JP2003032400A - 電子機器およびその制御方法 - Google Patents

電子機器およびその制御方法

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JP2003032400A
JP2003032400A JP2001212287A JP2001212287A JP2003032400A JP 2003032400 A JP2003032400 A JP 2003032400A JP 2001212287 A JP2001212287 A JP 2001212287A JP 2001212287 A JP2001212287 A JP 2001212287A JP 2003032400 A JP2003032400 A JP 2003032400A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】節電モード等の解除に際して、機器を使用可能
とするまでの時間を短縮し、ユーザへ不便を感じさせな
いとともに機能の制限を受けることのない電子機器およ
びその制御方法を提供する。 【解決手段】初期化時にシステムデータ等の転送を必要
とする電子機器、例えば、ファクシミリ装置において、
初期化時にシステム制御部1から通信制御部2に転送す
るシステムデータの少なくとも一部を不揮発性のEEP
ROM28等に記憶させておき、節電モードからの解除
の際に、通信制御部2がEEPROM28に記憶されて
いるデータをRAM24に書き込むことでシステム制御
部1からのシステムデータの転送を省略する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器および
その制御方法に関し、特に、待機中に最小限の給電のみ
を行う節電モードを有する電子機器およびその制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器においては、省電力化の
傾向が進み、復帰のために必要な最小限の部分にのみ給
電を行う節電モードを有するものが増加してきている。
例えば、ファクシミリ装置では、ユーザによる操作が一
定時間無かった場合等に、節電モードに移行して不要な
給電を停止するようにしている。
【0003】図6は、従来のファクシミリ装置の構成例
を示した図である。同図に示すように、ファクシミリ装
置は、システム制御部501と、通信制御部502、通
信制御部503、スキャナ部504、プリンタ部50
5、UI部506を具備して構成される。
【0004】システム制御部501は、他の各部を統括
して制御する部分で、CPU(Central Processing Uni
t)511、ASIC(Application Specific Integrated
Circuit)512、ROM(Read Only Memory)513、
RAM(Random Access Memory)514、DP−RAM(D
ual Port-RAM)515を具備している。CPU511
は、システム制御部501はもちろんのこと、ファクシ
ミリ装置全体の制御を行い、ROM513に記憶されて
いるプログラムにに基づいて動作する。ASIC512
には、アドレスデコードやタイマ等の周辺回路が構成さ
れている。ROM513は、CPU511を動作させる
ためのプログラム等が記憶されている。RAM514
は、カウンタやフラグ等のCPU511が動作する際に
必要なデータや送受信する画像データを一時的に記憶す
る。DP−RAM515、516は、それぞれ通信制御
部502、503との間でデータ等の授受を行う。
【0005】通信制御部502は、回線を介して行われ
る通信を制御する部分で、CPU521、ASIC52
2、ROM523、RAM524、CODEC(Compres
serDecompresser)525、MODEM(Modulater Demod
ulater)526、NCU(Network Control Unit)527
を具備している。CPU521は、通信制御部502の
制御を行い、ROM523に記憶されているプログラム
にに基づいて動作する。ASIC522には、通信に要
する周辺回路が構成されている。ROM523は、CP
U521を動作させるためのプログラム等が記憶されて
いる。RAM524は、契約回線や着信信号に対する個
別設定等の通信に必要なパラメータが一時的に記憶され
る。CODEC525は、送受信する画像データの圧
縮、伸張を行う。MODEM526は、画像データの等
の通信するデータの変調、復調を行う。NCU527
は、ダイヤル信号の送出や着信の検出等を行う。
【0006】通信制御部503は、回線を介して行われ
る通信を制御する部分であるが、ファクシミリ装置に複
数回線の回線を接続する際に増設されるオプション部分
であり、通信制御部502と同様に、CPU531、A
SIC532、ROM533、RAM534、CODE
C535、MODEM536、NCU537を具備して
いる。
【0007】スキャナ部504は、原稿を読み取って画
像データを生成し、プリンタ部505は、画像データに
基づいて用紙上に画像を形成する。UI部506は、U
I(ユーザインタフェイス)を提供するもので、キー入
力部やディスプレイおよびこれらの制御部で構成され
る。
【0008】さて、このような構成のファクシミリ装置
では、通常動作を行う通常モードから節電モードに移行
した際には、必要最小限の部分を除いて給電を停止す
る。必要最小限の部分とは、節電モードから通常モード
へ復帰するトリガを得るもので、例えば、NCU52
7、537、UI部506のキー入力部、これらからの
信号を検知する起動検知部(不図示)等である。NCU
527、537は、回線からの着信を検知し、UI部5
06のキー入力部は、ユーザによる操作を検知する。
【0009】ここで、図6に示したファクシミリ装置が
節電モードから通常モードへ復帰する際の処理について
説明する。なお、図6に示したファクシミリ装置では、
電源投入時と、節電モードから通常モードへの復帰時の
両者の処理は同様のものである。図7は、ファクシミリ
装置の給電開始時の動作の流れを示すフローチャートで
ある。
【0010】ファクシミリ装置は、給電が開始される
と、システム制御部501、通信制御部502、通信制
御部503、スキャナ部504、プリンタ部505、U
I部506等の各部が初期化処理を開始するとともに
(ステップ601)、全部分での初期化が終了するのを
待ち(ステップ602でNO)、システム制御部501
が全部分での初期化が終了したのを確認すると(ステッ
プ602でYES)、立ち上げ完了として通常モードに
入る。
【0011】ここで、ステップ601における各部の初
期化処理のうち、システム制御部501と通信制御部5
02の初期化処理を例として説明する。図8は、システ
ム制御部501と通信制御部502の初期化処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0012】システム制御部501と通信制御部502
に給電が開始されると、まず、システム制御部501が
初期化処理を開始し(ステップ701)、通信制御部5
02に対してリセット信号を送出するとともに(ステッ
プ702)、自身の内部チェックを行う(ステップ70
3)。
【0013】一方、通信制御部502は、給電開始後に
システム制御部501からのリセット信号を受信する
と、初期化処理を開始し(ステップ751)、自身の内
部チェックを行う(ステップ752)。そして、内部チ
ェックが終了すると、内部チェック確認信号をシステム
制御部501に送信する(ステップ753)。
【0014】システム制御部501は、内部チェック確
認信号を受信すると(ステップ704)、初期応答信号
を通信制御部502に送信し(ステップ705)、これ
を受信した通信制御部502は(ステップ754)、初
期応答確認信号をシステム制御部501に送信する(ス
テップ755)。
【0015】システム制御部501は、初期応答確認信
号を受信すると(ステップ706)、通信制御部502
にシステムデータを送信する(ステップ707)。シス
テムデータは、通信制御部502が通信を行うのに必要
なパラメータ等のデータで、例えば、契約回線の種別
(発信者番号通知回線か否か)、着信信号の個別設定、
着信を拒否する電話番号(迷惑DM防止用等に利用)等
である。なお、このシステムデータは、図示しない記憶
部(ハードディスクやEEPROM等の不揮発性のも
の)に設定されているシステムデータ、ユーザ設定等の
一部である。
【0016】通信制御部502は、システムデータを受
信すると(ステップ756)、受信したシステムデータ
をRAM524に記憶し、データ書込確認信号をシステ
ム制御部501に送信して(ステップ757)、通常モ
ードに移行する。
【0017】また、システム制御部501は、通信制御
部502からデータ書込確認信号を受信すると(ステッ
プ708)、通常モードに移行する。ただし、システム
制御部501は、実際には、通信制御部502以外の各
部の全てと同様の処理を行うため、それらが全て終了し
た後に、通常モードに移行することになる。
【0018】このように、従来のファクシミリ装置で
は、節電モードから通常モードに移行する際に、電源が
切断されている状態から電源を投入して利用可能になる
までの場合と同程度の時間(数秒から数十秒程度)を要
することもあり、ユーザが不便を感じることがあった。
【0019】また、単に不便を感じるのみでなく、着信
時に送信側の待ち時間が増大したり、場合によっては、
着信やサービスの提供を受けることが不可能となること
もあった。例えば、アナログ回線において発信者番号通
知を受けようとする場合、その仕様から一定時間内に応
答を行わなければならないため、通常モードへの移行に
多大な時間を要すると、発信者番号通知を受けることが
できなくなる。
【0020】ここで、発信者番号通知を受ける際の処理
について説明する。図9は、発信者番号通知を受ける場
合のシーケンスを示した図である。
【0021】同図に示すように、発IDの通知の際に
は、加入者線交換機の動作により回線の極性が反転され
(ステップ801)、次いで、加入者線交換機からID
受信端末(発信者番号通知サービス/モデムダイヤルイ
ンサービスに対応の通信端末装置)にID受信端末起動
信号(情報受信端末起動信号:CAR)が送信される
(ステップ802)。このCARに対してID受信端末
が加入者線交換機に一次応答信号を返すと(ステップ8
03)、加入者線交換機からID受信端末に発IDがモ
デム信号として送信される(ステップ804)。ただ
し、加入者線交換機からの発IDの送信は、加入者線交
換機がステップ801での極性反転から6秒以内にステ
ップ803の一次応答信号を受信した場合にのみ行われ
る。
【0022】ID受信端末は、発IDを受信すると、受
信完了信号を加入者線交換機に返し(ステップ80
5)、その後、加入者線交換機からID受信端末に呼出
信号が送信される(ステップ806)。この呼出信号に
ID受信端末が応答し、二次応答信号を返すと(ステッ
プ807)、加入者線交換機が回線の極性を復帰し(ス
テップ808)、続いて、加入者線交換機とID受信端
末の間で通信が行われる(ステップ809)。
【0023】したがって、ID受信端末は、発IDを受
信するためには、ステップ801の極性の反転(ID受
信端末信号の受信)から6秒以内にステップ803の一
次応答信号を返す必要があることになり、この時間内に
一次応答信号を返すことができなければ発IDを受ける
ことができなくなる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ファクシミリ装置では、節電モードの解除に要する時間
が多大なため、ユーザに不便を感じさせたり、着信時の
応答が送れてしまうといったことがあった。もちろん、
節電モードにおいてCPUの停止等を行っていないもの
であれば、このような現象は生じないが、省電力化を進
めていく上では、節電モードにおいて、より多くの部位
への給電を停止する必要がある。
【0025】同様に、ファクシミリ装置以外の電子機器
においても、省電力化が進められており、節電モード等
を解除する際に、その解除時間によりユーザに不便を感
じさせることとなる。
【0026】そこで、この発明は、節電モード等の解除
に際して、機器を使用可能とするまでの時間を短縮し、
ユーザへ不便を感じさせないとともに機能の制限を受け
ることのない電子機器およびその制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、各々独立して動作する第1の
制御手段と第2の制御手段を具備し、初期化時に第1の
制御手段から転送されるデータに基づいて第2の制御手
段が動作するとともに、第1の制御手段および第2の制
御手段への給電を停止する節電モードを有する電子機器
において、前記データの少なくとも1部を不揮発記憶す
る記憶手段と、前記第1の制御手段および前記第2の制
御手段に給電が開始された際のモードを判定する判定手
段と、前記判定手段により節電モードと判定された場合
に、前記記憶手段に記憶されているデータを前記第1の
制御手段から転送されるデータに代えて前記第2の制御
手段に転送する転送手段とを具備することを特徴とす
る。
【0028】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記第2の制御手段は、前記転送手段により
前記記憶手段に記憶されているデータの転送を受けた後
に、前記第1の制御手段の状態にかかわらず動作を開始
することを特徴とする。
【0029】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前記第2の制御手段は、回線を介して行う通
信を制御する通信制御手段であることを特徴とする。
【0030】また、請求項4の発明は、各々独立して動
作する第1の制御手段と第2の制御手段を具備し、初期
化時に第1の制御手段から転送されるデータに基づいて
第2の制御手段が動作するとともに、第1の制御手段お
よび第2の制御手段への給電を停止する節電モードを有
する電子機器の制御方法において、前記データの少なく
とも1部を不揮発性の記憶手段に記憶し、前記第1の制
御手段および前記第2の制御手段に給電が開始された際
に、該給電が電源投入により行われたものか前記節電モ
ードからの復帰かを判定し、前記節電モードからの復帰
と判定した場合は、前記記憶手段に記憶したデータを前
記第1の制御手段から転送されるデータに代えて前記第
2の制御手段に転送することを特徴とする。
【0031】また、請求項5の発明は、請求項4の発明
において、前記記憶手段に記憶しているデータを前記第
2の制御手段に転送した後に、前記第1の制御手段の状
態にかかわらず前記第2の制御手段の動作を開始させる
ことを特徴とする。
【0032】また、請求項6の発明は、請求項4の発明
において、前記第2の制御手段は、回線を介して行う通
信を制御する通信制御手段であることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る電子機器お
よびその制御方法の実施の形態について、添付図面を参
照して詳細に説明する。なお、ここでは、この発明を適
用した電子機器の一例としてファクシミリ装置について
の説明を行うが、この発明は、ファクシミリ装置以外の
電気機器に対しても同様に適用することができる。
【0034】図1は、この発明を適用したファクシミリ
装置の構成例を示した図である。同図に示すように、フ
ァクシミリ装置は、システム制御部1と、通信制御部
2、通信制御部3、スキャナ部5、プリンタ部5、UI
部6を具備して構成される。
【0035】システム制御部1は、他の各部を統括して
制御する部分で、CPU(Central Processing Unit)1
1、ASIC(Application Specific Integrated Circu
it)12、ROM(Read Only Memory)13、RAM(Rand
om Access Memory)14、DP−RAM(Dual Port-RAM)
15、HOT/COLD判定部17を具備している。C
PU11は、システム制御部1はもちろんのこと、ファ
クシミリ装置全体の制御を行い、ROM13に記憶され
ているプログラムにに基づいて動作する。ASIC12
には、アドレスデコードやタイマ等の周辺回路が構成さ
れている。ROM13は、CPU11を動作させるため
のプログラム等が記憶されている。RAM14は、カウ
ンタやフラグ等のCPU11が動作する際に必要なデー
タや送受信する画像データを一時的に記憶する。DP−
RAM15、16は、それぞれ通信制御部2、との間で
データ等の授受を行う。HOT/COLD判定部17
は、給電が開始された際に、各部をHOTスタートさせ
るかCOLDスタートさせるかを判定する。HOTスタ
ートは節電モードが解除された場合の処理であり、CO
LDスタートは電源が投入された場合の処理である。こ
の判定は、例えば、給電開始時に節電モードを解除する
信号が検知されたか否かにより行うことができる。
【0036】通信制御部2は、回線を介して行われる通
信を制御する部分で、CPU21、ASIC22、RO
M23、RAM24、CODEC(Compresser Decompre
sser)25、MODEM(Modulater Demodulater)26、
NCU(Network Control Unit)27、EEPROM(Ele
ctrically Erasable and Programmable Read Only Memo
ry)28を具備している。CPU21は、通信制御部2
の制御を行い、ROM23に記憶されているプログラム
にに基づいて動作する。ASIC22には、通信に要す
る周辺回路が構成されている。ROM23は、CPU2
1を動作させるためのプログラム等が記憶されている。
RAM24は、契約回線や着信信号に対する個別設定等
の通信に必要なパラメータが一時的に記憶されている。
CODEC25は、送受信する画像データの圧縮、伸張
を行う。MODEM26は、画像データの等の通信する
データの変調、復調を行う。NCU27は、ダイヤル信
号の送出や着信の検出等を行う。EEPROM28は、
RAM24に記憶されるパラメータ等の少なくとも一部
が記憶されている。
【0037】通信制御部3は、回線を介して行われる通
信を制御する部分であるが、ファクシミリ装置に複数回
線の回線を接続する際に増設されるオプション部分であ
り、通信制御部2と同様に、CPU31、ASIC3
2、ROM33、RAM34、CODEC35、MOD
EM36、NCU37、EEPROM38を具備してい
る。
【0038】スキャナ部4は、原稿を読み取って画像デ
ータを生成し、プリンタ部5は、画像データに基づいて
用紙上に画像を形成する。UI部6は、UI(ユーザイ
ンタフェイス)を提供するもので、キー入力部やディス
プレイおよびこれらの制御部で構成される。
【0039】このファクシミリ装置では、通常動作を行
う通常モードから節電モードに移行した際には、必要最
小限の部分を除いて給電を停止する。必要最小限の部分
とは、節電モードから通常モードへ復帰するトリガを得
るもので、例えば、NCU27、37、UI部6のキー
入力部、これらからの信号を検知する起動検知部(不図
示)等である。NCU27、37は、回線からの着信を
検知し、UI部6のキー入力部は、ユーザによる操作を
検知する。また、これらの信号は、HOT/COLD判
定部17にも入力され、給電開始がHOTスタートによ
るものかCOLDスタートによるものかの判定が行われ
る。
【0040】次に、このファクシミリ装置に給電が開始
された際の動作について説明する。図2は、給電開始後
のファクシミリ装置の動作の流れを示すフローチャート
である。
【0041】ファクシミリ装置は、給電が開始される
と、まず、HOT/COLD判定部17でHOTスター
トを行うかCOLDスタートを行うかが判定される(ス
テップ101)。判定の結果、HOTスタートを行う場
合には(ステップ102でYES)、システム制御部
1、通信制御部2、通信制御部3、スキャナ部4、プリ
ンタ部5、UI部6等の各部がHOTスタートを行う
(ステップ103)。一方、HOT/COLD判定部1
7による判定の結果、COLDスタートを行うと判定さ
れた場合には(ステップ102でNO)、システム制御
部1、通信制御部2、通信制御部3、スキャナ部4、プ
リンタ部5、UI部6等の各部がCOLDスタートを行
う(ステップ104)。
【0042】次に、このファクシミリ装置に給電が開始
された際の動作の詳細について説明するが、ここでは、
システム制御部1と通信制御部2の動作を例として説明
する。図3および図4は、給電開始後のシステム制御部
1および通信制御部2の動作の流れを示すフローチャー
トである。
【0043】システム制御部1と通信制御部2は、給電
が開始されると、それぞれ初期化処理を開始し(ステッ
プ201、251)、最初にシステム制御部1のHOT
/COLD判定部17がスタート種別の判定を行い(ス
テップ202)、その判定結果を通信制御部2に送信す
る(ステップ203)。
【0044】その後、システム制御部1では、HOT/
COLD判定部17がHOTスタートの判定をした場合
には(ステップ204でYES)、自身の内部チェック
を行い(ステップ205)、通常モードに移行する。
【0045】また、通信制御部2は、HOT/COLD
判定部17から受けた判定結果がHOTスタート判定で
あった場合には(ステップ252でYES)、ASIC
22がEEPROM28に記憶されているデータをRA
M24に転送し(ステップ253)、通常モードに移行
する。EEPROM28に記憶されているデータは、通
常モードにおいてRAM24に記憶されているデータの
少なくとも一部であり、例えば、着信拒否を行う電話番
号のデータ等がある。また、EEPROM28に記憶さ
れているデータは、後述するCOLDスタートの際に、
システム制御部1からRAM28に転送されたもの、若
しくは節電モードに移行する際に、RAM28に記憶さ
れているものである。
【0046】一方、HOT/COLD判定部17がCO
LDスタートの判定をした場合には(ステップ204で
NO、ステップ252でNO)、システム制御部1が通
信制御部2に対してリセット信号を送出するとともに
(ステップ206)、自身の内部チェックを行う(ステ
ップ207)。
【0047】一方、通信制御部2は、システム制御部1
からのリセット信号を受信すると、自身の内部チェック
を行い(ステップ254)、内部チェックが終了する
と、内部チェック確認信号をシステム制御部1に送信す
る(ステップ255)。
【0048】システム制御部1は、内部チェック確認信
号を受信すると(ステップ208)、初期応答信号を通
信制御部2に送信し(ステップ209)、これを受信し
た通信制御部2は(ステップ256)、初期応答確認信
号をシステム制御部1に送信する(ステップ257)。
【0049】システム制御部1は、初期応答確認信号を
受信すると(ステップ210)、通信制御部2にシステ
ムデータを送信する(ステップ211)。システムデー
タは、通信制御部2が通信を行うのに必要なパラメータ
等のデータである。
【0050】なお、このシステムデータは、図示しない
記憶部(ハードディスクやEEPROM等の不揮発性の
もの)に設定されているシステムデータ、ユーザ設定等
の一部である。
【0051】通信制御部2は、システムデータを受信す
ると(ステップ258)、受信したシステムデータをR
AM24に記憶し、データ書込確認信号をシステム制御
部1に送信して(ステップ259)、通常モードに移行
する。
【0052】また、システム制御部1は、通信制御部2
からデータ書込確認信号を受信すると(ステップ21
2)、通常モードに移行する。ただし、システム制御部
1は、実際には、通信制御部2以外の各部の全てと同様
の処理を行うため、それらが全て終了した後に、通常モ
ードに移行することになる。
【0053】このように、図1に示したファクシミリ装
置では、HOTスタートの場合には、通信制御部2の内
部チェックやシステム制御部1から通信制御部2へのシ
ステムデータの転送を省略して、通常モードへ移行する
までの時間を短縮し、COLDスタートの場合には、従
来のファクシミリ装置と同様の初期化処理を行ってい
る。
【0054】ところで、上述の説明では、EEPROM
28に記憶しているデータは、RAM24に記憶すべき
データの一部の場合がある。この場合には、通常モード
での通信制御部2の動作に不都合が生じる場合があるた
め、通常モードに移行後に、システム制御部1から通信
制御部2へシステムデータの転送を行う。
【0055】図5は、通常モード移行後にシステムデー
タの転送を行う場合のシステム制御部1および通信制御
部2の動作の流れを示すフローチャートである。
【0056】システム制御部1と通信制御部2は、給電
が開始されると、それぞれ初期化処理を開始し(ステッ
プ301、351)、最初にシステム制御部1のHOT
/COLD判定部17がスタート種別の判定を行い(ス
テップ302)、その判定結果を通信制御部2に送信す
る(ステップ303)。
【0057】また、システム制御部1では、HOT/C
OLD判定部17がHOTスタートの判定をした場合に
は(ステップ304でYES)、自身の内部チェックを
行う(ステップ305)。
【0058】一方、通信制御部2は、HOT/COLD
判定部17から受けた判定結果がHOTスタート判定で
あった場合には(ステップ352でYES)、ASIC
22がEEPROM28に記憶されているデータをRA
M24に転送する(ステップ353)。この時点で、通
信制御部2は、動作可能となり、給電開始が着信による
節電モードの解除に起因するものであった場合には、通
信を開始する(ステップ354)。
【0059】その後、システム制御部1は、初期応答信
号を通信制御部2に送信し(ステップ306)、これを
受信した通信制御部2は(ステップ355)、初期応答
確認信号をシステム制御部1に送信する(ステップ35
6)。
【0060】システム制御部1は、初期応答確認信号を
受信すると(ステップ307)、通信制御部2にシステ
ムデータを送信する(ステップ308)。ここで転送す
るシステムデータは、EEPROM28に記憶されてい
なかったものである。
【0061】通信制御部2は、システムデータを受信す
ると(ステップ357)、受信したシステムデータをR
AM24に記憶し、データ書込確認信号をシステム制御
部1に送信して(ステップ358)、通常モードに移行
する。
【0062】また、システム制御部1は、通信制御部2
からデータ書込確認信号を受信すると(ステップ30
9)、通常モードに移行する。
【0063】また、HOT/COLD判定部17がCO
LDスタートの判定をした場合には(ステップ304で
NO、ステップ352でNO)、上述した場合と同様の
動作を行う。
【0064】なお、上述の説明では、システム制御部1
と通信制御部2の給電開始後の動作を例として説明した
が、システム制御部1と通信制御部3も同様に動作する
のはもちろんのこと、システム制御部とUI部6等にも
同様の動作をさせ、システム制御部1が通常モードに移
行する前に、UI部6を通常モードに移行させることが
可能である。
【0065】また、この発明を適用した給電開始後の動
作を各部の全てで行わず、必要な部分のみで行うように
してもよい。例えば、節電モードを解除するトリガがN
CU27による着信の検知であった場合には、システム
制御部1と通信制御部2でHOTスタートを行わせ、通
信制御部3にCOLDスタートを行わせるといったこと
が可能である。
【0066】さらに、ここでは、ファクシミリ装置を例
として説明しているが、各々が独立して動作可能な部位
を複数有し、各部間で起動時にデータの転送等を必要と
する電子機器に対しても、同様の処理を行って、節電モ
ードの解除に要する時間を短縮することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、初期化時にシステムデータ等の転送を必要とする電
子機器、例えば、ファクシミリ装置において、初期化時
にシステム制御部から通信制御部に転送するシステムデ
ータの少なくとも一部を不揮発性のEEPROM等に記
憶させておき、節電モードからの解除の際に、通信制御
部がEEPROMに記憶されているデータを読み込むこ
とでシステム制御部からのシステムデータの転送を省略
するように構成したので、通信制御部は、システム制御
部の動作に関わらず、自身が動作可能となった状態で直
ちに通信を行うことができ、結果として、節電モードの
解除に要する時間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用したファクシミリ装置の構成例
を示した図である。
【図2】給電開始後のファクシミリ装置の動作の流れを
示すフローチャートである。
【図3】給電開始後のシステム制御部1および通信制御
部2の動作の流れを示すフローチャート(1)である。
【図4】給電開始後のシステム制御部1および通信制御
部2の動作の流れを示すフローチャート(2)である。
【図5】通常モード移行後にシステムデータの転送を行
う場合のシステム制御部1および通信制御部2の動作の
流れを示すフローチャートである。
【図6】従来のファクシミリ装置の構成例を示した図で
ある。
【図7】ファクシミリ装置の給電開始時の動作の流れを
示すフローチャートである。
【図8】システム制御部501と通信制御部502の初
期化処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】発信者番号通知を受ける場合のシーケンスを示
した図である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 通信制御部 3 通信制御部 4 スキャナ部 5 プリンタ部 6 UI部 11 CPU 12 ASIC 13 ROM 14 RAM 15 DP−RAM 16 DP−RAM 17 HOT/COLD判定部 21 CPU 22 ASIC 23 ROM 24 RAM 25 CODEC 26 MODEM 27 NCU 28 EEPROM 31 CPU 32 ASIC 33 ROM 34 RAM 35 CODEC 36 MODEM 37 NCU 38 EEPROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 HH07 HH11 HJ08 HK11 HN05 HN15 2C087 AA03 BB16 BC07 BD41 BD47 BD53 DA02 DA10 5B011 EA10 FF04 LL06 MB11 5C062 AA02 AB38 AB40 AB42 AB49 AB51 AC58 BA00 BA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々独立して動作する第1の制御手段と
    第2の制御手段を具備し、初期化時に第1の制御手段か
    ら転送されるデータに基づいて第2の制御手段が動作す
    るとともに、第1の制御手段および第2の制御手段への
    給電を停止する節電モードを有する電子機器において、 前記データの少なくとも1部を不揮発記憶する記憶手段
    と、 前記第1の制御手段および前記第2の制御手段に給電が
    開始された際のモードを判定する判定手段と、 前記判定手段により節電モードと判定された場合に、前
    記記憶手段に記憶されているデータを前記第1の制御手
    段から転送されるデータに代えて前記第2の制御手段に
    転送する転送手段とを具備することを特徴とする電子機
    器。
  2. 【請求項2】 前記第2の制御手段は、 前記転送手段により前記記憶手段に記憶されているデー
    タの転送を受けた後に、前記第1の制御手段の状態にか
    かわらず動作を開始することを特徴とする請求項1記載
    の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御手段は、 回線を介して行う通信を制御する通信制御手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 各々独立して動作する第1の制御手段と
    第2の制御手段を具備し、初期化時に第1の制御手段か
    ら転送されるデータに基づいて第2の制御手段が動作す
    るとともに、第1の制御手段および第2の制御手段への
    給電を停止する節電モードを有する電子機器の制御方法
    において、 前記データの少なくとも1部を不揮発性の記憶手段に記
    憶し、前記第1の制御手段および前記第2の制御手段に
    給電が開始された際に、該給電が電源投入により行われ
    たものか前記節電モードからの復帰かを判定し、前記節
    電モードからの復帰と判定した場合は、前記記憶手段に
    記憶したデータを前記第1の制御手段から転送されるデ
    ータに代えて前記第2の制御手段に転送することを特徴
    とする電子機器の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に記憶しているデータを前
    記第2の制御手段に転送した後に、前記第1の制御手段
    の状態にかかわらず前記第2の制御手段の動作を開始さ
    せることを特徴とする請求項4記載の電子機器の制御方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第2の制御手段は、 回線を介して行う通信を制御する通信制御手段であるこ
    とを特徴とする請求項4記載の電子機器の制御方法。
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