JP2003032444A - イメージ入力装置 - Google Patents

イメージ入力装置

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JP2003032444A
JP2003032444A JP2001215695A JP2001215695A JP2003032444A JP 2003032444 A JP2003032444 A JP 2003032444A JP 2001215695 A JP2001215695 A JP 2001215695A JP 2001215695 A JP2001215695 A JP 2001215695A JP 2003032444 A JP2003032444 A JP 2003032444A
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image sensor
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Shunsuke Kamimura
俊輔 神村
Shinichi Suzuki
伸一 鈴木
Toshiyasu Tamitsuji
敏泰 民辻
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Minebea Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40056Circuits for driving or energising particular reading heads or original illumination means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ランプをイメージセンサの蓄積時間に影響する
高周波で点灯しても、安定な出力を得ることのできるイ
メージ入力装置を提供する。 【解決手段】イメージ入力装置である点灯回路6と被写
体からの反射光を受光して電気信号に変換する変換回路
10と、出力装置であるレーザ装置9で構成されてい
る。前記点灯回路6は、三角波発生回路1、エラー増幅
器2、パルス幅変調器3、ランプ点灯回路4、キセノン
ランプ5、保護回路12からなり、変換回路10は、発
振器1b、マイクロプロセッサを具備してイメージ入力
装置全体を制御するシステム制御部7、イメージセンサ
8B、8G、8Rから構成されている。点灯回路6の発
振器1からは、変換回路10のシステム制御部7の端子
CPに周波数f0のクロック1Sが印加されていて、イ
メージセンサ8B、8G、8Rの駆動信号に同期して前
記点灯回路6が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージ入力装置
に関し、特に、希ガス放電ランプの点灯周波数変動によ
りイメージセンサ出力に影響のないイメージ入力装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来イメージ入力装置、特にカラーイメ
ージ入力装置を用いた各種の装置が実現されている。例
えば、カラーイメージ入力装置とレーザビームプリンタ
(LBP)を組み合わせて用いたカラーコピー機、フィ
ルムスキャナ、などがある。係る装置は、一般的には、
多量の画像データを高速に処理することが要求される。
【0003】前記イメージ入力装置において、被写体に
光を照射してその反射光を電気信号に変換する光電変換
部は、被写体に光を照射する光源と、前記被写体からの
反射光をイメージセンサに結像するための光学系と、該
光学系を介して入力された被写体からの反射光を電気信
号に変換するイメージセンサから構成されている。
【0004】前記イメージ入力装置は、被写体の形状
や、速度、解像度などに応じて一次元のイメージセン
サ、二次元のイメージセンサなどが用いられ、被写体を
搬送する各種の搬送機構が用いられる。また、カラーイ
メージ入力装置では、前記光学系には色分解のためのカ
ラーフィルタが用いられている。
【0005】画像処理を高速に行うためには、イメージ
入力装置を構成するイメージセンサを高速に動作させる
必要がある。イメージセンサの出力I(λ)は、被写体
に照射される光の照度、即ち光源の出力L(λ)、被写
体の反射率K、レンズの明るさ(透過率)U、イメージ
センサの蓄積時間T、イメージセンサの各波長における
感度S(λ)、色分解フィルターの透過率F(λ)によ
り変化する。厳密には光の波長によって被写体の反射率
Kは異なるが、発明の主旨に影響がないのでここでは被
写体の反射率Kとレンズの明るさ(透過率)Uを光の波
長に無関係に一定とする。又、以下説明の簡略化のため
に被写体の反射率K、レンズの明るさ(透過率)Uとを
各々1として、イメージセンサに入射する入射光量P
(λ)は、光源の出力L(λ)に比例するとして説明す
る。
【0006】例えば、入射光量P(λ)を左右する希ガ
ス放電ランプの一種であるキセノンランプは、その発光
特性が自然昼光の波長特性に類似した出力L(λ)及び
高輝度の出力が得られるためにカラーイメージ入力装置
などに用いられている。また、カラーイメージセンサと
して一般的に用いられている、イメージセンサの感度S
(λ)を左右するCCDラインセンサの分光感度特性
は、短波長の光に対して低感度である。更に、透過率F
(λ)を左右する色分解フィルターとして一般に用いら
れている光学ガラスフィルターの特性は、一般的に、青
色系統の光学ガラスフィルターは、透過率は高いが特性
がなだらかであり、青色系以外の波長の光が混入する。
緑系統の光学ガラスフィルタは透過率が低く、赤色系統
は赤外線領域の光が混入する。
【0007】イメージセンサの出力I(λ)は、前記、
構成部品の各波長の特性が影響して出力は低下する。特
に、青色系統の光に対する出力は、センサ感度、フィル
タ透過率、光出力のいずれも小さく、それらより変化す
るイメージセンサの出力は、赤色系統に比べて少なくな
り、ランプの光量変動の影響を最も受ける。
【0008】前記の各構成部品の特性を考慮して各色を
出力するイメージセンサの出力ができるだけ同一になる
ように各パラメータを決定する。前記各パラメータのう
ち、S(λ)とF(λ)は一度決定すると変動しない
が、入力される入射光量P(λ)と光の蓄積時間Tは点
灯回路により以下のように変動する。即ち、入力される
入射光量P(λ)はランプ駆動電圧の変動により変化
し、蓄積時間はイメージセンサの駆動周波数により変化
する。
【0009】前記ランプ駆動電圧の変動によるイメージ
センサ出力が変動する問題点を解決する手段として、例
えば特開昭59−53865号公報に開示されている発
明がある。係る発明は、赤、青、緑の3色に対応して各
々の波長に対応した光学フィルタを具備したイメージセ
ンサを有し、各色センサに対応して同一画像を3回走査
する。そしてイメージセンサの感度が光源の波長毎に異
なるために、3回の走査における各イメージセンサ毎に
前記光源の電圧を変化して、イメージセンサの出力を一
定に制御するものである。
【0010】図4は、光源としてキセノンランプを用い
た従来の回路であって、以下のような構成になってい
る。点灯回路6は、発振器1a、分周器2a、波形変換
部3a、ランプ点灯回路4、キセノンランプ5から構成
されている。前記したキセノンランプは、高出力を得る
ために、交流のパルス電圧で駆動されるのが一般的であ
る。
【0011】又、被写体からの反射光を受光して電気信
号に変換する変換回路10は以下のような構成になって
いる。即ち、発振器1b、マイクロプロセッサを具備し
てイメージ入力装置全体を制御するシステム制御部7、
イメージセンサ8B、8G、8Rから構成されている。
又、レーザ装置9と組み合わせて用いられる場合にはシ
ステム制御部7とレーザ装置9とが接続されている。
【0012】前記点灯回路6の動作は以下のようであ
る。発振器1aから周波数f1のクロックが分周器2a
に加えられる。周波数f1のクロックは分周器2aによ
り分周されて波形変換部3aに入力される。波形変換部
3aは、クロックが入力されると図示していない三角波
発生器とパルス幅変調器等からなる周知の2相の矩形波
を出力して、ランプ点灯回路4に印加する。ランプ点灯
回路4は、所定の周波数と電圧を発生し、キセノンラン
プ5は、前記印加された電圧により所定の周波数で点灯
する。
【0013】電気信号に変換する変換回路10の動作は
以下のようである。即ち、発振器1aとは独立な発振器
1bから周波数f2のクロックCPがシステム制御部7
に印加される。システム制御部7は、係るクロックCP
が印加されると、図示していないマイクロプロセッサが
所定の動作を開始する。システム制御部7は、イメージ
センサ8B、8G、8Rに対して、各イメージセンサを
駆動するためのクロックICPを端子CPIから、又、
イメージセンサに蓄えられた電気信号を読み取るリセッ
ト信号Rを端子I1から出力する。該クロックICPと
電気信号を読み取るリセット信号Rは、前記各イメージ
センサのクロック端子Cとリセット端子REとに各々印
加され、イメージセンサは周知の動作を行う。
【0014】即ち、イメージセンサ8B、8G、8R
は、内部に図示していない1ライン分のバッファメモリ
を有していて、リセット信号Rにより前回の走査により
蓄えられた電気信号を前記1ライン分のバッファメモリ
に転送する。そして、次の1ライン分の走査に同期して
前記1ライン分のバッファメモリの内容を端子IOから
出力する。該端子IOから出力されたイメージセンサ8
B、8G、8Rの信号8BS、8GS、8RSは、シス
テム制御部7の端子IB、IG、IRとに各々印加され
システム制御部7の図示していないバッファメモリに格
納される。
【0015】システム制御部7の図示していないバッフ
ァメモリに格納されたイメージセンサの出力は、レーザ
装置9に必要に応じて転送され、周知のレーザプリンタ
により出力される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】特開昭59−5386
5号公報に開示されている発明においては、ランプ駆動
電圧の変動によってイメージセンサ出力が変動すること
を押さえることができる。しかし、係る発明では、イメ
ージセンサに入射される光の蓄積時間Tが変動する事に
より出力が変化するという問題点は取り除くことができ
なかった。
【0017】また、図4の従来例では、点灯回路6と電
気信号に変換する変換回路10とは、各々独立の発振器
1aと1bとが具備されている。従って、イメージセン
サに入射される光の蓄積時間Tと点灯周波数FLとの周
波数の違いによって、光の蓄積時間Tの間に印加される
ランプの点灯回数に端数が出る場合がある。このために
イメージセンサを高速で動作させる場合には以下のよう
な問題点が生じる。即ち、例えば、キセノンランプ5の
点灯周波数をFL、イメージセンサ8B、8G、8Rの
1ライン分の走査時間をTSとすると、FL=121.
44KHz(駆動1パルス間隔8.2345μS)、T
S=3mSの時には、TSの間にランプを点灯するパル
スの回数には端数が生じ364又は365回となる。し
かし、イメージセンサを高速で動作させるためにTS=
362μSとした場合には、TSの間にランプを点灯す
るパルスの回数は43又は44回となる。
【0018】従って、FL=121.44KHz、TS
=3mSの時にはイメージセンサの1走査時間(TS=
3mS)の間にキセノンランプ5に印加される1パルス
の変化は1/365以下である。しかし、FL=12
1.44KHz、TS=362μSの時にはイメージセ
ンサの1走査時間(TS=3mS)の間にキセノンラン
プ5に印加される1パルスの変化は1/44となる。前
記ランプを点灯するパルスの端数は、発振器1aの周波
数変動、又は、ランプの点灯タイミングの変動などによ
って生じる。係る原因によりイメージセンサを高速で動
作させる場合には、ランプを点灯するパルスが1パルス
ずれた場合の影響が大きい。
【0019】前記発振器1aの周波数変動の影響を低減
する為には、ランプの点灯周波数を増加すればよい。し
かし、キセノンランプを始め、ランプには点灯周波数の
上限があり、これを超える周波数で点灯した場合には輝
度の低下、半点灯、又は寿命の低下、などの各種の問題
点が発生する。従って、ランプの点灯周波数を増加して
前記問題点を解決することは難しく、前記したように、
蓄積時間はイメージセンサの点灯周波数により変化す
る。例えば、前記のFL=121.44KHz(駆動1
パルス間隔8.2345μS)TS=3mSの条件で
は、キセノンランプ5に印加される1パルスの変化1/
44は、式(1)から明らかなようにそのままイメージ
センサの出力変動となって現れ、1パルスで2%以上の
変動を与える。
【0020】本発明は係る問題を解決して、高周波で点
灯が可能なランプをイメージセンサの蓄積時間に影響す
る高周波で点灯しても、安定な出力を得ることのできる
イメージ入力装置を提供することを目的としてなされた
ものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために請求項1記載のイメージ入力装置は、被写体
に希ガス放電ランプにより光を照射してその反射光をイ
メージセンサを用いて電気信号に変換する画像入力装置
において、前記希ガス放電ランプを交流の高圧パルス電
圧により点灯すると共に、前記イメージセンサと前記希
ガス放電ランプとを同期して駆動することを特徴とす
る。
【0022】請求項2記載のイメージ入力装置では、前
記イメージセンサと前記希ガス放電ランプとの同期は、
前記イメージセンサの画像転送信号により前記希ガス放
電ランプ点灯回路を制御することにより行われることを
特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を示
すブロック図である。以下、図1により本発明を説明す
る。図1はイメージ入力装置である点灯回路6と被写体
からの反射光を受光して電気信号に変換する変換回路1
0と、出力装置であるレーザ装置9とで構成されてい
る。点灯回路6は、三角波発生回路1、エラー増幅器
2、パルス幅変調器(PWM)3、ランプ点灯回路4、
キセノンランプ5、保護回路12から構成されている。
又、被写体からの反射光を受光して電気信号に変換する
変換回路10は、発振器19、マイクロプロセッサを具
備してイメージ入力装置全体を制御するシステム制御部
7、イメージセンサ8B、8G、8Rから構成されてい
る。
【0024】点灯回路6の三角波発生回路1には、変換
回路10のシステム制御部7の端子CPから周波数f1
のクロック1Sが印加されている。システム制御部7と
レーザ装置9とは、信号線7aと7bとで接続されてい
る。信号線7aは、システム制御部7の端子CPLとレ
ーザ装置9の端子CPを、信号線7bは、システム制御
部7の端子IDとレーザ装置9の端子Iとを各々接続し
ている。
【0025】前記点灯回路6の各部分は以下のように接
続されている。即ち、三角波発生回路1の出力端子Bは
PWM3の一方の入力端子Cに接続されている。PWM
3の他方の入力端子BIには保護回路12の出力が接続
されている。PWM3の更に他方の入力端子Dにはエラ
ー増幅器2の出力が接続されていて、PWM3の出力端
子Eはランプ点灯回路4の入力端子Iに接続されてい
る。ランプ点灯回路4の一方の出力端子Gには、ランプ
が正常に点灯していない場合、ランプに無用な駆動パル
スを印加しないようにするための保護回路12とキセノ
ンランプ5とが接続されている。また、ランプ点灯回路
4の他方の出力端子Hには、エラー増幅器2の入力端子
が接続されている。
【0026】変換回路10の各部分は、以下のように接
続されている。即ち、システム制御部7には図示してい
ないマイクロプロセッサが具備されていて、システム制
御部7の端子CPは、前記点灯回路6の三角波発生回路
1の入力端子Aに接続されている。システム制御部7の
出力端子CPIとI1には、イメージセンサ8B、8
G、8Rのクロック端子Cと、イメージセンサ8B、8
G、8Rのリセット信号端子REとが各々接続されてい
る。レーザ装置9と組み合わせて用いられる場合にはシ
ステム制御部7とレーザ装置9とが接続されていて、シ
ステム制御部7の出力端子CPLとIDにはレーザ装置
9のクロック端子CPとレーザ装置9のデータ入力端子
Iとが各々接続されている。また、システム制御部7の
入力端子IB、IG、IRには、イメージセンサ8B、
8G、8Rの出力端子IOが各々接続されている。
【0027】前記点灯回路6の動作は以下のようであ
る。即ち、三角波発生回路1の出力端子Bから周波数f
1に相当する三角波電圧がPWM3の入力端子Cに加え
られる。一方、ランプ点灯回路4の出力端子Hからの電
圧をエラー増幅器2にて増幅/比較して、その出力がP
WM3の入力端子Dに加えられる。PWM3は、周波数
f1に相当する前記三角波電圧とエラー増幅器2の出力
とを比較して、周波数f1と同一周波数のパルス幅変調
信号(PWM信号)を出力する。係る出力がランプ点灯
回路4に加えられると、ランプ点灯回路4は、所定の周
波数f1と電圧を発生してキセノンランプ5に印加す
る。キセノンランプ5は、前記印加された電圧により所
定の周波数f1で点灯する。
【0028】前記変換回路10の動作は以下のようであ
る。即ち、システム制御部7の端子CPから前記点灯回
路6の三角波発生回路1の端子Aに周波数f1のクロッ
ク1Sが印加される。即ち、前記点灯回路6と変換回路
10とは、各々同一のシステム制御部7からクロックが
供給されている。従って、イメージセンサに入射される
光の蓄積時間Tと点灯周波数f1との間には整数倍の関
係があり、光の蓄積時間Tの間に印加されるランプの点
灯回数に端数が出ることはない。
【0029】システム制御部7は、発振器19からクロ
ックが印加されると、図示していないマイクロプロセッ
サが所定の動作を開始する。システム制御部7は、イメ
ージセンサ8B、8G、8Rに対して、各イメージセン
サを駆動するためのクロックICPを端子CPIから出
力する。又、イメージセンサに蓄えられた信号を読み取
るリセット信号Rを端子I1から出力する。該クロック
ICPとイメージセンサに蓄えられた信号を読み取るリ
セット信号Rは、前記各イメージセンサのクロック端子
Cとリセット端子REとに各々印加され、イメージセン
サは周知の動作を行う。
【0030】即ち、イメージセンサ8B、8G、8R
は、内部に図示していない1ライン分のバッファメモリ
を有していて、信号Rにより前回の走査により蓄えられ
た信号を前記1ライン分のバッファメモリに転送する。
そして、次の1ライン分の走査に同期して前記1ライン
分のバッファメモリの内容を端子IOから出力する。該
端子IOから出力されたイメージセンサ8B、8G、8
Rの信号8BS、8GS、8RSは、システム制御部7
の端子IB、IG、IRとに各々印加されシステム制御
部7の図示していないバッファメモリに格納される。
【0031】システム制御部7の図示していないバッフ
ァメモリに格納さたイメージセンサの出力は、レーザ装
置9に必要に応じて転送され、周知のレーザプリンタに
より出力される。前記所定のタイミングとは、システム
制御部7の図示していないバッファメモリに格納さたイ
メージが、1ライン分または、1ページ分蓄積された時
に出力される。
【0032】図2は、本発明の実施の形態を示す回路図
である。以下、図2により本発明を説明する。図2にお
いて、図1と同一部分に付いては同一記号を付してあ
り、図2は点灯回路6と変換回路10とレーザ装置9と
で構成されている。点灯回路6の三角波発生回路1へ
は、変換回路10のシステム制御部7の端子CPから周
波数f1のクロック1Sが印加されている。システム制
御部7とレーザ装置9とは、信号線7aと7bとで接続
されている。信号線7aは、システム制御部7の端子C
PLとレーザ装置9の端子CPを、信号線7bは、シス
テム制御部7の端子IDとレーザ装置9の端子Iとを各
々接続している。
【0033】前記点灯回路6の三角波発生回路1の端子
Aにはシステム制御部7の端子CPからクロック1Sが
印加される。係る周波数f1のクロック1Sは、三角波
発生回路1内の前記周波数f1の三角波電圧を発生す
る。即ち、点灯回路6と変換回路10とは、各々同一の
発振器19からクロックが供給されている。
【0034】図2において、変換回路10とレーザ装置
9とは図1と同様であるので説明を省略し、以下、点灯
回路6について説明をする。前記点灯回路6は、三角波
発生回路1、エラー増幅器2、PWM3、ランプ点灯回
路4、キセノンランプ5、保護回路12から構成されて
いる。
【0035】三角波発生回路1のf1と同一周波数の三
角波電圧出力とランプ点灯回路4から得られるランプ駆
動電圧を直流にして、所定の値に分割した電圧VDを得
る。係るVDをエラー増幅器2で増幅してPWM3に印
加する。PWM3は前記VDに応じたパルス幅変調され
た信号を出力する。
【0036】ランプ点灯回路4は、以下のような構成で
ある。即ち、チョッパー回路11の出力CHは、昇圧ト
ランス25の入力巻線の中央端子TNと、ダイオード4
1のアノード端子に接続されている。前記昇圧トランス
25の入力巻線において、一方の端子T1にはランプ駆
動回路47の出力が、他方の端子T2にはランプ駆動回
路48の出力が各々接続されている。ダイオード41の
カソード端子は抵抗器43とコンデンサ42、46とに
各々接続されている。
【0037】抵抗器43とコンデンサ42は並列接続さ
れ可変抵抗器44に接続され、該可変抵抗器44は抵抗
器45に接続され、該抵抗器45とコンデンサ46の他
方は接地されている。抵抗器43と可変抵抗器44との
接続点は前記エラー増幅器2を形成する増幅器30の一
方の入力端子イに抵抗器R21を介して接続されてい
る。抵抗器43と45、及び可変抵抗器44とは電圧分
割回路を構成し、前記可変抵抗器44を調整して前記増
幅器30の一方の端子イに印加される電圧を調整する。
【0038】昇圧トランス25における出力巻線の一方
の端子T3は、キセノンランプ5の一方の端子に接続さ
れている。昇圧トランス25における出力巻線の他方の
端子T4は接地されている。また、キセノンランプ5の
他方の端子は抵抗器26を介して接地されている。更に
前記キセノンランプ5の他方の端子には保護回路12の
入力端子である抵抗器49が接続されている。前記保護
回路12は、キセノンランプ5に印加される過大電圧及
び、キセノンランプ5に流れる過大電流を検出して、過
大電圧によるトランスの絶縁破壊、過大電流による昇圧
トランス25の焼損などを防止する。前記保護回路12
の前記入力抵抗器49にはダイオード50のアノード端
子に接続されている。ダイオード50のカソード端子に
は抵抗器52とコンデンサ51との一方の端子が各々並
列に接続され、抵抗器52とコンデンサ51の他方の端
子は各々接地されている。また、ダイオード50のカソ
ード端子には周知の過電流検出回路53と過電圧検出回
路54とが並列に接続されている。該過電流検出回路5
3と過電圧検出回路54との出力は各々論理和回路55
の入力に接続されている。また、該論理和回路55の出
力は、PWM3の端子BIに印加されている。
【0039】前記PWM3の出力は、インバータ回路3
2を介してトグルフリップフロップ33のクロック端子
Tに接続され、該トグルフリップフロップ33の出力Q
1とQ2はランプ駆動回路47とランプ駆動回路48の
入力に各々接続されている。更に、前記トグルフリップ
フロップ33の出力Q1とQ2は論理積ゲート34と3
5の一方の入力端子I2に各々接続されている。前記論
理積ゲート34と35の他方の入力端子I1にはいずれ
も前記PWM3の出力が接続されている。論理積ゲート
34と35の出力は、トランジスタ36、37のベース
端子に各々接続されている。該トランジスタは、いずれ
もエミッタ端子は接地され、コレクタ端子にはダイオー
ド38、39のアノード端子が各々接続されている。ダ
イオード38、39のカソード端子は接続され、抵抗器
56とチョッパー回路11のスイッチング回路24の駆
動端子C1に接続されている。抵抗器56の他方はプラ
ス電源が印加され、ダイオード38、39と、抵抗器5
6とで論理和回路を形成している。
【0040】直流電圧を交流電圧に変換するチョッパー
回路11は、以下のような構成である。即ち、直流電圧
Cがヒューズ20を介してリアクトル23に印加されて
いる。前記リアクトル23の入力側には抵抗器21とコ
ンデンサ22が並列に接続され、出力端子は前記スイッ
チング回路24の入力端子CとDとに各々接続されてい
る。
【0041】図3は前記点灯回路6を有する図2の動作
を説明するタイムチャートである。図3を用いて図2の
動作を以下に説明する。三角波発生回路1は、周波数f
1のクロックが三角波発生回路1へ印加されると信号S
を発生する。
【0042】システム制御部7は、前記発振器19から
クロックが印加されると、イメージセンサ8B、8G、
8Rを動作させる周知の所定のクロックICPと、前記
イメージセンサ8B、8G、8Rに蓄積された信号を図
示していないバッファメモリに転送する周知のリセット
信号Rを出力する。
【0043】前記リセット信号Rは、システム制御部7
により周波数f1に同期し、かつ、例えば、f1=12
1.44KHzの1/44に分周された2.76KHz
のリセット信号としてイメージセンサ8B、8G、8R
のリセット端子REに印加される。
【0044】また、増幅器30の一方の入力端子ロには
基準電圧VRが印加されている。ランプ起動時に、チョ
ッパー回路11のスイッチング回路24に交流の出力電
圧が現れる。係る交流の出力電圧をダイオード41で整
流し、前記した抵抗器43、45と可変抵抗器44で構
成される分割回路により、増幅器30の他方の入力端子
イに分割した電圧VDが印加される。係る電圧VDが基
準電圧VRに応じて増幅器30に出力される。
【0045】PWM3は、前記増幅器30の出力と三角
波発生回路1の出力(三角波電圧)とを比較し、前記キ
セノンランプ5の点灯時の輝度を調整する。即ち、前記
PWM3は前記増幅器30の出力が得られるまで周知の
方法によりパルス幅を徐々に増加する機能を有する。そ
して、前記増幅器30の出力が得られた時点で一定のパ
ルス幅PWM信号を出力する。
【0046】インバータ回路32とトグルフリップフロ
ップ33とにより前記PWM信号を1/2にした信号Q
T1とQT2を得る。更に、論理積ゲート34と35に
前記PWM3とQT1とQT2とを印加して信号G1及
びG2が得られる。係る信号G1及びG2との論理和信
号G3をダイオード38、39及び抵抗器56により得
る。前記信号G3はチョッパー回路11のスイッチング
回路24の駆動端子C1に印加される。又、前記信号Q
T1とQT2とは昇圧トランス25の入力端子T1とT
2とに各々印加される。そして前記チョッパー回路11
のスイッチング回路24の駆動端子C1に印加された信
号とともに、昇圧トランス25によりキセノンランプ5
の点灯に必要なパルス電圧に昇圧される。係るパルス電
圧は前記信号QT1とQT2に同期している。即ち、シ
ステム制御部7に格納するためのリセット信号Rと同期
していて、リセット信号Rとリセット信号Rとの間でラ
ンプに印加される前記パルス電圧は端数を生じない。
【0047】過電流検出回路53と過電圧検出回路54
とが異常を検出した場合には論理和ゲート55の出力は
低レベルになり、PWM3を停止させる。PWM3が停
止すると前記信号QT1とQT2は出力されない。従っ
てランプ点灯電圧は印加されず、昇圧トランス25の損
傷が防止される。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載のイメージ入力装置によれ
ば、前記希ガス放電ランプを交流の高圧パルス電圧によ
り点灯すると共に、前記イメージセンサと前記希ガス放
電ランプとを同期して駆動することにより、キセノンラ
ンプのように高周波で点灯が可能なランプをイメージセ
ンサの蓄積時間に影響する高周波で点灯しても、点灯周
波数とイメージセンサの蓄積時間との端数によりイメー
ジセンサの出力が変動することがなくなり、安定なイメ
ージ入力装置を提供することができた。
【0049】請求項2記載のイメージ入力装置によれ
ば、前記イメージセンサと前記希ガス放電ランプとの同
期は、前記イメージセンサの画像転送信号により前記希
ガス放電ランプ点灯回路を制御することにより行われる
ことで、画像をシステム制御部に入力するタイミングに
同期してランプを点灯でき、画像の蓄積途中でランプが
消灯することがなくなり、安定な画像を入力することが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す回路図である。
【図3】図2の動作を説明するタイムチャートである。
【図4】光源としてキセノンランプを用いた従来回路例
のブロック図である。
【符号の説明】
1 三角波発生回路 2 エラー増幅器 3 パルス幅変調器(PWM) 4 ランプ点灯回路 5 キセノンランプ 6 点灯回路 7 システム制御部 8B、8G、8R イメージセンサ 9 レーザ装置 10 変換回路 12 保護回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 民辻 敏泰 静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−1 ミネベ ア株式会社浜松製作所内 Fターム(参考) 5C072 AA01 BA13 CA02 EA04 FB19 FB27

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体に希ガス放電ランプにより光を照射
    し、その反射光の強弱をイメージセンサにより電気信号
    に変換する画像入力装置において、前記希ガス放電ラン
    プを交流の高圧パルス電圧により点灯すると共に、前記
    イメージセンサと前記希ガス放電ランプとを同期して駆
    動することを特徴とするイメージ入力装置。
  2. 【請求項2】前記イメージセンサと前記希ガス放電ラン
    プとの同期は、前記イメージセンサの画像転送信号によ
    り前記希ガス放電ランプ点灯回路を制御することにより
    行われることを特徴とする請求項1に記載のイメージ入
    力装置。
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