JP2003035931A - 光学ユニット、光学ユニットの製造方法及び映像表示装置 - Google Patents

光学ユニット、光学ユニットの製造方法及び映像表示装置

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JP2003035931A JP2001223085A JP2001223085A JP2003035931A JP 2003035931 A JP2003035931 A JP 2003035931A JP 2001223085 A JP2001223085 A JP 2001223085A JP 2001223085 A JP2001223085 A JP 2001223085A JP 2003035931 A JP2003035931 A JP 2003035931A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】映像表示装置用の光学系の光反射部において、
簡易構成及び簡単作業により、信頼性の高い光路調整が
できるようにする。 【解決手段】光反射用のミラーを傾斜状の溝部に挿入
し、溝部の一方の側面とミラーの一方の面との間には弾
性部材を配し、溝部の他方の側面とミラーの他方の面と
の間にはスペーサ部材を配して、スペーサ部材の位置と
厚さとによりミラーの光反射面の傾きを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源側からの光を
ライトバルブ手段に照射し映像信号に応じた光学像を形
成する映像表示技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ライトバルブ素子からの出射光を
投射手段でスクリーンなどに画像として拡大投射するプ
ロジェクタ式表示装置では、通常、光源から投射手段に
至る光路上に、光路方向変更用や色分離用の反射ミラー
と、その傾き調整用の手段とを設け、該反射ミラーの支
持部材の精度による変動や、該ミラーやレンズの形状精
度による変動の影響を抑えるようにしている。光路が所
定方向からずれると、ライトバルブ素子や投射画面に対
する光が正確に通らないことになり、投射により形成さ
れる画面に欠けや色むらが生じたりすることがある。従
来、光路調整手段としては、光路途中の光学部品の姿勢
や位置を調整するものが一般的であり、具体的には光学
部品の1つであるミラー手段や、他の光学部品の1つで
あるレンズ手段の姿勢や位置を調整するようになってい
る。光路途中のミラー手段を調整する例としては、例え
ば、特開平11−202409号号公報、特開2000
−214363号公報、特開平11−281876号公
報、及び特開2000−321661号公報などに記載
されたものがある。これらにおいては反射ミラーの位置
と姿勢の調整にはねじまたはばねが用いられ、該反射ミ
ラーの、ねじまたはばねで押された面の反対側の面はい
ずれの場合も、直接、固定部材に突き当てられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来技術では、調整後にねじがゆるんでしまい調整位置
変動が起きる場合があること、そのために調整後にねじ
を調整位置に位置決めして固定する作業が必要になるこ
と、調整機構が複雑なこと、装置全体の重量や容積が増
大し易いこと、ミラーが直接、固定部材に突き当てられ
ていて損傷を受け易いこと等が実用上の不利点として懸
念される。本発明の課題点は、かかる従来技術の状況に
鑑み、簡易構成及び簡単作業により、信頼性の高い光路
調整ができるようにすることである。本発明の目的は、
かかる課題点を解決できる技術の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題点を解決するた
めに、本発明では、照明光学系における光路方向変更用
手段として、光反射用ミラー部の端部を支持部材の溝内
に挿入し、該ミラー部の一方の面側と該溝部の壁との間
には弾性部材を、また該ミラー部の他方の面側と該溝部
の壁面との間にはスペーサ部材をそれぞれはさみ、上記
スペーサ部材の位置または厚さによって上記ミラー部の
位置または姿勢を調整する。具体的には、 (1)光源側からの光を照明光学系によりライトバルブ
手段に照射し映像信号に応じた光学像を形成する映像表
示装置用の光学ユニットとして、上記照明光学系におけ
る反射手段が、光反射用のミラー部と、該ミラー部を支
持する溝部と、該溝部の一方の側面と該ミラー部の一方
の面との間に配された弾性部材と、該溝部の他方の側面
と該ミラー部の他方の面との間に配されたスペーサ部材
と、を備えて成り、上記スペーサ部材により上記ミラー
部の光反射面の傾きを調整可能とした構成とする。 (2)上記(1)において、上記溝部の側面を、ミラー
部が挿入される方向に次第に溝幅を狭める傾斜状構成と
する。 (3)上記(2)において、上記溝部の傾斜状の側面間
の開角を略2゜以上とする。 (4)上記(1)において、上記スペーサ部材を複数個
設ける。 (5)上記(1)において、上記スペーサ部材を、上記
ミラー部とは別個の部材上に固定する。 (6)光源側からの光を照明光学系によりライトバルブ
手段に照射し映像信号に応じた光学像を形成する映像表
示装置用の光学ユニットの製造方法として、上記照明光
学系における反射手段が、光反射用のミラー部を、該ミ
ラー部を支持する溝部内に挿入する第1のステップと、
該溝部の一方の側面と該ミラー部の一方の面との間に配
された弾性部材により弾性力を該両面間に作用させた状
態で、該溝部の他方の側面と該ミラー部の他方の面との
間に配されるスペーサ部材の該両面内における位置また
は厚さを変えて上記ミラー部の光反射面の傾きを調整す
る第2のステップと、を経て組立てられるようにする。 (7)上記(6)において、上記第2のステップでは、
第1の厚さのスペーサで上記ミラー部を位置決めして光
学系のずれ量を測定後、該測定結果に基づき該ずれ量を
減らすスペーサの第2の厚さと位置とを決めるようにす
る。 (8)上記(6)において、上記第2のステップでは、
複数個のスペーサ部材を用いて上記ミラー部の位置また
は姿勢を調整するようにする。 (9)光源側からの光を照明光学系によりライトバルブ
手段に照射し映像信号に応じた光学像を形成する映像表
示装置用の光学ユニットの製造方法として、上記照明光
学系における反射手段が、光反射用のミラー部を支持す
る傾斜状溝部の第1の側面に、該ミラー部の光反射面の
傾きを規制するスペーサ部材を取付ける第1のステップ
と、上記ミラー部を該ミラー部の一方の面が該スペーサ
部材側に向くようにして上記溝部内に挿入し、該溝部の
第2の側面と該ミラー部の他方の面との間に配された弾
性部材の弾性力により、該ミラー部と該スペーサ部材を
該溝部の上記第1の側面側に押す状態とする第2のステ
ップと、を経て組立てられるようにする。 (10)光源側からの光を照明光学系によりライトバル
ブ手段に照射し映像信号に応じた光学像を形成する映像
表示装置用の光学ユニットの製造方法として、上記照明
光学系における反射手段が、光反射用のミラー部を、該
ミラー部を支持する傾斜状の溝部内に挿入し、該溝部の
一方の側面と該ミラー部の一方の面との間に配された弾
性部材により弾性力を該両面間に作用させた状態で、該
溝部の他方の側面と該ミラー部の他方の面との間に配さ
れたスペーサ部材の該両面内における配置位置または厚
さを変え上記ミラー部の光反射面の傾きを複数種類に調
整した第1の反射手段を複数個準備する第1のステップ
と、該複数個のうちの1つの反射手段またはこれらとは
別の1つの反射手段を第2の反射手段として照明光学系
に組込み、所定位置からの光のずれ量を測定後、該測定
結果に基づき該ずれ量を減らす反射手段を、上記第1の
反射手段及び該第2の反射手段の中から選定する第2の
ステップと、を経て照明光学系に組込まれることを特徴
とする光学ユニットの製造方法。 (11)映像表示装置として、上記(1)から(5)の
いずれかの光学ユニットと、入力映像信号に応じてライ
トバルブ手段を駆動させる駆動回路とを有する構成とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例につき、図
面を用いて説明する。図1から図12は、本発明の第1
の実施例の説明図であって、図1は反射手段の斜視図、
図2は映像表示装置の外観図、図3は映像表示装置の底
面側の構成外観図、図4は表示光学系部の内側構成の外
観図、図5は表示光学系部の外側構成の外観図、図6は
反射手段の外観図であって、ミラー部が支持部材の溝部
に挿入された状態を示す。図7は図6の状態における溝
部の垂直方向断面図、図8は図6の状態における水平方
向断面図、図9はミラー部の垂直方向における姿勢調整
の説明図、図10はミラー部の水平方向における姿勢調
整の説明図、図11はミラー部の反射面の調整手順例を
示すフローチャート、図12はミラー部の溝部への組込
み方法の他の例を示す図である。
【0006】先ず、図2から図5により、映像表示装置
の構成につき説明する。図2は映像表示装置の外観を示
す。図2において、1は映像表示装置、110は、外気
を装置内に吸い込むための吸気口、111は、装置内の
空気を外部に排出するための排気口、113は装置を操
作するための操作ボタン、117は遠隔操作用信号を受
信する遠隔操作用信号受信部A、500は投射レンズ手
段である。図2においては図示されていないが、映像表
示装置1の内部には光学ユニットが収容されている。映
像表示装置1において、表示光学系部の一部を構成する
投射レンズ手段500は、映像表示装置の外装匡体の外
部に露出しており、外部のスクリーンなどに映像投射を
行う。映像表示装置の側面前方で投射レンズ手段寄りに
は吸気口110が設けられ、側面後方には排気口111
が設けられている。吸気口110からは外気が装置内に
導入され、導入された空気は、装置内部において、フィ
ルタを介してライトバルブ手段の冷却手段に導かれる。
装置内部を冷却後、暖まった空気は排気口111から装
置外部へ排出される。また、映像表示装置の操作は、装
置外面に配置された操作ボタン113、または、図示し
ないが外部接続端子経由による遠隔制御もしくはリモー
トコントローラ等による操作信号を遠隔操作受信部A1
17で受信することにより行う。
【0007】図3は映像表示装置1の底面側の構成を示
す。映像表示装置1の底面側には、光源の交換蓋118
が設けられ、この蓋を開けて光源ユニット119が交換
される。また、装置全体の設置角度を調整し、投射する
映像の位置や傾き角度を調整する調整脚A112及び調
整脚B115も設けられている。図示されていないが、
本映像表示装置にて投影表示するための各種映像信号や
音声信号等は、15ピンDsub、S−VIDEOなど
の各種外部入力端子から入力される。また、電源からの
電力は電源コネクタに入力される。なお、装置後方側に
も、図2に示した受信部A117と同様に動作する遠隔
操作受信部Bを設けてもよい。また、装置の底面側に
は、装置移動用のハンドル120が側面に設けられてい
る。ハンドル120の設けられた装置面の反対側の装置
面には、脚部が上記入力端子より高い位置に設けられ、
ハンドル120を持って該装置を床面などに置いた場合
に、入力端子などは床面等に接触せず損傷を受けないよ
うになっている。
【0008】図4は、装置内部に収納されている表示光
学系部の内部構成の外観を示す斜視図である。図4にお
いて、101はランプ等の光源、202はインテグレー
タレンズA、203はインテグレータレンズB、204
は偏光変換手段、205は反射用のミラーA、230は
コリメータレンズCG、231は偏光フィルタG、23
2は偏光プリズムG、233は緑色ライトバルブ手段、
240はコリメータレンズCM、241は偏光フィルタ
M、242は偏光プリズムM、243は赤色ライトバル
ブ手段、244は青色ライトバルブ手段、401はコリ
メータレンズA、402はコリメータレンズB、500
は投射レンズ手段、600はダイクロイックミラーBで
ある。光源101から出射された光束は、インテグレー
タレンズA202、インテグレータレンズB203、偏
光変換手段204、コリメータレンズA401を透過し
た後、ミラーA205で反射され、コリメータレンズB
402を通ってダイクロイックミラーB600へ導かれ
る。ダイクロイックミラーB600では、光源からの光
を2色の成分、例えば、緑色成分とマゼンタ色成分に分
離する。緑色成分は、ダイクロイックミラーB600で
反射してコリメータレンズCG230、偏光フィルタG
231を経由し、偏光プリズムG232内で反射し、さ
らに、緑色ライトバルブ手段233へと進む。マゼンタ
色成分は、ダイクロイックミラーB600を透過して、
コリメータレンズCM240、偏光フィルタM241を
経由して、偏光プリズムM242内でさらに青色と赤色
に分光されて、赤色成分は赤色ライトバルブ手段243
へ、青色成分は青色ライトバルブ手段244へとそれぞ
れ照射される。このようにして、光源101の光は、カ
ラー映像表示に必要な複数色成分に分離されて、それぞ
れの色成分に対応したライトバルブ手段に照射される。
各ライトバルブ手段には、駆動回路手段(図示なし)に
より画像信号が入力されており、上記照射された各色成
分の光はライトバルブ手段により変調されて投射レンズ
手段500側へと出射される。この図4の構成では、各
ライトバルブ手段は反射型ライトバルブ手段であり、照
射された光を、変調光として反射し、それぞれの偏光プ
リズム手段へ入射させる。ライトバルブ手段では、偏光
方向を変調することにより、偏光プリズムでの光の反射
・透過を選択して、照射側とは異なる方向に出射させる
ことが可能である。すなわち、ライトバルブ手段233
からの緑色成分の光は、偏光プリズムGを透過して合成
プリズム250へと進み、投射レンズ手段500より拡
大投射される。同様に赤色成分と青色成分の光も、合成
プリズム250で緑色成分と合成され、投射レンズ手段
500からカラー映像としてスクリーン(図示せず)に
投射される。
【0009】図5は表示光学系部の外側構成の外観図で
ある。本構成は、図4に示した内部構成の外側にあたる
部分の構成であり、光学部品を支持したときの状態を示
す。図5において、600はダイクロイックミラーB、
601は調整用のスペーサA、602はスペーサB、6
03はスペーサCである。ダイクロイックミラーB60
0は、調整用のスペーサA601、スペーサB602、
スペーサC603などが取付けられた状態で、表示光学
系部の下ケース(支持部材)700に設けられた支持溝
701に挿入される。ダイクロイックミラーB600の
反射面の反対側にはフォーム(弾性部材)620が取付
けられている。図5において、図4に同一な部分は同一
符号を附して説明を省略する。
【0010】図1はダイクロイックミラーB600を、
表示光学系部の下ケース(支持部材)700の支持溝7
01、702に挿入するときの状態を示す図である。ダ
イクロイックミラーBの反射面610側の端部にはスペ
ーサA601、スペーサB602、及びスペーサC60
3が取付けられ、また、ダイクロイックミラーB600
の反射面610の反対側の面には、弾性部材であるフォ
ーム620が取付けられている。スペーサA601、ス
ペーサB602、スペーサC603、及びフォーム62
0の片面には粘着材が設けられ、それぞれは該粘着材に
よりダイクロイックミラーB600の面に取付けられ
る。該状態で、ダイクロイックミラーB600の端部が
支持溝701、702内に挿入される。挿入状態では、
フォーム620が、その弾性力により、溝701、70
2のそれぞれの壁部分703、704からの反力でダイ
クロイックミラーB600を、各スペーサを介して壁部
分703、704の壁面に押し付ける。ダイクロイック
ミラーB600の位置と傾きは、下ケース700との相
対姿勢で回転と倒れの2方向につき、各スペーサの厚さ
と取付け位置とによって調整する。
【0011】図6は、反射手段の外観図であって、ミラ
ー部としてのダイクロイックミラーB600が、支持部
材としての下ケース700の溝部(支持溝)701、7
02に挿入されたときの状態を示す。図6において、ダ
イクロイックミラーB600は、支持溝701の反射面
側の壁部分703の傾斜面に対しスペーサA601及び
スペーサB602が接する状態で、フォーム620の弾
性力に基づく力で押し付けられている。この状態で、ダ
イクロイックミラーB600の姿勢は固定されている。
【0012】図7は、図6の状態における支持溝部の垂
直方向断面図である。
【0013】表示光学系部の下ケース(支持部材)70
0に設けられた支持溝701の反射面側の壁部分703
は、光軸800に対して所定の角度αの斜面として形成
されている。また支持溝701のフォーム620側の壁
部分704は、光軸800に対して所定の角度βの斜面
として形成されている。ここに、ダイクロイックミラー
B600は、スペーサA601及びスペーサB602に
より反射面側壁部分(斜面)703に対して所定の角度
をもって支持される。この状態で、ダイクロイックミラ
ーB600の反射面の反対側には弾性部材のフォーム6
20が取付けられている。フォーム620は、ダイクロ
イックミラーB600とフォーム面側壁部分(斜面)7
04との間に圧縮された状態で、支持溝701のフォー
ム面側壁部分(斜面)704からの反力を受けて、スペ
ーサを介しダイクロイックミラーB600を反射面側壁
部分(斜面)703に固定している。以上のように、ダ
イクロイックミラーB600は、光軸800に対してγ
の角度を角度で取付けられる。図7のダイクロイックミ
ラーB600の状態は、スペーサA601及びスペーサ
B602によりほぼ決定される。つまり、スペーサの配
置位置と厚さでダイクロイックミラーB600の姿勢を
調整できる。支持溝701の壁部分であって、フォーム
側壁部分(斜面)704と反射面側壁部分(斜面)70
3とは、光軸800に対してそれぞれ、例えば92度と
88度にしてある。これは、光軸800に対して90度
を中心にしたプラスマイナスの調整を行うために2斜面
の角度の範囲内で調整を行えるようにするためである。
実用上は、これらの壁部分は、光軸800に対してそれ
ぞれ91度と89度の角度を有する2斜面とし、略±1
度以上の調整範囲があればよい。
【0014】図8は、図6の状態における水平方向断面
図である。図8では、ダイクロイックミラーB600
は、支持溝701の、ダイクロイックミラーB600の
反射面側に対してスペーサA601とスペーサC603
とを介して取付けられている。このとき、反対側の面は
フォーム620により押し付けられて、ダイクロイック
ミラーB600は固定されている。この状態では、ダイ
クロイックミラーB600の反射面は、光軸800に対
して所定の角度aをなす。反射光軸801は、入射光軸
800に対し、反射面に垂直な面を対称面とした関係に
なり、反射光軸801は、ダイクロイックミラーB60
0の反射面に対して角度bをなす方向であり、このとき
角度a=角度bとなる。すなわち、ダイクロイックミラ
ーB600の反射角度は、ダイクロイックミラーB60
0の回転方向の姿勢に依存し、該姿勢はスペーサA60
1とスペーサC603の厚さに依存する。従って、スペ
ーサの厚さを変更することによりダイクロイックミラー
B600の姿勢を調整できる。
【0015】図9は、本発明の実施例におけるダイクロ
イックミラーBの姿勢の垂直方向の調整の説明図であ
る。図9(a)の場合、ダイクロイックミラーB600
は、スペーサA631とスペーサB632とにより垂直
方向に対し角度fの傾きとなる。このときの入反射光線
は、入射光軸800に対して、反射光軸810が、e=
2・(90−f)度の角度をなす。この図9(a)の状
態から、スペーサAを薄くして図9(b)の状態にする
と、薄いスペーサA633により、ダイクロイックミラ
ーB600は、垂直方向にhの角度となる。このときの
入反射光線は、入射光軸800に対して、反射光線81
1が、g=2・(90−h)度の角度をなす。このと
き、h>90度であり、上記の角度gはマイナス、すな
わち図の下向きとなる。また、図9(c)は、スペーサ
Aが所定の厚さのスペーサA635になったときの状態
を表している。このときのダイクロイックミラーB60
0の角度kはほぼ90度となっていて、入射光軸800
に対して反射光軸812のなす角度jは、j=2・(9
0−k)度となり、kがほぼ90度であるので、jはほ
ぼ0となり、入反射光軸がほぼ同じ角度となる。このよ
うに、スペーサの厚さを調整することにより、入反射の
光軸を調整することが可能となる。
【0016】図10は、本発明の実施例におけるダイク
ロイックミラーBの姿勢の水平方向の調整の説明図であ
る。図10(a)の状態では、ダイクロイックミラーB
600の反射面上において、スペーサA636とスペー
サC637とにより、入射光軸800に対し反射光軸8
11は、本来必要な所定の反射光軸810に対し角度m
をなす方向となる。この図10(a)の状態において、
スペーサA636の厚さが例えば0.2mm、スペーサ
C637の厚さが例えば0.6mmであったとすると、
スペーサC637をもっと薄くするか、またはスペーサ
A636をもっと厚くする必要がある。図10(b)で
は、スペーサA638を例えば0.4mm、スペーサC
639を例えば0.1mmというように、上記図10
(a)の場合とは逆の関係にしたときの状態を示す。図
10(b)の場合、ダイクロイックミラーB600の反
射面上において、入射光軸800に対して反射光軸81
2は、本来必要な所定の反射光軸810に対し角nを成
す方向となる。この反射光軸812の方向を本来必要な
反射光軸810の方向に調整するためには、スペーサA
638をもっと薄くするか、またはスペーサC639を
もっと厚くする必要がある。図10(c)では、スペー
サA640を例えば0.3mm、スペーサC641を例
えば0.2mmにしたときの状態を示す。この状態で
は、反射光軸813の方向は、所定の反射光軸810の
方向とほぼ一致し、ダイクロイックミラーB600の反
射面の水平方向の調整がされたことを示している。この
ように、左右のスペーサの厚さのバランスをとることに
より、水平方向の反射角度を調整することが可能とな
る。
【0017】図11は、本発明の実施例におけるダイク
ロイックミラーB600の反射面の調整の手順例を示す
フローチャートである。図11において、調整の手順と
しては、イニシャルミラーを取付け、そのときの光束位
置を測定してイニシャルのずれ量を測定する。この測定
結果に基づいて、実際に使用するダイクロイックミラー
Bに取付けるスペーサの量を設定して取付け動作を行
う。具体的には、(1)測定用に所定のスペーサを取付
けたイニシャルミラーを取付ける(ステップS40
1)。すなわち、標準の厚さと配置位置のスペーサを取
付けた状態のダイクロイックミラーBを支持部に挿入す
る。このようなイニシャルミラーを使用すると、目的の
調整量にほぼ近い中央値のスペーサを設定しておくため
に、次のステップでほぼ所望のスペーサ量を設定でき
る。続いて、(2)イニシャルミラーが取付けられた状
態で、光路に光を通して投射される映像の位置を測定
し、光学系のずれ量を測定する(ステップS402)。
(3)該測定結果に基づいて、実際に使用するダイクロ
イックミラーBに取付けるスペーサの厚さと位置の配分
を判定する(ステップS403)。(4)該判定結果に
基づいて、実際に使用するダイクロイックミラーBにス
ペーサの取付けを行う(ステップS404)。(5)再
度、投射を行い、映像の位置を測定する(ステップS4
05)。(6)測定結果に基づいてスペーサの判定を行
う(ステップS406)。このとき、予め標準のミラー
での判定を行っており、ほとんどの場合には測定結果に
基づいて取付けるスペーサの厚さを設定可能である。
(7)判定の結果、不合格(NO)となった場合は、測
定結果に基づいて取付けるスペーサ量の補正を行い(ス
テップS407)、ステップS404に戻って再度スペ
ーサの取付けを行う。(8)スペーサの判定の結果、合
格(YES)と判定された場合には、調整の手順を終了
する(ステップS408)。このように、所定のスペー
サを予め取付けた測定用のミラーにより、その他の光学
部品の配置ずれ等も含めた光束のずれ量を測定すること
により、本来のミラーに対して取付けるスペーサを、第
1回目からほぼ必要な量に設定することが可能となり、
スペーサをつけたりはずしたりの煩雑な調整手順を簡略
化できる。
【0018】図12は、本発明の実施例におけるダイク
ロイックミラーB600の支持部材700への組込み方
法の他の例の説明図である。図12において、ダイクロ
イックミラーBの反射面にはスペーサは取付けられず、
反射面の反対側の面にはフォーム620が取付けられて
いる。一方、表示光学系部の下ケース(支持部材)70
0の支持溝701の反射面側壁部分(斜面)703に
は、スペーサA650とスペーサB651が取付けられ
ている。この状態で、ダイクロイックミラーB600が
支持溝701に挿入されると、ダイクロイックミラーB
600は、溝の壁部分からの反力でスペーサ側へと押し
付けられて固定される。ダイクロイックミラー600の
反射面の傾きの調整は、下ケース700に対し、スペー
サの厚さと取付け位置を調整して行う。このように、ス
ペーサを、下ケース(支持部材)700側に固定するよ
うにしてもよい。
【0019】上記第1の実施例によれば、簡易構成及び
簡単作業により、信頼性の高い光路調整ができるように
なる。また、弾性部材のフォーム620の弾性力でスペ
ーサ部材を押してミラーを支持する構成のため、ミラー
を損傷する危険性が低い。また、弾性力によって支持力
を加減できる。さらに、照明光学系を含む光学ユニット
や映像表示装置の小型化を図り易い。
【0020】図13及び図14は、本発明の第2の実施
例の説明図である。本第2の実施例は、スペーサ枠66
0に取付けたスペーサでミラー部の反射面の傾きを調整
する構成である。図13において、ダイクロイックミラ
ーB600の反射面の反対側にフォーム620が取付け
られている。スペーサA661、スペーサB662、及
びスペーサC663は、スペーサ枠660に取付けられ
ている。各スペーサの少なくとも片面側には粘着材が設
けられ、該粘着材によって該スペーサ枠660に取付け
られる。該スペーサ枠660とダイクロイックミラーB
600とが下ケース700の支持溝701に挿入され
る。この状態で、図14のように、ダイクロイックミラ
ーB600は、溝の壁部分からフォーム620の反力で
スペーサ側に押し付けられて固定される。
【0021】上記第2の実施例においても、上記第1の
実施例と同様に、簡易構成及び簡単作業により信頼性の
高い光路調整が可能となる。また、弾性力でミラーとス
ペーサ部材を押した状態でミラー支持を行うため、ミラ
ーを損傷する危険性が低く安全である。また、弾性力に
よって支持力を加減できる。さらに、照明光学系を含む
光学ユニットや映像表示装置の小型化も図り易い。
【0022】上記第1、第2の実施例においては、照明
光学系に組込むために特定されたダイクロイックミラー
B600と支持部材としての下ケース700とに対し、
スペーサ部材の厚さまたは位置を変えて、該特定のダイ
クロイックミラーB600の位置を調整するが、この
他、ダイクロイックミラーB600の位置や姿勢の調整
方法として、例えば、ダイクロイックミラーB600
を、支持部材の支持溝内に挿入し、上記第1の実施例ま
たは第2の実施例と同様に、フォーム620等の弾性部
材により弾性力を作用させた状態で、スペーサ部材の配
置位置または厚さを変えダイクロイックミラーB600
の光反射面の傾きを複数種類に調整した反射手段(第1
の反射手段)を複数個準備し、これら複数個の反射手段
のうちの1つのまたは別の1つの反射手段を第2の反射
手段として照明光学系に組込み、所定位置からの光のず
れ量を測定後、該測定結果に基づき該ずれ量を減らせる
反射手段を、上記第1の反射手段、第2の反射手段の中
から選定して照明光学系に組込み、光学ユニットを構成
するようにしてもよい。かかる方法によれば、ダイクロ
イックミラーB600やスペーサ枠660に対し、スペ
ーサ部材を、厚さや位置の変更毎に脱着する必要がなく
なるため、調整作業をより一層簡易化できる。
【0023】なお、上記各実施例では、光束を装置前方
のスクリーンに向かって投射する方式の映像表示装置で
説明したが、本発明はこれに限定されることなく、他の
方式の映像表示装置であってもよい。また、実施例で
は、反射手段のミラー部としてダイクロイックミラーの
場合につき説明したが、本発明はこれにも限定されな
い。さらに、ライトバルブ手段も、反射型ライトバルブ
手段に限定されず、透過型ライトバルブ手段、または反
射型のものと透過型のものを組合わせたライトバルブ手
段であってもよい。また、実施例では、支持溝内で溝の
壁部分へミラーを押し付けるために、弾性力源としてフ
ォーム620を用いたが、例えば、ばね等他の弾性手段
であってもよい。また、実施例構成では、ミラー部の反
射面側にスペーサ部材を配し、反対面側に弾性部材とし
てのフォーム620を配する構成としたが、本発明はこ
れにも限定されず、これとは逆に、ミラー部の反射面側
に弾性部材を配し、反対面側にスペーサ部材を配する構
成としてもよい。
【0024】なお、特許請求の範囲に記載の発明に関連
した発明で、上記実施例に記載してある発明としては、
上記スペーサ部材が、少なくとも片面に粘着材を備え、
該粘着材によりミラー部やスペーサ枠に取付けられるよ
うにした構成、または方法がある。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、簡易構成及び簡単作業
によって、信頼性の高い光路調整が可能となる。また、
光学ユニットや映像表示装置の小型化を図り易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における反射手段の斜視
図である。
【図2】本発明の第1の実施例に関わる映像表示装置の
外観図である。
【図3】図2の映像表示装置の底面側の外観図である。
【図4】本発明の第1の実施例における表示光学系部の
内側構成の外観図である。
【図5】本発明の第1の実施例における表示光学系部の
外側構成の外観図である。
【図6】本発明の第1の実施例における反射手段の外観
図であってミラー部が支持部材の溝部に挿入された状態
を示す図である。
【図7】図6の状態における溝部の垂直方向断面図であ
る。
【図8】図6の状態における溝部の水平方向断面図であ
る。
【図9】本発明の第1の実施例におけるミラー部の垂直
方向における姿勢調整の説明図である。
【図10】本発明の第1の実施例におけるミラー部の水
平方向における姿勢調整の説明図である。
【図11】本発明の第1の実施例におけるミラー部の反
射面の調整手順例を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施例におけるミラー部の溝
部への組込み方法の他の例を示す図である。
【図13】本発明の第2実施例における反射手段の構成
の説明図である。
【図14】本発明の第2実施例における反射手段の構成
図である。
【符号の説明】 101…光源、 500…投射レンズ手段、 600…
ダイクロイックミラ−B、 601、661…スペーサ
A、 602、662…スペーサB、 603、663
…スペーサC、 620…フォーム、 660…スペー
サ枠、 700…下ケース、 701、702…支持
溝、 703、704…支持溝の壁部分、800…入射
光軸、 810、811、812、813…反射光軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 誠一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 (72)発明者 竹内 与志政 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 (72)発明者 松尾 晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 Fターム(参考) 2H043 BC01 CA05 CA08 CE00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源側からの光を照明光学系によりライト
    バルブ手段に照射し映像信号に応じた光学像を形成する
    映像表示装置用の光学ユニットにおいて、 上記照明光学系における反射手段が、光反射用のミラー
    部と、該ミラー部を支持する溝部と、該溝部の一方の側
    面と該ミラー部の一方の面との間に配された弾性部材
    と、該溝部の他方の側面と該ミラー部の他方の面との間
    に配されたスペーサ部材と、を備えて成り、上記スペー
    サ部材により上記ミラー部の光反射面の傾きを調整可能
    とした構成を特徴とする光学ユニット。
  2. 【請求項2】上記溝部の側面は、ミラー部が挿入される
    方向に次第に溝幅を狭める傾斜状構成である請求項1に
    記載の光学ユニット。
  3. 【請求項3】上記溝部の傾斜状の側面間の開角は略2゜
    以上とされる請求項2に記載の光学ユニット。
  4. 【請求項4】上記スペーサ部材は、複数個設けられる請
    求項1に記載の光学ユニット。
  5. 【請求項5】上記スペーサ部材は、上記ミラー部と別個
    の部材上に固定される請求項1に記載の光学ユニット。
  6. 【請求項6】光源側からの光を照明光学系によりライト
    バルブ手段に照射し映像信号に応じた光学像を形成する
    映像表示装置用の光学ユニットの製造方法において、 上記照明光学系における反射手段が、 光反射用のミラー部を、該ミラー部を支持する溝部内に
    挿入する第1のステップと、 該溝部の一方の側面と該ミラー部の一方の面との間に配
    された弾性部材により弾性力を該両面間に作用させた状
    態で、該溝部の他方の側面と該ミラー部の他方の面との
    間に配されるスペーサ部材の該両面内における位置また
    は厚さを変えて上記ミラー部の光反射面の傾きを調整す
    る第2のステップと、 を経て組立てられることを特徴とする光学ユニットの製
    造方法。
  7. 【請求項7】上記第2のステップでは、第1の厚さのス
    ペーサで上記ミラー部を位置決めして光学系のずれ量を
    測定した後、該測定結果に基づき該ずれ量を減らすスペ
    ーサの第2の厚さと位置とを決める請求項6に記載の光
    学ユニットの製造方法。
  8. 【請求項8】上記第2のステップでは、複数個のスペー
    サ部材を用いて上記ミラー部の位置または姿勢を調整す
    る請求項6に記載の光学ユニットの製造方法。
  9. 【請求項9】光源側からの光を照明光学系によりライト
    バルブ手段に照射し映像信号に応じた光学像を形成する
    映像表示装置用の光学ユニットの製造方法において、 上記照明光学系における反射手段が、 光反射用のミラー部を支持する傾斜状溝部の第1の側面
    に、該ミラー部の光反射面の傾きを規制するスペーサ部
    材を取付ける第1のステップと、 上記ミラー部を該ミラー部の一方の面が該スペーサ部材
    側に向くようにして上記溝部内に挿入し、該溝部の第2
    の側面と該ミラー部の他方の面との間に配された弾性部
    材の弾性力により、該ミラー部と該スペーサ部材を該溝
    部の上記第1の側面側に押す状態とする第2のステップ
    と、 を経て組立てられることを特徴とする光学ユニットの製
    造方法。
  10. 【請求項10】光源側からの光を照明光学系によりライ
    トバルブ手段に照射し映像信号に応じた光学像を形成す
    る映像表示装置用の光学ユニットの製造方法において、 上記照明光学系における反射手段が、 光反射用のミラー部を、該ミラー部を支持する傾斜状の
    溝部内に挿入し、該溝部の一方の側面と該ミラー部の一
    方の面との間に配された弾性部材により弾性力を該両面
    間に作用させた状態で、該溝部の他方の側面と該ミラー
    部の他方の面との間に配されたスペーサ部材の該両面内
    における配置位置または厚さを変え上記ミラー部の光反
    射面の傾きを複数種類に調整した第1の反射手段を複数
    個準備する第1のステップと、 第2の反射手段を照明光学系に組込み、所定位置からの
    光のずれ量を測定後、該測定結果に基づき該ずれ量を減
    らす反射手段を、上記第1の反射手段及び該第2の反射
    手段の中から選定する第2のステップと、 を経て照明光学系に組込まれることを特徴とする光学ユ
    ニットの製造方法。
  11. 【請求項11】請求項1から5のいずれかに記載の光学
    ユニットと、入力映像信号に応じてライトバルブ手段を
    駆動させる駆動回路とを有することを特徴とする映像表
    示装置。
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