JP2003030296A - 眼鏡の仮想装用システム - Google Patents

眼鏡の仮想装用システム

Info

Publication number
JP2003030296A
JP2003030296A JP2001215029A JP2001215029A JP2003030296A JP 2003030296 A JP2003030296 A JP 2003030296A JP 2001215029 A JP2001215029 A JP 2001215029A JP 2001215029 A JP2001215029 A JP 2001215029A JP 2003030296 A JP2003030296 A JP 2003030296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
customer
pupil position
server system
eyeglasses
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001215029A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsushi Nomoto
徹志 野本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Nikon Gijutsu Kobo KK
Original Assignee
Nikon Corp
Nikon Gijutsu Kobo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp, Nikon Gijutsu Kobo KK filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2001215029A priority Critical patent/JP2003030296A/ja
Publication of JP2003030296A publication Critical patent/JP2003030296A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、顧客の顔部画像と眼鏡の画像とを
合成して仮想装用する際に、両者の相対的位置を正しい
装用位置に自動的に位置決めすることができる眼鏡の仮
装装用システムを提供すること。 【解決手段】 顧客の顔部の画像を入力する画像入力部
と、前記顔部の画像の瞳位置を求める瞳位置検出手段
と、眼鏡の画像と該眼鏡に関する諸データからなる眼鏡
データとを記憶した記憶部と、前記瞳位置と前記眼鏡デ
ータとに基づいて、前記顔部の画像に前記眼鏡の画像を
重畳させた合成画像を生成する画像合成手段と、前記重
畳させた画像を表示する表示部とからなることを特徴と
する眼鏡の仮想装用システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、購入者の顔部を撮
影した画像に眼鏡の画像を重畳合成した画像によって眼
鏡を装用した時の見栄えを評価し選択することができる
眼鏡の仮想装用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】購入する眼鏡を選択する際、顧客は眼鏡
店の店頭において実際に眼鏡を装用した自分自身の顔部
を鏡に写して見栄えを評価する。しかし、装用した眼鏡
にはレンズが装着されていないので、強度の眼鏡を必要
とする顧客はよく見ることができず充分に確認すること
ができない。前記問題点を解決した装置として、眼鏡を
装用した顧客の顔部を撮影した画像を表示する装置があ
る。いずれの場合も眼鏡店の店頭に出向くことが必要で
ある。
【0003】コンピュータ上で仮想的に眼鏡を装用し好
ましい眼鏡を選択可能とする眼鏡の仮想装用システム
が、例えば特開平11−120213に顧客の顔画像と
眼鏡画像(フレームの画像、又は更にレンズの画像を加
えた画像)とを合成した画像を表示して眼鏡を掛けたと
きの外観を自分自身で把握することができる装置が開示
されている。
【0004】また、特開平10−124574には、顧
客の所有物又は身体に関する3次元データと商品に関す
る3次元データと比較し、服や家具などを仮想的に試
着、配置するシステムが開示され、更に顧客に関する3
次元データを格納した個人データベースと商品に関する
3次元データデータが格納されたカタログデータベース
とが遠隔地にある場合、通信手段を介して前記2種類の
データを一カ所にまとめることが開示されている。そし
て、前記商品の一例として眼鏡があげられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置を記載した
前記公知文献には、顧客の顔部の画像と眼鏡の画像とを
合成する際に、両者の相対的位置をどのように決定する
のかが開示されてない。基本的方法として眼鏡の画像の
位置を手操作で移動させ、合成された画像を見て顧客が
適否を判断しつつ位置を修正する方法があるが、眼鏡の
画像を正しく装用した位置に位置決めすることが困難で
あると共に、多数の眼鏡の装用状態を比較する場合、そ
の都度手操作による位置調整を要し操作性が悪いという
問題があった。
【0006】本発明は、顧客の顔部の画像と眼鏡の画像
とを合成する際に、両者の相対的位置を正しい装用位置
に自動的に位置決めすることができるシステムを提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、顧客の顔部の画像を入力する画像入力部
と、前記顔部の画像の瞳位置を求める瞳位置検出手段
と、眼鏡の画像と眼鏡の設計データとを記憶した記憶部
と、前記瞳位置と前記眼鏡の設計データとに基づいて、
前記顔部の画像に前記眼鏡の画像を重畳させた合成画像
を生成する画像合成手段と、前記重畳させた画像を表示
する表示部とからなることを特徴とする眼鏡の仮想装用
システムである。
【0008】前記瞳位置検出手段は、前記顔部の画像か
ら瞳位置を検出する画像解析手段、又は、前記表示部に
表示させた前記顔部の画像において、瞳位置を指定する
瞳位置指定手段とすることができる。前記画像合成手段
は、前記瞳位置と前記設計データに含まれる設計瞳位置
とが一致するように、又は、前記瞳位置と前記設計デー
タに含まれる設計瞳位置とが、上下方向においては一致
し、左右方向においては両者のずれ量が等しく且つ左右
対称であるように前記眼鏡の画像を前記顔部の画像に重
畳合成する。
【0009】前記システムに、前記瞳位置検出手段が検
出した瞳位置に基づいて眼鏡を選択する眼鏡選択部を更
に備えても良い。前記仮装装用システムは顧客システム
とサーバーシステムと前記顧客システムと前記サーバー
システムとをデータの授受可能に接続する通信手段とで
構成され、前記顧客システムは前記画像入力部と前記瞳
位置検出手段と前記画像合成手段と前記表示部とを備え
ると共に前記設計瞳位置を前記サーバーシステムから受
け、前記サーバーシステムは前記記憶部を備え前記顧客
システムに前記眼鏡の画像と前記設計瞳位置を送出する
ことを特徴とする眼鏡の仮想装用システムとすることが
できる。
【0010】又は、顧客システムとサーバーシステムと
前記顧客システムと前記サーバーシステムとをデータの
授受可能に接続する通信手段とで構成され、前記顧客シ
ステムは前記画像入力部と前記表示部とを備え、前記顔
部の画像を前記サーバーシステムに送出すると共に前記
サーバーシステムから前記合成画像を受け、前記サーバ
ーシステムは前記記憶手段と前記瞳位置検出手段と前記
画像合成手段とを備え、前記顔部の画像を前記顧客シス
テムから受けると共に前記合成画像を前記顧客システム
に送出することを特徴とする眼鏡の仮想装用システムと
することができる。
【0011】或いは、顧客システムとサーバーシステム
と前記顧客システムと前記サーバーシステムとをデータ
の授受可能に接続する通信手段とで構成され、前記顧客
システムは前記画像入力部と前記瞳位置検出手段と前記
表示部とを備え、前記顔部の画像と前記瞳位置検出手段
が検出した瞳位置とを前記サーバーシステムに送出する
と共に前記サーバーシステムから前記合成画像を受け、
前記サーバーシステムは前記記憶手段と前記画像合成手
段とを備え、前記顔部の画像を前記顧客システムから受
けると共に前記合成画像を前記顧客システムに送出する
ことを特徴とする眼鏡の仮想装用システムとすることも
できる。
【0012】更に、顧客システムとサーバーシステムと
前記顧客システムと前記サーバーシステムとをデータの
授受可能に接続する通信手段とで構成され、前記サーバ
ーシステムは前記記憶手段と前記瞳位置検出手段とを備
え、前記顔部の画像を前記顧客システムから受けると共
に前記瞳位置検出手段が検出した瞳位置を前記顧客シス
テムに送出し、前記顧客システムは前記画像入力部と前
記画像合成手段と前記表示部とを備え、前記顔部の画像
を前記サーバーシステムに送出すると共に前記サーバー
システムから前記瞳位置を受けることを特徴とする眼鏡
の仮想装用システムとしても良い。
【0013】前記各システムにおいて、前記サーバーシ
ステムは前記瞳位置検出手段が検出した瞳位置に基づい
て眼鏡を選択する眼鏡選択部を更に備えても良い。そし
て、前記眼鏡の仮想装用システムを構成する顧客システ
ム、又はサーバーシステムも、夫々、前記目的を達成す
るための本発明である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態例
のシステム構成のブロック図である。本システムは眼鏡
の購入予定者である顧客が用いる顧客システム1と、眼
鏡メーカー又は眼鏡卸業者が管理・運営するサーバーシ
ステム2と、眼鏡小売店に設置された小売店システム3
と、インターネット網4とで構成されている。
【0015】顧客システム1は、本体部10とCRT等
の表示部17とキーボードやマウスなどの入力部18と
からなるパソコンであり、本体部10は、デジタルカメ
ラ(DSC)19が接続され該DSC19から画像が入
力される画像入力部11と、各種プログラムや画像デー
タなどを記憶する記憶部12と、インターネット網4が
接続される接続部13と、画像処理部15と、入力部1
8からの入力を受けると共に表示部17に表示データを
出力する入出力部16と、前記各部を制御する制御部1
4と前記各部を接続するバスライン(図示せず)等で構
成されている。DSC19は本体部10の一部として本
体部10に組み込まれていても良い。
【0016】画像入力部11は画像データが記録された
記録媒体から前記画像データを読み込むデータ読み取り
装置でも良い。画像処理部15は、画像入力部11から
入力された顧客の顔部画像を解析し顔部の形状、寸法を
検出する画像解析手段15Aと、前記顔部画像に眼鏡の
画像を重畳合成した合成画像を作成する画像合成手段1
5Bとを備える。前記合成画像は、顧客が眼鏡を装用し
た状態を仮想的に作り出す仮想装用を行うものである。
【0017】サーバーシステム2は、本体部20とCR
T等の表示部27とキーボードやマウスなどの入力部2
8とからなるコンピュータシステムであり、本体部20
は、各種プログラムや多数の眼鏡の画像の画像データ、
及び該眼鏡に関するデータ(以下、眼鏡データとい
う)、例えば眼鏡の型番、材質、色、寸法形状などを記
憶する記憶部22と、インターネット網4に接続される
接続部23と、記憶部22に記憶された多数の眼鏡デー
タから所定の基準に従って眼鏡を選択する眼鏡選択部2
5と、表示部27及び入力部28が接続される入出力部
26と、前記各部を制御する制御部24と前記各部を接
続するバスライン(図示せず)などで構成されている。
【0018】小売店システム3は、本体部30とCRT
等の表示部37とキーボードやマウスなどの入力部38
とからなるコンピュータシステムであり、本体部30
は、各種プログラムやデータなどを記憶する記憶部32
と、インターネット網4に接続される接続部33と、販
売した眼鏡の売上処理を行う売上処理部31と、前記各
部を制御する制御部34と前記各部を接続するバスライ
ン(図示せず)などで構成されている。
【0019】インターネット網4は接続部13、23、
33を介して顧客システム1とサーバーシステム2と小
売店システム3とを接続し、相互にデータ授受を可能と
している。以下、本システムを用いて眼鏡を仮想的に装
用することを含む眼鏡の取引方法の詳細を図2の流れ図
によって説明する。なお、太線枠で示した処理は顧客シ
ステム1の処理、鎖線枠で示した処理はサーバーシステ
ムの処理、細線枠で示した処理は小売店システム3の処
理、破線枠で示した処理は顧客の行為である。
【0020】まず、ステップ1(図中ではS1と表記す
る。他のステップも同様とする。)において、顧客シス
テム1の画像入力部11に接続されたDSC19で眼鏡
をかけていない状態で顧客の顔部の画像を撮影する。そ
の際、撮影された画像から被写体の寸法を求めることを
可能とする寸法算出基礎データを保持させる。例えば、
DSCから被写体までの距離と撮影レンズの焦点距離と
を撮影した画像データに付随させる。又は寸法既知の物
体を同時に写し込むか、寸法既知のパターンを背景にし
て撮影する。
【0021】ステップ2では、顧客システム1は、前記
顔部画像の画像データを読み込んで入出力部16に接続
された表示部17に表示し(図3)、ステップ3で、前
記画像データを画像処理部15に取り込む。そして、ス
テップ4において、画像処理部15の画像解析手段15
Aは顧客の顔部の輪郭と瞳H1、H2を検出する画像処
理を行うと共に、前記寸法算出基礎データを参照して顧
客の顔部の寸法、形状を求める。前記求める顔部の寸
法、形状には図3に示した瞳の高さ位置における顔部の
幅W、長さL、瞳位置(瞳の高さ位置H、瞳間隔WH)
などが含まれる。
【0022】更に、前記顔部の幅W、H/2の高さ位置
における顔部の幅W1、長さL等に基づいて解析した顔
部形状の類型(丸顔、角顔、たまご顔、ホームベース顔
等)を求める。更に前記顔部のその他の特徴(例えば、
目の細目、ドングリ目、つり目、たれ目等の特徴)を求
める画像処理を行う。以下、前記顔部の寸法、形状等に
関する各種データを顔部データと称する。
【0023】なお、前記顔部形状の類型の決定には顔部
各部の寸法の絶対値は必ずしも必要なく、画像解析手段
15Aで求めた顔部各部の寸法の比を用いて解析するこ
とができる。或いは、予め顔部形状の類型の標準形状を
画像処理部15に記憶させ、該標準形状と画像処理部1
5で検出した顔部の輪郭形状との相似性の高さによって
前記類型を決定することもできる。即ち、前記輪郭形状
に対して前記標準形状をその大きさ、位置を変化させつ
つ両者の自乗誤差が最小になるように重ね合わせ、その
最小自乗誤差が最小である標準形状を求めても良い。
【0024】前記顔部画像の画像データは予めコンパク
トディスク、フロッピー(登録商標)ディスクなどの記
録媒体に記録した顧客の顔部のデジタル画像データ及び
前記寸法算出基礎データを画像入力部11としてのデー
タ読み取り装置から読み込んでも良く、その場合にはス
テップ1は省略される。また、別途解析した前記顔部デ
ータが添付された顔部画像として更にステップ4を省略
することもできる。
【0025】そして、ステップ5では、顧客システム1
が顧客の操作に応じてインターネット網4を介してサー
バーシステム2にアクセスし、眼鏡の仮想装用を行い、
好みの眼鏡を選択させる。前記仮想装用の詳細は後述す
る。なお、前記サーバーシステム2へのアクセスは、顧
客システム1からアクセスされた小売店システム3から
サーバーシステム2に張られたリンクを介したものであ
っても良い。
【0026】ステップ6では、顧客システム1は実装用
実施情報入力画面(図4)を表示して、顧客に実装用情
報、即ち実装用を行う眼鏡店、実施日時、及び顧客の名
前、住所などの個人情報を入力させ、「送信」ボタン6
1の選択に応じて該実装用情報と選択された眼鏡の型番
とをサーバーシステム2に伝達する。
【0027】ステップ7では、サーバーシステム2は前
記指定された眼鏡店の小売店システム3に前記眼鏡の型
番と実装用実施希望日、顧客名などを通知する。前記通
知を受けた小売店システム3は、ステップ8で、指定さ
れた型番の眼鏡の在庫の有無を調査し、前記通知された
情報と前記在庫の有無を表示部27に表示する。そし
て、在庫があれば直ちに、在庫が無ければ卸売店に前記
型番の眼鏡の注文処理を行った上で、ステップ9に進
み、顧客システム1に実装用実施許諾を通知する。前記
注文処理は自動的に行われるようにしても良いし、前記
在庫の有無の表示に対する確認操作に応答して行われる
ようにしても良い。また、前記実装用実施許諾の通知は
サーバーシステム2を介して行っても良い。
【0028】そして、ステップ10において、顧客はス
テップ6で指定した実装用実施日時に指定した眼鏡店に
出向いて眼鏡の実装用を行い、ステップ11で当該眼鏡
を購入するか否かを決定する。ステップ11において顧
客が当該眼鏡の購入を決定した場合にはステップ12に
進み、小売店システム3が前記購入を決定された眼鏡の
売上処理を行って処理を修了する。ステップ11におい
て顧客が購入を取り止めた場合にはそのまま処理を修了
する。
【0029】次に、ステップ5の仮想装用の手順を図5
の流れ図によって詳細に説明する。ステップ51では、
顧客システム1は、インターネット網4を介して接続さ
れたサーバーシステム2に画像解析手段15Aが求めた
前記顔部データを送信する。 ステップ52では、サー
バーシステム2が受けた前記顔部データに基づいて、眼
鏡選択部25が記憶部22に記憶した多数の眼鏡から任
意の眼鏡を選択して該眼鏡の画像と眼鏡データとを顧客
システム1に送信する。その際、所定の基準に従って選
択した眼鏡を優先的に選択する。
【0030】前記所定の基準による選択は、例えば前記
顔部データの顔部寸法と眼鏡データに含まれる眼鏡の寸
法データとに基づいて行われる。寸法データには図8に
示す各部の寸法が含まれている。前記選択は、具体的に
は瞳間隔WHと設計瞳位置EP1、EP2の間隔EWと
の差が所定値以内である眼鏡を選択する。前記設計瞳位
置EP1、EP2は眼鏡フレームの形状・寸法を決定す
る際に基準とする設計上の瞳位置であり、サーバーシス
テム2から受ける眼鏡データに含まれている。或いは顔
部の幅Wと眼鏡の寸法データの一項目である全幅(蝶番
間距離)WFとの差が所定値以内である眼鏡を選択す
る。その結果、良好な性能を期待できる眼鏡が選択され
る。
【0031】更に、顔部形状の類型や寸法、その他の特
徴に応じてその類型形状や寸法、その他の特徴の顔に似
合うとされる眼鏡を選択する。各眼鏡は寸法データに基
づいて丸型、四角型、オーバル型、ドロップ型などの形
状類型に分類される。記憶部22には各類型の顔部形状
に似合うとされる眼鏡の形状類型や、似合うとされる顔
部の長さLと眼鏡の高さTHとの比が記憶されている。
更に、その他の特徴に対して似合うとされる眼鏡の形状
類型も記憶されている。眼鏡選択部25はこれらを参照
して眼鏡を選択する。例えば、丸顔には四角形の眼鏡を
選択する。或いは顔部の長さLに基づいて前記長さLと
眼鏡の高さTHとの比が所定値の範囲内である眼鏡を選
択する。これらの選定基準は流行に合わせて適宜変更さ
れる。
【0032】画像解析部15Aは顧客の顔部の肌の色も
検出する。そして、眼鏡選択部25は画像解析部15A
が検出した肌の色に基づいて似合うとされる色の眼鏡を
選択する。前記眼鏡の選択には眼鏡フレームの選択の
他、眼鏡レンズの色、濃度、染色範囲なども含めて良
い。即ち、前記肌の色と眼鏡フレームの色と眼鏡レンズ
の色との調和を考慮して夫々を選択する。
【0033】眼鏡選択部25は眼鏡レンズの度数も参照
して眼鏡を選択する。即ち、強度の近視用眼鏡レンズの
場合、眼鏡のボックスサイズ(図8のLS*TH)が大
きいと眼鏡レンズの縁厚が厚くなり見栄えが悪い。更に
眼鏡が重くなり掛け心地が悪い。従って、強度の近視用
眼鏡レンズにはボックスサイズの小さい眼鏡を選択す
る。
【0034】前記眼鏡レンズの度数は予め眼科医などで
検眼したデータか前回作成した眼鏡のデータを顧客に顧
客システム1に入力させサーバーシステム2に読込んで
おくか、画像解析部15Aによって概略値を求める。画
像解析部15Aによる眼鏡レンズ度数概略値の決定方法
の例を説明する。図2のステップ1〜ステップ3におい
て、現在使用中の眼鏡をかけた状態の顔部画像を更に撮
影し画像解析部15Aに取り込む。そして、ステップ4
において眼鏡をかけた状態の画像と眼鏡をかけていない
状態の画像との差異を検出する。前者の画像の眼鏡を通
して撮影された部分、例えば目の大きさは、後者の画像
の対応する部分よりも小さく(近視の場合)、又は大き
く(遠視の場合)撮影されている。両者の大きさの比は
眼鏡レンズの度数が強いほど大きい。従って前記比から
眼鏡レンズの概略度数を求めることができる。
【0035】或いは、ステップ4の処理を次のようにす
ることもできる。前記眼鏡をかけた状態の顔部画像では
顔部の輪郭線の眼鏡レンズを通して撮影された部分が他
の部分よりも内側(近視の場合)、又は外側(遠視の場
合)に位置している。そのズレ量は眼鏡レンズの度数が
強いほど大きい。従って前記ズレ量から眼鏡レンズの概
略度数を求めることができる。
【0036】更に、ステップ51に先立って使用する眼
鏡レンズの種類を選択させるステップを設け、眼鏡選択
部25は該ステップにおいて選択された眼鏡レンズの種
類に応じて眼鏡を選択するようにすることもできる。例
えば、遠近両用眼鏡レンズが選択された場合には眼鏡レ
ンズの遠用領域と近用領域とが夫々所定の大きさで確保
できる大きさの眼鏡を選択する。ガラスレンズが選択さ
れた場合には縁なし眼鏡は選択しない。なお、前記肌の
色、眼鏡フレームの色を考慮した眼鏡レンズの色の選択
はこのステップにおいて眼鏡レンズとして色付きレンズ
や染色可能なプラスチックレンズが選択された場合に行
われる。
【0037】ステップ53では、顧客システム1は、サ
ーバーシステム2から入手した眼鏡の画像を表示部17
に表示させ(図6)、該表示された眼鏡の画像を見た顧
客にその眼鏡の仮想装用を希望するか否かを指定させ
る。即ち、顧客に眼鏡の画像と共に表示される「仮想装
用希望」ボタン43、又は「他の眼鏡を表示」ボタン4
1のいずれかをマウスでクリックさせることにより指定
させる。「他の眼鏡を表示」ボタン41が指定されたと
きは、顧客システム1はサーバーシステム2に次の眼鏡
の画像を要求する信号を送り、別の眼鏡の画像と眼鏡デ
ータとをサーバーシステム2から入手して表示部17に
表示された眼鏡の画像を更新させる。「戻る」ボタン4
2の選択に応じて表示画像を前の状態に戻すようにする
こともできる。
【0038】前記眼鏡画像の表示に加えて、眼鏡レンズ
が嵌められた状態を横方向から見た時の眼鏡も表示し、
眼鏡レンズの縁厚WLがどの程度になるかを確認できる
ようにしても良い(図9)。眼鏡レンズの端部に面取り
加工を施して前記縁厚を目立たなくする加工が選択的に
行われる。前記面取り加工には追加加工料金を要する場
合がある。前記面取り加工を施した場合の縁厚も表示す
るようにすることが好ましい。この場合、両者を同時に
表示して比較できるようにすることが更に好ましい。
【0039】ところで、前記縁厚は使用する眼鏡レンズ
の素材の屈折率によっても変化する。眼鏡レンズの素材
にはガラスとプラスチックとがあり、いずれの場合も屈
折率の異なる数種類の素材がある。眼鏡レンズの素材に
よる前記縁厚の変化も比較できるようにすることが好ま
しい。勿論、使用する眼鏡レンズの素材を予め顧客に選
択させてその範囲での変化を表示するようにすることも
できる。
【0040】好ましい眼鏡を選択するためには色合いも
重要である。従って、表示された眼鏡の画像は実際の色
で表示されなければならない。一方、顧客システム1で
表示される色は顧客システム1に設定された色表示に関
する各種パラメータ、例えば、色温度、三原色(赤、
緑、青)のゲイン及び三原色のカットオフなどの値によ
って変化する。しかも前記パラメータは顧客が自由に変
更可能なのでどのような状態に設定されているか不明で
ある。そこで、サーバーシステム2は最初の眼鏡の画像
を顧客システム1に出力する際、前記パラメータをサー
バーシステム2に送り、サーバーシステム2に現在使用
中のパラメータをバックアップ記録させると共に前記送
ったパラメータに設定を変更させる。
【0041】更に、前記パラメータが同じでも表示装置
(CRT、液晶表示装置など)のメーカーや型番が異な
ると表示される色が異なる場合があるので、サーバーシ
ステム2に正しい色を表示させるパラメータをメーカ
ー、型番毎に用意して、顧客システム1から入手した表
示装置のメーカー、型番の情報に応じて適切なパラメー
タを顧客システム1に送るようにすることが好ましい。
【0042】サーバーシステム2は前記設定したパラメ
ータを図2の処理が行われるときにのみ使用し、図2の
処理を終了するときに前記パラメータを前記バックアッ
プ記録したパラメータに戻す処理を行う。ステップ5
2、ステップ53において、サーバーシステム2は複数
の眼鏡を選択して顧客システム1に送信し、顧客システ
ム1は前記複数の眼鏡の画像を表示部17に表示して仮
想装用を希望する眼鏡の画像をマウスでクリックさせる
か各眼鏡の画像に付された番号をキーボードで入力させ
て指定させるようにしても良い。この場合、顧客が同時
に複数の眼鏡に対して仮想装用希望の指定をすることが
できるようにしても良い。
【0043】ステップ54では、画像処理部15の画像
合成手段15Bは、前記顔部画像上に前記指定された眼
鏡の画像を重畳合成した合成画像を生成し、表示部17
は前記合成画像を表示する(図7)。前記合成画像の表
示には「実装用希望」ボタン51と「戻る」ボタン52
と、「実装用実施指定」ボタン53とが同時に表示され
ている。
【0044】前記画像合成手段15Bは前記合成画像の
生成に際し、画像解析手段15Aが求めた顧客の顔部の
寸法と眼鏡の寸法データとを参照して眼鏡の画像の大き
さを顔部画像の大きさと同じ縮尺に調整すると共に、画
像解析手段15Aが検出した瞳位置と眼鏡の設計瞳位置
とに基づいて眼鏡の画像を重畳させる位置を決定する。
そして、仮想装用希望が指定された眼鏡の設計瞳位置が
前記画像合成手段15Bに送られて前記眼鏡画像の重畳
位置の決定に用いられる。
【0045】なお、前記瞳位置は、ステップ4の画像解
析手段15Aによる画像解析で求めるのではなく、顧客
に前記顔部画像の瞳の位置をマウスクリックさせ、該マ
ウスクリックされた画面上の位置を瞳の位置として求め
ても良い。顧客システム1に画像解析手段15Aが無い
場合でも前記眼鏡画像の重畳位置を決定することができ
る。また、前記サーバーシステム2による眼鏡の選択を
瞳間隔という限られた選択基準についてだけではあるが
行うことができる。
【0046】更に、顔部の寸法も画像解析手段15Aを
用いることなく求めることができる。即ち、画像処理装
置15に設けた電子ライン発生手段(不図示)により、
前記マウスクリックさせて求めた瞳の位置H1、H2を
通る直線LHと、瞳の位置H1とH2の中点を通り直線
LHに直交する直線LVとを生成させ顔部画像上に表示
させる(図3参照)。そして、顧客に直線LH及びLV
と顔部の輪郭線との交点P1、P2、P3、P4をマウ
スクリックさせ、該マウスクリックされた画面上の位置
から顔部の幅W、長さL、瞳高さHを求める。そして次
に、電子ライン発生手段に直線LHと平行な直線LH2
を高さH/2の位置に発生させ、顧客に直線LH2と顔
部の輪郭線との交点P5、P6をマウスクリックさせ、
該マウスクリックされた画面上の位置から高さH/2の
位置における顔部の幅W1を求める。
【0047】画像解析手段15Aがある場合と同様に、
顔部寸法に基づく眼鏡の選択を行うことができる。画像
合成手段15Bは、望ましくは顔部画像の瞳位置と前記
設計瞳位置とが両眼とも一致するように決定する。顔部
画像の瞳間隔と設計瞳位置の間隔とが異なる場合には上
下方向は一致し、左右方向は顔部画像の瞳位置と設計瞳
位置とのズレ量が両眼で等しく、左右対称になるように
決定する。なお、左右方向については、顔部画像の両眼
の瞳位置を結ぶ線の垂直2等分線と眼鏡の左右の対称中
心線とが一致するように決定しても良い。
【0048】かくして、眼鏡の画像が顔部画像上の正し
い装用位置に自動的に重畳合成された合成画像が表示部
17に表示される。前記合成画像の表示には「実装用希
望」ボタン51と「戻る」ボタン52と、「実装用実施
指定」ボタン53とが表示されている。
【0049】なお、画像合成手段15Aを顧客システム
1にではなくサーバーシステム2に設けても良い。その
場合には、顧客システム1は前記顔部画像と前記仮想装
用希望に指定された眼鏡を特定する情報、例えば型番を
サーバーシステム2に送信し、サーバーシステム2の画
像合成手段15Aが前記合成画像を生成して顧客システ
ム1に返送し、顧客システム1が前記合成画像を表示部
17に表示する。顧客システム1に画像合成手段が不要
なので機能の高くないパソコンを使用することができ
る。
【0050】また、画像解析手段15Bを顧客システム
1にではなくサーバーシステム2に設けても良い。その
場合には、顧客システム1は前記顔部画像をサーバーシ
ステム2に送信し、サーバーシステム2の画像解析手段
15Bが瞳位置を検出して該瞳位置を顧客システム1に
返送する。前記処理は1度だけ行えば良い。そして、顧
客システム1はサーバーシステム2から受けた瞳位置を
用いて前記仮想装用を行う。顧客システム1に画像解析
手段が不要なので機能の高くないパソコンを使用するこ
とができる。
【0051】ステップ55において、顧客は前記表示さ
れた合成画像を見て好ましいかどうかを判断し、好まし
い場合には「実装用希望」ボタン51を、好ましくない
場合には「戻る」ボタン52を選択する。上記を繰り返
し行って、複数の眼鏡に対して「実装用希望」の選択を
しても良い。実装用を希望する眼鏡の選択が終了したら
「実装用実施指定」ボタン53を選択する。前記選択に
応じて処理は図2のステップ6に戻る。なお、実装用を
希望する眼鏡の選択は仮想装用を省略し、表示された眼
鏡の画像を見るだけで行っても良い。
【0052】以上、詳説したように顧客は眼鏡を正しい
位置に装用した状態の顔部画像を容易に確認し好ましい
眼鏡を選択することができる。また、自分に似合う、流
行の眼鏡を容易に選択することができる。なお、前記小
売店システム3に前記サーバーシステム2の機能を持た
せて前記顧客システム1とこの小売店システムとで構成
された眼鏡の仮想装用システムとすることもできる。
【0053】更に、前記小売店システム3に前記サーバ
ーシステム2及び顧客システム1の機能を持たせ、眼鏡
店に来店した顧客に仮装装用を行わせる眼鏡の仮装装用
システムとすることもできる。
【0054】
【発明の効果】以上詳説したように、本発明のシステム
では、顧客の顔部画像と眼鏡の画像とを合成する際に、
眼鏡が正しい装用位置に自動的に位置決めされるので、
顧客は仮想装用を容易に、正しく行うことができる。そ
の結果、その眼鏡が似合うかどうか、正しく判断するこ
とができる。
【0055】更に、顧客は自身に似合う眼鏡を短時間で
選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のシステム構成を示す
ブロック図。
【図2】図1のシステムによる取引方法の手順を説明す
る流れ図。
【図3】画像合成手段に取り込んだ顔部の画像を示した
図。
【図4】実装用実施情報入力画面を示した図。
【図5】図2のステップ5の詳細手順を説明した図。
【図6】サーバーシステムから入手した眼鏡の画像を表
示した画面を示した図。
【図7】顔部画像と眼鏡とを合成した画像を表示した画
面を示した図。
【図8】眼鏡の各部寸法データを示した図。
【図9】眼鏡に嵌められた時の眼鏡レンズの縁厚を表示
した画面を示した図。
【符号の説明】 1………顧客システム 2………サーバーシステム 3………小売店システム 4………インターネット網 11……画像入力部 15……画像処理部 15A…画像解析手段 15B…画像合成手段 25……眼鏡選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 H04N 1/387 Fターム(参考) 2H006 DA00 5B057 CE08 DA07 DC02 DC09 DC16 5C076 AA12 CA10 5E501 AC15 BA13 CA03 CB02 CB09 DA07 EA10 EA13 FA03 FA13 FA14 FA27 FA44 5L096 CA02 FA64 FA69

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の顔部の画像を入力する画像入力部
    と、前記顔部の画像の瞳位置を求める瞳位置検出手段
    と、眼鏡の画像と該眼鏡に関する諸データからなる眼鏡
    データとを記憶した記憶部と、前記瞳位置と前記眼鏡デ
    ータとに基づいて、前記顔部の画像に前記眼鏡の画像を
    重畳させた合成画像を生成する画像合成手段と、前記重
    畳させた画像を表示する表示部とからなることを特徴と
    する眼鏡の仮想装用システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシステムにおいて、 前記瞳位置検出手段は、前記顔部の画像から瞳位置を検
    出する画像解析手段であることを特徴とする眼鏡の仮想
    装用システム。
  3. 【請求項3】 請求1に記載のシステムにおいて、 前記瞳位置検出手段は、前記表示部に表示させた前記顔
    部の画像において、瞳位置を指定する瞳位置指定手段で
    あることを特徴とする眼鏡の仮想装用システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3に記載の仮装装用シ
    ステムにおいて、 前記画像合成手段は、前記瞳位置と前記眼鏡データに含
    まれる設計瞳位置とが一致するように前記眼鏡の画像を
    前記顔部の画像に重畳合成することを特徴とする眼鏡の
    眼鏡の仮想装用システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項3に記載の仮装装用シ
    ステムにおいて、 前記画像合成手段は、前記瞳位置と前記眼鏡データに含
    まれる設計瞳位置とが、上下方向においては一致し、左
    右方向においては両者のずれ量が等しく且つ左右対称で
    あるように前記眼鏡の画像を前記顔部の画像に重畳合成
    することを特徴とする眼鏡の眼鏡の仮想装用システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5に記載の仮装装用シ
    ステムにおいて、 前記瞳位置検出手段が検出した瞳位置に基づいて眼鏡を
    選択する眼鏡選択部を更に備えることを特徴とする眼鏡
    の眼鏡の仮想装用システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項5に記載の仮装装用シ
    ステムであって、 顧客システムと、サーバーシステムと、前記顧客システ
    ムと前記サーバーシステムとをデータの授受可能に接続
    する通信手段とで構成され、 前記顧客システムは、前記画像入力部と、前記瞳位置検
    出手段と、前記画像合成手段と、前記表示部とを備える
    と共に、前記設計瞳位置を前記サーバーシステムから受
    け、 前記サーバーシステムは、前記記憶部を備え、前記顧客
    システムに前記眼鏡の画像と前記設計瞳位置を送出する
    ことを特徴とする眼鏡の仮想装用システム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項5に記載の仮装装用シ
    ステムであって、 顧客システムと、サーバーシステムと、前記顧客システ
    ムと前記サーバーシステムとをデータの授受可能に接続
    する通信手段とで構成され、 前記顧客システムは、前記画像入力部と、前記表示部と
    を備え、前記顔部の画像を前記サーバーシステムに送出
    すると共に前記サーバーシステムから前記合成画像を受
    け、 前記サーバーシステムは、前記記憶手段と、前記瞳位置
    検出手段と、前記画像合成手段とを備え、前記顔部の画
    像を前記顧客システムから受けると共に、前記合成画像
    を前記顧客システムに送出することを特徴とする眼鏡の
    仮想装用システム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項5に記載の仮装装用シ
    ステムであって、 顧客システムと、サーバーシステムと、前記顧客システ
    ムと前記サーバーシステムとをデータの授受可能に接続
    する通信手段とで構成され、 前記顧客システムは、前記画像入力部と、前記瞳位置検
    出手段と、前記表示部とを備え、前記顔部の画像と前記
    瞳位置検出手段が検出した瞳位置とを前記サーバーシス
    テムに送出すると共に前記サーバーシステムから前記合
    成画像を受け、 前記サーバーシステムは、前記記憶手段と、前記画像合
    成手段とを備え、前記顔部の画像を前記顧客システムか
    ら受けると共に、前記合成画像を前記顧客システムに送
    出することを特徴とする眼鏡の仮想装用システム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項5に記載の仮装装用
    システムであって、 顧客システムと、サーバーシステムと、前記顧客システ
    ムと前記サーバーシステムとをデータの授受可能に接続
    する通信手段とで構成され、 前記サーバーシステムは、前記記憶手段と、前記瞳位置
    検出手段とを備え、前記顔部の画像を前記顧客システム
    から受けると共に、前記瞳位置検出手段が検出した瞳位
    置を前記顧客システムに送出し、 前記顧客システムは、前記画像入力部と、前記画像合成
    手段と、前記表示部とを備え、前記顔部の画像を前記サ
    ーバーシステムに送出すると共に、前記サーバーシステ
    ムから前記瞳位置を受けることを特徴とする眼鏡の仮想
    装用システム。
  11. 【請求項11】 請求項7〜請求項10に記載の仮装装
    用システムにおいて、 前記サーバーシステムは、前記瞳位置検出手段が検出し
    た瞳位置に基づいて眼鏡を選択する眼鏡選択部を更に備
    えることを特徴とする眼鏡の眼鏡の仮想装用システム。
  12. 【請求項12】 顧客システムと、サーバーシステム
    と、前記顧客システムと前記サーバーシステムとをデー
    タの授受可能に接続する通信手段とで構成された眼鏡の
    仮想装用システムの顧客システムであって、 顧客の顔部の画像を入力させる画像入力部と、前記顔部
    の画像と眼鏡の画像とを重畳合成した合成画像を表示す
    る表示部とを備え、 前記顔部の画像を前記サーバーシステムに送出すると共
    に、前記サーバーシステムから前記合成画像を受けるこ
    とを特徴とする眼鏡の仮想装用システムの顧客システ
    ム。
  13. 【請求項13】 顧客システムと、サーバーシステム
    と、前記顧客システムと前記サーバーシステムとをデー
    タの授受可能に接続する通信手段とで構成された眼鏡の
    仮想装用システムの顧客システムであって、 顧客の顔部の画像を入力させる画像入力部と、前記顔部
    の画像の瞳位置を求める瞳位置検出手段と、前記顔部の
    画像と眼鏡の画像とを重畳合成した合成画像を表示する
    表示部とを備え、 前記顔部の画像と前記瞳位置検出手段が検出した瞳位置
    とを前記サーバーシステムに送出すると共に、前記サー
    バーシステムから前記合成画像を受けることを特徴とす
    る眼鏡の仮想装用システムの顧客システム。
  14. 【請求項14】 顧客システムと、サーバーシステム
    と、前記顧客システムと前記サーバーシステムとをデー
    タの授受可能に接続する通信手段とで構成された眼鏡の
    仮想装用システムの顧客システムであって、 顧客の顔部の画像を入力させる画像入力部と、前記瞳位
    置と前記サーバーシステムから眼鏡の画像と共に入手し
    た眼鏡の設計瞳位置とに基づいて前記顔部の画像に前記
    眼鏡の画像を重畳させた合成画像を生成する画像合成手
    段と、前記合成画像を表示する表示部とを備え、 前記顔部の画像を前記サーバーシステムに送出すると共
    に、前記サーバーシステムから前記眼鏡の画像と眼鏡の
    設計瞳位置とを受けることを特徴とする眼鏡の仮想装用
    システムの顧客システム。
  15. 【請求項15】 顧客システムと、サーバーシステム
    と、前記顧客システムと前記サーバーシステムとをデー
    タの授受可能に接続する通信手段とで構成された眼鏡の
    仮想装用システムの顧客システムであって、 顧客の顔部の画像を入力させる画像入力部と、前記顔部
    の画像の瞳位置を求める瞳位置検出手段と、前記瞳位置
    と前記サーバーシステムから眼鏡の画像と共に入手した
    眼鏡の設計瞳位置とに基づいて、前記顔部の画像に前記
    眼鏡の画像を重畳させた合成画像を生成する画像合成手
    段と、前記合成画像を表示する表示部とを備えることを
    特徴とする眼鏡の仮想装用システムの顧客システム。
  16. 【請求項16】 顧客システムと、サーバーシステム
    と、前記顧客システムと前記サーバーシステムとをデー
    タの授受可能に接続する通信手段とで構成された眼鏡の
    仮想装用システムのサーバーシステムであって、 前記サーバーシステムは眼鏡の画像と眼鏡データとを記
    憶した記憶部を備え、前記顧客システムに前記眼鏡の画
    像と前記眼鏡データとを送出することを特徴とする眼鏡
    の仮想装用システムのサーバーシステム。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のシステムにおい
    て、 前記サーバーシステムは顧客の顔部の画像を入手する画
    像入手部と、前記顔部の画像の瞳の位置を検出する瞳位
    置検出手段とを更に備え、瞳位置検出手段が検出した瞳
    位置を更に送出することを特徴とする眼鏡の仮想装用シ
    ステムのサーバーシステム。
  18. 【請求項18】 顧客システムと、サーバーシステム
    と、前記顧客システムと前記サーバーシステムとをデー
    タの授受可能に接続する通信手段とで構成された眼鏡の
    仮想装用システムのサーバーシステムであって、 前記サーバーシステムは眼鏡の画像と眼鏡データとを記
    憶した記憶部と、顧客の顔部の画像を入手する画像入手
    部と、前記顔部の画像と前記眼鏡の画像とを前記検出し
    た瞳位置と前記眼鏡データに含まれる設計瞳位置とに基
    づいて重畳合成した合成画像を生成する画像合成手段と
    を備え、 前記顧客システムに前記合成画像を送出することを特徴
    とする眼鏡の仮想装用システムのサーバーシステム。
  19. 【請求項19】 請求項16〜請求項18に記載のサー
    バーシステムにおいて、 前記瞳位置に基づいて眼鏡を選択する眼鏡選択部を更に
    備えることを特徴とする眼鏡の仮想装用システムのサー
    バーシステム。
JP2001215029A 2001-07-16 2001-07-16 眼鏡の仮想装用システム Pending JP2003030296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001215029A JP2003030296A (ja) 2001-07-16 2001-07-16 眼鏡の仮想装用システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001215029A JP2003030296A (ja) 2001-07-16 2001-07-16 眼鏡の仮想装用システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003030296A true JP2003030296A (ja) 2003-01-31

Family

ID=19049743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001215029A Pending JP2003030296A (ja) 2001-07-16 2001-07-16 眼鏡の仮想装用システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003030296A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004326245A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Hitachi Medical Corp 電子カルテシステム
JP2005250243A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Eyetec Co Ltd 創作眼鏡の作製支援システム
JP2011140342A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Yasuzumi Tanaka エアパッキング部材、エアパッキング付き梱包箱および、エアパッキングシステム
JP2013109787A (ja) * 2008-08-08 2013-06-06 Make Softwear:Kk 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム
JP2014509758A (ja) * 2011-02-28 2014-04-21 フェイスケーキ マーケティング テクノロジーズ,インコーポレイテッド リアルタイムの仮想反射
WO2016143862A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 ホヤ レンズ タイランド リミテッド 眼鏡装用パラメータ測定装置、眼鏡装用パラメータ測定プログラムおよび位置指定方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004326245A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Hitachi Medical Corp 電子カルテシステム
JP2005250243A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Eyetec Co Ltd 創作眼鏡の作製支援システム
JP4566584B2 (ja) * 2004-03-05 2010-10-20 アイテック株式会社 創作眼鏡の作製支援システム
JP2013109787A (ja) * 2008-08-08 2013-06-06 Make Softwear:Kk 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム
JP2011140342A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Yasuzumi Tanaka エアパッキング部材、エアパッキング付き梱包箱および、エアパッキングシステム
JP2014509758A (ja) * 2011-02-28 2014-04-21 フェイスケーキ マーケティング テクノロジーズ,インコーポレイテッド リアルタイムの仮想反射
WO2016143862A1 (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 ホヤ レンズ タイランド リミテッド 眼鏡装用パラメータ測定装置、眼鏡装用パラメータ測定プログラムおよび位置指定方法
JPWO2016143862A1 (ja) * 2015-03-10 2017-11-02 ホヤ レンズ タイランド リミテッドHOYA Lens Thailand Ltd 眼鏡装用パラメータ測定装置、眼鏡装用パラメータ測定プログラムおよび位置指定方法
US10156740B2 (en) 2015-03-10 2018-12-18 Hoya Lens Thailand Ltd. Spectacle wearing parameter measurement device, spectacle wearing parameter measurement program, and position specifying method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11914226B2 (en) Method and system to create custom, user-specific eyewear
JP3250184B2 (ja) 眼鏡装用シミュレーションシステム
US7982750B2 (en) Test-wearing image producing method for personal products
US5983201A (en) System and method enabling shopping from home for fitted eyeglass frames
CN100583157C (zh) 计算机配镜装置
US20090128579A1 (en) Method of producing test-wearing face image for optical products
KR20170071967A (ko) 안경 온라인 판매 시스템의 안경 추천 방법
US20080074440A1 (en) System and method of optimizing optical products through public communication network
KR100386962B1 (ko) 사용자 얼굴 이미지에 안경 이미지를 착용시키는 방법 및시스템
JPH11167589A (ja) 眼鏡自動選定装置、眼鏡自動選定装置を用いた眼鏡販売システム、及び、眼鏡の自動選定のためのプログラムを記録した記録媒体
JP2003030296A (ja) 眼鏡の仮想装用システム
JP2003030494A (ja) 眼鏡の選択支援システム
KR20190045740A (ko) 스마트 거울을 이용한 안경 피팅 시스템의 운영방법
JP2002162607A (ja) 眼鏡販売システム
JP2003242195A (ja) 眼鏡のオーダーメイドシステム
KR102534394B1 (ko) 온라인 안경 쇼핑 시스템
JPH11183856A (ja) 眼鏡の視野体験装置、視野体験方法および記録媒体
JP2003058913A (ja) メガネ提供システム
JP2004118208A (ja) 眼鏡フレームの変更方法
JP2001331550A (ja) 眼鏡フレーム選択システム
JP2001331549A (ja) 眼鏡フレーム選択システム
JP2002109260A (ja) インターネットによる販売システム