JP2003029161A - 標本観察装置 - Google Patents

標本観察装置

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JP2003029161A JP2001218377A JP2001218377A JP2003029161A JP 2003029161 A JP2003029161 A JP 2003029161A JP 2001218377 A JP2001218377 A JP 2001218377A JP 2001218377 A JP2001218377 A JP 2001218377A JP 2003029161 A JP2003029161 A JP 2003029161A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、標本の厚さ寸法に影響されること
なく、均一な焦点位置を確保し得るようにして焦点調整
作業の簡略化を図ることにある。 【解決手段】ステージ10の対物レンズ11と反対側の
背面側にスライドガラス12の観察面側を当接した状態
で弾性係止部材13、14を介して位置決めして設置す
るように構成して、所期の目的を達成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばプレパラ
ートと称するスライドガラス上に試料を載置した標本を
観察するのに用いられる光学顕微鏡等の標本観察装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光学顕微鏡においては、試料を
載置したスライドガラスを、顕微鏡本体のステージに装
着して、このステージに設置したスライドガラスの試料
を観察光学系で観察する構成のものが知られている。
【0003】このような光学顕微鏡のスライドガラスを
設置するステージ構造としては、特開平9―15255
6号公報及び特開平10―29230号公報に開示され
るようなスライドガラスをステージ上に載置して、この
ステージ上から観測光学系で観察する構成のものがあ
る。
【0004】また、このようなステージ構造としては、
特開2000―075208号公報に開示されように二
対のフォークでスライドガラスの長手方向の両端部を挟
持するスライドガラス保持構成のものがある。
【0005】しかしながら、上記前者のステージ構造で
は、ステージ上に装着したスライドガラスの試料に対す
る観察光学系の焦点を調整して観察した状態で、そのス
ライドガラスを交換した場合、その交換したスライドガ
ラスの厚さ寸法に応じて観察光学系と試料との距離が変
化するという不具合を有する。
【0006】また、後者の二対のフォークを備えるステ
ージ構造では、同様にスライドガラスの厚さ寸法が変化
すると、その厚さ寸法に応じて観察光学系の焦点が変化
するという不具合を有する。
【0007】このため、上記ステージ構造を備えた光学
顕微鏡では、その観察光学系の焦点が変化するたびに、
観察光学系の再焦点調整を行わなければならず、その焦
点調整作業が非常に面倒であるという問題を有する。
【0008】係る事情は、光学顕微鏡に限ることなく、
ステージ上に標本を装着して観察光学系で標本の光学像
を捕らえて観察する標本観察装置においても同様であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の標本観察装置では、標本の厚さ寸法の変化に対応し
て観察光学系の再焦点調整を行わなければならないため
に、その調整作業が非常に面倒であるという問題を有す
る。
【0010】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、標本の厚さ寸法に影響されることなく、均一な焦
点位置を確保し得るようにして、焦点調整作業の簡略化
を実現した標本観察装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、観察光学系
と、観察する標本を設置するステージとを有する標本観
察装置において、前記ステージを、前記観察光学系と反
対側に、前記標本の観察面側を支持する支持部と、前記
標本を前記ステージに固定する標本固定手段とを備えて
構成したものである。
【0012】上記構成によれば、標本は、その観察面側
が、ステージの観測光学系と反対側の支持部に支持され
た状態で、ステージに固定配置されることにより、その
厚さ寸法が可変しても、その観察面と観察光学系との間
隔が変化されることがない。従って、異なる厚さ寸法の
標本を、再焦点調整を行うことなく、連続的に観察する
ことが可能となり、焦点調整作業の簡略化の促進が図れ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、この発明の一実施の形態に係る標
本観察装置を適用した光学顕微鏡を示すもので、同図
(a)は、正面から見た状態を示し、同図(b)は、ス
テージ底面(背面)から見た状態を示す。
【0015】即ち、ステージ10は、例えば矩形状に形
成され、その略中央部に観察用透孔101が設けられ、
この透孔101には、ステージ10上面に配置される、
観察光学系を構成する対物レンズ11が対向配置され
る。このステージ10は、その対物レンズ11と反対側
のステージ底面(背面)側がガラス支持部を構成する。
そして、このステージの背面側には、一辺から上記透孔
101に至る間にカバーガラス逃げ用の案内凹部102
が標本を構成するスライドガラス12のカバーガラス1
21に対応して形成され、この案内凹部102を利用し
て上記スライドガラス12が設置される。
【0016】また、上記ステージ10の背面側には、例
えば標本固定手段を構成するクレンメルと称する弾性変
形自在な一対の弾性係止部材13、14が、上記透孔1
01を挟んで設けられる。これら弾性係止部材13、1
4は、例えば板バネ等の弾性材料で形成され、その一端
部が軸131、141を介して回動自在に支持された状
態で、その他端部が上記ステージ10の背面方向に付勢
力を付与するようにステージ10に配設される。これに
より、これら弾性係止部材13、14は、その他端部が
スライドガラス12の試料の載置される観察面と反対側
の一方面に選択的に弾性係合されると、その付勢力で該
スライドガラス12の観察面をステージ10の背面側に
圧接して位置決めする。
【0017】上記構成において、スライドガラス12を
ステージ10に設置する場合には、スライドガラス12
のカバーガラス121をステージ10の背面側の案内凹
部102に収容して、矢印方向にスライド式に挿入し、
透孔101内に移動させる。この移動位置において、ス
ライドガラス12は、その両端部が弾性係止部材13、
14の先端部に弾性係合されてステージ10の背面側の
透孔101を除いた部位に圧接されて位置決めされて設
置される。ここで、対物レンズ12は、その焦点調整が
行われて、ステージ10の背面側に配置されるスライド
ガラス12のカバーガラス121に覆われる図示しない
試料の観察が行われる。
【0018】そして、次の試料の観察を行う場合には、
観察を終えたスライドガラス12を、上記弾性係止部材
13、14の弾性力に抗して反転させて、そのカバーガ
ラス121を案内凹部102を通してステージ10の背
面側から離脱させる。その後、ステージ10の背面側に
は、新たな試料を載置した新たなスライドガラス12が
同様の手順で挿入されて、該新たなスライドガラス12
の観察面が当接され、その試料載置面と反対側の一方面
の両端部に対して弾性係止部材13、14が弾性係合さ
れる。
【0019】ここで、新たなスライドガラス12は、そ
のカバーガラス121の載置された観察面が、弾性係止
部材13、14を介してステージ10の背面側に圧接さ
れて位置決めされる。この際、位置決めされた新たなス
ライドガラス12は、その厚さ寸法が異なった場合にお
いても、その観察面がステージ10の背面側に圧接され
ることにより、その観察面と対物レンズ11との間隔が
上記観察の完了したスライドガラス12の観察面と同様
の間隔に設定される。これにより、上記対物レンズ11
は、新たなスライドガラス12に対する焦点が合致さ
れ、その観察が可能となる。
【0020】このように、上記光学顕微鏡は、ステージ
10の対物レンズ11と反対側の背面側にスライドガラ
ス12の観察面側を当接した状態で弾性係止部材13、
14を介して位置決めして設置するように構成した。
【0021】これによれば、スライドガラス12の観察
面側が、ステージ10の対物レンズ11と反対側の背面
に当接した状態で、ステージ10の背面に固定配置され
ることにより、その厚さ寸法が可変しても、スライドガ
ラス12の観察面と、対物レンズ11の間隔が変化され
ることがない。この結果、異なる厚さ寸法のスライドガ
ラス12を、交換式にステージ10に設置した状態にお
いても、対物レンズ11の再焦点調整を行うことなくな
り、連続的に観察することができるため、焦点調整作業
の簡略化が図れる。
【0022】また、この発明は、上記実施の形態に限る
ことなく、その他、図2乃至図5に示すように構成する
ことも可能である。但し、これら図2乃至図5において
は、便宜上、上記図1と同一部分について、同一符号を
付して、その詳細な説明を省略する。
【0023】図2に示す実施の形態では、ステージ20
の背面側に標本固定手段を構成する押圧部材21をバネ
部材22を介してステージ方向に付勢力を付与するよう
に配設する。そして、この押圧部材21には、その一方
にガラス挿入側に挿入傾斜部211を設け、その他方に
ガラス排出用の排出傾斜部212を設ける。また、ステ
ージ20には、その背面側にカバーガラス案内用の案内
凹部202が観察用透孔201に連続して設けられる。
【0024】上記構成により、スライドガラス12は、
押圧部材21の挿入傾斜部211からステージ20と押
圧部材21との間にバネ部材22の付勢力に抗して挿入
され、そのカバーガラス12がステージ20の透孔20
1に収容される。ここで、スライドガラス12は、バネ
部材22の付勢力により、押圧部材21を介してステー
ジ20の背面方向に付勢されて、その観察面がステージ
20の背面に圧接されて位置決めされる。この位置決め
状態において、上記対物レンズ11は、焦点調整が行わ
れ、スライドガラス12のカバーガラス121に覆われ
た試料の観察が行われる。
【0025】そして、観察が完了して新たなスライドガ
ラス12に交換する場合には、新たなスライドガラス1
2を押圧部材21の挿入傾斜部211からバネ部材22
の付勢力に抗して挿入する。これにより、新たなスライ
ドガラス12は、その挿入にともなって観察を完了した
スライドガラス12を押し出して、押圧部材21の排出
傾斜部212からステージ20外に排出させて、交換式
にステージ20の背面の所定の観察位置に設置される。
ここで、新たなスライドガラス12は、そのカバーガラ
ス121の載置された観察面が、バネ部材22の付勢力
によりステージ20の背面側に圧接されて位置決めさ
れ、上記対物レンズ11との間隔が上記の観察の完了し
たスライドガラス12の観察面と同様に設定される。こ
れにより、対物レンズ11は、新たなスライドガラス1
2に対する焦点が合致され、その観察が行われる。
【0026】なお、図2においては、押圧部材21の一
方にガラス挿入側に挿入傾斜部211を設け、その他方
にガラス排出用の排出傾斜部212を設けてスライドガ
ラス12の着脱を容易に行うように構成した場合で説明
したが、これに限ることなく、さらにステージ20にも
略同様の挿入傾斜部及び排出傾斜部を設けるように構成
してもよい。これによれば、さらに、スライドガラス1
2の着脱動作の簡便化の促進が図れる。
【0027】また、図3に示す実施の形態は、例えばス
テージ30の背面側に標本固定手段を構成する押圧部材
31をバネ部材32を介してステージ方向に付勢力を付
与するように配設する。そして、この押圧部材31に
は、ガラス挟持台33が、例えばXY平面内で移動自在
に搭載され、このガラス挟持台33には、スライドガラ
ス12が離脱自在に収容される。
【0028】ガラス挟持台33には、操作部331が延
出されて設けられ、この操作部331を手にして押圧部
材31上の平面内での移動調整が行われる。そして、上
記ステージ30には、観察用透孔301及びカバーガラ
ス逃げ用の案内凹部302がスライドガラス12のカバ
ーガラス121に対応して設けられる。
【0029】上記構成により、スライドガラス12は、
ガラス挟持台33に収容され、該ガラス挟持台33を介
して押圧部材31上に設置される。ここで、ガラス挟持
部33は、その操作部331を手にして押圧部材31上
の平面内に移動調整されて、そのスライドガラス12の
カバーガラス121をステージ30の透孔301に対向
させる。この際、スライドガラス12は、バネ部材32
の付勢力により、押圧部材31、ガラス挟持台33を介
してステージ30の背面方向に付勢されて、その観察面
がステージ30の背面に圧接されて位置決めされる。こ
の位置決め状態において、対物レンズ11は、焦点調整
が行われ、スライドガラス12のカバーガラス121に
覆われた試料の観察が行われる。
【0030】そして、観察が完了して新たなスライドガ
ラス12に交換する場合には、ガラス挟持台33が、押
圧部材31上で移動調整されてスライドガラス着脱可能
な位置に移動されて新たなスライドガラス12と交換さ
れる。その後、再び、ガラス挟持台33がバネ部材32
の付勢力に抗して押圧部材31とステージ30との間に
介在されて、その新たなスライドガラス12のカバーガ
ラス121がステージ30の透孔301内に収容され
る。
【0031】ここで、新たなスライドガラス12は、そ
のカバーガラス121の載置された観察面が、バネ部材
32の付勢力によりステージ30の背面側に圧接されて
位置決めされ、上記対物レンズ11との間隔が上記観察
の完了したスライドガラス12の観察面と同様に設定さ
れる。これにより、対物レンズ11は、新たなスライド
ガラス12に対する焦点が合致され、その観察が行われ
る。
【0032】なお、上記図2及び図3に示す実施の形態
においては、付勢手段として、バネ部材22、32を用
いて押圧部材21、31をステージ20、30の背面方
向に付勢するように構成した場合で説明したが、これに
限ることなく、その他、ゴム、スポンジ、金属材料、あ
るいは空気圧構造、磁気力構造等各種の構造が構成可能
である。
【0033】また、図4及び図5に示す実施の形態は、
ステージ40の観察用透孔401の周囲部に標本固定手
段を構成するガラス吸着用に吸着管41の一端が設けら
れる。この吸着管41は、図示しない吸着装置に連結さ
れ、この吸着機構(図示せず)から供給される吸引力に
よりスライドガラス12の観察面を吸引して、該スライ
ドガラス12の観察面をステージ40の背面に圧接させ
て位置決めする。
【0034】そして、上記ステージ40の背面側には、
標本搬送機構42が配設される。この標本搬送機構42
は、円盤状の搬送板421が軸422を介して回転自在
に配設され、この搬送板421上には、複数のスライド
ガラス12が所定の間隔に搭載される(図5参照)。そ
して、この搬送板421は、例えば検鏡者により回転角
が制御されて、所望のスライドガラス12がステージ4
0の透孔401に対向される。
【0035】上記構成により、搬送板421には、例え
ば異なる試料が載置された複数のスライドガラス12が
所定の間隔に並設して配設され、その回転角が調整され
て所望のスライドガラス12がステージ40の透孔40
1に対向される。ここで、上記吸引機構(図示せず)が
駆動され、吸着管41には、吸引力が供給される。する
と、吸着管41は、その吸引力で搬送板421上の透孔
401に対向するスライドガラス12をステージ40の
背面方向に吸引して該ステージ40の背面に圧接させ
る。
【0036】これにより、スライドガラス12は、吸着
管41からの吸着力により、その観察面がステージ40
の背面に圧接されて位置決めされる。この位置決め状態
において、対物レンズ11は、焦点調整が行われ、スラ
イドガラス12のカバーガラス121に覆われた試料の
観察が行われる。
【0037】そして、観察が完了して新たなスライドガ
ラス12に交換する場合には、先ず、上記吸着機構(図
示せず)の駆動が停止される。ここで、ステージ40の
背面に圧接されていたスライドガラス12が搬送板42
1の初期位置に載置され、この状態で搬送板422が回
転されて、所望のスライドガラス12がステージ40の
透孔401に対向される。その後、上記吸引機構(図示
せず)が駆動されて、その吸着管41で搬送板421上
の新たなスライドガラス12を吸着して、ステージ40
の背面側に位置決めされると共に、そのカバーガラス1
2がステージ40の透孔401内に収容される。
【0038】ここで、新たなスライドガラス12は、そ
のカバーガラス12の載置された観察面が、ステージ4
0の背面側に圧接されて位置決めされ、上記対物レンズ
11との間隔が上記の観察の完了したスライドガラス1
2の観察面と同様に設定される。これにより、対物レン
ズ11は、新たなスライドガラス12に対する焦点が合
致され、その焦点調整を行うことなく、観察が行われ
る。
【0039】なお、この実施の形態における搬送板42
1としては、回転構造に限ることなく、ベルトコンベア
のような直進構造のものを用いて構成することも可能で
ある。そして、吸着機構としては、上記説明では、吸引
力を発生させる用に構成した場合で説明したが、これに
限ることなく、その他、粘着材を用いた構造や、磁気力
を用いた構造のものを用いて構成することも可能であ
る。
【0040】また、上記実施の形態では、スライドガラ
ス12に試料を載置した標本を用いるように構成した場
合で説明したが、これに限ることなく、その他、標本と
して平板状の板やウエーハの観察にも適用することが可
能である。
【0041】さらに、上記各実施例においては、スライ
ドガラス12をステージ20、30、40の背面に直接
的に当接させて位置決めするように構成した場合で説明
したが、これに限ることなく、スライドガラス支持部と
して、例えばステージ20、30、40の背面側に、3
個以上のスライドガラス支持用凸部を所定の間隔に形成
して、これら凸部にスライドガラス12の試料側面を当
接させて位置決めするように構成してもよい。
【0042】また、上記各実施の形態では、光学顕微鏡
に適用した場合で説明したが、これに限ることなく、標
本をステージに設置して観察光学系で観察する各種の標
本観察装置に適用することが可能で、略同様の効果が期
待される。
【0043】よって、この発明は、上記実施の形態に限
ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さ
らに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれて
おり、開示される複数の構成要件における適宜な組合せ
により種々の発明が抽出され得る。
【0044】例えば実施形態に示される全構成要件から
幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようと
する課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述
べられている効果が得られる場合には、この構成要件が
削除された構成が発明として抽出され得る。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、標本の厚さ寸法に影響されることなく、均一な焦点
位置を確保し得るようにして、焦点調整作業の簡略化を
実現した標本観察装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る標本観察装置の
要部の構成を示した構成図である。
【図2】この発明の他の実施の形態に係る標本観察装置
の要部の構成を示した構成図である。
【図3】この発明の他の実施の形態に係る標本観察装置
の要部の構成を示した構成図である。
【図4】この発明の他の実施の形態に係る標本観察装置
の要部の構成を示した構成図である。
【図5】図4の搬送板のスライドガラス配置状態を示し
た配置説明図である。
【符号の説明】
10 … ステージ。 101 … 透孔。 102 … 案内凹部。 11 … 対物レンズ。 12 … スライドガラス。 121 … カバーガラス。 13 … 弾性係止部材。 131 … 軸。 14 … 弾性係止部材。 141 … 軸。 20 … ステージ。 201 … 透孔。 202 … 案内凹部。 21 … 押圧部材。 211 … 挿入傾斜部。 212 … 排出傾斜部。 22 … バネ部材。 30 … ステージ。 301 … 透孔。 302 … 案内凹部。 31 … 押圧部材。 32 … バネ部材。 33 … ガラス挟持台。 331 … 操作部。 40 … ステージ。 401 … 透孔。 41 … 吸着管。 42 … 標本搬送機構。 421 … 搬送板。 422 … 軸。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察光学系と、観察する標本を設置する
    ステージとを有する標本観察装置において、 前記ステージは、前記観察光学系と反対側に、前記標本
    の観察面側を支持する支持部と、前記標本を前記ステー
    ジに固定する標本固定手段とを具備したことを特徴とす
    る標本観察装置。
  2. 【請求項2】 前記標本観察装置は、光学顕微鏡である
    ことを特徴とする標本観察装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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