の出力を参照して受信信号のレベル測定を
行う、ことを特徴とする付記3記載の受信装置。
【0099】(付記5) 前記レベル測定手段は、RA
KE合成によりレベルの測定を行うことを特徴とする付
記2記載の受信装置。 (付記6) 前記供給先選択手段は、前記相関値算出手
段の出力を所定の周期でパス追従手段に供給することを
特徴とする付記1記載の受信装置。
【0100】(付記7) 前記所定の周期は、前記基地
局との状況に応じて適宜変更されることを特徴とする付
記6記載の受信装置。 (付記8) 前記相関値算出手段は、マッチトフィルタ
によって構成されていることを特徴とする付記1記載の
受信装置。
【0101】(付記9) 前記相関値算出手段の出力か
ら所望のパスに対応するデータを選択し、前記復調手段
に供給するパス選択手段を更に有することを特徴とする
付記8記載の受信装置。
【0102】(付記10) 前記パス選択手段は、前記
相関値算出手段からの出力データを半導体メモリに一時
的に格納し、前記パス追従手段から供給された所望のパ
スに対応するアドレスからデータを読み出すことにより
所望のパスを選択することを特徴とする付記8記載の受
信装置。
【0103】(付記11) 基地局から送信された信号
を受信して復調する受信方法において、前記基地局から
送信され、複数のパスを経由して伝送されてきた信号を
受信する受信ステップと、前記受信ステップによって受
信された受信信号のそれぞれのパスのタイミングを検出
するためのパス追従ステップと、前記パス追従ステップ
によって検出された複数のパスのタイミングに応じて、
前記受信信号に逆拡散処理を施して復調する復調ステッ
プと、前記受信信号と、拡散符号との相関値を算出する
相関値算出ステップと、前記パス追従ステップによって
パス追従処理を行う場合には、前記相関値算出ステップ
の出力を前記パス追従ステップに供給し、前記復調ステ
ップによって受信信号を復調する場合には、前記相関値
算出ステップの出力を前記復調ステップに供給する供給
先選択ステップと、を有することを特徴とする受信方
法。
【0104】(付記12) 基地局から送信された信号
を処理する半導体装置において、複数のパスを経由して
受信された受信信号のそれぞれのパスのタイミングを検
出するためのパス追従手段と、前記パス追従手段によっ
て検出された複数のパスのタイミングに応じて、前記受
信信号に逆拡散処理を施し、もとのデータに復調する復
調手段と、前記受信信号と、拡散符号との相関値を算出
する相関値算出手段と、前記パス追従手段によってパス
追従処理を行う場合には、前記相関値算出手段の出力を
前記パス追従手段に供給し、前記復調手段によって受信
信号を復調する場合には、前記相関値算出手段の出力を
前記復調手段に供給する供給先選択手段と、を有するこ
とを特徴とする半導体装置。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、基地局
から送信された信号を受信して復調する受信装置におい
て、基地局から送信され、複数のパスを経由して伝送さ
れてきた信号を受信する受信手段と、受信手段によって
受信された受信信号のそれぞれのパスのタイミングを検
出するためのパス追従手段と、パス追従手段によって検
出された複数のパスのタイミングに応じて、受信信号に
逆拡散処理を施して復調する復調手段と、受信信号と、
拡散符号との相関値を算出する相関値算出手段と、パス
追従手段によってパス追従処理を行う場合には、相関値
算出手段の出力をパス追従手段に供給し、復調手段によ
って受信信号を復調する場合には、相関値算出手段の出
力を復調手段に供給する供給先選択手段と、を設けるよ
うにしたので、相関値算出手段を時分割で共用すること
により、回路規模を削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の構成例を説明する
ブロック図である。
【図3】図2に示す相関回路の詳細な構成例を示すブロ
ック図である。
【図4】相関回路の他の構成例を示す図である。
【図5】図2に示す実施の形態において実行される処理
の一例を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態の構成例を説明する
ブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の構成例を説明する
ブロック図である。
【図8】従来の受信装置の構成例を説明するブロック図
である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受信手段 3 相関値算出手段 4 供給先選択手段 5 パス追従手段 6 復調手段 7 レベル測定手段 10 アンテナ 11 受信回路 12 A/D変換回路 20 パス追従部 21 相関回路 22 積分回路 23 電力化回路 24 積分回路 25 パス選択回路 30 データ復調部 32 メモリ 33 同期検波回路 34 チャネル推定回路 40 RAKE合成回路 41 レベル測定回路 42 電力化回路 50 選択回路 80−1〜80−N FF 81−1〜81−N FF 82−1〜82−N 乗算回路 83 加算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒岩 功一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 金杉 雅己 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K022 EE01 EE31

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局から送信された信号を受信して復
    調する受信装置において、 前記基地局から送信され、複数のパスを経由して伝送さ
    れてきた信号を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された受信信号のそれぞれの
    パスのタイミングを検出するためのパス追従手段と、 前記パス追従手段によって検出された複数のパスのタイ
    ミングに応じて、前記受信信号に逆拡散処理を施して復
    調する復調手段と、 前記受信信号と、拡散符号との相関値を算出する相関値
    算出手段と、 前記パス追従手段によってパス追従処理を行う場合に
    は、前記相関値算出手段の出力を前記パス追従手段に供
    給し、前記復調手段によって受信信号を復調する場合に
    は、前記相関値算出手段の出力を前記復調手段に供給す
    る供給先選択手段と、 を有することを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記復調手段によって復調された信号を
    参照し、受信信号のレベル測定を行うレベル測定手段を
    更に有することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記パス追従手段は、前記相関値算出手
    段の出力を積分する積分手段を有し、 前記レベル測定手段は、前記積分手段の出力を利用して
    受信信号のレベル測定を行う、 ことを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 前記パス追従手段は、前記積分手段の出
    力から受信信号の電力を算出する電力算出手段を有し、 前記レベル測定手段は、前記積分手段と、前記電力算出
    手段の出力を参照して受信信号のレベル測定を行う、 ことを特徴とする請求項3記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 前記供給先選択手段は、前記相関値算出
    手段の出力を所定の周期でパス追従手段に供給すること
    を特徴とする請求項1記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の周期は、前記基地局との状況
    に応じて適宜変更されることを特徴とする請求項5記載
    の受信装置。
  7. 【請求項7】 前記相関値算出手段は、マッチトフィル
    タによって構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の受信装置。
  8. 【請求項8】 前記相関値算出手段の出力から所望のパ
    スに対応するデータを選択し、前記復調手段に供給する
    パス選択手段を更に有することを特徴とする請求項7記
    載の受信装置。
  9. 【請求項9】 基地局から送信された信号を受信して復
    調する受信方法において、 前記基地局から送信され、複数のパスを経由して伝送さ
    れてきた信号を受信する受信ステップと、 前記受信ステップによって受信された受信信号のそれぞ
    れのパスのタイミングを検出するためのパス追従ステッ
    プと、 前記パス追従ステップによって検出された複数のパスの
    タイミングに応じて、前記受信信号に逆拡散処理を施し
    て復調する復調ステップと、 前記受信信号と、拡散符号との相関値を算出する相関値
    算出ステップと、 前記パス追従ステップによってパス追従処理を行う場合
    には、前記相関値算出ステップの出力を前記パス追従ス
    テップに供給し、前記復調ステップによって受信信号を
    復調する場合には、前記相関値算出ステップの出力を前
    記復調ステップに供給する供給先選択ステップと、 を有することを特徴とする受信方法。
  10. 【請求項10】 基地局から送信された信号を処理する
    半導体装置において、 複数のパスを経由して受信された受信信号のそれぞれの
    パスのタイミングを検出するためのパス追従手段と、 前記パス追従手段によって検出された複数のパスのタイ
    ミングに応じて、前記受信信号に逆拡散処理を施し、も
    とのデータに復調する復調手段と、 前記受信信号と、拡散符号との相関値を算出する相関値
    算出手段と、 前記パス追従手段によってパス追従処理を行う場合に
    は、前記相関値算出手段の出力を前記パス追従手段に供
    給し、前記復調手段によって受信信号を復調する場合に
    は、前記相関値算出手段の出力を前記復調手段に供給す
    る供給先選択手段と、 を有することを特徴とする半導体装置。
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