JP2003036280A - 設計用データライブラリ、半導体集積回路の設計方法、及び半導体集積回路の製造方法 - Google Patents

設計用データライブラリ、半導体集積回路の設計方法、及び半導体集積回路の製造方法

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JP2003036280A
JP2003036280A JP2001220955A JP2001220955A JP2003036280A JP 2003036280 A JP2003036280 A JP 2003036280A JP 2001220955 A JP2001220955 A JP 2001220955A JP 2001220955 A JP2001220955 A JP 2001220955A JP 2003036280 A JP2003036280 A JP 2003036280A
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circuit
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integrated circuit
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Takashi Yokoi
貴司 横井
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体集積回路の基本セルを新規に揃える処
理を容易化するのに役立つ設計用データライブラリを提
供する。 【解決手段】 設計用データライブラリ(1)は、夫々
所定機能を有する回路の特性を複数のパラメータ(4P
a〜4Pi)を用いて表現した複数の回路データ(4a
〜4i)がコンピュータ装置(2)で読取り可能な記録
媒体(3)に格納され、前記複数の回路データのパラメ
ータの値は前記回路データとは別に与えられるパラメー
タデータ(5,6)によって決定される。基本セルを新
規に用意するときは、回路データに対してそのパラメー
タデータを変更すればよい。回路特性を示すパラメータ
によって回路データ毎の相関を把握することができ、製
造プロセス世代間を渡る基本セル設計において、基本セ
ルに与える回路特性の設計思想を継承でき、新規基本セ
ルを用意するときは、回路データに対してその具体的な
設計値の変更が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
設計に用いる設計用データライブラリ、その設計用デー
タライブラリを用いた半導体集積回路の設計方法、その
設計方法で設計された半導体集積回路の製造方法に関
し、例えば、半導体集積回路製造プロセスの世代交代を
念頭においたプリミティブセルライブラリの実現のため
に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の設計では、既に検証済
みの設計資産の有効活用を図るために、予めセルライブ
ラリで定義された論理ゲート、アンプ、機能モジュール
等の多数の基本セルを設計部品として用いることが行わ
れている。従来、基本セルとして定義されている回路の
性質は、トランジスタサイズ、CMOS回路におけるp
チャネル型とnチャンネル型との間のMOSトランジス
タサイズ比、回路パターン形状などを具体的に数値で定
義している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、プロセス
世代の移行などに呼応して設計部品としての基本セルの
ライブラリもそれに追従させることについて検討した。
例えば、既存の基本セルライブラリに対し、プロセス世
代の移行、トランジスタサイズの変更、CMOS回路に
おけるpチャネル型とnチャンネル型との間のMOSト
ランジスタサイズ比変更などを行うことを想定する。従
来のように、基本セルにおけるトランジスタサイズなど
の回路の性質が夫々個別に数値だけで定義される場合に
は、定義された数値に内在されている設計思想を把握す
ることが実質的に不可能である。例えば、基本セル相互
間でパターン形状やトランジスタのスタック数に相異が
あるとき、トランジスタの回路特性を決定する数値には
其の相違点の何が考慮されているかを把握するための手
がかりになるものがない。要するに、回路定数が単なる
数値で定義されているだけの既存の基本セルに対して製
造プロセスの世代移行等を図ろうとしても、その基本セ
ルに内在する回路設計思想を継承することができない。
結局、製造プロセスの世代移行等を企図した新規の基本
セルに対してある程度の信頼性を得るには、基本セル夫
々の回路の性質に応じた数値を新規に入力し直し、最初
から特性の検証を全てやり直す手間をかけることが必要
になってしまう。
【0004】本発明の目的は、半導体集積回路製造プロ
セスの世代移行、トランジスタサイズの変更、CMOS
回路におけるpチャネル型とnチャンネル型とのMOS
トランジスタサイズ比変更などに答えるための基本セル
を新規に揃える処理を容易化するのに役立つ設計用デー
タライブラリを提供することにある。
【0005】本発明の別の目的は、半導体集積回路製造
プロセスの世代移行などを念頭においた、プリミティブ
セルライブラリの実現を可能にする設計用データライブ
ラリを提供することにある。
【0006】本発明の更に別の目的は、半導体集積回路
製造プロセスの世代移行などが必要であっても、設計工
数の短縮と効率向上に寄与する半導体集積回路の設計方
法を提供することにある。
【0007】本発明のその他の目的は、半導体集積回路
製造プロセスの世代移行などに対して、低いコストで高
い信頼性をもった半導体集積回路を製造するのに好適な
方法を提供することにある。
【0008】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0010】〔1〕《設計用データライブラリ》設計用
データライブラリ(1)は、夫々所定機能を有する回路
の特性を複数のパラメータを用いて表現した複数の回路
データ(4a〜4i)がコンピュータ装置(2)で読取
り可能な記録媒体(3)に格納され、前記複数の回路デ
ータのパラメータの値は前記回路データとは別に与えら
れるパラメータデータ(5,6)によって決定されるも
のである。
【0011】前記回路データは、単数もしくは複数の回
路要素(例えばトランジスタや配線要素等)によって所
定機能(例えばNANDゲート等)を実現するための回
路図データ(4Fa〜4Fi)と、前記回路要素の特性
を表現するパラメータ(4Pa〜4Pi)とを含む。前
記パラメータは、前記回路要素のパターンの形状を表現
可能な第1パラメータ(例えばpチャンネル型MOSト
ランジスタとnチャンネル型MOSトランジスタとのペ
アにおける夫々のゲート電極のコンタクト形状などの相
違を表すパラメータ)と、回路要素の駆動能力の倍率を
表現可能な第2パラメータ(例えばMOSトランジスタ
の負荷駆動能力の倍数を表すパラメータ)と、を含んで
よい。前記パラメータには、前記回路図データ上におけ
る回路要素の位置を表現する第3パラメータを更に含ん
でよい。また、前記パラメータには、MOSトランジス
タの導電型と当該MOSトランジスタに直列されるMO
Sトランジスタの数を示す第4パラメータを更に含んで
よい。
【0012】上記より、半導体集積回路製造プロセスの
世代移行、トランジスタサイズの変更、CMOS回路に
おけるpチャネル型とnチャンネル型とのMOSトラン
ジスタサイズ比変更などに答えるための基本セルを新規
に用意するときは、回路データに対してそのパラメータ
データを変更すればよい。このとき、回路特性を示すパ
ラメータを考慮することにより回路データに対する設計
思想を把握することができる。例えば、CMOSインバ
ータの基本セルにおいて、ゲート入力に他の配線層から
のコンタクトを必要とするか否かのパターン形状の相違
によりゲート幅寸法に差がある場合に、その差の要因を
形状に関する第1パラメータが示す。また、論理ゲート
回路におけるMOSトランジスタの直列段数の相違や負
荷駆動能力の相違によりゲート幅寸法に差がある場合
に、その差の要因をトランジスタの導電型及び直列段数
に関する第4パラメータ及び回路要素の負荷駆動能力の
倍数を示す第2パラメータによって把握することができ
る。したがって、パラメータが表現する回路特性と、そ
のパラメータに与えられた数値との間の相関を把握する
ことが可能であり、これは、パラメータに与えられたパ
ラメータデータがそのパラメータデータを採用すること
についての設計思想を表現できることになる。要する
に、製造プロセス世代間を渡るセル設計などにおいて、
セルに与える回路特性の設計思想を継承することができ
る。よって、回路設計上の設計思想が製造プロセス世代
間を渡り正確に移行でき、新規基本セルを用意するとき
は、回路データに対してその具体的な設計値の変更が容
易になる。
【0013】以上により、半導体集積回路製造プロセス
の世代移行、トランジスタサイズの変更、CMOS回路
におけるpチャネル型とnチャンネル型とのMOSトラ
ンジスタサイズ比変更など行うことを念頭においた、プ
リミティブセルライブラリを実現することができる。
【0014】〔2〕《半導体集積回路の設計方法》半導
体集積回路の設計方法は、夫々所定機能を有する回路の
特性を複数のパラメータを用いて表現した複数の回路デ
ータを入力する第1処理(S1)と、前記複数の回路デ
ータのパラメータの値を特定するパラメータデータを入
力する第2処理(S2)と、入力したパラメータデータ
を参照して前記回路データ毎の回路パターンデータを生
成する第3処理(S3)と、前記第3処理で生成された
回路パターンデータを回路パターン部品として半導体集
積回路のレイアウト設計を行なう第4処理(S9)と、
を含む。
【0015】前記第2処理においてパラメータデータは
設計すべき半導体集積回路に適用する製造プロセスに応
じて決定すればよい。
【0016】上記設計方法は前記設計用データライブラ
リを上記プリミティブセルライブラリとして用いるもの
であり、固有の製造プロセスなどを用いるユーザ仕様に
則ったセルライブラリを速やかに実現して、半導体集積
回路の設計工数の短縮と効率向上に寄与することができ
る。
【0017】〔3〕《半導体集積回路の製造方法》半導
体集積回路の製造方法は、夫々所定機能を有する回路の
特性を複数のパラメータを用いて表現した複数の回路デ
ータを入力する第1処理(S1)と、前記複数の回路デ
ータのパラメータの値を特定するパラメータデータを入
力する第2処理(S2)と、入力したパラメータデータ
を参照して前記回路データ毎の回路パターンデータを生
成する第3処理(S3)と、前記第3処理で生成された
回路パターンデータを回路パターン部品として半導体集
積回路のレイアウト設計を行なう第4処理(S9)と、
前記第4処理で設計されたレイアウトに基づいて半導体
基板に回路を形成する第5処理(S10)と、を含む。
【0018】上記製造方法は前記設計用データライブラ
リを上記プリミティブセルライブラリとして用いた設計
方法を適用したものであり、プロセス世代間を渡るセル
設計などにおいて設計思想を継承した回路設計が実現で
き、回路パラメータの信頼性が向上し、高信頼性実現に
寄与でき、結果的に、それによって製造される半導体集
積回路自体の性能向上と信頼性向上を実現することがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1には本発明に係る設計用デー
タライブラリの一例である回路データライブラリが示さ
れる。回路データライブラリ1は、特に制限されない
が、コンピュータ装置2で読取り可能なハードディスク
等の記録媒体3に複数の回路データ4a〜4iを保有し
て成る。回路データ4a〜4iは夫々所定機能を有する
回路の特性(プロパティー)を複数のパラメータを用い
て表現したデータであり、単数もしくは複数の回路要素
(例えばトランジスタや配線要素等)によって所定機能
(例えばナンドゲート等)を実現するための回路図デー
タ4Fa〜4Fiと、前記回路要素の特性を表現するパ
ラメータ4Pa〜4Piとを含む。前記複数の回路デー
タ4a〜4iのパラメータ4Pa〜4Piの値は前記回
路データ4a〜4iとは別に与えられるパラメータデー
タのテーブル(パラメータテーブル)5によって決定さ
れる。コンピュータ装置2は回路データ4a〜4iに対
してパラメータテーブル5を読み込めば、そのパラメー
タテーブル5で定義されるパラメータの具体的な値に従
って、個々の回路データ4a〜4iに応ずる回路パター
ンデータ等が決定され、それらを、回路設計若しくはレ
イアウト設計(配置配線設計)のための基本セルのライ
ブラリ(回路パターンライブラリ)7として用いること
ができる。パラメータテーブル5に代えて別のパラメー
タテーブル6を読み込めば、今度は、そのテーブル6で
定義されたパラメータの具体的な値に従って、個々の回
路データ4a〜4iに応ずる回路パターンデータ等が決
定され、それらを、更に別の基本セルのライブラリとし
て用いることができる。
【0020】図2には前記回路図データとパラメータの
例が示される。回路図データは1個のpチャンネル型M
OSトランジスタ(4Fb)で代表される素子レベル、
2入力NAND(ナンド)ゲート(4Fc)で代表され
るゲートレベル、2入力NANDゲート回路(4Fd)
に代表されるトランジスタ回路レベルの何れのレベルで
定義することも可能である。少なくとも、トランジスタ
回路レベルでの回路図定義は必須である。4Fb,4F
c,4Fdで代表される夫々の回路図データにはその記
述レベルに応じたパラメータ4Pb,4Pc,4Pdが
付随される。パラメータの詳細は以下で説明する。
【0021】図3にはパラメータの種類が例示される。
パラメータの種類は、特に制限されないが、セルネーム
(CN)、パワー(PW)、レイアウト形状(LP)、
ポジション(PS)、ゲート折り返し本数(GC)、配
線(EW)とされる。
【0022】前記セルネーム(CN)は回路図データを
総称するセルの識別名称、或は回路図データの構成要素
である回路素子などを指称するセルの識別名称を意味す
る。例えばP1_N1は、MOSトランジスタの導電型
とスタック数を示すパラメータ(第4パラメータ)であ
り、1個のpチャネル型MOSトランジスタ(P1)を
意味し、これは1個のnチャネル型MOSトランジスタ
(N1)に直列配置されるものであることを意味する。
別の例として、図2の回路図データ4Fd中のpチャン
ネル型MOSトランジスタTrpは、P1_N2と表さ
れ、nチャンネル型MOSトランジスタTrnはN2_
P1と表される。前記N2_P1の表記は、直列接続さ
れた2個のnチャネル型MOSトランジスタ(N2)を
意味し、これは1個のpチャネル型MOSトランジスタ
(P1)に直列されるものであることを意味する。前記
2NANDは2入力NANDゲートを意味する。
【0023】パワー(PW)はセルネーム(CN)で示
される回路の駆動能力を倍力のような相対値(倍率)で
示すパラメータ(第2パラメータ)である。倍力は×0
0、×05、×1、×15、×2のように表される。×
1を基準値とすると、×00は抵抗素子互換、×0は最
低動作保証倍力、×2は基準の2倍の倍力を意味する。
【0024】前記レイアウト形状(LP)は、セルネー
ム(CN)で示される回路図データの回路要素のパター
ンの形状を類別化して表現するパラメータ(第1パラメ
ータ)であり、例えば、図4に例示されるように、CM
OSインバータにおける拡散層などの半導体領域(Di
ff)の大きさとゲート電極(Poly)の接続形態を
複数種類に亘って類別化したパラメータである。図4の
例では半導体領域の大きさと他の配線層とのコンタクト
部(CNT)の構造の相異によって×A〜×Fのパラメ
ータが定義されている。
【0025】ポジション(PS)はセルネーム(CN)
で示される回路図データ上における回路要素の位置を表
現するパラメータ(第3パラメータ)である。例えば図
5に例示されるセルネームがラッチ回路の回路図データ
上において、入力パート(In)、論理パート(L
o)、プレ出力段パート(P)、及び出力段パート(O
p)を定義する。例えば図5に示される論理ゲート名で
ある2NAND,clocked 2NAND,Tra
ns Gate,INVは後述する図6の回路タイプを
意味する。また、図5に示されるMOSトランジスタ名
であるP3_N2,N3_P2,P2_N2,N2_P
2は、後述する図6のトランジスタタイプを意味してい
る。MOSトランジスタ単体としてトランジスタタイプ
を用いる場合には、後述する論理ゲートに対する構成ト
ランジスタタイプに関する規則は適用されない。ポジシ
ョン(SP)のパラメータは必須でなく、論理規模の極
めて小さな単体セルの場合には省略されてもよい。
【0026】前記ゲート折り返し本数(GC)はMOS
トランジスタを構成する半導体領域上で折返し接続する
ゲート電極の本数を決めるためのパラメータである。
【0027】配線(EW)はアルミニウム配線などの配
線の特性を示すパラメータであり、単位長さの倍数
(L)と、材質、幅、及び厚さの態様(TYP)とを定
義するパラメータである。
【0028】図6にはパラメータテーブルの一例が示さ
れる。同図に示されるパラメータテーブルは、前記パラ
メータテーブル5の一部であり、MOSトランジスタの
Wサイズ(ゲート幅)を決定する為のパラメータテーブル
5A、5Bとされる。パラメータテーブル5Aは、代表
的に示されたレイアウト形状(LP)が×Aに係る各種
セルネームのMOSトランジスタに対するゲート幅寸法
が、×00,×0,×05,×1,…のパワー(PW)
毎に与えられている。ここではセルネーム(CN)は、
回路タイプとTr(トランジスタ)タイプによって定義
されている。Trタイプは前述の通り、MOSトランジ
スタの導電型及びスタック数を示すパラメータとされ
る。例えばパラメータテーブル5Aにおいて回路タイプ
INVで示されるインバータ回路はTrタイプP1_N
1のpチャンネル型MOSトランジスタと、Trタイプ
N1_P1のnチャンネル型MOSトランジスタから成
り、パラメータPWが×1ではpチャンネル型MOSト
ランジスタのゲート幅が0.90μm、nチャンネル型
MOSトランジスタのゲート幅が0.48μmとされ
る。この回路タイプINVで示されるインバータ回路の
パラメータPWが×2のものは×1のものの2倍のゲー
ト幅寸法が指定される。パラメータテーブル5Bには、
レイアウト形状(LP)が×Bに係る各種セルネーム
(CN)のMOSトランジスタに対するゲート幅寸法が
示される。パラメータテーブル5Aと5Bでは同じ回路
タイプのセルを構成するMOSトランジスタでもそのゲ
ート幅寸法は相異される。
【0029】図7には図6の回路タイプに対応する回路
図の例が示される。回路図は図1で説明したパラメータ
に対応する回路図データで特定されている。図7では参
考のために回路図に対応するシンボルを付記してある。
【0030】図8には前記回路データライブラリを用い
た半導体集積回路の設計方法及びその設計方法を適用し
た半導体集積回路の製造方法が例示される。
【0031】半導体集積回路の設計ではエンジニアリン
グワークステーションなどのコンピュータ装置により構
成される設計ツールが用いられる。先ず、夫々所定機能
を有する回路の特性を複数のパラメータを用いて表現し
た複数の回路データを前記回路データライブラリ1から
入力する(S1)。回路データライブラリ1においてM
OSトランジスタのゲート長やゲート幅はパラメータで
表現されている。そして、前記複数の回路データのパラ
メータの値を特定するパラメータデータがテーブル化さ
れたパラメータテーブル5を入力する(S2)。入力し
たパラメータテーブル5のパラメータデータは開発もし
くは製造すべき半導体集積回路に適用する製造プロセス
に応じて決定されている。これにより、回路データライ
ブラリ1から読み込まれた各種回路データにおけるMO
Sトランジスタのゲート長やゲート幅などの回路定数が
確定される。回路定数が具体的に決まった各種回路デー
タに対し、最小配線ピッチ等のデザインルールに従って
デザインオートメーション(DA)による自動配置配線
が行なわれ(S3)、各種回路データに対応する基本セ
ルの回路パターンデータが回路パターンライブラリ7に
得られる(S4)。生成された基本セルに対してはデザ
インルールチェック(DRC)、レイアウトに対して回
路論理機能を満足しているかのチェック(LVS)、素
子間の空き領域チェック(Space check)等の総合的な
検証が行なわれる(S5)。更に、生成された基本セル
に対して回路シミュレーションによる回路性能の検証が
行なわれる(S6)。検証により不具合が見つかった場
合には、それを解消するために、回路データライブラリ
1の回路データを修正し、或は、回路パターンライブラ
リの回路パターンを修正する(S7)。ステップS6の
検証により不具合がなければ、デザインオートメーショ
ンにより基本セルの性能抽出を行ない、基本セルに対す
る性能ライブラリ8の生成処理を行なう(S8)。生成
された性能ライブラリ8の内容、回路パターンライブラ
リ7の基本セル、ユーザ論理9などを用いて、開発もし
くは製造すべき半導体集積回路全体に対する論理合成や
レイアウトパターン合成を行なう(S9)。要するに、
生成された回路パターンライブラリ7の基本セルパター
ンデータを回路パターン部品として半導体集積回路のレ
イアウト設計が行われる。設計されたレイアウトパター
ンに基づいて、ターゲットとされる半導体集積回路のた
めの例えばパターンマスク(フォトマスク)データ10
が形成される。フォトリソグラフィー技術によりパター
ンマスクデータ10に従って、単結晶シリコンなどの半
導体基板に所要の回路を形成するウェーハプロセスが行
われる(S10)。ウェーハプロセスの最後の方ではデ
バイステストやエージングが行なわれ、最終的に半導体
集積回路11が得られる。
【0032】上記回路データライブラリ1を用いれば、
半導体集積回路製造プロセスの世代移行、トランジスタ
サイズの変更、CMOS回路におけるpチャネル型とn
チャンネル型とのMOSトランジスタサイズ比変更など
に答えるための基本セルを新規に用意するときは、回路
データに対して必要なパラメータデータのパラメータテ
ーブルを用意して差し替えればよい。このとき、回路特
性を示すパラメータを考慮することにより回路データに
対する設計思想を把握することができる。例えば、図4
に例示されるようにゲート入力に他の配線層からのコン
タクトを必要とするか否かに応じてパターン形状に相違
がある場合に、その差の要因を形状に関するパラメータ
(×A,×B,×C,…)が示す。また、論理ゲート回
路におけるトランジスタの直列段数の相違や負荷駆動能
力の相異によりゲート幅寸法に差がある場合に、その差
の要因を、トランジスタの導電型及び直列段数に関する
第4パラメータ(例えば図6のTrタイプに示されるパ
ラメータ)と、回路要素の負荷駆動能力の倍数を示す第
2パラメータ(例えば図6のパワーの欄に示されるパラ
メータ×00,×1,×2,…)によって把握すること
ができる。したがって、ここのパラメータが表現する回
路特性と、そのパラメータに与えられた数値との間の相
関を把握することが可能であり、これは、パラメータに
与えられたパラメータデータがそのパラメータデータを
採用することについての設計思想を表現できることにな
る。要するに、製造プロセス世代間を渡るセル設計など
において、セルに与える回路特性の設計思想を継承する
ことができる。よって、回路設計上の設計思想が製造プ
ロセス世代間を渡り正確に移行でき、新規基本セルを用
意するときは、回路データに対してその具体的な設計値
の変更が容易になる。
【0033】これにより、半導体集積回路製造プロセス
の世代移行、トランジスタサイズの変更、CMOS回路
におけるpチャネル型とnチャンネル型とのMOSトラ
ンジスタサイズ比変更など行うことを念頭においた、プ
リミティブセルライブラリを実現することができる。
【0034】上記回路データライブラリ1を用いた設計
方法は前記回路データライブラリ1をプリミティブセル
ライブラリとして用いるものであり、固有の製造プロセ
スなどを用いるユーザ仕様に則ったセルライブラリを速
やかに実現して、半導体集積回路の設計工数の短縮と効
率向上に寄与することができる。
【0035】上記設計方法を適用した半導体集積回路の
製造方法は前記回路データライブラリ1をプリミティブ
セルライブラリとして用いた設計方法を適用したもので
あり、プロセス世代間を渡るセル設計などにおいて設計
思想を継承した回路設計が実現でき、回路パラメータの
信頼性が向上し、高信頼性実現に寄与でき、結果的に、
それによって製造される半導体集積回路自体の性能向上
と信頼性向上を実現することができる。
【0036】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0037】例えば、回路データはインバータやNAN
Dゲートなどの論理ゲートに限定されず、アンプ、フリ
ップフロップ、演算器などの機能ブロックレベルであっ
てもよい。また、パラメータの種類も図3で説明したも
のに限定されない。レイアウト形状のパラメータは図4
の如くセルの高さ及び幅を一定とした条件の下でのパラ
メータであることに限定されず、適宜変更可能である。
また、MOSトランジスタの閾値電圧の相異をパラメー
タによって表現してもよい。また、CMOS回路におけ
るpチャネル型MOSトランジスタとnチャンネル型M
OSトランジスタとのゲート幅などのサイズ比をパラメ
ータで表現してもよい。
【0038】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0039】すなわち、回路特性をパラメータで特定
し、具体的な回路定数はパラメータデータを用いて確定
される、という形態の設計用データライブライを採用す
るから、半導体集積回路製造プロセスの世代移行、トラ
ンジスタサイズの変更、CMOS回路におけるpチャネ
ル型とnチャンネル型とのMOSトランジスタサイズ比
変更などに答えるための基本セルを新規に揃える処理を
容易化するのに役立つ。
【0040】上記より、半導体集積回路製造プロセスの
世代移行などを念頭においた、プリミティブセルライブ
ラリの実現を可能にすることができる。
【0041】上記設計用データライブライを用いて半導
体集積回路の設計を行なうことにより、半導体集積回路
製造プロセスの世代移行などが必要であっても、設計工
数の短縮と効率向上の実現に寄与することができる。
【0042】上記設計方法で設計された回路パターンデ
ータを用いて半導体集積回路を製造することにより、半
導体集積回路製造プロセスの世代移行などに対して、低
いコストで高い信頼性をもった半導体集積回路を製造す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る設計用データライブラリの一例で
ある回路データライブラリを例示する説明図である。
【図2】回路図データとパラメータのペアを概念的に例
示する説明図である。
【図3】パラメータの種類を例示する説明図である。
【図4】セルネームで示される回路図データの回路要素
のパターンの形状を類別化して表現する第1パラメータ
の一例であるレイアウト形状(LP)を示す説明図であ
る。
【図5】セルネームで示される回路図データ上における
回路要素の位置を表現する第3パラメータの一例である
ポジション(PS)を示す説明図である。
【図6】パラメータテーブルの一例を示す説明図であ
る。
【図7】図6の回路タイプに対応する回路図を例示する
説明図である。
【図8】回路データライブラリを用いた半導体集積回路
の設計方法及びその設計方法を適用した半導体集積回路
の製造方法を例示するフローチャートである。
【符号の説明】
1 回路データライブラリ 2 コンピュータ装置 3 記録媒体 4a〜4i 回路データ 4Fa〜4Fi 回路図データ 4Pa〜4Pi パラメータ 5,6 パラメータテーブル 7 回路パターンライブラリ ×A,×B,×C,×D,… 第1パラメータ ×00,×0,×05,×1,… 第2パラメータ In,Lo,Po,Op 第3パラメータ P1_N1,N1_P1,P1_N2… 第4パラメー

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々所定機能を有する回路の特性を複数
    のパラメータを用いて表現した複数の回路データがコン
    ピュータ装置で読取り可能な記録媒体に格納され、前記
    複数の回路データのパラメータの値は前記回路データと
    は別に与えられるパラメータデータによって決定される
    ものであることを特徴とする設計用データライブラリ。
  2. 【請求項2】 前記回路データは、単数もしくは複数の
    回路要素によって所定機能を実現するための回路図デー
    タと、前記回路要素の特性を表現するパラメータとを含
    み、前記パラメータは、前記回路要素のパターンの形状
    を表現可能な第1パラメータと、回路要素の駆動能力の
    倍率を表現可能な第2パラメータと、を含むことを特徴
    とする請求項1記載の設計用データライブラリ。
  3. 【請求項3】 前記パラメータは、前記回路図データ上
    における回路要素の位置を表現する第3パラメータを含
    むことを特徴とする請求項2記載の設計用データライブ
    ラリ。
  4. 【請求項4】 前記パラメータは、MOSトランジスタ
    の導電型と当該MOSトランジスタに直列されるMOS
    トランジスタの数を示す第4パラメータを更に含むこと
    を特徴とする請求項2記載の設計用データライブラリ。
  5. 【請求項5】 夫々所定機能を有する回路の特性を複数
    のパラメータを用いて表現した複数の回路データを入力
    する第1処理と、前記複数の回路データのパラメータの
    値を特定するパラメータデータを入力する第2処理と、
    入力したパラメータデータを参照して前記回路データ毎
    の回路パターンデータを生成する第3処理と、前記第3
    処理で生成された回路パターンデータを回路パターン部
    品として半導体集積回路のレイアウト設計を行なう第4
    処理とを含むことを特徴とする半導体集積回路の設計方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第2処理においてパラメータデータ
    は設計すべき半導体集積回路に適用する製造プロセスに
    応じて決定されるものであることを特徴とする請求項5
    記載の半導体集積回路の設計方法。
  7. 【請求項7】 前記回路データは、単数もしくは複数の
    回路要素によって所定機能を実現するための回路図デー
    タと、前記回路要素の特性を表現するパラメータとを含
    み、前記パラメータは、前記回路要素のパターンの形状
    を表現可能な第1パラメータと、回路要素の駆動能力の
    倍率を表現可能な第2パラメータとを含むことを特徴と
    する請求項5又は6項記載の半導体集積回路の設計方
    法。
  8. 【請求項8】 前記パラメータは、前記回路図データ上
    における回路要素の位置を表現する第3パラメータを含
    むことを特徴とする請求項7記載の半導体集積回路の設
    計方法。
  9. 【請求項9】 前記パラメータは、MOSトランジスタ
    の導電型と当該MOSトランジスタに直列されるMOS
    トランジスタの数を示す第4パラメータを更に含むこと
    を特徴とする請求項7記載の半導体集積回路の設計方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第2処理で入力するパラメータデ
    ータには、前記第4パラメータが規定するMOSトラン
    ジスタのゲート幅を決定する数値を含むことを特徴とす
    る請求項9記載の半導体集積回路の設計方法。
  11. 【請求項11】 夫々所定機能を有する回路の特性を複
    数のパラメータを用いて表現した複数の回路データを入
    力する第1処理と、前記複数の回路データのパラメータ
    の値を特定するパラメータデータを入力する第2処理
    と、入力したパラメータデータを参照して前記回路デー
    タ毎の回路パターンデータを生成する第3処理と、前記
    第3処理で生成された回路パターンデータを回路パター
    ン部品として半導体集積回路のレイアウト設計を行なう
    第4処理と、第4処理で設計されたレイアウトに基づい
    て半導体基板に回路を形成する第5処理と、を含むこと
    を特徴とする半導体集積回路の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2処理においてパラメータデー
    タは設計すべき半導体集積回路に適用する製造プロセス
    に応じて決定されるものであることを特徴とする請求項
    11記載の半導体集積回路の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記回路データは、単数もしくは複数
    の回路要素によって所定機能を実現するための回路図デ
    ータと、前記回路要素の特性を表現するパラメータとを
    含み、前記パラメータは、前記回路要素のパターンの形
    状を表現可能な第1パラメータと、回路要素の駆動能力
    の倍率を表現可能な第2パラメータとを含むことを特徴
    とする請求項11又は12項記載の半導体集積回路の製
    造方法。
  14. 【請求項14】 前記パラメータは、前記回路図データ
    上における回路要素の位置を表現する第3パラメータを
    含むことを特徴とする請求項13記載の半導体集積回路
    の製造方法。
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