JP2003035094A - 泥濃式推進工法及び泥濃式推進装置 - Google Patents

泥濃式推進工法及び泥濃式推進装置

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JP2003035094A JP2001224578A JP2001224578A JP2003035094A JP 2003035094 A JP2003035094 A JP 2003035094A JP 2001224578 A JP2001224578 A JP 2001224578A JP 2001224578 A JP2001224578 A JP 2001224578A JP 2003035094 A JP2003035094 A JP 2003035094A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】排土液を一定の流量で、かつ速度をもたせて排
土管へ自動供給し、空気流入口より吸引された空気流に
載せて効率よく地上に空気輸送することができる泥濃式
推進工法及び推進装置を提供する。 【解決手段】 トンネル掘進機先端のカッターヘッドに
高濃度泥水を圧送充填しながら、地盤11を掘削すると
共に、掘削土と高濃度泥水からなる排土液を排土管17
を通して地上へ輸送し、地盤11に推進管10を圧入す
ることによってトンネルを形成してゆく。この際、排土
管17の中途にスクリュー付ポンプ18を取り付け、ス
クリュー付ポンプ18の吐出側でかつ直近の排土管17
の部位に空気流入口20aを設けると共に、排土管17
の下流端を真空タンク24に連通連結し、スクリュー付
ポンプ18の駆動による排土液の自動一定供給と吸引式
空気輸送によって排土液を地上に搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル推進機先
端のカッター掘削部(以下、「切羽」という。)に高濃
度泥水を充填しながら地盤を掘削し、推進管を圧入して
トンネルを形成してゆく泥濃式推進工法及び泥濃式推進
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した泥濃式推進装置の一形態
として、図4に示す泥濃式推進装置が知られている。そ
の装置構成を簡単に説明すると、100は地盤掘削かつ
圧入埋設中の掘進機及び推進管であり、掘進機及び推進
管100の後端は地上に開口した立て穴101に連絡さ
れている。掘進機及び推進管100の先端には切羽面を
具備するカッターヘッド102が配置されており、カッ
ターヘッド102の後部には切羽面を高濃度泥水で満た
すための泥土空間103が形成されている。泥土空間1
03は図示しない高濃度泥水供給装置と送泥管104を
介して連通連結されている。
【0003】一方、泥土空間103には短尺の第1排土
管105の一端が連通連結されており、第1排土管10
5の他端は後方に向けて伸延し、伸延端は上部が大気に
開放された箱状の中間タンク106と連絡している。ま
た、中間タンク106の側壁には長尺の第2排土管10
7の一端が連通連結されており、第2排土管107の他
端は掘進機及び推進管100及び立て穴101を通して
地上に導出された後、地上に設置されている真空タンク
108に連通連結されている。図中、109は真空タン
ク108の内部を負圧にする真空ポンプであり、110
は泥土空間103内の排土液の圧力を保持するため第1
排土管105に取り付けられた排土バルブである。
【0004】次に、図4を参照しながら、上記した泥濃
式推進装置を用いた泥濃式推進工法について説明する
と、まず、高濃度泥水を泥土空間103に供給し、カッ
ターヘッド102の切羽面を高濃度泥水で満たしながら
カッターヘッド102によって地盤を掘削する。掘削作
業と同時に、掘削された土砂と高濃度泥水の混合物から
なる排土液は、排土バルブ110を開閉することによ
り、泥水圧によって第1排土管105を通して間欠的に
中間タンク106内へ排出される。その後、排土液は、
真空ポンプ109を駆動して真空タンク108内を真空
状態とすることによって、負圧となった真空タンク10
8に連通連結された第2排土管107内に空気と共に吸
引され、空気輸送によって真空タンク108まで搬送さ
れ、貯留される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の泥濃式推進工法は、未だ、以下の解決すべき課題を
有していた。即ち、従来の泥濃式推進工法においては、
排土液が高濃度かつ高粘性であるために流動性が低く、
中間タンク106内の吸引部において、排土液のみが吸
引されて第2排土管107内が閉塞したり、反対に、空
気のみが吸引されて排土液が流れてこない等、一定の排
出がなされないため、高い排土能力を得ることができな
かった。また、一定の排出を行なうためには、吸引部に
おいて人手の介在が必要であった。本発明は、このよう
な課題を解決するためになされたものであり、高濃度か
つ高粘性の排土液であっても、自動的に一定の排出量で
効率よく地上に搬送することができる泥濃式推進工法及
び泥濃式推進装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る泥濃式推進工法及び装置は、トンネル推
進機先端の切羽に高濃度泥水を圧送充填しながら地盤を
掘削すると共に、掘削土と高濃度泥水からなる排土液を
排土管を通して地上へ空気輸送し、地盤に推進管を圧入
することによってトンネルを形成してゆく泥濃式推進工
法及び装置において、排土管の中途にスクリュ−付ポン
プを取り付け、スクリュ−付ポンプの吐出側でかつ直近
の排土管の部位に空気流入口を設けると共に、排土管の
下流端を真空タンクに連通連結し、スクリュ−付ポンプ
の駆動による排土液の自動一定供給と吸引式空気輸送に
よって、排土液を地上に搬送するようにしたことを特徴
とする。
【0007】このように、本発明では、排土液をスクリ
ュー付ポンプによって、一定の流量で、かつ速度をもた
せて、空気流入口の下流側をなす排土管へ自動供給する
ため、空気流入口より吸引された空気流に円滑にのせる
ことができ、一定かつ最適な混合比で、効率よくかつ人
手を介することなく地上に輸送することができる。ま
た、スクリュー付ポンプの駆動モータの回転数をインバ
ータ等によって変更することにより、排土液の流量を任
意に調整することもできる。
【0008】また、上記泥濃式推進工法及び装置におい
ては、スクリュー付ポンプの吐出側でかつ直近の排土管
の部位に空気流入口の代わりに圧搾空気供給口を設け
て、エアコンプレッサーによって圧搾空気を供給すると
共に、排土管の下流端を貯留タンクに連通連結し、スク
リュー付ポンプの駆動による排土液の自動一定供給と圧
送式空気輸送によって排土液を地上に搬送するようにす
ることもできる。
【0009】この場合、排土液をスクリュー付ポンプに
よって、一定の流量で、かつ速度をもたせて圧搾空気供
給口の下流側をなす排土管へ自動供給するため、圧搾空
気供給口より供給された空気流に円滑にのせることがで
き、一定かつ最適な混合比で効率よく、人手で介するこ
となく地上に空気輸送することができる。また、高圧の
圧搾空気を供給することによって、排土液をより高濃度
で、しかもより長距離にわたって空気輸送することがで
きるので、輸送効率を向上することができる。さらに、
上記泥濃式推進工法及び装置においては、スクリュー付
ポンプの駆動モータの回転数をインバータ等によって変
更することにより、排土液の流量を任意に調整すること
もできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図に示す実施の形態を
参照して、本発明に係る泥濃式推進工法及び泥濃式推進
装置について詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、本実施の形態に係る泥濃式
推進装置について、図1及び図2を参照して説明する。
10は泥濃式推進装置によって地盤11に略水平に掘削
された掘進機及び推進管であり、掘進機及び推進管10
の後端は地上に開口した立て穴12に連絡されている。
掘進機及び推進管10の先端には切羽面13を具備する
カッターヘッド14が配置されており、カッターヘッド
14の後部には切羽面13を高濃度泥水で満たすための
泥土空間15が形成されている。泥土空間15は図示し
ない高濃度泥水供給装置と送泥管16を介して連通連結
されている。
【0011】一方、掘進機及び推進管10内には、掘削
された土砂と高濃度泥水との混合物からなる排土液を地
上まで空気輸送するための排土管17が配設されてお
り、排土管17の中途にはスクリュ−付ポンプ18が取
り付けられている。
【0012】上記した排土管17及びスクリュ−付ポン
プ18の構成を詳細に説明すると、図1に示すように、
排土管17は短尺の第1排土管19と長尺の第2排土管
20とを、スクリュ−付ポンプ18を介して直列に連結
することによって構成されている。
【0013】第1排土管19は、その一端を泥土空間1
5に連通連結すると共に、その他端を後方に向けて伸延
して、スクリュ−付ポンプ18の吸引開口部21に水密
状態に連通連結している。また、第1排土管19は、そ
の中途に泥土空間15内の排土液の圧力を保持するため
の排土バルブ22を取り付けている。一方、第2排土管
20は、その一端を水密状態にスクリュ−付ポンプ18
の吐出開口部23に連通連結すると共に、吐出開口部2
3の近傍であってその下流側をなす部位に、大気に連通
した空気流入口20aを設けている。また、第2排土管
20は、その他端を掘進機及び推進管10及び立て穴1
2を通して地上に導出した後、地上に設置されている真
空タンク24に連通連結している。真空タンク24は排
土液貯留タンクとしても用いられるものであり、その内
部空間は真空ポンプ25と連通連結されている。
【0014】上記した構成において、スクリュ−付ポン
プ18の形態としては各種形態が考えられるが、本実施
の形態では、図2に示す形態を用いている。但し、本発
明は何ら図示の形態に限定されるものではない。図示す
るように、スクリュ−付ポンプ18は横置状態に設置さ
れており、ポンプ本体は次のように構成されている、即
ち、架台26上に設置されたモータケーシング27に
は、切羽側の中央部に吸引開口28を有すると共に他端
に排出管29を有するインペラケーシング30が同軸的
に連設されている。インペラケーシング30内にはイン
ペラ31が回転自在に配設されており、インペラ31は
モータケーシング27に内蔵されている駆動モータ32
の出力軸33に嵌合連結されている。
【0015】一方、スクリューは次のように構成されて
いる。即ち、インペラケーシング30の切羽側には水平
筒状部34の基端が同軸的に連通連結されており、水平
筒状部34の先端には、第1排土管19の他端に連通連
結される吸引開口部21が形成されている。水平筒状部
34内には、基端が駆動モータ32の出力軸33に連結
された回転軸35が同心円的に配設されており、回転軸
35には螺旋羽根36が、回転軸35の略全長にわたっ
て取り付けられている。
【0016】上記した構成を有するスクリュ−付ポンプ
18において、駆動モータ32を駆動すると、インペラ
31と螺旋羽根36が同時に回転する。そして、螺旋羽
根36の回転によって、第1排土管19からスクリュー
に送られてきた排土液をほぐしながら確実にインペラケ
ーシング30内に移送することができる。一方、インペ
ラ31の回転によって、インペラケーシング30内に移
送されてくる排土液を第2排土管20内へ供給すること
ができる。
【0017】なお、図1に示す本実施の形態に係る泥濃
式推進装置におけるその他の構成要素について説明する
と、37は元押し油圧装置であり、38は元押し油圧装
置37によって発生した加圧力をカッターヘッド14に
伝達する圧力伝達機構である。
【0018】次に、上記した構成を有する泥濃式推進装
置を用いた泥濃式推進工法について、図1及び図2を参
照しながら説明する。切羽面13を送泥管16を介して
高濃度泥水で満たしながら地盤11を掘削すると共に、
掘削した土砂と高濃度泥水の混合物からなる排土液を、
第1排土管19、スクリュ−付ポンプ18及び第2排土
管20を通して地上に設置されている真空タンク24ま
で流体搬送し、地盤11に掘進機及び推進管10を形成
する。
【0019】この際、真空ポンプ25を駆動して真空タ
ンク24内を真空状態にすることによって、負圧となっ
た真空タンク24に連通連結された第2排土管20内も
負圧にし、空気流入口20aより空気を吸引して第2排
土管20に空気流を形成することができる(吸引式空気
輸送)。一方、スクリュ−付ポンプ18の駆動モータ3
2を同時に駆動することによって、インペラ31を回転
するとともに螺旋羽根36を回転することになる。そし
て、螺旋羽根36の回転によって、第1排土管19及び
スクリューを通して排土液を確実にインペラケーシング
30を介して第2排土管20内へ送り込むことができ
る。即ち、スクリュー付ポンプ18によって、一定の流
量でかつ所望の速度をもたせて第2排土管20内に排土
液を自動供給することができる。その後、自動供給され
てきた排土液を、真空ポンプ25と空気流入口20aと
の協働によって第2排土管20内に形成される空気流に
排土液を円滑に乗せることができ、一定かつ最適の混合
比で地上に搬送することができる。
【0020】このように、本実施の形態では、排土液を
スクリュー付ポンプ18によって、一定の流量で、かつ
速度をもたせて、空気流入口20aの下流側をなす第2
排土管20へ自動供給するため、空気流入口20aより
吸引された空気流に円滑にのせることができ、一定かつ
最適な混合比で、効率よくかつ人手を介することなく地
上に輸送することができる。また、スクリュー付ポンプ
18の駆動モータ32の回転数をインバータ等によって
変更することにより、排土液の流量を任意に調整するこ
ともできる。
【0021】(第2の実施の形態)図3に示すように、
本実施の形態に係る泥濃式推進装置は、上記した第1の
実施の形態に係る泥濃式推進装置と、以下の構成を除い
て実質的に同一の構成を有する。従って、同一の構成要
素は同一の符号で示すと共に、その機能及び作用の説明
は省略する。即ち、本実施の形態に係る泥濃式推進装置
は、スクリュ−付ポンプ18の下流側をなす第2排土管
20の部分に圧搾空気供給口40を設け、この圧搾空気
供給口40を地上に設置したエアコンプレッサー41
に、圧搾エア供給管42を介して連通連結すると共に、
第2排土管43の下流端を貯留タンク44に連通連結し
たことを特徴としている。
【0022】上記した泥濃式推進装置を用いた泥濃式推
進工法について説明すると、エアコンプレッサー41を
駆動して圧搾空気を圧搾空気供給口40を通して第2排
土管43に供給して第2排土管43内に空気流を形成す
る(圧送式空気輸送)と共に、スクリュ−付ポンプ18
を駆動してインペラ31と螺旋羽根36を回転する。こ
の際、スクリュー付ポンプ18の駆動によって、排土液
を、一定の流量で、かつ速度をもたせて圧搾空気供給口
40の下流側をなす第2排土管43へ自動供給して圧搾
空気供給口40より供給された空気流に円滑にのせるこ
とができ、その後、エアコンプレッサー41の駆動によ
って、排土液と空気とを一定かつ最適な混合比で混合し
て、排土液を効率よくかつ人手を介することなく地上に
空気輸送することができる。また、高圧の圧搾空気を第
2排土管43内へ供給することによって、排土液がより
高濃度であっても、かつ、輸送距離が長距離であって
も、空気輸送を円滑に行なうことができるので、輸送効
率を向上することができる。
【0023】また、上記泥濃式推進工法においても、ス
クリュー付ポンプ18の駆動モータの回転数をインバー
タ等によって変更することにより、排土液の流量を任意
に調整することもできる。さらに、排土液を塊状物に分
けた形態で(いわゆる、プラグ流)空気輸送できるの
で、高濃度の排土液であっても極めて円滑に地上に空気
輸送することができる
【0024】
【発明の効果】請求項1及び3記載の発明においては、
排土管の中途にスクリュ−付ポンプを取り付け、スクリ
ュ−付ポンプの吐出側でかつ直近の排土管の部位に空気
流入口を設けると共に、排土管の下流端を真空タンクに
連通連結し、スクリュ−付ポンプの駆動による排土液の
自動一定供給と吸引式空気輸送によって、排土液を地上
に搬送するようにしている。このように、排土液をスク
リュー付ポンプによって、一定の流量で、かつ速度をも
たせて、空気流入口の下流側をなす排土管へ自動供給す
るため、空気流入口より吸引された空気流に円滑にのせ
ることができ、一定かつ最適な混合比で、効率よくかつ
人手を介することなく地上に輸送することができる。
【0025】請求項2及び5記載の発明においては、ス
クリュー付ポンプの吐出側でかつ直近の排土管の部位に
空気流入口の代わりに圧搾空気供給口を設けて、エアコ
ンプレッサーによって圧搾空気を供給すると共に、排土
管の下流端を貯留タンクに連通連結し、スクリュー付ポ
ンプの駆動による排土液の自動一定供給と圧送式空気輸
送によって排土液を地上に搬送するようにしている。こ
のように、排土液をスクリュー付ポンプによって、一定
の流量で、かつ速度をもたせて圧搾空気供給口の下流側
をなす排土管へ自動供給するため、圧搾空気供給口より
供給された空気流に円滑にのせることができ、一定かつ
最適な混合比で効率よく、人手を介することなく地上に
空気輸送することができる。また、高圧の圧搾空気を供
給することによって、排土液をより高濃度で、しかもよ
り長距離にわたって空気輸送することができるので、輸
送効率を上昇させることができる。
【0026】請求項3及び6記載の発明においては、ス
クリュー付ポンプの駆動モータの回転数をインバータ等
によって変更することにより、排土液の流量を任意に調
整することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る泥濃式推進
装置の構成説明図である。
【図2】 同要部説明図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態に係る泥濃式推進
装置の構成説明図である。
【図4】 従来の泥濃式推進装置の構成説明図である。
【符号の説明】
10 掘進機及び推進管 11 地盤 12 立て穴 13 切羽面 14 切羽 15 泥土空間 16 送泥管 17 排土管 18 スクリュ−付ポンプ 19 第1排土管 20 第2排土管 20a 空気流入口 21 吸引開口部 22 排土バルブ 23 吐出開口部 24 真空タンク 25 真空ポンプ 26 架台 27 モータケーシング 28 吸引開口 29 排出管 30 インペラケーシング 31 インペラ 32 駆動モータ 33 出力軸 34 水平筒状部 35 回転軸 36 螺旋羽根 40 圧搾空気供給口 41 エアコンプレッサー 42 圧搾空気供給管 43 第2排土管 44 貯留タンク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル推進機先端の切羽に高濃度泥水
    を圧送充填しながら地盤を掘削すると共に、掘削土と高
    濃度泥水からなる排土液を排土管を通して地上へ空気輸
    送し、前記地盤に推進管を圧入することによってトンネ
    ルを形成してゆく泥濃式推進工法において、 前記排土管の中途にスクリュ−付ポンプを取り付け、該
    スクリュ−付ポンプの吐出側でかつ直近の前記排土管の
    部位に空気流入口を設けると共に、前記排土管の下流端
    を真空タンクに連通連結し、前記スクリュ−付ポンプの
    駆動による前記排土液の自動一定供給と吸引式空気輸送
    によって、前記排土液を地上に搬送するようにしたこと
    を特徴とする泥濃式推進工法。
  2. 【請求項2】 トンネル推進機先端の切羽に高濃度泥水
    を圧送充填しながら地盤を掘削すると共に、掘削土と高
    濃度泥水からなる排土液を排土管を通して地上へ空気輸
    送し、前記地盤に推進管を圧入することによってトンネ
    ルを形成してゆく泥濃式推進工法において、 前記排土管の中途にスクリュ−付ポンプを取り付け、該
    スクリュ−付ポンプの吐出側でかつ直近の前記排土管に
    圧搾空気流入口を設けて、エアコンプレッサーによって
    圧搾空気を前記排土管に供給すると共に、前記排土管の
    下流端を貯留タンクに連通連結し、前記スクリュ−付ポ
    ンプの駆動による前記排土液の自動一定供給と圧送式空
    気輸送によって、前記排土液を地上に搬送するようにし
    たことを特徴とする泥濃式推進工法。
  3. 【請求項3】 前記スクリュー付ポンプの駆動モータの
    回転数をインバータ等を用いて変更して前記排土液の流
    量を調整するようにしたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の泥濃式推進工法。
  4. 【請求項4】 切羽に高濃度泥水を圧送充填しながら地
    盤を掘削すると共に、掘削土と高濃度泥水からなる排土
    液を排土管を通して地上へ空気輸送し、前記地盤に推進
    管を圧入することによってトンネルを形成してゆく泥濃
    式推進装置において、 前記排土管の中途にスクリュ−付ポンプを取り付け、該
    スクリュ−付ポンプの吐出側でかつ直近の前記排土管の
    部位に空気流入口を設けると共に、前記排土管の下流端
    を真空タンクに連通連結したことを特徴とする泥濃式推
    進装置。
  5. 【請求項5】 切羽に高濃度泥水を圧送充填しながら地
    盤を掘削すると共に、掘削土と高濃度泥水からなる排土
    液を排土管を通して地上へ空気輸送し、前記地盤に推進
    管を圧入することによってトンネルを形成してゆく泥濃
    式推進装置において、 前記排土管の中途にスクリュ−付ポンプを取り付け、該
    スクリュ−付ポンプの吐出側でかつ直近の前記排土管に
    圧搾空気流入口を設けて、エアコンプレッサーによって
    圧搾空気を前記排土管に供給すると共に、前記排土管の
    下流端を貯留タンクに連通連結したことを特徴とする泥
    濃式推進装置。
  6. 【請求項6】 前記スクリュー付ポンプは、回転数をイ
    ンバータ等を用いて変更可能な駆動モータを具備するこ
    とを特徴とする請求項4又は5記載の泥濃式推進装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1820933A1 (en) * 2006-02-21 2007-08-22 John P. Doherty Tunnelling system
CN105863666A (zh) * 2016-01-31 2016-08-17 佛山市艺彩玻璃钢制品有限公司 一种隧道掘进机排渣装置及具有该装置的非开挖隧道掘进机
JP2017048578A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 株式会社大正建設 推進工法で使用される排泥装置
JP2021161767A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 株式会社奥村組 排土詰まり解除装置

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