JP2003032023A - チップアンテナ - Google Patents

チップアンテナ

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JP2003032023A
JP2003032023A JP2001343957A JP2001343957A JP2003032023A JP 2003032023 A JP2003032023 A JP 2003032023A JP 2001343957 A JP2001343957 A JP 2001343957A JP 2001343957 A JP2001343957 A JP 2001343957A JP 2003032023 A JP2003032023 A JP 2003032023A
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base block
electrodes
conductor pattern
chip antenna
antenna
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JP2001343957A
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Heung-Soo Park
興 洙 朴
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Samsung Electro Mechanics Co Ltd
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Samsung Electro Mechanics Co Ltd
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    • H01Q7/08—Ferrite rod or like elongated core

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は近距離無線通信(Bluetooth)、Wirel
ess LAN、移動通信端末機などに用いるチップアンテナ
に関するものである。 【解決手段】 本発明は、誘電体及び磁性体材料のう
ち、いずれか一つを含み直方体状に形成されるベースブ
ロック１００と、前記ベースブロック１００の外側面幅
方向に対向するよう設けられる複数の側面電極２１０
と、前記側面電極２１０に折曲部２２０ａを有する上、
下部電極２２０を介して各々連結されてベースブロック
表面を螺旋状に巻き取るよう設けられる導体パターン２
００及び、前記導体パターン２００の一部が連結される
ようベースブロック表面に設けられる接地端子３００と
を含んでから成るチップアンテナを提供する。これによ
り、アンテナの特性変化を来すことなくアンテナの小型
化を図れるチップアンテナを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信端末機及び
ＬＡＮ(Local Area Network)等に用いられるチップアン
テナに関するものとして、より詳細には、誘電体材料か
ら成る直方体状に垂直に折り曲げられる導体パターンを
設けて、アンテナの小型化を図れるようにしたチップア
ンテナに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に知られている移動通信機器は、携
帯電話本体と、前記携帯電話本体の上部に突設される棒
型アンテナとから成り電波送受信に用いられ、前記アン
テナの共振周波数はアンテナを構成する伝導体の全長に
より決定される。
【０００３】しかし、前記の如き移動通信機器用アンテ
ナは、アンテナが外部に突出しており使用時に接地電位
による影響を受けることになり、移動による指向特性等
が変動し、アンテナの突出により移動通信機器の小型化
に逆行してしまうという欠点がある。
【０００４】こうした問題点を解決するためのチップア
ンテナが特開平１０-９３３２０号公報に開示されてい
る。すなわち、前記チップアンテナの構成においては図
６（Ａ）及び（Ｂ）に示した如く、誘電体材料から成る
基体４０１と、前記基体４０１の内部及び表面に螺旋状
に巻回された導体４０２及び前記導体４０２に電圧を印
加するために基体４０１表面に設けられる給電端子４０
３を具備し、前記導体４０２に容量形成部４０４を設
け、前記容量形成部４０４は導体４０２の各開放端４０
４ａに相互に平行に配置された板状部４０４ｂを接続す
る構成から成り、アンテナ特性を一定に保たせようとし
たものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の如き
アンテナは、図７に示した如く、アンテナの小型化の為
に螺旋状に巻回された導体４０２のピッチ間隙を縮減す
る場合に周波数のバンド幅が狭くなり小型化に制約が伴
うという欠点を抱えている。
【０００６】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、アンテナの特性変化
を来すことなくアンテナを小型化し得るチップアンテナ
を提供することである。
【０００７】また、本発明の他の目的は、アンテナのバ
ンド幅の縮小をもたらすことなく、導体ライン長を増加
させることは言うまでもなく、前記アンテナ中心周波数
を低下させるチップアンテナを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を成し遂げるた
めに本発明は、誘電体及び磁性体材料のうち、いずれか
一つを含み直方体状に形成されるベースブロックと、
ａ)前記ベースブロックの外側面幅方向に対向して設け
られる複数の側面電極と、ｂ)前記側面電極を各々連結
し、前記ベースブロックの上、下部表面に各々設けられ
た折曲部を有する複数個の上、下部電極とを含み、前記
側面電極及び前記上、下部電極を連結して前記ベースブ
ロック表面に螺旋状に巻き取られるよう設けられる導体
パターン及び、前記導体パターンの一部が連結されるよ
う前記ベースブロック表面に設けられる接地端子とを含
んで成ることを要旨とする。従って、アンテナの特性変
化を来すことなくアンテナを小型化し得る。前記側面電
極は、前記ベースブロックの上、下部面に各々垂直に設
けることを要旨とする。前記導体パターンに形成される
折曲部は、略直角方向に折り曲げられるよう形成するこ
とを要旨とする。前記上、下部電極は両端部が各々側面
電極に連結されたＬ字形状に形成することを要旨とす
る。
【０００９】更に、前記目的を成し遂げるために本発明
は、誘電体及び磁性体材料のうち、いずれか一つを含む
複数のシート層が積層されて直方体状に形成されるベー
スブロックと、ａ)前記ベースブロックの側面に沿って
幅方向に対向して設けられる複数の側面電極と、ｂ)前
記側面電極を各々連結し前記ベースブロックの上、下部
面に沿って前記ベースブロックの長手方向に各々折曲部
が設けられた複数個の上、下部電極とを含み、前記側面
電極及び前記上、下部電極が連結されて前記ベースブロ
ック内部に螺旋状に巻き取られるよう設けられる導体パ
ターン及び、前記導体パターンの一部が連結される前記
ベースブロック表面に設けられる接地端子とを含んで成
ることを要旨とする。従って、アンテナのバンド幅の縮
小をもたらすことなく、導体ライン長を増加させること
は言うまでもなく、前記アンテナ中心周波数を低下させ
る。前記側面電極は、前記ベースブロックの上、下部面
に各々垂直に設けることを要旨とする。前記導体パター
ンに形成される折曲部は、略直角方向に折り曲げられる
よう形成することを要旨とする。前記上、下部電極は両
端部が各々側面電極に連結されたＬ字形状に形成するこ
とを要旨とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づいて本
発明の実施の形態を詳細に説明すれば次のとおりであ
る。
【００１１】図１ないし図４に示した本発明のチップア
ンテナは、ベースブロック（基体）１００、導体パター
ン２００、接地端子３００から成る。前記ベースブロッ
ク１００は、誘電体または磁性体材料のうち、いずれか
一つを含み直方体状に形成される。前記ベースブロック
１００に設けられる導体パターン２００は、前記ベース
ブロック１００の幅方向の両側に対向するよう設けられ
る複数の側面電極２１０と、前記側面電極２１０に連結
される上部電極２２０とから成り、前記ベースブロック
１００に螺旋状に巻き取られるようにする。
【００１２】更に、前記上、下部電極２２０は、一側
（導体パターンの一端）に略９０°方向に折り曲げられ
る折曲部２２０ａが設けられる。前記導体パターン２０
０が連結される接地端子３００は、前記導体パターン２
００の一部が連結されるよう、前記ベースブロック１０
０の表面に一定の大きさを占める構成から成る。
【００１３】このような構成から成る本発明の作用及び
効果を説明すれば次のとおりである。図１ないし図４に
示した本発明のチップアンテナは、誘電体または磁性体
材料のうち、いずれか一つを含み、直方体状のベースブ
ロック１００の側面電極２１０と前記側面電極２１０に
連結されながら折曲部２２０ａを有する上、下部電極２
２０とにより導体パターン２００が設けられる。
【００１４】前記導体パターン２００は、スクリーン印
刷やディッピング工程（ディップ成形）等によりベース
ブロック１００の表面に積層形成され、前記導体パター
ン２００がベースブロック１００を螺旋状に巻き取る形
態に印刷される。
【００１５】図４に示す如く、前記ベースブロック２０
０の外側面に側面電極２１０と連結されて螺旋状に巻き
取られる上、下部電極２２０は、略垂直方向に折り曲げ
られる折曲部２２０ａにより導体ライン長が側面電極２
１０を直線上の導体ラインへ連結する従来の導体パター
ンの場合より約３６％程増加することにより（図中Ｂ＋
Ｃ＝１.３６Ａ）、チップアンテナの長さを小型化でき
るようにする。ここで、本発明によるチップアンテナと
従来のアンテナとの特性を比較したグラフを図３に示
す。
【００１６】更に、前記導体パターン２００の一側に連
結されながらベースブロック１００の外側面に設けられ
る接地端子３００は、基板等の接地部(図示せず)に接地
する場合、アンテナとしての機能を働くようになる。
【００１７】そして、前記ベースブロック１００に設け
られる接地端子３００は、ベースブロック１００の外部
で前記接地端子３００の面積を調節し易く、前記アンテ
ナのインピーダンスマッチングを容易に調節できるよう
にする。
【００１８】一方、図５は本発明の他の実施の形態によ
るチップアンテナを示した図面として、その構成は、誘
電体または磁性体材料のうち、少なくとも一つを含む構
成から成る多数のシート層１２０ａ、１２０ｂ、１２０
ｃが積層されて構成され、前記シート層１２０ｂに対向
する多数のバイアホール（ビアホール）１１０が形成さ
れて該内側に導体膜１１０ａが塗装されている。
【００１９】前記ベースブロック１００に設けられる導
体パターン２００は、多数のシート層１２０ａ、１２０
ｂ、１２０ｃが積層されて成るベースブロック１００の
内側に位置し、前記シート層１２０ｂ、１２０ｃの上側
面に対向するよう位置する各々のバイアホール１１０を
一側に９０°方向の折曲部２３０ａを備えた内部電極２
３０により連結してベースブロック１００の内側に螺旋
状に巻き取られる。
【００２０】前記導体パターン２００が連結される接地
端子３００は、前記導体パターン２００の一部が連結さ
れるようベースブロック１００の表面に一定面積を占め
るよう設けられる構成から成る。
【００２１】これにより、多数のシート層１２０ａ、１
２０ｂ、１２０ｃが積層されてベースブロック１００を
形成し、この際、前記シート層１２０ｂの内側には導体
膜１１０ａが塗布された多数のバイアホール１１０が形
成され、前記シート層１２０ｂ、１２０ｃの上側に設け
られる内部電極２３０を連結しながら、前記ベースブロ
ック１００の内側面に螺旋状の導体パターン２００を設
けるようになる。
【００２２】また、前記バイアホール１１０を介して各
々連結される内部電極２３０は、その一側に略９０°方
向に折り曲がる折曲部２３０ａが形成され、導体ライン
の長さが直線上に連結される従来の導体パターンの場合
より約３６％程増加することになり、前記チップアンテ
ナ長の小型化を可能にさせる。
【００２３】更に、前記導体パターン２００が連結され
る接地端子３００は、前記ベースブロック１００の表面
で前記接地端子３００の面積を自由に調整しながらイン
ピーダンスマッチングを所望の値に調節することができ
る。
【００２４】
【発明の効果】以上の如く本発明によるチップアンテナ
によれば、バンド幅を縮減すること無く一定のアンテナ
体積内で導体ライン長を増加させて中心周波数を低下す
ることができ、結果としてアンテナの小型化を図れ、最
小体積で全体の電波受信面積が増加して感度の向上をも
たらすようになる。本発明は特定の実施の形態に係り図
示して説明したが、前述の特許請求の範囲により提供さ
れる本発明の精神や分野を外れない範囲内において本発
明が多様に改良及び変化され得ることは当業界において
通常の知識を有する者であれば容易に想到し得ることを
明らかにしておく。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるチップアンテナの斜視図である。
【図２】本発明によるチップアンテナの導体パターンを
示した斜視図である。
【図３】本発明によるチップアンテナと従来のアンテナ
との特性比較を示したグラフである。
【図４】本発明の導体パターンと、従来の導体パターン
の長さを比較した状態の比較図である。
【図５】本発明の他の実施の形態によるチップアンテナ
の斜視図である。
【図６】（Ａ）及び（Ｂ）は各々従来のチップアンテナ
を示した外観斜視図である。
【図７】従来のチップアンテナ導体パターンを示した斜
視図である。
【符号の説明】
１００ ベースブロック １１０ バイアホール １２０ａ、ｂ、ｃ シート層 ２００ 導体パターン ２１０ 側面電極 ２２０ 上、下部電極 ２３０ 内部電極 ２２０ａ、２３０ａ 折曲部 ３００ 接地端子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 誘電体及び磁性体材料のうち、いずれか
    一つを含んで直方体状に形成されるベースブロック１０
    ０と、 ａ)前記ベースブロック１００の外側面幅方向に対向し
    て設けられる複数の側面電極２１０と、ｂ)前記側面電
    極２１０を各々連結し、前記ベースブロック１００の
    上、下部表面に各々形成された折曲部２１ａを有する複
    数個の上、下部電極２２０とを含み、前記側面電極２１
    ０及び前記上、下部電極２２０が連結されて前記ベース
    ブロック１００の表面に螺旋状に巻き取られるよう設け
    られる導体パターン２００と、 前記導体パターン２００の一部が連結されるベースブロ
    ック１００の表面に設けられる接地端子３００と、 を備えたことを特徴とするチップアンテナ。
  2. 【請求項２】 前記側面電極２１０は、前記ベースブロ
    ック１００の上、下部面に各々垂直に設けることを特徴
    とする請求項１記載のチップアンテナ。
  3. 【請求項３】 前記導体パターン２００に形成される折
    曲部２１０ａは、略直角方向に折り曲げられるよう形成
    することを特徴とする請求項１記載のチップアンテナ。
  4. 【請求項４】 前記上、下部電極２２０は両端部が各々
    側面電極２１０に連結されたＬ字形状に形成することを
    特徴とする請求項１記載のチップアンテナ。
  5. 【請求項５】 誘電体及び磁性体材料のうち、いずれか
    一つを含む複数のシート層が積層されて直方体状に形成
    されるベースブロック１００と、 ａ)前記ベースブロック１００の側面に沿って幅方向に
    対向して設けられる複数の側面電極２１０と、ｂ)前記
    側面電極２１０を各々連結し、前記ベースブロック１０
    ０の上、下部面に沿って前記ベースブロック１００の長
    手方向に各々折曲部２３０ａが形成された複数個の上、
    下部電極２２０を含み、前記側面電極２１０及び前記
    上、下部電極２２０が連結されて前記ベースブロック１
    ００の内部に螺旋状に巻き取られるよう設けられる導体
    パターン２００と、 前記導体パターン２００の一部が連結される前記ベース
    ブロック１００の表面に設けられる接地端子３００と、 を備えたことを特徴とするチップアンテナ。
  6. 【請求項６】 前記側面電極２１０は、前記ベースブロ
    ック１００の上、下部面に各々垂直に設けることを特徴
    とする請求項５に記載のチップアンテナ。
  7. 【請求項７】 前記導体パターン２００に形成される折
    曲部２３０ａは、略直角方向に折り曲げられることを特
    徴とする請求項５記載のチップアンテナ。
  8. 【請求項８】 前記上、下部電極２２０は、両端部が各
    々側面電極２１０に連結されるＬ字形状に形成すること
    特徴とする請求項５記載のチップアンテナ。
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