JP2009025855A - 無線icデバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】全体のサイズを縮小化し且つ放射特性を向上させて、リーダ・ライタのアンテナとの信号の伝達効率を高めた無線ICデバイスを構成する。
【解決手段】給電回路基板4とそれに搭載する無線ICチップ5とによって電磁結合モジュール1を構成し、螺旋状導体7の内部に、螺旋の中心軸と平行な直線状導体2を配置し、給電用導体8a,8bに螺旋状導体7及び直線状導体2のそれぞれの一方端を接続し、螺旋状導体7および直線状導体2の他方端をそれぞれ開放する。螺旋状導体7、直線状導体2、及び給電用導体8a、8bはモールド樹脂9によりモールドし、その上面に、給電回路基板4と無線ICチップ5からなる電磁結合モジュール1を貼着することによって無線ICデバイス10を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁波により非接触でデータ通信を行うRFID(Radio Frequency Identification)システムに適用する無線ICデバイスに関する。
近年物品の管理システムとして、誘導電磁界を発生するリーダ・ライタと物品に付された所定の情報を記憶した無線ICデバイスとで非接触通信し、情報を伝達するRFIDシステムが利用されている。
図1はその特許文献1に示されている、ICタグ用アンテナにICタグラベルを装着した非接触ICタグ(無線ICデバイス)の例を示す図である。
この無線ICデバイスT0は、誘電体基板84の片面に、左右一対の主アンテナ素子81、81と、補助アンテナ素子82と、左右一対の整合部83,83とが形成されてなる。
主アンテナ素子81,81は導体線がメアンダライン状に形成されたメアンダ型アンテナであって、誘電体基板84に左右対称に配置されている。主アンテナ素子81,81は誘電体基板84の両端エリアを占有しており、これら左右一対の主アンテナ素子81,81間に補助アンテナ素子82が配置されている。
各整合部83,83はメアンダライン状に形成された導体線(インダクタ)である。整合部83,83の各一端部はそれぞれ主アンテナ素子81,81の内側端部に接続されていて、この整合部83,83の各他端部に無線ICチップ86が搭載されている。
特開2005−244778号公報
しかしながら、特許文献1の非接触ICタグには以下のような問題点がある。
(a)無線ICと主アンテナとのインピーダンス整合を行うための整合部を主アンテナと同一平面上に配置しているため、無線タグのサイズが大きくなる。また、主アンテナのサイズや形状により整合部のサイズも変化するため、仕様に合わせて無線タグサイズを変更する必要がある。
(b)微小ダイポール形状であるため、小型化に伴い特性が大きく劣化するので小型化しにくい。
(c)ダイポールアンテナに準拠した構造であるため、導体が近くにあると利得が大きく劣化してしまう。
そこで、本発明の目的は、全体のサイズを縮小化し且つ放射特性を向上させて、リーダ・ライタのアンテナとの信号の伝達効率を高めた無線ICデバイスを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明の無線ICデバイスは以下のように構成する。
(1)無線ICチップと、インダクタンス素子を含み、前記無線ICチップに導通するとともに外部回路に結合する給電回路基板とからなる電磁結合モジュールと、前記電磁結合モジュールと結合する螺旋状の導体からなる第1の放射体と、前記第1の放射体の内部に、螺旋中心軸に平行に配置された第2の放射体と、を備えて無線ICデバイスとする。
(2)前記給電回路基板内には共振回路を形成する。
(3)前記給電回路基板内には整合回路を形成する。
(4)前記第1の放射体の一方端は前記電磁結合モジュールの第1の結合部に結合し、他方端は開放し、前記第2の放射体の一方端は前記電磁結合モジュールの第2の結合部に結合し、他方端は開放する。
(5)例えば前記第1の放射体の螺旋中心軸と、前記電磁結合モジュールの主面とは略平行に配置する。
(6)また、例えば前記第1の放射体の螺旋中心軸と、前記電磁結合モジュールの主面とは略垂直に配置する。
(7)前記第2の放射体の一部を螺旋形状にしてもよい。
(8)前記第1の放射体の螺旋形状部分と前記第2の放射体の螺旋形状部分とは接続してもよい。
(9)また、例えば前記第1の放射体は、螺旋の中心軸が互いに異なる向きに配置した複数の放射体で構成する。
(10)前記第1の放射体は、所定範囲に広がる導体表面または導体表面の近傍に配置してもよい。
(11)前記導体は例えば電子機器内の回路基板に形成された電極パターンとする。
(12)また前記導体は例えば電子機器内のコンポーネントに設けられた金属板とする。
(13)前記給電回路基板は、例えば複数の電極層を備えた多層基板で構成する。
(14)前記給電回路基板は、例えば電極パターンを形成したフレキシブル基板で構成する。
(15)前記第1の放射体及び前記第2の放射体は、例えば複数の電極層を備えた多層基板で構成する。
(16)前記給電回路基板、前記第1の放射体、及び前記第2の放射体は、例えば複数の電極層を備えた1つの多層基板で構成する。
(17)前記第1の放射体、及び前記第2の放射体に複数の異なる通信システム用の電磁結合モジュールを結合させるようにしても良い。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
(1)螺旋状及びこの螺旋状の導体の内部に螺旋中心軸に平行に配置された導体からなる2つの放射体の内部またはその近傍に電磁界分布の密な部分を作ることができ、小型で広帯域且つ高利得な無線ICデバイスが得られる。
(2)前記給電回路基板内に共振回路を設けることによって、RFIDシステムで用いる周波数の信号のエネルギーの授受(送受信)を高効率のもとで行なうことができる。また、放射体の形状やサイズを考慮して最適な共振周波数に設定することができる。これにより無線ICデバイスの放射特性を向上させることができる。
(3)前記給電回路基板内に整合回路を設けることによって、RFIDシステムで用いる周波数の信号のエネルギーの授受(送受信)を高効率のもとで行なうことができる。
(4)2つの放射体が直接導通していないため、アンテナからの静電気に対しての耐性が高い。
(5)第1の放射体の螺旋中心軸が第1の放射体の長軸方向になる場合に、第1の放射体の螺旋中心軸と電磁結合モジュールとを略並行に配置することによって、電磁結合モジュールの厚み方向寸法が大きくなることがない。
(6)第1の放射体の螺旋中心軸が第1の放射体の短軸方向になる場合に、第1の放射体の螺旋中心軸と電磁結合モジュールとを略垂直に配置することによって、電磁結合モジュールの厚み方向寸法が大きくなることがない。
(7)第2の放射体の一部を螺旋形状とすることによって、第1及び第2の結合部からみたインピーダンスの実部と虚部とを容易に調整することができ、電磁結合モジュールとの整合をとりやすくなる。
(8)電磁結合モジュールの結合部から螺旋状の導体を見たインピーダンスが誘導性になるため、電磁結合モジュールの結合部が容量性である場合に整合がとりやすくなる。
(9)それぞれの螺旋の中心軸が異なる2つの放射体を配置することにより、互いに指向性の悪い方向をカバーすることができ、指向性の設計自由度の高い無線ICデバイスが得られる。
(10)放射体を導体又は導体の表面近傍に配置することにより、その導体も放射体として作用するので放射特性が向上し且つ高利得な無線ICデバイスが得られる。
また、無線ICデバイスが金属で囲まれた物品の内部に配置されていても、電磁波はその金属を伝搬して外部に電磁波を放射するので、高利得な無線ICデバイスが得られる。
特に、第1の放射体の螺旋中心軸を導体に対して略垂直に配置すれば、第1の放射体により生じる磁界が導体に対して略垂直を向くことになり、無線ICデバイスと導体との結合が強くなり、上記の作用効果を高めることができる。
(11)前記導体を、電子機器内の回路基板に形成された電極パターンとすることによって、電子機器に備える回路基板をそのまま利用でき、且つ電磁結合モジュール及び導体の実装が容易となる。
(12)前記導体を、電気機器内の例えば液晶表示パネル等のコンポーネントに設けられた金属板とすることによって、電子機器内に設けられるコンポーネントをそのまま利用することができ、大型化・コストアップすることもない。
(13)給電回路基板を、複数の電極層を備えた多層基板で構成することにより、整合回路の専有面積を小さくすることができ、無線ICデバイスの小型化が図れる。
(14)給電回路基板を、電極パターンを形成したフレキシブル基板で構成することによって、電極形成回数が少なく、安価に構成できる。また全体に薄型化できる。
(15)2つの放射体を、複数の電極層を備えた多層基板で構成することにより、放射体の専有面積及び体積を小さくすることができ、無線ICデバイスの小型化が図れる。
(16)給電回路基板及び2つの放射体を、複数の電極層を備えた1つの多層基板で構成することにより、全体の専有面積及び体積を小さくすることができ、無線ICデバイスの小型化が図れる。
(17)2つの放射体に複数の異なる通信システム用の電磁結合モジュールを結合させることによって、その無線ICデバイスを複数の通信システムに兼用でき、組み込み先の装置全体の小型化が図れる。
《第1の実施形態》
第1の実施形態に係る無線ICデバイスの構成を図2〜図5を参照して説明する。
図2は第1の実施形態に係る無線ICデバイスの透視斜視図である。この無線ICデバイス10は、電磁結合モジュール1、第1の放射体である螺旋状導体7、給電用導体8a,8b、モールド樹脂9、及び螺旋状導体7の螺旋中心軸に対して平行に配置した、第2の放射体である直線状導体2で構成している。給電用導体8a,8bはそれぞれ螺旋状導体7、直線状導体2の一方の端子に接続している。また、螺旋状導体7及び直線状導体2の給電用電体8a、8bに接続されていない側の端部はそれぞれ開放している。
上記電磁結合モジュール1は給電回路基板4とそれに搭載した無線ICチップ5とで構成している。
螺旋状導体7、直線状導体2、及び給電用導体8a、8bはモールド樹脂9の内部に埋設していて、モールド樹脂9の外面には露出していない。このモールド樹脂9の上面に電磁結合モジュール1を搭載(貼着)することによって電磁界的に結合させる。
なお、給電用導体8a,8aのみモールド樹脂9の外面に露出していても良い。
図3は図2に示した無線ICデバイス10の分解斜視図である。螺旋状導体7は垂直方向と鉛直方向に延びる導体の集合体である。また、螺旋状導体7の内側には、螺旋中心軸に対して平行に延びる直線状導体2を配置している。螺旋状導体7の一方端は給電用導体8aに接続し、他方端は開放している。また、直線状導体2の一方端は給電用導体8bに接続し、他方端は開放している。電磁結合モジュール1は給電用導体8a、8bに対して容量性結合する。
図4は、電磁結合モジュール1の分解斜視図である。給電回路基板4はそれぞれに電極パターンを形成した誘電体層を積層してなる多層基板で構成している。誘電体層41Aには無線ICチップ実装用ランド35a〜35dを形成している。誘電体層41Bにはインダクタ電極43a,44eを形成している。誘電体層41Cにはインダクタ電極43b,44dを形成している。誘電体層41Dにはインダクタ電極43c,42a,44cを形成している。誘電体層41Eにはインダクタ電極43d,42b,44bを形成している。誘電体層41Fにはインダクタ電極43e,42c,44aを形成している。誘電体層41Gにはインダクタ電極42dを形成している。さらに誘電体層41Hにはキャパシタ電極51,52を形成している。
各誘電体層の電極間は図に示す通り、所定箇所をビアホールで導通させている。
この多層基板の材料としてはセラミックや液晶ポリマ(LCP)等の樹脂を用いることができる。
無線ICチップ5は上記無線ICチップ実装用ランド35a〜35dに実装する。
図5は、給電用導体8a,8bとの間に生じるキャパシタを含む給電回路基板4の等価回路図である。ここでインダクタL1は図4に示したインダクタ電極42a〜42cによるインダクタ、インダクタL2は図4に示したインダクタ電極43a〜43eからなるインダクタ、インダクタL3は図4に示したインダクタ電極44a〜44eからなるインダクタである。またキャパシタC1,C2は図4に示したキャパシタ電極51,52とその下部に配置される給電用導体8a,8bとの間に生じるキャパシタである。このキャパシタC1,C2とにより給電回路基板4内の共振回路は放射体となる螺旋状導体7と電磁界結合している。
なお、給電回路基板4内に形成する素子としては、インダクタンス素子のみでも良い。その場合、インダクタンス素子と螺旋状導体7及び直線状導体2とを直接結合させても、絶線して配置しても良い。インダクタンス素子は無線ICチップと螺旋状導体及び直線状導体とのインピーダンス整合機能を持っている。
上記の通り、給電回路基板4によって無線ICチップ5と螺旋状導体7及び直線状導体2との間のインピーダンス整合を図ると共に、螺旋状導体7及び直線状導体2が放射体として作用するための共振周波数を所望の値に設定する。
このとき、螺旋状導体7の形状やサイズを考慮して共振周波数を設定しても構わない。その場合、無線ICデバイスの放射特性を向上させることができる。
給電回路基板4上に前記無線ICチップ5を搭載してなる無線ICデバイス1は、図示しないリーダ・ライタから放射される高周波信号(例えばUHF周波数帯)を螺旋状導体7及び直線状導体2で受信し、給電回路基板4内の共振回路を共振させ、所定の周波数帯の受信信号のみを無線ICチップ5に供給する。一方、この受信信号から所定のエネルギーを取り出し、このエネルギーを駆動源として無線ICチップ5にメモリされている情報を、共振回路にて所定の周波数に整合させた後、螺旋状導体7及び直線状導体2に伝え、この螺旋状導体7及び直線上導体2からリーダ・ライタに送信・転送する。
給電回路基板4においては、インダクタンス素子L1,L2,L3とキャパシタンス素子C1,C2で構成された共振回路にて共振周波数が決定される。螺旋状導体7及び直線状導体2から放射される信号の周波数は、共振回路の自己共振周波数によって実質的に決まる。
上記の通り無線ICデバイスを構成することにより、螺旋状導体7及び直線状導体2からなる放射体の内部またはその近傍に電磁界分布の密な部分を作ることができ、小型で広帯域且つ高利得な無線ICデバイスが得られる。
また、給電回路基板を、複数の電極層を備えた多層基板で構成することにより、整合回路の占有面積を小さくすることができ、無線ICデバイスの小型化が図れる。
また、電磁結合モジュール1が螺旋状導体及び螺旋状導体の内部に螺旋中心軸に平行に配置された直線状導体からなる放射体から直流的に絶縁されるので、無線ICチップが静電破壊されることなく、静電気に対する耐性を高めることができる。
上記無線ICデバイスを取り付けるべき物品が金属体である場合でも、その物品と螺旋状導体7及び直線状導体2とは電気的に導通させる必要はなく、モールド樹脂9によりモールドされたまま物品の上面に貼着する。
図2に示した螺旋状導体7及び直線状導体2は給電用導体8a、8bを介して給電されるヘリカルアンテナとして作用するので、螺旋状導体7の内部及び直線状導体2の周囲を通過し且つ螺旋状導体7の外側を回るループを描く磁界が発生し、この磁界が金属体表面に対して垂直に通過することによって金属体の面内方向に電界が誘起され、その金属体も放射体として作用する。また、その金属体が無線ICデバイス10より広い面積を有した場合、で無線ICデバイス10単体の場合より放射利得を大幅に高めることができる。
なお、螺旋状導体7の螺旋中心軸が螺旋状導体7の長軸方向になる場合に、螺旋状導体7の螺旋中心軸と電磁結合モジュール1とを略並行に配置することによって、無線ICデバイス10の厚み方向寸法が大きくなることがない。
《第2の実施形態》
図6は第2の実施形態に係る無線ICデバイスの透視斜視図である。図2に示した無線ICデバイスと異なるのは、螺旋状導体7及び直線状導体2に対する電磁結合モジュール1の向きである。この無線ICデバイス11は給電回路基板4に無線ICチップ5を実装してなる電磁結合モジュール1、螺旋状導体7、直線状導体2、及び給電用導体8a,8bを備えている。螺旋状導体7、直線状導体2、及び給電用導体8a,8bはモールド樹脂9によって樹脂モールドしている。電磁結合モジュール1はモールド樹脂9の図における上面に貼着することによって、給電用導体8a,8bと容量結合する。
このように、螺旋状導体7の螺旋中心軸と電磁結合モジュール1とを略垂直に配置することによって、螺旋状導体7の構造を簡素化することができる。
図7は、第2の実施形態に係る無線ICデバイスの導体板に対する取り付け状態を示す斜視図であり、図8は無線ICデバイスが取り付けられた導体板表面の電流強度分布の例を示す図である。
導体板30は所定範囲に広がる金属板であり、物品の一部または物品に取り付けるものである。この例ではそのコーナー部分に無線ICデバイス11を取り付けている。導体板30に対して、モールド樹脂9によりモールドされたままの無線ICデバイス11を接着剤で貼着している。
図7(A)は全体図、図7(B)はその無線ICデバイス11付近の拡大図である。このように、螺旋状導体の軸が導体板30の面に対して垂直になるように取り付けている。
図8は導体板30の表面における電流強度[A/m]を濃度で表したものである。このように無線ICデバイス11を中心としてそこから波面が拡がるように電流密度が分布している。このことで導体板30の表面を電磁波が伝搬しているものと見なせる。
そのため、例えば金属体からなる物品の内部に無線ICデバイスを配設しても、金属表面を電磁波が伝搬して物品の外部にも電磁波が輻射することになる。そのため、例えば、コンテナや金庫といった、外部に無線ICデバイスを取り付けると無線ICデバイスが破損してしまう可能性がある物品に対しても、その内部に取り付けることによって、無線ICデバイスとしての機能を損なうことがない。
《第3の実施形態》
図9は第3の実施形態に係る無線ICデバイスの斜視図である。この無線ICデバイス12は、電磁結合モジュール1、螺旋状導体7a、直線状導体2a及び給電用導体80a,80bを備えている。この例で給電用導体80a,80bがそれぞれ螺旋状導体7aの一部と接続し、直線状導体2aは螺旋状導体7aの一方の端部に接続されている。
上記構成であっても、螺旋状導体7aは放射体として作用し、高利得な無線ICデバイスが得られる。
上記の通り、螺旋状導体7aの一部に電磁結合モジュール1の2つの結合部がタップ給電のように結合することによって、その2つの結合部から螺旋状導体7を見たインピーダンスが誘導性になるため、電磁結合モジュール1の結合部が容量性である場合に整合がとりやすくなる。
なお、図2に示したものと同様に、螺旋状導体7a、直線状導体2a、給電用導体80a,80bは、その周囲全体をモールド樹脂で樹脂モールドしても良い。
《第4の実施形態》
図10は第4の実施形態に係る無線ICデバイスの斜視図である。図9に示したものと異なり、この無線ICデバイス13は、螺旋状導体が非連続である。但し、螺旋の向きは等しい。この螺旋状導体7b,7cの各々の螺旋の一部が給電用導体80c,80dに結合し、電磁結合モジュール1とそれぞれの螺旋が結合している。また、直線状導体2bはこの螺旋状導体7b,7cの何れか一方(この実施形態では螺旋状導体7b)と導通している。その他の構造は図9に示したものと同様である。
上記構造であっても、螺旋状導体7b,7cは放射体として作用し、高利得な無線ICデバイスが得られる。
上記の通り、導通した螺旋状導体7b,7cに対して電磁結合モジュール1の2つの結合部を結合させることによって、その2つの結合部から螺旋状の導体を見たインピーダンスが容量性になるため、電磁結合モジュール1の結合部が誘導性である場合に整合がとりやすくなる。
また、螺旋状導体7b,7c、直線状導体2bの大きさを選択することによりインピーダンスの実部と虚部を比較的容易に調整することができる。
なお、図2に示したものと同様に、螺旋状導体7b,7c、直線状導体2b、給電用導体80c,80dは、その周囲全体をモールド樹脂で樹脂モールドしても良い。
《第5の実施形態》
図11は第5の実施形態に係る無線ICデバイスの斜視図である。図9、図10に示したものと異なり、この無線ICデバイス14は、2つの螺旋状導体7d,7dの中心軸の向きが互いに異なっていることである。また、直線状導体2c,2cは二つの螺旋状導体7d,7dのそれぞれの螺旋中心軸に平行になるように内部に配置している。また、螺旋状導体7dの一方端は給電用導体80eに導通し、他方端は開放している。直線状導体2cの一方端は給電用導体80fに導通し、他方端は開放している。その他の構成は図9,図10に示したものと同様である。
上記の通り、2つの螺旋状導体7d,7dの中心軸を異なる向きに配置することによって、指向性の設定が容易となる。すなわち一方の螺旋状導体7dによる指向特性と他方の螺旋状導体7dによる指向特性とがそれぞれに有効であるので、その合成により、ほぼ無指向性を得ることができる。
なお、図2に示したものと同様に、直線状導体2c,2c、螺旋状導体7d,7d及び給電用導体80e,80fは、その周囲全体をモールド樹脂で樹脂モールドしても良い。
《第6の実施形態》
図12(A)は第6の実施形態に係る無線ICデバイスの外観斜視図であり、図12(B)はその透視斜視図である。この無線ICデバイス15は図12(A)に示す通りアンテナモジュール21とそれに貼着した無線ICチップ5とからなる。
アンテナモジュール21は図12(B)に示す通り、螺旋状導体7と直線状導体2と、これら2つの導体と無線ICチップ5との間のインピーダンス整合及び共振周波数の設定等を行う給電回路部6とを備えている。
図13は図12に示した無線ICデバイス15の分解斜視図である。給電回路部6は、インダクタ電極42a〜42d,43a〜43e,44a〜44eとから構成している。
図14は上記給電回路部6の等価回路図である。ここでインダクタL1は図13に示したインダクタ電極42a〜42dによるインダクタ、インダクタL2は図13に示したインダクタ電極43a〜42eからなるインダクタ、インダクタL3は図13に示したインダクタ電極44a〜44eからなるインダクタである。
このように給電回路部6はインダクタL1〜L3と各インダクタ間あるいは1つのインダクタ電極間で発生する浮遊容量とで無線ICチップ5と螺旋状導体7及び直線状導体2との間のインピーダンス整合をとると共に、螺旋状導体7及び直線状導体2の共振周波数を無線ICデバイス15で用いる周波数に調整する。
上記給電回路部6、螺旋状導体7、及び直線状導体2は、共に多層基板に構成している。すなわち、各電極パターンを形成した誘電体層を積層し、焼成することによってアンテナモジュール21を構成している。
上記の通り、放射体を多層基板で構成することにより、さらにはそれと共に給電回路部を多層基板で構成することにより、放射体の占有面積及び体積を小さくすることができ、無線ICデバイスの小型化が図れる。
また、無線ICチップが螺旋状導体からなる放射体から直流的に絶縁されるので、無線ICチップが静電破壊されることなく、静電気に対する耐性を高めることができる。
なお、本実施形態においても第1の実施形態のように給電回路部6と螺旋上導体7との間に給電用導体を配置しても構わない。
図15はこの第6の実施形態に係る無線ICデバイスを導体板に取り付けた例を示す斜視図である。導体板30は所定範囲に広がる金属板、または金属膜を備えたシートや板であり、この例では無線ICデバイス15をその端部付近に貼着している。
《第7の実施形態》
図16(A)は第7の実施形態に係る無線ICデバイスの外観斜視図であり、図16(B)はその透視斜視図である。この無線ICデバイス16は図16(A)に示す通りアンテナモジュール22とそれに貼着した無線ICチップ5とから構成している。
アンテナモジュール22は図16(B)に示す通り、螺旋状導体7、直線状導体2と、これら2つの導体と無線ICチップ5との間のインピーダンス整合及び共振周波数の設定等を行う給電回路部6とを備えている。
図17は、図16に示した無線ICデバイス16の分解斜視図である。給電回路部6は、キャパシタ電極36a〜36dと、インダクタ電極42a〜42d,43a〜43e,44a〜44eとから構成している。この給電回路部6の等価回路は図14に示した回路に等しい。
上記給電回路部6、螺旋状導体7、及び直線状導体2は、共に多層基板に構成している。すなわち、各層に電極パターンを形成した誘電体層を積層し、焼成することによって、アンテナモジュール22を構成している。
このように、放射体を多層基板で構成することにより、さらにはそれとともに給電回路部を多層基板で構成することにより、放射体の占有面積および体積を小さくすることができ、無線ICデバイスの小型化が図れる。
この第7に係る無線ICデバイスを導体板に取り付けた例を示す斜視図は図15と同様である。
《第8の実施形態》
図18(A)は第8の実施形態に係る無線ICデバイスの斜視図であり、図18(B)はその透視斜視図である。この無線ICデバイス17は図18に示す通りアンテナモジュール23とそれに貼着した無線ICチップ5とから構成している。
アンテナモジュール23は図18(B)に示す通り、螺旋軸の向きが異なる螺旋状導体7d,7dと直線状導体2c,2cとを備えている。また、この螺旋状導体7d,7d及び直線状導体2c,2c、これらの放射体と無線ICチップ5との間のインピーダンス整合及び共振周波数の設定等を行う給電回路部6とを備えている。
この無線ICデバイス17の分解斜視図は図13とほぼ同様であり、等価回路は図14と同様である。
上記第6・第7の実施形態と同様に、放射体を多層基板で構成することにより、さらにはそれと共に給電回路部を多層基板で構成することにより、放射体の占有面積及び体積を小さくすることができ、無線ICデバイスの小型化が図れる
また、無線ICチップが螺旋状導体からなる放射体から直流的に絶縁されるので、無線ICチップが静電破壊されることなく、静電気に対する耐性を高めることができる。
この第8の実施形態に係る無線ICデバイス17を導体板に取り付けた例を示す斜視図は図15とほぼ同様である。
《第9の実施形態》
図19、図20は第9の実施形態に係る2つの無線ICデバイスの透視斜視図である。
この無線ICデバイス18,19はいずれも電磁結合モジュール1、螺旋状導体7、直線状導体2、モールド樹脂9、及び給電用導体8a、8bで構成している。電磁結合モジュール1は給電回路基板4とそれに搭載した無線ICチップ5とで構成している。また、螺旋状導体7、直線状導体2、及び給電用導体8a,8bはモールド樹脂9の内部に埋設していて、モールド樹脂9の外面には電極を露出していない。このモールド樹脂9の上面に電磁結合モジュール1を搭載(貼着)することによって電磁界的に結合させている。
電磁結合モジュール1は、給電回路基板4と無線ICチップ5とで構成している。図2に示したものと異なり、この給電回路基板4は電極パターンを表面に形成したフレキシブル基板で構成している。このフレキシブル基板にはPETフィルムを用いることができる。
図19の例では、フレキシブル基板の上面に無線ICチップ5と導通する2つのキャパシタ電極を形成している。このキャパシタ電極は給電用導体8a,8bとの間に容量を形成し、容量結合する。
図20の例では、フレキシブル基板の上面に無線ICチップ5と導通する2つのインダクタ電極を形成している。このインダクタ電極は給電用導体8a,8bと電磁界結合する。
何れの構成でも、給電回路基板4を、電極パターンを形成したフレキシブル基板で構成することによって、電極形成回数が少なくなるので全体に安価に構成できる。また、全体に薄型化できる。
《第10の実施形態》
図21は無線ICデバイスを備えたノート型パソコンの斜視図であり、図22はこのノート型パソコン内部の回路基板の主要部の断面図である。ノート型パソコン内の回路基板31には、電子部品33、34と共に、無線ICチップ5とアンテナモジュール24とからなる無線ICデバイス20を取り付けている。回路基板31の上面には所定面積に広がる電極パターン32を形成している。この電極パターン32はアンテナモジュール24内の螺旋状導体と結合して放射体として作用する。そのため、無指向性で且つ高利得な、無線ICデバイスが得られる。
このように、電子機器内の回路基板に形成された電極パターンを、放射体として作用する導体として利用することによって、電子機器に備える回路基板をそのまま利用でき、且つ電磁結合モジュール及び導体の実装が容易となる。
また、その他の例として、図21に示したノート型パソコンの内部で液晶パネルの背面に設けられている金属パネルに無線ICデバイスを貼付して、その金属パネルをアンテナの放射体として作用させるようにしても良い。これにより、電子機器内に設けられるコンポーネントをそのまま利用することができ、大型化・コストアップすることもない。
なお、各実施形態で示した無線ICデバイスに備える螺旋状導体はヘリカルアンテナとして作用させることができるので、無線ICデバイス用途以外での通信用アンテナとして用いても良い。例えば、円偏波の電磁波を受信するGPSアンテナとして用いるようにしても良い。その場合、螺旋状導体の所定距離離れた2ヶ所に対して別途他の通信システム用の電磁結合モジュールを結合するように設けることで実現できる。
特許文献1に示されている無線ICデバイスの構成を示す図である。 第1の実施形態に係る無線ICデバイスの透視斜視図である。 第1の実施形態に係る無線ICデバイスの分解斜視図である。 第1の実施例に係る無線ICデバイスの給電回路基板の構成及び無線ICチップとの関係を示す分解斜視図である。 給電回路基板の等価回路図である。 第2の実施形態に係る無線ICデバイスの透視斜視図である。 導体板に対する無線ICデバイスの取り付け状態を示す斜視図である。 導体板表面の電流強度分布の例を示す図である。 第3の実施形態に係る無線ICデバイスの斜視図である。 第4の実施形態に係る無線ICデバイスの斜視図である。 第5の実施形態に係る無線ICデバイスの斜視図である。 第6の実施形態に係る無線ICデバイスの斜視図及び透視斜視図である。 第6の実施形態に係る無線ICデバイスの分解斜視図である。 給電回路基板の等価回路図である。 無線ICデバイスを導体板に取り付けた例を示す斜視図である。 第7の実施形態に係る無線ICデバイスの斜視図及び透視斜視図である。 第7の実施形態に係る無線ICデバイスの分解斜視図である。 第8の実施形態に係る無線ICデバイスの斜視図及び透視斜視図である。 第9の実施形態に係る無線ICデバイスの透視斜視図である。 第9の実施形態に係る無線ICデバイスの透視斜視図である。 第10の実施形態に係る無線ICデバイスを備えたノート型パソコンの斜視図である。 第10の実施形態に係る無線ICデバイスを備えたノート型パソコン内部の回路基板の主要部の断面図である。
符号の説明
1…電磁結合モジュール
2、2a〜2c…直線状導体
4…給電回路基板
5…無線ICチップ
6…給電回路部
7、7a〜7d…螺旋状導体
8a、8b…給電用導体
9…モールド樹脂
10〜20…無線ICデバイス
21〜24…アンテナモジュール
30…導体板
31…回路基板
32…電極パターン
33、34…電極パターン
35a〜35d…無線ICチップ実装用ランド
36a、36b…キャパシタ電極
41A〜41H…誘電体層
42〜44…インダクタ電極
51、52…キャパシタ電極
80a〜80f…給電用導体
C1、C2…キャパシタ
L1〜L3…インダクタ

Claims (17)

  1. 無線ICチップと、インダクタンス素子を含み、前記無線ICチップに導通すると共に外部回路に結合する給電回路基板とからなる電磁結合モジュールと、
    前記電磁結合モジュールと結合する螺旋状の導体からなる第1の放射体と、
    前記第1の放射体の内部に、螺旋中心軸に平行に配置された第2の放射体と、
    を備えたことを特徴とする無線ICデバイス
  2. 前記給電回路基板内に共振回路を備えた請求項1に記載の無線ICデバイス。
  3. 前記給電回路基板内に整合回路を備えた請求項1または2に記載の無線ICデバイス。
  4. 前記第1の放射体の一方端が前記電磁結合モジュールの第1の結合部に結合され、他方端が開放され、
    前記第2の放射体の一方端が前記電磁結合モジュールの第2の結合部に結合され、他方端が開放された、請求項1〜3に記載の無線ICデバイス。
  5. 前記第1の放射体の螺旋中心軸と、前記電磁結合モジュールの主面とが略平行に配置された請求項1〜4に記載の無線ICデバイス。
  6. 前記第1の放射体の螺旋中心軸と、前記電磁結合モジュールの主面とが略垂直に配置された請求項1〜4に記載の無線ICデバイス。
  7. 前記第2の放射体の一部が螺旋形状である請求項1〜6の何れかに記載の無線ICデバイス。
  8. 前記第1の放射体の螺旋形状部分と前記第2の放射体の螺旋形状部分とが接続された請求項7に記載の無線ICデバイス。
  9. 前記第1の放射体は、螺旋の中心軸が互いに異なる向きに配置した複数の放射体で構成した請求項1〜8の何れかに記載の無線ICデバイス。
  10. 前記第1の放射体を所定範囲に広がる導体表面または導体表面の近傍に配置された請求項1〜9の何れかに記載の無線ICデバイス。
  11. 前記導体は電子機器内の回路基板に形成された電極パターンである請求項10に記載の無線ICデバイス。
  12. 前記導体は電子機器内のコンポーネントに設けられた金属板である請求項10に記載の無線ICデバイス。
  13. 前記給電回路基板を、複数の電極層を備えた多層基板で構成した請求項1〜12の何れかに記載の無線ICデバイス。
  14. 前記給電回路基板を、電極パターンを形成したフレキシブル基板で構成した請求項1〜13の何れかに記載の無線ICデバイス。
  15. 前記第1の放射体及び前記第2の放射体を、複数の電極層を備えた多層基板で構成した請求項1〜14の何れかに記載の無線ICデバイス。
  16. 前記給電回路基板、前記第1の放射体、及び前記第2の放射体を、複数の電極層を備えた1つの多層基板で構成した請求項1〜12の何れかに記載の無線ICデバイス。
  17. 前記第1の放射体、及び前記第2の放射体に複数の異なる通信システム用の電磁結合モジュールを結合させた請求項1〜16の何れかに記載の無線ICデバイス。
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