JP2003030433A - 申込書送信装置、申込書送信方法、申込書送信プログラム、記憶媒体、申込書送受信装置及び申込書送受信方法 - Google Patents

申込書送信装置、申込書送信方法、申込書送信プログラム、記憶媒体、申込書送受信装置及び申込書送受信方法

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JP2003030433A
JP2003030433A JP2001254995A JP2001254995A JP2003030433A JP 2003030433 A JP2003030433 A JP 2003030433A JP 2001254995 A JP2001254995 A JP 2001254995A JP 2001254995 A JP2001254995 A JP 2001254995A JP 2003030433 A JP2003030433 A JP 2003030433A
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JP2001254995A
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Tetsuya Anno
哲也 案野
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットなどを用いた銀行口座の新規
開設申込手続きを迅速化、効率化すると共に、ユーザに
目論見書の確認を徹底することができる申込書送信装
置、申込書送受信装置などを提供すること。 【解決手段】 ユーザは、銀行のホームページで氏名、
住所などの新規口座の開設に必要な情報を入力した後、
新規口座の開設申込書データをダウンロードすることが
できる。ユーザは、当該開設申込書データをプリンタな
どで印刷することにより申込書を得ることができる。当
該申込書の記入欄には、ユーザが既に入力した情報が記
入された形で印刷される。ユーザは申込書の署名欄に署
名して銀行に送付すればよい。また、投資信託の目論見
書に固有の番号などを添付しておき、ユーザが購入申込
書に当該番号を転記するようにすることで、ユーザに目
論見書の確認を徹底することかできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、申込書送信装置、
申込書送信方法、申込書送信プログラム、記憶媒体、申
込書送受信装置、及び申込書送受信方法に関し、例え
ば、インターネットを介してユーザに銀行口座の口座開
設申込書や投資信託の申込書などを送信したり受信した
りするものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年情報技術が急速に発展すると共に、
インターネットに代表される情報インフラの整備が進ん
でいる。これに伴って、インターネットを用いた各種の
サービスが行われるようになってきた。このようなサー
ビスのうちの1つとして、インターネットを用いた銀行
業務に関するサービスがある。
【0003】銀行がインターネットを用いて銀行業務に
関するサービスを提供する以前は、ユーザは、銀行か若
しくは銀行が指定した場所に赴く必要があった。例え
ば、預金の引出し、預金の入金、振り込みなどのサービ
スを受けるには、銀行に直接赴くか、銀行が設置したA
TM(Automatic TellerMachin
e)がある所定の場所に赴く必要があった。更に、これ
らのサービスを受けることができる時間帯や曜日は限ら
れていた。
【0004】ところが、銀行がサーバ装置(以下銀行サ
ーバと記す)を設置してこれらのサービスをインターネ
ットを用いて提供するようになると、ユーザは自宅や勤
務先のパーソナルコンピュータなどを銀行サーバに接続
し、様々なサービスをいつでも受けることができるよう
になる。
【0005】また、携帯電話などの携帯端末装置を用い
れば、場所を選ばず銀行サーバに接続することができ
る。このように、一旦銀行に口座を開設すれば、インタ
ーネットを用いて時間、曜日の制約がなく、また、場所
の制約もほとんど受けずに銀行の提供するサービスを受
けることができる。
【0006】ユーザがインターネットを介して新規口座
を開設する場合、従来は以下の手順により開設してい
た。まず、ユーザは、パーソナルコンピュータなどを用
いて銀行のサーバにアクセスする。そして、サーバに対
して住所などを送信し口座開設申込書の送付を依頼す
る。口座開設申込書の依頼を行ってから2〜3日する
と、銀行から口座開設申込書が郵送されてくる。
【0007】ユーザは、当該口座開設申込書に必要事項
を記入して署名した後、これを免許証のコピーなどの本
人を証明できる書類と印鑑証明などの必要書類と共に銀
行に返送する。銀行では、口座開設申込書を受領すると
これに基づいてユーザの口座を開設する。また、ユーザ
がカードローン付きの口座を開設する場合は、ユーザの
信用を調査して問題が無ければ口座を開設する。
【0008】また、インターネットを介して銀行がユー
ザに投資信託を販売するサービスも広く行われている。
インターネットを介して投資信託を販売する場合、銀行
は商品と当該商品の概要の一覧をユーザの端末装置に送
信し、ユーザが希望の投資信託を探すことができるよう
になっている。各投資信託には目論見書が用意されてお
り、ユーザは、興味のある投資信託の目論見書をダウン
ロードして内容を確認することができるようになってい
る。銀行が投資信託を販売する場合、その詳細を開示し
た目論見書の内容確認を顧客に徹底させることが大切で
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本来は、以上の手順を
全てインターネット上で行うことが望ましい。しかし、
口座開設申込書にユーザの署名が必要なため、全ての申
込み作業をインターネット上で行うことは現状では困難
である。しかも、ユーザがカードローン機能付の口座を
開設する場合、ユーザは細部に渡って記載された約款を
読んだ後に確認の署名をする必要がある。そして、ユー
ザが銀行のサーバに対して口座開設申込書の送付依頼を
してから口座が開設されるまでに通常1〜2週間を要し
ていた。このため、口座開設の際にユーザに過大な負担
を与えていた。
【0010】また、ユーザが投資信託を購入する場合、
銀行がユーザが当該投資信託の目論見書を読んだか否か
を確認することが困難であった。このため、インターネ
ットを用いた投資信託では、銀行がユーザに目論見書の
内容確認を徹底することが重要である。
【0011】そこで、本発明の目的は、申込手続きを迅
速化、効率化する申込書送信装置、申込書送信方法、申
込書送信プログラム、記憶媒体、及び、ユーザに送信し
た文書をユーザが確認することを促すことができる申込
書送受信装置、申込書送受信方法及び記憶媒体を提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために求項1に記載の発明では、クライアント端
末装置に接続する接続手段と、前記接続手段にて接続し
たクライアント端末装置に、申込書に記入すべき項目を
ユーザが入力するための画面データを送信する記入項目
送信手段と、前記記入項目送信手段にて送信した画面デ
ータに対応してユーザが入力した入力データを受信する
入力データ受信手段と、前記入力データ受信手段にて受
信した入力データを用いて申込書印刷データを生成する
生成手段と、前記生成手段にて生成された申込書印刷デ
ータを前記クライアント端末装置に送信する申込書送信
手段と、を具備したことを特徴とする申込書送信装置を
提供する。請求項2に記載の発明では、前記申込書印刷
データが、申込書の所定欄に記入すべき記入事項に関す
る申込書記入データを含んでいることを特徴とする請求
項1に記載の申込書送信装置を提供する。請求項3に記
載の発明では、前記申込書印刷データが、前記申込印刷
データを用いて印刷される印刷物が所定欄の記入事項が
既に記入されている申込書となるための印刷データを備
えていることを特徴とする請求項1に記載の申込書送信
装置を提供する。請求項4に記載の発明では、前記申込
書印刷データが、当該申込書印刷データによって印刷さ
れる申込書に署名欄を印刷するための署名欄データを含
んでいることを特徴とする請求項1に記載の申込書送信
装置を提供する。請求項5に記載の発明では、前記申込
書印刷データは、当該申込書によって契約する契約事項
に関する約款を印刷するための約款データを更に含んで
いることを特徴とする請求項4に記載の申込書送信装置
を提供する。請求項6に記載の発明では、前記申込書印
刷データが、前記申込書に係る申込事項と、前記署名欄
と、前記申込書によって契約が成立するのに少なくとも
必要な約款に関する情報とを同一のページに印刷可能な
データであることを特徴とする請求項4に記載の申込書
送信装置を提供する。請求項7に記載の発明では、前記
申込書印刷データが、ユーザが前記申込書に転記する転
記対象である数字、文字などの記号を印刷する記号デー
タを更に含んでいることを特徴とする請求項5に記載の
申込書送信装置を提供する。ゆえに、当該申込書印刷デ
ータにて印刷される印刷物には、前記約款と共にユーザ
が前記申込書に転記するための数字、文字などの記号が
印刷される様にすることができる。この記号は、前記申
込書印刷データごとに一意に割り振られているようにす
ることもできるし、複数のこれら記号の組み合わせから
任意のものを選択して割り振るようにすることもでき
る。請求項8に記載の発明では、ライアント端末装置に
接続する第1のステップと、前記第1のステップにて接
続したクライアント端末装置に、申込書に記入すべき項
目をユーザが入力するための画面データを送信する第2
のステップと、前記第2のステップにて送信した画面デ
ータに対応してユーザが入力した入力データを受信する
第3のステップと、前記第3のステップにて受信した入
力データを用いて申込書印刷データを生成する第4のス
テップと、前記第4のステップにて生成された申込書印
刷データを前記クライアント端末装置に送信する第5の
ステップと、から構成されたことを特徴とする申込書送
信方法を提供する。請求項9に記載の発明では、ライア
ント端末装置に接続する接続機能と、前記接続機能にて
接続したクライアント端末装置に、申込書に記入すべき
項目をユーザが入力するための画面データを送信する記
入項目送信機能と、前記記入項目送信機能にて送信した
画面データに対応してユーザが入力した入力データを受
信する入力データ受信機能と、前記入力データ受信機能
にて受信した入力データを用いて申込書印刷データを生
成する生成機能と、前記生成機能にて生成された申込書
印刷データを前記クライアント端末装置に送信する申込
書送信機能と、をコンピュータに実現させるための申込
書送信プログラムを提供する。請求項10に記載の発明
では、クライアント端末装置に接続する接続機能と、前
記接続機能にて接続したクライアント端末装置に、申込
書に記入すべき項目をユーザが入力するための画面デー
タを送信する記入項目送信機能と、前記記入項目送信機
能にて送信した画面データに対応してユーザが入力した
入力データを受信する入力データ受信機能と、前記入力
データ受信機能にて受信した入力データを用いて申込書
印刷データを生成する生成機能と、前記生成機能にて生
成された申込書印刷データを前記クライアント端末装置
に送信する申込書送信機能と、をコンピュータに実現さ
せるための申込書送信プログラムを記憶したコンピュー
タが読み取り可能な記憶媒体を提供する。請求項11に
記載の発明では、クライアント端末装置に接続する接続
手段と、前記接続手段にて接続したクライアント端末装
置に数字、文字などで構成され、ユーザが転記するため
の転記記号を含む文書を所定のファイル形式にて送信す
る文書送信手段と、前記クライアント端末装置に、前記
文書送信手段にて送信した文書に含まれる前記転記記号
を入力するための転記記号入力欄を含む申込画面を表示
するための画面データを送信する画面データ送信手段
と、前記画面データ送信手段で送信した画面データに対
応してユーザが入力した入力データを受信する受信手段
と、前記入力データ受信手段にて受信した入力データの
うち、前記転記記号と、前記転記記号入力欄に入力され
た記号が一致するか否かを判断する判断手段と、を具備
したことを特徴とする申込書送受信装置を提供する。請
求項12に記載の発明では、前記判断手段が、前記転記
記号と前記転記記号入力欄に入力された記号が一致する
と判断した場合は、受信手段にて取得した前記入力デー
タを所定の記憶装置に記憶することを特徴とする請求項
11に記載の申込書送受信装置を提供する。請求項13
に記載の発明では、前記判断手段が、前記転記記号と前
記転記記号入力欄に入力された記号が一致しないと判断
した場合は、前記転記記号と前記転記記号入力欄に入力
された記号が一致しない旨の表示を行うためのデータを
前記クライアント端末装置に送信することを特徴とする
請求項11に記載の申込書送受信装置を提供する。請求
項14に記載の発明では、前記判断手段が、前記転記記
号と前記転記記号入力欄に入力された記号が一致しない
と判断した場合は、ユーザに前記転記記号の再度の入力
を促すことを特徴とする請求項11に記載の申込書送受
信装置を提供する。請求項15に記載の発明では、前記
所定のファイル形式にて送信される文書は投資信託の目
論見書であって、前記画面データは、前記目論見書に係
る前記投資信託の購入申込画面を表示するための画面デ
ータであることを特徴とする請求項11に記載の申込書
送受信装置を提供する。請求項16に記載の発明では、
前記申込画面から前記転記記号を含む文書を呼び出す呼
び出し手段を更に具備したことを特徴とする請求項11
に記載の申込書送受信装置を提供する。請求項17に記
載の発明では、接続手段と、文書送信手段と、画面デー
タ送信手段と、受信手段と、判断手段と、を備えたコン
ピュータにおいて、前記接続手段によって、クライアン
ト端末装置に接続する接続ステップと、前記文書送信手
段によって、前記接続したクライアント端末装置に数
字、文字などで構成され、ユーザが転記するための転記
記号を含む文書を所定のファイル形式にて送信する文書
送信ステップと、前記画面データ送信手段によって、前
記クライアント端末装置に、前記送信した文書に含まれ
る前記転記記号を入力するための転記記号入力欄を含む
申込画面を表示するための画面データを送信する画面デ
ータ送信ステップと、前記受信手段によって、前記送信
した画面データに対応してユーザが入力した入力データ
を受信する受信ステップと、前記判断手段によって、前
記受信した入力データのうち、前記転記記号と、前記転
記記号入力欄に入力された記号が一致するか否かを判断
する判断ステップと、から構成されたことを特徴とする
申込書送受信方法を提供する。請求項18に記載の発明
では、クライアント端末装置に接続する接続機能と、前
記接続機能にて接続したクライアント端末装置に数字、
文字などで構成され、ユーザが転記するための転記記号
を含む文書を所定のファイル形式にて送信する文書送信
機能と、前記クライアント端末装置に、前記文書送信機
能にて送信した文書に含まれる前記転記記号を入力する
ための転記記号入力欄を含む申込画面を表示するための
画面データを送信する画面データ送信機能と、前記画面
データ送信機能で送信した画面データに対応してユーザ
が入力した入力データを受信する受信機能と、前記入力
データ受信機能にて受信した入力データのうち、前記転
記記号と、前記転記記号入力欄に入力された記号が一致
するか否かを判断する判断機能と、をコンピュータで実
現するための申込書送受信プログラムを記憶したコンピ
ュータが読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態について、図1から図8を参照し
て詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る銀行サ
ーバ5、クライアント端末装置7、7、7、…を適用し
たネットワークシステムの構成例を示した図である。銀
行サーバ5は、銀行が運用するサーバであり、インター
ネット8に接続されている。銀行サーバ5は、ログイン
したユーザに対し、預金残高の確認、振込み、新規口座
の開設、定期預金口座の解約、外国通貨との両替などの
サービスを提供するサーバである。
【0014】銀行サーバ5は、クライアント端末装置7
でユーザに提示する残高確認画面または、ユーザが新規
に口座を開設する場合の申込み画面などの各種画面デー
タを記憶している。これらの画面は、例えば、HTML
(Hyper Text MarkupLanguag
e)と呼ばれるコンピュータ言語にて記述されている。
認証サーバ6は、クライアント端末装置7、7、7、…
から取得したログインアカウントとパスワードなどの確
認を行い、ユーザの認証を行うサーバである。認証サー
バ6にて認証されなかったユーザは、銀行サーバ5にロ
グインすることはできない。
【0015】クライアント端末装置7、7、7、…は、
インターネット8に接続されており、銀行サーバ5と通
信を行うことができるようになっている。クライアント
端末装置7、7、7、…は、例えば、PC、携帯電話、
通信機能を持ったワープロ、モデム内臓のデジタルテレ
ビなどから構成されている。ユーザは、これらのクライ
アント端末装置7、7、7、…から銀行サーバ5にログ
インすることにより、銀行サーバ5が提供する様々な銀
行サービスを受けることができる。
【0016】クライアント端末装置7、7、7、…には
ブラウザがあらかじめインストールされており、このブ
ラウザを用いて銀行サーバ5が送信してきたHTML形
式の画面データをディスプレイに表示することができ
る。ユーザは、表示された画面に振込先口座番号などの
データを入力するなどして銀行サーバ5と交信すること
ができる。
【0017】インターネット8は、例えば、電話回線、
ケーブルテレビ網、衛星回線、光ファイバ網などにより
構築されている。クライアント端末装置7、7、7、…
と銀行サーバ5は、例えば、TCP/IP(Trans
mission control protocol/
internet protocol)などのプロトコ
ルを用いて通信する。
【0018】また、図1では、クライアント端末装置
7、7、7、…が直接インターネット8に接続している
が、プロバイダと呼ばれるインターネット接続仲介業者
を介してインターネット8に接続する場合もある。な
お、本実施の形態では、クライアント端末装置7と銀行
サーバ5をインターネット8を用いて接続するが、これ
に限定するものではなく、例えば、専用回線、LAN
(Local Area Network)、WAN
(Wide Area Network)などを介して
接続されるように構成しても良い。
【0019】図2は、クライアント端末装置7の構成例
を示した図である。本実施の形態では、一例としてクラ
イアント端末装置7をPCを用いて構成した。以降、複
数台あるクライアント端末装置7、7、7、…のうちの
一台を用いて説明する。CPU(Central Pr
ocessing Unit)11は、ROM(Rea
d Only Memory)12に記憶されているプ
ログラムやRAM(Random Access Me
mory)13にロードされたプログラムなどに従っ
て、各種の処理、計算、条件判断、ディスプレイなどの
各種デバイスの制御などを行う。
【0020】ROM12は、クライアント端末装置7を
機能させるための基本的なプログラムやパラメータなど
が記憶された読み取り専用メモリである。RAM13
は、CPU11が各種の処理を行う上で必要なプログラ
ムやデータを記憶するメモリであり、CPU11は記憶
内容を変更することができる。インターフェース15
は、ハードディスク16、光磁気ディスク17、通信部
18、入力部19、ディスプレイ20、印刷装置25な
どの各種デバイスとCPU11などと接続されており、
これらのデバイスとCPU11などとのインターフェー
スを提供する。
【0021】バスライン14は、インターフェース15
とCPU11、ROM12、RAM13などがデータや
制御信号など送受信する際の伝送媒体である。ハードデ
ィスク16は、高速にアクセスできると共に大容量の記
憶容量を有した記憶媒体を備えており、様々なプログラ
ムやデータが記憶されている。ハードディスク16に
は、例えば、ブラウザ21、回線接続プログラム22、
その他のプログラム23、各種データベース24などが
記憶されている。
【0022】ブラウザは、HTML形式のファイルをデ
ィスプレイ20に表示するプログラムである。HTML
形式のファイルは、タグ(予約語の一種)などを用い
て、文書の構造、画像などのある場所、リンク先などを
記述したファイルである。そして、HTML形式のファ
イルにより、例えば、振込み画面などの各画面を定義す
ることができる。ブラウザを用いることによりHTML
形式のファイルで定義された画面がディスプレイなどに
表示される。回線接続プログラム22は、クライアント
端末装置7をインターネット8(プロバイダを介してイ
ンターネット8に接続する場合はプロバイダ)に接続す
るためのプログラムである。
【0023】光磁気ディスク17は、一般にハードディ
スク16よりもアクセス速度が遅く、クライアント端末
装置7に対して着脱自在であるため、プログラムやデー
タのバックアップなどに使用される。通信部18は、ク
ライアント端末装置7をインターネット8に接続するデ
バイスである。クライアント端末装置7を公衆回線に接
続する場合はモデムなどで構成する。
【0024】入力部19は、キーボードやマウスなどに
より構成されている。キーボードは、文字情報などを入
力する入力手段であり、銀行サーバ5が表示した口座開
設申込書などの各種画面に文字を入力する際などに使用
される。マウスは、ポインティングデバイスであり、デ
ィスプレイ上に表示されたアイコンやボタンなどをクリ
ックすることにより、データの入力を行うことができ
る。また、マウスの他にタブレット、タッチパネル、ジ
ョイスティックなどを用いることもできる。
【0025】ディスプレイ20は、例えばCRT(Ca
thode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、
プラズマディスプレイなどで構成された表示装置であ
る。ディスプレイ20は、銀行サーバ5からダウンロー
ドした口座開設画面などの各種画面を表示したり、ま
た、ユーザがキーボードなどから入力した結果などを表
示する。
【0026】印刷装置25は、口座開設申込書やそのた
の文書を紙などに印刷するためのデバイスである。印刷
装置25は、例えば、レーザプリンタ、インクジェット
プリンタ、ドットプリンタ、ページプリンタ感熱式プリ
ンタ、熱転写式プリンタなどの各種プリンタなどによっ
て構成されている。
【0027】図3は、銀行サーバ5の構成例を示した図
である。銀行サーバ5は、例えばワークステーションな
どの高速で高度な情報処理機能を備えたコンピュータに
よって構成されている。銀行サーバ5の構成は、基本的
にはクライアント端末装置7と同等であり、CPU29
ないしディスプレイ37の機能はクライアント端末装置
7のCPU11ないしディスプレイ20の機能と同等で
ある。
【0028】ハードディスク33には、銀行業務プログ
ラム38、その他のプログラム39及び各種データベー
ス70が記憶されている。銀行業務プログラム38は、
銀行サーバ5に銀行業務に関わる各種サービスの提供機
能を実現するためのプログラムである。
【0029】銀行業務プログラム38は、口座申込部4
1を備えている。口座申込部41は、ユーザが新規口座
を開設する場合に申込画面を表示したり、ユーザから氏
名、住所などユーザが入力したデータを受領したり、ま
た、ユーザが口座開設申込書を印刷するための申込書印
刷データを生成して送信したりなどするモジュールであ
る。銀行業務プログラム38は、この他に残高確認処
理、振込み処理、口座開設処理などの各種の銀行業務を
処理する機能を備えている。
【0030】その他のプログラム39には、例えば、O
S(Operating System)や、外部から
の不正アクセスを防止するプログラム、又は管理者がメ
ンテナンスに使用するプログラムなどのその他のプログ
ラムが記憶されている。データベース40には、銀行サ
ーバ5が行ったトランザクションの記録や、ユーザの登
録データ、預金残高データなどの各種のデータが記憶さ
れている。また、ユーザが新規口座を開設するために入
力したデータもここで保持される。
【0031】図4は、口座申込部41の構成の一例を示
した図である。口座申込部41は、例えばユーザが銀行
のホームページで新規口座開設ボタンをクリックすると
起動される。データ取得部71は、クライアント端末装
置7のディスプレイ20に個人情報を入力する画面など
の様々な画面を表示するための画面データを送信した
り、ユーザがこれらの画面に対して入力したデータを取
得するモジュールである。データ取得部71は、更に口
座選択画面部72、普通預金口座申込部73、定期口座
申込部74、その他のモジュールから構成されている。
【0032】口座選択画面部72は、ユーザが開設した
い口座を選択する申込選択画面を表示するためのモジュ
ールである。ユーザが開設できる口座は、例えば、普通
預金口座、定期預金口座、当座預金口座、外貨預金口座
など各種のものがある。口座選択画面部72は、ユーザ
がこれらの口座の一覧を申込選択画面で示し、ユーザが
口座を選択できるようにする。
【0033】ユーザが、例えば表示された所望の口座名
をマウスにてクリックして口座を選択すると、選択デー
タがクライアント端末装置7から画面選択部72に送信
されてくる。画面選択部72は、受信したデータによ
り、ユーザが開設を希望する口座に対応したモジュール
を起動する。
【0034】普通預金口座申込部73は、ユーザが普通
預金口座を開設するために必要なサービスを提供する。
このようなサービスとして、例えば普通預金申込画面デ
ータを送信したり、ユーザが申込画面に対して入力した
データを取得して入力間違いをチェックして警告データ
を送信したり、ユーザから取得したデータをデータベー
スに40に保持したり、また、ユーザが入力したデータ
を申込印刷データ生成部76に送信したりなどがある。
【0035】ユーザが普通預金申込画面から入力するデ
ータは、例えば、氏名、住所、年齢、生年月日、電話番
号、職種、電子メールアドレス、勤務先名称、勤務先電
話番号、勤続年数、カードローンの希望の有無などの口
座開設に必要な項目に関するものである。
【0036】ユーザは、入力し終えると、例えば画面に
表示された送信ボタンをクリックしてこれらのデータを
普通預金申込部73に送信する。普通預金申込部73
は、受信したデータをデータベース40に記憶させると
共に所定のデータ(口座開設申込書を作成するのに必要
なデータ)を申込データ生成部76に送信する。
【0037】ところで、普通預金口座を開設する場合、
カードローン付き口座(以下ローン付き口座と記す)と
カードローンが付いていない口座(以下ローン無し口座
と記す)がある。ローン付き口座とは、口座残高が0円
になった場合に、ユーザの信用に応じて銀行からお金を
借りられる口座である。この場合、口座残高は例えばマ
イナス表示される。ローン無し口座とは、口座残高が0
円になっても、銀行からお金を借りることができない口
座である。そして、ローンあり口座とローン無し口座と
では申込方法が若干異なる。
【0038】ローンあり口座の開設を申し込む場合は、
銀行とローン契約を結ぶため、ユーザは約款を確認して
書名する必要がある。そして、銀行は口座開設申込書や
その他の書類を受理後、収入などのユーザの信用調査を
行い、問題が無ければ口座を開設する。ローン無し口座
の場合は、ユーザが口座開設申込書に必要事項を記入し
て署名し、運転免許証のコピーなどの本人を確認する資
料や印鑑証明などと共に銀行に提出すれば即座に口座を
開設することができる。
【0039】定期預金口座申込部74は、普通預金口座
申込部73と同様にして、ユーザが定期預金口座を開設
するために必要なサービスを提供するモジュールであ
る。また、図示しないが、他に当座預金口座開設部、外
貨預金口座開設部などの各種の口座開設のためのモジュ
ールが設けられており、ユーザの多様なニーズに答えら
れるようになっている。
【0040】申込書印刷データ生成部76は、ユーザが
口座開設申込書を印刷するのに用いる申込書印刷データ
を生成する部分である。申込書印刷データ生成部76
は、データ取得部71から取得したデータを用いて申込
書データを作成する。ユーザは、銀行サーバ5から申込
書印刷データを受信して、例えばクライアント端末装置
7に設置した印刷装置25やその他の印刷装置によって
口座開設申込書を印刷することができる。
【0041】申込書印刷データ生成部76は、ユーザが
開設を希望する口座の種類に対応した各種の口座開設申
込書のフォーマットを有している。そして、ユーザが開
設を希望する口座開設申込書のフォーマットの記入欄に
当たる部分をデータ取得部71から取得したユーザが入
力したデータで埋める。
【0042】即ち、ユーザが口座開設申込書を印刷した
場合、口座開設申込書の記入欄には、ユーザが先に入力
した氏名や住所などの記入事項が予め記入されているの
である。このため、ユーザは、新たに口座開設申込書を
記入する手間を省略することができる。なお、申込書印
刷データは、例えばPDF(Portabel doc
ument format)形式のファイルとして作成
される。PDFはインターネット経由で配信される電子
文書の標準的なファイル形式である。
【0043】また、ユーザがローン付き口座を申し込ん
だり、又は、その他の契約書が必要な口座を申し込んだ
場合、申込書印刷データ生成部76は、契約データ部7
8から所定の契約データ77を取得して、申込書印刷デ
ータに組み込む。このため、例えばユーザがローン付き
口座の口座開設申込書を印刷すると、口座開設申込書の
他に契約書の約款も印刷される。ユーザは、口座開設申
込書と契約書に署名をして銀行に郵送することになる。
【0044】また、契約データ77には、契約の約款の
全文と、契約のポイントをまとめた契約ポイントデータ
から構成されている。契約全文は、詳細にわたる約款を
記載し、印刷された場合は数ページに渡る場合がある。
一方契約ポイントデータは、約款の一番重要なポイント
を半ページ程度に印刷できるようにまとめたものであ
る。なお、当該ポイントは契約を成立させるために必要
な情報は全て含んでいる。
【0045】申込書印刷データ生成部76は、口座開設
申込書と契約ポイント及び署名欄を同一のページに印刷
できるようにする。ユーザは、署名欄に署名してこれ1
枚を銀行に送付すれば、契約を行いかつ新規口座を開設
することができる。
【0046】口座開設申込書の署名欄と契約を確認した
ことを示す署名欄が同一であるので、ユーザは1個所に
署名すれば良い。また、契約が効力を発揮する内容は全
て契約のポイントに盛り込まれているので、当該1枚の
用紙の署名により契約を成立させることができる。契約
書が複数毎に渡る場合、後に銀行とユーザの間で思わぬ
問題が生じる場合がありえるが、口座開設申込部分と契
約ポイントと署名欄を同一のページに印刷することによ
りこれを未然に防ぐことができる。
【0047】契約データ部78は、様々な契約に対応す
るように各種契約データ77、77、77、…を備えた
一種のデータベースである。ローン付き口座、外貨預金
口座、…などユーザが開設を希望する口座によって契約
内容も異なってくる。契約データ部78は、ユーザが開
設を希望する口座に対応して所定の契約データ77を申
込書印刷データ生成部76に送信する。
【0048】図5は、ユーザが銀行に新規口座を開設す
る場合行う処理を説明するための図である。銀行45
は、銀行サーバ5と口座開設部門46を備えている。ユ
ーザは、口座開設申込書を銀行サーバ5を用いて作成し
た後これを郵送で口座開設部門46に送る。そして口座
開設部門46は、受領した書類に関して所定の処理を行
い銀行サーバ5にユーザの口座を開設する。
【0049】銀行サーバ5は、任意のユーザが自由に訪
れることができるホームページをインターネット8上に
開設している。ユーザは、ディスプレイ20上に表示さ
れた所定のボタンをクリックするなどして、当該ホーム
ページから新規口座の開設を申し込むことができる。
【0050】銀行サーバ5は、ユーザから送信されてき
たデータに従って、普通預金口座申込画面データや定期
預金口座申込画面データなどをクライアント端末装置7
に送信する。ユーザは、銀行サーバ5から送信されてき
た画面データなどをディスプレイ20に表示し、表示さ
れた申込画面に従って氏名、住所などの必要事項を入力
する。そして、銀行サーバは、ユーザが入力したデータ
をクライアント端末装置7から取得する。
【0051】銀行サーバ5は、ユーザから受信した入力
データに応じて、申込書印刷データを生成し、クライア
ント端末装置7に送信する。ユーザは、プリンタ25な
どを用いて申込書印刷データを印刷する。印刷された口
座開設申込書48の氏名や住所などの記入欄には、すで
に必要な事項が記入してある。また、ローン付き口座な
ど銀行と契約を交わす必要がある場合は、口座開設申込
書48の略下半分が契約のポイントとなっている。そし
て最下段に署名欄49がある。また、申込書印刷データ
を印刷した際に、最終ページに送付先の住所が印刷され
る。
【0052】ユーザは、署名欄49に署名して口座開設
申込書48を他の必要書類(運転免許証のコピーや印鑑
証明など)と共に封筒にいれてこれをポスト47に投函
する。なお、宛先は、申込書印刷データを印刷した際
に、最終ページに印刷されるため、これを切り取って封
筒に貼り付ければ良い。送料は銀行が負担する。
【0053】ユーザが投函した口座開設申込書は、郵送
により銀行45の口座開設部46に送達される。口座開
設部46は、ユーザから郵送されてきた口座開設申込書
を処理する銀行内の部門である。口座開設部門46は、
ユーザから送付されてきた口座開設申込書が正しく記入
されているか確認したり、契約部分が改変されていない
か確認したり、また、ユーザがローンつき口座の開設を
希望する場合はユーザの信用を調査するなど、ユーザが
新規口座を開設するのに必要な業務を行う。そして、新
規口座申込書が受理すると、ユーザが銀行サーバ5から
各種サービスを受けることができるように、銀行サーバ
5にユーザの新規口座を設定する。
【0054】図6は、ユーザが印刷装置25を用いて印
刷した口座開設申込書48の一例を示したものである。
口座開設申込書48は、ローン無し口座(カードローン
が付いていない普通預金口座)のものであるため、契約
のポイントは印刷されない。口座開設申込書48の申込
欄53は、「お名前」欄、「住所」欄、「郵便番号」
欄、「電話番号」欄、「電子メールアドレス」欄、…な
どの各項目から成り立っている。
【0055】これらの欄には、ユーザが既に入力した事
項が予め印刷されている。そのため、ユーザがわざわざ
申込書に記入する必要はない。従来のインターネットを
用いた口座開設の場合は、銀行から郵送されてきた申込
書にユーザがペンなどで記入する必要があった。また、
申込書の下段には署名欄49が印刷される。ユーザは、
申込欄53の記入事項を確認後署名欄に署名して銀行に
送付する。
【0056】ローン無し口座の場合は、ユーザの信用調
査が必要無いため、口座開設申込書48が銀行45に送
達すると、その日のうちに口座を開設することが可能で
ある。また、ユーザが申込画面で入力した事項は、予め
データベース40に記憶されるので、口座開設部46
は、口座開設申込書の内容を銀行サーバ5に記憶された
内容と照合すればよく、これを入力する必要が無い。即
ち、ユーザが先に入力したデータを口座開設時に流用す
ることができる。そのため、口座開設作業に要する時間
が短縮され、また労力が軽減される。
【0057】図7は、ユーザがローン付き口座(カード
ローンが付いた普通預金口座)の開設を申し込んだとき
に、印刷装置25などで印刷される口座開設申込書54
の一例を示したものである。ローン付き口座を開設する
場合、ユーザは銀行とローン契約を交わさなくてはなら
ないため、口座開設申込書54の他に約款55、56、
…が数ページに渡り印刷される。口座開設申込書54
は、申込事項を記入した申込欄57と契約のポイントを
記載した契約ポイント欄58と、署名欄59などから構
成されている。
【0058】申込欄57には、図6の申込欄53と同様
に予めユーザが入力した項目が印刷されている。契約ポ
イント欄58に記載されている内容は、約款55、5
6、…を要約した内容であり、かつ、契約ポイント欄5
8の内容のみで法律的にローン契約が成立するものであ
る。ユーザは、申込欄57の記載内容を確認すると共
に、契約ポイント欄58に記載されている内容を十分に
理解した後に署名欄59に署名する。
【0059】契約ポイント欄58には、契約が成立する
のに必要な全ての事項が記載されているため、銀行45
は、口座開設申込書54を保管することにより、契約の
成立を証明することができる。
【0060】また、変形例として、約款55、56、…
の最終ページの最後にユーザごとに一意に割り当てた数
字や記号を記載しておき、ユーザがこれを口座開設申込
書54の所定の欄に転記するように構成することもでき
る。即ち、単数又は複数枚に渡る約款の最後尾付近に、
ユーザごとに一意の番号を付加し、この個所で当該番号
を口座開設申込書54に転記するように指示する。
【0061】銀行はどのユーザにどの番号又は記号など
を割り当てたかをあらかじめ記録しておく。そして、銀
行はユーザから送付された口座開設申込書54に転記さ
れた番号、記号などを照合することにより、ユーザが確
かに約款55、56、…を最終ページまで印刷し、かつ
約款を最後まで読んだことを確認することができる。
【0062】ユーザは、署名欄59に署名した後、口座
開設申込書54のみを銀行45に送付することにより、
口座を開設することができる。銀行45では、口座開設
部46の担当者が口座開設申込書54の内容を確認す
る。特に、契約ポイント欄58は偽造を受けやすいの
で、例えばスキャナーを用いた画像認識手段などを用い
て慎重に確認される。
【0063】図8は、ユーザが新規口座の開設を申し込
む場合の銀行サーバ5とクライアント端末装置7の動作
を示したフローチャートである。まず、銀行サーバ5の
動作について説明する。銀行サーバ5は、クライアント
端末装置7から接続要求があるとホームページ画面のデ
ータをクライアント端末装置7に送信する。更に具体的
に述べると、これは、銀行サーバ5のCPU29が所定
のプログラムに従って行うものである。以下、「銀行サ
ーバ5が〜する」などの記載は、銀行サーバ5のCPU
29が所定のプログラムによって動作することを意味す
るものとする。
【0064】ユーザが銀行のホームページで新規口座の
開設を希望すると銀行サーバ5は、口座選択画面部72
のプログラムに従って、クライアント端末装置7に申込
選択画面データをクライアント端末装置7に送信する
(ステップ10)。次に、銀行サーバ5は、ユーザから
開設を希望する口座を特定する情報を受信すると、ユー
ザが開設を希望する口座を開設するモジュール(普通口
座申込部73、定期口座申込部74など)を起動させ
る。そして、起動されたモジュールの機能に従って銀行
サーバ5は所定の口座開設申込画面データをクライアン
ト端末装置7に送信する(ステップ20)。
【0065】次に、銀行サーバ5は、クライアント端末
装置7から入力データを取得する(ステップ30)。銀
行サーバ5は、取得したデータをデータベース40に記
憶すると共に、申込書印刷データ生成部76を起動させ
る。銀行サーバ5は、申込書印刷データ生成部76の機
能に従って、申込書印刷データを生成し、クライアント
端末装置7へ送信する(ステップ40)。また、銀行サ
ーバ5は、約款が必要な場合は、契約データ部78から
所定の契約データ77を取得して申込書印刷データに組
み込む。
【0066】次に、クライアント端末装置7の動作につ
いて説明する。銀行サーバ5と同様に、以下の動作はク
ライアント端末装置7のCPU11が所定のプログラム
に従って行うものである。以下の「クライアント端末装
置7は〜する」との記載は、クライアント端末装置7の
CPU11が所定のプログラムに従って動作することを
意味するものとする。
【0067】まず、ユーザはクライアント端末装置7か
らインターネット8を介して銀行のホームページにアク
セスする(ステップ50)。そして、ホームページに表
示された新規口座ボタンなどをクリックすると、クライ
アント端末装置7は、銀行サーバ5から申込選択画面デ
ータを受信し、ディスプレイ20に申込選択画面を表示
する。ユーザが所望の口座を選択して(例えばマウス操
作により口座名の上にポインタを合わせてクリックす
る)選択データを銀行サーバ5に送信する(ステップ6
0)。
【0068】次に、クライアント端末装置7は、銀行サ
ーバ5から所定の画面データを受信する。そしてクライ
アント端末装置7は、受信した画面データを用いて所定
の口座開設申込画面をディスプレイ20に表示する。ユ
ーザは、ディスプレイ20に表示された内容に従ってキ
ーボードなどから必要事項を入力する(ステップ7
0)。ユーザは、入力を終えると、例えば口座開設申込
画面に表示された送信ボタンをクリックして入力データ
を銀行サーバ5に送信する(ステップ80)。
【0069】次に、クライアント端末装置7は、銀行サ
ーバ5から送信されてくる申込書印刷データを受信す
る。そして、ユーザは、受信した申込書印刷データを用
いて印刷装置25などによって口座開設申込書をプリン
トアウトする(ステップ90)。ユーザは、プリントア
ウトした口座開設申込書に署名して銀行45に送付す
る。
【0070】以上に説明した本実施の形態では、以下の
ような効果を得ることができる。ユーザは、口座開設申
込書を印刷装置25などによって即時印刷できるため、
銀行から口座開設申込書が送付される時間が節約され
る。従来は、1〜2週間若しくはそれ以上要していた口
座開設に要する時間が、例えば3日程度に短縮される。
また、ユーザが銀行のホームページに入力した氏名、住
所などの口座開設に必要な入力事項が予め口座開設申込
書のフォーマットに組み込まれた形で印刷されるので、
ユーザは申込書に必要事項を記入する必要が無い。
【0071】口座開設申込書と契約が成立するために必
要な約款のポイントと署名欄が同一ページに印刷するこ
とができる。また、このため複数毎の詳細な約款などが
印刷された場合でも、ユーザは、申込書の一箇所に署名
して当該申込書のみ送付すれば良い。更に、ユーザは、
約款のポイントを容易に把握することができる。加え
て、銀行側は、当該申込書のみ受け取れば、契約が法的
に成立したものとすることができる。
【0072】申込書、約款のポイント、署名欄の他に詳
しい約款も印刷されるので、ユーザは、約款のポイント
を把握した上で個々の約款を読むことができる。また、
約款の最後尾に申込書印刷データに一意に割り当てた数
字、記号などをユーザが口座開設申込書に転記するよう
に構成することにより、銀行側はユーザが申込書印刷デ
ータを全て印刷し、かつ約款を全て読んだことを確認す
ることができる。また、申込書印刷データを用いて印刷
すると、口座開設申込書の送付先が共に印刷されるの
で、ユーザはこれを封筒に貼り付けることにより、口座
開設申込書の送付先を記す手間を省略することができ
る。
【0073】以上、本実施の形態では、一例として銀行
口座の開設の場合について説明したが、本発明は、これ
に限定するものではなく、請求項に記載した範囲で様々
な変形例が可能である。例えば、自動車保険、火災保
険、生命保険、損害保険などの各種保険の加入申込書
や、証券会社の証券取引口座の開設申込書などに適用す
ることもできる。
【0074】また、本実施の形態では、口座開設申込書
を郵送により銀行に送付することとしたが、これは郵送
に限らず、例えば、宅配便によって送付したり、又は当
該銀行及び当該銀行と提携した他の銀行、代理店などの
機関にユーザが持参するように構成しても良い。
【0075】(第2の実施の形態)本実施の形態では、
目論見書に固有の番号を含めておき、ユーザに投資信託
の申込書に当該番号を転記させるものである。これによ
って、ユーザに目論見書の内容の確認を促すことができ
ると共に、銀行側もユーザに対する説明責任を果たすこ
とができる。更に、投資信託はファンドと呼ばれること
もある。
【0076】以下、本実施の形態について図9から図1
5を用いて詳細に説明する。本実施の形態に係る銀行サ
ーバ5、クライアント端末装置7、7、7、・・・から
成るネットワーク構成は、図1に示した第1の実施の形
態と同様である。ただし、銀行サーバ5は、投資信託販
売機能を更に備え、これを銀行サーバ60として用いる
こととする。また、クライアント端末装置7、7、7、
・・・、の構成やインターネット8の構成は第1の実施
の形態と同じである。
【0077】銀行サーバ5は、クライアント端末装置
7、7、7、・・・、からログインしたユーザに対して
預金残高の照会、振り込み、新規口座の開設、定期預金
口座の解約、外国通貨の両替などのサービスを行う他に
投資信託の販売なども行う。以降クライアント端末装置
は、クライアント端末装置7、7、7、・・・、の中の
特定のクライアント端末装置7を用いて説明するが、当
該クライアント端末装置7の機能、構成などは、他のク
ライアント端末装置7、7、7、・・・、についても同
様であるとする。
【0078】投資信託とは、顧客が投資資金を提供し、
投資信託会社の専門家がこれを運用する金融商品であ
る。投資の信託を受けた投資信託会社は通常、国債、株
式、社債、金融デリバティブ取引を用いたもの、各国の
通貨などの様々な投資対象に対して分散投資を行う。分
散投資の対象などにより、ハイリスクハイリターン、ロ
ーリスクローリターンなど様々な特色を備えた投資信託
商品が販売されている。顧客は、目論見書などを参照し
ながら希望する投資信託を探して購入する。
【0079】目論見書とは、有価証券などの募集あるい
は売り出しにあたって、その取得の申込を勧誘する際に
交付する文書で、当該有価証券の発行者や発行する有価
証券などの内容を説明したものである。売り出しの対象
が投資信託である場合は、例えば、発行価格、申込手数
料、申込単位といった販売に関する情報や、投資信託の
沿革、投資の方針、管理及び運営の仕組み、委託会社の
概要などの当該投資信託に関する様々な詳細な情報から
構成されている。
【0080】図9(a)は、本実施の形態に係る銀行サ
ーバ60の構成例を示した図である。本実施の銀行サー
バ60は、第1の実施の形態の銀行サーバ5の銀行業務
プログラム38に投資信託の販売を行うためのプログラ
ムである投信販売部61を具備し、データベース40に
投資信託販売に関係するデータを格納した目論見書デー
タベース68や販売データベース70などを具備したも
のである。ハードウェアの構成など、その他の構成は銀
行サーバ5と同様なので、対応する構成要素に関しては
銀行サーバ5と同じ番号を付して説明する。
【0081】銀行サーバ60は、CPU29が投信販売
部61(プログラム)に従って動作することにより、投
資信託の購入の申し込みを受付けたりする機能を実現す
ることができる。なお、銀行サーバ60がユーザが口座
の申込をする場合は、口座申込部41が実行され、また
ユーザが投資信託の購入を行う場合は、投信販売部61
が実行されて、各種サービスをユーザに提供するように
なっている。
【0082】図9(b)は、投信販売部61の構成例を
示した図である。投資信託部61は、投信案内部62、
購入申込部64、確認部66、その他のモジュールから
構成されている。投信案内部62は、銀行サーバ60が
販売する投資信託の一覧を表示するための投信案内画面
を定義したファイルなどをクライアント端末装置7に送
信するなどするモジュールである。これらのファイル
は、例えばHTML言語にて記述されたHTMLファイ
ルなどである。
【0083】後に説明するように投信案内画面には、各
投資信託の名称と、運用方針などの概要が表示され、ユ
ーザは、希望する投資信託を探すことができるようにな
っている。また、投信案内画面には、各投資信託につい
て目論見書をダウンロードするためのボタンなどが備え
られており、当該ボタンをクリックすることにより、ユ
ーザは所望の投資信託の目論見書などを目論見書データ
ベース68からダウンロードすることができるようにな
っている。
【0084】購入申込部64は、ユーザが投資信託を申
し込む際に必要事項を入力するための購入申込画面を定
義したファイルをクライアント端末装置7に送信した
り、ユーザがクライアント端末装置7から購入申込画面
に入力したデータを取得したりなどするのに使用するモ
ジュールである。購入申込画面を定義したファイルは、
例えばHTML形式のファイルにより構成されている。
【0085】後に説明するように、ユーザは購入申込画
面から、購入を希望する投資信託をキーワード検索及び
絞込みするなどして特定することができると共に、購入
金額や目論見書確認番号などを入力することができるよ
うになっている。なお、目論見書確認番号は、各目論見
書に付随させた3桁の番号であって、ユーザが当該番号
を購入申込画面に転記することにより、ユーザがより確
実に目論見書を読むようにするものである。
【0086】また、購入申込部64は、ユーザが購入申
込画面から入力した事項(購入する投資信託、購入額、
目論見書確認番号など)をクライアント端末装置7から
取得し、販売データベース70に格納する機能をも銀行
サーバ60で実現する。
【0087】確認部66は、ユーザが購入申込画面から
入力したデータの確認を行う機能を実現するためのモジ
ュールである。確認部66が提供する機能は、必要事項
が全て記入されているか、ユーザが転記した目論見書確
認番号が当該目論見書に付随している目論見書確認番号
と一致するかなど、ユーザから受付けた投資信託の申し
込みが受理するのに必要な条件を満たしているか否かを
判断する。判断の結果、購入申込画面から入力されたデ
ータに誤りなどがある場合、CPU29は、申込部64
に従って、再度クライアント端末装置7に申込画面を定
義したファイルを再送信する。又、このとき、入力ミス
があった旨の表示を行うデータをクライアント端末装置
7に送信するように構成することもできる。
【0088】図9(c)は、データベース40に格納さ
れているデータベースのうち、投資信託の購入申込に関
するものを示した図である。目論見書データベース68
は、銀行サーバ60が販売している全ての投資信託の目
論見書が個別に所定の形式のファイルとして格納されて
いる。目論見書データベース68に格納されているこれ
らのファイルは、クライアント端末装置7から要求があ
った場合は、CPU29により、クライアント端末装置
7に送信される。なお、本実施の形態では、目論見書を
記録したファイルはPDF形式のファイルとする。
【0089】販売データベース70は、ユーザが購入申
込画面から入力したデータを格納するためのデータベー
スである。販売データベース70に格納されているデー
タは、CPU29がクライアント端末装置7から取得し
たデータ(ユーザが購入申込画面から入力したデータ)
のうち、受領可能であると判断したものを販売データベ
ース70に格納したものである。また、図示しないが、
データベース40には、各投資信託ごとに運用報告書や
運用レポートなどが所定の形式のファイルにて記憶され
ている。なお、本実施の形態では、当該所定の形式はP
DF形式とする。
【0090】図10は、銀行サーバ60がインターネッ
ト8上で開設しているホームページのトップページ17
2の一部を示した図である。なお、トップページ172
に至る前に、ユーザは銀行サーバ60に対してログイン
するものとする。トップページ172は、HTML形式
のファイルなどによって定義されており、銀行業務プロ
グラム38に含まれている。トップページ172は、イ
ンターネット8を介してクライアント端末装置7にダウ
ンロードされ、クライアント端末装置7のCPU11に
よりディスプレイ20に表示されたものである。
【0091】トップページ172は、例えば口座開設ボ
タン178、残高照会ボタン180などユーザの預金口
座に関するものや、投信案内ボタン174、購入申込ボ
タン176など投資信託の販売に関するものなどがあ
る。これらのボタンのうち特定のボタンがユーザによっ
てクリックされると、当該ボタンがクリックされた旨の
信号がクライアント端末装置7からインターネット8を
介して銀行サーバ60に送信される。そして、銀行サー
バ60のCPU29は、受信した信号に応じた処理を銀
行業務プログラム38に従って行うようになっている。
例えば、ユーザにより、口座開設ボタン178がクリッ
クされると、口座申込部41がCPU29により実行さ
れ、投信案内ボタン178がクリックされると投信案内
部62がCPU29により実行され、更に購入申込ボタ
ン176がクリックされると購入申込部64がCPU2
9により実行されるといったようになっている。
【0092】図11は、投信案内画面92の一例を示し
た図である。投信案内画面92は、トップページ172
で投信案内ボタン174をクリックすると表示される。
投信案内画面92は、銀行サーバ60のCPU29が投
信案内部62に従ってクライアント端末装置7に送信し
た投信案内画面ファイルを、クライアント端末装置7の
CPU11がブラウザ21に従ってディスプレイ20に
表示したものである。投信案内画面92は、分類欄9
0、名称欄85、ダウンロードボタン88、運用方針欄
86、スクロールバー81、スクロールボタン82など
から構成されている。
【0093】分類欄90には、投資信託の分類名が表示
される。投資信託には、投資対象や運用方針によって、
例えば国内公社債、海外公社債、海外株式インデック
ス、・・・、など様々な分類があり、分類欄90には、
分類名が表示される。それぞれの分類欄90に引き続
き、当該分類に属する投資信託の一覧が表示される。名
称欄85には、各投資信託の名称が表示される。各投資
信託には、例えば「ABC・中期オープン」、「ワール
ド・ボンド・オープン」などと、当該投資信託を他の投
資信託から識別するための名称がつけられている。な
お、投資信託の名称の前に添付されている「日本」、
「グローバル」といった表示は、それぞれ投資対象とな
る債権や株式などの金融商品が日本国内のものに限るの
か、或いは海外のものに対しても投資を行うのかという
ことを示している。
【0094】運用方針欄86には、当該投資信託の運用
方針が表示される。運用方針は、例えば「投資適格格付
けの中期債が投資対象。定リスクで安定収入を確保。為
替ヘッジを行う。」といったように、当該投資信託の運
用方針の概要が表示され、ユーザが購入を希望する投資
信託を探す際の手掛かりとすることができるようになっ
ている。
【0095】スクロールバー81は、投信案内画面92
をスクロールする際に使用する。ユーザはマウス操作す
ることにより、ディスプレイ20上でポインタ84を移
動することができる。ポインタ84をスクロールボタン
82の上に置き、マウスの所定のボタンを抑えながらド
ラッグすることにより、投信案内画面92をスクロール
することができる。投信案内画面92には、銀行サーバ
60が販売する全ての商品が掲載されており、ディスプ
レイ20の画面の大きさの関係により、ディスプレイ2
0に表示できない部分を、ユーザはドラッグボタン82
をドラッグして表示させることができる。
【0096】ダウンロードボタン88は、投資信託ごと
に設けられており、ユーザが当該投資信託に関する目論
見書や、運用報告書、運用レポートなどのファイルをダ
ウンロードする際に使用するボタンである。運用報告書
とは、例えば第4期などの期ごとの運用結果に関する報
告書である。運用レポートとは例えば月ごとの運用結果
を速報する報告書である。
【0097】ユーザがダウンロードボタン88をクリッ
クすると、ディスプレイ20上にダウンロードページが
開かれる。これはクライアント端末装置7から銀行サー
バ60にダウンロードボタン88がクリックされた旨の
信号が送信され(なお、この信号にはクリックにより指
定された投資信託を特定する情報が含まれている)、そ
れに対応して銀行サーバ60のCPU29が当該投資信
託のダウンロードページ画面を表示するためのファイル
をクライアント端末装置7に送信したことによる。クラ
イアント端末装置7のCPU11はブラウザ21によ
り、受信した当該ファイルを用いてディスプレイ20に
ダウンロードページを表示する。
【0098】図12は、ディスプレイ20に表示された
ダウンロードページ96の一例を示した図である。ダウ
ンロードページ96は、ユーザが投信案内画面92でダ
ウンロードボタン88をクリックすると投信案内画面9
2の上に重ねて表示される。また、他の投資信託のダウ
ンロードボタンをクリックすると、当該投資信託に係る
ダウンロードページが既に表示されているページの更に
上に表示される。
【0099】このように、ダウンロードページ96は、
多層的に次々とディスプレイ20上に表示されるように
なっている。下の層になって上の層のページに隠れたも
のは、その一部をポインタ84でクリックすると、一番
上の層に表示される。なお、ダウンロードページ96
は、ポインタ84でドラックすることによってディスプ
レイ20上で移動させたり、また、図示しないボタンを
クリックするなどして大きさを変更することなどするこ
とができる。
【0100】ダウンロードページ96には、目論見書ダ
ウンロードボタン98、運用報告書ダウンロードボタン
100、運用レポートダウンロードボタン102などが
表示されている。なお、ダウンロードページ96の上部
には、「ワールド・ボンド・オープン」などと、ダウン
ロードの対象となっている投資信託の名称が表示され
る。
【0101】目論見書ダウンロードボタン98は、当該
投資信託の目論見書を所定の形式(本実施の形態ではP
DF形式)にて記録したファイルをダウンロードするた
めのボタンである。ユーザがマウス84にて目論見書ダ
ウンロードボタン98をクリックすると、当該投資信託
の目論見書の送信を要求する信号がクライアント端末装
置7から銀行サーバ60に送信される。すると、銀行サ
ーバ60のCPU29は、目論見書データベース68を
検索してこれをクライアント端末装置7に送信するよう
になっている。なお、銀行サーバ60からダウンロード
したファイルは、一旦クライアント端末装置7のRAM
13に格納される。ユーザは、RAM13に格納した目
論見書ファイルを記憶装置16に格納することができ
る。
【0102】同様にして、ユーザは、運用報告書ダウン
ロードボタン100、運用レポートボタン103をクリ
ックすることにより、当該投資信託に係る運用報告書及
び運用レポートをPDFファイルとしてクライアント端
末装置7にダウンロードすることができる。これらのP
DFファイルは、PDFビューア(PDFファイルを表
示するためのプログラム)を起動することにより、内容
をディスプレイ20に表示することができる。
【0103】図13(a)は、PDFビューアを用いて
ディスプレイ20に目論見書を表示したところを示した
図である。ビューア画面106は、CPU11が、予め
記憶装置16にインストールされているPDFビューア
に従って、銀行サーバ60から受信した目論見書に関す
るファイルの内容をディスプレイ20に表示したもので
ある。PDFビューアは、例えば、ダウンロードした目
論見書に関するファイルを示すアイコンをマウス操作に
よりダブルクリックするなどして起動することができ
る。
【0104】ビューア画面106は、スクロールバー1
10によって左右に隔てられている。スクロールバー1
10の左側には、目論見書の各ページの縮小表示(各ペ
ージのミニチュア)107、107、・・・、が1ペー
ジ目から最終ページまで、画面上から下にかけて表示さ
れている。画面の大きさを超えるため、表示できない縮
小表示に関しては、スクロールボタン108をドラッグ
して表示されているページを進めたり戻したりして目的
のページを探すことができる。このようにしてユーザ
は、目論見書の各ページを鳥瞰することができる。
【0105】縮小表示107、107、107、・・
・、のうち、特定の縮小表示107にポインタ84を合
わせてクリックすると、当該ページの内容が文書表示欄
112に表示される。文書表示欄112の下には、当該
目論見書のページが表示される。なお、文書表示欄11
2に現在表示されてるページに該当する縮小表示は他の
ページとは異なった色となり、ユーザは、どのページが
文書表示欄112に表示されているかを直感的に認識で
きるようになっている。この図では、第1ページ目が文
書表示欄112に表示されている。
【0106】図13(b)は、文書表示欄112に目論
見書の最終ページが表示されているところを示した図で
ある。目論見書の最終ページには、図に示したように3
桁の目論見書確認番号115が表示される。目論見書確
認番号115は、投資信託ごとに一意に設定された番号
である。図の例では、目論見書確認番号115は「33
1」となっている。ユーザは、投資信託を購入する際
に、目論見書確認番号115を購入申込画面に転記する
ようになっている。即ち、ユーザは投資信託を購入する
前に、当該投資信託の目論見書をPDFビューアによっ
てディスプレイ20に表示させなくてはならない。この
ように、目論見書に目論見書確認番号115を添付する
ことにより、ユーザが目論見書を読むように促すことが
できる。ユーザは、目論見書を閲覧した際に、目論見書
確認番号115を控えておく。
【0107】なお、目論見書確認番号115は、必ずし
も一意に設定する必要はなく、例えば20種類程度の目
論見書確認番号を用意し、これらのうちから何れか1つ
を目論見書に添付するようにしても良い。この場合は、
いくつかの目論見書で同じ目論見書確認番号を重複して
使用することになる。また、目論見書確認番号115
は、数字以外に文字や記号などを用いて構成しても良
い。更に、目論見書確認番号115の配置場所は、目論
見書の最後部に限らず、目論見書の途中に挿入するよう
に、構成しても良い。なお、複数個の目論見書確認番号
を目論見書中にランダムに配置することもできる。ま
た、目論見書確認番号115は3桁に限定するものでは
ない。
【0108】ユーザは、運用報告書ダウンロードボタン
100、運用レポートダウンロードボタン102をクリ
ックすることにより、当該投資信託の運用報告書ファイ
ル、運用レポートファイルを銀行サーバ60からダウン
ロードすることができる。これらのファイルも目論見書
ファイルと同様にPDF形式のファイルであり、PDF
ビューアにより閲覧することができる。
【0109】ユーザは、投信案内画面92で購入を希望
する投資信託を検索した後、購入申込画面120から投
資信託の購入申込を行うことができる。投資信託の申し
込みは、トップページ172に戻り、購入申込ボタン1
76をクリックすることにより開始することができる。
ユーザがトップページにて購入申込ボタン176をクリ
ックすると、当該ボタンがクリックされた旨の信号がク
ライアント端末装置7から銀行サーバ60に送信され
る。銀行サーバ60のCPU29は、当該信号を受信す
ると、購入申込部64に従って購入申込画面を定義した
ファイル(例えばHTML形式)をクライアント端末装
置7に送信したり、クライアント端末装置7からユーザ
が購入する投資信託の名称(ファンド名)や購入価格な
どのデータを受信したりなどする。
【0110】ユーザがトップページ172で購入申込ボ
タン176をクリックすると、投資信託の名称を条件検
索などにより絞込むための図示しない投資信託選択画面
がディスプレイ20に表示される。ユーザは、投資信託
選択画面でキーワード検索や絞込条件を入力して投資信
託の名称の絞込みをするなどして、購入を希望する投資
信託を選択することができる。これらの投資信託選択機
能は、CPU29が購入申込部64に従って動作するこ
とにより提供される。
【0111】キーワード検索はキーワード入力欄に投資
信託名や投資信託の特徴を表す言葉を例えば1語入力し
検索ボタンをクリックすることにより行うようになって
いる。また、全投資信託を表示したい場合は、全表示ボ
タンをクリックする。絞込み検索は、上記のキーワード
検索にてヒットした投資信託を更に絞り込んで表示した
い場合に用いる。絞込みに用いる項目としては、例えば
運用会社名、ファンドの分類、投資地域、通貨、設定時
期、基準価額、設定来騰落率、スイッチングなどがあ
り、表示された一覧から選択したり、または入力するよ
うになっている。ユーザは、購入を希望する投資信託の
名称の選択を終了すると、図示しない選択終了ボタンを
クリックすることにより、ディスプレイ20に購入申込
画面120を表示させることができる。
【0112】図14は、購入申込画面120の一例を示
した図である。購入申込画面120は、ユーザ情報欄1
22、申込欄124、購入可能金額欄132、戻るボタ
ン134、キャンセルボタン136、入力内容クリアボ
タン138、購入ボタン140などから構成されてい
る。購入申込画面120は、銀行サーバ60のCPU2
9が購入申込画面120を定義したHTMLファイルを
クライアント端末装置7に送信し、クライアント端末装
置7のCPU11が受信した該HTMLファイルをディ
スプレイ20に表示したものである。購入申込画面12
0には、ユーザが投資信託選択画面にて選択した投資信
託が全て表示されている。
【0113】ユーザ情報欄122ユーザ名、ユーザが口
座を開設している銀行(銀行サーバ60を運営している
銀行)の本店または支店の店番号、及びユーザの口座番
号などが表示される。これらの情報はログイン情報から
得たものである。ユーザは、これらの情報を確認し、銀
行サーバ60が現在設定している商品発注の主体(商品
を購入しようといているユーザ)を確認することができ
る。
【0114】申込欄124は、投資信託名称欄131、
申込額欄126、手数料別チェック欄128、目論見書
確認番号転記欄130などから構成されている。投資信
託名称欄131には、ユーザが投資信託選択画面にて選
択した投資信託の名称が表示されている。なお、ユーザ
がマウス操作により、ポインタ84を投資信託名称欄1
31にあわせてクリックすると、目論見書がすでにダウ
ンロードされている場合は、ビューア画面106を表示
させることができ、また、目論見書がまだダウンロード
されていない場合は、ダウンロードページ96を表示さ
せることができ、ユーザが当該目論見書をダウンロード
できるようになっている。この機能により、ユーザは、
購入申込画面120から、購入を希望する投資信託の目
論見書を閲覧することができる。
【0115】申込金額欄126は、ユーザが投資信託名
称欄131に表示されてる投資信託を購入する欄であ
る。本実施の形態では、1万円以上1円単位で購入でき
るようになっている。手数料別チェック欄128は、申
込金額欄126に入力した金額を手数料込みのものとす
るか、またはしないかを選択するためのチェックボック
スである。
【0116】ユーザはポインタ84を手数料別チェック
欄128にあわせてクリックすることにより何れかを選
択することができる。手数料別チェック欄128がチェ
ックされた場合は、申込金額欄126に入力した金額
は、手数料別の金額となり、ユーザは、当該投資信託の
購入に際し、購入手数料を別途支払うこととなる。手数
料別チェック欄128がチェックされない場合は、申込
金額欄126に入力された金額は、当該投資信託の購入
手数料を含んだものとなる。
【0117】目論見書確認番号転記欄130は、ユーザ
が当該投資信託の目論見書に記載されていた目論見書確
認番号115(図13)を転記する欄である。ユーザ
は、ビューア画面106にて当該投資信託の目論見書を
閲覧した際に、目論見書番号115をメモしておくなど
して目論見書確認番号転記欄130に入力する。目論見
書確認番号115を控えていなかった場合や目論見書を
まだ閲覧していない場合、または目論見書をまだダウン
ロードしていない場合は、投資信託名称欄131をクリ
ックすることにより、当該投資信託に関する目論見書を
閲覧することができる。
【0118】購入可能金額欄132欄には、ユーザが投
資信託を購入することが可能な金額が表示される。これ
は、当該ユーザの口座情報から取得されたものである。
本実施の形態では、ユーザが購入申込画面120から購
入を申し込んだ投資信託の購入代金は、購入可能金額欄
132に表示された口座番号に係る口座から引き落とさ
れる。そのため、当該口座の口座残高が購入可能金額と
なる。
【0119】戻るボタン134は、購入申込画面120
を表示する前の画面、即ち投資信託検索画面に戻るため
のボタンである。戻るボタン134をクリックすること
により、投資信託検索画面に戻り、ユーザは購入する投
資信託の選択をやり直すことができる。キャンセルボタ
ン136は、商品の購入を中止するためのボタンであ
る。キャンセルボタン136をクリックすることにより
トップページ172を呼び出すことができる。
【0120】内容クリアボタン138は、ユーザが申込
画面120で入力した内容をクリアするためのボタンで
ある。内容クリアボタンをクリックすることにより、申
込金額欄126、手数料別チェック欄128、目論見書
確認番号転記欄130などに入力した内容がクリアさ
れ、ユーザはこれらの入力事項を再度入力することがで
き、申込金額や目論見書確認番号などを訂正することが
できる。
【0121】購入ボタン140は、ユーザが申込画面1
20から入力した事項を銀行サーバ60に送信するため
のボタンである。購入ボタン140をクリックするまで
は、ユーザが申込画面120から入力した事項は、クラ
イアント端末装置7のRAM13に一時的に格納され
る。購入ボタン140がクリックされるとCPU11
は、RAM13に格納されているデータを銀行サーバ6
0に送出する。また、ユーザが入力したデータを銀行サ
ーバ60に送信する前に、ユーザが入力した項目をディ
スプレイ20に表示して、ユーザが入力したデータを確
認できるように構成しても良い。
【0122】図15は、ユーザが投資信託の購入の申し
込みを行う際の銀行サーバ60とクライアント端末装置
7の動作を示したフローチャートである。まずユーザ
は、クライアント端末装置7から銀行サーバ60にログ
インする。すると銀行サーバ60のCPU29は、クラ
イアント端末装置7にトップページ172を表示するた
めのファイルを送信する。次に、クライアント端末装置
7のCPU11はブラウザ21に従って、このファイル
によって定義されたトップページ172をディスプレイ
20に表示する。
【0123】ユーザがトップ画面172で投信案内ボタ
ン174をクリックして投信案内画面92の表示を要求
すると、クライアント端末装置7のCPU11はブラウ
ザ21の機能により、投信案内ボタン174がクリック
された旨の信号を銀行サーバ60に送信する(ステップ
5)。銀行サーバ60のCPU29は、当該信号を受信
すると投信案内部62(プログラム)を起動し、投信案
内部62に従ってクライアント端末装置7に投信案内画
面92を表示するためのファイルを送信する(ステップ
10)。
【0124】クライアント端末装置7のCPU11は、
当該ファイルを受信するとブラウザ21に従って当該フ
ァイルにより定義された投信案内画面92をディスプレ
イ20に表示する。ユーザは、投信案内画面92を閲覧
し、購入を希望する投資信託を探す。 ユーザがダウン
ロードボタン88をクリックして所定の投資信託のダウ
ンロードページ96を要求すると、CPU11はブラウ
ザ21の機能により、当該ボタンがクリックされた旨の
信号を銀行サーバ60に送信する(ステップ15)。
【0125】銀行サーバ60のCPU60は、当該信号
を受信すると当該投資信託に係るダウンロードページ9
6を表示するためのファイルをクライアント端末装置7
に送信する(ステップ20)。クライアント端末装置7
のCPU11は、当該ファイルを受信するとブラウザ2
1に従って、当該ファイルにて定義されたダウンロード
ページ96をディスプレイ20に表示する。ダウンロー
ドページ96に表示された目論見書ダウンロードボタン
98、運用報告書ダウンロードボタン100、運用レポ
ートダウンロードボタン102などをクリックして目論
見書などのダウンロードを要求すると、CPU11は、
何れのボタンがクリックされたかを示す信号(クリック
されたボタンを特定する情報を含む)を銀行サーバ60
に送信する(ステップ25)。
【0126】銀行サーバ60のCPU29は、当該信号
を受信すると、クリックされたボタンに対応したファイ
ル(目論見書を記録したPDFファイル、運用報告書を
記録したPDFファイル、運用レポートを記録したPD
Fファイルなど)をクライアント端末装置7に送信する
(ステップ30)。
【0127】ユーザは、他の投資信託の目論見書などの
ファイルを更にダウンロードする場合は(ステップ3
5;Y)、ステップ15に戻り、投信案内画面92から
所望の投資信託に係るダウンロードボタンをクリックす
る。ユーザが所望の投資信託に関するファイルのダウン
ロードを全て終えた場合は(ステップ35;N)、ユー
ザは、トップページ172に戻り、購入申込ボタン17
6をクリックして購入申込画面120を要求する。購入
申込ボタン176がクリックされるとCPU11は、ブ
ラウザ21が提供する機能により、当該ボタンがクリッ
クされた旨の信号を銀行サーバ60に送信する(ステッ
プ45)。
【0128】銀行サーバ60のCPU29は、当該信号
を受信すると購入申込画面120を表示するためのファ
イルをクライアント端末装置7に送信する(ステップ4
0)。クライアント端末装置7のCPU11は、当該フ
ァイルを受信するとブラウザ21が提供する機能によ
り、当該ファイルにて定義された購入申込画面120を
ディスプレイ20に表示する。
【0129】ユーザは、ディスプレイ20に表示された
購入申込画面120の申込金額欄126、目論見書確認
番号転記欄130などに対して必要事項を記入し、手数
料別チェック欄128のチェックの有無を選択する(ス
テップ55)。ユーザがこれらの入力を終えた後、購入
ボタン140をクリックすると、CPU11はブラウザ
21が提供する機能によりユーザが入力した情報を銀行
サーバ60に送信する(ステップ65)。
【0130】銀行サーバ60のCPU29は、クライア
ント端末装置7からユーザが入力した申込金額や目論見
書確認番号に関する情報を受信する(ステップ50)。
次にCPU29は、例えば、ユーザが転記した目論見書
確認番号が当該投資信託の目論見書に記載された目論見
書確認番号と一致するか、また、申込金額が所定の金額
の範囲に入っているか(本実施の形態では、例えば1万
円以上及び口座残高以下)など所定の確認事項について
確認を行う(ステップ70)。
【0131】確認の結果、例えばユーザが転記した目論
見書確認番号に誤りがある場合や、申込金額が所定の範
囲にない場合など、所定の確認事項について誤りがある
場合は(ステップ70;N)、CPU29は、ステップ
40に戻って購入申込画面120を表示するためのファ
イルをクライアント端末装置7に送信し、ユーザに再度
の入力を促す。または、ユーザが転記した目論見書確認
番号が誤っていた旨の表示をディスプレイ20に行うた
めのデータをクライアント端末装置7に送信するように
構成することもできる。確認の結果、ユーザが入力した
項目に誤りがなかった場合は(ステップ70;Y)、C
PU29は、ユーザが入力した情報を販売データベース
70に格納する。以降、銀行サーバ60は、販売データ
ベース70に格納された当該情報を用いて当該ユーザに
対して投資信託の販売を行う。
【0132】以上本実施の形態では、以下のような効果
を得ることができる。ユーザは、投資信託を購入する場
合に当該投資信託の目論見書の目論見書確認番号を目論
見書確認番号転記欄130に転記する必要があるため、
ユーザに目論見書の内容確認を徹底させることができ
る。目論見書に限らず、契約書や注意書きなど、クライ
アント端末装置7に送信するその他の書類についても当
該書類に確認番号を添付しておくことにより、ユーザに
内容確認を徹底することができる。
【0133】以上、本実施の形態では、一例として投資
信託の購入を申し込む場合について説明したが、請求項
に記載した範囲で様々な変形が可能である。例えば、商
品の通信販売などにおける免責事項の説明文書、契約の
約款など、商品やサービスの購入申し込みに際してユー
ザに所定の文書の開示を徹底したいときなどに用いるこ
とができる。また、本実施の形態では、目論見書などを
記録したファイルをPDFファイルとしたが、これに限
定するものではなく、例えばテキストファイルやHTM
L形式のファイル、ビットマップ形式のファイルなどの
他の形式のファイルとすることも可能である。
【0134】
【発明の効果】本発明によれば、申込手続きを迅速化、
効率化する申込書送信装置、申込書送信方法、申込書送
信プログラム、記憶媒体、及び、ユーザに送信した文書
をユーザが確認することを促すことができる申込書送受
信装置、申込書送受信方法及び記憶媒体を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザが銀行に新規口座を開設する場合行われ
る処理を説明するための図である。
【図2】クライアント端末装置の構成例を示した図であ
る。
【図3】銀行サーバの構成例を示した図である。
【図4】口座申込部の構成の一例を示した図である。
【図5】ユーザが銀行に新規口座を開設する場合行う処
理を説明するための図である。
【図6】ユーザが印刷装置を用いて印刷した口座開設申
込書の一例を示したものである。
【図7】ユーザがカードローン付きの普通預金口座の開
設を申し込んだときに、印刷装置などで印刷される口座
開設申込書の一例を示したものである。
【図8】ユーザが新規口座の開設を申し込む場合の銀行
サーバとクライアント端末装置の動作を示したフローチ
ャートである。
【図9】(a)は、本実施の形態に係る銀行サーバの構
成例を示した図であり、(b)投信販売部の構成例を示
した図であり、(c)は、データベースに格納されてい
るデータベースのうち、投資信託の購入申込に関するも
のを示した図である。
【図10】銀行サーバがインターネット上で開設してい
るホームページのトップページの一部を示した図であ
る。
【図11】投信案内画面の一例を示した図である。
【図12】ダウンロードページの一例を示した図であ
る。
【図13】(a)は、PDFビューアを用いてディスプ
レイに目論見書を表示したところを示した図であり、
(b)は、文書表示欄に目論見書の最終ページが表示さ
れているところを示した図である。
【図14】購入申込画面の一例を示した図である。
【図15】ユーザが投資信託の購入の申し込みを行う際
の銀行サーバとクライアント端末装置の動作を示したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
5 銀行サーバ 6 認証サーバ 7 クライアント端末 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 バスライン 15 インターフェース 16 ハードディスク 17 光磁気ディスク 18 通信部 19 ディスプレイ 21 ブラウザ 22 回線接続プログラム 23 プログラム 24 データベース 25 印刷装置 28 バスライン 29 CPU 30 ROM 31 RAM 32 インターフェース 33 ハードディスク 34 光磁気ディスク 35 通信部 36 入力部 37 ディスプレイ 38 銀行業務プログラム 39 プログラム 40 データベース 41 口座申込部 45 銀行 46 口座開設部門 47 郵便局 48 口座開設申込書 49 署名欄 53 申込欄 54 口座開設申込書 57 申込欄 58 契約ポイント欄 55 約款 56 約款 60 銀行サーバ 61 投信販売部 62 投信案内部 63 購入申込部 66 確認部 68 目論見書データベース 70 販売データベース 71 データ取得部 72 口座選択画面部 73 普通口座申込部 74 定期口座申込部 76 申込書印刷データ生成部 77 契約データ 78 契約データ部 82 スクロールボタン 84 ポインタ 85 名称欄 86 運用方針欄86 88 ダウンロードボタン 90 分類欄 92 投信案内画面 96 ダウンロードページ 98 目論見書ダウンロードボタン 100 運用報告書ダウンロードボタン 102 運用レポートダウンロードボタン 106 ビューア画面 107 縮小表示 108 スクロールボタン 110 スクロールバー 112 文書表示欄 120 購入申込画面 122 ユーザ情報欄 124 申込欄 126 申込額欄 128 手数料別チェック欄 130 目論見書番号転記欄 131 投資信託名称欄 134 戻るボタン 136 キャンセルボタン 138 入力内容クリアボタン 140 購入ボタン 172 トップページ 174 投信案内ボタン 176 申込ボタン 178 口座開設ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B42D 11/00 B42D 11/00 R

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント端末装置に接続する接続手
    段と、 前記接続手段にて接続したクライアント端末装置に、申
    込書に記入すべき項目をユーザが入力するための画面デ
    ータを送信する記入項目送信手段と、 前記記入項目送信手段にて送信した画面データに対応し
    てユーザが入力した入力データを受信する入力データ受
    信手段と、 前記入力データ受信手段にて受信した入力データを用い
    て申込書印刷データを生成する生成手段と、 前記生成手段にて生成された申込書印刷データを前記ク
    ライアント端末装置に送信する申込書送信手段と、 を具備したことを特徴とする申込書送信装置。
  2. 【請求項2】 前記申込書印刷データは、申込書の所定
    欄に記入すべき記入事項に関する申込書記入データを含
    んでいることを特徴とする請求項1に記載の申込書送信
    装置。
  3. 【請求項3】 前記申込書印刷データは、前記申込印刷
    データを用いて印刷される印刷物が所定欄の記入事項が
    既に記入されている申込書となるための印刷データを備
    えていることを特徴とする請求項1に記載の申込書送信
    装置。
  4. 【請求項4】 前記申込書印刷データは、当該申込書印
    刷データによって印刷される申込書に署名欄を印刷する
    ための署名欄データを含んでいることを特徴とする請求
    項1に記載の申込書送信装置。
  5. 【請求項5】 前記申込書印刷データは、当該申込書に
    よって契約する契約事項に関する約款を印刷するための
    約款データを更に含んでいることを特徴とする請求項4
    に記載の申込書送信装置。
  6. 【請求項6】 前記申込書印刷データは、前記申込書に
    係る申込事項と、前記署名欄と、前記申込書によって契
    約が成立するのに少なくとも必要な約款に関する情報と
    を同一のページに印刷可能なデータであることを特徴と
    する請求項4に記載の申込書送信装置。
  7. 【請求項7】 前記申込書印刷データは、ユーザが前記
    申込書に転記する転記対象である数字、文字などの記号
    を印刷する記号データを更に含んでいることを特徴とす
    る請求項5に記載の申込書送信装置。
  8. 【請求項8】 クライアント端末装置に接続する第1の
    ステップと、 前記第1のステップにて接続したクライアント端末装置
    に、申込書に記入すべき項目をユーザが入力するための
    画面データを送信する第2のステップと、 前記第2のステップにて送信した画面データに対応して
    ユーザが入力した入力データを受信する第3のステップ
    と、 前記第3のステップにて受信した入力データを用いて申
    込書印刷データを生成する第4のステップと、 前記第4のステップにて生成された申込書印刷データを
    前記クライアント端末装置に送信する第5のステップ
    と、 から構成されたことを特徴とする申込書送信方法。
  9. 【請求項9】 クライアント端末装置に接続する接続機
    能と、 前記接続機能にて接続したクライアント端末装置に、申
    込書に記入すべき項目をユーザが入力するための画面デ
    ータを送信する記入項目送信機能と、 前記記入項目送信機能にて送信した画面データに対応し
    てユーザが入力した入力データを受信する入力データ受
    信機能と、 前記入力データ受信機能にて受信した入力データを用い
    て申込書印刷データを生成する生成機能と、 前記生成機能にて生成された申込書印刷データを前記ク
    ライアント端末装置に送信する申込書送信機能と、 をコンピュータに実現させるための申込書送信プログラ
    ム。
  10. 【請求項10】 クライアント端末装置に接続する接続
    機能と、 前記接続機能にて接続したクライアント端末装置に、申
    込書に記入すべき項目をユーザが入力するための画面デ
    ータを送信する記入項目送信機能と、 前記記入項目送信機能にて送信した画面データに対応し
    てユーザが入力した入力データを受信する入力データ受
    信機能と、 前記入力データ受信機能にて受信した入力データを用い
    て申込書印刷データを生成する生成機能と、 前記生成機能にて生成された申込書印刷データを前記ク
    ライアント端末装置に送信する申込書送信機能と、 をコンピュータに実現させるための申込書送信プログラ
    ムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  11. 【請求項11】 クライアント端末装置に接続する接続
    手段と、 前記接続手段にて接続したクライアント端末装置に数
    字、文字などで構成され、ユーザが転記するための転記
    記号を含む文書を所定のファイル形式にて送信する文書
    送信手段と、 前記クライアント端末装置に、前記文書送信手段にて送
    信した文書に含まれる前記転記記号を入力するための転
    記記号入力欄を含む申込画面を表示するための画面デー
    タを送信する画面データ送信手段と、 前記画面データ送信手段で送信した画面データに対応し
    てユーザが入力した入力データを受信する受信手段と、 前記入力データ受信手段にて受信した入力データのう
    ち、前記転記記号と、前記転記記号入力欄に入力された
    記号が一致するか否かを判断する判断手段と、 を具備したことを特徴とする申込書送受信装置。
  12. 【請求項12】 前記判断手段が、前記転記記号と前記
    転記記号入力欄に入力された記号が一致すると判断した
    場合は、受信手段にて取得した前記入力データを所定の
    記憶装置に記憶することを特徴とする請求項11に記載
    の申込書送受信装置。
  13. 【請求項13】 前記判断手段が、前記転記記号と前記
    転記記号入力欄に入力された記号が一致しないと判断し
    た場合は、前記転記記号と前記転記記号入力欄に入力さ
    れた記号が一致しない旨の表示を行うためのデータを前
    記クライアント端末装置に送信することを特徴とする請
    求項11に記載の申込書送受信装置。
  14. 【請求項14】 前記判断手段が、前記転記記号と前記
    転記記号入力欄に入力された記号が一致しないと判断し
    た場合は、ユーザに前記転記記号の再度の入力を促すこ
    とを特徴とする請求項11に記載の申込書送受信装置。
  15. 【請求項15】 前記所定のファイル形式にて送信され
    る文書は投資信託の目論見書であって、 前記画面データは、前記目論見書に係る前記投資信託の
    購入申込画面を表示するための画面データであることを
    特徴とする請求項11に記載の申込書送受信装置。
  16. 【請求項16】 前記申込画面から前記転記記号を含む
    文書を呼び出す呼び出し手段を更に具備したことを特徴
    とする請求項11に記載の申込書送受信装置。
  17. 【請求項17】 接続手段と、文書送信手段と、画面デ
    ータ送信手段と、受信手段と、判断手段と、を備えたコ
    ンピュータにおいて、 前記接続手段によって、クライアント端末装置に接続す
    る接続ステップと、 前記文書送信手段によって、前記接続したクライアント
    端末装置に数字、文字などで構成され、ユーザが転記す
    るための転記記号を含む文書を所定のファイル形式にて
    送信する文書送信ステップと、 前記画面データ送信手段によって、前記クライアント端
    末装置に、前記送信した文書に含まれる前記転記記号を
    入力するための転記記号入力欄を含む申込画面を表示す
    るための画面データを送信する画面データ送信ステップ
    と、 前記受信手段によって、前記送信した画面データに対応
    してユーザが入力した入力データを受信する受信ステッ
    プと、 前記判断手段によって、前記受信した入力データのう
    ち、前記転記記号と、前記転記記号入力欄に入力された
    記号が一致するか否かを判断する判断ステップと、 から構成されたことを特徴とする申込書送受信方法。
  18. 【請求項18】 クライアント端末装置に接続する接続
    機能と、 前記接続機能にて接続したクライアント端末装置に数
    字、文字などで構成され、ユーザが転記するための転記
    記号を含む文書を所定のファイル形式にて送信する文書
    送信機能と、 前記クライアント端末装置に、前記文書送信機能にて送
    信した文書に含まれる前記転記記号を入力するための転
    記記号入力欄を含む申込画面を表示するための画面デー
    タを送信する画面データ送信機能と、 前記画面データ送信機能で送信した画面データに対応し
    てユーザが入力した入力データを受信する受信機能と、 前記入力データ受信機能にて受信した入力データのう
    ち、前記転記記号と、前記転記記号入力欄に入力された
    記号が一致するか否かを判断する判断機能と、 をコンピュータで実現するための申込書送受信プログラ
    ムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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