JP2930065B1 - 光モジュールの製造方法 - Google Patents

光モジュールの製造方法

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JP2930065B1 JP10038744A JP3874498A JP2930065B1 JP 2930065 B1 JP2930065 B1 JP 2930065B1 JP 10038744 A JP10038744 A JP 10038744A JP 3874498 A JP3874498 A JP 3874498A JP 2930065 B1 JP2930065 B1 JP 2930065B1
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Abstract

【要約】 【課題】 本発明は、光モジュールを量産できる光モジ
ュールの製造方法を提供する。 【解決手段】 モールド金型10と同じ位置に同一形状
の位置決めピン21とフェルール装着溝22とを備える
搭載治具20を用いて、リードフレーム30を位置決め
ピン21に合わせて位置決めし搭載治具20上に装着す
る。更に、フェルール装着溝22にフェルール4が納ま
るよう位置決めしてリードフレーム30上に基体40を
固定搭載する。次いで、リードフレームをモールド封止
型10に位置決めピン11に目合わせして配置した後
に、樹脂封止してモールド樹脂で封止された光モジュー
ルを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モールド樹脂によ
って封止される光モジュールの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フェルールと光素子を基体上に搭載し
て、これをリードフレーム上に固定した後に、トランス
ファ・モールドで成型封止する光モジュールは、研究開
発段階にある。
【0003】このような光モジュールは、レーザダイオ
ード(LD)が配置され、正面方向に光ファイバを配置
するためのファイバV溝およびフェルールが配置される
ためのフェルールV溝が設けられた基体とを備える。フ
ェルールは、中心に光ファイバが挿入されて、これらは
それぞれファイバV溝およびフェルールV溝に配置され
ている。フェルール等が配置された基体は、リードフレ
ームに搭載された状態で樹脂封止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の光モジュールを
製造するためには、どのような製造方法が量産性に優れ
た方法であるかについては、学会等でも発表されていな
い。
【0005】一方、樹脂封止された光モジュールでは、
V溝にフェルールが搭載されたプラットフォーム基板を
リードフレームに固定した後に、このリードフレームを
トランスファモールド金型に位置決め装着して樹脂で封
止するので、フェルールとリードフレームとの間で高精
度の位置決めしておく必要があった。仮に、位置決めが
十分に行われていないと、例えばフェルールに過度のス
トレスが発生することも考えられる。
【0006】したがって、このような樹脂封止された光
モジュールを大量に製造するためには、プラットフォー
ム基板に設置されたフェルールとトランスファモールド
金型に形成されたフェルール装着溝との位置が正確に、
且つ簡素な方法で合わせることが必要である。
【0007】本発明の目的は、光モジュールを効率よく
量産できる光モジュール製造方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光モジュールの
製造方法は、モールド封止型へ位置決めするための目合
わせ部を有するリードフレームとフェルールを搭載した
基体とを、フェルールを装着するフェルール装着部とリ
ードフレームを位置決めする位置決め部とをリードフレ
ーム搭載面に備えたモールド封止型で樹脂封止する光モ
ジュールの製造方法であって、フェルール装着部と位置
決め部とをモールド封止型の位置に一致させて設けた搭
載治具に、この位置決め部に目合わせ部を合わせてリー
ドフレームを配置すると共に、フェルール装着部にフェ
ルールを合わせて基体をリードフレームの上に搭載する
工程と、リードフレーム上に基体を固定する工程と、基
体が備えるフェルールをモールド封止型のフェルール装
着部に合わせると共に、リードフレームの目合わせ部を
モールド封止型の位置決め部に合わせて、基体が搭載さ
れたリードフレームをモールド封止型に配置する工程
と、リードフレームと基体を一体に封止用の樹脂で封止
する工程と、を備えるこのように、搭載治具及びモール
ド封止型のリードフレーム搭載面上に、フェルール装着
部及び位置決め部の位置を合わせてこれらをそれぞれに
設けて、まず、搭載治具に設けられた位置決め部に目合
わせ部を合わせてリードフレームを装着し、フェルール
装着部にフェルールを合わせて基体をリードフレーム上
に搭載固定し、次いで、このリードフレームをモールド
封止型の位置決め部に合わせれば、フェルールがモール
ド封止型上のフェルール装着部に位置決めされる。つま
り、基体に搭載されたフェルール、リードフレーム、及
びモールド封止型を簡易な方法で短時間に相互の位置合
わせできる。
【0009】本発明の光モジュールの製造方法では、目
合わせ部はリードフレームの第1の面からこの第1の面
と異なる第2の面の貫通する開口部であり、位置決め部
は搭載治具及びモールド封止型のリードフレーム搭載面
に設けられ開口部に挿入される凸部であるようにしても
よい。
【0010】このようにすれば、簡素な方法に目合わせ
部及び位置決め部を形成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。
【0012】以下、モールド封止型としてモールド封止
用の金型を使用する場合について説明する。
【0013】本発明の実施の形態に係る光モジュールの
製造方法について説明する前に、本製造方法に用いられ
る搭載治具について図1を用いて説明する。図1は、本
発明の実施の形態に用いられる搭載治具20の概略図で
ある。
【0014】図1に示すように、搭載治具20は、リー
ドフレーム搭載面23上に、リードフレームをこの治具
上に位置決めして配置するためのリードフレーム位置決
め部21と、フェルールが搭載された基体がリードフレ
ーム(図2の30)のダイパッド(図2の31)上に搭
載されるときの位置を決定するためのフェルール装着部
22を備える。
【0015】リードフレーム位置決め部21の位置は、
図2に示されるリードフレーム30の位置決め部33の
位置と対応して決定される。また、リードフレーム位置
決め部21の形状は、リードフレームの位置決め部33
の形状と対応して決定され、例えばリードフレーム搭載
面23から凸形状に突起した位置決めのためのピン21
がある。リードフレーム搭載面21と平行な平面で切っ
たピン21の断面形状は円形であり、これは後述するよ
うにリードフレームの位置決め部33の開口部の形状と
一致している。ピンの円形断面は、ピン先端に向けて連
続的にその半径が小さくなっている。このため、リード
フレーム30のこの治具への装着が容易になる。なお、
この断面形状は、正方形、長方形、楕円形等でもよい。
【0016】フェルールが装着されることになるフェル
ール装着部22の形状は、基体に搭載されたフェルール
の形状に対応して決定される。一般に、フェルールの外
形は円筒形状であるので、例えばフェルールが装着され
る装着溝22は、フェルールの円筒の軸方向に垂直な断
面形状が円筒形状のフェルール側面の一部に一致する円
弧であって、この円筒形状に沿った一方向に延びる曲面
22bと、フェルール先端の形状と一致した形状の端部
を成す平面22aと、からなる溝である。
【0017】なお、図1の例では、リードフレーム搭載
面23の平面内において平面形状のリードフレーム30
の位置を一意的に決定するために、2個の位置決め部2
1を備えている。
【0018】搭載治具20に形成される位置決めピン2
1とフェルール装着溝22とは、図3に示すモールド金
型10において形成されている位置決め部11とフェル
ール装着部12とに対応して同じ位置に形成される必要
がある。
【0019】図3に従ってこれを説明すれば、モールド
封止型の下型10において、位置決め部11の形状は、
リードフレームの位置決め部(図2の33)の形状とも
対応して決定され、例えばリードフレーム搭載面13か
ら凸形状に突起した位置決めのためのピン11がある。
リードフレーム搭載面13と平行な平面で切ったピン1
1の断面形状は円形であり、ピン11の断面形状は、後
述するリードフレームの位置決め部33の開口部の形状
と一致している。ピンの円形断面は、治具20と同様
に、ピン先端に向けて連続的にその半径が小さくなって
いる。このため、リードフレーム30のこの治具への装
着が容易になる。また、フェルールが装着されることに
なるフェルール装着部12の形状は、基体に搭載された
フェルールの形状に対応して決定される。つまり、位置
決め治具20と同様に、例えばフェルールが装着される
装着溝12は、フェルール円筒の軸方向に垂直な断面形
状がフェルール側面の円筒形状の一部に一致する円弧で
あって、この円筒形状に沿った一方向に延びる曲面12
bと、フェルール先端の形状と一致した形状の端部を成
す平面12aと、からなる溝である。また、この位置決
め部11は、治具10と同様に2個設けられている。
【0020】なお、搭載治具20および金型10におい
て、位置決め部11、21としてピン構造のものを、ま
たフェルール装着部12、22として溝構造のものを示
したが、こえらはそれぞれの機能を果たすものであれば
如何なる形状であってもかまわない。
【0021】図2に従って、リードフレーム30の構成
について説明する。リードフレーム30は、リードフレ
ームの搭載治具20およびモールド型10の位置決め部
11、21に対応する目合わせ部33を備える。目合わ
せ部33は、ダイパッド31、アウタリード35、イン
ナリード37等がリードフレーム30の中央部に配置さ
れるためにリードフレーム外周部33に設けられること
が好ましい。図2に示した例では、目合わせ部の形状
は、リードフレーム30の表面から裏面の貫通する開口
部33であって、開口部33の形状は円形である。この
円の直径は、ピン11、21の根元の断面円の直径と略
同一である。
【0022】モールド封止型について説明する。図3
は、モールド封止型をリードフレーム面で割った時の下
型の斜視図である。モールド封止型10は、リードフレ
ームが装着されるリードフレーム搭載面13にリードフ
レーム30の装着位置を決定するための位置決め部11
と、フェルールを装着する装着部12と、リードフレー
ム下側の樹脂形状を決定する樹脂充填部15とを備え
る。樹脂充填部15には、樹脂注入ゲート17から封止
用樹脂が導入される。
【0023】次に、リードフレーム上に搭載される光モ
ジュール基体について説明する。図7は、光モジュール
主要部の斜視図である。図7によれば、光モジュール
は、フェルール4を搭載するために一方向に延びた台形
溝7を備えるベース5と、台形溝7と同一方向に延び台
形溝7に接する光ファイバ用V形状溝8及びこの光ファ
イバ用溝8に直交する方向に延びる溝9を同一主面上に
備えるプラットフォーム3と、を含む。プラットフォー
ム3はベース5に搭載され、プラットフォーム3及びベ
ース5は一体となって基体を構成する。プラットフォー
ム3は、V溝8の端部に隣接して光素子1が搭載される
光素子搭載部を有している。なお、プラットフォーム3
は、例えばシリコン(Si)で形成され、ベース5は金
属で形成されている。台形溝7及びV溝8は、その中心
軸を一致させて形成され、あるいはベース5とプラット
フォーム3とをこの両溝7。8の中心軸が一致するよう
に固定されている。
【0024】光ファイバ2は、光ファイバ2を中心に納
めるための空間を有する同心円柱殻の形状であるフェル
ール4に挿入されて、先端部分を除いてフェルール4に
より保護されている。このようなフェルール4は、例え
ば外径1.25mm〜2.5mm程度であり、被覆が剥
がされた光ファイバ2を挿入固定して機械的強度の低下
を防止する。基体3、5上には、フェルール4の中心に
挿入固定された光ファイバ2はV溝8に、またフェルー
ル4は台形溝7に、それぞれ固定される。また、断面直
角四辺形の溝9の一側面に光ファイバ2の端面が接して
配置されている。この光ファイバ2の端面に光素子1の
第1の端面が面してプラットフォーム3上の発光素子搭
載部に搭載されている。
【0025】尚、光素子1は、発光素子または受光素子
のいずれでもよい。光素子1が発光素子の場合には、こ
の発光素子の発光特性を監視するための受光素子6を、
発光素子1の面して配置してもよい。
【0026】上記の基体をリードフレーム上に搭載し
て、ワイヤボンディングによって電気的な接続を行い、
モールド樹脂によって封止して組み立てたものが光モジ
ュールの完成品となる。
【0027】次に、本発明の実施の形態に係る光モジュ
ールの製造方法について、図1、図3〜図6を用いて説
明する。図4は、図1の治具上にリードフレーム30が
配置された工程の斜視図である。図5は、リードフレー
ム30上に基体3、5(光モジュール)が搭載された工
程の斜視図である。図6は、光モジュールを搭載したリ
ードフレームがモールド封止型に配置された工程の斜視
図である。
【0028】図4に示すように、搭載治具20のリード
フレーム搭載面23上に、リードフレーム30を配置す
る。この配置の際には、搭載治具20に形成された位置
決めピン21にリードフレーム30の目合わせ部(開口
部)33を合わせて搭載治具20上にリードフレーム3
0を配置する。
【0029】次に、図5に示すように、搭載治具20上
に配置されたリードフレーム30の中央部分に形成され
たダイパッド31上に、光素子1、光ファイバ2、フェ
ルール4等が搭載された基体40を搭載する。この配置
の際に、基体に搭載固定されたフェルール4が、搭載治
具20に形成されたフェルール装着溝22に合うように
調整して搭載位置を決定して、基体40をリードフレー
ム30上に固定する。基体をダイパッド31に固定する
ためには、例えば銀ペーストを用いる。この後に、図面
には特に示さないが、ワイヤボンド工程において、基体
上のパッドとこのパッドに対応するインナリード37と
をワイヤによって接続する。なお、以降の図面において
このワイヤを省略する。
【0030】そして、光素子1が光ファイバ2と光学的
に結合する際に使用される光の波長を透過する樹脂を用
いて、光素子1と光ファイバ2を覆って、信号光の通過
する経路をかかる樹脂で充填する。モールド外形を形成
するための樹脂封止を行った後にも、光ファイバと光素
子との光学的な結合を確保する。
【0031】この後は、搭載治具20から光モジュール
が搭載されたリードフレーム30を取り出し、図6に示
すモールド封止型10のリードフレーム搭載面13上に
搭載する。この搭載の際には、リードフレーム30の目
合わせ部33をモールド金型10に形成された位置決め
部(位置決めピン)11に合わせてモールド封止型10
上にリードフレーム30を搭載する。この結果、リード
フレーム30の開口部33に複数の位置決めピン11が
貫通して、これによりリードフレーム30がリードフレ
ーム搭載面13内の位置に固定される。
【0032】フェルール4が搭載された基体40は、リ
ードフレーム上のダイパッド31上に、既に搭載治具2
0を用いて位置決めされている。このため、リードフレ
ーム30の目合わせ部33をモールド封止型10の位置
決め部11に合わせて、リードフレーム30をモールド
封止型10に装着すれば、基体40上に搭載されたフェ
ルール4がフェルール搭載部12に納まる。
【0033】そして、モールド封止型10に上型を合わ
せて、樹脂注入ゲート17から圧力をかけて樹脂を注入
し、硬化後に、モールド封止型10から樹脂封止された
光モジュールを取り出す。
【0034】以上詳細に説明したように、本発明に係わ
る光モジュールの製造方法によれば、モールド封止型1
0へ位置決めするための目合わせ部33を有するリード
フレーム30とフェルール4を搭載した基体40とを、
フェルール4を装着するフェルール装着部12とリード
フレーム30を位置決めする位置決め部11とをリード
フレーム搭載面23に備えたモールド封止型10を用い
て封止する際に、モールド封止型10の位置に一致させ
てフェルール装着部22と位置決め部21とを設けた搭
載治具20を用い、搭載治具20の位置決め部21に目
合わせ部33を合わせてリードフレーム30を配置する
と共に、フェルール装着部22にフェルール4を合わせ
て基体40をリードフレーム30の上に搭載して、リー
ドフレーム30上に基体40を固定するようにした。そ
して、リードフレーム30の目合わせ部33をモールド
封止型10の位置決め部11に合わせて、基体40が搭
載されたリードフレーム30をモールド封止型10に配
置すると、基体40に搭載されたフェルール4がモール
ド封止型10のフェルール装着部22に一致する。
【0035】このため、基体40に形成されたフェルー
ル4をモールド金型10のフェルール装着溝12に合わ
せて正確に納めることが、上記のような簡素な方法によ
って可能になる。したがって、光モジュールを効率よく
量産できると共に、フェルールとリードフレームとの間
にかかる応力が低減できる光モジュールの製造方法を提
供できる。
【0036】また、光素子1、光ファイバ2、及びフェ
ルール4を搭載した基体をモールド樹脂で封止しても、
フェルールに過度の応力が加わることのない光モジュー
ルの製造方法を提供できる。
【0037】更に、目合わせ部33はリードフレーム3
0の第1の面からこの第1の面と異なる第2の面へ貫通
する開口部であって、位置決め部11、21は、搭載治
具10及びモールド封止型20のリードフレーム搭載面
に設けられ開口部33に挿入される凸部であるようにし
た。
【0038】このため、簡素な方法に目合わせ部及び位
置決め部を形成できる。また、これらを用いれば、リー
ドフレームとフェルールの相対的な位置を速やかに決定
可能である。
【0039】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の光
モジュールの製造方法によって、モールド封止型と同じ
位置にフェルール装着部と位置決め部とを備える搭載治
具を用い、リードフレームの目合わせ部と搭載治具の位
置決め部とを合わせて、リードフレームを位置決めし搭
載治具上に配置する。そして、この配置されたリードフ
レーム上に、搭載治具のフェルール装着部にフェルール
を合わせて、基体をリードフレーム上に配置固定する。
このため、モールド封止型のフェルール装着位置に合わ
せて、リードフレーム上にフェルールを含む基体を搭載
できる。次いで、リードフレームの目合わせ部をモール
ド封止型の位置決め部に合わせて、基体が搭載されたリ
ードフレームをモールド封止型に装着すれば、フェルー
ル装着部にフェルールが無理なく納まるようにリードフ
レームを位置決めできる。つまり、このように簡易な方
法で、リードフレーム上に基体を正確に搭載できるの
で、モールド封止型のフェルール装着部にフェルールを
正確に納めることができる。したがって、光モジュール
を効率よく量産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に用いられる搭載
治具の斜視図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態に係るリードフレ
ームの斜視図である。
【図3】図3は、本発明の実施の形態に係るモールド封
止型の斜視図である。
【図4】図4は、図1の搭載治具上にリードフレームを
配置した工程の斜視図である。
【図5】図5は、図2のリードフレーム上にフェルール
を含む基体を搭載した工程の斜視図である。
【図6】図6は、基体を搭載したリードフレームをモー
ルド封止型に配置した工程の斜視図である。
【図7】図7は、フェルール、光ファイバ、光素子を基
体上に搭載した工程の斜視図である。
【符号の説明】
1…光素子、2…光ファイバ、3…プラットフォーム、
4…フェルール、5…ベース、7…台形溝、8…V溝、
9…溝、10…モールド封止型、11…位置決め部(位
置決めピン)、12…フェルール装着部(フェルール装
着溝)、17…樹脂注入ゲート、20…搭載治具、21
…位置決め部(位置決めピン)、22…フェルール装着
溝、30…リードフレーム、31…ダイパッド,33…
目合わせ部(開口部)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールド封止型へ位置決めするための目
    合わせ部を有するリードフレームとフェルールを搭載し
    た基体とを、前記フェルールを装着するフェルール装着
    部と前記リードフレームを位置決めする位置決め部とを
    リードフレーム搭載面に備えた前記モールド封止型で樹
    脂封止する光モジュールの製造方法であって、 フェルール装着部と位置決め部とを前記モールド封止型
    の位置に一致させて設けた搭載治具に、この位置決め部
    に前記目合わせ部を合わせて前記リードフレームを配置
    すると共に、前記フェルール装着部にフェルールを合わ
    せて前記基体を前記リードフレームの上に搭載する工程
    と、 前記リードフレーム上に前記基体を固定する工程と、 前記基体が備えるフェルールを前記モールド封止型のフ
    ェルール装着部に合わせると共に、前記リードフレーム
    の目合わせ部を前記モールド封止型の前記位置決め部に
    合わせて、前記基体が搭載されたリードフレームを前記
    モールド封止型に配置する工程と、 前記リードフレームと前記基体を一体に封止用の樹脂で
    封止する工程と、を備えることを特徴とする光モジュー
    ルの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記目合わせ部はリードフレームの第1
    の面からこの第1の面と異なる第2の面の貫通する開口
    部であり、前記位置決め部は前記搭載治具及び前記モー
    ルド封止型のリードフレーム搭載面に設けられ前記開口
    部に挿入される凸部である、ことを特徴とする請求項1
    に記載の光モジュールの製造方法。
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