JP3150129B2 - Cdma移動体通信受信装置 - Google Patents

Cdma移動体通信受信装置

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JP3150129B2 JP6678399A JP6678399A JP3150129B2 JP 3150129 B2 JP3150129 B2 JP 3150129B2 JP 6678399 A JP6678399 A JP 6678399A JP 6678399 A JP6678399 A JP 6678399A JP 3150129 B2 JP3150129 B2 JP 3150129B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(Code
Division Multiple Access;符号分割多重)を用いた
移動体通信受信装置に関し、特に受信タイミングを検出
してから受信処理を行う事を特徴とするCDMA移動体
通信受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話などの移動体通信システムで
は、CDMA方式が用いられ、通話中の移動などによる
受信状態の変化に対応するため、同期補足、同期追跡を
して最良のパスを選択して復調を行なうようにしてい
る。従来のCDMA移動体通信受信装置では、無線受信
部はアンテナから受信した受信キャリア信号を入力して
ベースバンド拡散信号を出力し、相関計算部では、タイ
ミングをずらしながらベースバンド拡散信号に拡散信号
をかけて各タイミングで相関値データを求め、遅延プロ
ファイル検出部では、この相関値データから遅延プロフ
ァイルを出力し、遅延プロファイルのピーク値から選択
パスタイミング候補を求め、選択パスタイミングを複数
のフィンガに割り当て、それぞれのタイミングで逆拡散
されたベースバンド信号を、RAKE合成して復調デー
タとして出力する。
【0003】このようにCDMA移動体通信受信装置で
は、移動する局(移動局)から送られてきた信号を受信
装置が最良の状態で復調できるように、動作タイミング
等を移動する局側の信号に合わせる必要がある。この動
作タイミングを「パスタイミング」といい、パスタイミ
ングは、通常任意のデータ列により構成されるスロット
の先頭の位置を指し示している。
【0004】このパスタイミングで復号を行うことによ
り、正確にデータの復号を行うことができる。逆に、こ
のパスタイミングがずれると、復号がうまく行われず、
受信信号は全く現れなくなってしまう。
【0005】そして、従来の逆拡散タイミング検出処理
では、各スロット毎に、受信信号と、各スロット固有の
PL符号(パイロット符号)を拡散コードで拡散したも
のとの相互相関をとって相関値データを生成し、この相
関値データを基に、当該スロットにおける電力値データ
を算出し、その後、パラメータにより設定されている時
間分の電力値データを積分して積分データを求め、積分
データに基づき、パスタイミングを求めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術においては、移動局の移動などによりパス
タイミングの検出精度が悪化し、その結果、後段のRA
KE合成等の結果が悪化する可能性がある、という問題
点を有している。なお、RAKE方式の受信装置の構
成、及びRAKE合成については、例えば特開平9−3
21664号公報、特開平10−271034号公報等
の記載が参照される。
【0007】その理由は、遅延プロファイルによりパス
タイミングを求めるために行われる相関電力値データの
積分を行う時間が一定であり、また他局の干渉やノイズ
等の影響を減少させる為に、ある程度の時間、積分処理
を行う必要があり、パスタイミングの急激な変化にパス
タイミング検出処理が追従できなくなる、ためである。
【0008】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、パスタイミング検
出処理における検出精度を向上し、受信品質の向上する
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、アンテナからの受信キャリア信号を入力しベース
バンド拡散信号を出力する無線受信手段と、受信信号に
予め含まれることが既知であるパイロット符号部と拡散
符号により生成された拡散信号と、前記ベースバンド拡
散信号とを入力とし、これら2信号の相互相関値を2信
号の位相をずらしながら算出する相関電力計算手段と、
前記相関電力計算手段からの前記相関電力値を入力と
し、これを所定時間積分することにより相関電力積分デ
ータを出力する積分計算手段と、前記積分計算手段から
の積分データを入力し遅延プロファイルデータを出力と
する遅延プロファイル検出手段と、前記相関電力計算手
段からの相関電力値、前記積分計算手段からの相関電力
積分データ、および遅延プロファイル検出手段からの遅
延プロファイルデータを入力とし、逆拡散タイミングを
出力とするパスタイミング調整手段と、を備える。
【0010】本発明においては、前記パスタイミング調
整手段は、好ましくは、前記相関電力計算手段からの相
関電力値、前記積分計算手段からの相関電力積分デー
タ、および前記遅延プロファイル検出手段からの遅延プ
ロファイルデータを入力とし、逆拡散タイミング調整用
のしきい値を出力とするしきい値計算手段と、前記積分
計算手段からの相関電力値データと、前記しきい値計算
手段からのしきい値と、前記遅延プロファイル検出手段
からの遅延プロファイルと、を入力し、逆拡散タイミン
グを出力するしきい値判定・逆拡散タイミング調整手段
と、を備える。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明のCDMA移動体通信受信装置は、その好
ましい実施の形態において、アンテナから入力されたキ
ャリア周波数の信号をベースバンド拡散信号に変換する
無線受信手段(図1の1)と、受信信号に予め含まれる
ことが既知であり受信装置等に記憶保持されるパイロッ
ト符号部と拡散符号により生成された拡散信号と、ベー
スバンド拡散信号とを入力とし、これら2信号の相互相
関値を2信号の位相をずらしながら算出し、相関電力値
データを出力する相関電力計算手段(図2の21、2
2)と、相関電力計算手段からの相関電力値データを入
力とし、これをパラメータ設定手段(図2の26)で設
定された積分時間の間積分することにより相関電力積分
データを出力する積分計算手段(図2の23)と、積分
計算手段からの相関電力積分データを入力し、遅延プロ
ファイルデータを出力とする遅延プロファイル検出手段
(図2の24)と、相関電力計算手段からの相関電力値
データ、積分計算手段からの相関電力積分データ、およ
び遅延プロファイル検出手段からの遅延プロファイルデ
ータを入力とし、逆拡散タイミングを出力とするパスタ
イミング調整手段(図2の25)とを有するパスタイミ
ング検出手段(図1の12)と、ベースバンド拡散信号
と逆拡散タイミングを入力とし逆拡散されたベースバン
ド信号を出力する逆拡散手段(図1の13)と、逆拡散
されたベースバンド信号を入力として復調データを出力
するデータ復調手段(図1の14)とを備える。
【0012】本発明によれば、パスタイミング検出手段
(図1の12)において、従来方式の積分データによる
パスタイミング検出処理に加え、各スロットの相関電力
値データの値を利用してパスタイミングの調整処理を行
う。
【0013】また、本発明は、その好ましい実施の形態
において、パスタイミング調整手段は、相関電力値デー
タ、相関電力積分データ、および遅延プロファイルデー
タを入力とし、逆拡散タイミング調整用のしきい値を出
力とするしきい値計算手段(図3の31)と、相関電力
値データと、しきい値計算手段(31)からのしきい値
と、遅延プロファイル検出手段からの遅延プロファイル
と、を入力し、逆拡散タイミングを出力するしきい値判
定・逆拡散タイミング調整手段(図3の32)と、を備
える。
【0014】本発明においては、ノイズもしくはフエー
ジング等の影響で最適なパスタイミングが見つからなか
った場合のために、パスタイミング調整手段(図2の2
5)では、相関電力積分データ、相関電力値データ、前
スロットまでのパスタイミングを参考としてしきい値を
算出することで、常にパスタイミングが通知されるよう
に、ガード処理を行うものである。
【0015】かかる構成の本発明によれば、急激なパス
タイミングの変化に追従することを可能としており、パ
スタイミング検出処理の精度を向上させており、後段で
のRAKE合成等での劣化を防止することができ、受信
精度を向上する。
【0016】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例をなすCDMA
移動体通信受信機の構成を示す図である。図1を参照す
ると、CDMA移動体通信受信機は、アンテナからの受
信キャリア信号を入力しベースバンド拡散信号を出力す
る無線受信部11と、ベースバンド拡散信号を入力とし
パスタイミングを出力とするパスタイミング検出部12
と、ベースバンド拡散信号とパスタイミングを入力とし
逆拡散されたベースバンド信号を出力する逆拡散部13
と、逆拡散されたベースバンド信号を入力とし復調デー
タを出力とするデータ復調部14と、を備えて構成され
ている。
【0017】図2は、本発明の一実施例におけるパスタ
イミング検出部12の構成を示す図である。図2を参照
すると、パスタイミング検出部12は、受信信号に予め
含まれることが既知であるパイロット符号部と拡散符号
により生成された拡散信号と、無線受信部11からの出
力であるベースバンド拡散信号とを入力し、これら2つ
の信号の相互相関値を2信号の位相(タイミング)をず
らしながら算出して相関値データを出力とする相関値計
算部21と、相関値計算部21からの相関値データを入
力とし相関電力値データを出力する相関電力値計算部2
2と、相関電力値計算部22からの相関電力値データを
入力としパラメータ設定部26により設定された積分時
間の間積分を行い、相関電力積分データを出力する積分
計算部23と、積分計算部23からの相関電力積分デー
タを入力とし、相関電力積分データの上位の所定個のタ
イミングを選び遅延プロファイルとして出力する遅延プ
ロファイル検出部24と、相関電力値計算部22からの
相関電力値データ、積分計算部23からの相関電力積分
データ、および遅延プロファイル検出部24からの遅延
プロファイルを入力とし、逆拡散タイミングを出力する
パスタイミング調整部25と、を備えて構成されてい
る。
【0018】図3は、本発明の一実施例におけるパスタ
イミング調整部25の構成を示す図である。図3を参照
すると、パスタイミング調整部25は、相関電力値デー
タ、相関電力積分データ、および遅延プロファイル検出
部24から出力される遅延プロファイルデータを入力と
し、これらのデータから、しきい値を出力するしきい値
計算部31と、しきい値計算部31からのしきい値を入
力とし、遅延プロファイル検出部24から出力される遅
延プロファイルを入力とするしきい値判定・逆拡散タイ
ミング調整部32と、を備えて構成されている。
【0019】本発明の一実施例のCDMA移動体通信受
信装置の動作について説明する。CDMAシステムで
は、無線信号が時間的にフレーム分割されており、更
に、1フレームの中が何個かのスロットに分割されてい
るものとする。
【0020】図1を参照すると、アンテナより受信され
たキャリア周波数の信号は無線受信部11によりベース
バンド拡散信号に変換される。
【0021】パスタイミング検出部12では、このベー
スバンド拡散信号から逆拡散タイミングを求め、逆拡散
部13へ通知する。
【0022】逆拡散部13では、通知された逆拡散タイ
ミングでベースバンド拡散信号に対して逆拡散を行う。
【0023】データ復調部14では、逆拡散部13で逆
拡散されたベースバンド信号に対して復調処理を行い復
調データを得る。
【0024】次に図2を参照して、パスタイミング検出
部12の動作について説明する。
【0025】無線受信部11の出力であるベースバンド
拡散信号が、相関値計算部21に入力され、ここで、受
信信号中に含まれる予め既知な信号列(パイロット符
号、「PL符号」という)を拡散コードで拡散したもの
との相関が計算される。この相関値は、PL符号と同期
がとれた点で大きな値を持つ。なお、既知のPL符号は
通常装置内に記憶保持される。
【0026】次に、相関値計算部21からの相関値デー
タが相関電力値計算部22に入力され、相関電力値計算
部22では、相関値データを用いて、当該スロットの相
関電力値データを計算する。相関電力値計算部22で求
められた相関電力値データは、パスタイミング調整部2
5と積分計算部23とに対して入力される。
【0027】積分計算部23では、各スロットの相関電
力値データをパラメータ設定部26により指定された積
分時間にわたって積分を行い、指定されたスロット数の
積分を行った後に、遅延プロファイル検出部24を起動
する。積分処理を行うことでデータが平均化されノイズ
等の影響を減少させる。
【0028】遅延プロファイル検出部24は、相関電力
積分データの値が最大となる点を遅延プロファイルとす
る。これはPL符号の同期がとれている点で相関値が大
きな値を持つためである。また、相関電力積分データお
よび求めた遅延プロファイルは、パスタイミング調整部
25から参照できるように、次に遅延プロファイル検出
処理が起動されるまで値を記憶保持する。
【0029】パスタイミング調整部25は、スロットご
とに起動され、スロットの相関電力値データ、相関電力
積分データ、遅延プロファイル検出部24からの遅延プ
ロファイルを基に、現スロットにおける逆拡散タイミン
グを求める。このように、スロット毎に調整を行うた
め、急激な逆拡散タイミングの変化に追従可能としてい
る。
【0030】次に図3を参照して、パスタイミング調整
部25の動作についての説明する。しきい値計算部31
は、入力された相関電力値データ、相関電力積分デー
タ、遅延プロファイル検出部24から出力された遅延プ
ロファイルより、当該タイミングにおける現在の電力値
を推測し、推測された電力値からしきい値を求める。
【0031】しきい値判定・逆拡散タイミング調整部3
2は、相関電力値データ、しきい値、遅延プロファイル
検出部24から出力された遅延プロファイルから、現ス
ロットでの逆拡散タイミングを算出し、パスタイミング
の調整を行う。
【0032】その際、ノイズの影響等により、パスタイ
ミングの近辺の電力がしきい値以下の場合には、パスタ
イミングの調整を行わず、遅延プロファイル検出部24
から出力された遅延プロファイルデータをそのまま出力
する。
【0033】このように、しきい値処理を行うことによ
り、ノイズの影響でパスタイミングを見失ってしまうこ
とを回避している。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パスタイミングの急激な変化にパスタイミング検出処理
が追従することができ、受信精度を向上する、という効
果を奏する。
【0035】その理由は、本発明においては、各スロッ
トの電力値データを用いて積分データから算出されたパ
スタイミングを調整することにより、精度の高いパスタ
イミングの検出を可能としているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のCDMA移動体通信受信装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例におけるパスタイミング検出
部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例におけるパスタイミング検出
部のパスタイミング調整部の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 無線受信部 12 パスタイミング検出部 13 逆拡散部 14 データ復調部 21 相関値計算部 22 相関電力値計算部 23 積分計算部 24 遅延プロファイル検出部 25 パスタイミング調整部 26 パラメータ設定部 31 しきい値計算部 32 しきい値判定・逆拡散タイミング調整部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−271034(JP,A) 特開 平11−8568(JP,A) 特開 平10−112673(JP,A) 特開 平10−190522(JP,A) 特開 平10−336072(JP,A) 特開 平10−313267(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナから入力の受信キャリアの信号を
    入力してベースバンド拡散信号を出力する無線受信手段
    と、 受信信号に含まれる予め既知な符号列と拡散符号により
    生成される拡散信号と、前記無線受信手段から出力され
    る前記ベースバンド拡散信号とを入力し、これらの2つ
    の信号の相互相関をとり該相互相関から相関電力値デー
    タを出力する相関電力計算手段と、 前記相関電力計算手段から出力される前記相関電力値デ
    ータを入力し、前記相関電力値データを所定時間積分し
    て相関電力積分データを出力する積分計算手段と、 前記積分計算手段から出力される相関電力積分データを
    入力し遅延プロファイルデータを出力する遅延プロファ
    イル検出手段と、を備え、さらに、 前記相関電力計算手段からの相関電力値データ、前記積
    分計算手段からの相関電力積分データ、および前記遅延
    プロファイル検出手段からの遅延プロファイルデータを
    入力とし、逆拡散タイミング調整用のしきい値を出力と
    するしきい値計算手段と、 前記積分計算手段からの相関電力値データと、前記しき
    い値計算手段からのしきい値と、前記遅延プロファイル
    検出手段からの遅延プロファイルデータと、を入力し、
    逆拡散タイミングを出力するしきい値判定・逆拡散タイ
    ミング調整手段と、を含むパスタイミング調整手段と、 を備えたことを特徴とするCDMA移動体通信受信装
    置。
  2. 【請求項2】前記相関電力計算手段が、前記ベースバン
    ド拡散信号と、受信信号中に含まれる予め既知なパイロ
    ット符号を拡散符号で拡散した信号の相互相関値を計算
    する相関値計算手段を備えたことを特徴とする請求項
    記載のCDMA移動体通信受信装置。
  3. 【請求項3】前記積分計算手段が、受信フレームの各ス
    ロットの相関電力値データを、前記積分計算手段の積分
    時間を設定するパラメータ設定手段で指定されたスロッ
    ト分の積分時間にわたって積分した結果を出力する、こ
    とを特徴とする請求項記載のCDMA移動体通信受信
    装置。
  4. 【請求項4】前記遅延プロファイル検出手段が、前記符
    号列と同期がとれている前記相関電力積分データの値が
    最大となる点を遅延プロファイルデータとして出力す
    る、ことを特徴とする請求項記載のCDMA移動体通
    信受信装置。
  5. 【請求項5】前記パスタイミング調整手段が、スロット
    毎に、スロットの相関電力値データ、相関電力積分デー
    タ、前記遅延プロファイル検出手段から出力された遅延
    プロファイルデータを基に、現スロットにおける逆拡散
    タイミングを求める、ことを特徴とする請求項記載の
    CDMA移動体通信受信装置。
  6. 【請求項6】アンンテナからの受信キャリア信号を入力
    してベースバンド拡散信号を出力する無線受信手段と、 受信信号に含まれる予め既知な符号列と拡散符号により
    生成される拡散信号と、前記無線受信手段から出力され
    る前記ベースバンド拡散信号とを入力し、これら2つの
    信号の相互相関をとり該相互相関から相関電力値データ
    を出力する相関電力計算手段と、 前記相関電力計算手段から出力される前記相関電力値デ
    ータを入力し、前記相関電力値データを所定時間積分し
    て相関電力積分データを出力する積分計算手段と、 前記積分計算手段から出力される相関電力積分データを
    入力し遅延プロファイルデータを出力する遅延プロファ
    イル検出手段と、 前記相関電力計算手段からの相関電力値データ、前記積
    分計算手段からの相関電力積分データ、および前記遅延
    プロファイル検出手段からの遅延プロファイルデータを
    入力して、これらのデータに基づき、逆拡散タイミング
    を出力とするパスタイミング調整手段と、 を含み、 前記パスタイミング調整手段が、スロット毎に、前記相
    関電力値データ、前記相関電力積分データ、前記遅延プ
    ロファイル計算手段から出力された遅延プロファイルデ
    ータより、現スロットの電力値を推測し、推測された電
    力値からしきい値を求める手段と、 前記相関電力値データ、前記しきい値、前記遅延プロフ
    ァイル検出手段から出力された遅延プロファイルデータ
    とから、現スロットでの逆拡散タイミングを算出してパ
    スタイミングの調整を行い、その際、パスタイミングの
    近辺の電力が前記しきい値以下の場合には調整を行わず
    前記遅延プロファイル検出手段の出力した遅延プロファ
    イルをそのまま出力するように制御する手段と、を備え
    たことを特徴とするCDMA移動体通信受信装置。
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