JP2003030471A - 注文者認証機能を有する電子商取引提供システム - Google Patents
注文者認証機能を有する電子商取引提供システムInfo
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Abstract
通信端末を利用して可能にし、ネットワークショッピン
グに関連する一連の業務の統合化を図る。 【解決手段】 電子商取引サーバは、ネットワーク上に
存在する仮想店舗に注文者利用の通信端末からアクセス
して商品の購入を注文させ、自宅以外の取次業者での購
入対象商品の受け取りを可能にする電子商取引サーバで
あって;注文者利用の通信端末を通してそれぞれ通知さ
れる前記購入対象商品の注文情報及び前記購入対象商品
の受け取り希望の取次業者を指定する情報を前記仮想店
舗から受信する受信手段と;前記注文情報に基づいて注
文者毎かつ購入対象商品単位に一義な識別情報を発行す
る発行手段と;注文者利用の通信端末で受信された前記
識別情報を前記取次業者を通して確認する確認手段とを
備える。また、前記発行手段が、前記仮想店舗から受信
した前記注文情報に基づき、一方向関数により注文者毎
かつ購入対象商品単位に一義な前記識別情報を生成する
生成手段を有する。
Description
テムに関し、特に注入者認証機能を有する電子商取引提
供システムに関する。
年、ネットワーク利用環境における電子商取引(EC)
が推進されている。電子商取引提供システムのネットワ
ーク上には、商品販売を目的とした数多くの仮想店舗
(ECショップ)がECサイトとして存在する。
入を行った場合、購入対象商品の受け取りのためには在
宅の必要があり、独身者や共働き家庭では、この必要性
が障壁になる。
トア(以下、単にコンビニと記載することもある)等の
小売業者の店頭で購入対象商品の引き渡しを可能とする
仕組みがあり、利便性は高くなった。しかし、注文者
(購入者または消費者と記載することもある)の立場か
らは、まだ利用しにくいところが存在する。
品をコンビニ等の小売業者(取次業者)の店頭において
受け取る場合、ECショップと取次業者とが、商品の配
送受け付け、引き渡し代行、更に決済業務に関する契約
を行う必要がある。
ップが、購入対象商品の受け渡し等の業務を行う取次業
者のそれぞれと契約を結ぶことは現実的には不可能であ
る。このため、注文者は購入対象商品の受け取りを希望
する任意の取次業者を指定できず、利用するECショッ
プが限定される結果となり、注文者の欲求を満足してい
ない。
商品を受け取る場合、注文者の本人確認は商品注文時に
予め渡された記録紙等を提示することで行われており、
その信憑性には課題が残っている。
の商品配送時には、注文者への商品引き渡し状況を宅配
業者に確認することができるが、コンビニ等の取次業者
へ商品を配送した場合は、注文者の商品受け取りを判断
できない問題がある。これにより、ECショップは注文
者に行うべきアフターケア等のサービス開始時期を確定
し難くなる。
の電子商取引提供システムにおいては、注文者がECシ
ョップから購入した対象商品をコンビニ等の取次業者店
頭で引き取れるようになり、利便性が向上したが、注文
者は最寄りのコンビニなど希望する取次業者を指定でき
ない。
象商品の引き取り時、注文者確認の高い信憑性の仕組み
がない。
送とは異なり、注文者による商品受け取りに取次業者が
介在し、タイムラグが生じるため、商品購入後の適切な
顧客管理のタイミングを失うことを免れない。
は、経済的要因から注文者に有利なサービスを提供する
ことが難しい。
れらの要因が存在する従来の電子商取引提供システムに
おいては、ECマーケットの繁栄を期待することができ
ない。
し、電子商取引の発展を推進可能な手法を提供すること
にある。
に、本発明の第1の電子商取引サーバは、ネットワーク
上に存在する仮想店舗に注文者利用の通信端末からアク
セスして商品の購入を注文させ、自宅以外の取次業者で
の購入対象商品の受け取りを可能にする電子商取引サー
バであって;注文者利用の通信端末を通してそれぞれ通
知される前記購入対象商品の注文情報及び前記購入対象
商品の受け取り希望の取次業者を指定する情報を前記仮
想店舗から受信する受信手段と;前記注文情報に基づい
て注文者毎かつ購入対象商品単位に一義な識別情報を発
行する発行手段と;注文者利用の通信端末で受信された
前記識別情報を前記取次業者を通して確認する確認手段
とを備える。
発行手段が、前記仮想店舗から受信した前記注文情報に
基づき、一方向関数により注文者毎かつ購入対象商品単
位に一義な前記識別情報を生成する生成手段を有する。
生成手段が、前記注文情報に含まれる注文者利用の通信
端末対応の電話番号の特定桁数字を前記識別情報に含め
る。
仮想店舗に前記購入対象商品の発送要請を通知し、前記
仮想店舗から前記購入対象商品の発送応答としての宅配
伝票番号を受信する手段を更に備える。
識別情報及び前記購入対象商品の受け取り可能日時を注
文者指定の通信端末に通知し、前記注文情報に含まれた
注文者氏名及び購入対象商品名と前記宅配伝票番号とを
前記購入対象商品の受け取り希望の取次業者に通知する
手段を更に備える。
携帯情報端末等)の新たな利用形態を追加し、注文者の
生活空間の利便性を提供するものであり、好ましくはI
MT−2000(Internatiol Mobile Telecommunicati
on System 2000)次世代移動通信システムにおける技術
を利用し、移動通信端末所有者の認識技術と、ネットワ
ーク上のコンピュータシステムが生成した注文者認証情
報とにより、信憑性の高い認証を行う。
サービス(様々な利用形態、地域を超えて利用可能)の
実現及びマルチメディア通信サービス(インターネット
との高い親和性)の提供等を特徴としている。
は、近い将来Mobile−IPの導入が予想されてい
る。また、IPv6が導入されれば、全ての移動通信端
末にユニークなIPアドレスが割り当てられ、移動通信
端末の電話番号に限定されることなく、端末所有者を認
識することが可能となる。
は、GSM(Global System for Mobile Communication
s)で採用されている接触型ICカード・SIM(Subsc
riber Identity Module)の上位互換ICカードである
接触型ICカード・UIM(Universal Subscriber Ide
ntity Module)の使用が義務付けられている。電話番号
等の加入者情報を移動通信端末に書き込むのではなく、
接触型ICカード・UIMに書き込むことになる。
に接続(差し込む)ことにより、ユーザは自由に移動通
信端末を使い分けることが可能になり、クレジット機能
を加えれば移動通信端末を電子マネー代わりに利用する
ことも可能であるし、個人情報などを記録できるように
すれば個人を証明するID代わりにも使用可能となる。
ショップで商品を購入し、その購入対象商品の受取りを
注文者の希望するコンビニなどの取次業者を指定した場
合、電子商取引サービスを提供するネットワーク上のコ
ンピュータシステムは、商品受取りに必要な認証情報
(注文者認証識別子)を通信端末の電話番号等から一方
向関数などの暗号化技術を使用して生成し、注文者が日
常的に携帯または利用する通信端末に自動送信する。
キーに購入対象商品の配送状態を確認したり、コンビニ
店頭での商品受取り時に店員に表示、もしくはコンビニ
店頭のPOS端末へ通信端末に蓄積している認証情報を
転送することで、注文者の認証が行われ、同時に商品受
け取りを示す情報を通信端末やコンビニのPOS端末か
らネットワーク上のコンピュータシステムに通知する。
取りが終了した旨を注文を受けたECショップに通知
し、ECショップは注文者に対する商品購入後のアフタ
ーケアのサービス段階にスムーズに移行できる。
電子商取引サービスに関係する各企業(コンビニやキヨ
スクなどの取次業者、宅配業者、決済機関等)の事業ネ
ットワークと接続することで、注文者がネットワーク上
で行う商品購入に関する一連の商行為に必要となる情報
を統括、統合する事業が可能となる。
手続きや信用保証等をコンピュータシステムが吸収、実
現することで、新たなネットワークの経済価値を創出す
ることができる。
て図面を参照して説明する。
の一実施の形態におけるシステム構成を示す図1を参照
すると、電子商取引提供システム1は、IP(Internet
Protocol)通信ネットワークとしてのインターネット
2を備える。
C)サービスの提供を制御するコンピュータシステム3
と、仮想店舗(ECショップ)4と、運送会社などの宅
配業者5と、銀行及び決済代行業者を含む決済機関6と
を収容している。
ation Service Provider)の所有するエージェント(取
引代行)サーバであり、後に詳述するように、図2に示
す構成を採る。この例では、コンピュータシステム3は
インターネット2に直接収容の形態を採っているが、個
別のネットワークに収容され、ゲートウエイを介してイ
ンターネット2に接続されてもよい。
6は、後に述べるコンビニ店舗などとともに、ECサー
ビスのビジネスパートナーを形成する。ECショップ
4、宅配業者5及び決済機関6は、厳密には、インター
ネット2に収容されるそれぞれ少なくとも1つのサーバ
コンピュータである。
体通信網7を備える。移動体通信網7はインターネット
2及びコンピュータシステム3にそれぞれプロトコル変
換機能などを有するゲートウエイGW1,GW2を介し
て接続されている。ここでは、移動体通信網7は1つの
通信網として図示しているが、厳密には、複数の移動通
信事業者(キャリア)がそれぞれ運営する複数の移動体
通信網から構成される。また、CATV(Cable Televi
sion)伝送路を通信に利用する場合、移動体通信網7は
CATV網と関係する。
て携帯端末(通信端末)8が収容されている。携帯端末
8としては、コンピュータシステム3との通信機能、情
報表示機能、及び情報指定機能が有れば、i−mode
(登録商標)、EZweb(登録商標)またはJ−スカ
イ等の携帯電話端末、及び携帯情報端末(PDA)など
の単体または複合体のいずれであってもよい。
が購入対象商品を受け取るときに必要な注文者認証識別
子(ASP−ID)をコンピュータシステム3から受信
し、受信した注文者認証識別子を商品受け取り先(ここ
では、コンビニエンスストア)に提示し易いように、移
動体の通信端末であることが必要である。
リカード(ICカード)として接触型カード(UIM、
SIMカード)または非接触型カードを利用することに
より、注文者認証識別子を受信した通信端末を持参する
ことなく、注文者が購入対象商品を商品受け取り先の取
次業者で受け取ることを可能にしている。
形態を採る場合、携帯端末8に代替して、Lモード対応
の固定電話端末、または情報端末としてのパーソナルコ
ンピュータなどの通信端末であってもよい。携帯端末8
に代替してこれらの通信端末を利用する場合、固定電話
網またはCATV網など対応する通信事業者網が介在す
ることになる。
ーソナルコンピュータなどの情報端末9を収容してい
る。この情報端末9としてLモード対応の固定電話端末
を利用することも可能である。情報端末9としては、対
象ECサイト(Webサイト)のコンテンツ(情報)指
定機能及びコンテンツ表示機能と、コンピュータシステ
ム3との通信機能とが有ればよい。
者に商品の購入を可能にする通信端末である。したがっ
て、これらの通信端末は、インターネット2上に存在す
る種々の情報に、対応の通信事業者網を経由するか直接
にアクセスし、情報を閲覧及び視聴できる機能と、情報
を管理する種々の目的を持つコンピュータシステム3と
の必要な情報の通信ができる機能とを備えている。
は、プロトコル変換機能などを有するゲートウエイGW
3を介して、第1,第2及び第3の取次業者ネットワー
ク10,11及び12がコンピュータシステム3に接続
されている。
・POSシステム)10は取次業者として複数のコンビ
ニエンスストア(コンビニ店舗A)13,14を収容し
ている。第2の取次業者ネットワーク(コンビニB・P
OSシステム)11は取次業者としてコンビニエンスス
トア(コンビニ店舗B)15を収容している。
ビニC・POSシステム)12は取次業者としてコンビ
ニエンスストア(コンビニ店舗C)16を収容してい
る。コンビニ店舗13,14,15,16はPOS端末
をそれぞれ有する。
大規模の第1の取次業者ネットワーク10には、ファイ
アウォール機能を有するゲートウエイGW4を介して、
納入業者、流通業者、宅配業者などの既存の各種ネット
ワーク17が接続され、通常の各種サービスが消費者に
提供されている。
帯端末8及び情報端末9を接続するネットワーク7,2
と、商品購入に伴い発生する決済業務や配送等の物流業
務のネットワークと、注文者に購入対象商品を受け取る
場所を提供する小売り及び流通業者の業務ネットワーク
とからなる広域ネットワークにおいて構成される。
は、インターネット2上に存在するECショップ4から
商品の購入が可能な携帯端末8及び情報端末9を通して
注文者が商品を購入する場合、ネットワーク(オンライ
ン)ショッピングにおける購入対象商品の受け取りを自
宅以外の場所で行い、そのときの注文者の本人認証を携
帯端末8などを利用して可能にし、ネットワークショッ
ピングに関連する一連の業務の統合化を図る電子商取引
サービスを提供することができ、このために次に述べる
コンピュータシステム3を備える。
バ)〕電子商取引サービスの提供を制御するコンピュー
タシステム3は、ASPの所有するASPサーバであ
り、図2に詳細構成を示すように、メイン制御部30,
インタフェース部(通信制御部)31,ユーザ認証部3
2,ASP−ID生成部33,ASP−ID管理部3
4,データベース(DB)35,データベース管理部3
6,データベース37,及びデータベース管理部38か
ら構成される。
3の各機能部への情報の振り分けを行い、各機能部を統
括管理する。インタフェース部31はコンピュータシス
テム3と他ネットワークとの接続を可能とする。また、
インタフェース部31は注文者の携帯端末8または情報
端末9にASP−IDを表示し、記録させるために通知
する。
り時、注文者の本人認証(ユーザ認証)のために、取次
業者としてのコンビニ店舗のPOS端末からコンピュー
タシステム3に通知される注文者認証識別子(ASP−
ID)の照合を行う。
発送処理完了後、注文情報に含まれる注文者(ユーザ)
の指定する携帯端末8の電話番号(携帯端末番号)等の
情報から一方向関数であるハッシュ関数等を用いて、ユ
ーザ認証に使用する一義的な管理番号としてASP−I
Dを生成する。このASP−IDは注文者毎かつ購入対
象商品単位(同時受け取り対象の少なくとも一種類の購
入対象商品)に一義である。
4が返信する宅配伝票番号の受信を契機に、注文者への
商品発送処理が完了したと判断し、生成したASP−I
Dと購入対象商品の到着予定日時とを注文者の指定する
携帯端末8に通知する。
ECショップ4から通知される日付、注文者情報、商品
情報、店舗情報を含む注文情報を格納する。
情報(ASP−IDを含む)を一定期間管理する。ま
た、データベース管理部36は次の機能を有する。
有効期間満了)後にデータベース35の格納情報を消去
する。
らの配送状況、商品内容、及び価格等に関する問合せに
対し、リンクされたデータベースを含むデータベース3
5を検索し、結果を注文者利用の通信端末に返送する。
の到着を注文者に通知するために、コンビニ店舗から通
知される商品到着情報を受信し、データベース35を更
新、管理する。
旨の通知をコンビニ店舗から受信し、データベース35
を更新し、ECショップ4へ通知する。
と発生する手数料との支払いに必要な情報を注文者の取
引銀行をはじめとする決済機関6に通知する。
ジネスパートナーの情報とコンビニ等の商品受け渡し場
所とを店舗リストとして記録する。
品受け渡し店舗リストの管理や商品発送処理の管理を行
い、次の機能を有する。
トを定期的に更新する。
報、商品情報、及び受け取りコンビニ店舗名等の商品発
送要請を通知する。
してECショップ4から返信された情報を受信し、デー
タベース37を更新、管理する。なお、ECショップ4
は、注文者の注文した商品の発送手続きが完了したこと
を示すために、宅配伝票番号をデータベース管理部38
より通知された商品発送要請に加味して商品発送応答と
して返信する。
信しない場合には、規定回数回要請通知を繰り返し、更
に応答が無い場合にはサービス利用不可と判断し、対応
ECショップ4をブラックリスト化する。また、商品注
文者に対してその旨を通知する。
ハードディスクから主記憶部(図示省略)にロードされ
る電子商取引サービス提供プログラム(処理実行プログ
ラム)に基づき、上記各機能部30〜38が協働して、
上述した各機能を遂行する。
は、注文者からの入力情報に基づいてデータベース35
の記録内容を注文者毎に生成し、構成する。図3は注文
者からの入力情報の一例を示す。注文者はECショップ
4での商品購入時に情報端末9を通して必要情報の入力
を行う。
り可能日時などの通知を希望する指定携帯端末8の電話
番号(MSN)、注文者氏名、住所、注文者電話番号
(連絡先になる自宅の固定電話端末の電話番号)、商品
名及び個数、商品番号、決済方法(クレジット決済の場
合は決済番号(口座番号)を入力し、コンビニ支払いの
場合はその旨を選択)、及び配送先(コンビニ店舗名及
び所在地の選択)を含む。
び入金状態を確認するために、図4に一例を示すパラメ
ータをキーとして、コンピュータシステム3に情報の照
会を実施する。ECショップからの情報照会時における
キーパラメータは、商品名及び商品番号、注文者氏名、
注文日、住所・連絡先、及び宅配先(配送先)を含む。
示す3種類のデータベースを有する。 (1)注文者毎に生成・構成・削除されるデータベース
351 (2)ASP−ID毎に生成・構成・削除されるデータ
ベース352 (3)コンピュータシステム3にて常時管理される各ビ
ジネスパートナー対応のデータベース371,372,
373 ここで、データベース351,352はデータベース3
5に構成される。また、データベース371,372,
373はデータベース37に構成される。データベース
351,352は日毎に管理され、キャンセル有効期間
満了後、順次削除される。
電話番号、注文日、ECショップ名、注文商品名、注文
個数、及びASP−IDを含む。データベース352は
ASP−ID、コンビニ店舗コード、決済機関コード、
宅配業者コード、宅配伝票番号を含む。データベース3
51とデータベース352とは、ASP−IDをキー情
報としてリンケージされている。
れぞれは配送先(コンビニ店舗)コード、決済機関コー
ド、宅配業者コードを格納するためのデータベースであ
る。データベース371はコンビニ店舗コード、コンビ
ニ店舗名、所在地、及び電話番号を含む。
済機関(銀行支店名)、及び口座番号を含む。コンピュ
ータシステム3はECショップ4から通知される決済銀
行情報(商品代金入金先)をデータベース372に基づ
いて管理する。
ド及び宅配業者名を含む。コンピュータシステム3は商
品の配送状況の照会に対応するために、宅配業者コード
及び宅配業者名をデータベース373に基づいて管理す
る。
タシステム3に実行させるためのプログラムは、それぞ
れ図示省略のCD−ROMドライブまたはフロッピー
(登録商標)ディスクドライブにより、CD−ROMま
たはフロッピーディスクから予めハードディスクドライ
ブのハードディスクに格納されている。
ターネット2を介して、この処理実行プログラムをハー
ドディスクに格納するようにしてもよい。上記処理実行
プログラムは、ハードディスクから主記憶部(図示省
略)にロードされ、コンピュータシステム3の各部を制
御して本発明の処理を行わせる。
証識別子(ASP−ID)の生成〕コンピュータシステ
ム(ASP)3は注文者認証に使用するASP−IDを
ユニークな番号として生成する必要がある。これは、A
SP3が注文者毎かつ購入対象商品単位(同時受け取り
対象の少なくとも一種類の購入対象商品)に1つのAS
P−IDを発行することを基調としているからである。
なきものとすることで、購入者本人による商品の受け取
りを確実にし、かつ購入者が商品の配送状況を確認する
ことを可能にする。
入者が連続で異なる取次業者に注文した場合など、受け
取り商品を特定することが困難になるだけでなく、商品
の配送状況を確認することも現実的に不可能となる。
3によるASP−IDの生成方法の一例について説明す
る。暗号化技術のひとつであるハッシュ関数の中で広く
使用されている一方向関数MD5(Message Digest 5)
は128bitのハッシュ値を生成する。
りyを高速に計算できるが、その逆にyからxを求める
ことは困難で膨大な計算時間を要することを特徴として
いる。即時性が求められる移動通信端末の使用環境下に
おいて、高速に乱数(ハッシュ値)を求めることは、即
時性と実用性との面において重要である。
P−IDを生成する具体例について説明するが、同様の
一方向関数であるインターネット標準アルゴリズムMD
4やSHA1を用いても実施可能であるし、他の暗号化
技術(例えば、共通鍵/公開鍵暗号方式、One−Ti
me−Passward方式等)を併用することで、A
SP−IDを生成することも可能である。
ッシュ関数(プログラム)を用いたASP−IDの生成
例を示している。
注文時に入力した入力情報から適当なデータ(例えば、
通信端末電話番号、注文者氏名、住所、IPアドレスな
ど)を選択し、これを入力データ(平文)としてハッシ
ュ関数MD5を用いることで、32桁のハッシュ値(圧
縮文)を出力する。
Dとして用いることも可能であるが、実用性、つまり商
品購入者がASP−IDを正確に記憶したり記録する際
の手間や、商品の配送状態等をASP3へ照会する場合
の通信端末からASP−IDを入力する手間を考慮した
場合、必ずしも適当ではない。
P−IDとして実用性を向上するための好適例を次に示
す。通信端末電話番号、注文者氏名、住所、IPアドレ
スなどの注文者入力情報のうちの通信端末電話番号から
生成されるハッシュ値を次のように仮定する。
XXXX−0400 ハッシュ値:95 04 F7 B0 70 3A 1
F 5E AB 2669 76 28 05 2F
4C (hex) そして、注文者入力情報の通信端末電話番号の下4桁
に、32桁ハッシュ値から連続4桁を組合せたものをA
SP−IDとする。つまり、電話番号の下4桁は「04
00」であるので、この「0400」に上記ハッシュ値
の中から「B070」を組合せ、ASP−ID=040
0B070とする。
るために、生成したASP−ID=0400B070に
ハッシュ値の抽出ルールを示す識別子を追加する。した
がって、注文者へ通知されるASP−IDは、図8及び
図9に示すように、9桁「40400B070」とな
る。
場所から抽出する例としているが、抽出ルールをASP
−ID生成部33で管理することで、非連続4桁でも実
現可能となる。
図1に示す本発明の一実施の形態の電子商取引提供シス
テム1における各種動作例を説明する。
限定を必要にするときを除き、インターネット2、移動
体通信網7、及び取次業者ネットワーク10,11,1
2の介在については説明を省略する。ここでは、第1の
取次業者ネットワーク10に収容されているコンビニ店
舗(POS端末)13における商品受け渡しを例示す
る。
は、コンピュータシステム(ASP)3を電子商取引サ
ービスに関連する各企業(コンビニ店舗、宅配業者、決
済機関、ECショップ)の事業ネットワークと接続する
ことにより、消費者である注文者がインターネット2上
で行う商品購入に関する一連の商行為に必要となる情報
を統括、統合する事業が可能となり、ASP3から注文
者認証識別子としてのASP−IDを送り込み注文者を
特定する。
ビスする場合には、ASP−ネット銀行間で発生する決
済手数料を皆無にできるし、またECショップ4と注文
者とが同一ネット銀行へ口座を開設している場合には、
決済手数料の軽減及び削減を図ることができる。
れ)まず、図1から図6、及び図10から図15を併せ
参照して、電子商取引サービス処理における商品購入か
ら商品受け取り完了までの流れについて説明する。
り完了通知までの過程の商品購入からコンビニ店舗へ商
品が到着するまでを示す。図11は商品購入から受け取
り完了通知までの過程のコンビニ店舗へ商品が到着して
から商品受け取り完了までを示す。
で商品の受け取りと代金支払いとを行う場合の流れを示
す。図13は商品注文者が自分のネット銀行を利用して
商品注文時に支払い手続きを行う場合の流れを示す。図
14は商品受取り時の本人認証処理の流れを示す。
ンターネット2上のECショップ(ECサイト)4から
購入対象商品を注文する。このとき、注文者は情報端末
9に表示される所定の入力フォーマットを通じて必要な
注文情報(図3に示す入力情報)を入力する。
ンビニ」と指定した場合、ECショップ4を通してAS
P3の保有するコンビニ店舗リストを参照できるように
する。つまり、ECショップ4はASP3のデータベー
ス371(図6参照)に格納されているコンビニ店舗コ
ードを含むコンビニ店舗リストをデータベース管理部3
8から入手して、情報端末9に表示する。
た入力情報は、ECショップ4からASP3へ転送され
る。ASP3のデータベース管理部36は受信した入力
情報をデータベース351(図5参照)に格納する。
8)は商品発送要請をECショップ4へ通知する。
業者5から宅配伝票番号を取得してASP3へ返送す
る。ASP3(データベース管理部36,38)はこの
宅配伝票番号を受信し、データベース352を更新、管
理する。これにより、ASP3は商品発送完了と判断す
る。
及びASP−ID管理部34)は、上記入力情報に含ま
れる指定携帯端末8の電話番号に基づいて、商品受け取
り時に必要となるASP−IDを生成し、指定携帯端末
8へメール機能等を使用して通知する。このとき、同時
に商品受け取り可能日時(XX月XX日のXX時以降な
ど)を通知する。
定携帯端末8の電話番号)から商品受け取り時に必要と
なるASP−IDを生成すると同時に、データベース3
51に格納した注文者対応のASP−IDとリンクする
形態でデータベース352を構成する。これらのデータ
ベース351,352の内容は、注文者による商品受け
取り完了後、法令が定める一定期間保持される。
商品受け取り可能日時は、携帯端末8のディスプレイに
図15に示すように表示される。
のASP−ID通知以外に、配送先のコンビニ店舗13
に対して、注文者氏名、商品名、宅配伝票番号などの情
報を通知する。
ンビニ店舗13に商品が到着すると、コンビニ店舗13
はASP3に商品到着情報を通知する。
ニ店舗13にASP−IDを受信した携帯端末8を持参
して、ASP−IDを提示することにより、ASP3
(ユーザ認証部32)による認証後、商品の受け取りを
行うことができる。
場合でも、コンビニ店舗13にてASP−IDを提示す
ることにより、商品の受け取りを行うことができる。具
体的には、注文者は携帯端末8と関係する接触型カード
(UIM、SIMカード)や非接触型カードに記録され
ているASP−IDをコンビニ店舗13のPOS端末に
差し込むか、かざすことにより、商品の受け取りが可能
である。
8を持参した場合には、持参した携帯端末8からBlu
e toothや赤外線等の接続手段を用いてASP−
IDをPOS端末へ送信し、POS端末経由でASP3
へASP−IDを送信する。
データベース管理部36)は、受信したASP−IDに
基づき、商品受取人の氏名(注文者氏名)及び注文商品
名等の必要情報をデータベース351から読み出した
後、コンビニ店舗13のPOS端末に送信し、POS端
末上に表示させる。
に表示された情報が確認された後、商品は注文者へ受け
渡される。
店舗13のPOS端末操作によりASP3へ通知され
る。
6)は、注文者が商品を引き取った旨をECショップ4
に通知する。
6)は、商品注文時、注文者が指定した支払い方法によ
り決済手続きを行い、必要により決済機関6に通知す
る。
せ)次に、図1から図6、図16、図17及び図18を
併せ参照して、電子商取引サービス処理における商品受
け取り完了までの各ビジネスパートナーからの各種問合
せの流れについて説明する。
ユーザからのキャンセルも含む)までの期間における、
各ビジネスパートナー(注文者も含む)からの問合せに
ついて示す。図17は注文者からASPへ購入対象商品
の配送状況を確認する場合の問い合わせ処理フローを示
す。図18は携帯端末から商品の配送確認等の操作を行
う際のメニュー画面のイメージを示す。
可能な端末(Web対応端末)である携帯端末8または
情報端末9からASP3に対して、各種問合せ、つまり
発送済みなのか、配送中なのか、及び未発送なのかを含
む購入対象商品の配送状況、決済日(銀行引き落し日)
の確認、及び入力情報(商品注文時に入力した情報)の
確認を行うことが予想される。
して、ASP3から情報の取得を行う。つまり、注文者
からの情報照会はASP−IDをASP3に通知し、A
SP3はこのASP−IDに基づいて、データベース3
5(351,352)から必要情報を読み出すことで実
現する。
に対して、完了なのか、未完了なのかを含む商品の受け
取り確認、及び商品代金の入金確認の問合せを行うこと
が予想される。
ラメータをキーとして情報の取得を行う。ECショップ
4からの問合せを受けたASP3はコンビニ店舗13及
び決済機関6へ問合せを行う。
して、次の問合せを行うことが予想される。つまり、商
品受け取りの遅延に対する催促のために、ASP3に対
して顧客連絡先等の状況の問合せを行う。このとき、注
文者は宅配伝票番号をキーとして情報の取得を行う。注
文者からのキャンセル依頼に対して、情報の照会とキャ
ンセル依頼を行う。このとき、注文者はASP−IDを
キーとして情報の取得を行う。
る場合)注文者がコンビニ店舗において購入対象商品の
料金を現金で支払う場合には、コンビニ店舗とECショ
ップ4との間で決済に必要な契約が必要となる。さら
に、中小規模のECショップ4が各コンビニ店舗と契約
することは保証などの問題から難しい。
割を果たし、ネット銀行を同時にサービスすることによ
り、ネット銀行の取引先(一般契約加入者も含む)拡大
につながる。
る場合、商品購入から受け取りまでの流れを示す図19
から明らかなように、各ビジネスパートナーには次のよ
うなメリットがある。
入金指示発生における手数料の削減及び軽減が実現でき
る。
座を開設することで、手数料の削減及び軽減が図れるた
め、ネット銀行の取引先拡大につながる。
するネット銀行に口座を開設することで、上記(1)で
のメリットから利益比率の減少を抑制できる。
ト銀行に口座を開設することで、上記(1)でのメリッ
トから、ネット銀行間決済手数料を皆無にできる。つま
り、注文者にとっては、自分の契約するネット銀行とA
SP3の運営するネット銀行とが異なる場合には、ネッ
ト銀行間決済時に手数料が生じるためである。
るネット銀行が同一(ASP3のネット銀行)である場
合には、二者間に生じる決済手数料は皆無であるため、
両者にメリットが生じることになる。
P3以外のこの電子商取引サービスに関係するビジネス
パートナー(コンビニ店舗及び宅配業者)においても、
上記同様のメリットが得られる。
念事項とその解決策)上述した電子商取引サービスを実
施し、購入対象商品を注文者の自宅に直接配送しない場
合、商品注文時に偽りの(例えば、嫌いな人の)携帯端
末8の電話番号を登録するようなことが懸念される。
は、この懸念事項に対処するために、次の解決手法を採
る。
話番号に注文確認のメッセージをASP3が送信し、応
答内容によりこの注文が妥当か否かをASP3が判断
し、以降の処理を進める。
で、携帯端末8の電話番号の入力ミスも判別可能とな
る。ASP3はOK/NGの判定結果をECショップ4
に通知することで、確実な商品購入契約を結ぶことが可
能となる。
係にあるインターネットサービスプロバイダ(ISP)
と加入契約を結んでいることが前提となるが、例えば、
ニフティ事業との連携強化の一貫として契約情報(会員
氏名及び番号等)のデータベースをASP3と共有する
ことで、注文者の身元確認を確実に行うことが可能とな
る。これによって、注文者が虚偽の携帯端末8の電話番
号を登録することを防止できる。
と連携する場合には、上記(2)と同様の理由から、A
SP3は契約情報のデータベースを共有できるため、注
文者が虚偽の携帯端末8で電話番号を登録するという懸
念事項を回避することが可能である。
確認方法)上述したように、商品購入から商品受け取り
完了までの流れの処理においては、手順(4)でASP
3は商品発送要請をECショップ4へ通知することを記
載した。
は商品発送時に宅配業者5から宅配伝票番号を取得して
ASP3へ返送する。ASP3のデータベース管理部3
6はこの宅配伝票番号を受信し、データベース352を
更新、管理する。これにより、ASP3は商品発送完了
と判断することを記載した。
は、これらの処理手順を採ることにより、ASP3は商
品の発送完了を確認した上で、注文者へASP−IDを
通知するため、注文者のネットワークショッピングにお
けるリスク(商品代金を騙し取られる等のトラブル)を
回避することができる。
関係付けの実現の例として、ECショップ(厳密には、
ECショップのWebサイト)4にコンビニ店舗での商
品引き渡し機能提供のために、「ある規定のHTML
(Hyper Text Mark-up Language)記述」を施させる。
これは、ASP3からの商品発送要請とそれに対する商
品発送応答とをしない場合、本機能が提供されないこと
を意味する。
せることにより、次の2つの機能を提供する。 (1)ECショップ4は、ASP3が管理するコンビニ
店舗リストを参照することができる。 (2)ECショップ4は、注文画面の内容、つまりEC
サイトに入力された注文情報をASP3に転送すること
ができる。
付けのために、ASP3はECショップ4との商品発送
処理確認フロー(図22参照)にて取得した商品宅配伝
票番号をASP−IDと対応付けてデータベース352
にて管理し、ASP−IDを注文者の携帯端末8に通知
する。
毎の商品配送状況を統括管理でき、従来の電子商取引サ
ービスの場合には、注文者が購入対象商品の配送状況を
確認することは困難であったが、ASP−IDを使用す
ることで、注文者が商品の配送状況を容易に確認するこ
とが可能となる。
の商品発送処理確認方法について、図20から図23に
詳細を示す。
ンビニ店舗リストを参照する場合の処理フローを示す。
図21はECショップ4からASP3が管理するコンビ
ニ店舗リストを参照する場合の具体的な処理イメージを
示す。図22はASP3からの商品発送要請に関するフ
ローを示す。図23はASP−IDと商品宅配伝票番号
とのリンク処理フローを示す。
ると、 (1)図23の商品注文発生時、ECショップ4からA
SP3への注文情報通知において、ECショップのWe
bサイト上で注文商品コードをパラメータとしてASP
サイトのCGIを起動し、ASPサイトのページをEC
ショップ4のサイトフレーム上で参照できるようにす
る。
SP3において「商品コード」、「配送先店舗コード」
をASP3で記録しデータベース化する。同時に、EC
ショップサイトにおいても同じ情報を記録管理する。
きるため、データ共有のための新たな処理手順を必要と
しない(図21参照)。
後、商品の発送処理手順へ移行する。ASP3は、該当
ECショップ4に対して商品の発送要請を行う。ECシ
ョップ4は該当商品の発送処理を行い、宅配伝票番号を
宅配業者から取得し、ASP3へ応答する。ASP3
は、商品が確かに発送されたことを確認後、ASP−I
Dを生成する。
宅配伝票番号を含む応答を受信できない(応答がない)
場合には、ECショップ4に対して発送要請を規定回数
実施し、タイムアウト(リトライ終了)を待って、該当
ECショップ4のブラックリスト化を行う。このリスト
はASP3のデータベースDB37として管理する(図
22参照)。
ストは、以降、ECショップ4からの商品配送先(コン
ビニ店舗)参照要求毎にECショップ4のブラックリス
ト該当チェックに用いられる。
る場合には、ASP3はECショップ4に対して参照拒
否の処理を行う(図20)。
ップ4のWebサイトからCGIを用いてASPサイト
のコンビニ店舗(商品配送先)を参照する処理にて実施
される。
に加えて、商品配送先指定時にも、注文者のネットワー
クショッピングにおけるリスクを回避することができ
る。
処理はコンピュータで実行可能なプログラムとして提供
され、CD−ROMやフロッピーディスクなどの記録媒
体、さらには通信回線を経て提供可能である。
理はその任意の複数または全てを選択し組合せて実施す
ることもできる。
者利用の通信端末からアクセスして商品の購入を注文さ
せ、自宅以外の取次業者での購入対象商品の受け取りを
可能にする電子商取引サーバであって;注文者利用の通
信端末を通してそれぞれ通知される前記購入対象商品の
注文情報及び前記購入対象商品の受け取り希望の取次業
者を指定する情報を前記仮想店舗から受信する受信手段
と;前記注文情報に基づいて注文者毎かつ購入対象商品
単位に一義な識別情報を発行する発行手段と;注文者利
用の通信端末で受信された前記識別情報を前記取次業者
を通して確認する確認手段と;を備える電子商取引サー
バ。 (付記2) 前記発行手段は、前記仮想店舗から受信し
た前記注文情報に基づき、一方向関数により注文者毎か
つ購入対象商品単位に一義な前記識別情報を生成する生
成手段を有する付記1記載の電子商取引サーバ。 (付記3) 前記生成手段は、前記注文情報に含まれる
注文者利用の通信端末対応の電話番号の特定桁数字を前
記識別情報に含める付記2記載の電子商取引サーバ。 (付記4) 前記確認手段は、注文者利用の通信端末で
受信された前記識別情報をPOS端末を介し前記取次業
者を通して確認する付記1記載の電子商取引サーバ。 (付記5) 前記確認手段は、注文者利用の通信端末で
受信された前記識別情報をメモリカードを介し前記取次
業者を通して確認する付記4記載の電子商取引サーバ。 (付記6) 注文者利用の通信端末を通して通知される
前記購入対象商品の受け取り希望の取次業者を指定する
情報を前記仮想店舗から受信するために、前記購入対象
商品の受け取り可能な取次業者の店舗リストを前記仮想
店舗に提供する手段を更に備える付記1記載の電子商取
引サーバ。 (付記7) 前記仮想店舗に前記購入対象商品の発送要
請を通知し、前記仮想店舗から前記購入対象商品の発送
応答としての宅配伝票番号を受信する手段を更に備える
付記1記載の電子商取引サーバ。 (付記8) 前記仮想店舗から前記購入対象商品の発送
応答が返信されない場合、予め定めた回数の発送要請通
知を繰り返し、発送応答が無いときには前記仮想店舗を
ブラックリストに登録し、注文者利用の通信端末にその
旨を通知する手段を更に備える付記7記載の電子商取引
サーバ。 (付記9) 前記発行手段は、前記購入対象商品の発送
応答の受信を契機に、前記注文情報に基づいて注文者毎
かつ購入対象商品単位に一義な前記識別情報を発行する
付記7記載の電子商取引サーバ。 (付記10) 前記識別情報及び前記購入対象商品の受
け取り可能日時を注文者指定の通信端末に通知し、前記
注文情報に含まれた注文者氏名及び購入対象商品名と前
記宅配伝票番号とを前記購入対象商品の受け取り希望の
取次業者に通知する手段を更に備える付記7記載の電子
商取引サーバ。 (付記11) 法令が定める期間満了時を契機に、デー
タベースに格納している前記識別情報及び前記注文情報
を消去する手段を更に備える付記1記載の電子商取引サ
ーバ。 (付記12) 前記購入対象商品の受け取り希望の取次
業者において注文者により前記購入対象商品の受け取り
が完了したときに完了情報を受信し、この完了情報を前
記仮想店舗に通知し、商品代金及び必要な手数料支払い
に関係する情報を決済機関に通知する手段を更に備える
付記1記載の電子商取引サーバ。 (付記13) ネットワーク上に存在する仮想店舗に注
文者利用の通信端末からアクセスして商品の購入を注文
させ、自宅以外の取次業者での購入対象商品の受け取り
を可能にする電子商取引提供方法であって;注文者利用
の通信端末を通してそれぞれ通知される前記購入対象商
品の注文情報及び前記購入対象商品の受け取り希望の取
次業者を指定する情報を前記仮想店舗から受信するステ
ップと;前記注文情報に基づいて注文者毎かつ購入対象
商品単位に一義な識別情報を発行するステップと;注文
者利用の通信端末で受信された前記識別情報を前記取次
業者を通して確認するステップと;を備える電子商取引
提供方法。 (付記14) 前記発行するステップは、前記仮想店舗
から受信した前記注文情報に基づき、一方向関数により
注文者毎かつ購入対象商品単位に一義な前記識別情報を
生成するステップを有する付記13記載の電子商取引提
供方法。 (付記15) 前記生成ステップは、前記注文情報に含
まれる注文者利用の通信端末対応の電話番号の特定桁数
字を前記識別情報に含める付記14記載の電子商取引提
供方法。 (付記16) 前記確認するステップは、注文者利用の
通信端末で受信された前記識別情報をPOS端末を介し
前記取次業者を通して確認する付記13記載の電子商取
引提供方法。 (付記17) 前記確認するステップは、注文者利用の
通信端末で受信された前記識別情報をメモリカードを介
し前記取次業者を通して確認する付記16記載の電子商
取引提供方法。 (付記18) 注文者利用の通信端末を通して通知され
る前記購入対象商品の受け取り希望の取次業者を指定す
る情報を前記仮想店舗から受信するために、前記購入対
象商品の受け取り可能な取次業者の店舗リストを前記仮
想店舗に提供するステップを更に備える付記13記載の
電子商取引提供方法。 (付記19) 前記仮想店舗に前記購入対象商品の発送
要請を通知し、前記仮想店舗から前記購入対象商品の発
送応答としての宅配伝票番号を受信するステップを更に
備える付記13記載の電子商取引提供方法。 (付記20) 前記仮想店舗から前記購入対象商品の発
送応答が返信されない場合、予め定めた回数の発送要請
通知を繰り返し、発送応答が無いときには前記仮想店舗
をブラックリストに登録し、注文者利用の通信端末にそ
の旨を通知するステップを更に備える付記19記載の電
子商取引提供方法。 (付記21) 前記発行するステップは、前記購入対象
商品の発送応答の受信を契機に、前記注文情報に基づい
て注文者毎かつ購入対象商品単位に一義な前記識別情報
を発行する付記19記載の電子商取引提供方法。 (付記22) 前記識別情報及び前記購入対象商品の受
け取り可能日時を注文者指定の通信端末に通知し、前記
注文情報に含まれた注文者氏名及び購入対象商品名と前
記宅配伝票番号とを前記購入対象商品の受け取り希望の
取次業者に通知するステップを更に備える付記19記載
の電子商取引提供方法。 (付記23) 法令が定める期間満了時を契機に、デー
タベースに格納している前記識別情報及び前記注文情報
を消去するステップを更に備える付記13記載の電子商
取引提供方法。 (付記24) 前記購入対象商品の受け取り希望の取次
業者において注文者により前記購入対象商品の受け取り
が完了したときに完了情報を受信し、この完了情報を前
記仮想店舗に通知し、商品代金及び必要な手数料支払い
に関係する情報を決済機関に通知するステップを更に備
える付記13記載の電子商取引提供方法。 (付記25) ネットワーク上に存在する仮想店舗に注
文者利用の通信端末からアクセスして商品の購入を注文
させ、自宅以外の取次業者での購入対象商品の受け取り
を可能にするコンピュータに、注文者利用の通信端末を
通してそれぞれ通知される前記購入対象商品の注文情報
及び前記購入対象商品の受け取り希望の取次業者を指定
する情報を前記仮想店舗から受信するステップと;前記
注文情報に基づいて注文者毎かつ購入対象商品単位に一
義な識別情報を発行するステップと;注文者利用の通信
端末で受信された前記識別情報を前記取次業者を通して
確認するステップと;を実行させるためのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記26) ネットワーク上に存在する仮想店舗に注
文者利用の通信端末からアクセスして商品の購入を注文
させ、自宅以外の取次業者での購入対象商品の受け取り
を可能にするプログラムであって;注文者利用の通信端
末を通してそれぞれ通知される前記購入対象商品の注文
情報及び前記購入対象商品の受け取り希望の取次業者を
指定する情報を前記仮想店舗から受信するステップと;
前記注文情報に基づいて注文者毎かつ購入対象商品単位
に一義な識別情報を発行するステップと;注文者利用の
通信端末で受信された前記識別情報を前記取次業者を通
して確認するステップと;を備えるプログラム。
注文者(購入者)の本人認証を注文者所有の通信端末を
利用して可能にし、ネットワークショッピングに関連す
る一連の業務の統合化を図ることができる。
ステム(サーバ)は電子商取引サービスに関連する各企
業(取次業者、宅配業者、決済機関等)の事業ネットワ
ークと接続することで、注文者がネットワーク上で行う
商品購入に関する一連の商行為に必要となる情報を統
括、統合する事業が可能となる。
保証等を電子商取引サービスを提供するコンピュータシ
ステムが吸収、実現することで、新たなネットワークの
経済価値の創出と新しい関連サービスとを生み出す可能
性がある。
テムの構成を示すブロック図。
を示すブロック図。
ータの一例を示す図。
P−IDの生成例を説明するための図。
めの図。
関係を示す図。
(商品購入からコンビニ店舗へ商品が到着するまで)を
示す図。
(コンビニ店舗へ商品が到着してから商品受け取り完了
まで)を示す図。
りと代金支払いとを行う場合の流れ図。
商品注文時に支払い手続きを行う場合の流れ図。
す図。
示イメージを示す図。
ナーからの問合せの流れを示す図。
る場合の問合せ処理フローを示す図。
う際のメニュー画面のイメージを示す図。
場合における商品受け取り完了までの流れを示す図。
リストを参照する場合の処理フローを示す図。
ニ店舗リストを参照する場合の具体的な処理イメージを
示す図。
を示す図。
ク処理フローを示す図。
Claims (5)
- 【請求項1】 ネットワーク上に存在する仮想店舗に注
文者利用の通信端末からアクセスして商品の購入を注文
させ、自宅以外の取次業者での購入対象商品の受け取り
を可能にする電子商取引サーバであって;注文者利用の
通信端末を通してそれぞれ通知される前記購入対象商品
の注文情報及び前記購入対象商品の受け取り希望の取次
業者を指定する情報を前記仮想店舗から受信する受信手
段と;前記注文情報に基づいて注文者毎かつ購入対象商
品単位に一義な識別情報を発行する発行手段と;注文者
利用の通信端末で受信された前記識別情報を前記取次業
者を通して確認する確認手段と;を備える電子商取引サ
ーバ。 - 【請求項2】 前記発行手段は、 前記仮想店舗から受信した前記注文情報に基づき、一方
向関数により注文者毎かつ購入対象商品単位に一義な前
記識別情報を生成する生成手段を有する請求項1記載の
電子商取引サーバ。 - 【請求項3】 前記生成手段は、 前記注文情報に含まれる注文者利用の通信端末対応の電
話番号の特定桁数字を前記識別情報に含める請求項2記
載の電子商取引サーバ。 - 【請求項4】 前記仮想店舗に前記購入対象商品の発送
要請を通知し、前記仮想店舗から前記購入対象商品の発
送応答としての宅配伝票番号を受信する手段を更に備え
る請求項1記載の電子商取引サーバ。 - 【請求項5】 前記識別情報及び前記購入対象商品の受
け取り可能日時を注文者指定の通信端末に通知し、前記
注文情報に含まれた注文者氏名及び購入対象商品名と前
記宅配伝票番号とを前記購入対象商品の受け取り希望の
取次業者に通知する手段を更に備える請求項4記載の電
子商取引サーバ。
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