JP2000216709A - Cdma受信機におけるフィルタ及びフィルタ処理方法 - Google Patents

Cdma受信機におけるフィルタ及びフィルタ処理方法

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    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/709Correlator structure
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMA受信機に用いられる電力消費を低減
するマッチドフィルタを提供する。 【解決手段】 各フィルタを、ディジタルI信号36D
とディジタルQ信号をMSB成分36DMとLSB成分
36DLとに分離する分離機構と、複数MSB遅延素子
66〜74と各遅延素子に関連する乗算器76とMSB
信号成分を処理するMSB加算器78を有するMSB処
理部62と、MSB処理部62より少ない複数のLSB
遅延素子80〜88と各遅延素子に関連する乗算器90
とLSB信号成分を処理するLSB加算器92を有する
LSB処理部64と、前記の処理されたMSB及びLS
B信号成分を加算してフィルタ出力を生成する第3加算
器96と、LSB部64に半クロック信号を供給するた
めの1/2クロック発生器94とを有するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラ通信の符号
分割多元接続(CDMA)受信機におけるフィルタ及び
フィルタ処理方法に関し、より詳細には、所要エネルギ
ーが少ない簡素化したマッチドフィルタ及びフィルタ処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来技術によるCDMA受信機
を説明するためのブロック図である。一般に、セルラ通
信に用いられる符号分割多元接続(CDMA)受信機1
0は、図4に全体を示すように、無線周波数(RF)フ
ロントエンド12とアナログ−ディジタル(A/D)変
換器14とベースバンド信号プロセッサ16を含んでい
る。ベースバンド信号プロセッサ16はさらに、マッチ
ドフィルタ(整合フィルタ)18,20を含んでおり、
フィルタの出力信号22,24が制御プロセッサ26に
提供され、この制御プロセッサ26からRAKE受信機
30に信号28を供給する。制御プロセッサ26は又、
多数の信号を生成するが、それについては後述する。か
ようなCDMA受信機は勿論、充電式バッテリで給電さ
れる。消費電力が最少で従ってバッテリの充電間隔の長
いCDMA受信機が望まれている。
【0003】先行技術によるシステムの1タイプにおい
ては、入力信号32を増幅し、RF周波数から中間(I
F)周波数又はベースバンド周波数にダウンコンバート
し、次に図4に示す様に、RFフロントエンド12にお
いて同相信号(I)と直交位相信号(Q)に分解する。
I信号36をA/D変換器14aに入力し、Q信号をA
/D変換器14bに入力する。A/D変換器14で分解
信号をアナログからディジタルに変換して、複数ビット
がベースバンド信号の強度と極性を表現するようにす
る。ディジタルI信号36DとディジタルQ信号38D
は各々マッチドフィルタ18,20の入力信号であり、
又、ベースバンド信号プロセッサ16内のRAKE受信
機30の入力信号である。
【0004】図5は、従来技術によるCDMA受信機に
使用されるマッチドフィルタ部分を示すブロック図であ
る。各マッチドフィルタ18は、乗算器部40と加算器
42とシフトレジスタ44を含んでいる。シフトレジス
タ44は、多数の遅延素子46,48,50,52,5
4を含んでいる。マッチドフィルタ18内の遅延素子の
数は、サンプルレート、即ち、シンボル当たりのチップ
数とチップ当たりサンプル数の乗算により決定される。
遅延素子46〜54の各出力は、後続する遅延素子の入
力であり、また、マッチドフィルタ18の外部から供給
される拡散系列により決定される係数C0−CNが乗算さ
れ、予め定められた系列の相関を計算するために合計さ
れる。
【0005】他の先行技術によるシステムとしては、シ
フトレジスタ出力と係数に対する排他的論理和演算があ
る。加算器の出力は、マッチドフィルタの出力であり、
I及びQのマッチドフィルタ出力を用いて、制御プロセ
ッサにおいて信号強度,位相及び遅延のような受信パス
特性を計算する。制御プロセッサは、マッチドフィルタ
出力からの情報に基づき、RAKE受信機の各フィンガ
に遅延量を割り当てて、パスを復調する。RAKE受信
機は、逆拡散と同期検波を行い、受信データストリーム
を出力する。このデータストリームを処理して所要のデ
ータを得る。“電力及びクロック源”が全てのブロック
に所要の電力とクロックを供給する。
【0006】上述の両タイプのシステムにおいて、マッ
チドフィルタはかなりの電力を要し、従って、バッテリ
の充電寿命が短くなる。
【0007】1994年3月8日付けで付与されたホモ
ア(Homoa)他の米国特許第5,293,398号
公報“ディジタルマッチドフィルタ(Digital Matched
Filter)”には、異なるビット数の受信信号をマルチビ
ット信号に変換してディジタルマッチドフィルタに異な
る相関で入力し、スペクトル拡散方式通信(SSC)シ
ステムにおける受信機内の相関器として使用することが
記載されている。相関出力を重み付け後、異なる重み付
け相関出力を合計し、加算によって得られる合成相関出
力に応じて重み付けファクタを変化させる。このシステ
ムにおいて、相関器は、互いに同様に構成され、システ
ムの残部と同じクロックレートで駆動される。
【0008】1997年4月22日付けで付与されたビ
(Bi)の米国特許第5,623,485号公報“デュ
アルモード符号分割多元接続方式の通信システム及び方
法(Dual Mode Code Division Multiple Access Commun
ication System and Method)”には、パイロット信号
を用いることなく同期検波ができ、チャネル間の干渉を
減じ、より少ないビット誤りとより高いデータレートで
動作可能なCDMA通信システムが記載されている。こ
のシステムは、送信機と受信機を含んでいる。この通信
システムは、セルラ電話システム内の送信及び/又は受
信通信リンクを有している。CDMA信号受信機は、P
N(擬似雑音)系列及びウォルシュ系列により拡散され
た信号を検出するマッチドフィルタを含んでおり、この
マッチドフィルタの出力を用いて同期検波のためのチャ
ネル推定値を計算する。
【0009】1997年8月19日付けで付与されたデ
ュラント(Durant)他の米国特許第5,659,
547号公報“連続位相変調信号のマルチビット相関
(Multi Bit Correlation of Continuous Phase Modula
ted Signal)”には、連続位相変調(CPM)スペクト
ル拡散信号を復調する1つの技法とそのバリエーション
が記載されている。受信機内の複数のA/D変換器は、
復調信号を相関前にマルチビットのディジタル信号に量
子化する。マルチビット相関器は、マルチビットディジ
タル信号を処理して相関信号を生成する。相関信号を結
合して検出用の統合相関信号を形成する。受信機は、受
信信号を2つの信号に分解し、複数のチップ系列(例え
ば、I及びQ)の相関をとり、最終的に結果を結合し、
統合相関にする。
【0010】1998年5月のProc.IEEE Vehicular Te
chnology Conference(VTC’98)の973〜97
7頁に掲載されているナカムラ(Nakamura)他
の論文“第3世代の移動体通信用W−CDMAシステム
の構造と特性の評価(Configuration and characterist
ics Estimation of a W-CDMA system for third Genera
tion Mobile communication)”には、移動体通信シス
テム全体の運転性能を評価するための広帯域CDMAシ
ステムが記載されている。
【0011】1997年IEICE会議議事録B−5−
11(1997年4月)に掲載されているマツヤマ(M
atsuyama)他の論文“マッチドフィルタを装備
したW−CDMA復調器の性能(A Performance of W-C
DMA demodulator with matched filter)”には、広帯
域CDMA復調器の性能特性が記載されている。
【0012】IEICE技術報告(RCS96−74;
1996年8月)に掲載されているセオ(S.Seo)
他の論文“DS−CDMAの送電制御用パイロットシン
ボルを用いるSIRの測定スキーム(SIR measurement
scheme using pilot symbolsfor transmit power contr
ol of DS-CDMA)”には、局までの距離とトラフィック
レベルに応答するDS−CDMAシステムが記載されて
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
公知のシステムは、マッチドフィルタにおける電流消費
量を削減する方法或いは構造を記載していない。特に、
先行技術は、マッチドフィルタの出力を用いRAKEフ
ィンガに対する遅延量と信号対雑音比(SN比)を計算
する際にマッチドフィルタ内の電流消費量を減少させる
方法を教示も示唆もしていない。
【0014】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたものであり、性能劣化の少ないCDMA受信機に用
いられるマッチドフィルタ機構の電流消費量を低減する
方法及び装置を提供することをその目的とする。本発明
は、また、CDMA受信機に用いられるマッチドフィル
タ機構の複雑さを低減する方法及び装置を提供すること
を他の目的とする。本発明は、性能の劣化の少ないCD
MA受信機に用いられるマッチドフィルタ機構のゲート
カウントを低減する方法及び装置を提供することを他の
目的とする。本発明は、さらに、受信信号の質に応じて
CDMA回路部分をターンオフする方法と装置を提供す
ることを他の目的とする。
【0015】本発明は、各々の相関器内の遅延素子数が
異なり、各相関器が異なるクロックレートで駆動される
CDMA受信機を提供することを他の目的とする。ま
た、本発明は、信号対雑音比をマッチドフィルタ出力か
ら計算して、マッチドフィルタの一部をターンオフする
かどうかを決定するのに使用するCDMA受信機を提供
することを他の目的とする。本発明は、さらに、複数ビ
ット信号を分解し、2個の異なる相関器に入力し、各々
のマッチドフィルタの遅延素子数が互いに異なり、各々
の相関器が異なるクロックレートで駆動されるCDMA
受信機を提供することを他の目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信信号を同
相(I)成分及び直交位相(Q)成分に分解するための
無線周波数(RF)フロントエンドと、I成分とQ成分
をIディジタル成分とQディジタル成分に変換するA/
D変換器と、受信機を制御するための制御プロセッサ
と、システムクロックと電源とを有するCDMA受信機
に用いられるフィルタにおいて、各フィルタがディジタ
ルI信号とディジタルQ信号を有意ビット(MSB)信
号成分と非有意ビット(LSB)信号成分とに分離する
分離機構と、複数MSB遅延素子と各遅延素子に関連す
る乗算器とMSB信号成分を処理するMSB加算器を有
するMSB処理部と、前記MSB処理部より少ない複数
のLSB遅延素子と各遅延素子に関連する乗算器とLS
B信号成分を処理するLSB加算器を有するLSB処理
部と、上述の処理をされたMSB及びLSB信号成分を
加算してフィルタ出力を生成する第3加算器とを含むマ
ッチドフィルタ機構と、前記LSB処理部に1/2クロ
ック信号を供給する1/2クロック発生器とを有するフ
ィルタを提供する。
【0017】さらに、本発明は、CDMA受信機におけ
るディジタル信号をフィルタ処理する方法を提供する。
この方法は、ディジタル信号をMSB及びLSB成分に
分割すること、すなわちMSB成分を第1の予め定めら
れた遅延数で処理し乗算演算することと、LSB成分を
第2の予め定められた遅延数で処理し乗算演算すること
とを含む。ここでは、第2の予め定められた数は第1の
予め定められた数よりも少ない。
【0018】本発明の第1の技術手段は、受信信号を同
相成分と直交位相成分に分解する無線周波数フロントエ
ンドと、同期成分と直交位相成分を同相ディジタル成分
と直交位相ディジタル成分に変換するアナログ−ディジ
タル変換器と、受信機を制御する制御プロセッサと、シ
ステムクロックと、電源とを有する符号分割多元接続受
信機におけるフィルタであって、ディジタル同相信号と
ディジタル直交位相信号を有意ビット信号成分と非有意
ビット信号成分とに分離する分離機構と、複数の有意ビ
ット用遅延素子、各々の該遅延素子に関連する乗算器、
及び前記有意ビット信号成分を処理するための有意ビッ
ト用加算器を有する有意ビット処理部と、該有意ビット
処理部より少ない複数の非有意ビット用遅延素子、各々
の該遅延素子に関連する乗算器、及び前記非有意ビット
信号成分を処理するための非有意ビット用加算器を有す
る非有意ビット処理部と、処理後の前記有意ビット信号
成分及び非有意ビット信号成分を加算してフィルタ出力
を生成する第3加算器と、を各フィルタが含むことによ
り構成されたマッチドフィルタ機構を有するとともに、
前記非有意ビット処理部に所定の分周比のクロック信号
を供給するためのクロック分周器を有することを特徴と
したものである。
【0019】本発明の第2の技術手段は、第1の技術手
段において、前記有意ビット処理部と非有意ビット処理
部は、各々、第1相関器部と第2相関器部を含み、さら
に前記クロック分周器と前記非有意ビット処理部の第2
相関器部との間に配置されたスイッチと、クロック源と
前記有意ビット処理部の第2相関器部との間に配置され
た他のスイッチとを含み、前記制御プロセッサは、前記
受信信号に基づき信号対妨害比を解析し、該信号対妨害
比が高い場合に制御信号を発生して前記他のスイッチを
開路し、各前記第2相関器における処理を停止すること
を特徴としたものである。
【0020】本発明の第3の技術手段は、第1の技術手
段において、前記有意ビット処理部と非有意ビット処理
部は、各々、第1相関器部と第2相関器部を含み、さら
に前記電源と該前記第2相関器部との間に配置された第
1スイッチを含み、前記制御プロセッサは、前記受信信
号に基づき信号対妨害比を解析し、該信号対妨害比が高
い場合に制御信号を発生して前記第1スイッチを開路
し、各前記第2相関器における処理を停止することを特
徴としたものである。
【0021】本発明の第4の技術手段は、第3の技術手
段において、前記電源と前記非有意ビットの第1相関器
部との間に配置された第2スイッチを含み、前記制御プ
ロセッサは、前記受信信号の前記信号対妨害比が高い場
合に制御信号を発生して前記第2スイッチを開路するこ
とを特徴としたものである。
【0022】本発明の第5の技術手段は、符号分割多元
接続受信機におけるディジタル信号のフィルタ処理方法
において、ディジタル信号を有意ビット成分と非有意ビ
ット成分に分解し、前記有意ビット成分を、第1の予め
定められた数の遅延と乗算により処理し、前記非有意ビ
ット成分を、前記第1の予め定められた遅延数より少な
い第2の予め定められた数の遅延と乗算により処理する
ことを特徴としたものである。
【0023】本発明の第6の技術手段は、第5の技術手
段において、予め定められた信号対妨害比の状態が生じ
た時に信号成分の処理を停止することを含むことを特徴
としたものである。
【0024】本発明の第7の技術手段は、第6の技術手
段において、前記停止は、前記非有意ビット成分へのク
ロック信号を停止することを含むことを特徴としたもの
である。
【0025】本発明の第8の技術手段は、第6の技術手
段において、前記停止は、前記非有意ビット成分への電
源を遮断することを含むことを特徴としたものである。
【0026】本発明の第9の技術手段は、第6の技術手
段において、前記停止は、前記有意ビット成分の一部へ
の前記クロック信号を停止することを含むことを特徴と
したものである。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の上述及び他の目的と利点
は、この明細書の説明を下記の図面を参照して読めばさ
らに明確に理解できるであろう。本発明は、1998年
1月29日出願の米国特許出願第09/015,424
号“CDMAチャネル予測のためのシステム及び方法
(System and Method forCDMA Channel Estimation)”
及び1998年3月25日出願の米国特許出願第09/
048,240号“パイロットで支援された時間可変有
限インパルス応答、適応型チャネルマッチング受信シス
テム及び方法(Pilot Aided, Time-Varying Finite Im
puluse Response, Adaptive Channel Mathcing Receivi
ng Systemand Method)”に関連する。
【0028】本発明は、A/D変換器の複数の出力ビッ
トを有意ビット(Most SignificantBits;MSB)と非
有意ビット(Least Significant Bits;LSB)に分離
することによりその目的を達成する。MSBを第1シフ
トレジスタに入力し、LSBを第2シフトレジスタに入
力する。ここでは、シフトレジスタを相関器とも記述す
る。第2シフトレジスタは、第1シフトレジスタより少
ない遅延素子を有している。この構成は、マッチドフィ
ルタ(整合フィルタ)におけるゲートカウントと複雑さ
を軽減する。さらに、LSB用遅延素子はMSB用遅延
素子よりも遅いクロックレートで駆動される。これによ
り、電流消費量が減少する。加えて、マッチドフィルタ
の一部に供給されるクロック又は電源は、受信信号の信
号対妨害比(SIR)又は受信Eb/I0が高い場合に
ターンオフ(スイッチの切断)することができる。これ
は、移動セットを基地局付近で使用し受信信号レベルが
高い場合に発生する。これにより、消費電力がさらに減
少する。例えば、3デシベルのSIRしきい値を選択す
れば、3デシベル以上のSIRを有する“高レベル”信
号を受信した時にシステムの選択部分がターンオフされ
る。なお、かような信号の受信は、又、そのシステムが
基地局に“近い”ことを示している。
【0029】したがって、各々の相関器に設置された遅
延素子数は異なり、各々の相関器は異なるクロックレー
トで駆動される。複数のビット信号は分解され、2つの
異なる相関器に入力される。各々のマッチドフィルタ内
の遅延素子数は異なり、これによっても、電流消費量が
減少する。
【0030】図1は、本発明の第1の実施形態における
CDMA受信機に使用されるマッチドフィルタ機構を示
すブロック図で、図中、60はマッチドフィルタ機構全
体である。なお、図1において、電源の供給線は省略し
て示してある。マッチドフィルタ60はCDMA受信機
に用いられ、先行技術におけるようにパス特性を導出す
る。フィルタ60は、有意ビット用のMSB部62と非
有意ビット用のLSB部64を含んでいる。MSB部6
2は、さらに遅延素子66〜74及びそれらに対応する
乗算器76とMSB加算器78を含む。遅延素子66〜
74と乗算器76は、信号を予め定められた遅延数及び
乗算処理数を提供する。LSB部64はさらに遅延素子
80〜88及びそれらに対応する乗算器90とLSB加
算器92を含む。ここでは、クロック分周器の一例とし
て、MSB処理部62に供給されるクロックを1/2に
分周してLSB処理部64に供給する1/2クロック発
生器を用いている。1/2クロック発生器94は後述す
るようにクロック源からシステムクロックを入力して1
/2に分周して出力する。第3加算器96は加算器78
と92からの出力信号を結合する。なお、先行技術によ
るシステムからの構成要素が使用されている場合、それ
らの構成要素には図4及び図5に用いた同一の符号を付
して示してある。
【0031】図1において、ディジタル同相信号36D
のようなディジタル信号はMSB成分36DMとLSB
成分36DLに各々分離される。マッチドフィルタの入
力ビット数は、説明上、4ビットであると仮定するが、
実際のビット数は制限されない。入力信号はA/D変換
器により1符号ビット、上半分(有意)2ビット(MS
B)及び下半分(非有意)1ビット(LSB)に分離さ
れる。符号ビットを含めた各ビットは、各々のシフトレ
ジスタの入力である。LSB遅延素子の数は、MSB遅
延素子の数より少なく、代表的な例では、MSB遅延素
子の半数である。この結果、ゲートカウントと遅延素子
の電流消費量は処理ビット数にほぼ比例するので、各々
減少する。MSBとLSBの遅延素子出力は、各々、後
続する遅延素子への入力となり、係数C0−CNが乗じら
れる。MSBとLSBの各々の乗算結果は、MSB加算
器78とLSB加算器92で各々加算される。加算結果
はさらに第3加算器96により加算される。第3加算器
96の出力は、フィルタ60のマッチドフィルタ出力で
ある。ここで、MSB部62が"0"から"N−1"さら
に"N"に前進するN+1の遅延素子を有し、LSB部6
4は、例えば“0”から“N−2”さらに“N”まで前
進するより少数の遅延素子を有していることに留意すべ
きである。
【0032】LSB用ベースバンドブロック、即ちLS
B部64は、システムクロックからの1/2クロック信
号を発生する1/2クロック発生器94によって駆動さ
れる。クロックが遅くなれば電力消費量が減少する。
【0033】乗算係数C0−CNは代表例であって制限す
るものでなく、任意の他の予め定められた係数をMSB
に設定できる。LSBの複雑さを軽減することにより生
じる性能の低下は、その出力が遅延量を決定するために
だけに使用するので、制御プロセッサ26の決定には影
響を及ぼさない。LSB出力は、マッチドフィルタ60
の加算出力に殆ど影響しない。
【0034】図2は、本発明の第2の実施形態における
CDMA受信機に使用されるマッチドフィルタ機構を示
すブロック図で、図中、100はマッチドフィルタ機構
全体である。なお、図2において電源の供給線は省略し
て示してある。本実施形態において、MSB部62とL
SB部64は、2つの部分に分解され、各々、第1相関
器102,104と第2相関器106,108を含んで
いる。1/2クロック発生器94は、システムクロック
からの信号を受信し、1/2クロック信号をLSB相関
器104,108に供給する。第2相関器へのクロック
は、予め設定した条件状態が存在する場合に制御プロセ
ッサ26からのスイッチ110,112を開路する制御
信号でターンオフすることができる。制御プロセッサ2
6において、信号対妨害比(SIR)を受信信号から算
出する。制御プロセッサ26は、ASIC(特定用途向
けIC),DSP(ディジタル信号プロセッサ),マイ
クロプロセッサ等により実体化される。SIRは次式で
計算できる。
【0035】
【数1】
【0036】式中、Sは受信信号の強度、Iは平均化さ
れた妨害信号の強度、Nは平均化されるマッチドフィル
タ出力の数、Riは複合マッチドフィルタ出力、Rav
はRiの平均である。
【0037】SIRが高ければ、マッチドフィルタの相
関ピークは安定している。この場合、マッチドフィルタ
の低い相関ピークは、RAKEフィンガへの経路割り当
てには影響せず、従って、乗算器出力の全てを加算する
必要はない。かような場合、制御プロセッサ26は第2
相関器106,108へのクロックをターンオフする。
トランジスタの開閉が生じなければ、ベースバンドプロ
セッサを実装するためにASICに一般的に用いられて
いるような代表的なCMOS回路は殆ど電流を消費しな
いので、第2相関器106,108における電流消費量
は事実上ゼロになる。第1と第2の相関器におけるタッ
プ数の比は、マッチドフィルタ出力の相関ピークの劣化
と電流消費量のトレードオフである。代表的なタップ数
の比は、1:1である。相関器の細分部の数はかような
設計上のトレードオフによって決定される。
【0038】図3は、本発明の第3の実施形態における
CDMA受信機に使用されるマッチドフィルタ機構を示
すブロック図で、図中、120はマッチドフィルタ機構
全体である。なお図3において、クロック信号の供給線
は省略して示してある。図3において、第2相関器の細
分部106,108への電源は、各々スイッチ122,
124を開路する制御プロセッサ26からの制御信号に
よってターンオフできる。制御プロセッサ26は、信号
対妨害比に基づき第2相関器の細分部(処理部)への電
源をターンオフする。制御プロセッサ26は、信号対雑
音比が十分高い場合に、スイッチ126に制御信号を送
り、LSB相関器の細分部104への電源をターンオフ
する。
【0039】以上、先行技術のCDMAシステムよりも
回路が複雑でなく電力消費量が少ないマッチドフィルタ
機構とその動作方法を開示してきた。本発明の好適な実
施形態と幾つかのバリエーションにつき記述してきた
が、開示実施例にさらなる修正及び変更を加えることが
できる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、性能劣化の少ないCD
MA受信機に用いられるマッチドフィルタ機構の電流消
費量を低減可能となる。また、本発明によれば、CDM
A受信機に用いられるマッチドフィルタ機構の複雑さを
低減可能となる。さらに、性能の劣化の少ないCDMA
受信機に用いられるマッチドフィルタ機構のゲートカウ
ントを低減可能となる。
【0041】本発明によれば、受信信号の質に応じてC
DMA回路部分をターンオフすることが可能となり、ま
た、各々の相関器内の遅延素子数が異なり、各相関器が
異なるクロックレートで駆動可能、信号対雑音比をマッ
チドフィルタ出力から計算して、マッチドフィルタの一
部をターンオフするかどうかを決定するのに使用するこ
とが可能、さらには、複数ビット信号を分解し、各々の
マッチドフィルタの遅延素子数が互いに異なる2個の異
なる相関器に入力し、各々の相関器が異なるクロックレ
ートで駆動可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるCDMA受信
機に使用されるマッチドフィルタ部分を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第2の実施形態におけるCDMA受信
機に使用されるマッチドフィルタ部分を示すブロック図
である。
【図3】本発明の第3の実施形態におけるCDMA受信
機に使用されるマッチドフィルタ部分を示すブロック図
である。
【図4】従来技術によるCDMA受信機を説明するため
のブロック図である。
【図5】従来技術によるCDMA受信機に使用されるマ
ッチドフィルタ部分を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…CDMA受信機、12…RFフロントエンド、1
4…A/D変換器、16…ベースバンド信号プロセッ
サ、18,20…マッチドフィルタ、22,24…フィ
ルタ出力信号、26…制御プロセッサ、28…信号、3
0…RAKE受信機、32…入力、34…デ−タストリ
−ム、36…I信号、36D…ディジタルI信号、36
DM…MSB成分、36DL…LSB成分、38…Q信
号、38D…ディジタルQ信号、40…乗算器部、42
…加算器、44…シフトレジスタ、46〜54…遅延素
子、60,100,120…マッチドフィルタ、62…
MSB部、64…LSB部、66〜74…MSB遅延素
子、76…乗算器、78…MSB加算器、80〜88…
LSB遅延素子、90…乗算器、92…LSB加算器、
94…1/2クロック発生器、96…第3加算器、10
2…MSB用第1相関器、104…LSB用第1相関
器、106…MSB用第2相関器、108…LSB用第
2相関器、110,112,122,124,126…
スイッチ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を同相成分と直交位相成分に分
    解する無線周波数フロントエンドと、同相成分と直交位
    相成分を同相ディジタル成分と直交位相ディジタル成分
    に変換するアナログ−ディジタル変換器と、受信機を制
    御する制御プロセッサと、システムクロックと、電源と
    を有する符号分割多元接続受信機におけるフィルタであ
    って、 ディジタル同相信号とディジタル直交位相信号を有意ビ
    ット信号成分と非有意ビット信号成分とに分離する分離
    機構と、 複数の有意ビット用遅延素子、各々の該遅延素子に関連
    する乗算器、及び前記有意ビット信号成分を処理するた
    めの有意ビット用加算器を有する有意ビット処理部と、 該有意ビット処理部より少ない複数の非有意ビット用遅
    延素子、各々の該遅延素子に関連する乗算器、及び前記
    非有意ビット信号成分を処理するための非有意ビット用
    加算器を有する非有意ビット処理部と、 処理後の前記有意ビット信号成分及び非有意ビット信号
    成分を加算してフィルタ出力を生成する第3加算器と、 を各フィルタが含むことにより構成されたマッチドフィ
    ルタ機構を有するとともに、前記非有意ビット処理部に
    所定の分周比のクロック信号を供給するためのクロック
    分周器を有することを特徴とする符号分割多元接続受信
    機におけるフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記有意ビット処理部と非有意ビット処
    理部は、各々、第1相関器部と第2相関器部を含み、さ
    らに前記クロック分周器と前記非有意ビット処理部の第
    2相関器部との間に配置されたスイッチと、クロック源
    と前記有意ビット処理部の第2相関器部との間に配置さ
    れた他のスイッチとを含み、前記制御プロセッサは、前
    記受信信号に基づき信号対妨害比を解析し、該信号対妨
    害比が高い場合に制御信号を発生して前記他のスイッチ
    を開路し、各前記第2相関器における処理を停止するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の符号分割多元接続受信
    機におけるフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記有意ビット処理部と非有意ビット処
    理部は、各々、第1相関器部と第2相関器部を含み、さ
    らに前記電源と各前記第2相関器部との間に配置された
    第1スイッチを含み、前記制御プロセッサは、前記受信
    信号に基づき信号対妨害比を解析し、該信号対妨害比が
    高い場合に制御信号を発生して前記第1スイッチを開路
    し、各前記第2相関器における処理を停止することを特
    徴とする請求項1に記載の符号分割多元接続受信機にお
    けるフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記電源と前記非有意ビットの第1相関
    器部との間に配置された第2スイッチを含み、前記制御
    プロセッサは、前記受信信号の前記信号対妨害比が高い
    場合に制御信号を発生して前記第2スイッチを開路する
    ことを特徴とする請求項3に記載の符号分割多元接続受
    信機におけるフィルタ。
  5. 【請求項5】 符号分割多元接続受信機におけるディジ
    タル信号のフィルタ処理方法において、 ディジタル信号を有意ビット成分と非有意ビット成分に
    分解し、 前記有意ビット成分を、第1の予め定められた数の遅延
    と乗算により処理し、 前記非有意ビット成分を、前記第1の予め定められた遅
    延数より少ない第2の予め定められた数の遅延と乗算に
    より処理することを特徴とする符号分割多元接続受信機
    におけるディジタル信号のフィルタ処理方法。
  6. 【請求項6】 予め定められた信号対妨害比の状態が生
    じた時に信号成分の処理を停止することを含むことを特
    徴とする請求項5に記載の符号分割多元接続受信機にお
    けるディジタル信号のフィルタ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記停止は、前記非有意ビット成分への
    クロック信号を停止することを含むことを特徴とする請
    求項6に記載の符号分割多元接続受信機におけるディジ
    タル信号のフィルタ処理方法。
  8. 【請求項8】 前記停止は、前記非有意ビット成分への
    電源を遮断することを含むことを特徴とする請求項6に
    記載の符号分割多元接続受信機におけるディジタル信号
    のフィルタ処理方法。
  9. 【請求項9】 前記停止は、前記有意ビット成分の一部
    への前記クロック信号を停止することを含むことを特徴
    とする請求項6に記載の符号分割多元接続受信機におけ
    るディジタル信号のフィルタ処理方法。
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