JP2003030564A - 収納代行システム及びその方法 - Google Patents

収納代行システム及びその方法

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JP2003030564A
JP2003030564A JP2001211278A JP2001211278A JP2003030564A JP 2003030564 A JP2003030564 A JP 2003030564A JP 2001211278 A JP2001211278 A JP 2001211278A JP 2001211278 A JP2001211278 A JP 2001211278A JP 2003030564 A JP2003030564 A JP 2003030564A
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Atsushi Nakamura
淳 中村
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Nomura Research Institute Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 料金等の徴収に関わる債権者の処理負担や、
徴収用の口座の管理に関わるコストの削減を図ることを
目的とする。 【解決手段】 債権者から受けつけた徴収依頼情報に基
づき、徴収情報を作成する受付手段と、前記作成した徴
収情報に、複数の口座について各口座の残高を管理する
入出金システムの口座を割り当てる割当手段と、徴収情
報に対応づけて、割り当てられた口座の識別情報、該口
座の残高を少なくとも記憶する記憶手段と、前記入出金
システムより口座の残高を取得し、これに基づき前記記
憶手段の記憶内容を更新して、料金徴収状況を判断する
判断手段と、料金徴収状況に基づいて債務者に通知すべ
き徴収情報を抽出する抽出手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公共料金などの債
権に関して、債権者の収納業務をサポートするための情
報処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、電気料金やガス料金など
の公共料金を始めとする種々の料金等についての一般的
な納付方法は、以下のような流れで行われる。すなわ
ち、1)債権者は、債権者が保持する銀行等の口座を振
込先として指定して請求書(納入通知書)を発行し、債
務者へ送付する。2)請求書を受け取った債務者は、前
記指定口座へ請求額を振り込む。3)債権者は、前記指
定口座を照会して(又は銀行等からの通知を受けて)、
納付状況を判断し、未納等の場合には督促を行う。
【0003】近年では、電子決済技術の発展に伴い、上
記2)のステップに関して、インターネットや電話、現
金自動預け払い機(ATM)を使って公共料金などを支
払うことができる電子納付ネットワークの構築も提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の一般的な納付方
法において上記3)のステップが必要となる理由は、従
来の銀行等の入出金システムは、口座の情報を管理する
機能、すなわち、口座を介する入出金に基づいて残高を
更新等する機能を単に備えるのみであり、料金徴収状況
(完済されたか?延滞しているか?といった状況)につ
いては何ら関与していないことに起因する。
【0005】かかる枠組みのもとでは、請求事由の発生
から料金の徴収が完了するまで、債権者が自ら口座の残
高等を定期的にチェックして料金徴収状況を判断しなけ
ればならず、そのために要する債権者の負担は小さくな
い。特に、公共料金のように債務者の数が非常に多い場
合、債権者の負担は非常に大きくなる。
【0006】そこで、本発明は、口座の情報を管理する
機能と、料金徴収状況を判断する機能を併せ持つ収納代
行(債権者に代わり料金等の徴収に関わる処理を実行す
る)システムを提供し、料金等の徴収に関する債権者の
負担を軽減することを目的とする。
【0007】ところで、従来の入出金システムでは、ど
の債務者から振り込みがあったのかを特定できるよう
に、債務者ごとに口座を割り当てておき、かかる割当口
座に振り込みがなされた場合、債務者を特定して債権者
の口座に振り替えて入金するという枠組みを採用してい
る場合がある。
【0008】かかる枠組みでは、債権者において、入出
金システムより一定数の口座の束を一定期間にわたり取
得し、その中から債権ごとに口座を割り当てていくとい
う形態を取る。ここで、通常、割り当てられた口座につ
いては、前記一定期間のあいだは債権−債務者−口座の
対応関係が維持され、期間経過後に一括して入出金シス
テムに返却されることになる。
【0009】しかし、当初に一定数の口座の束を取得す
るという枠組みのもとでは、まだ債務者に割り当ててい
ない口座についてまで(すなわちまだ使用していない口
座についてまで)、債権者側において口座取得コストを
負担しなければならないという問題が生じる。
【0010】また、一定期間のあいだ債権−債務者−口
座の対応関係が維持されるため、料金徴収が完了し、実
質的に該債権に対応する口座が未使用の状態となって
も、いったん割り当てた口座は一定期間のあいだは他の
債権、他の債務者に割り当てることができず、未使用状
態の口座に対してまで不要な口座維持コストを負担しな
ければならないという問題が生じる。
【0011】そこで、本発明は、前記収納代行システム
において、実質的に必要な分だけ口座を取得するととも
に、口座の使用が終了した場合に、該口座を他の債権、
他の債務者に割り当てることができる枠組みを提供し、
口座の利用効率を向上させ、管理コストの削減を図るこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の収納代行方法
は、債権者から受けつけた徴収依頼情報に基づき、徴収
情報を作成する受付工程と、前記作成した徴収情報に、
複数の口座について各口座の残高を管理する入出金シス
テムの口座を割り当てる割当工程と、徴収情報に対応づ
けて、割り当てられた口座の識別情報と該口座の残高と
を管理し、該口座の残高に基づいて料金徴収状況を判断
する管理判断工程と、料金徴収状況に基づいて債務者に
通知すべき徴収情報を抽出する抽出工程と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0013】この場合、徴収情報は、債権の種別、債権
者の種別等に依存しない統一データ構造で構成される情
報であることが望ましい。また、債権者や債務者との情
報の送受、入出金システムとの情報の送受の少なくとも
いずれかについて、通信ネットワークを介して行うこと
が望ましい。
【0014】好適には、前記割当工程は、前記入出金シ
ステムの口座に関して該口座の使用状況を参照する工程
と、使用状況が未使用を示す口座がある場合に、かかる
未使用を示す口座を徴収情報に割り当てるとともに、そ
の使用状況について使用を示すように変更する工程と、
使用状況が未使用を示す口座がない場合に、前記入出金
システムより口座を取得し、かかる取得した口座を徴収
情報に割り当てるとともに、その使用状況について使用
を示すように設定する工程と、を含み、前記管理判断工
程は、料金徴収完了と判断した場合、対応する口座の使
用状況について未使用を示すように変更する工程を含
む。
【0015】また好適には、前記割当工程は、前記割り
当てた口座の残高が徴収金額に相当するマイナス残高と
なるように設定する工程を含み、前記管理判断工程は、
口座の残高が0に等しいか又は0以上となっている場合
に、料金徴収完了と判断する工程を含む。また、前記管
理判断工程は、口座の残高が0を超える場合に超過振込
と判断する工程を含む。前記管理判断工程は、支払期限
を経過しかつ口座の残高がマイナス値を取る場合に督促
対象と判断する工程を含む。
【0016】また好適には、前記管理判断工程は、徴収
情報に対応づけて各債務者にユニークな情報を管理する
工程を含む。この場合、前記抽出工程は、前記ユニーク
な情報に基づき徴収情報を債務者ごとに区分する工程を
含むことが望ましい。また更に、前記抽出工程は、前記
区分した同一債務者の徴収情報について、支払期限に基
づきソーティングする工程を含むことが望ましい。
【0017】本発明のプログラムは、本発明の情報処理
方法をコンピュータ上で実行させることを特徴とする。
本発明のプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、
半導体メモリなどの各種の記録媒体を通じて、又はネッ
トワークを介してコンピュータにインストールまたはロ
ードすることができる。
【0018】本発明の収納代行システムは、債権者から
受けつけた徴収依頼情報に基づき、徴収情報を作成する
受付手段と、前記作成した徴収情報に、複数の口座につ
いて各口座の残高を管理する入出金システムの口座を割
り当てる割当手段と、徴収情報に対応づけて、割り当て
られた口座の識別情報、該口座の残高を少なくとも記憶
する記憶手段と、前記入出金システムより口座の残高を
取得し、これに基づき前記記憶手段の記憶内容を更新し
て、料金徴収状況を判断する判断手段と、料金徴収状況
に基づいて債務者に通知すべき徴収情報を抽出する抽出
手段と、を備えることを特徴とする。
【0019】この場合、徴収情報は、債権の種別、債権
者の種別等に依存しない統一データ構造で構成される情
報であることが望ましい。また、債権者や債務者との情
報の送受、入出金システムとの情報の送受の少なくとも
いずれかについて、通信ネットワークを介して行うこと
が望ましい。
【0020】好適には、更に、前記入出金システムの口
座に関して、該口座の使用状況を記憶する第2記憶手段
を備え、前記割当手段は、前記第2記憶手段を参照し、
使用状況が未使用を示す口座がある場合は、かかる未使
用を示す口座を徴収情報に割り当てるとともに、その使
用状況について使用を示すように変更し、使用状況が未
使用を示す口座がない場合は、前記入出金システムより
口座を取得し、かかる取得した口座を徴収情報に割り当
てるとともに、その使用状況について使用を示すように
設定し、前記判断手段は、料金徴収完了と判断した場
合、前記第2記憶手段に記憶する対応する口座の使用状
況について未使用を示すように変更する。
【0021】また好適には、前記割当手段は、前記割り
当てた口座について、該口座の残高が徴収金額に相当す
るマイナス残高となるように設定し、前記判断手段は、
口座の残高が0に等しいか又は0以上となっている場合
に、料金徴収完了と判断する。また、前記判断手段は、
口座の残高が0を超える場合に超過振込と判断する。ま
た、前記判断手段は、支払期限を経過しかつ口座の残高
がマイナス値を取る場合に督促対象と判断する。
【0022】また好適には、前記記憶手段は、徴収情報
に対応づけて、各債務者にユニークな情報を記憶してい
る。この場合、前記抽出手段は、前記ユニークな情報に
基づき徴収情報を債務者ごとに区分することが望まし
い。また更に、前記抽出手段は、前記区分した同一債務
者の徴収情報について、支払期限に基づきソーティング
することが望ましい。
【0023】なお、本明細書において、手段とは、単に
物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する
機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。ま
た、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段に
より実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理
的手段により実現されても良い。
【0024】
【発明の実施の形態】(全体概要)以下に本発明の実施
の形態について図面を用いて説明する。図1は、情報処
理システム1の全体構成をあらわすブロック図である。
図1に示すように、本情報処理システム1は、収納代行
システム2、入出金システム3、債権者システム4を含
んで構成される。
【0025】ここで、収納代行システム2が入出金シス
テム3又は債権者システム4の一部となるように、又は
逆に、入出金システム3や債権者システム4が収納代行
システム2の一部となるように構成してもよい。
【0026】収納代行システム2は、通信ネットワーク
を介して、入出金システム3、債権者システム4に対
し、通信可能に構成される。通信ネットワークは、LA
N、インターネット、専用線、パケット通信網、それら
の組合わせ等のいずれであってもよい。図に示すよう
に、収納代行システム2は、債権者システム4から料金
徴収依頼を受け付け、入出金システム3に開設した口座
を指定して、債務者へ請求額の納付を通知する。通知を
受けた債務者は、入出金システム3の指定された口座に
請求額を振り込む。収納代行システム2は入出金システ
ム3の口座の情報(残高等)を管理しており、これに基
づき料金徴収状況の判断を行い、債権者に報告する。収
納代行システム2の詳細な構成については後述する。
【0027】入出金システム3は、複数の口座について
各口座の残高等を管理・更新する機能を備える、銀行等
が保有する通常の口座管理システムである。このような
入出金システム3の一例として、例えば特許30594
21号公報に開示されているシステムが知られている。
かかるシステムでは、債務者(支払人)と関連づけられ
た複数の関連口座を用いて振込を行う構成となってお
り、関連口座に振り込まれた資金は債権者(受取人)の
特定口座に振り替えて入金され、その際、関連口座の番
号等により、どの債務者から振り込みがあったのかを特
定できるようになっている。
【0028】本実施形態においては、入出金システム3
は、収納代行システム2から口座開設の要求があった場
合に、所定期間のあいだ、要求数に応じた口座番号を収
納代行システム2の専用口座として設定する。そして、
この口座番号を収納代行システム2に通知する。かかる
口座番号は原則として上記所定期間のあいだ収納代行シ
ステム2専用となり、他の口座開設には使用されない。
ただし、収納代行システム2から口座閉鎖要求があった
口座については口座番号を解放し、他の口座開設に使用
することができる。
【0029】債権者システム4は、債権に関連する情報
(振り替え先の債権者特定口座の情報、債務者の個人情
報、請求額、支払期限など)を管理する機能を備える、
各債権者が保有する通常の債権管理システムである。本
実施形態においては、債権者システム4は、上記機能に
加え、収納代行システム2に対し、上記情報を含む料金
徴収依頼を示す情報を通知する機能を備える。
【0030】なお、図1では、入出金システム3、債権
者システム4について、それぞれ一つのみ示している
が、銀行等や債権者の数に応じてそれぞれ複数含むよう
に構成してもよい。
【0031】(収納代行システムの構成)図2は、収納
代行システム2の構成をあらわすブロック図である。図
2に示すように、収納代行システム2は、徴収情報記憶
手段10、口座管理情報記憶手段11、IF(インター
フェース)手段12、制御手段13、印刷手段14を含
んで構成される。
【0032】ここで、本発明による収納代行システムは
上記の各手段を備えていれば足り、物理的には専用化し
たシステム、あるいは汎用の情報処理装置のいずれでも
よい。例えば、処理装置と入力手段と記憶手段と出力手
段とを備えた一般的な構成の情報処理装置において、本
発明の情報処理方法における各処理を規定したソフトウ
ェアを起動することにより、本発明の収納代行システム
を実現することができる。
【0033】徴収情報記憶手段10は、料金徴収依頼を
受けた債権ごとに、徴収情報、口座情報を関連づけて記
憶している。徴収情報記憶手段10に記憶される情報の
データ構造は、概念的には図3に示すような表形式とな
る。
【0034】徴収情報は、債権識別情報、債務者情報、
債権者特定口座情報、請求額、支払期限、徴収状況ステ
ータスなどを含んで構成される。
【0035】債権識別情報は、債権をユニークに識別す
るための情報であり、数字、文字、記号等を組み合わせ
た情報として構成することができる。債権識別情報は、
例えば、本収納代行システム2において設定した債権者
の識別情報と、債権者が設定した債権の管理番号を組み
合わせて構成することができる。
【0036】債務者情報は、債務者の住所、氏名等の個
人情報の他、債務者識別情報を含んで構成される。債務
者識別情報は、債務者をユニークに識別するための情報
であり、例えば、基礎年金番号、保険証番号、納税番
号、免許証番号、パスポート番号、債務者住所などの債
務者の個人情報を用いることができるが、本収納代行シ
ステム2において別途生成するように構成してもよい。
その場合、本収納代行システム2は、債権者システム4
から受け付ける債務者の個人情報を検索キーとして、前
記生成した債務者識別情報を検索できるようなデータベ
ースを備えることが望ましい。
【0037】徴収状況ステータスは、料金徴収状況がど
のような段階にあるかを示す情報である。徴収状況ステ
ータスとしては、例えば、「未通知」、「料金徴収未完
了」、「料金徴収完了」、「督促対象」などが考えられ
る。この場合、徴収状況ステータスの初期値は「未通
知」を示すように設定する。
【0038】口座情報は、少なくとも口座の識別情報と
口座の残高を含んで構成される。なお、口座の残高に代
えて/とともに、入出金(振込、引落など)の履歴を含
んでいてもよい。
【0039】口座の識別情報は、入出金システム3にお
いて管理される口座をユニークに識別するための情報で
あり、例えば、口座番号を用いることができる。なお、
入出金システム3が複数ある場合は、入出金システムの
識別情報と口座番号とを組み合わせて口座の識別情報を
構成することが考えられる。
【0040】口座管理情報記憶手段11は、本収納代行
システム2が入出金システム3から取得した口座ごと
に、口座の識別情報に対応づけて、口座の管理情報を記
憶している。
【0041】管理情報は、少なくとも使用状況ステータ
スを含む。使用状況ステータスは、口座に徴収情報が割
り当てられている場合に「使用」、割り当てられていな
い場合に「未使用」を示すステータスである。
【0042】管理情報は、更に、口座の使用事由(どの
ような徴収情報に対応づけられていたか、など)や、未
使用設定日付(使用状況ステータスを「未使用」に設定
した日)といった情報を含むように構成してもよい。
【0043】口座管理情報記憶手段11に記憶される情
報のデータ構造は、概念的には図4に示すような表形式
となる。
【0044】各記憶手段におけるデータの管理や検索に
は、リレーショナルデータベース等の従来のデータベー
ス技術を用いることができる。
【0045】IF手段12は、入出金システム3、債権
者システム4にアクセス可能に構成される。入出金シス
テム3や債権者システム4が制御手段13の管理下にあ
る場合には、IF手段12の機能は、収納代行システム
2に実装されるOSによって提供される。一方、入出金
システム3等が他の独立したコンピュータシステムであ
る場合は、IF手段12は、他のコンピュータシステム
と接続・通信するための通信モジュール(例えば、イン
ターネットを介して接続する場合であれば、PPPドラ
イバ、TCP/IPドライバなど)を備える。
【0046】印刷手段14は、制御手段13からの指示
に従い、債務者に請求額の納付を通知する請求書や督促
状を印刷する機能を備える。ここで、印刷手段14は、
同一の債務者を対象する請求書等については、これらを
一連の連続帳票として印刷するか、又は、それぞれ印刷
したのち連続帳票として一体化する機能を備えることが
望ましい。この場合、連続帳票は、一部の帳票を切り離
して使用しても、他の帳票がバラバラに分離してしまわ
ないように構成されていることが望ましい。なお、印刷
手段14は収納代行システム2外の装置として設けても
よい。
【0047】制御手段13は、収納代行システム2全体
の動作を制御するとともに、各記憶手段を管理して、料
金徴収依頼受付処理、口座割当処理、料金徴収状況判断
処理、通知対象抽出処理などを実行する。図2では、制
御手段13において実行される上記の各処理をそれぞれ
機能手段としてとらえて図示している。なお、制御手段
13は、上記処理以外にも、料金徴収状況などを債権者
に定期的に報告する処理等を実行する。
【0048】以下、料金徴収依頼受付処理(料金徴収依
頼受付手段)、口座割当処理(口座割当手段)、料金徴
収状況判断処理(料金徴収状況判断手段)、通知対象抽
出処理(通知対象抽出手段)について説明する。なお、
各ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順
番を変更して実行することができる。
【0049】(料金徴収依頼受付処理)料金徴収依頼受
付処理とは、債権者システム4から通信ネットワークを
介して債権に関する情報を含む料金徴収依頼を示す情報
を受けつけ、これに基づき徴収情報を作成し、徴収情報
記憶手段10に記憶する処理である。
【0050】制御手段13は、料金徴収依頼を示す情報
を受けつけた場合、債権に関する情報から必要な情報
(債権又は債権者の種別、債権者が設定した管理番号、
債務者情報、債権者特定口座情報、請求額、支払期限な
ど)を抽出し、前記抽出した情報に基づき、図3に示す
ようなデータ構造の徴収情報を作成し、徴収情報記憶手
段10に記憶する。
【0051】通常、債権に関する情報は債権者によって
種々のデータ構造を取る場合が多いが、本実施形態で
は、上記のように、徴収情報について、債権の種別、債
権者の種別等に依存しない所定のデータ構造に統一して
取り扱う構成となっているため、複数の債権者からの料
金徴収依頼に柔軟に対応することが可能となっている。
【0052】なお、債権者システム4から情報を受け付
ける方法としては、通信ネットワークを介する方法に限
られず、例えば、債権者システム4において必要な情報
を記載した依頼書を作成し、収納代行システム2におい
て前記依頼書をOCR等で読み込むことで情報を受け付
けるように構成してもよい。
【0053】ここで、制御手段13は、債務者識別情報
として債務者の個人情報をそのまま用いる場合は、債権
に関する情報から予め定めた特定の個人情報を抽出し、
前記抽出した個人情報を債務者識別情報として徴収情報
記憶手段10に記憶する。
【0054】一方、債務者識別情報として本収納代行シ
ステム2が生成する識別情報を用いる場合は、債務者の
個人情報と該債務者に付与した債務者識別情報の対応関
係を記憶しておき、債権者システム4から料金徴収依頼
を示す情報を受けつけた際に、前記対応関係を参照し
て、債権に関する情報に含まれる個人情報に基づいて当
該債務者に既に債務者識別情報が付与されているかどう
かを判断する。そして、付与されている場合は当該付与
された債務者識別情報を徴収情報記憶手段10に記憶
し、付与されていない場合には新たに生成した債務者識
別情報を徴収情報記憶手段10に記憶する。
【0055】(口座割当処理:図5参照)口座割当処理
とは、上述の処理において作成した徴収情報に入出金シ
ステム3が管理する口座を割り当て、かかる割り当てた
口座の情報を徴収情報記憶手段10に記憶する処理であ
る。かかる処理は、料金徴収依頼受付処理に引き続き、
実行される。
【0056】制御手段13は、口座管理情報記憶手段1
1を参照し、使用状況ステータスが「未使用」を示す口
座(未使用口座)が存在するかどうかを判断する(S1
00)。
【0057】未使用口座が存在しない場合、制御手段1
3は、該徴収情報に割り当てるべき口座について、入出
金システム3に口座開設要求を示す情報を通知する(S
101)。かかる口座開設要求を示す情報には、入出金
システム3において振り替え処理が行えるように、該徴
収情報に含まれる債権者特定口座情報を含めておくこと
が望ましい。入出金システム3では、口座開設要求を示
す情報を受けつけ、かかる情報に基づき要求があった口
座数分だけ口座を開設して口座番号を確保し、収納代行
システム2に通知する。
【0058】制御手段13は、入出金システム3より口
座番号を受けつけ、口座管理情報記憶手段11に該口座
番号を登録するとともに、対応する使用状況ステータス
について「使用」を示すように設定する(口座の取
得)。また、該口座番号を該徴収情報に対応する口座番
号として徴収情報記憶手段10に記憶する(口座の割
当)(S102)。
【0059】一方、未使用口座が存在する場合、制御手
段13は、未使用口座再使用処理を実行する(S10
3)。具体的には、未使用口座の一つを選択し、口座管
理情報記憶手段11を参照して前記選択した未使用口座
に対応する使用状況ステータスについて「使用」を示す
ように変更する。また、前記選択した未使用口座の口座
番号を該徴収情報に対応する口座番号として徴収情報記
憶手段10に記憶する(口座の割当)。そして、入出金
システム3に対し、前記選択した未使用口座を該徴収情
報に割り当てたことを通知する。かかる通知には、入出
金システム3において振り替え処理が行えるように、該
徴収情報に含まれる債権者特定口座の情報を含めておく
ことが望ましい。
【0060】ここで、管理情報に含まれる使用事由や未
使用設定日付といった情報に基づき、一定の条件のもと
で未使用口座を選択するように構成してもよい。例え
ば、直前において所定の徴収情報に対応づけられていた
未使用口座は、未使用期間が一定以上となるまで選択し
ない(再使用しない)といった運用方法が考えられる。
【0061】口座を割り当てたのち、制御手段13は、
収納代行初期処理を実行する(S104)。具体的に
は、まず入出金システム3に対し、前記割り当てた口座
について、該口座の残高が請求額に相当するマイナス残
高となるように、出金処理(口座から請求額を引き落と
す処理)の依頼を通知する。また、徴収情報記憶手段1
0を参照し、該徴収情報に対応する口座の残高を前記マ
イナス残高となるように設定する。
【0062】本実施形態では、徴収情報の作成にリンク
させて口座を取得するように構成しており、更に、口座
管理情報記憶手段11において取得済みの口座について
管理情報を記憶しておき、これを参照して未使用の口座
がないことを条件として入出金システム3に口座開設要
求を通知する構成としているため、予め口座番号を一括
して取得する従来の構成と比較し、実際に使用する分の
口座のみを効率よく取得することができる。
【0063】(料金徴収状況判断処理:図6参照)料金
徴収状況判断処理とは、入出金システム3より口座の残
高を取得し、これに基づき徴収情報記憶手段10の記憶
内容を更新して料金徴収状況を判断する処理である。か
かる処理は、所定の期間(例えば1日)ごとに定期的に
実行されることが望ましい。ただし、必要に応じて債権
者や収納代行システム2の運営者の指示に基づいて任意
のタイミングで実行されるように構成してもよい。
【0064】制御手段13は、徴収情報記憶手段10に
記憶する各徴収情報について、対応する口座番号を読み
出す。そして、入出金システム3にアクセスし、前記読
み出した口座番号に対応する口座の残高を取得する(S
200)。
【0065】次に、制御手段13は、前記取得した残高
に基づき、徴収情報記憶手段10に記憶する各徴収情報
に対応する残高を更新する(S201)。なお、収納代
行システム2が利用する各口座は、原則として、口座割
当時において出金処理(収納代行システム2による引
落)が行われた後は、入金処理(債務者による振込)の
みが実行される口座であるため、S201の更新では残
高は単調増加していくはずである。従って、更新により
残高が減少した場合は通常の更新ではないとしてアラー
ムを出力するように構成することが考えられる。
【0066】次に、制御手段13は、更新後の残高に基
づき料金徴収状況を判断する(S202)。制御手段1
3は、残高が0になっている場合は料金徴収が完了した
と判断し、該徴収情報の徴収状況ステータスを「料金徴
収完了」に変更する(S203)。そして、前記口座管
理情報記憶手段11に記憶する対応する口座の使用状況
ステータスについて「未使用」を示すように変更する
(S204)。先に説明したように、各口座の残高の初
期値は、請求額に相当するマイナス残高となるように設
定されるため、残高が0になるということは、債務者が
請求額全額を振り込んだこと、すなわち、料金徴収が完
了したことを意味するからである。なお、徴収状況ステ
ータスが「料金徴収完了」を示す徴収情報については、
必要に応じて所定期間後に徴収情報記憶手段10から削
除することが望ましい。
【0067】一方、制御手段13は、残高がマイナスの
値となっている場合は料金徴収が完了していないと判断
する。そして、徴収情報記憶手段10を参照して該債権
の支払期限を読み出し、支払期限を経過していない場合
は、該徴収情報の徴収状況ステータスを「料金徴収未完
了」に変更する(S205)。一方、支払期限を経過し
ている場合は、該徴収情報の徴収状況ステータスを「督
促対象」に変更する(S206)。
【0068】更に、残高がプラスの値となっている場合
(0を超える場合)は、何らかの手違い等により債務者
が余分にお金を振り込んだもの(超過振込があったも
の)と判断する。この場合、料金徴収は完了していると
見なすことができるため、該徴収情報の徴収状況ステー
タスを「料金徴収完了」に変更するとともに(S20
7)、使用状況ステータスについて「未使用」を示すよ
うに変更する(S208)。そして更に、超過振込対処
処理を行う(S209)。具体的には、例えば、債務者
が自己の口座を開設している入出金システムがある場合
であれば(かかる入出金システムは必ずしも入出金シス
テム3と同一である必要はない)、かかる入出金システ
ムに対し債務者口座に残高金額(超過金額)を振り込む
ように通知するか、又は、残高金額の情報を超過振込が
あったことを示す情報とともに債権者に通知するように
構成することが考えられる。
【0069】このように、本実施形態では、収納代行シ
ステム2が、料金徴収が完了/未完了、超過振込といっ
た料金徴収状況を判断する構成となっているため、請求
事由の発生から料金等の徴収が完了するまでにわたり、
債権者が自ら口座の残高等を定期的にチェックして料金
徴収状況を判断する必要はない。また、口座の残高の初
期値を請求額に相当するマイナス残高となるように設定
しておくことで、残高が0となっている場合は料金徴収
完了、マイナスの値となっている場合は料金徴収未完
了、プラスの値となっている場合は超過振込というよう
に、料金徴収状況の判断を簡易に行うことができる。更
に、いったん徴収情報に割り当てられた口座でも、料金
徴収が完了した場合は未使用口座として管理されるた
め、口座割当処理において他の徴収情報(他の債権、他
の債務者)に割り当てることができ、結果として、口座
の利用効率を向上させ、口座の管理コストを削減するこ
とができる。
【0070】(通知対象抽出処理:図7参照)料金徴収
状況判断処理とは、料金徴収状況に基づいて債務者に通
知すべき徴収情報等を抽出し、印刷手段14に請求書や
督促状の印刷を指示する処理である。
【0071】制御手段13は、徴収情報記憶手段10を
参照し、徴収状況ステータスが「未通知」又は「督促対
象」となっている徴収情報を抽出し、前記抽出した徴収
情報及びこれに対応する口座情報を読み出す(S30
0)。
【0072】次に、前記読み出した徴収情報について、
徴収情報に含まれる債務者識別情報に基づき、債務者ご
とに区分する(S301)。
【0073】次に、同一債務者に区分された徴収情報に
ついて、徴収情報に含まれる支払期限に基づきソーティ
ングする(S302)。なお、「請求書未発行」のもの
と「督促対象」のものを分類して、それぞれソーティン
グを行ってもよい。
【0074】次に、住所等の債務者情報に基づき、配送
経路が最適となるように配送ルートを決定する(S30
3)。配送ルートの決定方法としては、例えば特開20
00−293572号公報に記載の従来方法等を用いる
ことができる。
【0075】最後に、制御手段13は、区分されソーテ
ィングされた徴収情報を前記決定した配送ルート情報と
ともに印刷手段14に出力する(S304)。印刷手段
14は、例えば、同一債務者に区分された徴収情報につ
いて、ソーティングされた順番の一連の連続帳票となる
ように、徴収状況ステータスに応じて請求書又は督促状
の印刷を実行する。また、例えば、配送業者へ配送ルー
トの情報を提供できるように、地図情報等とともに配送
ルートの印刷を実行する。印刷された請求書等は、郵便
や配送業者により債務者宛に配送されることになる。
【0076】従来においては、債権ごとに別々に請求書
等が発行・送付されていたため、債権者において事務処
理の負担が大きいというという問題のみならず、債務者
においても請求書等の管理が煩雑になるという問題があ
った。特に、複数の請求書等が支払期限に関わらず個別
に送付されてくると、支払をうっかり忘れてしまうとい
った事態も生じ易くなる。
【0077】本実施形態では、収納代行システム2が、
債務者にユニークな債務者識別情報を付与して徴収情報
を管理し、債務者識別情報に基づき請求書等を発行する
構成となっているため、債権者の事務処理の負担を軽減
することができる。更に、請求書等が債務者ごとにまと
めて発行されるため、債務者にとっても請求書等の管理
が容易となる。更に、支払期限に基づきソーティングを
行って請求書の発行を行うことで、債務者に対し支払期
限に関する注意をより強く喚起することができ、支払期
限を経過してしまうというヒューマンエラーを軽減する
ことができる。更に、配送ルート情報についても併せて
提供することで、配送に関わるコストも削減することが
可能となる。
【0078】(その他)本発明の他の実施形態として、
情報処理プログラム、又は前記情報処理プログラムを記
録した記録媒体が考えられる。記録媒体としてはCD−
ROM、磁気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体
を用いることができる。
【0079】この場合、情報処理プログラムは、通信ネ
ットワークを介して、又は記録媒体からデータ処理装置
に読み込まれ、データ処理装置の動作を制御する。デー
タ処理装置は情報処理プログラムの制御により、本発明
の実施形態における制御手段13による処理と同一の処
理を実行する。
【0080】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されることなく種々に変形して適用することが可能であ
る。例えば、本実施形態では、通知対象として抽出した
徴収情報について請求書等を印刷する構成となっている
が、請求書等を印刷する代わりに、電子メールなどによ
り必要な情報を債務者に通知するように構成してもよ
い。
【0081】また例えば、支払期限を経過している債権
に対しては、支払期限を設定し直すとともに新たに口座
を割り当て、再度請求書を発行するように構成してもよ
い。この場合、当初の支払期限からの経過期間や債権の
種類などに応じて延滞利息などを算出し、債権金額に加
算するように構成することが考えられる。また、支払期
限を経過した回数(延滞回数)を記憶しておき、その回
数に応じて「債権者に通知せずに督促状を発行する」
「債権者に通知した上で督促状を発行する」「督促状を
発行せずに債権者に通知する(徴収情報の管理を債権者
に移管する)」というように処理を切り替える構成とし
てもよい。
【0082】また例えば、一定の条件のもと、入出金シ
ステム3に対して口座を返却するように構成してもよ
い。この場合、制御手段13は、返却する口座の情報を
口座管理情報記憶手段11から削除するとともに、入出
金システム3に該口座の口座閉鎖要求を示す情報を通知
する。返却する条件としては、例えば、未使用口座がα
以上ある場合にαを超える分の口座について返却する
(すなわち、未使用口座としてプールしておく最大口座
数をαとする)、未使用期間が一定以上となっている未
使用口座を返却する、といったものが考えられる。
【0083】また例えば、債務者が所定の入出金システ
ムに自己の口座(債務者口座)を開設している場合は、
前記所定の入出金システムに対して、債務者口座から債
権金額を引き落とすように指示する構成としてもよい。
この場合、引き落とされた資金は入出金システム3の割
当口座に振り込まれることになり、請求書の代わりに引
落通知書等が発行されることになる。
【0084】また例えば、収納代行初期処理において、
必ずしも入出金システム3の口座残高についてはマイナ
ス残高としなくてもよい。徴収情報記憶手段10に記憶
する口座残高をマイナスとして管理しておけば、収納代
行システム2は料金徴収状況の判断を行うことができる
からである。更に、マイナス残高として管理する代わり
に、残高(総振込額)=請求額が成立するかどうかで、
料金徴収が完了しているかどうかを判断しても良い。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、収納代行システムが口
座の情報を管理する機能と料金徴収状況を判断する機能
を併せ持つため、料金徴収に関する債権者の負担を軽減
することができる。
【0086】また、取得した口座について口座の使用状
況を示す管理情報を記憶しておくことで、実質的に必要
な分だけ口座を取得するとともに、口座の使用が終了し
た場合に、該口座を他の債権、他の債務者に割り当てる
ことが可能となり、口座の利用効率を向上させ、管理コ
ストの削減を図ることができる。
【0087】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理システムの全体構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明に係る収納代行システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図3】徴収情報記憶手段におけるデータ構造を説明す
るための図である。
【図4】口座管理情報記憶手段におけるデータ構造を説
明するための図である。
【図5】口座割当処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図6】料金徴収状況判断処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図7】通知対象抽出処理の流れを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 情報処理システム 2 収納代行システム 3 入出金システム 4 債権者システム 10 徴収情報記憶手段 11 口座管理情報記憶手段 12 IF手段 13 制御手段 14 印刷手段

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 債権者から受けつけた徴収依頼情報に基
    づき、徴収情報を作成する受付手段と、 前記作成した徴収情報に、複数の口座について各口座の
    残高を管理する入出金システムの口座を割り当てる割当
    手段と、 徴収情報に対応づけて、割り当てられた口座の識別情
    報、該口座の残高を少なくとも記憶する記憶手段と、 前記入出金システムより口座の残高を取得し、これに基
    づき前記記憶手段の記憶内容を更新して、料金徴収状況
    を判断する判断手段と、 料金徴収状況に基づいて債務者に通知すべき徴収情報を
    抽出する抽出手段と、を備えることを特徴とする収納代
    行システム。
  2. 【請求項2】 更に、前記入出金システムの口座に関し
    て、該口座の使用状況を記憶する第2記憶手段を備え、 前記割当手段は、前記第2記憶手段を参照し、 使用状況が未使用を示す口座がある場合は、これを徴収
    情報に割り当てるとともに、その使用状況について使用
    を示すように変更し、 使用状況が未使用を示す口座がない場合は、前記入出金
    システムより口座を取得し、かかる取得した口座を徴収
    情報に割り当てるとともに、その使用状況について使用
    を示すように設定し、 前記判断手段は、料金徴収完了と判断した場合、前記第
    2記憶手段に記憶する対応する口座の使用状況について
    未使用を示すように変更することを特徴とする請求項1
    記載の収納代行システム。
  3. 【請求項3】 前記割当手段は、前記割り当てた口座に
    ついて、該口座の残高が徴収金額に相当するマイナス残
    高となるように設定し、 前記判断手段は、口座の残高が0に等しいか又は0以上
    となっている場合に、料金徴収完了と判断することを特
    徴とする請求項1又は2記載の収納代行システム。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、口座の残高が0を超え
    る場合に超過振込と判断することを特徴とする請求項3
    記載の収納代行システム。
  5. 【請求項5】 前記判断手段は、支払期限を経過しかつ
    口座の残高がマイナス値を取る場合に督促対象と判断す
    ることを特徴とする請求項3又は4記載の収納代行シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記徴収情報は、債権の種別、債権者の
    種別等に依存しない統一データ構造で構成される情報で
    あることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に
    記載の収納代行システム。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段は、徴収情報に対応づけ
    て、各債務者にユニークな情報を記憶していることを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の収納代
    行システム。
  8. 【請求項8】 前記抽出手段は、前記ユニークな情報に
    基づき徴収情報を債務者ごとに区分することを特徴とす
    る請求項7記載の収納代行システム。
  9. 【請求項9】 前記抽出手段は、前記区分した同一債務
    者の徴収情報について、支払期限に基づきソーティング
    することを特徴とする請求項8記載の収納代行システ
    ム。
  10. 【請求項10】 債権者や債務者との情報の送受、入出
    金システムとの情報の送受の少なくともいずれかについ
    て、通信ネットワークを介して行うことを特徴とする請
    求項1乃至9のいずれか1項に記載の収納代行システ
    ム。
  11. 【請求項11】 債権者から受けつけた徴収依頼情報に
    基づき、徴収情報を作成する受付工程と、 前記作成した徴収情報に、複数の口座について各口座の
    残高を管理する入出金システムの口座を割り当てる割当
    工程と、 徴収情報に対応づけて、割り当てられた口座の識別情報
    と該口座の残高とを管理し、該口座の残高に基づいて料
    金徴収状況を判断する管理判断工程と、 料金徴収状況に基づいて債務者に通知すべき徴収情報を
    抽出する抽出工程と、を備えることを特徴とする収納代
    行方法。
  12. 【請求項12】 前記割当工程は、 前記入出金システムの口座に関して該口座の使用状況を
    参照する工程と、 使用状況が未使用を示す口座がある場合に、かかる未使
    用を示す口座を徴収情報に割り当てるとともに、その使
    用状況について使用を示すように変更する工程と、 使用状況が未使用を示す口座がない場合に、前記入出金
    システムより口座を取得し、かかる取得した口座を徴収
    情報に割り当てるとともに、その使用状況について使用
    を示すように設定する工程と、を含み、 前記管理判断工程は、料金徴収完了と判断した場合、対
    応する口座の使用状況について未使用を示すように変更
    する工程を含むことを特徴とする請求項11記載の収納
    代行方法。
  13. 【請求項13】 前記割当工程は、前記割り当てた口座
    の残高が徴収金額に相当するマイナス残高となるように
    設定する工程を含み、 前記管理判断工程は、口座の残高が0に等しいか又は0
    以上となっている場合に、料金徴収完了と判断する工程
    を含むことを特徴とする請求項12記載の収納代行方
    法。
  14. 【請求項14】 前記管理判断工程は、口座の残高が0
    を超える場合に超過振込と判断する工程を含むことを特
    徴とする請求項13記載の収納代行方法。
  15. 【請求項15】 前記管理判断工程は、支払期限を経過
    しかつ口座の残高がマイナス値を取る場合に督促対象と
    判断する工程を含むことを特徴とする請求項13又は1
    4記載の収納代行方法。
  16. 【請求項16】 前記徴収情報は、債権の種別、債権者
    の種別等に依存しない統一データ構造で構成される情報
    であることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか
    1項に記載の収納代行方法。
  17. 【請求項17】 前記管理判断工程は、徴収情報に対応
    づけて各債務者にユニークな情報を管理する工程を含む
    ことを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に
    記載の収納代行方法。
  18. 【請求項18】 前記抽出工程は、前記ユニークな情報
    に基づき徴収情報を債務者ごとに区分する工程を含むこ
    とを特徴とする請求項17記載の収納代行方法。
  19. 【請求項19】 前記抽出工程は、前記区分した同一債
    務者の徴収情報について、支払期限に基づきソーティン
    グする工程を含むことを特徴とする請求項18記載の収
    納代行方法。
  20. 【請求項20】 債権者や債務者との情報の送受、入出
    金システムとの情報の送受の少なくともいずれかについ
    て、通信ネットワークを介して行うことを特徴とする請
    求項11乃至19のいずれか1項に記載の収納代行方
    法。
  21. 【請求項21】 請求項11乃至20のいずれか一項に
    記載の収納代行方法をコンピュータで実行させるための
    プログラム。
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