JPH09199939A - アンテナシステム - Google Patents
アンテナシステムInfo
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- JPH09199939A JPH09199939A JP19228496A JP19228496A JPH09199939A JP H09199939 A JPH09199939 A JP H09199939A JP 19228496 A JP19228496 A JP 19228496A JP 19228496 A JP19228496 A JP 19228496A JP H09199939 A JPH09199939 A JP H09199939A
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- Japan
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- antenna system
- chip
- base
- antenna
- conductor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 共振周波数の異なる複数の小形のチップアン
テナでアンテナシステムを構成するため、小形で、マル
チバンドのアンテナシステムを実現することができる。 【解決手段】 アンテナシステム１０は、共振周波数の
異なる３つの小形のチップアンテナ１１ａ〜１１ｃで構
成されている。
テナでアンテナシステムを構成するため、小形で、マル
チバンドのアンテナシステムを実現することができる。 【解決手段】 アンテナシステム１０は、共振周波数の
異なる３つの小形のチップアンテナ１１ａ〜１１ｃで構
成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナシステム
に関し、特に、移動体通信用及びローカルエリアネット
ワーク（ＬＡＮ）用の移動体通信機に用いられるアンテ
ナシステムに関する。
に関し、特に、移動体通信用及びローカルエリアネット
ワーク（ＬＡＮ）用の移動体通信機に用いられるアンテ
ナシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】図９に、従来のアンテナとしてモノポー
ルアンテナ１を示す。このモノポールアンテナ１は、空
気中（比誘電率ε＝１、比透磁率μ＝１）において、接
地板（図示せず）に垂直な導体２を有し、この導体２の
一端３が給電部、他端４が自由端を形成している。
ルアンテナ１を示す。このモノポールアンテナ１は、空
気中（比誘電率ε＝１、比透磁率μ＝１）において、接
地板（図示せず）に垂直な導体２を有し、この導体２の
一端３が給電部、他端４が自由端を形成している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
のモノポールアンテナ１においては、空気中にアンテナ
の導体が存在するため、アンテナの導体の寸法が大きな
ものになる。例えば、モノポールアンテナ１では、真空
中の波長をλ０とすると、λ０／４の長さの導体２が必
要となる。
のモノポールアンテナ１においては、空気中にアンテナ
の導体が存在するため、アンテナの導体の寸法が大きな
ものになる。例えば、モノポールアンテナ１では、真空
中の波長をλ０とすると、λ０／４の長さの導体２が必
要となる。
【０００４】このため、異なる共振周波数を有する複数
のモノポールアンテナを用いたアンテナシステムでは、
大きな体積が必要となり、移動体通信等の小型のアンテ
ナを必要とする用途の場合には、形状的な理由から用い
ることが困難であるという問題点があった。
のモノポールアンテナを用いたアンテナシステムでは、
大きな体積が必要となり、移動体通信等の小型のアンテ
ナを必要とする用途の場合には、形状的な理由から用い
ることが困難であるという問題点があった。
【０００５】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、移動体通信等の用途に用いる
ことができる小型のアンテナシステムを提供することを
目的とする。
めになされたものであり、移動体通信等の用途に用いる
ことができる小型のアンテナシステムを提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述する問題点を解決す
るため本発明は、誘電材料及び磁性材料の少なくとも一
方からなる基体と、該基体の表面及び内部の少なくとも
一方に形成された少なくとも１つの導体と、前記基体の
表面に形成され、前記導体に電圧を印加するための少な
くとも１つの給電用端子を備えた少なくとも２つのチッ
プアンテナを用い、前記チップアンテナの共振周波数を
異ならせたことを特徴とする。
るため本発明は、誘電材料及び磁性材料の少なくとも一
方からなる基体と、該基体の表面及び内部の少なくとも
一方に形成された少なくとも１つの導体と、前記基体の
表面に形成され、前記導体に電圧を印加するための少な
くとも１つの給電用端子を備えた少なくとも２つのチッ
プアンテナを用い、前記チップアンテナの共振周波数を
異ならせたことを特徴とする。
【０００７】また、前記少なくとも２つのチップアンテ
ナを構成する基体の長手方向が互いに９０゜をなすよう
に、前記チップアンテナが配置されていることを特徴と
する。
ナを構成する基体の長手方向が互いに９０゜をなすよう
に、前記チップアンテナが配置されていることを特徴と
する。
【０００８】また、前記少なくとも２つのチップアンテ
ナに設けられた導体が螺旋状に巻回され、該導体の巻回
軸が互いに９０゜をなすように、前記チップアンテナが
配置されていることを特徴とする。
ナに設けられた導体が螺旋状に巻回され、該導体の巻回
軸が互いに９０゜をなすように、前記チップアンテナが
配置されていることを特徴とする。
【０００９】また、前記少なくとも２つのチップアンテ
ナを切り換えるための切り換え手段を有することを特徴
とする。
ナを切り換えるための切り換え手段を有することを特徴
とする。
【００１０】本発明のアンテナシステムによれば、共振
周波数の異なる複数の小形のチップアンテナでアンテナ
システムを構成するため、小形で、マルチバンドのアン
テナシステムを実現することができる。
周波数の異なる複数の小形のチップアンテナでアンテナ
システムを構成するため、小形で、マルチバンドのアン
テナシステムを実現することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。なお、各実施例中において、第１の実
施例と同一もしくは同等の部分には同一番号を付し、詳
細な説明は省略する。
施例を説明する。なお、各実施例中において、第１の実
施例と同一もしくは同等の部分には同一番号を付し、詳
細な説明は省略する。
【００１２】図１に、本発明に係るアンテナシステムの
第１の実施例の構成図を示す。アンテナシステム１０
は、共振周波数の異なる３つのチップアンテナ１１ａ〜
１１ｃで構成されている。
第１の実施例の構成図を示す。アンテナシステム１０
は、共振周波数の異なる３つのチップアンテナ１１ａ〜
１１ｃで構成されている。
【００１３】図２及び図３に、図１のアンテナシステム
１０に用いられるチップアンテナの斜視図及び分解斜視
図を示す．ここでは、チップアンテナ１１ａについて説
明する。
１０に用いられるチップアンテナの斜視図及び分解斜視
図を示す．ここでは、チップアンテナ１１ａについて説
明する。
【００１４】チップアンテナ１１ａは、直方体状で実装
面１２１を有する基体１２の内部に、複数のコーナーを
有するミアンダ状の導体１３を備えてなる。ここで、基
体１２は、酸化バリウム、酸化アルミニウム、シリカを
主成分とする誘電材料（比誘電率：約６．１）からなる
矩形状のシート層１４ａ〜１４ｃを積層してなる。この
うち、シート層１４ｂの表面には、印刷、蒸着、貼り合
わせ、あるいはメッキによって、銅あるいは銅合金より
なり、ミアンダ状をなす導体１３が設けられる。そし
て、シート層１４ａ〜１４ｃを積層することにより、基
体１２の内部にミアンダ状の導体１３が形成される。
面１２１を有する基体１２の内部に、複数のコーナーを
有するミアンダ状の導体１３を備えてなる。ここで、基
体１２は、酸化バリウム、酸化アルミニウム、シリカを
主成分とする誘電材料（比誘電率：約６．１）からなる
矩形状のシート層１４ａ〜１４ｃを積層してなる。この
うち、シート層１４ｂの表面には、印刷、蒸着、貼り合
わせ、あるいはメッキによって、銅あるいは銅合金より
なり、ミアンダ状をなす導体１３が設けられる。そし
て、シート層１４ａ〜１４ｃを積層することにより、基
体１２の内部にミアンダ状の導体１３が形成される。
【００１５】また、導体１３の一端は、基体１２の表面
に引き出され、導体１３に電圧を印加するために基体１
２の表面に形成された給電用端子１５に接続される給電
部１６を形成し、他端は、基体１２の内部において自由
端１７を形成する。
に引き出され、導体１３に電圧を印加するために基体１
２の表面に形成された給電用端子１５に接続される給電
部１６を形成し、他端は、基体１２の内部において自由
端１７を形成する。
【００１６】図４に、アンテナシステム１０を構成する
チップアンテナ１１ａ〜１１ｃの配置図を示す。チップ
アンテナ１１ａ〜１１ｃは、電磁的相互作用を軽減する
ために、図２に示した基体１２の長手方向Ｌ（図２及び
図４中のＬ方向）が互いに９０゜をなすように設置され
ている。
チップアンテナ１１ａ〜１１ｃの配置図を示す。チップ
アンテナ１１ａ〜１１ｃは、電磁的相互作用を軽減する
ために、図２に示した基体１２の長手方向Ｌ（図２及び
図４中のＬ方向）が互いに９０゜をなすように設置され
ている。
【００１７】図５及び図６に、図１のアンテナシステム
１０に用いられる別のチップアンテナ２１ａ〜２１ｃの
斜視図及び分解斜視図を示す．ここでは、チップアンテ
ナ２１ａについて説明する。
１０に用いられる別のチップアンテナ２１ａ〜２１ｃの
斜視図及び分解斜視図を示す．ここでは、チップアンテ
ナ２１ａについて説明する。
【００１８】チップアンテナ２１ａは、直方体状で実装
面２２１を有する基体２２の内部に、巻回軸Ｃが実装面
２２１と垂直な方向、すなわち基体２２の高さ方向に螺
旋状に巻回される導体２３を備えてなる。ここで、基体
２２は、酸化バリウム、酸化アルミニウム、シリカを主
成分とする誘電材料（比誘電率：約６．１）からなる矩
形状のシート層２４ａ〜２４ｊを積層してなる。このう
ち、シート層２４ａ、２４ｃ、２４ｅ、２４ｇ及び２４
ｉの表面には、印刷、蒸着、貼り合わせ、あるいはメッ
キによって、銅あるいは銅合金よりなり、略Ｌ字状ある
いは略コ字状をなす導電パターン２５ａ〜２５ｅが設け
られるとともに、シート層２４ｂ〜２４ｉの所定の位置
（導電パターン２５ａ〜２５ｅの一端及びその対応部）
には、厚み方向にビアホール２６が設けられる。そし
て、シート層２４ａ〜２４ｊを積層し、導電パターン２
５ａ〜２５ｅをビアホール２６で接続することにより、
巻回断面が矩形状をなし、基体２２の高さ方向に螺旋状
に巻回される導体２３が形成される。
面２２１を有する基体２２の内部に、巻回軸Ｃが実装面
２２１と垂直な方向、すなわち基体２２の高さ方向に螺
旋状に巻回される導体２３を備えてなる。ここで、基体
２２は、酸化バリウム、酸化アルミニウム、シリカを主
成分とする誘電材料（比誘電率：約６．１）からなる矩
形状のシート層２４ａ〜２４ｊを積層してなる。このう
ち、シート層２４ａ、２４ｃ、２４ｅ、２４ｇ及び２４
ｉの表面には、印刷、蒸着、貼り合わせ、あるいはメッ
キによって、銅あるいは銅合金よりなり、略Ｌ字状ある
いは略コ字状をなす導電パターン２５ａ〜２５ｅが設け
られるとともに、シート層２４ｂ〜２４ｉの所定の位置
（導電パターン２５ａ〜２５ｅの一端及びその対応部）
には、厚み方向にビアホール２６が設けられる。そし
て、シート層２４ａ〜２４ｊを積層し、導電パターン２
５ａ〜２５ｅをビアホール２６で接続することにより、
巻回断面が矩形状をなし、基体２２の高さ方向に螺旋状
に巻回される導体２３が形成される。
【００１９】また、導体２３の一端（導電パターン２５
ａの一端）は、基体２２の表面に引き出され、導体２３
に電圧を印加するために基体２２の表面に形成された給
電用端子１５に接続される給電部２７を形成し、他端
（導電パターン２５ｅの一端）は、基体２２の内部にお
いて自由端２８を形成する。
ａの一端）は、基体２２の表面に引き出され、導体２３
に電圧を印加するために基体２２の表面に形成された給
電用端子１５に接続される給電部２７を形成し、他端
（導電パターン２５ｅの一端）は、基体２２の内部にお
いて自由端２８を形成する。
【００２０】図７に、アンテナシステム２０を構成する
チップアンテナ２１ａ〜２１ｃの配置図を示す。チップ
アンテナ２１ａ〜２１ｃは、電磁的相互作用を軽減する
ために、図５に示した導体２３の巻回軸Ｃ（図７中のＣ
方向）が互いに９０゜をなすように設置されている。
チップアンテナ２１ａ〜２１ｃの配置図を示す。チップ
アンテナ２１ａ〜２１ｃは、電磁的相互作用を軽減する
ために、図５に示した導体２３の巻回軸Ｃ（図７中のＣ
方向）が互いに９０゜をなすように設置されている。
【００２１】具体的に、共振周波数が０．８２０［ＧＨ
ｚ］、１．４９０［ＧＨｚ］、１．９０５［ＧＨｚ］の
３つのチップアンテナ１１ａ〜１１ｃ、あるいは２１ａ
〜２１ｃからなるアンテナシステム１０の共振周波数及
び比帯域幅を測定した。その結果を表１に示す。また、
比較のために、共振周波数が異なる３つの従来のモノポ
ールアンテナ１からなるアンテナシステムも用意した。
ｚ］、１．４９０［ＧＨｚ］、１．９０５［ＧＨｚ］の
３つのチップアンテナ１１ａ〜１１ｃ、あるいは２１ａ
〜２１ｃからなるアンテナシステム１０の共振周波数及
び比帯域幅を測定した。その結果を表１に示す。また、
比較のために、共振周波数が異なる３つの従来のモノポ
ールアンテナ１からなるアンテナシステムも用意した。
【００２２】
【表１】
【００２３】この際、表１において、比帯域幅は、比帯
域幅［％］＝（帯域幅［ＧＨｚ］／中心周波数［ＧＨ
ｚ］）×１００から求めた値である。
域幅［％］＝（帯域幅［ＧＨｚ］／中心周波数［ＧＨ
ｚ］）×１００から求めた値である。
【００２４】表１から、アンテナシステム１０では、３
つの共振周波数が得られ、共振周波数及び各共振周波数
における比帯域幅はチップアンテナ１１ａ〜１１ｃある
いはチップアンテナ２１ａ〜２１ｃ単体の場合とほぼ同
じであることが確認された。
つの共振周波数が得られ、共振周波数及び各共振周波数
における比帯域幅はチップアンテナ１１ａ〜１１ｃある
いはチップアンテナ２１ａ〜２１ｃ単体の場合とほぼ同
じであることが確認された。
【００２５】また、共振周波数が異なる３つの従来のモ
ノポールアンテナ１からなるアンテナシステムの場合と
ほぼ同等の比帯域幅を有することも確認された。
ノポールアンテナ１からなるアンテナシステムの場合と
ほぼ同等の比帯域幅を有することも確認された。
【００２６】以上のように、上述の第１の実施例では、
従来のモノポールアンテナからなるマルチバンドアンテ
ナシステムと比較して、同等の比帯域幅を維持しなが
ら、外形寸法を約１００ｍｍから約１０ｍｍと約１／１
０に縮小することができ、マルチバンドアンテナシステ
ムの小形化が可能となる。
従来のモノポールアンテナからなるマルチバンドアンテ
ナシステムと比較して、同等の比帯域幅を維持しなが
ら、外形寸法を約１００ｍｍから約１０ｍｍと約１／１
０に縮小することができ、マルチバンドアンテナシステ
ムの小形化が可能となる。
【００２７】また、このアンテナシステムを用いた移動
体通信機、例えば移動体通信用及びＬＡＮ用の移動体通
信機を小形にすることができる。
体通信機、例えば移動体通信用及びＬＡＮ用の移動体通
信機を小形にすることができる。
【００２８】さらに、このアンテナシステムを用いるこ
とにより、異なる周波数帯、例えばポケットベル（ペー
ジャ）、携帯電話機及びＰＨＳ（Personal Handy-phone
System)を一台の小形携帯機で送受信することが可能と
なる。
とにより、異なる周波数帯、例えばポケットベル（ペー
ジャ）、携帯電話機及びＰＨＳ（Personal Handy-phone
System)を一台の小形携帯機で送受信することが可能と
なる。
【００２９】図８に、本発明に係るアンテナシステムの
第２の実施例の構成図を示す。アンテナシステム２０
は、第１の実施例であるアンテナシステム１０の内部に
に、３つのチップアンテナ１１ａ〜１１ｃ、あるいはチ
ップアンテナ２１ａ〜２１ｃを切り換えるための切り換
え手段であるスイッチ３１を取り付けたものである。
第２の実施例の構成図を示す。アンテナシステム２０
は、第１の実施例であるアンテナシステム１０の内部に
に、３つのチップアンテナ１１ａ〜１１ｃ、あるいはチ
ップアンテナ２１ａ〜２１ｃを切り換えるための切り換
え手段であるスイッチ３１を取り付けたものである。
【００３０】以上のように、上述の第２の実施例では、
アンテナシステムを３つのチップアンテナとスイッチか
ら構成したため、所望の周波数帯を有するチップアンテ
ナをスイッチで選択することが可能となる。
アンテナシステムを３つのチップアンテナとスイッチか
ら構成したため、所望の周波数帯を有するチップアンテ
ナをスイッチで選択することが可能となる。
【００３１】なお、上述の第１及び第２の実施例におい
ては、基体が誘電材料により構成される場合について述
べたが、基体としては誘電材料に限定されるものではな
く、磁性材料、あるいは誘電材料と磁性材料の組み合わ
せでもよい。
ては、基体が誘電材料により構成される場合について述
べたが、基体としては誘電材料に限定されるものではな
く、磁性材料、あるいは誘電材料と磁性材料の組み合わ
せでもよい。
【００３２】また、上述の実施例においては、基体に対
して導体を１本設ける場合について説明したが、導体は
２本以上形成されていてもよい。この場合には、チップ
アンテナは複数の共振周波数を有することができる。
して導体を１本設ける場合について説明したが、導体は
２本以上形成されていてもよい。この場合には、チップ
アンテナは複数の共振周波数を有することができる。
【００３３】さらに、上述の第１及び第２の実施例にお
いては、基体の内部に導体を形成する場合について説明
したが、基体の表面及び内部の少なくとも一方に導体パ
ターンを巻回し、導体を形成してもよい。また、基体の
表面に螺旋状の溝を設け、その溝に沿ってメッキ線、あ
るいはエナメル線等の線材を巻回し、導体を形成しても
よい。また、導体は基体の表面及び内部の少なくとも一
方にミアンダ状に形成されていてもよい。
いては、基体の内部に導体を形成する場合について説明
したが、基体の表面及び内部の少なくとも一方に導体パ
ターンを巻回し、導体を形成してもよい。また、基体の
表面に螺旋状の溝を設け、その溝に沿ってメッキ線、あ
るいはエナメル線等の線材を巻回し、導体を形成しても
よい。また、導体は基体の表面及び内部の少なくとも一
方にミアンダ状に形成されていてもよい。
【００３４】また、上述の第１の実施例の別のチップア
ンテナにおいては、導体は基体の高さ方向に螺旋状に巻
回されている場合について説明したが、基体の長手方向
に螺旋状に巻回されていてもよい。
ンテナにおいては、導体は基体の高さ方向に螺旋状に巻
回されている場合について説明したが、基体の長手方向
に螺旋状に巻回されていてもよい。
【００３５】さらに、給電用端子の位置は、本発明の実
施にあたって必須の条件となるものではない。
施にあたって必須の条件となるものではない。
【００３６】
【発明の効果】請求項１のアンテナシステムによれば、
従来のモノポールアンテナによるアンテナシステムと比
較して、同等の比帯域幅を維持しながら、外形寸法を縮
小することができる。その結果、アンテナシステムの小
形化が可能となる。
従来のモノポールアンテナによるアンテナシステムと比
較して、同等の比帯域幅を維持しながら、外形寸法を縮
小することができる。その結果、アンテナシステムの小
形化が可能となる。
【００３７】また、共振周波数の異なるチップアンテナ
でアンテナシステムを構成するため、マルチバンドに対
応できる小形のアンテナシステムが可能となる。
でアンテナシステムを構成するため、マルチバンドに対
応できる小形のアンテナシステムが可能となる。
【００３８】さらに、このアンテナシステムを用いた移
動体通信機を小形にすることができる。
動体通信機を小形にすることができる。
【００３９】また、このアンテナシステムを用いること
により、異なる周波数帯を一台の移動体携帯機で送受信
することが可能となる。
により、異なる周波数帯を一台の移動体携帯機で送受信
することが可能となる。
【００４０】請求項２のアンテナシステムによれば、ア
ンテナシステムを構成するチップアンテナの基体の長手
方向が互いに９０゜をなすように設置されているため、
電磁的相互作用を軽減することができる。
ンテナシステムを構成するチップアンテナの基体の長手
方向が互いに９０゜をなすように設置されているため、
電磁的相互作用を軽減することができる。
【００４１】また、チップアンテナが小形であるため、
基体の長手方向が互いに９０゜をなすように設置して
も、アンテナシステムの小形化が可能となる。
基体の長手方向が互いに９０゜をなすように設置して
も、アンテナシステムの小形化が可能となる。
【００４２】請求項３のアンテナシステムによれば、ア
ンテナシステムを構成するチップアンテナの導体の巻回
軸が互いに９０゜をなすように設置されているため、電
磁的相互作用を軽減することができる。
ンテナシステムを構成するチップアンテナの導体の巻回
軸が互いに９０゜をなすように設置されているため、電
磁的相互作用を軽減することができる。
【００４３】また、チップアンテナが小形であるため、
導体の巻回軸が互いに９０゜をなすように設置しても、
アンテナシステムの小形化が可能となる。
導体の巻回軸が互いに９０゜をなすように設置しても、
アンテナシステムの小形化が可能となる。
【００４４】請求項４のアンテナシステムによれば、複
数のチップアンテナと切り換え手段から構成したため、
所望の周波数帯を有するチップアンテナをスイッチで選
択することが可能となる。
数のチップアンテナと切り換え手段から構成したため、
所望の周波数帯を有するチップアンテナをスイッチで選
択することが可能となる。
【００４５】また、チップアンテナが小形であるため、
複数のチップアンテナと切り換え手段を有するアンテナ
システムの小形化が可能となる。
複数のチップアンテナと切り換え手段を有するアンテナ
システムの小形化が可能となる。
【図１】本発明のアンテナシステムに係る第１の実施例
のブロック図である。
のブロック図である。
【図２】図１のアンテナシステムを構成するチップアン
テナの斜視図である。
テナの斜視図である。
【図３】図２のチップアンテナの分解斜視図である。
【図４】図２のチップアンテナの配置図である。
【図５】図１のアンテナシステムを構成する別のチップ
アンテナの斜視図である。
アンテナの斜視図である。
【図６】図５のチップアンテナの分解斜視図である。
【図７】図５のチップアンテナの配置図である。
【図８】本発明のアンテナシステムに係る第２の実施例
の構成図である。
の構成図である。
【図９】従来のモノポールアンテナを示す図である。
１０、２０ アンテナシステム １１ａ〜１１ｃ、２１ａ〜２１ｃ チップアンテナ １１、２１ 基体 １２、２２ 導体 １５ 給電用端子 ３１ 切り換え手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝倉 健二 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内
Claims (4)
- 【請求項１】 誘電材料及び磁性材料の少なくとも一方
からなる基体と、該基体の表面及び内部の少なくとも一
方に形成された少なくとも１つの導体と、前記基体の表
面に形成され、前記導体に電圧を印加するための少なく
とも１つの給電用端子を備えた少なくとも２つのチップ
アンテナを用い、前記チップアンテナの共振周波数を異
ならせたことを特徴とするアンテナシステム。 - 【請求項２】 前記少なくとも２つのチップアンテナを
構成する基体の長手方向が互いに９０゜をなすように、
前記チップアンテナが配置されていることを特徴とする
請求項１に記載のアンテナシステム。 - 【請求項３】 前記少なくとも２つのチップアンテナに
設けられた導体が螺旋状に巻回され、該導体の巻回軸が
互いに９０゜をなすように、前記チップアンテナが配置
されていることを特徴とする請求項１に記載のアンテナ
システム。 - 【請求項４】 前記少なくとも２つのチップアンテナを
切り換えるための切り換え手段を有することを特徴とす
る請求項１乃至請求項３のいずれかに記載のアンテナシ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19228496A JPH09199939A (ja) | 1995-11-13 | 1996-07-22 | アンテナシステム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29436495 | 1995-11-13 | ||
| JP7-294364 | 1995-11-13 | ||
| JP19228496A JPH09199939A (ja) | 1995-11-13 | 1996-07-22 | アンテナシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09199939A true JPH09199939A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=26507219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19228496A Pending JPH09199939A (ja) | 1995-11-13 | 1996-07-22 | アンテナシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09199939A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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