JP2003029095A - フェルール付ファイバ及び光モジュール、並びに光モジュールの製造方法 - Google Patents
フェルール付ファイバ及び光モジュール、並びに光モジュールの製造方法Info
- Publication number
- JP2003029095A JP2003029095A JP2001213562A JP2001213562A JP2003029095A JP 2003029095 A JP2003029095 A JP 2003029095A JP 2001213562 A JP2001213562 A JP 2001213562A JP 2001213562 A JP2001213562 A JP 2001213562A JP 2003029095 A JP2003029095 A JP 2003029095A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- resin
- optical
- fiber
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
- G02B6/4204—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms
- G02B6/421—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms the intermediate optical component consisting of a short length of fibre, e.g. fibre stub
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
- G02B6/4219—Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
- G02B6/4236—Fixing or mounting methods of the aligned elements
- G02B6/4239—Adhesive bonding; Encapsulation with polymer material
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
- G02B6/4251—Sealed packages
- G02B6/4253—Sealed packages by embedding housing components in an adhesive or a polymer material
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
- G02B6/4255—Moulded or casted packages
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
- G02B6/4219—Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
- G02B6/4236—Fixing or mounting methods of the aligned elements
- G02B6/424—Mounting of the optical light guide
- G02B6/4243—Mounting of the optical light guide into a groove
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
- G02B6/4256—Details of housings
- G02B6/4262—Details of housings characterised by the shape of the housing
- G02B6/4265—Details of housings characterised by the shape of the housing of the Butterfly or dual inline package [DIP] type
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4292—Coupling light guides with opto-electronic elements the light guide being disconnectable from the opto-electronic element, e.g. mutually self aligning arrangements
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
形成されることを防止できるフェルール付ファイバ及び
光モジュール、並びに光モジュールの製造方法を提供す
る。 【解決手段】 フェルール11と、このフェルールに挿入
された光ファイバ14と、光ファイバ14と光通信を行う光
通信機能部と、フェルール11の一部および光通信機能部
を覆う樹脂モールド部13とを有する光モジュールであ
る。フェルールにおける樹脂モールド部から露出した個
所に一つ以上の凹部(凹溝12)を設ける。樹脂モールド
時、この凹部が樹脂ためとなり、フェルール表面に樹脂
の被膜が形成されることを防止できる。
Description
ェルール付ファイバと、これを用いた光モジュールなら
びに光モジュールの製造方法に関するものである。特
に、フェルール外表面に付着したモールド樹脂の凹凸を
抑制することができる光モジュールに関するものであ
る。
るには、Siベンチなどの基板上に表面実装技術によって
半導体レーザ(LD)やモニタフォトダイオード(M-PD)
を実装することが必要である。図6と図7にその製造工
程を示す。図6は光通信モジュールの製造工程のフロー
チャート、図7は同製造方法の説明図である。
やM-PD23を半田付けする電極パターンなどを形成したSi
ベンチ21を作製する。
し、次にフェルール11の付いた光ファイバ14を樹脂固定
する。その際、光ファイバ14は、ガラス板40とSiベンチ
21との間に挟み込まれる。この状態の中間製品をサブモ
ジュールと呼ぶ。
ダイパッド上に固定した後、ワイヤボンディングし、ト
ランスファーモールド技術により樹脂50で封止する。
ーム28をカットして、各リード29を電気的に切り離し、
樹脂モールド部13から露出するリード29を所定の角度に
屈曲成形する。
ドする際の金型内の状態を図8に示す。図8(A)は、リー
ドフレーム上に固定されたサブモジュールを金型内に収
納して樹脂を注入する前の状態を示している。金型30の
端面には樹脂注入孔32が形成されている。この状態で金
型内に樹脂を注入し、図8(B)に示すように、リードフレ
ーム20上に固定されたサブモジュールを封止する。
は、フェルールににおける樹脂モールド部から露出する
部分にも樹脂が付着し、コネクタとして結合損失の増大
を招いたり、全くの不良になって歩留まりが下がると言
う問題がある。
納してトランスファーモールドすると、金型30とフェル
ール11の僅かな隙間により樹脂が染み出し、極端な場合
は図8(C)のように染み出した樹脂16がフェルール11の
先端側にまで回り込んで被膜となる。
ンスファーモールド時には、例えば170℃付近まで樹脂
温度を上げ、軟らかくなった状態で、数10kg/cm2〜数10
0kg/cm2の高圧で樹脂注入口より樹脂を注入する。注入
された樹脂は、金型内の空間を満たしながら、時間がた
つと硬化して行く。ここで、フェルールは硬質のセラミ
ック製であるために、金型で挟まれてもほとんど変形せ
ず、フェルール表面と金型との間に数μmから数10μmの
隙間がどうしてもできる。この隙間から、未硬化の樹脂
がしみだし、フェルールと金型の隙間に到達して硬化し
てしまう。
り、フェルール外表面に僅かでも樹脂による凹凸がある
と、相手方の光ファイバコネクタと適正な嵌合を行う際
の障害となり、結合パワーがばらつき、歩留まりの低下
につながる。特に、モールド時の樹脂の染み出しが著し
いときには、図8(c)のように光ファイバ端面そのもの
を樹脂が塞いでしまうことになり、全くの不良になって
歩留まりが下がり、コストを押し上げることになる。
フェルール表面に樹脂の被膜が形成されることを防止で
きるフェルール付ファイバ及び光モジュール、並びに光
モジュールの製造方法を提供することにある。
樹脂モールド部とを精度良く位置決めできる光モジュー
ルの製造方法を提供することにある。
外周に凹部を形成することで上記の目的を達成する。
は、フェルールと、このフェルールに挿入された光ファ
イバとを具えるフェルール付ファイバであって、前記フ
ェルールに一つ以上の凹部を有することを特徴とする。
する光モジュールに有効利用することができる。そし
て、金型とフェルールとの隙間から染み出した樹脂を凹
部に貯めることで、フェルールの外周および光ファイバ
端面が樹脂で被覆されることを防止する。フェルールに
おける凹部を設ける位置は、光モジュールとした場合
に、樹脂モールド部より露出する個所とする。
と、このフェルールに挿入された光ファイバと、光ファ
イバと光通信を行う光通信機能部と、フェルールの一部
および光通信機能部を覆う樹脂モールド部とを有する光
モジュールであって、前記フェルールにおける樹脂モー
ルド部から露出した個所に一つ以上の凹部を有すること
を特徴とする。
ルとの隙間から染み出した樹脂を凹部に貯め、フェルー
ルの外周および光ファイバ端面が樹脂で被覆されること
を防止する。従って、凹部は、金型とフェルールとの隙
間から染み出した樹脂を全て貯えることができる程度の
幅、長さ、深さに形成すれば良い。凹部の形状は特に限
定されないが、フェルールの全外周に形成された溝が好
適である。全周に溝を形成することで、金型とフェルー
ルとの隙間のどの位置から染み出た樹脂でも確実に溝に
補足することができる。
光素子の少なくとも一方および電子回路部品が挙げられ
る。例えば、光送信モジュールには、発光素子としてLD
を、電気回路部品としてLDのドライバICを用いたものが
挙げられる。さらにLDの光強度を検知するM-PDを用いた
光送信モジュールでも良い。光受信モジュールには、受
信素子としてPDを、電気回路部品としてPDの信号を増幅
するAMPを用いたものが挙げられる。光送受信モジュー
ルには、少なくとも一組の発光素子とドライバICとを具
えると共に、少なくとも一組の受光素子と増幅器とを具
えるものが挙げられる。
は、凹部が形成されたフェルールに光ファイバを挿入し
たフェルール付ファイバと光通信機能部とを基板上に実
装する工程と、前記基板をリードフレームに搭載する工
程と、金型で前記リードフレームを挟み、フェルールの
凹部が金型のあわせ面に接した状態でモールドする工程
とを具えることを特徴とする。
ルドすることで、金型とフェルールとの隙間から染み出
した樹脂を凹部内に導くことができる。これにより、フ
ェルールの外周および光ファイバ端面が樹脂で被覆され
ることを防止する。モールドは、トランスファーモール
ドにより行うことが好適である。
ェルールの凹部にはめ込んでモールドすることが好適で
ある。フェルールと樹脂モールド部の外形、特にフェル
ールの先端と樹脂モールド部表面の間隔には高い位置精
度が求められる。金型に突起を形成し、この突起をフェ
ルールの凹部にはめ込んでモールドすれば、この間隔を
高精度に位置決めして樹脂モールド部を形成することが
できる。
する。 (実施例1)図1(A)は本発明光モジュールのサブモ
ジュールの斜視図、図1(B)はモールド後の状態を示
す斜視図である。
ルール付ファイバ10のフェルール11の外周に全周に及ぶ
凹溝12を設ける。そして、図1(B)に示すように、この
凹溝12を樹脂モールド部13の外形形状の外部に出るよう
にする。モールド部13の内部には、光ファイバ14と光通
信を行う光通信機能部15が収納される。例えば、LDとそ
のドライバICなどである。図1(B)は、金型とフェルー
ルとの間に全く隙間がなく、理想的にモールドされた場
合の光モジュールの斜視図である。
工程を示す。金型に収納するのに先立ち、図7で説明し
たのと同様に、リードフレーム20にサブモジュールを搭
載しておく。すなわち、Siベンチ21にLD22やM-PD23を半
田付けし、次にフェルール付ファイバ10を樹脂固定す
る。この状態の中間製品をサブモジュールと呼ぶ。この
サブモジュールをリードフレーム20のダイパッド上に固
定した後、ワイヤボンディング24で接続し、得られた部
品を金型30内に配置する
挟む。樹脂を注入して行くと、図2(B)のように、フェ
ルールの凹溝12を含む部分を除いて樹脂モールド部13が
形成される。図2(B)におけるフェルール部分を拡大し
て時間経過に従った状態を示すと、図2(C)に示すよう
に、まず金型30とフェルール11の隙間から樹脂16が染み
出す。染み止した樹脂16は凹溝12に流れ込むが、ここは
大気圧にほぼ等しく、凹溝12では樹脂16にかかる圧力が
下がり、時間経過と共に硬化しながら凹溝12が樹脂16で
埋まって行く。一方、この間に光モジュールの樹脂モー
ルド部13も硬化して行く。
は、図2(D)のように、染み出した樹脂16はフェルール
先端まで達せずに、この凹溝12で硬化して、それ以上フ
ェルール先端方向には行かず、樹脂モールド工程を完了
できる。
ル付ファイバの具体例を示す。
例である。寸法としては、例えば、ジルコニア製のフェ
ルールは外径(直径)1mmから3mm程度、長さ3mmから10m
m程度である。凹溝は、幅1μmから500μm程度、深さ10
μmから200μm程度にする。この凹溝12は、フェルール
作製時にフェルール用金型に溝用凸部を形成して形成し
てもよいし、フェルール作製後、研削で形成しても良
い。この凹溝の幅や深さは、あまり狭かったり浅かった
りすると、しみだした樹脂を止めきれない。逆に、あま
り広かったり深かったりすると、フェルールの強度や、
コネクタとの結合強度が十分でなくなるし、溝加工も面
倒になる。
Ommから6mm程度である。光ファイバ14の外径は、主に用
いられる単一モードファイバ(SMF)でも、マルチモー
ドファイバ(MMF)でも、クラッド外径は125μmが一般
的である。もちろん、これらの寸法は、他の部品例えば
Siベンチサイズや、光学的結合の対象となる半導体レー
ザ(LD)やフォトダイオード(PD)の配置にも依存す
る。
いても良い。この場合は、より長時間の注入に対して樹
脂ためを2重に構成することになり、樹脂のフェルール
先端側への回り込みをより確実に防止できる。なお、2
つの凹溝12のうち、樹脂モールド部に近接した凹溝をモ
ールド時の樹脂ためとし、樹脂モールド部から離れた凹
溝を、後述する実施例2で示すように、モールド時の金
型との嵌合孔としても良い。
ていなくても良い。例えば図3(c)のように半円形でも
良い。要は、樹脂モールド部が硬化してしまうまでに染
み出してきた樹脂が凹溝で完全に埋まってしまわなけれ
ば良い。
ず、図4(A)のように、長さ10mm、幅6mm、厚み1.5mmの
Siベンチ21上に異方性エッチングによってフェルール用
のV溝25とファイバ用のV溝26を形成する。さらに、Siベ
ンチ21のファイバ先端の延長線上に、LD22とモニタPD23
を配置できるように、ボンディング用メタライズパター
ンと配線用パターン(どちらも図示せず)を形成してお
く。このSiベンチ21上に、LD22(例えば、InGaAsPを発
光層とする1.3μ発光波長のLDで、300μm×300μm×120
μm厚み)とモニタPD23(例えば、受光層をInGaAsとす
る端面入射型のPDで、400μm幅×500μm長さ×20Oμm厚
み)をAuSnなどの半田材でボンディングする。
とV溝26を利用して樹脂で固定する。フェルール11は、
直径1.25mm、長さ6mm、凹溝幅200μm、凹溝深さ100μ
m、モジュール樹脂モールド部外表面よりの凹溝12まで
の距離500μmである。光ファイバ14(SMF)の突出長さ
は3mmである。V溝25、26とボンディングパターンは、フ
ォトリソグラフィー技術を用いて相対位置を精度良く形
成できるので、LD22を発光させて位置合わせするような
従来の面倒な手順を踏まずに、高結合効率が得られる。
ード29の一部とフェルールの凹溝12から先端部分を残し
て、モールド樹脂で覆うトランスファーモールド工程に
かける。
であり、樹脂温度は170℃、注入圧力は150気圧、上下の
金型の押圧力は17トンとした。樹脂注入、硬化、製品の
取り出しで合計3分である。
うに、金型から取り出した直後は、凹溝に樹脂が埋まっ
た状態である。フェルールにおける凹溝12とその樹脂モ
ールド部側に付着した樹脂をふき取り、最終的に、図1
(B)、図4(B)に示す良好なモジュールを得た。その
後、リードフレームのタイバーやフレームをカットし
て、各リード29を電気的に切り離し、パッケージから露
出するリード29を所定の角度に屈曲成形する。得られた
モジュールは、樹脂モールド部13より突出したフェルー
ル11には何ら樹脂の付着が見られなかった。
の凹部をトランスファーモールド時の樹脂ためとして利
用していたが、同じくモールド時に金型30の突起31をは
め込むことに利用してもよい。
形成しておき、丁度この突起31がフェルールの凹溝12に
嵌合するようにする。フェルール11の先端(光ファイバ
の先端でもある)は、嵌合する相手側コネクタのフェル
ール先端部と密着する必要がある。フェルールの樹脂モ
ールド部13からの突出量を、例えば2.5mmとすると、前
記相手方コネクタとの密着を実現するには、樹脂モール
ド部13の端部からのフェルール先端部までの位置精度は
±20μm程度であることが要求される。そのためには、
樹脂モールド部の外形とフェルール先端との距離が精度
良く加工されている必要がある。そこで、金型に予め突
起31を形成しておき、この突起31をフェルールの凹溝12
に嵌合した状態でモールドすれば、樹脂モールド部13の
外径形状もフェルール先端位置も全て金型形状で決定さ
れることになり、フェルール先端と樹脂モールド部13と
の位置精度を高めることができる。もちろん、樹脂ため
用ではなく、突起31の嵌合する位置決め専用に別途凹部
を形成しても良い。この溝は、樹脂モールド部13よりも
外部に露出していることが必要であるが、溝の形状や配
置は限定されない。
った光ファイバのコネクタを、図4(B)のLDモジュー
ルを発光させた状態で、このモジュールのフェルールに
嵌合させたり外したりする着脱試験を100個のサンプル
について各100回行った。その結果、結合効率の変動は
少なく、100個全数が良好であった。
言うまでもない。上記の説明ではLDモジュールを例とし
たが、PD等の発光素子とアンプを用いた光受信モジュー
ルでも良い。また、導波路やフィルタなどの光学部品を
搭載したモジュールに本発明のフェルール付ファイバを
嵌合させたモジュールでも良い。さらに、ベンチはセラ
ミック製でも良い。
ールが樹脂モールド部よりも露出した個所に凹部を形成
することで、モールド時に樹脂漏れに伴うフェルール先
端側での樹脂の付着を防止でき、歩留まりが改善され、
低コスト、量産が可能となる。
の斜視図、(B)はモールド後の状態を示す斜視図であ
る。
説明図で、(A)は金型収納時、(B)は樹脂充填時、
(C)は樹脂充填初期の拡大したフェルール周辺部、
(D)は樹脂充填後期の拡大したフェルール周辺部を示
す。
視図で、(A)は1つの溝、(B)は2つの溝、(C)は
半円状の溝を示している。
モジュールの斜視図、(B)は同モジュールを樹脂モー
ルドした状態を示す仮想図である。
を示す説明図である。
る。
説明図で、(A)は金型収納時、(B)は樹脂充填時、
(C)は樹脂充填時の拡大したフェルール周辺部を示
す。
Claims (7)
- 【請求項1】 フェルールと、このフェルールに挿入さ
れた光ファイバとを具えるフェルール付ファイバにおい
て、 前記フェルールに一つ以上の凹部を有することを特徴と
するフェルール付ファイバ。 - 【請求項2】 前記凹部がフェルールの全外周にわたっ
て形成された溝であることを特徴とする請求項1項のフ
ェルール付ファイバ。 - 【請求項3】 フェルールと、 このフェルールに挿入された光ファイバと、 光ファイバと光通信を行う光通信機能部と、 フェルールの一部および光通信機能部を覆う樹脂モール
ド部とを有する光モジュールであって、 前記フェルールにおける樹脂モールド部から露出した個
所に一つ以上の凹部を有することを特徴とする光モジュ
ール。 - 【請求項4】 光通信機能部が、発光素子および受光素
子の少なくとも一つと電子回路部品とを具えることを特
徴とする請求項3に記載の光モジュール。 - 【請求項5】 凹部が複数設けられ、 樹脂モールド部に近接した凹部をモールド時の樹脂ため
とし、 樹脂モールド部から離れた凹部をモールド時の金型との
嵌合孔とすることを特徴とする請求項3に記載の光モジ
ュール。 - 【請求項6】 凹部が形成されたフェルールに光ファイ
バを挿入したフェルール付ファイバと光通信機能部とを
基板上に実装する工程と、 前記基板をリードフレームに搭載する工程と、 金型で前記リードフレームを挟み、フェルールの凹部が
金型のあわせ面に接した状態でモールドする工程とを具
えることを特徴とする光モジュールの製造方法。 - 【請求項7】 金型には突起が形成され、この突起をフ
ェルールの凹部にはめ込んでトランスファーモールドす
ることを特徴とする請求項6に記載の光モジュールの製
造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001213562A JP2003029095A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | フェルール付ファイバ及び光モジュール、並びに光モジュールの製造方法 |
US10/193,259 US6877908B2 (en) | 2001-07-13 | 2002-07-12 | Fiber with ferrule, and optical module and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001213562A JP2003029095A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | フェルール付ファイバ及び光モジュール、並びに光モジュールの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003029095A true JP2003029095A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19048513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001213562A Pending JP2003029095A (ja) | 2001-07-13 | 2001-07-13 | フェルール付ファイバ及び光モジュール、並びに光モジュールの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6877908B2 (ja) |
JP (1) | JP2003029095A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007133225A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Adamant Kogyo Co Ltd | 光レセプタクルおよびレセプタクルモジュール |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001096923A1 (en) | 2000-06-12 | 2001-12-20 | Krone Gmbh | Assembly and method for use in terminating an optical fibre or fibres |
DE10319900A1 (de) * | 2003-04-29 | 2004-11-25 | Infineon Technologies Ag | Optoelektronische Sende- und/oder Empfangsanordnung |
US20060133739A1 (en) * | 2004-12-16 | 2006-06-22 | Kim Byoung W | Silicon optical bench-based optical sub-assembly and optical transceiver using the same |
TW200702762A (en) * | 2005-06-01 | 2007-01-16 | Rohm & Haas Elect Mat | Optical assemblies |
US7566175B2 (en) * | 2006-02-14 | 2009-07-28 | Emcore Corporation | Ferrule for optical fiber connector |
US8496386B2 (en) * | 2009-12-30 | 2013-07-30 | Corning Cable Systems Llc | Ferrules having an anti-rotation feature and fiber optic connectors using the same |
DE102014208503B3 (de) * | 2014-05-07 | 2015-08-27 | Aifotec Ag | Kopplung eines Lichtwellenleiters mit einem elektrooptischen oder optischen Bauelement und Verfahren zur Herstellung einer solchen Kopplung |
US20240027707A1 (en) * | 2022-07-22 | 2024-01-25 | Rf Scientific, Llc | Sealing transceiver-fiberoptical interfaces |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04239614A (ja) * | 1991-01-23 | 1992-08-27 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光モジュールの製造方法 |
JPH11258467A (ja) * | 1998-03-16 | 1999-09-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光モジュール用リードフレーム、光モジュールの製造方法、及び光モジュール |
JP2000180661A (ja) * | 1998-12-10 | 2000-06-30 | Nec Corp | フェルール及びその固定方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3881074B2 (ja) | 1996-11-21 | 2007-02-14 | 株式会社ルネサステクノロジ | 半導体レーザモジュール |
JP4090512B2 (ja) * | 1997-04-08 | 2008-05-28 | 日本オプネクスト株式会社 | 光モジュール |
JP2930065B1 (ja) | 1998-02-20 | 1999-08-03 | 住友電気工業株式会社 | 光モジュールの製造方法 |
US6296789B1 (en) * | 1998-02-20 | 2001-10-02 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical module and a method of fabricating the same |
JPH11264920A (ja) * | 1998-03-18 | 1999-09-28 | Fujitsu Ltd | 光伝送モジュール |
JP3684305B2 (ja) * | 1998-09-17 | 2005-08-17 | 日本オプネクスト株式会社 | 半導体レーザ結合装置および半導体受光装置 |
US6467972B2 (en) * | 2000-02-29 | 2002-10-22 | Kyocera Corporation | Optical interconnection module |
US6587618B2 (en) * | 2001-03-16 | 2003-07-01 | Corning Incorporated | Collimator array and method and system for aligning optical fibers to a lens array |
-
2001
- 2001-07-13 JP JP2001213562A patent/JP2003029095A/ja active Pending
-
2002
- 2002-07-12 US US10/193,259 patent/US6877908B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04239614A (ja) * | 1991-01-23 | 1992-08-27 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光モジュールの製造方法 |
JPH11258467A (ja) * | 1998-03-16 | 1999-09-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光モジュール用リードフレーム、光モジュールの製造方法、及び光モジュール |
JP2000180661A (ja) * | 1998-12-10 | 2000-06-30 | Nec Corp | フェルール及びその固定方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007133225A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Adamant Kogyo Co Ltd | 光レセプタクルおよびレセプタクルモジュール |
JP4535985B2 (ja) * | 2005-11-11 | 2010-09-01 | アダマンド工業株式会社 | 光レセプタクルおよびレセプタクルモジュール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030031426A1 (en) | 2003-02-13 |
US6877908B2 (en) | 2005-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3990090B2 (ja) | 光電子装置およびその製造方法 | |
US5737467A (en) | Resin molded optical assembly | |
US6377742B1 (en) | Lead frame, optical module, and a method of optical module | |
CN100544034C (zh) | 将光电子芯片同时耦接到波导和基板上的光电子封装及方法 | |
EP1432045A2 (en) | Optocoupler and its manufacturing method | |
JP2000098188A (ja) | 光モジュール | |
JP2005159265A (ja) | 光学素子の封止構造体および光結合器ならびに光学素子の封止方法 | |
US6709170B2 (en) | Plastic encapsulation of optoelectronic devices for optical coupling | |
JP2008040318A (ja) | 多チャンネル光モジュールの製造方法 | |
JP2005257879A (ja) | 光モジュール及びその製造方法並びに保護部材及び電気配線付き保護部材 | |
JP2006128694A (ja) | 電子・光学サブアセンブリ及びその製造方法 | |
JP2011095295A (ja) | 光モジュールの光ファイバブロックおよびその製造方法 | |
JPH10144965A (ja) | 光半導体装置及びその製造方法 | |
JP3459787B2 (ja) | 光半導体モジュール及びその製造方法 | |
US6693304B2 (en) | Laminated lead frame, and optical communication module and method of manufacturing the same | |
JP2003029095A (ja) | フェルール付ファイバ及び光モジュール、並びに光モジュールの製造方法 | |
US6296789B1 (en) | Optical module and a method of fabricating the same | |
JP3380733B2 (ja) | 光モジュールおよびその製造方法 | |
JP2001343561A (ja) | 光モジュール | |
JPH09152527A (ja) | 光モジュール | |
JP4203837B2 (ja) | 光伝送モジュール | |
JP2930065B1 (ja) | 光モジュールの製造方法 | |
JP2001108870A (ja) | 光デバイス及びその製造方法 | |
KR100724880B1 (ko) | 광소자 모듈 패키지 및 그 제작 방법 | |
JP4609375B2 (ja) | 光配線部材の製造方法及び光配線部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080610 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100309 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100407 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101220 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110509 |