JP2003034668A - エーテルカルボキシレートモノグリセリド - Google Patents

エーテルカルボキシレートモノグリセリド

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規モノグリセリドの提供。 【解決手段】 一般式(1)で表されるエーテルカルボ
キシレートモノグリセリド。 【化1】 〔式中、Aは式RO(GO)m(CH2nCO−で表さ
れる基を示し、Rは炭素数1〜50の直鎖又は分岐鎖の
アルキル基又はアルケニル基を示し、GOは炭素数2〜
4のオキシアルキレン基、mはアルキレンオキシドの平
均付加モル数を示す1〜50の数で、m個のGOは同一
でも異なっていてもよい。nは1〜6の整数を示す。〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類、食器、硬質
表面、毛髪、身体、及び化粧用の洗浄剤として利用され
る新規なエーテルカルボキシレートモノグリセリドに関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】モノグ
リセリドは、化粧品等の乳化剤や保湿剤、洗浄剤、工業
用乳化剤、食品添加物等として広く利用されているが、
モノグリセリドを構成するアシル基の種類を変えた、新
規モノグリセリド、中でもエトキシレート等の分子量分
布のあるモノグリセリドが、特に洗浄剤の分野で注目さ
れている。その例として、油脂とグリセリンの混合物を
エステル交換させながら、エチレンオキシドを付加した
ものが検討されている。しかしこのものは洗浄に有効な
モノエステル以外にジエステル、トリエステルの混合物
となり、洗浄力が落ちる。
【0003】本発明の課題は、エトキシレート等の分子
量分布があり、高い洗浄力を有する新規モノグリセリド
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(1)
で表されるエーテルカルボキシレートモノグリセリド
(以下モノグリセリド(1)という)を提供する。
【0005】
【化3】
【0006】〔式中、Aは式RO(GO)m(CH2n
CO−で表される基を示し、Rは炭素数1〜50の直鎖
又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、GO
は炭素数2〜4のオキシアルキレン基、mはアルキレン
オキシドの平均付加モル数を示す1〜50の数で、m個
のGOは同一でも異なっていてもよい。nは1〜6の整
数を示す。〕
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のモノグリセリド(1)
は、一般式(2)
【0008】
【化4】
【0009】〔式中、A’は各々独立して、水素原子又
は式RO(GO)m(CH2nCO−で表される基を示
し、R、GO、m及びnは前記の意味を示す。但し3つ
のA’は同一でも異なっていてもよいが、同時に水素原
子ではない。〕で表されるグリセリド(以下グリセリド
(2)という)と、グリセリンのアセタール化物とのエ
ステル交換反応を行い、モノグリセリドアセタールを含
有する混合物を得、この混合物からグリセリンのアセタ
ール化物を除去した後、加水分解により脱アセタール化
を行うことによって得ることができる。
【0010】グリセリド(2)としては、グリセリンと
一般式(3) RO(GO)m(CH2nCOOH (3) 〔式中、R、GO、m及びnは前記の意味を示す。〕で
表される化合物(以下化合物(3)という)とをエステ
ル化することによって得られる、モノグリセリド、ジグ
リセリド、トリグリセリドあるいはそれらの混合物が挙
げられる。
【0011】グリセリンと化合物(3)とのエステル化
は、これらを反応装置に仕込んだ後、200℃以上の温
度で常圧又は減圧で窒素をバブリングさせ、生成水を系
外に除去しながら反応させる方法が好ましい。
【0012】ここで化合物(3)は、一般式(4) ROH (4) (式中、Rは前記の意味を示す。)で表されるアルコー
ルのアルキレンオキシド付加物にモノクロロ酢酸ナトリ
ウム等の炭素数2〜7のモノハロゲノカルボン酸塩とア
ルカリ金属水酸化物、あるいはアクリル酸ナトリウム等
を反応させたものを酸分解することにより得られる。
【0013】一般式(4)で表されるアルコールとして
は、炭素数1〜50、好ましくは6〜22のアルコール
が挙げられる。またアルキレンオキシドとしては、エチ
レンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド
等が挙げられ、これらの1種以上を用いることができ
る。2種以上のアルキレンオキシドを用いる場合には、
これらはランダム付加でもブロック付加でもよい。アル
キレンオキシド平均付加モル数を示すmは、1〜50、
好ましくは3〜20である。
【0014】また、グリセリンのアセタール化物として
は、一般式(5)で表される化合物(以下化合物(5)
という)が挙げられる。
【0015】
【化5】
【0016】〔式中、R1及びR2は同一又は異なって、
水素原子、直鎖又は分岐鎖の炭素数1〜100のアルキ
ル基もしくはアルケニル基、あるいはアルキル基で置換
されていてもよい総炭素数6〜30のアリール基を示
し、R1とR2が結合して環を形成していてもよい。〕化
合物(5)において、R1とR2は上記の意味を示すが、
1とR2の合計炭素数は2〜9が好ましい。これら
1,R2は、グリセリンのアセタール化物の原料として
用いる一般式(6)
【0017】
【化6】
【0018】〔式中、R1及びR2は前記の意味を示
す。〕で表される化合物から誘導される基であり、一般
式(6)で表される化合物の具体例としては、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノン等のケトン、ホルムアルデヒド、アセト
アルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド
等のアルデヒドが挙げられる。
【0019】本発明においては、まず原料グリセリド
(2)に対し、グリセリンのアセタール化物を、好まし
くは2〜20倍モル、更に好ましくは4〜16倍モル加
え、触媒を、原料グリセリド(2)に対して、好ましく
は0.001〜50重量%、更に好ましくは0.2〜1
重量%加え、減圧又は常圧下、好ましくは10〜200
℃、更に好ましくは20〜100℃の反応温度でエステ
ル交換反応を行う。この時系内の水分は少ない方が好ま
しく、更に好ましくは0.2重量%以下である。
【0020】このエステル交換反応に用いられる触媒
は、特に限定されるものではなく、通常のエステル交換
に用いられる酸触媒又は塩基触媒が用いられ、酸触媒と
しては、塩酸、硫酸等の無機酸、パラトルエンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸等の有機酸、又は酸性白土、シ
リカアルミナ、パーフロロイオン交換ポリマー(ナフィ
オン(デュポン社製))等の固体酸が挙げられる。塩基
触媒としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カ
ルシウム等のアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の
炭酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カ
ルシウム、水酸化バリウム等のアルカリ金属もしくはア
ルカリ土類金属の水酸化物、水素化ナトリウム、水素化
リチウム、水素化カルシウム等のアルカリ金属もしくは
アルカリ土類金属水素化物、又は固体塩基もしくはナト
リウムメチラート、カリウムメチラート、グリセリンア
セタールのナトリウムアルコラート等のアルコラート類
が挙げられる。
【0021】本発明においては、上記のようなエステル
交換反応を行うと、一般式(7)で表されるモノグリセ
リドアセタールを含有し、一般式(8)〜(10)で表
される化合物の少なくとも1種と未反応原料を含む混合
物が得られる。
【0022】
【化7】
【0023】〔式中、A、R1及びR2は前記の意味を示
す。〕 エステル交換反応終了後、触媒を中和あるいは吸着除去
し、又は固体触媒の場合には濾過等により除去した後、
グリセリンのアセタール化物を減圧又は常圧下にて留去
し、必要であれば、水性溶媒により、反応副生物である
グリセリンと中和で生成した塩を取り除くことで、一般
式(7)で表されるモノグリセリドアセタールを主成分
とする混合物が得られる。得られたモノグリセリドアセ
タールを加水分解により脱アセタール化を行うことで、
本発明のモノグリセリド(1)が得られる。
【0024】ここで用いる中和剤は特に限定されるもの
ではないが、触媒として塩基を用いた場合は硫酸等の無
機酸や乳酸等を用いることができる。
【0025】本発明で用いられる水性溶媒は、水を含有
している溶媒であれば良く、水単独、又は水とエタノー
ル等の低級アルコールとの混合物が好ましく、水が特に
好ましい。
【0026】反応副生物であるグリセリン若しくは中和
で生成した塩の除去は、上記水性溶媒を用いた抽出にて
行うことが好ましい。但し、グリセリン量が少なく、除
去する必要のない場合はこの処理を行わなくて良い。
【0027】また、加水分解による脱アセタール化の方
法は、特に限定されるものではないが、酸触媒を用い、
30〜100℃の温度で加水分解する方法が好ましく、
特に水蒸気を系内に導入し、生成するケトン又はアルデ
ヒドと水蒸気を系外に除去しながら行うのが好ましい。
酸触媒としては、上記のエステル交換反応に用いられる
酸触媒が挙げられる。反応終了後、触媒の中和又は濾過
を行うことで、高純度のモノグリセリド(1)が得られ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明により、衣類、食器、硬質表面、
毛髪、身体、及び化粧用の洗浄剤として利用される新規
なエーテルカルボキシレートモノグリセリドを提供する
ことができる。
【0029】
【実施例】例中の%は特記しない限り重量基準である。
【0030】実施例1:エーテルカルボキシレートモノ
グリセリドの合成 300mL4ツ口フラスコにエーテルカルボキシレート
(カオウアキポRLM450)を122.8g(0.2
5モル)とグリセリンを11.5g(0.125モル)
加え、200℃、常圧で攪拌後、同温度下、2.67k
Paで3時間反応させた。そして、エーテルカルボキシ
レート/グリセリン=2/1(モル比)のエステル化物
を100.7g得た。
【0031】300mL4つ口フラスコに、2,2−ジ
メチル−1,3−ジオキソラン−4−メタノール92.
5g(0.7モル)と水酸化ナトリウム0.21g
(0.0053モル)を仕込み、100℃まで昇温後、
減圧脱水し、アルコラート化を行った後、60℃まで冷
却したものに、上記エステル化物84.2g(0.08
7モル)を加え、2時間攪拌してエステル交換反応を行
った後、50%硫酸にて中和した。次に1.33kP
a、80〜120℃で減圧蒸留を行い、水と2,2−ジ
メチル−1,3−ジオキソラン−4−メタノールを留去
した。このものにジエチルエーテル200mLを加え飽
和食塩水で洗浄を行い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
濾過・濃縮を行いエーテルカルボキシレートα−モノグ
リセリドアセタール70.9gを得た。GPCではモノ
エステル領域に1本のピークを示し、得られたものの酸
価(KOHmg/g)は1.8、ケン化価(KOHmg
/g)は99.5と理論値に近かった(理論酸価0、理
論ケン化価99.0)。
【0032】得られたα−モノグリセリドアセタール5
6.56gに酸性白土(ガレオンアースNV、水澤化学
(株)製)1.61gを仕込み、80℃、29.3kP
aにおいて、1時間あたりα−モノグリセリドアセター
ルに対して6%の水蒸気を反応系内に導入し、生成する
アセトンと過剰な水蒸気を系外に除去しながら、脱アセ
タール化反応を6時間行った後、酸吸着剤(KW600
S、協和化学(株)製)を0.06g加えた後、1.3
3kPa、70℃で0.5時間脱水を行い、濾過し、下
記式(11)で表されるエーテルカルボキシレートモノ
グリセリド46.2gを得た。GPCではモノエステル
領域に1本のピークを示し、得られたモノグリセリドは
酸価5.6、水酸基価189.5、ケン化価105.0
であり理論値に近かった(理論値:酸価5.6、水酸基
価213.0、ケン化価106.5)。
【0033】1H−NMR:3H(0.8ppm)、1
8H(1.2ppm)、2H(14.6ppm)、2H
(3.4ppm)、20H(3.5−3.8ppm)、
1H(3.9ppm)、4H(4.2ppm)。
【0034】
【化8】
【0035】(式中、Rは炭素数12と14のアルキル
基の、約7対3(重量比)の混合アルキル基を示し、m
は4.5である。) 実施例2:エーテルカルボキシレートモノグリセリドの
合成 500mL4ツ口フラスコにエーテルカルボキシレート
(オクチルアルコールのエチレンオキシド8モル付加物
の末端カルボキシメチル化物)を202.5g(0.3
7モル)とグリセリンを17.04g(0.185モ
ル)加え、200℃、常圧で、1時間毎に酸価をはかり
ながら18時間反応させた。そして、エーテルカルボキ
シレート/グリセリン=2/1(モル比)のエステル化
物を169.7g得た。酸価(KOHmg/g)0.
7、ケン化価(KOHmg/g)106.4 500mL4つ口フラスコに、2,2−ジメチル−1,
3−ジオキソラン−4−メタノール153.0g(1.
16モル)と水酸化ナトリウム0.6g(0.015モ
ル)を仕込み、100℃まで昇温後、減圧脱水し、アル
コラート化を行った後、60℃まで冷却したものに、上
記エステル化物150.4g(0.142モル)を加
え、2時間攪拌してエステル交換反応を行った後、50
%硫酸にて中和した。次に1.33kPa、80〜12
0℃で減圧蒸留を行い、水と2,2−ジメチル−1,3
−ジオキソラン−4−メタノールを留去した。このもの
にジエチルエーテル340mLを加え飽和食塩水で洗浄
を行い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濾過・濃縮を行
いエーテルカルボキシレートα−モノグリセリドアセタ
ール149.5gを得た。GPCではモノエステル領域
に1本のピークを示し、得られたものの酸価(KOHm
g/g)は2.9、ケン化価(KOHmg/g)は9
1.1と理論値に近かった(理論酸価0、理論ケン化価
91)。
【0036】得られたα−モノグリセリドアセタール1
32.2gに酸性白土(ガレオンアースNV、水澤化学
(株)製)3.97gを仕込み、80℃、29.3kP
aにおいて、1時間あたりα−モノグリセリドアセター
ルに対して6%の水蒸気を反応系内に導入し、生成する
アセトンと過剰な水蒸気を系外に除去しながら、脱アセ
タール化反応を6時間行った後、酸吸着剤(KW600
S、協和化学(株)製)を0.13g加えた後、1.3
3kPa、70℃で0.5時間脱水を行い、濾過し、下
記式(12)で表されるエーテルカルボキシレートモノ
グリセリド115.8gを得た。GPCではモノエステ
ル領域に1本のピークを示し、得られたモノグリセリド
は酸価(KOHmg/g)4.6、水酸基価(KOHm
g/g)181.7、ケン化価(KOHmg/g)9
5.7であり、理論値に近かった(理論値:水酸基価1
95、ケン化価98)。HPLC純度88.8%。
【0037】
【化9】
【0038】応用例1:エーテルカルボキシレートモノ
グリセリドの洗浄力評価 実施例1及び2で得られたエーテルカルボキシレートモ
ノグリセリド(本発明品)と、比較品としてラウリン酸
エチレンオキシド12モル付加物を用い、下記方法で洗
顔料としての性能を比較した。結果を表1に示す。
【0039】<口紅に対する洗浄力>花王(株)製AU
BEを腕に丸く塗り15分放置した後、ペーパータオル
で軽くたたいて更に5分間放置した。ここに上記本発明
品又は比較品の5%水溶液0.08mLを落とし、一定
の力で右回り10回、左回り10回、縦10回、横10
回マッサージし、温水で洗い流し、ペーパータオルで水
を拭き、口紅の落ち具合を下記の基準で評価した。
【0040】<ファウンデーションに対する洗浄力>花
王(株)製ラスティングファウンデーションUVリキッ
ドにカーボンブラックを少量添加し、この液を2〜3滴
腕に落とし、スポンジで丸く伸ばして15分間放置し
た。その後ペーパータオルで軽くたたいて更に5分間放
置した。ここに上記本発明品又は比較品の5%水溶液
0.08mLを落とし、一定の力で右回り10回、左回
り10回、縦10回、横10回マッサージし、温水で洗
い流し、ペーパータオルで水を拭き、ファウンデーショ
ンの落ち具合を下記の基準で評価した。
【0041】<評価基準> ◎:非常に良く落ちる ○:良く落ちる △:落ちるが若干残っている ×:殆ど落ちない。
【0042】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田原 秀雄 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 Fターム(参考) 4C083 AC421 AC422 CC23 CC38 CC50 FF01 4H003 AC08 BA12 DA02 ED02 4H006 AA01 AA02 AB12 AC48 AD11 BP10 KA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で表されるエーテルカルボ
    キシレートモノグリセリド。 【化1】 〔式中、Aは式RO(GO)m(CH2nCO−で表さ
    れる基を示し、Rは炭素数1〜50の直鎖又は分岐鎖の
    アルキル基又はアルケニル基を示し、GOは炭素数2〜
    4のオキシアルキレン基、mはアルキレンオキシドの平
    均付加モル数を示す1〜50の数で、m個のGOは同一
    でも異なっていてもよい。nは1〜6の整数を示す。〕
  2. 【請求項2】 一般式(2) 【化2】 〔式中、A’は各々独立して、水素原子又は式RO(G
    O)m(CH2nCO−で表される基を示し、R、G
    O、m及びnは前記の意味を示す。但し3つのA’は同
    一でも異なっていてもよいが、同時に水素原子ではな
    い。〕で表されるグリセリドと、グリセリンのアセター
    ル化物とのエステル交換反応を行い、モノグリセリドア
    セタールを含有する混合物を得、この混合物からグリセ
    リンのアセタール化物を除去した後、加水分解により脱
    アセタール化を行うことによって得られる、請求項1記
    載のエーテルカルボキシレートモノグリセリド。
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