JP2003030981A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2003030981A
JP2003030981A JP2001217851A JP2001217851A JP2003030981A JP 2003030981 A JP2003030981 A JP 2003030981A JP 2001217851 A JP2001217851 A JP 2001217851A JP 2001217851 A JP2001217851 A JP 2001217851A JP 2003030981 A JP2003030981 A JP 2003030981A
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memory
cell
memory cells
memory cell
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JP2001217851A
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Koji Taniguchi
浩二 谷口
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
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    • GPHYSICS
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    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/48Data lines or contacts therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なRetention特性を維持しつつ、メモリ
セル部分の平面占有面積を小さくできるツインセル方式
の半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 本発明の半導体記憶装置は、所定のメモ
リセルを選択するための複数本のワード線と複数本のビ
ット線とが交差して配列されたメモリアレイ構造を有
し、1ビットを構成する2つのメモリセル(たとえばM
C1、MC2)と、それらのメモリセルの各々にビット
線を介して電気的に接続されたセンスアンプとを備えて
いる。1ビットを構成する2つのメモリセルの一方(た
とえばMC1)に電気的に接続されたワード線(たとえ
ばWL3A)と、他方(たとえばMC2)に電気的に接
続されたワード線(たとえばWL3B)とはセンスアン
プを挟んで互いに逆側に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、より具体的には、携帯機器向けの低消費電力を特
徴としたツインセル方式のDRAM(Dynamic Random A
ccess Memory)を有する半導体記憶装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話を始めとする携帯端末の
機能が高性能化し、大容量のRAMが必要となってきて
いる。携帯機器はバッテリで駆動するためRAMには低
消費電力が実現できるSRAM(Static RAM)が用いら
れてきたが、システムの高機能化に伴うRAMの大容量
化に追いつかず、大容量化が簡単なDRAMを携帯機器
に搭載する必要性が出てきた。
【0003】しかしながら、DRAMではその構造上、
メモリセルにデータが保持された状態は非平衡状態であ
り、記憶されたデータはある一定時間経つと消滅してし
まう。そのため、DRAMではデータが消滅する前に記
憶データの再書込(データのRefresh)を行なう必要が
ある。このRefresh動作ではビット線を充放電させるた
めの電流が消費されてしまう。データのRefresh動作が
不要なSRAMと比べてDRAMの消費電流が大きいの
はこのためである。
【0004】SRAMに代わり携帯機器にDRAMを搭
載するためには、このRefresh動作に費やされる電流を
減らす必要がある。Refresh動作電流を減らすために
は、データ保持時間(Retention時間)を長くしてRefre
sh動作の回数(頻度)を減らすことが最も効果的であ
る。
【0005】“H”データ書込直後のDRAMのメモリ
セルの様子を図5に、“L”データ書込直後の様子を図
6に示す。
【0006】図5および図6を参照して、DRAMのメ
モリセルは、メモリトランジスタとキャパシタとからな
る1トランジスタ1キャパシタ構造を有している。メモ
リトランジスタは、半導体基板1の分離領域2で電気的
に分離されたp型ウエル領域1aに形成されている。こ
のメモリトランジスタは、p型ウエル領域1aの表面に
形成された1対のソース/ドレイン3と、その1対のソ
ース/ドレイン3に挟まれる領域上にゲート絶縁膜を介
して形成されたゲート電極(ワード線)5とを有してい
る。1対のソース/ドレイン3の一方にはキャパシタの
ストレージノード(下部電極)7が電気的に接続されて
おり、他方にはビット線12が電気的に接続されてい
る。また、p型ウエル領域1aの表面には、p+領域2
1が形成されている。
【0007】なお図面を簡略化するため、キャパシタの
セルプレート(上部電極)などの図示は省略している。
【0008】図5において、書き込み直後のストレージ
ノード7の電位はVcc(通常は2V程度)、ビット線
12の電位は1/2Vcc、基板(p型ウエル領域1
a)の電位はVbb(通常は−1V程度)、ワード線5
の電位はGND(=0V)であり、この状態ではメモリ
トランジスタはOFF状態である。
【0009】ストレージノード7と基板(p型ウエル領
域1a)との間のpn接合には|Vcc|+|Vbb|
(この場合3V)の逆バイアスが印加されていることに
なり、接合リーク電流がストレージノード7側から基板
1a側へ流れ、ストレージノード7の電位は徐々に低下
していく。ストレージノード7の電位がVccから低下
しビット線12の1/2Vccを下回ったときに記憶デ
ータは“H”から“L”に誤認識され、記憶データが破
壊されたことになる。
【0010】一方、図6において、ストレージノード7
の電位はGND(=0V)である。このときもストレー
ジノード7と基板1aとの間のpn接合には|GND|
+|Vbb|(この場合1V)の逆バイアスが印加され
ていることになり、ストレージノード7側から基板1a
側への接合リーク電流が存在する。しかし、ストレージ
ノード7の電位はもともとビット線12の電位である1
/2Vccより低いため、これを上回ることはない。そ
のため“L”データは破壊されないということになる。
【0011】“L”のデータが破壊されない特性を利用
して飛躍的にRetention特性を向上させる方法がツイン
セル方式である。図7にツインセル方式のDRAMセル
の模式図を示す。
【0012】図7を参照して、ツインセル方式とは、2
つのメモリセルで1ビット(bit)を構成するもの
で、あるメモリセルに“H”データを記憶させる場合、
そのペアとなるメモリセルに“L”データを記憶させる
ものである。なお、あるメモリセルに“L”データを記
憶させる場合には、ペアとなるメモリセルに“H”デー
タが記憶される。
【0013】このペアのメモリセルの各々は、ビット線
対の各々に電気的に接続されており、かつ同時に選択さ
れる2本のワード線の各々に電気的に接続されている。
なお、ビット線対は、このビット線対間に生じた微小な
電位差を電源電圧に増幅するためのセンスアンプに電気
的に接続されている。
【0014】通常のシングルセルとツインセルとのRete
ntion特性の比較を図8に示す。図8を参照して、横軸
はデータを書き込んでから読み出すまでの時間(Pause
Time)であり、縦軸はチップ内の不良ビットの積算カウ
ント(Total failuer bit counts)である。この結果か
ら、シングルセルをツインセル化することによってRete
ntion特性が約4倍改善されることがわかる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ツイン
セルは2つのセルで1ビットを構成するため、シングル
セルと比較してチップサイズが大きくなりコストも高く
なる。ツインセルでは、チップ面積に占めるメモリセル
部分の面積の比率は50%程度であるので、メモリセル
部分の面積が2倍になったとすると、ツインセルのチッ
プ面積はシングルセルのチップ面積の1.5倍になる。
【0016】それゆえ、本発明の目的は、Retention特
性を維持しつつ、メモリセル部分の面積を小さくできる
ツインセル方式の半導体記憶装置を提供することであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、所定のメモリセルを選択するための複数本のワード
線と複数本のビット線とが交差して配列されたメモリア
レイ構造を有する半導体記憶装置であって、1ビットを
構成する2つのメモリセルと、1ビットを構成する2つ
のメモリセルの各々にビット線を介して電気的に接続さ
れたセンスアンプとを備えている。1ビットを構成する
2つのメモリセルの一方に電気的に接続された第1のワ
ード線と、他方に電気的に接続された第2のワード線と
は、センスアンプを挟んで互いに逆側に配置されてい
る。
【0018】本発明の半導体記憶装置によれば、2つの
メモリセルで1ビットを構成するツインセル方式が採用
されているため、データ保持時間(Retention時間)を
長くすることができる。これにより、データのRefresh
動作の回数を減らすことができ、Refresh動作に費やさ
れる電流を減らすことができる。したがって、DRAM
においても消費電流を減らすことができる。
【0019】また、第1および第2のワード線の各々を
センスアンプの互いに逆側に配置しているため、1ビッ
トを構成する2つのメモリセルの各々も必然的にセンス
アンプの互いに逆側に配置されることになる。これによ
り、センスアンプの一方側に、データ読み出し時に微小
電位差を有するビット線対をなす2本のビット線を配置
する必要がなくなる。これにより、パターン配置の制約
が緩和されるため、各メモリセルを従来よりも詰めて配
置することが可能となり、チップ内におけるメモリセル
の占める面積を従来例よりも小さくすることができる。
【0020】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、第1および第2のワード線は、互いに電気的に接続
されており、かつ共通のワード線ドライバに電気的に接
続されている。
【0021】これにより、1ビットを構成する2つのメ
モリセルの各々を同時に選択および駆動させることがで
きる。
【0022】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、ワード線および前記ビット線の各ピッチを2×Fと
したとき、1つのメモリセルの平面占有面積は6×F2
である。
【0023】これにより、チップ内におけるメモリセル
の占める面積を従来例よりも小さくすることができる。
【0024】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、メモリセルは、DRAMのメモリセルである。
【0025】これにより、Retention特性を飛躍的に向
上でき、かつチップ面積に占めるメモリセル部分の面積
の比率を従来例よりも小さいDRAMを得ることができ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0027】図1は、本発明の一実施の形態における半
導体記憶装置の構成を概略的に示す回路図である。図1
を参照して、DRAMのメモリアレイ内においては、複
数本のワード線WL1A、WL1B、WL2A、WL2
B、…と複数本のビット線BL1、/BL1、BL2、
/BL2、…とが互いに交差して配列されており、それ
らの各交差部付近にメモリセルMCが配置されている。
【0028】このメモリセルMCは、メモリトランジス
タTとキャパシタCとからなる1トランジスタ1キャパ
シタ構造を有している。メモリトランジスタTのゲート
電極はワード線に電気的に接続されており、1対のソー
ス/ドレインの一方はビット線に電気的に接続されてお
り、他方はキャパシタCに電気的に接続されている。
【0029】ワード線の各々にはワード線を選択レベル
にするためのワードドライバが電気的に接続されてい
る。またビット線には、ビット線対間に生じた微小電位
差を電源電圧に増幅するセンスアンプが電気的に接続さ
れている。ワードドライバはたとえば3つのnMOS
(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタを含んで
おり、センスアンプはたとえば2つのpMOSトランジ
スタと2つのnMOSトランジスタとを含んでいる。
【0030】2つのメモリセル(たとえばMC1、MC
2)が1ビットを構成するツインセル方式が採用されて
いる。1ビットを構成する2つのメモリセル(たとえば
MC1、MC2)の各々は、ビット線対(たとえばBL
1、/BL1)のそれぞれに電気的に接続されている。
本実施の形態では、ビット線対(たとえばBL1、/B
L1)の各々はセンスアンプに対して互いに逆側(図中
左右側)に配置されており、オープンビット線構造をな
している。このため、1ビットを構成する2つのメモリ
セル(たとえばMC1、MC2)の各々はセンスアンプ
に対して互いに逆側(図中左右側)に配置されている。
また、1ビットを構成する2つのメモリセル(たとえば
MC1、MC2)の各々に電気的に接続され、かつ同時
に選択される2本のワード線(たとえばWL3A、WL
3B)の各々もセンスアンプに対して互いに逆側(図中
左右側)に配置されている。
【0031】なお、同時に選択される2本のワード線
(たとえばWL3A、WL3B)は互いに電気的に接続
されており、かつ共通のワードドライバに電気的に接続
されている。また、ビット線対をなす2本のビット線
(たとえばBL1、/BL1)は共通のセンスアンプに
電気的に接続されている。
【0032】通常、オープンビット線構造のシングルセ
ルのDRAMは、ビット線対をなすどちらか片方のビッ
ト線しかワード線と交差しないため、ワード線によるノ
イズの影響が非対称となり誤動作してしまう。しかし、
ツインセルの場合は同時に選択されるワード線は2本で
あり、これを左右各々のビット線と交差させるためワー
ド線によるノイズの影響はビット線対をなす2本のビッ
ト線の双方に均等にかかり誤動作には至らない。
【0033】また本実施の形態では、ツインセル方式に
オープンビット線構造を適用したため、従来の折返しビ
ット線構造では実現できなかったメモリセルレイアウト
が実現可能となる。以下、そのことについて説明する。
【0034】図2は本発明の一実施の形態における半導
体記憶装置のメモリセルレイアウトを示す平面図であ
り、図3は図2のIII−III線に沿う概略断面図で
ある。
【0035】主に図2を参照して、複数本のワード線5
と複数本のビット線12とが互いに直交するように配列
されており、そのワード線5とビット線12との交差す
る領域付近にDRAMのメモリセルが配列されている。
【0036】主に図3を参照して、DRAMのメモリセ
ルは、上述したように1トランジスタ1キャパシタ構造
を有している。メモリセルを構成するメモリトランジス
タTは、半導体基板1の分離領域2によって電気的に分
離された活性領域に形成されている。このメモリトラン
ジスタTは、活性領域表面に形成された1対のソース/
ドレイン領域3と、1対のソース/ドレイン領域3に挟
まれる領域上にゲート絶縁膜4を介して形成されたゲー
ト電極(ワード線)5とを有している。
【0037】このメモリトランジスタTを覆うように層
間絶縁膜6が形成されており、この層間絶縁膜6には1
対のソース/ドレイン領域3の一方に達するコンタクト
ホール6aが形成されている。このコンタクトホール6
aを通じてソース/ドレイン領域3の一方と電気的に接
続するようにキャパシタCが形成されている。
【0038】このキャパシタCは、ソース/ドレイン領
域3の一方に電気的に接続されるストレージノード7
と、このストレージノード7にキャパシタ誘電体層8を
介して対向するセルプレート9とを有している。
【0039】このキャパシタCを覆うように層間絶縁膜
10が形成されており、層間絶縁膜10、6には1対の
ソース/ドレイン領域3の他方に達するコンタクトホー
ル11が形成されている。このコンタクトホール11を
通じ、ソース/ドレイン領域3の他方と電気的に接続す
るように層間絶縁膜10上にビット線12が形成されて
いる。このビット線12上には絶縁膜13が形成されて
いる。
【0040】図1を参照して、本実施の形態では、同時
に選択される2本のワード線はセンスアンプに対して互
いに逆側に配置されるため、この同時に選択される2本
のワード線の双方がセンスアンプの一方側のみに配置さ
れることはない。また、オープンビット線構造を採るた
め、ビット線対をなす2本のビット線の双方がセンスア
ンプの一方側のみに配置されることもない。このため、
ワード線およびビット線に対するメモリセルの配置の制
約が少なくなるため、図2に示すようにメモリセルを密
に配置することができる。これにより、ビット線12の
ピッチおよびワード線5の各ピッチを2×Fとしたと
き、単位セル(1つのメモリセル)の平面占有面積は3
F×2F=6F2にすることができる。
【0041】一方、図7に示す折返しビット線構造で
は、メモリセルレイアウトは図4に示すようになる。こ
のメモリセルレイアウトでは、ビット線対をなす2本の
ビット線12の双方をセンスアンプの一方側のみに配置
しなければならない。また、同時に選択される2本のワ
ード線5の双方もセンスアンプの一方側のみに配置しな
ければならない。このため、レイアウトに制約が生じ、
メモリセル同士を密に詰めることができなくなる。この
ため、単位セルの平面占有面積は4F×2F=8F2
大きくなってしまう。
【0042】上述したように本実施の形態によれば、2
つのメモリセルで1ビットを構成するツインセル方式が
採用されているため、データ保持時間を長くすることが
できる。これにより、データのRefresh動作の回数を減
らすことができRefresh動作に費やされる電流を減らす
ことができる。したがって、DRAMにおいても消費電
流を減らすことができる。
【0043】また、ツインセル方式でかつオープンビッ
ト線構造を有しているため、メモリアレイ内におけるメ
モリセル配置の制約が少なくなり、メモリセルを密に配
置することが可能となる。これにより、本実施の形態で
は、従来の折返しビット線構造のものと比較して、メモ
リセルの平面占有面積を6/8の大きさに縮小すること
が可能となる。
【0044】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0045】
【発明の効果】本発明の半導体記憶装置によれば、2つ
のメモリセルで1ビットを構成するツインセル方式が採
用されているため、データ保持時間(Retention時間)
を長くすることができる。これにより、データのRefres
h動作の回数を減らすことができ、Refresh動作に費やさ
れる電流を減らすことができる。したがって、DRAM
においても消費電流を減らすことができる。
【0046】また、第1および第2のワード線の各々を
センスアンプの互いに逆側に配置しているため、1ビッ
トを構成する2つのメモリセルの各々も必然的にセンス
アンプの互いに逆側に配置されることになる。これによ
り、センスアンプの一方側に、ビット線対をなす2本の
ビット線を配置する必要がなくなる。これにより、パタ
ーン配置の制約が緩和されるため、各メモリセルを従来
よりも詰めて配置することが可能となり、チップ内にお
けるメモリセルの占める面積を従来例よりも小さくする
ことができる。
【0047】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、第1および第2のワード線は、互いに電気的に接続
されており、かつ共通のワード線ドライバに電気的に接
続されている。これにより、1ビットを構成する2つの
メモリセルの各々を同時に選択および駆動させることが
できる。
【0048】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、ワード線および前記ビット線の各ピッチを2×Fと
したとき、1つのメモリセルの平面占有面積は6×F2
である。これにより、チップ内におけるメモリセルの占
める面積を従来例よりも小さくすることができる。
【0049】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、メモリセルは、DRAMのメモリセルである。これ
により、Retention特性を飛躍的に向上でき、かつチッ
プ面積に占めるメモリセル部分の面積の比率を従来例よ
りも小さいDRAMを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における半導体記憶装
置の構成を概略的に示す回路図である。
【図2】 本発明の一実施の形態における半導体記憶装
置のメモリセルレイアウトを示す平面図である。
【図3】 図2のIII−III線に沿う概略断面図で
ある。
【図4】 折返しビット線構造のメモリセルレイアウト
を示す平面図である。
【図5】 “H”データ書込直後のDRAMのメモリセ
ルの様子を示す概略断面図である。
【図6】 “L”データ書込直後のDRAMのメモリセ
ルの様子を示す概略断面図である。
【図7】 従来の半導体記憶装置の構成を概略的に示す
回路図である。
【図8】 通常のシングルセルとツインセルとのRetent
ion特性を比較した図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 分離領域、3 ソース/ドレイン
領域、4 ゲート絶縁膜、5 ゲート電極(ワード
線)、6,10 層間絶縁膜、7 ストレージノード、
8 キャパシタ誘電体層、9 セルプレート、12 ビ
ット線、13 絶縁膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F083 AD22 AD56 GA05 GA09 LA01 LA13 LA16 5M024 AA04 AA58 BB12 BB13 CC20 CC50 CC70 EE10 HH20 LL04 LL05 PP01 PP03 PP04 PP05 PP10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のメモリセルを選択するための複数
    本のワード線と複数本のビット線とが交差して配列され
    たメモリアレイ構造を有する半導体記憶装置であって、 1ビットを構成する2つのメモリセルと、 1ビットを構成する2つの前記メモリセルの各々に前記
    ビット線を介して電気的に接続されたセンスアンプとを
    備え、 1ビットを構成する2つの前記メモリセルの一方に電気
    的に接続された第1のワード線と、他方に電気的に接続
    された第2のワード線とは、前記センスアンプを挟んで
    互いに逆側に配置されている、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2のワード線は、互い
    に電気的に接続されており、かつ共通のワード線ドライ
    バに電気的に接続されていることを特徴とする、請求項
    1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記ワード線および前記ビット線の各ピ
    ッチを2×Fとしたとき、1つのメモリセルの平面占有
    面積は6×F2であることを特徴とする、請求項1また
    は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリセルは、DRAMのメモリセ
    ルであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに
    記載の半導体記憶装置。
JP2001217851A 2001-07-18 2001-07-18 半導体記憶装置 Withdrawn JP2003030981A (ja)

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