JPH09307735A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH09307735A
JPH09307735A JP8123652A JP12365296A JPH09307735A JP H09307735 A JPH09307735 A JP H09307735A JP 8123652 A JP8123652 A JP 8123652A JP 12365296 A JP12365296 A JP 12365296A JP H09307735 A JPH09307735 A JP H09307735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
facsimile
data
personal computers
facsimile device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8123652A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Ishibashi
正和 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP8123652A priority Critical patent/JPH09307735A/ja
Publication of JPH09307735A publication Critical patent/JPH09307735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LAN等の通信ネットワーク上の一端末とし
て使用可能とし、公衆回線網を通じたファクシミリ通信
を能率良く行い得るようにする。 【解決手段】 LAN等の通信ネットワークは、複数の
端末をそれぞれ1本の同軸ケーブル7に接続することに
より構成されている。ネットワーク上にはファクシミリ
装置6が設けられている。ファクシミリ装置6はネット
ワークインターフェース28を備えている。インターフ
ェース28は、ファクシミリ装置6をネットワーク上の
一端末として使用できるようにするためのものである。
この構成によれば、ネットワーク上のパソコン等の端末
からファクシミリ装置6に対してデータを転送して、そ
のデータをファクシミリ装置6から公衆回線網Lを介し
て送信することができる。又、公衆回線網Lを介してフ
ァクシミリ装置6で受信されたデータを、そのファクシ
ミリ装置6からネットワーク上の端末に転送することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、例えばLAN
(ローカルエリアネットワーク)等の通信ネットワーク
上の一端末として使用可能なファクシミリ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 近年では、複数のパソコン等の端末を
LAN等の通信ネットワークを用いて相互に接続して、
データを複数の端末で共有できるようにしていることが
多い。しかしながら、従来のファクシミリ装置は通信ネ
ットワークに接続するための機能を有していないため、
ファクシミリ装置を通信ネットワーク上の一端末として
使用することができない。従って、ファクシミリ装置は
オフィス内等に単独で設置されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 このため、例えば通
信ネットワーク上の端末で作成されたデータを公衆回線
網を介して外部にファクシミリ送信するためには、端末
で作成されたデータをプリンタで用紙上に印字出力して
から、その用紙上の画像をファクシミリ装置で読み取ら
せて送信させるといった煩雑な操作を行う必要がある。
しかも、データの送信後、送信データの内容が受信側で
確認されたか否かを確認するためには、受信側に対して
電話等で問い合わせを行ったりする必要があり、その確
認が面倒であった。
【0004】又、ファクシミリ装置で受信されたデータ
は同ファクシミリ装置にて記録紙上に印字出力されるの
で、ユーザはその印字出力された記録紙をファクシミリ
装置の設置場所まで出向いて受け取る必要がある。しか
も、データがファクシミリ装置で受信されても、通信ネ
ットワーク上の端末のユーザは、ファクシミリ装置の設
置場所まで自身で出向くか、或いは他人から知らされな
ければ、受信があったこと自体を知ることができないと
いう不便があった。
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、LAN等の通信ネット
ワーク上の一端末として使用可能であり、公衆回線網を
通じたファクシミリ通信を能率良く行い得るファクシミ
リ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、請求項1の発明では、公衆回線網を介してデー
タの送受信を行うファクシミリ装置において、LAN等
の通信ネットワークを通じてデータの送受信を行わせる
ためのネットワークインターフェースと、通信ネットワ
ーク上の他の端末から受信したデータを、その端末から
指示された送信宛先へ公衆回線網を介して送信する送信
制御手段とを備えたものである。
【0007】請求項2の発明では、請求項1において、
公衆回線網を介してデータが受信された後、データの受
信があった旨を、通信ネットワーク上の他の端末に通知
する受信通知手段を備えたものである。
【0008】請求項3の発明では、請求項1又は2にお
いて、公衆回線網を介して受信したデータの読了が行わ
れたか否かを判断する判断手段と、読了が行われたか否
かを公衆回線網を介してデータの送信側に通知する読了
通知手段とを備えたものである。
【0009】従って、請求項1〜3の発明は次のような
作用を奏する。請求項1の発明によれば、ネットワーク
インターフェースを設けることにより、ファクシミリ装
置をLAN等の通信ネットワークの一端末として使用す
ることが可能となる。このため、ネットワーク上の他の
端末からファクシミリ装置に対してデータを転送して、
そのデータをファクシミリ装置から公衆回線網を介して
送信することが可能となる。又、公衆回線網を介してフ
ァクシミリ装置で受信されたデータを、そのファクシミ
リ装置からネットワーク上の他の端末に転送することが
可能となる。
【0010】特に、通信ネットワーク上の他の端末から
ファクシミリ装置に対してデータを転送するとともに、
その端末からファクシミリ装置に対して送信宛先を指示
することにより、データがファクシミリ装置から公衆回
線網を介して送信宛先へ自動的に送信される。このた
め、端末のユーザは、ファクシミリ送信のための操作
を、ファクシミリ装置の設置場所まで出向くことなく、
手元の端末において行うことができる。
【0011】請求項2の発明によれば、データが公衆回
線網を介してファクシミリ装置で受信された後、データ
の受信があった旨が、ファクシミリ装置から通信ネット
ワーク上の他の端末に通知される。このため、端末のユ
ーザは、データの受信があったことを、手元の端末にお
いて直ちに知ることができる。
【0012】請求項3の発明によれば、データの受信が
行われると、その受信データの読了(例えば、受信デー
タを印字出力された記録紙上等で確認すること)が行わ
れたか否かが判断される。そして、読了が行われたか否
かの情報が、データの送信側に通知される。このため、
送信側では、送信データの内容が受信側で確認されたか
否かを、容易かつ確実に知ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】 以下、本発明を具体化した一実
施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、
LAN(ローカルエリアネットワーク)等の通信ネット
ワークAは同一建物内に設置されている。本実施形態に
おけるネットワークAとしては例えばイーサネット等の
バス型LANが用いられ、複数の端末1〜6をそれぞれ
10Base5等の1本の同軸ケーブル7に接続するこ
とにより構成されている。ネットワークAにおける端末
1〜6としては、例えば第1〜第3のパーソナルコンピ
ュータ(パソコン)1〜3、プリンタ4、ファイルサー
バ5及びファクシミリ装置6が設けられている。これら
の端末1〜6は、ネットワークAに接続するための機能
を有している。尚、ネットワークA上における端末の数
及び種類を変更することは勿論自由である。
【0014】通信ネットワークBは、例えば前記ネット
ワークAと同様な構造をなしており、第1〜第3のパソ
コン8〜10、プリンタ11、ファイルサーバ12及び
ファクシミリ装置13を1本の同軸ケーブル14に接続
することにより構成されている。単独で設けられた2台
のファクシミリ装置C,Dは、各ネットワークA,B上
のファクシミリ装置6,13と同じく、LAN等のネッ
トワークに接続するための機能を有している。単独で設
けられたファクシミリ装置Eは、ネットワークに接続す
るための機能を有していないG3機等の通常のファクシ
ミリ装置である。そして、この実施形態では、各ネット
ワークA,B上の2台のファクシミリ装置6,13及び
単独で設けられた3台のファクシミリ装置C,D,E
が、公衆回線網Lに接続されているものとして、その後
の説明を行うこととする。
【0015】上記の通信ネットワークA,Bは、OSI
(Open Systems Interconnection)参照モデルのトランス
ポート層(第4層)以下では、TCP/IP(Transmiss
ionControl Protocol/Internet Protocol) 、IPX/
SPX(Internet Protocol eXcharge/Sequential Proto
col eXcharge) 、OSI等が使用されている。そして、
セッション層(第5層)以上で、それぞれのネットワー
ク上の端末間の通信が行われる。セッション層以上では
SMTP(Simple Male Transfer Protocol) 、MIME
(Multipurpose Internet Mail Extensions) 等を用いる
ことにより、テキストベースの電子メールとして通信す
ることや、ASN1(Abstract Syntax Notation 1)等で
符号化して特定のアプリケーションプロトコルで通信す
ることができる。
【0016】図2は、前記各ネットワークA,B上のフ
ァクシミリ装置6,13の回路構成を示すブロック図で
ある。同図に示すように、CPU(中央処理装置)16
は、ファクシミリ装置全体の動作を制御する。ROM
(リードオンリメモリ)17は、CPU16が制御を行
うのに必要な各種のプログラム等を記憶している。RA
M(ランダムアクセスメモリ)18は、CPU16の演
算処理に必要なデータ等の各種情報を一時的に記憶す
る。本実施形態では、CPU16、ROM17及びRA
M18により、送信制御手段、受信通知手段、判断手段
及び読了通知手段が構成されている。
【0017】NCU(ネットワークコントロールユニッ
ト)19は、公衆回線網Lとの接続を制御する。モデム
20は、公衆回線網Lを介して送受信されるデータの変
調及び復調を行う。又、モデム20は、ファクシミリ通
信時に通信相手との間で送受信される各種のファクシミ
リ制御手順信号の発生及び検出を行う機能も備えてい
る。読取部21は原稿上の画像を読み取るためのもので
あり、記録部22は受信された画データ等に基づき記録
紙上に印字を行うためのものである。
【0018】符号化/復号部23は、公衆回線網Lを介
して送信される画データを符号化するとともに、公衆回
線網Lを介して受信された画データを復号する。画像メ
モリ24は、読取部21で読み取られた画データや受信
画データ等を一時的に記憶する。キー操作部25は、F
AX番号等を入力するためのテンキー等の各種操作キー
を備えている。表示部26は、入力されたFAX番号等
の各種情報を表示する。時計部27は、日付及び時刻を
示すために設けられている。ネットワークインターフェ
ース28は、ファクシミリ装置6,13をネットワーク
A,B上の一端末として使用できるようにするために設
けられている。
【0019】図3に示すように、前記ネットワークイン
ターフェース28は、ネットワークコントローラ29、
シリアルインターフェースアダプタ30及びトランシー
バ31を有している。尚、ネットワークインターフェー
ス28としては、例えば、ネットワークコントローラ2
9、シリアルインターフェースアダプタ30及びトラン
シーバ31を1つのLSIとして構成したものや、ネッ
トワークコントローラ29及びシリアルインターフェー
スアダプタ30を1つのLSIとして構成したもの等が
ある。
【0020】ネットワークコントローラ29は、データ
をファクシミリ装置6,13から同軸ケーブル7,14
上へ適正に送出できるようにするために、例えばCSM
A/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collio
n Detection)方式に従ってネットワークA,Bとのアク
セス制御を行う機能等を有している。シリアルインター
フェースアダプタ30は、ファクシミリ装置6,13か
ら同軸ケーブル7,14上へ送出されるデータをパラレ
ルデータからシリアルデータに変換するとともに、同軸
ケーブル7,14上を伝送されるシリアルデータをパラ
レルデータに変換してファクシミリ装置6,13へ出力
する。トランシーバ31は、ファクシミリ装置6,13
を同軸ケーブル7,14に接続するために設けられてい
る。
【0021】図2〜図4に示すように、上記ネットワー
クインターフェース28におけるネットワークコントロ
ーラ29及びシリアルインターフェースアダプタ30
は、例えばファクシミリ装置6,13内に一体的に組み
込まれている。ファクシミリ装置6,13の側部にはコ
ネクタ32が設けられている。トランシーバ31はケー
ブル33の一端に接続され、そのケーブル33の他端に
はコネクタ34が接続されている。そして、トランシー
バ31を例えばタップ35により同軸ケーブル7,14
の途中に接続するとともに、コネクタ34をファクシミ
リ装置6,13のコネクタ32に接続することにより、
ファクシミリ装置6,13と同軸ケーブル7,13との
間でネットワークインターフェース28を介したデータ
の伝送が可能となる。
【0022】尚、ネットワークインターフェース28を
図5或いは図6に示すような構成としても良い。この図
5及び図6に示すネットワークインターフェース28
は、ファクシミリ装置とは別体で形成され、ファクシミ
リ装置に接続されて使用されるものである。即ち、先ず
図5に示すネットワークインターフェース28は、ネッ
トワークコントローラ29及びシリアルインターフェー
スアダプタ30がユニット化されて1つの外部装置36
を形成している。この外部装置36は、図4に示すコネ
クタ34に代えてケーブル33の他端に接続されてい
る。そして、外部装置36に設けられたコネクタ36a
をファクシミリ装置6,13のコネクタ32に接続する
ことにより、ファクシミリ装置6,13と同軸ケーブル
7,13との間でネットワークインターフェース28を
介したデータの伝送が可能となる。
【0023】次に、図6に示すネットワークインターフ
ェース28は、ネットワークコントローラ29及びシリ
アルインターフェースアダプタ30がユニット化され
て、例えばPCMCIA規格に準拠したPCカード37
を形成している。このPCカード37は、図4に示すコ
ネクタ34に代えてケーブル33の他端に接続されてい
る。ファクシミリ装置6,13の側面にはPCカード3
7を装着可能なスロット38が形成されている。そし
て、PCカード37をスロット38に差し込むことによ
り、ファクシミリ装置6,13と同軸ケーブル7,13
との間でネットワークインターフェース28を介したデ
ータの伝送が可能となる。
【0024】尚、単独で設けられた2台のネットワーク
機能付きファクシミリ装置C,Dも、上記図2〜図6と
同様な構成を有している。次に、本実施形態の作用につ
いて説明する。
【0025】(イ)先ず、ネットワークA上の第1〜第
3のパソコン1〜3の何れかから、ネットワークB上の
第1〜第3のパソコン8〜10の何れかを指定してファ
クシミリ送信を行う場合の動作について、図7〜図17
に従って説明する。
【0026】先ず図7は、ネットワークA上の第1〜第
3のパソコン1〜3の何れかから、ネットワークA上の
ファクシミリ装置6に対してファクシミリ送信の指示を
与える場合の動作を示している。同図に示すように、ネ
ットワークA上のパソコン1〜3は、ユーザが所定の操
作を行うことによって、FAX送信指示信号をネットワ
ークA上のファクシミリ装置6へ送出する。このFAX
送信指示信号中には、送信側パソコンのユーザID(識
別情報)、送信側パソコンのユーザ名、受信側FAX番
号、受信側パソコンのユーザID、カバーシートの有
無、送信指定時刻、及び受領確認の通知に関する情報等
の複数の情報が含まれている。これらの情報は、例えば
ユーザがパソコン1〜3のディスプレイ上の表示画面に
従ってパソコン1〜3を操作することにより入力され
る。尚、ユーザID及びユーザ名は、各パソコン1〜
3,8〜10に予め登録されている。又、受信側FAX
番号は複数の番号を指定可能であるとともに、受信側パ
ソコンのユーザIDも複数のユーザIDを指定可能であ
る。送信指定時刻は、ファクシミリ装置6によるファク
シミリ送信を、指定した時刻に行わせたい場合に入力さ
れる。受領確認の通知とは、受信側が受信データを読了
(受信データをディスプレイ上或いは印字出力された記
録紙上で確認すること)した旨を送信側に知らせること
である。そして、受領確認の通知に関する情報としては
次のようなものがある。
【0027】・受信側が送信側からの要求に応じて送信
側に受領確認を通知するか、或いは受信側が送信側から
の要求を受けることなく送信側に受領確認を通知する
か。 ・受信側が送信側からの要求に応じて送信側に受領確認
を通知する場合、送信側のファクシミリ装置が受信側の
ファクシミリ装置に対して受領確認の要求を行う時間間
隔(例えば10分毎や30分毎)。
【0028】・受信側パソコンのユーザIDを複数指定
した場合、つまりデータを複数の受信側パソコンを指定
して送信する場合で且つ、受信側が送信側からの要求を
受けることなく送信側に受領確認を通知する場合、指定
した全ての受信側パソコンで読了が行われたときに受領
確認を通知するか、或いは指定した各受信側パソコンで
読了が行われる度に受領確認を通知するか。
【0029】そして、ネットワークA上の送信側パソコ
ン1〜3のユーザは、パソコン1〜3を操作して、上記
した受領確認の方法から所望の方法を任意に選択するこ
とができ、その選択された方法が受領確認に関する情報
としてFAX送信指示信号中に格納される。
【0030】ネットワークA上のファクシミリ装置6
は、パソコン1〜3からのFAX送信指示信号を入力す
ると、その指示信号を送出したパソコン1〜3に対して
受付番号を送出する。この受付番号は、ネットワークA
上のファクシミリ装置6とそのファクシミリ装置6にF
AX送信指示を行ったパソコン1〜3との間で共有され
る情報であり、その送信指示がどのパソコン1〜3から
の何番目の指示であるのかを識別するために、送信指示
を受けたファクシミリ装置6で作成される情報である。
又、ファクシミリ装置6は、画像メモリ24のメモリ残
量が少なくて、画データをこれ以上画像メモリ24内に
蓄積不可能である等の理由により、パソコン1〜3から
の指示を受付不能な場合には、その旨をエラー情報とし
てパソコン1〜3に送出する。
【0031】ファクシミリ装置6からの受付番号を受信
したパソコン1〜3は、画データをファクシミリ装置6
に送出する。ファクシミリ装置6はパソコン1〜3から
入力した画データを画像メモリ24に一旦記憶する。
【0032】尚、パソコン1〜3からファクシミリ装置
6に送出されるデータは、イメージデータでもよいしコ
ードデータでもよい。ファクシミリ装置6は、コードデ
ータを受信した場合には、そのコードデータをイメージ
データに変換する。
【0033】図8は、ネットワークA上のファクシミリ
装置6とネットワークB上のファクシミリ装置13との
間で公衆回線網Lを介して行われるファクシミリ通信動
作を示している。ネットワークA上のファクシミリ装置
6は、画データを画像メモリ24に記憶した後、先にパ
ソコン1〜3から入力された受信側FAX番号(つま
り、ネットワークB上のファクシミリ装置13のFAX
番号)に基づき発呼を行う。尚、ネットワークA上のフ
ァクシミリ装置6は、先にパソコン1〜3から送信時刻
を指定されている場合には、その指定された時刻に発呼
を行う。そして、ネットワークA上のファクシミリ装置
6は、ネットワークB上のファクシミリ装置13との間
の回線が閉結されると、そのファクシミリ装置13との
間で各種のファクシミリ制御手順信号の送受信を行う。
【0034】ネットワークA上のファクシミリ装置6か
ら送出される制御手順信号中には、ITU−T(国際電
気通信連合−電気通信標準化部門)の勧告T.30で規
定されているNSS信号及びBFT信号がある。NSS
信号は、非標準機能を設定するための信号である。BF
T信号は、送信側と受信側との間でやり取りされるDI
S信号及びDCS信号中に示される情報に基づき、使用
するか否かを決定される。そして、ネットワークA上の
ファクシミリ装置6は、NSS信号或いはBFT信号中
に、送信側ファクシミリ装置つまり自身のFAX番号を
格納するとともに、先にパソコン1〜3から入力された
送信側パソコンのユーザID、送信側パソコンのユーザ
名、受信側パソコンのユーザID、及び受領確認の通知
に関する情報を格納して、そのNSS信号或いはBFT
信号をネットワークB上のファクシミリ装置13に送出
する。
【0035】ネットワークB上のファクシミリ装置13
は、NSS信号或いはBFT信号を受信すると、ネット
ワークA上のファクシミリ装置6に対して受付番号を送
出する。この受付番号は、ネットワークA上のファクシ
ミリ装置6とその通信相手であるネットワークB上のフ
ァクシミリ装置13との間で共有される情報であり、フ
ァクシミリ通信がどのファクシミリ装置との間での何番
目の通信であるのかを各ファクシミリ装置6,13間で
識別できるようにするために、受信側のファクシミリ装
置13で作成される情報である。
【0036】尚、ネットワークB上のファクシミリ装置
13は、画像メモリ24のメモリ残量が少なくて、画デ
ータをこれ以上画像メモリ24内に蓄積不可能である等
の理由により、ネットワークA上のファクシミリ装置6
からその後送信されてくる画データを受信できない場合
には、その旨をエラー情報としてネットワークA上のフ
ァクシミリ装置6に送出する。又、ネットワークB上の
ファクシミリ装置13は、受信したNSS信号或いはB
FT信号中に示されている受信側パソコンのユーザID
が存在しない場合にも、その旨をエラー情報としてネッ
トワークA上のファクシミリ装置6に送出する。
【0037】受付番号を受信したネットワークA上のフ
ァクシミリ装置6は、先に画像メモリ24に記憶した画
データをネットワークB上のファクシミリ装置13に送
出する。尚、ネットワークA上のファクシミリ装置6
は、パソコン1〜3から送信指示を受けたとき、カバー
シート有りの指示を受けた場合には、画像メモリ24内
の画データに加えて、予めRAM18に登録されている
発信元名や所定の定型文等のデータをFAX送り状とし
て送出する。ネットワークB上のファクシミリ装置13
は、受信画データを画像メモリ24に記憶する。尚、ネ
ットワークB上のファクシミリ装置13で受信された画
データを、同じネットワークB上のファイルサーバ12
に記憶するようにしてもよい。
【0038】このように、ネットワークA上のパソコン
1〜3のユーザは、ファクシミリ送信のための操作を、
ファクシミリ装置6の設置場所まで出向くことなく、手
元のパソコンにおいて容易に行うことができる。しか
も、ファクシミリ送信に際して、送信原稿をプリントア
ウトしてファクシミリ装置6に読み取らせるという必要
もないので、用紙を節約できるとともに、送信を迅速に
行うことができる。
【0039】次に、図9に示すように、ファクシミリ通
信を終了したネットワークA上のファクシミリ装置6
は、FAX送信指示を受けたパソコン1〜3に対し、送
信結果信号を送出して、ファクシミリ送信の結果を通知
する。この送信結果信号中には、受付番号、送信結果及
びエラー情報が含まれている。尚、ここでいう受付番号
は、前記図7においてネットワークA上のファクシミリ
装置6がパソコン1〜3に対して通知した番号情報であ
る。又、エラー情報は、ネットワークB上のファクシミ
リ装置13から受信した情報や、ファクシミリ送信に際
して生じた各種のエラーの情報である。
【0040】送信結果信号を受信したパソコン1〜3
は、受付番号、送信結果及びエラー情報等をディスプレ
イ上に表示する。従って、送信側のパソコン1〜3のユ
ーザは、先にファクシミリ装置6に指示したファクシミ
リ送信が正常に行われたか否か等を、ファクシミリ装置
6の設置場所まで出向くことなく、手元のパソコンにお
いて容易に確認することができる。
【0041】一方、図10に示すように、ファクシミリ
通信を終了したネットワークB上のファクシミリ装置1
3は、受信したNSS信号或いはBFT信号中に示され
ている受信側パソコンのユーザIDに基づき、そのユー
ザIDを有するパソコン8〜10に対して受信通知信号
を送出する。この受信通知信号中には、FAXデータ番
号が含まれるとともに、ネットワークA上のファクシミ
リ装置6から受信した送信側ファクシミリ装置のFAX
番号、送信側パソコンのユーザID、送信側パソコンの
ユーザ名、及び受領確認の通知に関する情報が含まれて
いる。尚、FAXデータ番号は、受信した画データに対
応して付与されるものである。又、受信画データがファ
イルサーバ12に蓄積された場合には、ネットワークB
上のファクシミリ装置13は、受信通知信号中にファイ
ルサーバ12のアドレス又はIDも格納する。
【0042】受信通知信号を受信したパソコン8〜10
は、その通知信号中に含まれる情報をディスプレイ上に
表示する。従って、受信側のパソコン8〜10のユーザ
は、自身に対するファクシミリ受信があったことを、フ
ァクシミリ装置13の設置場所まで出向くことなく、手
元のパソコンにおいて直ちに知ることができる。
【0043】図11に示すように、受信通知を受けたネ
ットワークB上のパソコン8〜10のユーザは、パソコ
ン8〜10を操作して、そのパソコン8〜10からネッ
トワークB上のファクシミリ装置13又はファイルサー
バ12へFAXデータ取出要求信号を送出させる。この
FAXデータ取出要求信号中には、ファクシミリ装置1
3から通知されたFAXデータ番号が含まれている。F
AXデータ取出要求信号を受信したファクシミリ装置1
3又はファイルサーバ12は、その要求信号を送出した
パソコン8〜10に対して、FAXデータ番号に対応す
る画データを送出する。画データを受信したパソコン8
〜10は、その受信画データをディスプレイ上に表示さ
せる。
【0044】従って、パソコン8〜10のユーザは、自
身に対して送信されてきた画データの内容を、ファクシ
ミリ装置13の設置場所まで出向くことなく、手元のパ
ソコンにおいて容易に確認することができる。しかも、
画データの内容を、用紙上に印字出力することなくディ
スプレイ上で確認できるので、用紙を節約できる。尚、
画データの内容を確認したユーザは、その画データをパ
ソコン8〜10に記憶させてもよいし、或いは画データ
をパソコン8〜10からネットワークB上のプリンタ1
1に送出させて、同プリンタ11で印字出力させてもよ
い。
【0045】尚、FAXデータ取出要求信号の送出に際
して、その要求信号中に、パソコン8〜10の操作によ
って入力されたユーザIDやユーザ名を格納するように
してもよい。そして、取出要求信号を受信したファクシ
ミリ装置13又はファイルサーバ12は、パソコン8〜
10からのユーザIDやユーザ名が、ネットワークA上
のファクシミリ装置6から受信した受信側ユーザIDや
受信側ユーザ名と一致したときにのみ、画データを送出
するようにしてもよい。このようにすれば、受信データ
の機密性がより確実に保証される。ファイルサーバ12
については、ユーザID等によって記憶データのアクセ
ス権を設定しておくことによっても、機密性を保証する
ことができる。
【0046】又、受信画データがネットワークB上のフ
ァクシミリ装置13に記憶されている場合には、図12
(a)に示すように、受信通知を受けたネットワークB
上のパソコン8〜10のユーザは、パソコン8〜10を
操作して、そのパソコン8〜10からファクシミリ装置
13へFAXデータプリント要求信号を送出させてもよ
い。このFAXデータプリント要求信号中には、ファク
シミリ装置13から通知されたFAXデータ番号が含ま
れている。そして、FAXデータプリント要求信号を受
信したファクシミリ装置13は、FAXデータ番号に対
応する画像メモリ24内の画データを読み出して、記録
部22にて印字出力する。
【0047】これに対して、受信画データがネットワー
クB上のファイルサーバ12に記憶されている場合に
は、図12(b)に示すように、受信通知を受けたネッ
トワークB上のパソコン8〜10のユーザは、パソコン
8〜10を操作して、そのパソコン8〜10からファイ
ルサーバ12へFAXデータプリント要求信号を送出さ
せてもよい。FAXデータプリント要求信号を受信した
ファイルサーバ12は、要求信号を送出したパソコン8
〜10に対して、FAXデータ番号に対応する画データ
を転送する。画データを受信したパソコン8〜10は、
その画データをファクシミリ装置13或いはプリンタ1
1に転送する。そして、画データを受信したファクシミ
リ装置13或いはプリンタ11は、その受信画データを
印字出力する。
【0048】尚、FAXデータプリント要求信号の送出
に際しても、その要求信号中に、パソコン8〜10の操
作によって入力されたユーザIDやユーザ名を格納する
ようにしてもよい。そして、要求信号を受信したファク
シミリ装置13又はファイルサーバ12は、パソコン8
〜10からのユーザIDやユーザ名が、ネットワークA
上のファクシミリ装置6から受信した受信側ユーザID
や受信側ユーザ名と一致したときにのみ、その後の動作
を行うようにすれば、受信データの機密性がより確実に
保証される。ファイルサーバ12については、ユーザI
D等によって記憶データのアクセス権を設定しておくこ
とによっても、機密性を保証することができる。
【0049】図13に示すように、ネットワークB上の
パソコン8〜10は、上記図11及び図12のうちの少
なくとも1つの処理が行われると、自身に対して送信さ
れてきた画データに関して読了が行われたと判断して、
読了通知信号をファクシミリ装置13に送出する。この
読了通知信号中には、FAXデータ番号、受信側パソコ
ンのユーザID及びユーザ名が含まれている。ファクシ
ミリ装置13は、この読了通知信号の受信に基づき、ど
のパソコン8〜10のユーザがどのFAXデータ番号に
対応する受信画データの読了を行ったかを認識する。
尚、パソコン8〜10からの読了通知信号の送出を、ユ
ーザがパソコン8〜10を操作することによって手動的
に行わせるようにしてもよい。
【0050】次に、受領確認に関する動作について説明
する。さて、前記図8に示すファクシミリ通信に際し
て、ネットワークA上のファクシミリ装置6からネット
ワークB上のファクシミリ装置13に対して通知された
受領確認の通知に関する情報に基づき、受信側が送信側
からの要求を受けることなく送信側に受領確認を通知す
ることが決定されたとする。この場合には、図14に示
すように、受信側であるネットワークB上のファクシミ
リ装置13は、パソコン8〜10から読了通知信号を受
信した後に、ネットワークA上のファクシミリ装置6の
FAX番号に基づき発呼を行い、回線閉結後に、そのフ
ァクシミリ装置6に対して、受領確認信号を自動的に送
出する。
【0051】尚、図8に示すファクシミリ通信に際して
受信側パソコンのユーザIDが1つだけ指定されてい
て、その指定された1つの受信側パソコンに対してのみ
画データの受信通知が行われた場合には、ファクシミリ
装置13は、その指定された受信側パソコンからの読了
通知信号を受信したときに、受領確認信号を送出する。
【0052】又、受信側パソコンのユーザIDが複数指
定されていて、その指定された複数の受信側パソコンに
対して画データの受信通知が行われた場合には、ファク
シミリ装置13は、ネットワークA上のファクシミリ装
置6からの受領確認の通知に関する情報に基づき、次の
決定を行う。即ち、ファクシミリ装置13は、指定され
た全ての受信側パソコンで読了が行われたときに受領確
認を通知するか、或いは指定された各受信側パソコンで
読了が行われる度に受領確認を通知するかを決定する。
ここで、ファクシミリ装置13は、指定された全ての受
信側パソコンで読了が行われたときに受領確認を通知す
ることを決定した場合には、指定された全てのパソコン
8〜10から読了通知信号を受信したときに受領確認信
号を送出する。又、ファクシミリ装置13は、指定され
た各受信側パソコンで読了が行われる度に受領確認を通
知することを決定した場合には、指定された各パソコン
8〜10から読了通知信号を受信する度に受領確認信号
を送出する。
【0053】前記受領確認信号中には、受付番号、送信
側パソコンのユーザID、エラー情報、及び各受信側パ
ソコンの状態を示す情報が含まれている。ここでいう受
付番号は、ネットワークA上のファクシミリ装置6とネ
ットワークB上のファクシミリ装置13との間で共有さ
れているものである。エラー情報は、例えばネットワー
クB上のパソコン8〜10において、受信画データの読
了に際して何らかの支障が生じた場合等に、その旨を通
知するために受領確認信号中に格納される。送信側パソ
コンのユーザIDは、先のファクシミリ通信時にネット
ワークA上のファクシミリ装置6から通知されたもので
あり、受領確認を通知すべきネットワークA上のパソコ
ン1〜3を指定するために受領確認信号中に格納され
る。
【0054】各受信側パソコンの状態とは、受信側であ
るネットワークB上の各パソコン8〜10で読了が行わ
れたか否かを示すための情報である。即ち、ファクシミ
リ装置13は、ネットワークB上のパソコン8〜10か
ら受信した読了通知信号に基づき、読了が行われたパソ
コンがどれで、読了が行われていないパソコンがどれで
あるのかを、各受信側パソコンの状態として受信確認信
号中に格納する。例えば、ファクシミリ装置13は、ネ
ットワークB上の全てのパソコン8〜10に対して画デ
ータの受信通知を行った状態で、第1のパソコン8から
のみ読了通知信号を受信した場合には、第1のパソコン
8でのみ読了が行われて、第2及び第3のパソコン9,
10では読了が行われていない旨を、各受信側パソコン
の状態として受領確認信号中に格納する。
【0055】ネットワークA上のファクシミリ装置6
は、ネットワークB上のファクシミリ装置13から受領
確認信号を受信すると、図15に示すように、その受領
確認信号中に示されるユーザIDを有するパソコン1〜
3に対して、受領確認通知信号を送出する。この受領確
認通知信号中には、受付番号、エラー情報及び各受信側
パソコンの状態を示す情報が含まれている。ここでいう
受付番号は、同一ネットワークA上のファクシミリ装置
6とパソコン1〜3との間で共有されているものであ
り、先にネットワークB上のファクシミリ装置13から
受信した受領確認信号中に示されている受付番号とは異
なる。エラー情報及び各受信側パソコンの状態を示す情
報は、ネットワークB上のファクシミリ装置13から受
信した受領確認信号中に含まれている情報である。
【0056】受領確認通知信号を受信したネットワーク
A上のパソコン1〜3は、その通知信号中に含まれる情
報等をディスプレイ上に表示する。従って、ネットワー
クA上のパソコン1〜3のユーザは、ネットワークB上
のファクシミリ装置13に送信された画データが、その
ネットワークB上のどのパソコン8〜10で読了された
のか等を、ネットワークB側のユーザに電話等で問い合
わせることなく、手元のパソコンにおいて容易且つ確実
に確認することができる。
【0057】一方、前記図8に示すファクシミリ通信に
際して、ネットワークA上のファクシミリ装置6からネ
ットワークB上のファクシミリ装置13に対して通知さ
れた受領確認の通知に関する情報に基づき、受信側が送
信側からの要求に応じて送信側に受領確認を通知するこ
とが決定されたとする。この場合には、図16に示すよ
うに、ネットワークA上のパソコン1〜3のユーザは、
パソコン1〜3を操作して、そのパソコン1〜3からネ
ットワークA上のファクシミリ装置6に対して、受領確
認要求信号を送出させる。この受領確認要求信号中に
は、ファクシミリ装置6との間で共有されている受付番
号が含まれている。
【0058】ネットワークA上のファクシミリ装置6
は、受領確認要求信号を受信すると、図17に示すよう
に、ネットワークB上のファクシミリ装置13のFAX
番号に基づき発呼を行い、回線閉結後、そのファクシミ
リ装置13に対して受領確認要求信号を送出する。この
受領確認要求信号中には、ファクシミリ装置13との間
で共有されている受付番号が含まれている。ネットワー
クB上のファクシミリ装置13は、受領確認要求信号を
受信すると、前記図14の場合と同様に、ネットワーク
A上のファクシミリ装置6に対して受領確認信号を送出
する。この受領確認信号中には、受付番号、送信側パソ
コンのユーザID、エラー情報、及び各受信側パソコン
の状態を示す情報が含まれる。そして、その受領確認信
号がネットワークA上のファクシミリ装置6で受信され
ると、前記図15の場合と同様な動作が行われる。
【0059】尚、前記図8に示すファクシミリ通信に際
して、ネットワークA上のファクシミリ装置6からネッ
トワークB上のファクシミリ装置13に対して通知され
た受領確認の通知に関する情報中に、送信側のファクシ
ミリ装置が受信側のファクシミリ装置に対して受領確認
の要求を行う時間間隔が指定されていたとする。この場
合には、前記図16に示す動作が行われなくても、ネッ
トワークA上のファクシミリ装置6は、指定された時間
間隔毎に、ネットワークB上のファクシミリ装置13に
対して自動的に発呼を行って、受領確認要求信号を送出
する。
【0060】(ロ)次に、ネットワークA上の第1〜第
3のパソコン1〜3の何れかから、ネットワークB上の
ファクシミリ装置13を指定してファクシミリ送信を行
う場合の動作について、図18及び図19に従って説明
する。
【0061】先ず図18は、ネットワークA上の第1〜
第3のパソコン1〜3の何れかから、ネットワークA上
のファクシミリ装置6に対してファクシミリ送信の指示
を与える場合の動作を示している。この図18では、前
記図7の場合と比較して、ネットワークA上のパソコン
1〜3から送出されるFAX送信指示信号中に、受信側
パソコンのユーザIDが含まれていない。又、受信側パ
ソコンのユーザIDの指定がないので、受領確認の通知
に関する情報としては、受領確認の通知を送信側の要求
に応じて行うか、或いは送信側の要求を受けることなく
行うかということと、送信側が受領確認の要求を行う時
間間隔との2つの情報がFAX送信指示信号中に格納さ
れる。
【0062】図19は、ネットワークA上のファクシミ
リ装置6とネットワークB上のファクシミリ装置13と
の間で公衆回線網Lを介して行われるファクシミリ通信
動作を示している。この図19では、前記図8の場合と
比較して、ネットワークA上のファクシミリ装置6から
送出されるFAX制御手順信号中に、受信側パソコンの
ユーザIDが含まれていない。そして、ネットワークB
上のファクシミリ装置13は、画データを受信すると、
その受信画データを記録部22にて記録紙上に印字出力
する。或いは、受信画データをネットワークB上のファ
クシミリ装置13からプリンタ11に転送して、同プリ
ンタ11で印字出力させてもよい。
【0063】次に、ファクシミリ通信を終了したネット
ワークA上のファクシミリ装置6は、前記図9と同様に
して、FAX送信指示を受けたパソコン1〜3に対し、
送信結果信号を送出して、ファクシミリ送信の結果を通
知する。尚、この(ロ)では、ネットワークB上のパソ
コン8〜10ではなく、ファクシミリ装置13が指定さ
れてファクシミリ送信が行なわれている。そのため、通
常は、ファクシミリ通信を終了したネットワークB上の
ファクシミリ装置13は、同一ネットワークB上のパソ
コン8〜10に対して受信通知を行わず、受信画データ
を直ちに印字出力する。しかし、受信側であるネットワ
ークB上のファクシミリ装置13において、受信通知を
受けるパソコン8〜10が予め指定されている場合に
は、受信画データがファクシミリ装置13の画像メモリ
24或いはファイルサーバ12に記憶される。そして、
前記図10と同様にして、その指定されているパソコン
8〜10に対して受信通知信号が送出される。尚、受信
通知を受けるパソコン8〜10を指定する方法として
は、パソコン8〜10からの指令、或いはファクシミリ
装置13のキー操作部25の操作によって、受信通知を
受けるパソコン8〜10のユーザID等をファクシミリ
装置13のRAM18に登録するようにすればよい。
【0064】そして、このように受信通知を受けたネッ
トワークB上のパソコン8〜10のユーザは、前記図1
1及び図12と同様にして、受信画データの読了を行う
ことができる。読了が行われると、前記図13と同様に
して、ネットワークB上のパソコン8〜10は、読了通
知信号をファクシミリ装置13に送出する。
【0065】次に、受領確認に関する動作について説明
する。さて、この(ロ)では、通常は受領確認の動作は
行われないが、受信通知を受けるパソコン8〜10が予
め指定されている場合には、受領確認の動作が行われ
る。即ち、ネットワークA上のファクシミリ装置6から
の受領確認の通知に関する情報に基づき、受信側が送信
側からの要求を受けることなく送信側に受領確認を通知
することが決定されていたとする。この場合、ファクシ
ミリ装置13は、前記図14の場合とほぼ同様にして、
指定されたパソコン8〜10から読了通知信号を受信し
た後に、ネットワークA上のファクシミリ装置6に対し
て、受領確認信号を自動的に送出する。受領確認信号を
受信したネットワークA上のファクシミリ装置6は、前
記図15の場合とほぼ同様にして、受領確認信号中に示
されるユーザIDを有するパソコン1〜3に対して、受
領確認通知信号を送出する。
【0066】尚、この(ロ)では、ネットワークA上の
ファクシミリ装置6は、ネットワークB上のファクシミ
リ装置13を指定してファクシミリ送信を行っている。
このため、この(ロ)では、前記図14及び図15の場
合とは異なり、ネットワークB上のファクシミリ装置1
3からネットワークA上のファクシミリ装置6に送出さ
れる受領確認信号中、及びネットワークA上のファクシ
ミリ装置6からパソコン1〜3に送出される受領確認通
知信号中に、各受信側パソコンの状態を示す情報が含ま
れていない。つまり、受信側のファクシミリ装置13
は、パソコン8〜10のうちの少なくとも1台から読了
通知信号を受信したときに、受領確認信号の送出を行
い、送信側にはネットワークB側の少なくとも1人が受
信画データを確認したということだけが通知される。
【0067】又、受信側が送信側からの要求に応じて送
信側に受領確認を通知することが決定されている場合に
も、前記図15〜図17の場合とほぼ同様な動作が行わ
れ、異なるのは、受領確認信号中及び受領確認通知信号
中に各受信側パソコンの状態を示す情報が含まれていな
いことだけである。
【0068】従って、この(ロ)の場合も、ネットワー
クA上のパソコン1〜3のユーザは、ネットワークB上
のファクシミリ装置13に送信された画データが、その
ネットワークB側のユーザによって読了されたか否か
を、容易且つ確実に確認することができる。
【0069】尚、ファクシミリ装置のキー操作部25
に、受領確認信号を送出させるための受領確認キー(図
示せず)を設けてもよい。そして、受信通知を受けるパ
ソコン8〜10が指定されていない場合には、ファクシ
ミリ受信を終了したファクシミリ装置13まで出向いた
ユーザが、そのファクシミリ装置13にて印字出力され
た記録紙を確認した後に、この受領確認キーを操作する
ことによって、受領確認信号を送出させるようにしても
よい。或いは、受信側が送信側からの要求に応じて送信
側に受領確認を通知することが決定されている場合に
は、この受領確認キーの操作により、受領確認したこと
をファクシミリ装置のRAM18に登録しておき、送信
側からの要求に応じて受領確認信号を送出するようにし
てもよい。
【0070】(ハ)次に、ネットワークA上の第1〜第
3のパソコン1〜3の何れかから、ネットワーク機能を
有するファクシミリ装置Dを指定してファクシミリ送信
を行う場合の動作について説明する。
【0071】この場合の動作は特に図示はしないが、先
ず、ネットワークA上のパソコン1〜3とファクシミリ
装置6との間で前記図18の場合と同様な動作が行われ
るとともに、ネットワークA上のファクシミリ装置6と
ネットワーク機能を有するファクシミリ装置Dとの間で
前記図19の場合と同様な動作が行われる。
【0072】その後、ネットワークA上のファクシミリ
装置6は、前記図9と同様にして、FAX送信指示を受
けたパソコン1〜3に対し、送信結果信号を送出して、
ファクシミリ送信の結果を通知する。
【0073】一方、受信側のファクシミリ装置Dはネッ
トワークに接続されておらず、単独で設けられているも
のである。このため、ファクシミリ受信を終了したファ
クシミリ装置Dは、受信画データを記録紙上に印字出力
するだけであり、通常は受領確認の動作は行わない。し
かし、上記(ロ)で説明したように、ファクシミリ受信
を終了したファクシミリ装置Dまで出向いたユーザが、
そのファクシミリ装置Dにて印字出力された記録紙を確
認した後に、キー操作部25に設けられた受領確認キー
を操作すれば、上記(ロ)と同様にして受領確認の動作
を行うことができる。従って、この(ハ)の場合も、ネ
ットワークA上のパソコン1〜3のユーザは、ファクシ
ミリ装置Dに送信された画データが、そのファクシミリ
装置D側のユーザによって読了されたか否かを、容易且
つ確実に確認することができる。
【0074】(ニ)次に、ネットワークA上の第1〜第
3のパソコン1〜3の何れかから、ネットワーク機能を
有していない通常のファクシミリ装置Eを指定してファ
クシミリ送信を行う場合の動作について、図20及び図
21に従って説明する。
【0075】先ず図20は、ネットワークA上の第1〜
第3のパソコン1〜3の何れかから、ネットワークA上
のファクシミリ装置6に対してファクシミリ送信の指示
を与える場合の動作を示している。この図20では、ネ
ットワークA上のパソコン1〜3から送出されるFAX
送信指示信号中に含まれる情報が、受信側FAX番号、
カバーシートの有無、及び送信指定時刻だけである。
【0076】図21は、ネットワークA上のファクシミ
リ装置6とファクシミリ装置Eとの間で公衆回線網Lを
介して行われるファクシミリ通信動作を示している。こ
の図21では、受信側のファクシミリ装置Eがネットワ
ーク機能を有していない通常のファクシミリ装置なの
で、両ファクシミリ装置6,E間では、例えばG3手順
等の通常のファクシミリ通信手順が行われる。そして、
受信側のファクシミリ装置Eは、画データを受信する
と、その受信画データを記録紙上に印字出力する。
【0077】次に、ファクシミリ通信を終了したネット
ワークA上のファクシミリ装置6は、前記図9と同様に
して、FAX送信指示を受けたパソコン1〜3に対し、
送信結果信号を送出して、ファクシミリ送信の結果を通
知する。一方、受信側のファクシミリ装置Eは通常のフ
ァクシミリ装置なので、受信画データを記録紙上に印字
出力するだけであり、受領確認に関する動作は行わな
い。従って、送信側であるネットワークA上のファクシ
ミリ装置6は、このファクシミリ装置Eに対して、受領
確認の要求を行わない。
【0078】(ホ)次に、ネットワークA上のファクシ
ミリ装置6から、ネットワークB上の第1〜第3のパソ
コン8〜10の何れかを指定してファクシミリ送信を行
う場合の動作について、図22及び図23に従って説明
する。
【0079】先ず、ユーザがネットワークA上のファク
シミリ装置6に送信原稿をセットするとともに、そのフ
ァクシミリ装置6のキー操作部25を操作して、ネット
ワークB上のファクシミリ装置13のFAX番号を入力
することにより、図22に示すようにして、ネットワー
クA上のファクシミリ装置6とネットワークB上のファ
クシミリ装置13との間でファクシミリ通信が行われ
る。
【0080】尚、ここでは、ネットワークA上のファク
シミリ装置6は、同じネットワークA上のパソコン1〜
3からの送信指示に応じてファクシミリ送信を行うわけ
ではない。そのため、ネットワークA上のファクシミリ
装置6からネットワークB上のファクシミリ装置13へ
送信されるファクシミリ制御手順信号中に格納される情
報は、予めパソコン1〜3で入力されてファクシミリ装
置6へ転送されるか、或いはファクシミリ装置6のキー
操作部25の操作によって入力される。この場合、送信
側であるネットワークA上の特定のパソコンに対して、
送信結果や受領確認の通知を行わせたい場合には、通知
を希望するパソコンのユーザID及びユーザ名を入力
し、通知を必要としない場合には、それらの入力を行わ
ないようにすればよい。
【0081】このように、この図22のファクシミリ通
信動作に際しては、ネットワークA上のファクシミリ装
置6から送信されるファクシミリ制御手順信号中に、送
信側パソコンのユーザID及びユーザ名を格納するか否
かを任意に決定できる。又、ファクシミリ制御手順信号
中に格納される受領確認の通知に関する情報としては、
受領確認の通知を送信側の要求に応じて行うか、或いは
送信側の要求を受けることなく行うかということと、送
信側の特定のパソコンに対して受領確認の通知を行う
か、或いは送信を行ったファクシミリ装置6に対しての
み受領確認の通知を行うかということとの2つがある。
尚、送信側が受領確認の要求を行う時間間隔は、例えば
ファクシミリ装置6において任意に設定可能である。
【0082】その後、ネットワークA上のファクシミリ
装置6は、送信結果の通知を希望するパソコンの指定が
ある場合には、前記図9と同様にして、指定されたパソ
コン1〜3に送信結果信号を送出して、ファクシミリ送
信の結果を通知する。
【0083】一方、ファクシミリ通信を終了したネット
ワークB上のファクシミリ装置13は、図23に示すよ
うに、送信側から指定されたパソコン8〜10に対して
受信通知信号を送出する。尚、先のファクシミリ通信時
において、送信側からのファクシミリ制御手順信号中に
送信側パソコンのユーザID及びユーザ名が格納されて
いなかった場合には、それらが受信通知信号中に格納さ
れないのは勿論である。
【0084】受信通知を受けたネットワークB上のパソ
コン8〜10のユーザは、前記図11及び図12と同様
にして、受信画データの読了を行うことができる。読了
が行われると、前記図13と同様にして、ネットワーク
B上のパソコン8〜10は、読了通知信号をファクシミ
リ装置13に送出する。
【0085】次に、受領確認に関する動作について説明
する。先ず、先のファクシミリ通信時において、送信側
から知らされた受領確認の通知に関する情報に基づき、
送信側の特定のパソコンに対して受領確認の通知を行う
ことが決定されている場合には、上記(イ)の場合と同
様な、つまり図14〜図17と同様の動作が行われる。
【0086】又、送信側から知らされた受領確認の通知
に関する情報に基づき、送信を行ったファクシミリ装置
6に対してのみ受領確認の通知を行うことが決定されて
いる場合には、前記図14及び図17とほぼ同様な動作
が行われる。尚、図14及び図17と異なるのは、ネッ
トワークB上のファクシミリ装置13から送出される受
領確認信号中に、送信側パソコンのユーザIDが含まれ
ていないことだけである。この場合には、受領確認信号
を受信したファクシミリ装置6の表示部26上に、その
受領確認に関する情報が表示される。或いは、受領確認
に関する情報を印字出力してもよい。
【0087】尚、ファクシミリ装置のキー操作部25
に、受領確認要求信号を送出させるための受領確認要求
キー(図示せず)を設けてもよい。そして、ファクシミ
リ装置6まで出向いたユーザが、この受領確認要求キー
を操作することによって、受領確認要求信号を受信側の
ファクシミリ装置13に送出させるようにしてもよい。
【0088】(ヘ)次に、ネットワークA上のファクシ
ミリ装置6から、ネットワークB上のファクシミリ装置
13を指定してファクシミリ送信を行う場合の動作につ
いて説明する。
【0089】この場合の動作は特に図示はしないが、前
記(ホ)の場合と同様に、ユーザがネットワークA上の
ファクシミリ装置6に送信原稿をセットするとともに、
そのファクシミリ装置6のキー操作部25を操作して、
ネットワークB上のファクシミリ装置13のFAX番号
を入力することにより、ネットワークA上のファクシミ
リ装置6とネットワークB上のファクシミリ装置13と
の間でファクシミリ通信が行われる(図22参照)。
【0090】尚、この(ヘ)におけるファクシミリ通信
動作に際しては、前記図22の場合と比較して、ネット
ワークA上のファクシミリ装置6から送信されるファク
シミリ制御手順信号中に、受信側パソコンのユーザID
が含まれていないことだけが異なる。
【0091】その後、ネットワークA上のファクシミリ
装置6は、送信結果の通知を希望するパソコンの指定が
ある場合には、前記図9と同様にして、指定されたパソ
コン1〜3に送信結果信号を送出して、ファクシミリ送
信の結果を通知する。
【0092】尚、この(ヘ)では、ネットワークB上の
ファクシミリ装置13が指定されてファクシミリ送信が
行なわれているので、前記(ロ)の場合と同様に、ファ
クシミリ通信を終了したネットワークB上のファクシミ
リ装置13は、同一ネットワークB上のパソコン8〜1
0に対して受信通知を行わず、受信画データを直ちに印
字出力する。しかし、受信側であるネットワークB上の
ファクシミリ装置13において、受信通知を受けるパソ
コン8〜10が予め指定されている場合には、前記図2
3の場合と同様にして、指定されているパソコン8〜1
0に対して受信通知信号が送出される。尚、先のファク
シミリ通信時において、送信側からのファクシミリ制御
手順信号中に送信側パソコンのユーザID及びユーザ名
が格納されていなかった場合には、それらは受信通知信
号中に格納されない。
【0093】そして、このように受信通知を受けたネッ
トワークB上のパソコン8〜10のユーザは、前記図1
1及び図12と同様にして、受信画データの読了を行う
ことができる。読了が行われると、前記図13と同様に
して、ネットワークB上のパソコン8〜10は、読了通
知信号をファクシミリ装置13に送出する。
【0094】次に、受領確認に関する動作について説明
する。さて、この(ヘ)では、通常は受領確認の動作は
行われないが、受信通知を受けるパソコン8〜10が予
め指定されている場合、或いはキー操作部25に設けら
れた受領確認キー(図示せず)が操作された場合には、
受領確認の動作が行われる。ここで、送信側の特定のパ
ソコンに対して受領確認の通知を行うことが決定されて
いる場合には、前記(ロ)と同様にして受領確認の動作
が行われる。
【0095】又、送信を行ったファクシミリ装置6に対
してのみ受領確認の通知を行うことが決定されている場
合には、前記図14及び図17とほぼ同様な動作が行わ
れ、異なるのは、ネットワークB上のファクシミリ装置
13から送出される受領確認信号中に、送信側パソコン
のユーザID及び各受信側パソコンの状態を示す情報が
含まれていないことだけである。この場合には、受領確
認信号を受信したファクシミリ装置6の表示部26上
に、その受領確認に関する情報が表示される。
【0096】(ト)次に、ネットワークA上のファクシ
ミリ装置6から、ネットワーク機能を有するファクシミ
リ装置Dに対してファクシミリ送信を行う場合の動作に
ついて説明する。
【0097】この場合の動作も特に図示はしないが、先
ず、ネットワークA上のファクシミリ装置6とネットワ
ーク機能を有するファクシミリ装置Dとの間で、前記
(ヘ)の場合と同様にして、ファクシミリ通信動作が行
われる。
【0098】その後、ネットワークA上のファクシミリ
装置6は、送信結果の通知を希望するパソコンの指定が
ある場合には、前記図9と同様にして、指定されたパソ
コン1〜3に送信結果信号を送出して、ファクシミリ送
信の結果を通知する。
【0099】一方、受信側のファクシミリ装置Dはネッ
トワークに接続されておらず、単独で設けられているも
のである。このため、ファクシミリ受信を終了したファ
クシミリ装置Dは、受信画データを記録紙上に印字出力
するだけであり、通常は受領確認の動作は行わない。し
かし、前述したように、ファクシミリ受信を終了したフ
ァクシミリ装置Dまで出向いたユーザが、そのファクシ
ミリ装置Dにて印字出力された記録紙を確認した後に、
キー操作部25に設けられた受領確認キーを操作すれ
ば、上記(ヘ)と同様にして受領確認の動作を行うこと
ができる。
【0100】(チ)次に、ネットワークA上のファクシ
ミリ装置6から、ネットワーク機能を有していない通常
のファクシミリ装置Eに対してファクシミリ送信を行う
場合の動作について説明する。
【0101】この場合の動作も特に図示はしないが、前
記図21の場合と同様に、ネットワークA上のファクシ
ミリ装置6とファクシミリ装置Eとの間で、例えばG3
手順等の通常のファクシミリ通信手順が行われる。
【0102】その後、ネットワークA上のファクシミリ
装置6は、送信結果の通知を希望するパソコンの指定が
ある場合には、前記図9と同様にして、指定されたパソ
コン1〜3に送信結果信号を送出して、ファクシミリ送
信の結果を通知する。一方、受信側のファクシミリ装置
Eは通常のファクシミリ装置なので、受信画データを記
録紙上に印字出力するだけであり、受領確認に関する動
作は行わない。従って、送信側であるネットワークA上
のファクシミリ装置6は、このファクシミリ装置Eに対
して、受領確認の要求を行わない。
【0103】(リ)次に、ネットワーク機能を有するフ
ァクシミリ装置Cから、ネットワークB上の第1〜第3
のパソコン8〜10の何れかを指定してファクシミリ送
信を行う場合の動作について説明する。
【0104】この場合の動作も特に図示はしないが、フ
ァクシミリ装置CとネットワークB上のファクシミリ装
置13との間で、前記8の場合とほぼ同様にして、ファ
クシミリ通信動作が行われる。尚、図8と異なるのは、
ファクシミリ装置Cから送出されるFAX制御手順信号
中に、送信側パソコンのユーザID及びユーザ名が含ま
れていないことである。
【0105】ファクシミリ通信を終了したネットワーク
B上のファクシミリ装置13は、前記図10の場合とほ
ぼ同様にして、送信側から指定されたパソコン8〜10
に対して受信通知信号を送出する。尚、図10と異なる
のは、受信通知信号中に、送信側パソコンのユーザID
及びユーザ名が含まれていないことである。
【0106】受信通知を受けたネットワークB上のパソ
コン8〜10のユーザは、前記図11及び図12と同様
にして、受信画データの読了を行うことができる。読了
が行われると、前記図13と同様にして、ネットワーク
B上のパソコン8〜10は、読了通知信号をファクシミ
リ装置13に送出する。
【0107】受領確認に関する動作については、前記図
14及び図17とほぼ同様であり、異なるのは、ネット
ワークB上のファクシミリ装置13から送出される受領
確認信号中に、送信側パソコンのユーザIDが含まれて
いないことだけである。そして、受領確認信号を受信し
たファクシミリ装置Dは、その受領確認に関する情報を
表示部26上に表示する。
【0108】(ヌ)次に、ネットワーク機能を有するフ
ァクシミリ装置Cから、ネットワークB上のファクシミ
リ装置13を指定してファクシミリ送信を行う場合の動
作について説明する。
【0109】この場合の動作も特に図示はしないが、フ
ァクシミリ装置DとネットワークB上のファクシミリ装
置13との間で、前記8の場合とほぼ同様にして、ファ
クシミリ通信動作が行われる。尚、図8と異なるのは、
ファクシミリ装置Cから送出されるFAX制御手順信号
中に、送信側パソコンのユーザID及びユーザ名と、受
信側パソコンのユーザIDとが含まれていないことであ
る。又、受領確認の通知に関する情報としては、受領確
認の通知を送信側の要求に応じて行うか、或いは送信側
の要求を受けることなく行うかということだけである。
【0110】ファクシミリ通信を終了したネットワーク
B上のファクシミリ装置13は、受信通知を受けるパソ
コン8〜10が予め指定されている場合にのみ、前記図
10の場合とほぼ同様にして、指定されているパソコン
8〜10に対して受信通知信号を送出する。尚、図10
と異なるのは、受信通知信号中に、送信側パソコンのユ
ーザID及びユーザ名が含まれていないことである。
【0111】受信通知を受けたネットワークB上のパソ
コン8〜10のユーザは、前記図11及び図12と同様
にして、受信画データの読了を行うことができる。読了
が行われると、前記図13と同様にして、ネットワーク
B上のパソコン8〜10は、読了通知信号をファクシミ
リ装置13に送出する。
【0112】この(ヌ)では、通常は受領確認の動作は
行われないが、受信通知を受けるパソコン8〜10が予
め指定されている場合、或いはキー操作部25に設けら
れた受領確認キー(図示せず)が操作された場合には、
受領確認の動作が行われる。この受領確認の動作は、前
記図14及び図17とほぼ同様であり、異なるのは、ネ
ットワークB上のファクシミリ装置13から送出される
受領確認信号中に、送信側パソコンのユーザID及び各
受信側パソコンの状態を示す情報が含まれていないこと
である。
【0113】(ル)次に、ネットワーク機能を有するフ
ァクシミリ装置Cから、同じくネットワーク機能を有す
るファクシミリ装置Dに対してファクシミリ送信を行う
場合の動作について説明する。
【0114】この場合の動作も特に図示はしないが、先
ず、ネットワーク機能を有する両ファクシミリ装置C,
D間で、上記(ヌ)の場合と同様にして、ファクシミリ
通信動作が行われる。
【0115】この(ル)では、ファクシミリ受信を終了
したファクシミリ装置Dは、通常は受信画データを記録
紙上に印字出力するだけであるが、ファクシミリ装置D
まで出向いたユーザが、そのファクシミリ装置Dにて印
字出力された記録紙を確認した後に、キー操作部25に
設けられた受領確認キーを操作すれば、上記(ヌ)と同
様にして受領確認の動作を行うことができる。
【0116】(ヲ)次に、ネットワーク機能を有してい
ない通常のファクシミリ装置Eから、ネットワークB上
のファクシミリ装置13に対してファクシミリ送信を行
う場合の動作について説明する。
【0117】この場合の動作も特に図示はしないが、前
記図21の場合と同様に、ファクシミリ装置Eとネット
ワークB上のファクシミリ装置13との間で、例えばG
3手順等の通常のファクシミリ通信手順が行われる。
【0118】ファクシミリ通信を終了したネットワーク
B上のファクシミリ装置13は、受信通知を受けるパソ
コン8〜10が予め指定されている場合にのみ、前記図
10の場合とほぼ同様にして、指定されているパソコン
8〜10に対して受信通知信号を送出する。尚、図10
と異なるのは、受信通知信号中に、送信側パソコンのユ
ーザID及びユーザ名と、受領確認の通知に関する情報
とが含まれていないことである。
【0119】受信通知を受けたネットワークB上のパソ
コン8〜10のユーザは、前記図11及び図12と同様
にして、受信画データの読了を行うことができる。この
(ヲ)では、送信側のファクシミリ装置Eが受領確認に
関する動作を行わない通常のファクシミリ装置なので、
受信側のパソコン8〜10は、読了が行われても、読了
通知信号をファクシミリ装置13に送出しない。従っ
て、受信側であるネットワークB上のファクシミリ装置
13は、このファクシミリ装置Eに対して、受領確認の
通知を行わない。
【0120】本実施形態では、上記のような動作が行わ
れるので、次のような効果を奏する。 (1)ネットワークインターフェース28を設けること
により、ファクシミリ装置をLAN等の通信ネットワー
クの一端末として使用することができる。従って、ネッ
トワーク上のパソコン等の端末からファクシミリ装置に
対してデータを転送して、そのデータをファクシミリ装
置から公衆回線網Lを介して送信することができる。
又、公衆回線網Lを介してファクシミリ装置で受信され
たデータを、そのファクシミリ装置からネットワーク上
のパソコン等の端末に転送することができる。このた
め、公衆回線網Lを通じたファクシミリ通信を能率良く
行い得る。
【0121】(2)送信側の端末のユーザは、ファクシ
ミリ送信操作だけでなく、送信結果や受領確認の通知の
確認を、ファクシミリ装置の設置場所まで出向くことな
く、手元の端末において容易且つ確実に行うことができ
る。又、受信側の端末のユーザは、ファクシミリ受信が
あったことを、ファクシミリ装置の設置場所まで出向く
ことなく、手元の端末において直ちに知ることができる
とともに、受信データの受け取りも手元の端末において
容易且つ確実に行うことができる。
【0122】(3)ファクシミリ装置がネットワーク上
に設けられていても、画像が記載された原稿をファクシ
ミリ送信したい場合には、上記(ホ)〜(チ)のよう
に、ユーザはファクシミリ装置の設置場所まで出向いて
ファクシミリ送信操作を行う必要がある。しかし、その
ような場合でも、受信側がネットワーク機能を有するフ
ァクシミリ装置であれば、ネットワーク上の特定の端末
に対して、送信結果や受領確認の通知を行わせることが
でき、送信結果や受領確認の通知の確認を手元の端末に
おいて行うことができる。
【0123】(4)ファクシミリ受信があったことの通
知は、送信側から受信を通知すべき端末の指定がなくと
も、受信を通知すべきネットワーク上の端末を受信側で
予め指定しておけば、その指定した端末に対して確実に
行われる。
【0124】尚、この発明は例えば以下のように変更し
て具体化してもよい。 (1)ネットワークに接続されるファクシミリ装置は、
読取部21及び記録部22を必ずしも備える必要はな
い。この場合、ネットワーク上にスキャナ及びプリンタ
を設けて、それらにファクシミリ装置の読取部21及び
記録部22の代用をさせるようにすればよい。
【0125】(2)ネットワークインターフェース28
は、必ずしもそれ専用で構成する必要はなく、例えばモ
デム20等の他の装置と一体的に構成してもよい。 (3)データを端末からファクシミリ装置へ転送して、
そのファクシミリ装置の記録部22にて印字出力させた
り、ファクシミリ装置の読取部21で読み取って得られ
た画データを端末に転送したりする等、ネットワーク上
のファクシミリ装置をスキャナ及びプリンタの代用とし
てもよい。
【0126】(4)ファクシミリ装置に自身を示すID
を予め登録しておき、このIDを必要に応じてネットワ
ーク上における通信信号中や公衆回線網上における通信
信号中に入れること。
【0127】前記実施形態から把握できる技術的思想に
ついて以下に述べる。 (a)公衆回線網を介してデータが送信された後、その
送信結果に関する情報を、通信ネットワーク上の他の端
末に通知する送信結果通知手段(16,17,18)を備えた請求
項1〜3のいずれかに記載のファクシミリ装置。ネット
ワーク上の端末のユーザは、ファクシミリ送信の結果
を、ファクシミリ装置の設置場所まで出向くことなく、
手元の端末において確認することができる。
【0128】(b)前記送信結果通知手段は、データ送
信の指示を受けた通信ネットワーク上の他の端末に対し
て通知を行う上記(a)に記載のファクシミリ装置。ネ
ットワーク上の端末のユーザは、手元の端末から指示し
たファクシミリ送信の結果を、手元の端末において確認
することができる。
【0129】(c)前記送信結果通知手段は、予め指定
された通信ネットワーク上の他の端末に対して通知を行
う上記(a)に記載のファクシミリ装置。ネットワーク
上のファクシミリ装置から直接ファクシミリ送信を行っ
た場合でも、希望するネットワーク上の端末に対して送
信結果を通知させることができる。
【0130】(d)前記受信通知手段は、ファクシミリ
通信時に送信側から指定された通信ネットワーク上の端
末に対して通知を行う請求項2に記載のファクシミリ装
置。データの受信があったことを、送信側から指定され
た特定の端末のユーザに対して確実に知らせることがで
きる。
【0131】(e)前記受信通知手段は、予め指定され
た通信ネットワーク上の端末に対して通知を行う請求項
2に記載のファクシミリ装置。送信側からの指定がなく
とも、データの受信があったことを、特定の端末のユー
ザに対して確実に知らせることができる。
【0132】(f)公衆回線網を介して外部のネットワ
ーク上のファクシミリ装置とファクシミリ通信を行う際
に、データの送信を行ったことを通知すべき受信側の通
信ネットワーク上の端末を指定する指定手段(16,17,18)
を設けた請求項1に記載のファクシミリ装置。送信側の
ユーザは、データの送信を行ったことを、特定の受信側
のネットワーク上の端末のユーザに対して確実に知らせ
ることが可能となる。
【0133】(g)前記指定手段は、通信ネットワーク
上の他の端末からの指示に基づき指定を行う上記(f)
に記載のファクシミリ装置。データの送信を行ったこと
を通知すべき受信側の端末の指定を、手元の端末におい
て容易に行い得る。
【0134】(h)受信通知を行った端末からの要求に
応じて受信データを出力する出力手段(16,17,18,22) を
設けた請求項2に記載のファクシミリ装置。ここで、受
信データを出力するとは、受信データを印字出力するこ
と、受信データを要求のあった端末に転送すること、受
信データをネットワーク上のプリンタに転送すること等
を含む。受信を知らされたネットワーク上の端末のユー
ザは、受信データを任意の方法で取り扱うことができ
る。
【0135】(i)受信通知を行った端末で受信データ
の読了が行われたか否かを判断する判断手段(16,17,18)
と、読了が行われたか否かを公衆回線網を介してデータ
の送信側に通知する読了通知手段(16,17,18)とを備えた
請求項2に記載のファクシミリ装置。受信側では、受信
データの内容を確認したことを送信側に確実に知らせる
ことができる。又、送信側では、送信データの内容が受
信側で確認されたか否かを確実に知ることができる。
【0136】(j)前記読了通知手段は、データの送信
側からの要求に応じて読了が行われたか否かを通知する
請求項3又は上記(i)に記載のファクシミリ装置。送
信側のユーザは、受信側でデータの読了が行われたか否
かを任意に確認することができる。
【0137】(k)前記読了通知手段は、読了が行われ
たことが判断された後に、その旨を通知する請求項3又
は上記(i)に記載のファクシミリ装置。送信側のユー
ザは、受信側でデータの読了が行われたときに、その旨
を直ちに知ることができる。
【0138】(l)公衆回線網を介して読了の通知を受
け取った後に、その読了の通知を、通信ネットワーク上
の他の端末に報知する報知手段(16,17,18)を備えた上記
(i)〜(k)のいずれかに記載のファクシミリ装置。
ネットワーク上の端末のユーザは、送信データの内容が
受信側で確認されたか否かを、手元の端末において確認
することができる。
【0139】(m)前記報知手段は、データ送信の指示
を受けた通信ネットワーク上の他の端末に対して報知を
行う上記(l)に記載のファクシミリ装置。ネットワー
ク上の端末のユーザは、手元の端末から指示したファク
シミリ送信の内容が受信側で確認されたか否かを、手元
の端末において確認することができる。
【0140】(n)前記報知手段は、予め指定された通
信ネットワーク上の他の端末に対して報知を行う上記
(m)に記載のファクシミリ装置。ネットワーク上のフ
ァクシミリ装置から直接ファクシミリ送信を行った場合
でも、送信データの内容が受信側で確認されたか否か
を、希望するネットワーク上の端末に対して報知させる
ことができる。
【0141】
【発明の効果】 以上詳述したように、本発明によれば
次のような優れた効果を奏する。請求項1の発明によれ
ば、ファクシミリ装置をLAN等の通信ネットワーク上
の一端末として使用することができ、公衆回線網を通じ
たファクシミリ通信を能率良く行い得る。特に、ネット
ワーク上の端末のユーザは、ファクシミリ送信のための
操作を、ファクシミリ装置の設置場所まで出向くことな
く、手元の端末において行うことができる。
【0142】請求項2の発明によれば、ネットワーク上
の端末のユーザは、データの受信があったことを、手元
の端末において直ちに知ることができる。請求項3の発
明によれば、受信側では、受信データの内容を確認した
ことを、送信側に確実に知らせることができる。又、送
信側では、送信データの内容が受信側で確認されたか否
かを、容易かつ確実に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した一実施形態を示し、公衆
回線網に接続された各ネットワーク上の2台のファクシ
ミリ装置及び単独で設けられた3台のファクシミリ装置
を示す全体構成図。
【図2】 各ネットワーク上のファクシミリ装置のブロ
ック回路図。
【図3】 ネットワークインターフェースのブロック回
路図。
【図4】 ネットワークインターフェースを介してファ
クシミリ装置をネットワークに接続する方法の一例を示
す斜視図。
【図5】 ネットワークインターフェースを介してファ
クシミリ装置をネットワークに接続する方法の別の例を
示す斜視図。
【図6】 ネットワークインターフェースを介してファ
クシミリ装置をネットワークに接続する方法のもう1つ
の別の例を示す斜視図。
【図7】 ファクシミリ送信の指示を与える場合の動作
を示す説明図。
【図8】 ファクシミリ通信動作を示す説明図。
【図9】 送信結果を通知する場合の動作を示す説明
図。
【図10】 受信通知を行う場合の動作を示す説明図。
【図11】 データの取り出しを要求する場合の動作を
示す説明図。
【図12】 データのプリントを要求する場合の動作を
示す説明図。
【図13】 読了通知を行う場合の動作を示す説明図。
【図14】 受領確認を行う場合の動作を示す説明図。
【図15】 受領確認を通知する場合の動作を示す説明
図。
【図16】 受領確認を要求する場合の動作を示す説明
図。
【図17】 要求に応じて受領確認を通知する場合の動
作を示す説明図。
【図18】 ファクシミリ送信の指示を与える場合の動
作を示す説明図。
【図19】 ファクシミリ通信動作を示す説明図。
【図20】 ファクシミリ送信の指示を与える場合の動
作を示す説明図。
【図21】 ファクシミリ通信動作を示す説明図。
【図22】 ファクシミリ通信動作を示す説明図。
【図23】 受信通知を行う場合の動作を示す説明図。
【符号の説明】
1〜3…端末としてのパソコン、6…ファクシミリ装
置、8〜10…端末としてのパソコン、13…ファクシ
ミリ装置、16…CPU、17…ROM、18…RA
M、28…ネットワークインターフェース、A…ネット
ワーク、B…ネットワーク、C…ファクシミリ装置、D
…ファクシミリ装置、L…公衆回線網。CPU16、R
OM17及びRAM18は、送信制御手段、受信通知手
段、判断手段及び読了通知手段を構成している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/00 303

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線網を介してデータの送受信を行
    うファクシミリ装置において、LAN等の通信ネットワ
    ークを通じてデータの送受信を行わせるためのネットワ
    ークインターフェースと、通信ネットワーク上の他の端
    末から受信したデータを、その端末から指示された送信
    宛先へ公衆回線網を介して送信する送信制御手段とを備
    えたファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 公衆回線網を介してデータが受信された
    後、データの受信があった旨を、通信ネットワーク上の
    他の端末に通知する受信通知手段を備えた請求項1に記
    載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 公衆回線網を介して受信したデータの読
    了が行われたか否かを判断する判断手段と、読了が行わ
    れたか否かを公衆回線網を介してデータの送信側に通知
    する読了通知手段とを備えた請求項1又は2に記載のフ
    ァクシミリ装置。
JP8123652A 1996-05-17 1996-05-17 ファクシミリ装置 Pending JPH09307735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8123652A JPH09307735A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8123652A JPH09307735A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09307735A true JPH09307735A (ja) 1997-11-28

Family

ID=14865920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8123652A Pending JPH09307735A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09307735A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002056254A (ja) * 2000-05-31 2002-02-20 Kanda System:Kk 印刷発注システム
JP2003030433A (ja) * 2001-05-09 2003-01-31 Sony Corp 申込書送信装置、申込書送信方法、申込書送信プログラム、記憶媒体、申込書送受信装置及び申込書送受信方法
JP2006074566A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Nec Infrontia Corp 情報処理方法、通信システム、サーバ装置およびプログラム
JP2007166473A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Ntt Data Kansai Corp Fax送受信システムおよびその方法
JP2009201120A (ja) * 2009-04-14 2009-09-03 Nec Infrontia Corp 情報処理方法および通信システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002056254A (ja) * 2000-05-31 2002-02-20 Kanda System:Kk 印刷発注システム
JP2003030433A (ja) * 2001-05-09 2003-01-31 Sony Corp 申込書送信装置、申込書送信方法、申込書送信プログラム、記憶媒体、申込書送受信装置及び申込書送受信方法
JP2006074566A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Nec Infrontia Corp 情報処理方法、通信システム、サーバ装置およびプログラム
JP4612365B2 (ja) * 2004-09-03 2011-01-12 Necインフロンティア株式会社 情報処理方法、通信システム、サーバ装置およびプログラム
JP2007166473A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Ntt Data Kansai Corp Fax送受信システムおよびその方法
JP2009201120A (ja) * 2009-04-14 2009-09-03 Nec Infrontia Corp 情報処理方法および通信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7081967B2 (en) Image data communications device and method
EP0692906A2 (en) Method and system for increasing the compatibility of a fax machine
US7230733B2 (en) Communication control method of internet facsimile and internet facsimile
JPH09307735A (ja) ファクシミリ装置
JPH1032700A (ja) ファクシミリ装置
US6532496B1 (en) Information processing system
JPH10145379A (ja) 通信端末装置
JP3765311B2 (ja) 通信ネットワークシステム
JP2005268921A (ja) ファクシミリ装置と情報処理装置とからなるシステム
JPH1169126A (ja) 通信装置
JP3804833B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JPH11103379A (ja) ネットワークファクシミリ装置
JPH10143454A (ja) 通信端末装置及び通信システム
JP2001119511A (ja) データ通信装置
JP2002208961A (ja) ファクシミリサーバ
JPH09270904A (ja) ファクシミリ装置
JP2003069776A (ja) インターネットファクシミリ装置
JPH06121101A (ja) プロトコル変換装置
JPH10145544A (ja) ファクシミリ装置
JPH06121074A (ja) ファクシミリ通信設備
JPH07183988A (ja) 画像処理装置
JP2002185672A (ja) ネットワークファクシミリ装置
JP2001169071A (ja) ファクシミリ通信装置
JP2000165588A (ja) 自動配信機能を有したファクシミリ装置