JP2973542B2 - 光モジュール及びその製造装置及びその製造方法 - Google Patents

光モジュール及びその製造装置及びその製造方法

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JP2973542B2 JP3029963A JP2996391A JP2973542B2 JP 2973542 B2 JP2973542 B2 JP 2973542B2 JP 3029963 A JP3029963 A JP 3029963A JP 2996391 A JP2996391 A JP 2996391A JP 2973542 B2 JP2973542 B2 JP 2973542B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光コネクタとレセプタ
クルを備えた光モジュール、その製造装置及び製造方法
に関し、特に、光LAN等の光通信システムに用いられ
る光モジュールであって光作動素子(発光素子若しくは
受光素子)と光ファイバとを一括して相互に光結合する
光モジュール、その製造装置および製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光モジュールは、1つの光作動素
子と1本の光ファイバとを相互に光結合する単心式光サ
ブモジュールを作製した後、この単心式光サブモジュー
ルを複数個組み合わせて作製されていた。
【0003】かかる単心式光サブモジュールとしては、
半導体レーザ等の発光素子を光作動素子として用いた送
信用モジュールと、PINフォトダイオ−ド等の受光素
子を光作動素子として用いた受信用モジュールとがあ
る。
【0004】図11に、従来の単心式光サブモジュール
の構造例を示す。図示したように、従来の単心式光サブ
モジュールにおいては、光ファイバ(図示せず)の端部
に固定されたフェルール(図示せず)に嵌合する光コネ
クタ10に、光作動素子(発光素子若しくは受光素子)
2が光軸調整の後、接着剤等によって固定されている。
このように光作動素子2が固定された光コネクタ10
は、セラミックパッケージ3に接着剤等によって固定さ
れている。セラミックパッケージ3には、光コネクタ1
0の他に、ベアチップIC5等の電子回路部品からなる
電子回路部を担持した基板6が固定されている。基板6
上のベアチップIC5等は、これらを基板6上の配線パ
ターンと接続したワイヤと共に、リッド7によって封止
されている。また、セラミックパッケージ3には、パッ
ケージの内側に立設されたインナリード8aとパッケー
ジの外側に立設されたアウタリード8bとからなるリー
ドピン8が設けられている。そして、インナリード8a
と基板6上の電子回路部との相互間及びこの電子回路部
と光作動素子2の端子との相互間をそれぞれワイヤボン
ディング等によって、電気的に接続した後、メタルパッ
ケージ9をセラミックパッケージ3に固定して単心式光
サブモジュールが構成される。そして、このように構成
された複数の単心式光サブモジュール11を、図12、
13に示したように、レセプタクル12に組み付けるこ
とによって、光モジュールが構成される。
【0005】図12に示すように、従来の光モジュール
においては、メタルパッケージ9に光作動素子やこれの
駆動回路を構成する電子部品、光コネクタ10等を組み
込み、1つの光作動素子と1本の光ファイバとを相互に
光結合する単心式光モジュール11を作製した後、レセ
プタクル12に複数の単心式光モジュール11を組み合
わせて作製されていた。そのため、レセプタクル12に
は矩形状の切り欠き部12b、光コネクタ10の外周に
は係合部10aがそれぞれ形成されており、この係合部
10aが切り欠き部12bに嵌合することにより、光コ
ネクタ10はレセプタクル12に対して正確に位置決め
される。そして、レセプタクル12に複数の光ファイバ
の端部を保持した光プラグ15を挿入、嵌合させること
により、各光ファイバとそれぞれの単心式光モジュール
に内蔵されている光素子とが相互に一括して光結合され
るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の光モジュールにおいては単心式光サブモジュール11
を複数個組み合わせて構成されているが、この単心式光
サブモジュール11自体部品点数が多く、個々の構成部
品が一品一品組み付けられて完成される。このため、組
み立て工程が複雑で、これに要する工数も多くかかって
いた。また、セラミック等の高価な材料が使用されてい
たことから、その低価格化及び量産化が難しかった。
【0007】一方、光モジュールはこれら単心式光サブ
モジュール11を形成した後で複数の単心式光モジュー
ル11とレセプタクル12とを組み合わせて構成されて
いる。このため、光コネクタ同志および光コネクタとレ
セプタクルとの相互間における高精度な位置決めが困難
である。この場合、上述した事情に加えて、図11に示
したような複雑な光コネクタの形状を高精度に形成しな
ければならないので、加工コストは一段と高くなる。
【0008】また、単心式光モジュール11をレセプタ
クル12に組み付ける際に、それぞれの単心式光モジュ
ール11が備えている光コネクタ10の相互間隔やこれ
ら光コネクタ10とレセプタクル開口部12aとの相対
的位置関係が所定の位置精度を満たしていないと、光プ
ラグ15を円滑に嵌合させることができなくなり、光コ
ネクタ10や光ファイバの先端に固定されているフェル
ールの偏摩耗あるいは破損を招来する。
【0009】このような事態を避けるため、従来は図1
3および図14に示すように、光プラグ15と同形の整
列治具16を用いて多心式光コネクタを構成しなければ
ならなかった。すなわち、光コネクタ10に挿入される
複数の整列フェルール13を高精度に所定間隔で保持し
た整列治具16を用意し、これをレセプタクル12と単
心式光モジュール11に装着したまま、これらをプリン
ト基板17等の実装対象物に固定しなければならなかっ
た。
【0010】このため、従来の光モジュールは実装時の
作業性が悪く、また、大量に組み立てる場合には高精度
の整列治具16を多量に用意しなければならなかった。
このような事情から、従来の多心式光モジュールはその
低価格化、量産化が難しかった。
【0011】そこで、上述の事情に鑑み、本発明はコネ
クタ保持体およびレセプタクルとしてシンプルな形状を
採用することにより、低価格で実装時の作業性が良い光
モジュールを提供することを目的としている。
【0012】また、量産可能で光コネクタと光プラグの
高精度な位置決めを実現する光モジュールの製造装置お
よび製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による光モジュールは光プラグで保持された
光ファイバの端部を一端側で受容する光コネクタを備
え、この光コネクタの他端側を樹脂部材で保持したコネ
クタ保持体と、上記光コネクタの一端側を内包してコネ
クタ保持体の一部を保持し、光プラグに嵌合する開口部
を有するレセプタクルとを備えている。
【0014】また、本発明による光モジュールの製造装
置は、上記レセプタクルを樹脂成形するための金型を備
え、この金型は上記開口部を形成するコアを有してお
り、このコアには上記コネクタ保持体の一部を保持する
保持部が形成されている。
【0015】さらに、本発明による光モジュールの製造
方法は上記光コネクタの一端側を残して成形樹脂で保持
してコネクタ保持体を形成する工程と、光コネクタの一
端側を内包して上記コネクタ保持体の一部を保持すると
共に、上記光プラグと嵌合する開口部を有したレセプタ
クルを樹脂成形する工程とを備えている。
【0016】
【作用】本発明による光モジュールは光コネクタをコネ
クタ保持体で保持し、このコネクタ保持体の一部をレセ
プタクルで保持する構造になっているので、部品点数が
少なく、構造は比較的簡単になっている。ここで、レセ
プタクルに保持されるコネクタ保持体が備えている光コ
ネクタ相互間の寸法精度と、レセプタクルの開口部とそ
れぞれの光コネクタとの相対的位置精度がレセプタクル
の成形時に用いられる金型等(コアを含む)に実現され
た寸法精度になっている。そのため、光プラグが挿入さ
れる開口部は光コネクタに対して精度良く位置決めされ
た状態にあり、光プラグを当該開口部に挿入することに
より光プラグと光コネクタは相互に位置決めされる。
【0017】また、本発明による光モジュールの製造装
置はコアによってコネクタ保持体とレセプタクルが精度
良く位置決めされ、レセプタクルの開口部によって光プ
ラグとレセプタクルが精度良く位置決めされる。
【0018】さらに、本発明による光モジュールの製造
方法はコネクタ保持体、このコネクタ保持体を保持して
光プラグと嵌合するレセプタクルをそれぞれ樹脂成形で
形成するので、製造工程が簡単になっている。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について添付図面を
参照して説明する。まず、複数の光プラグに接続される
レセプタクルを有する光モジュールについて図1〜図9
に基づき説明する。
【0020】最初に、第1実施例に係る光モジュールを
図1〜図3を参照しつつ説明する。本実施例に係る光モ
ジュールは、1つの光コネクタを保持するコネクタ保持
体を2つ用いて2心式光送受信モジュールを構成する。
図1は第1実施例による2心式光送受信モジュールを示
す斜視図、図2は第1実施例による光モジュールを製造
する製造装置が備える金型の拡散分解図、図3はレセプ
タクルの開口部形成用コアの一部を示した斜視図であ
る。図1に示した2心式光送受信モジュールにおいて
は、2つのコネクタ保持体20が成形樹脂からなるレセ
プタクル21に一体的に保持されて形成されている。コ
ネクタ保持体20は、図2にも示したように、光コネク
タ22やリードピン23等の単心式光モジュールを構成
する部品が成形樹脂部材25に一体的に保持されて形成
されている。光コネクタ22は光ファイバ(図示せず)
の端部を受容する一端側が外部に露出した状態で成形樹
脂部材25に保持されており、コネクタ保持体20はこ
の光コネクタの一端側がレセプタクル21内に内包され
た状態でレセプタクル21に保持されている。なお、図
示した実施例においては、コネクタ保持体20として、
発光素子を備えた光送信用のものと受光素子を備えた光
受信用のものがそれぞれ1つずつ用いられている。
【0021】レセプタクル21には、光プラグに嵌合す
る開口部21aがコネクタ保持体20を保持した側と反
対側に開口して形成されている。この開口部21aに嵌
合する光プラグには、2本の光ファイバ端部が保持され
ており、開口部21aに光プラグが挿入され嵌合するこ
とにより、該光ファイバ端部がそれぞれレセプタクル2
1に内包された光コネクタの一端側に受容され、光コネ
クタに固定されている光作動素子とそれぞれ光結合され
る。開口部21aの側部にはラッチ孔21bが開口して
おり、光プラグが開口部21aに嵌合した場合に光プラ
グの側部に形成された弾性突起がこれに係合することに
より、光プラグがレセプタクル21から脱落しないよう
に保持される。なお、レセプタクル21にはプリント基
板等への固定用のスタッドピン26が保持されている。
【0022】次に、上述した2心式光送受信モジュール
を図2に示した金型を用いて製造する場合について説明
する。図示した金型はレセプタクル21を樹脂成形する
ための金型であり、上型30、下型31、開口部形成用
のコア32及びラッチ孔形成用の2つのコア33により
構成されている。上型30及び下型31にはレセプタク
ル21の外側形状を成形するための凹部30a及び31
aが形成されている他、コア32が摺動自在に装着され
るコア保持部30b及び31bと、コア33が摺動自在
に装着されるコア保持部30c及び31cとがそれぞれ
形成され、さらに、コネクタ保持体20を受容する凹部
30d及び31dが凹部30a及び31aに連続して2
つずつ形成されている。コア32はコア保持部30b及
び31bに装着されて上型30と下型31の相互間に保
持され、上型及び下型の凹部30a及び31aにより形
成されるキャビティ内に突出し、レセプタクル21の内
側形状を成形する。そして、キャビティ内に突出するコ
ア32の先端部には、図3(a)に示したように、コネ
クタ保持体20の備える光コネクタ22の一端側に密接
に嵌合してこれを保持する嵌合孔32aが形成されてい
る。また、コア33はコア保持部30c及び31cに装
着され、コア32の側部に形成されている凹部32bと
係合し、レセプタクル21のラッチ孔21bを成形す
る。
【0023】上述した如くの金型を用いて2心式光送受
信モジュールを樹脂成形により製造する場合、まず、コ
ネクタ保持体20を用意し、これが備える光コネクタ2
2の一端側をコア32の嵌合孔32aに嵌合させ、これ
らを上型及び下型のコア保持部30b,31b及び凹部
30d,31dにそれぞれ装着する。なお、これに先立
ち、スタッドピン26を予め下型31に装着しておく。
そして、ラッチ孔形成用のコア33をそれぞれコア保持
部30c,31cに装着し、開口部形成用のコア32の
凹部32bにコア33の内方端部を係合させる。この
後、上型と下型の凹部30a及び31aにより形成され
るキャビティに、可塑化させた成形樹脂を注入して2つ
の単心式光モジュール20を一体的に保持したレセプタ
クル21を成形する。そして、コネクタ保持体20が備
えているリードピン23を所定形状に折り曲げ、図1に
示した如くに2つのコネクタ保持体20をレセプタクル
21が一体的に保持した構造の2心式光送受信モジュー
ルを得る。
【0024】上述した樹脂形成の手順では、コア32に
コネクタ保持体20が備える光コネクタ22の一端側を
保持させた後、コア32と共に上型30及び下型31に
コネクタ保持体20を装着することとしているが、先に
コネクタ保持体20を上型30及び下型31の凹部30
d及び31dに装着し、その後、コネクタ保持体20が
備える光コネクタ22の一端側にコア32の嵌合孔32
aを嵌合させることとしてもよい。
【0025】金型内に注入する成形樹脂としては、高い
寸法安定性を有するポリフェニレンサルファイド(PP
S)や熱硬化性のエポキシ樹脂を用いることが望まし
い。
【0026】ところで、本発明による多心式光モジュー
ルの製造装置においては、開口部形成用のコア32にコ
ネクタ保持体20が備える光コネクタ22の一端側を保
持する保持部として2つの嵌合孔32aを形成し、この
コア32にレセプタクル21の開口部21aと光コネク
タ22との相対的位置関係及び光コネクタ22相互の相
対的位置関係を決める機能を持たせている。したがっ
て、嵌合孔32aの内径寸法やその相対的位置関係の精
度、並びに光コネクタ22の外径寸法精度により、レセ
プタクル21の開口部21aと光コネクタ22との相対
的位置関係及び光コネクタ22相互の相対的位置関係に
関する寸法精度が決定される。光コネクタ22について
は従来からその外径寸法精度の高いものが得られている
ので、結局、これら相対的位置関係に関する寸法精度は
コア32を作製する際の寸法精度により決定される。コ
ア32等を含んだ樹脂成形用の金型を作製する技術的レ
ベルは、非常に高い寸法精度を達成できる程度にまで達
しており、レセプタクル21と光コネクタ22の相対的
位置関係及び光コネクタ22相互の相対的位置関係の寸
法精度を十分に満足し得るものとなっている。したがっ
て、従来のような整列治具を用いることなく、出来上が
りの寸法精度が高い2心式光送受信モジュールを上述し
た樹脂成形により再現性良く量産することが可能であ
る。また、多心式光モジュールをプリント基板等の固定
対象物に実装する際に、従来のように高価な整列治具を
用いた煩わしい整列作業が不要となり、多心式光モジュ
ールをそのままプリント基板等の固定対象物に容易に実
装することができる。
【0027】多心式光モジュールにおける光コネクタ2
2相互の相対的位置関係やレセプタクル21の開口部2
1aと光コネクタ22の相対的位置関係に関する寸法精
度において、厳格な精度が要求されるのは光コネクタ2
2の外径中心軸線に関する寸法精度よりも光ファイバ端
部を受容する内径部の中心軸線に関する寸法精度の方で
ある。上述した実施例では、光コネクタ22をその外径
中心軸線を基準に位置決めしているので、光コネクタの
外径と内径の中心軸線が一致しない場合には、その分だ
け内径中心軸線相互間及びレセプタクル開口部21aと
内径中心軸の間に相対的な寸法誤差が生じることとな
る。この様な誤差の発生を防止するため、図3(b)に
示したように、コア32に形成されている嵌合孔32a
の中央部に、光コネクタ22の一端側からこれに密接に
嵌入する整列用フェルール35を設けておくことが好ま
しい。
【0028】なお、本実施例においては、単心式光モジ
ュールとして、セラミック等のパッケージに光コネクタ
等の構成部品を順に組み付けて得られる従来の単心式光
モジュールではなく、光コネクタ等の構成部品を成形樹
脂に一体的に保持させた単心式光モジュールを用いてい
る。これは、コネクタ保持体20全体の外形寸法に対す
る光コネクタ22の組み付け位置精度が低いと、その組
み付け公差を見込んで単心式光モジュールを受容する凹
部30d及び31dを金型に大きめに形成しなければな
らなくなり、単心式光モジュールと金型との間に大きな
隙間を生ずることとなって、レセプタクル成形の際にバ
リを生じ、外観上好ましくない。そこで、この様な事態
を防止するため、本実施例においては、単心式光モジュ
ールとして、光コネクタ等の構成部品を成形樹脂に一体
的に保持させた単心式光モジュールを用いているのであ
る。成形樹脂にその構成部品を一体的に保持させて単心
式光モジュールを形成する場合には、単心式光モジュー
ル成形用の金型に光コネクタの一端側が密接に保持され
て形成されるので、該金型に実現された高い寸法精度を
以て、光コネクタの組み付け位置精度の高い単心式光コ
ネクタを得ることができるからである。
【0029】次に、第2実施例に係る光モジュールを図
4〜図9を参照しつつ説明する。本実施例に係る光モジ
ュールは複数の光コネクタを一体的に保持するコネクタ
保持体を用いている。図4はこの第2実施例に係る2心
式光送受信モジュールを示す斜視図、図5〜図9は当該
2心式光送受信モジュールを作製する時に使用する製造
装置の一例を示すものである。図示した2心式光送受信
モジュールにおいては、2つの光コネクタ22を備えた
コネクタ保持体20が成形樹脂からなるレセプタクル2
1に保持されて形成されている。コネクタ保持体20
は、図4、図5若しくは図6にも示したように、光コネ
クタ22やリードピン23等のコネクタ保持体20を構
成する部品が成形樹脂からなる成形樹脂部材25に一体
的に保持されて形成されている。光コネクタ22は光フ
ァイバ(図示せず)の端部を受容する一端側が外部に露
出した状態で成形樹脂部材25に保持されており、コネ
クタ保持体20はこの光コネクタ22の一端側がレセプ
タクル21内に内包された状態でレセプタクル21に保
持されている。なお、図示した実施例においては、コネ
クタ保持体20として、一方の光コネクタに発光素子が
固定され、他方の光コネクタに受光素子が固定された光
受信用のものが用いられている。
【0030】レセプタクル21には、光プラグに嵌合す
る開口部21aがコネクタ保持体20を保持した側と反
対側に開口して形成されている。この開口部21aに嵌
合する光プラグには、2本の光ファイバ端部が保持され
ており、開口部21aに光プラグが挿入され嵌合するこ
とにより、該光ファイバ端部がそれぞれレセプタクル2
1に内包された光コネクタ22の一端側に受容され、光
コネクタ22に固定されている光作動素子とそれぞれ光
結合される。開口部21aの側部にはラッチ孔21bが
開口しており、光プラグが開口部21aに嵌合した場合
に光プラグの側部に形成された弾性突起がこれに係合す
ることにより、光プラグがレセプタクル21から脱落し
ないように保持される。なお、レセプタクル21にはプ
リント基板等への固定用のスタッドピン26が一体的に
保持されている。
【0031】次に、図5〜図9を参照しつつ、図4に示
した2心式光送受信モジュールの製造工程について説明
する。
【0032】図5は、コネクタ保持体20を構成する光
コネクタ22等の構成部品が樹脂成形される前の状態を
示しており、図6は多心式光モジュールを構成する光コ
ネクタ22等の構成部品が樹脂成形された後の状態を示
している。
【0033】上述した2心式光送受信モジュールは、コ
ネクタ保持体20を製造した後、これをインサート部品
としてレセプタクル21を成形することによって製造さ
れる。そして、コネクタ保持体20は、例えば、次のよ
うにして製造される。
【0034】まず、図5に示したように、2つの光コネ
クタ22に対してそれぞれ発光ダイオード27及びフォ
トダイオード28を光軸調整の後、溶接等によって固定
しておく。次に、リードフレーム36を用意する。リー
ドフレーム36は、リードピン23と、これを支えるフ
レーム部36aと、これらに支えられた基板部36bと
から構成されている。リードフレームの基板部36bの
表面には、アルミナ(Al2 3 )等の絶縁膜が形成さ
れ、その上にアルミ等によってボンディングパッドを含
む導電性の配線パターンが形成される。このように配線
パターンが形成された基板部36bにはベアチップIC
等の電子回路部品が実装され、ワイヤボンディングによ
り配線パターンと接続されて電子回路が構成される。基
板部36bへの電子回路部品の実装後、光コネクタ22
に固定されている光作動素子(発光ダイオード27及び
フォトダイオード28)とリードピン23が電子回路に
ワイヤにより接続される。このようにリードフレーム3
6にコネクタ保持体20の各構成部品を組み付けた後、
これらリードフレーム36等の部品を、そのまま後述す
るトランスファ成形用の金型に装着し、この金型内に成
形樹脂を注入し、光コネクタ22の一端側とリードピン
23のアウタリードとなる部分とを残して成形樹脂に各
部品を一体的に保持させ、図6に示した如くのコネクタ
保持体20を形成する。金型内に注入される成形樹脂と
しては、高い寸法安定性を有するポリフェニレンサルフ
ァイド(PPS)や熱硬化性のエポキシ樹脂を用いるこ
とが望ましい。
【0035】図7に、一度に2つのコネクタ保持体20
を成形可能なトランスファ成形用の金型の一例を示す。
図示したように、金型は上型37と下型38とからなっ
ている。上型37及び下型38の互いに対向する面に
は、それぞれ2つのキャビティ37a及び38aが形成
されると共に、それぞれのキャビティに連通して一対の
半円筒状の凹部37b、38bが形成されている。そし
て、リードフレーム36等の部品を上型37と下型38
の間に挟み込むようにして金型に装着した際、凹部37
b、38bには光コネクタ22の光ファイバ端部を受容
する一端側が密接に嵌まり込むようになっている。すな
わち、一対の光コネクタ22はこの凹部37b及び38
bに嵌まり込むことによって、それら相互の相対的位置
関係が正確に位置決めされるようになっている。なお、
金型製作の技術的レベルは、非常に高い寸法精度を達成
できる程度にまで達しており、コネクタ保持体20が備
える一対の光コネクタ22相互間に要求される寸法精度
等を十分に満足し得るものとなっている。
【0036】従って、凹部37b及び38bを、コネク
タ保持体20が備える一対の光コネクタ22相互の相対
的位置関係等に要求される寸法精度で形成しておけば、
金型にリードフレーム36等の部品を装着して金型内の
キャビティに成形樹脂を流し込み、これを成形すること
によって、高い寸法精度をもってコネクタ保持体20を
作製することができる。
【0037】このようにしてコネクタ保持体20を作製
することで、従来のように単心式光サブモジュール11
(図11参照)を一旦作製し、作製した単心式光サブモ
ジュール11を組み合わせて多心式光モジュールを作製
する工程(図12参照)を省くことができる。
【0038】しかも、トランスファ成形によって成形さ
れた成形樹脂は、一般的なIC等の封止の場合と同様
に、高圧力の下で成形されるため、封止性に富んでい
る。この為、従来、単心式光サブモジュールを作製する
際に、ベアチップIC等を封止するために用いていたリ
ッドやメタルパッケージが不要となる。また、従来のセ
ラミックパッケージ等に比べ廉価な樹脂によってパッケ
ージングできるので、パッケージングコストを大幅に軽
減できる。
【0039】上述のようにしてコネクタ保持体20を樹
脂成形した後、リードフレーム36の不要な部分をプレ
ス機等によって切り落し、コネクタ保持体20をインサ
ート部品として後述するレセプタクル成形用の金型に装
着し、このレセプタクル成形用の金型内に成形樹脂を注
入してコネクタ保持体20を保持したレセプタクル21
を成形し、図4に示した如くの2心式光送受信モジュー
ルを完成する。
【0040】図8に、レセプタクル成形用の金型の一例
を示す。図示したように、この金型は上型40、下型4
1、開口部形成用のコア42及びラッチ孔形成用コア4
3の2つのコアにより構成されている。上型40及び下
型41にはレセプタクル21の外側形状を成形するため
の凹部40a及び41aが形成されている他、コア42
が摺動自在に装着されるコア保持部40b及び41b
と、コア43が摺動自在に装着されるコア保持部40c
及び41cとがそれぞれ形成され、さらに、コネクタ保
持体20を受容する凹部40d及び41dが凹部40a
及び41aに連続して形成されている。コア42はコア
保持部40b及び41bに装着されて上型40と下型4
1の相互間に保持され、上型及び下型の凹部40a及び
41aにより形成されるキャビティ内に突出し、レセプ
タクル21の内側形状を成形する。そして、キャビティ
内に突出するコア42の先端部には、図9(a)に示し
たように、コネクタ保持体20の備える光コネクタ22
の一端側を内包した状態でコネクタ保持体20に密接に
嵌合し、これを保持する嵌合凹部42aが形成されてい
る。また、コア43はコア保持部40c及び41cに装
着され、コア42の側部に形成されている凹部42bと
係合し、レセプタクル21のラッチ孔21bを成形す
る。
【0041】かかるレセプタクル成形用の金型にスタッ
ドピン26及びコネクタ保持体20をインサート部品と
して金型に装着し、金型内に成形樹脂を流し込み、コネ
クタ保持体20を保持したレセプタクル21を成形する
ことによって、高い寸法精度をもって2心式光送受信モ
ジュールを製造することができる。コネクタ保持体20
が有するリードピン23は、この樹脂成形後に所定形状
に折り曲げられる。こうして、図4に示した如くの2心
式光送受信モジュールが完成される。
【0042】上述した実施例においては、開口部形成用
のコア42にコネクタ保持体20に密接に嵌合する嵌合
凹部42aを形成し、このコア42にレセプタクルの開
口部21aと光コネクタ22との相対的位置関係を決め
る機能を持たせている。したがって、嵌合凹部42aの
寸法精度やコネクタ保持体20の外形寸法精度により、
レセプタクルの開口部21aと光コネクタ22との相対
的位置関係に関する寸法精度が決定される。コネクタ保
持体20については上述したように樹脂成形により、そ
の外形寸法精度の高いものが得られるので、結局、これ
ら相対的位置関係に関する寸法精度はコアを作製する際
の寸法精度により決定され、図9(a)に示した嵌合凹
部42aの寸法M及びNを対応するコネクタ保持体20
の外形寸法に近付けることにより、レセプタクル開口部
21aとコネクタ保持体20が備える光コネクタ22と
の相対的位置精度が向上する。また、図9(b)に示し
たように、嵌合凹部42aの奥に光コネクタ22に密接
に外嵌する一対の嵌合孔42cを高い寸法精度で形成す
ることにより、レセプタクル開口部21aとコネクタ保
持体20が備える光コネクタ22との相対的位置精度を
高めることも可能である。
【0043】コア42等を含んだ成形用の金型を作製す
る技術的レベルは、上述したコネクタ保持体20の成形
用金型の場合と同様に、非常に高い寸法精度を達成でき
る程度にまで達しており、レセプタクル21と光コネク
タ22の相対的位置関係の寸法精度を十分に満足し得る
ものとなっている。したがって、従来のような整列治具
を用いることなく、出来上がりの寸法精度が高い2心式
光送受信モジュールを上述した樹脂成形により再現性良
く量産することが可能である。また、多心式光モジュー
ルをプリント基板等の固定対象物に実装する際に、従来
のように高価な整列治具を用いた煩わしい整列作業が不
要となり、多心式光モジュールをそのままプリント基板
等の固定対象物に容易に実装することができる。
【0044】次に、本発明の第3実施例を図10を参照
しつつ説明する。図10は第3実施例に係る光モジュー
ルを示す斜視図である。第3実施例はレセプタクルが単
心光プラグに接続する点で上述した実施例とは異なる。
【0045】同図(a)及び(b)は1つの光コネクタ
を備えたコネクタ保持体を有する単心用光モジュールを
示し、同図(c)は2本の単心光プラグが接続される2
本の光コネクタを備えたコネクタ保持体を有する2心用
光モジュールを示す。同図(a)の光モジュールは樹脂
成形されたレセプタクル21によりコネクタ保持体20
の樹脂部材が保持されているが、同図(b)、(c)に
示す光モジュールはレセプタクル21によりコネクタ保
持体20の光コネクタ22が保持されている。コネクタ
保持体20は、前述したように、光コネクタ22やリー
ドピン23などの光モジュールを構成する部品が成形樹
脂部材で一体的に保持された形成されている。ここで、
光コネクタ22は光ファイバの端部を受容する一端側が
外部に露出した状態でコネクタ保持体20に保持されて
おり、このコネクタ保持体20は光コネクタ22の一端
側がレセプタクル21に内包された状態でレセプタクル
21に保持されている。レセプタクル21には、光プラ
グに嵌合する開口部21aがコネクタ保持体20を保持
した側と反対側に開口して形成されている。光プラグ
は、この開口部21aに挿入され嵌合することにより、
当該光ファイバ端部がそれぞれレセプタクル21に内包
された光コネクタ22の一端側に受容され、光コネクタ
22に固定されている光作動素子とそれぞれ光結合され
る。
【0046】同図(a)に示すレセプタクル21には開
口部21aの側部にラッチ孔21bが開口されており、
光プラグ(図示せず)が開口部21aに嵌合した場合に
光プラグの側部に形成された弾性突起がこれに係合し、
光プラグはレセプタクル21から脱落しないように保持
される。
【0047】また、同図(b)および同図(c)に示す
レセプタクル21には側部に突起21cが形設されてお
り、いわゆるBNC型光プラグ44が開口部21aに挿
入された場合に光プラグ44の側部に形成されたL字形
切り欠き部44aがこれと係合し、光プラグ44の脱落
が防止される。さらに、光プラグ44の回転方向のズレ
はレセプタクル21の先端に形成された切り欠き部21
dがプラグ44の表面に形成された突起部44bと係合
することにより規制される。
【0048】このように、プラスチック等の樹脂部材を
用いてレセプタクル21を形成しているので、量産性が
良く、製造コストを低減することができる。
【0049】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば光コネクタ、レセプタクルの数、形
状や、光プラグに嵌合する開口部の形状などは、光モジ
ュールが使用される条件などを考慮して適切なものが使
用される。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光モ
ジュールはシンプルな形状で構成されているので加工コ
ストを低減することができる。この場合、光プラグが精
度良く位置決めされるレセプタクルの開口部に対して、
光コネクタが位置決めされた状態になっているので、光
モジュールをプリント基板などの固定対象物に実装する
際に、従来のような高価な整列治具を用いた煩わしい整
列作業が不要となり、光モジュールをそのままプリント
基板等の固定対象物に容易に実装することができる。
【0051】また、本発明に係る光モジュールの製造装
置及び製造方法によれば、コネクタ保持体の樹脂部材あ
るいは光コネクタがレセプタクルによって一体的に保持
されるので、コネクタ保持体が備える光コネクタ相互間
の寸法精度、レセプタクルの開口部とそれぞれの光コネ
クタの相対的な位置精度がレセプタクルの成形時に用い
られる金型に実現された高い寸法精度によって決定され
る。したがって、従来のような整列治具を用いることな
く、出来上がりの寸法精度が高い光モジュールを樹脂成
形により再現性良く量産することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】単数の光コネクタを保持したコネクタ保持体の
成形樹脂部材がレセプタクルで一体的に保持されている
本発明の第1実施例に係る2心式光送受信モジュールを
示す斜視図である。
【図2】第1実施例による光モジュールの製造装置が備
えるレセプタクル成形用金型を示す拡散分解図である。
【図3】第1実施例に係るレセプタクルの開口部形成用
コアの一部を示す斜視図である。
【図4】複数の光コネクタを保持したコネクタ保持体の
成形樹脂部材がレセプタクルで一体的に保持されている
本発明の第2実施例に係る2心式光送受信モジュールを
示す斜視図である。
【図5】第2実施例に係るコネクタ保持体を構成する部
品が樹脂成形される前の状態を示す部分断面斜視図であ
る。
【図6】第2実施例に係るコネクタ保持体を構成する部
品が樹脂成形された後の状態を示した斜視図である。
【図7】第2実施例に係るコネクタ保持体の製造に用い
られる金型を示す斜視図である。
【図8】第2実施例に係る2心式光送受信モジュールの
製造に用いられるレセプタクル成形用の金型を示す拡散
分解図である。
【図9】第2実施例に係る2心式光送受信モジュールの
レセプタクル開口部形成用のコアの一部を示す斜視図で
ある。
【図10】単数あるいは複数の光コネクタを保持したコ
ネクタ保持体の光コネクタがレセプタクルで一体的に保
持されている本発明の第3実施例に係る光モジュールを
示す斜視図である。
【図11】従来の単心式光サブモジュールの拡散分解図
である。
【図12】従来の多心式光モジュールと光プラグを示す
分解斜視図である。
【図13】従来の多心式光モジュールと整列治具を嵌合
した状態で示す側面図である。
【図14】従来の多心式光モジュールをプリント基板に
実装する工程を示す斜視図である。
【符号の説明】
2…光作動素子、3…セラミックパッケージ、5…ベア
チップIC、6…基板、7…リッド、8、23…リード
ピン、9…メタルパッケージ、10、22…光コネク
タ、11…単心式光モジュール、12、21…レセプタ
クル、15、44…光プラグ、16…整列治具、17…
プリント基板、20…コネクタ保持体、25…成形樹脂
部材、26…スタッドピン、27…発光ダイオード、2
8…フォトダイオード、30、37、40…上型、3
1、38、41…下型、32、33、42、43…コ
ア、35…整列用フェルール、36…リードフレーム。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光プラグで保持された光ファイバの端部を
    一端側で受容する光コネクタを備え、前記光コネクタの
    他端側を樹脂部材で保持したコネクタ保持体と、前記光
    コネクタの一端側を内包して前記コネクタ保持体の一部
    を保持し、前記光プラグに嵌合する開口部を有するレセ
    プタクルとを備えていることを特徴とする光モジュー
    ル。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光モジュールを製造する装
    置であって、前記レセプタクルを樹脂成形するための金
    型を備え、前記金型は前記開口部を形成するコアを有し
    ており、前記コアには前記コネクタ保持体の一部を保持
    する保持部が形成されていることを特徴とする光モジュ
    ールの製造装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光モジュールを製造する方
    法であって、前記光コネクタの一端側を残して成形樹脂
    で保持してコネクタ保持体を形成する工程と、前記光コ
    ネクタの一端側を内包して前記コネクタ保持体を保持す
    ると共に、前記光プラグと嵌合する開口部を有したレセ
    プタクルを樹脂成形する工程とを備えていることを特徴
    とする光モジュールの製造方法。
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