JP4959244B2 - 光電変換モジュール及び高速伝送用コネクタ - Google Patents

光電変換モジュール及び高速伝送用コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4959244B2
JP4959244B2 JP2006186884A JP2006186884A JP4959244B2 JP 4959244 B2 JP4959244 B2 JP 4959244B2 JP 2006186884 A JP2006186884 A JP 2006186884A JP 2006186884 A JP2006186884 A JP 2006186884A JP 4959244 B2 JP4959244 B2 JP 4959244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
light emitting
light receiving
waveguide
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006186884A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008015264A (ja
Inventor
治 大工原
裕子 大瀬
茂幸 滝沢
利雄 橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Fujitsu Component Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Component Ltd filed Critical Fujitsu Component Ltd
Priority to JP2006186884A priority Critical patent/JP4959244B2/ja
Priority to EP07101450.0A priority patent/EP1876483B1/en
Priority to US11/700,792 priority patent/US9075208B2/en
Priority to CN2007100058619A priority patent/CN101102153B/zh
Publication of JP2008015264A publication Critical patent/JP2008015264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4959244B2 publication Critical patent/JP4959244B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は光電変換モジュール及び高速伝送用コネクタに係り、特に、電気通信路と光通信路とを結合する光電変換モジュール及び高速伝送用コネクタに関する。
従来、10GFC、10GBASE−CX4などの規格に世界標準インタフェースとして採用されている伝送路は、伝送距離が20m程度と短距離であるなどの制約があった。
そこで、これらのインタフェースを用いた高速伝送路と光伝送路とを組み合わせることによって、伝送距離を長くする手法が提案されている。
しかしながら、従来の光通信用のトランシーバなどに搭載される光電変換手段は、大型で、また、高価であった。このため、光電変換手段をモジュール化して、小型化することが望まれていた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、小型化が可能な光電変換モジュール及び高速伝送用コネクタを提供することを目的とする。
本発明は、電気通信路が結合される電気コネクタと、電気通信路から電気コネクタに供給された電気信号を光通信路に供給する光信号に変換するとともに、光通信路から供給された光信号を電気コネクタから電気通信路に供給する電気信号に変換する変換手段が搭載された回路基板と、変換手段と光通信路とを結合する光導波路とを有し、回路基板は、1枚の基板から構成され、電気コネクタ、及び、光導波路は、回路基板に搭載され、光導波路は、透明樹脂をモールド成形した導波路本体と鍔部とを含み、導波路本体は、回路基板に接する側の面を開口部とする略凹状の形状であり、回路基板に接する側の面の反対側の面に送信用の複数の導波路及び受信用の複数の導波路を備え、前記鍔部は、前記導波路本体の前記電気コネクタの方向の端部の底面部分から、前記電気コネクタの方向に突出して設けられ、前記変換手段は、発光素子と、前記電気コネクタからの電気信号に基づいて前記発光素子を駆動するドライバICと、受光素子と、前記受光素子からの電気信号を増幅するレシーバICとを含み、前記ドライバIC及び前記レシーバICは、ベアチップから構成され、前記回路基板にワイヤボンディングされた構成とされ、前記発光素子、前記ドライバIC、前記受光素子及び前記レシーバICは、前記回路基板と前記導波路との間に配置され、前記回路基板と前記導波路との間に封入される樹脂によって封止される、ことを特徴とする。
また、本発明は、電気コネクタ、及び、導波路、並びに、変換手段が回路基板の一面に搭載されていることを特徴とする。
さらに、本発明は、変換手段を制御するマイコン、及び、前記変換手段に電源を供給する電源回路を有し、マイコン及び電源回路が回路基板の他面に搭載されていることを特徴とする。
また、本発明の発光素子とドライバICとは回路基板上で互いに近接して配置され、受光素子とレシーバICとは回路基板上で互いに近接して配置されていることを特徴とする。
さらに、本発明は、発光素子は面発光ダイオードから構成され、回路基板に直交する方向に光を出射するように回路基板に搭載され、受光素子は回路基板に直交する方向からの光を受光し、電気信号に変換するように回路基板に搭載され、導波路は発光素子及び受光素子に対向するように配置され、発光素子から回路基板に直交する方向に出射した光を回路基板に平行となるように導くとともに、回路基板に平行して入射した光を回路基板に直交する方向に導き受光素子に照射することを特徴とする。
発光素子は、複数の発光部を配列した構成とされており、受光素子は、複数の受光部を配列した構成とされており、発光素子及び受光素子は複数の発光部と複数の受光部とが回路基板上に配置された構成とされていることを特徴とする。
ドライバICは複数の発光部と複数の受光部とからなる列の一方の側に配置され、レシーバICは複数の発光部と複数の受光部との列の他方の側に配置されていることを特徴とする。
本発明の導波路は回路基板上に直接載置され、位置決めされ、固定されることを特徴とする。
また、本発明の高速伝送用コネクタは、上記構成の光電変換モジュールを搭載したことを特徴とする。
本発明によれば、電気コネクタ、及び、変換手段、並びに、導波路を1枚の回路基板上に搭載することにより、光電変換モジュールを小型に構成できる。また、組立を効率よく行えるとともに、ハウジングなどへの装着も容易に行えるので、生産効率が良く、よって、安価に製造することができる。
〔概略構成〕
図1は本発明の一実施例の斜視図、図2は本発明の一実施例の構成図、図3は本発明の一実施例の分解斜視図、図4は本発明の一実施例のブロック構成図を示す。
本実施例の高速伝送用コネクタ100は、電気コネクタ111、回路基板112、導波路アレイ113、光ソケットコネクタ114をケース115及びカバー116より構成される筐体117内に収納した構成とされている。なお、筐体117はシールドケースであり、内蔵される回路をシールドする。
〔電気コネクタ111〕
電気コネクタ111は、例えば、高速平衡伝送用ソケットコネクタであり、回路基板112の一端の一面側に半田付けされ、表面実装される。電気コネクタ111には、高速平衡伝送用ケーブルに装着されたプラグコネクタが装着される。電気コネクタ111は、高速伝送用ケーブルから供給された電気信号を回路基板112に供給するとともに、回路基板112からの電気信号を高速平衡伝送用ケーブルに供給する。
〔回路基板112〕
図5は回路基板112の構成図を示す。
回路基板112は、例えば、一枚の多層プリント配線板から構成されており、一面に電気コネクタ111及びドライバIC121、発光素子122、受光素子123、レシーバIC124、導波路113が表面実装され、他面にマイコン125、電源回路126を構成する各種IC、チップ部品が表面実装されている。
電気コネクタ111は、回路基板112の矢印X1方向の端部に形成されたパッドPに半田付けされる。パッドPは平衡伝送路パターンLを介してドライバIC121、レシーバIC124、並びに、マイコン125、電源回路126などに接続されている。なお、このとき、平衡伝送路パターンLは、スルーホールHを通して回路基板112の中間層を通ってドライバIC121、レシーバIC124、並びに、マイコン125、電源回路126などに接続される。
なお、平衡伝送路パターンLは、回路基板112の中間層で経路が調整されている。経路の調整は、例えば、パッドPからドライバIC121までの配線距離及びパッドPからレシーバIC124までの配線距離が略同じになるように調整される。これによって、送信用の複数の平衡伝送路及び受信用の複数の平衡伝送路との間の伝送特性を均一できる。これによって、回路基板112で平衡伝送路間の伝送特性を合わせるために調整を行う必要がなくなり、そのための部品点数を削減でき、よって、回路基板112を小型化することが可能となる。
図6は回路基板112の要部の構成図を示す。
ドライバIC121、レシーバIC124は、ベアチップから構成されており、回路基板112に形成されたパターン131に直接ワイヤボンディングされている。
ドライバIC121は、発光素子122に接続されており、電気コネクタ111から供給された信号に応じて発光素子122を駆動する。発光素子122は、面発光ダイオード(VCSEL)から構成されており、複数の発光部132を有し、この複数の発光部132が直線状に配列された構成とされている。発光素子122は、複数の発光部132が回路基板112の所定の軸I上に配列するように配置される。
また、受光素子123は、PDなどであり、複数の受光部133を有し、この複数の受光部133が直線状に配列され、導波路アレイ113から供給された光を電気信号に変換して、レシーバIC124に供給する。なお、受光素子123は、複数の受光部133が回路基板112の所定の軸I上に配列するように配置される。
なお、本実施例では、発光素子122の複数の発光部132及び受光素子123の複数の受光部133を軸I上に一列に配列したが、発光素子122の複数の発光部132及び受光素子123の複数の受光部133とは、各々一列に配列されている必要はなく、2列以上、マトリクス状に配列されていてもよい。
レシーバIC124は、受光素子123から供給される電気信号を増幅して、平衡伝送路パターンLを通して電気コネクタ111に供給する。
ドライバIC121は、発光素子122に近接して配置されており、所定の軸Iの矢印X1方向側に配置される。レシーバIC124は、受光素子123に近接して配置されており、所定の軸Iの発光ドライバIC121が配置される側とは反対側の矢印X2方向側に配置される。
なお、本実施例では、レイアウト面積、実装面積の低減及び相互間のノイズ対策のため、ドライバIC121とレシーバIC124とを発光素子122及び受光素子123を挟んで配置したが、ドライバIC121とレシーバIC124とを近接、例えば、同じ側に配置するようにしてもよい。ドライバIC121とレシーバIC124とを近接、例えば、同じ側に配置することにより、伝送距離を同等にできるため、高速平衡伝送路としてはインピーダンス整合などを取りやすくなり、有利となる。
なお、このとき、回路基板112には、これらのドライバIC121、発光素子122、受光素子123、レシーバIC124に近接して、ドライバIC121、発光素子122、受光素子123、レシーバIC124並びに、導波路アレイ113を位置決めするための複数の位置決め用マークM1、M2がパターニングされている。
発光素子122は、このマークM1、M2及び発光素子122を撮像装置によって認識し、マークM1、M2を基準として位置決めされ、回路基板112に固定される。また、受光素子123及び導波路アレイ113は、発光素子122の複数の発光部132を撮像装置によって認識し、発光素子122の複数の発光部132を基準として位置決めされる。
これによって、発光素子122の複数の発光部132及び受光素子123の複数の受光部133と導波路アレイ113の導波路の端面とが互いに対向するように配置することができる。
また、ドライバIC121、発光素子122、受光素子123、レシーバIC124は、導波路アレイ113の下部に配置されており、導波路アレイ113の周囲は、封止樹脂によって、封止される。これによって、ドライバIC121、発光素子122、受光素子123、レシーバIC124は、外部から遮蔽されて、ベアチップであっても外部から保護される。
また、電源回路126は、他面側のドライバIC121、発光素子122、受光素子123、レシーバIC124に対応する位置に配置されている。これによって、ドライバIC121、及び、レシーバIC124、並びに、マイコン125のいずれに対しても近接した距離に配置できる。
なお、マイコン125は、ドライバIC121、レシーバIC124を制御して、通信状態やレーザ出力を調整し、通信の安定化を計っている。
〔導波路アレイ113〕
次に、導波路アレイ113について説明する。
図7は導波路アレイ113の斜視図、図8は導波路アレイ113の構成図を示す。
導波路アレイ113は、透明樹脂をモールド成形したものであり、主に、導波路本体141、鍔部142から構成されている。
導波路本体141は、底面側、矢印Z1方向側が開口部とされた略凹状の形状とされており、その上面側、矢印Z2方向側が曲面形状に形成されている。導波路本体141の上面側曲面には、送信用の複数の導波路151及び受信用の複数の導波路152が形成されている。曲面形状は、略円柱面上とされており、その曲率は導波路部151、152から光が外部に漏れない曲率に設定されている。
導波路部151、152は、複数本の導波路から構成されている。導波路部151、152を構成する導波路は、各々一端面が回路基板112に直交する方向、矢印Z1方向側を向くように形成されており、他端面が回路基板112に平行な方向、矢印X2方向に向くように形成されている。なお、導波路部151,152を構成する導波路は断面形状が略50μm角程度の正方形状に形成されている。
導波路本体141の底面の周縁部には、凸部153が3点にわたって形成されている。なお、凸部153は、半球状に形成されている。導波路アレイ113を回路基板112に搭載するときには、回路基板112に3つの凸部153が当接する。導波路アレイ113は3つの半球状の凸部153によって回路基板112に当接することによって、導波路アレイ113と回路基板112との接触面積を最小限に留めることができる。これによって、導波路アレイ113を回路基板112に対して摺動させることができる。したがって、位置決めなどを容易に行える。
また、凸部153によって、導波路アレイ113を回路基板112に搭載した際に、回路基板112と導波路アレイ113の底面との間に間隙が生じる。この間隙に封止樹脂が封入される。このとき、ドライバIC121、発光素子122、受光素子123、レシーバIC124などが封止される。
また、導波路本体141の底面の導波路部151、152の延長上にはレンズ部154、155が形成されている。レンズ部154、155は、各々複数のレンズから構成されている。レンズ部154のレンズは、その表面形状が球面状をなし、発光素子122の発光部132から発光した光を集光して、導波路部151の導波路の端面に入射させる。また、レンズ部155のレンズは、その表面形状が球面状をなし、導波路部152を構成する導波路の端面から出射された光を受光素子123の受光部133に集光させる。
レンズ部154は、発光素子122の発光部132及び受光素子123の受光部133に対向するように配置される。鍔部142は、導波路本体141の矢印X1方向の端部の底面部分から矢印X1方向に突出して設けられている。鍔部142の下部にドライバIC121が配置される。

さらに、導波路本体141の矢印X2方向側の側面の導波路151、152の延長上にレンズ部156、157が形成されている。レンズ部156、157は各々複数のレンズから構成されている。
なお、導波路本体141の矢印X2方向側の側面には、レンズ部156,157の側部に孔部158が形成されている。孔部158には光通信路の端部に設けられた光コネクタが係合して、光通信路の導波路とレンズ部156,157の各レンズとが対向するように位置決めが行われる。光通信路の端部に形成された光コネクタは、光コネクタ部114に装着されて、筐体117に保持される。
レンズ部156を構成するレンズは、その表面形状が球面状をなし、導波路部151の端面から出射した光を光通信路の端面に集光させる。レンズ部157を構成するレンズは、その表面形状が球面状をなし、光通信路の端面から出射した光を導波路部152の端面に集光させる。
上記レンズ部154、155、156、157によって光の拡散、減衰を防止でき、効率よく通信を行うことができる。
以上、導波路アレイ113によって光通信路からの光を回路基板112に導入するとともに、回路基板112からの光を光通信路に導入することができる。
なお、本実施例では、導波路本体141の下部にレシーバIC124を配置し、鍔部142の下部にドライバIC121を配置したが、導波路本体141の下部にドライバIC121を配置し、鍔部142の下部にレシーバIC124を配置するようにしてもよい。
また、ドライバIC121及びレシーバIC124を隣接して配置し、ともに導波路本体141又は鍔部142の下部に配置するようにしてもよい。
〔実装方法〕
図9は実装システムのブロック構成図を示す。
実装システム200は、制御装置211、撮像装置212、実装装置213、ステージ214から構成されている。
制御装置211は、上位装置と通信可能とされており、上位装置からのコマンドによって撮像装置212から画像を取得し、取得した画像に基づいて実装装置213を駆動して、ステージ214上に搭載された回路基板112に発光用ドライブIC121、発光素子122、受光素子123、受光用ドライブIC124、導波路アレイ125を搭載する。
図10は制御装置211の処理フローチャートを示す。
制御装置211は、ステージ214に回路基板112が搭載された状態で、ステップS1−1で上位装置から実装指示を受信すると、ステップS1−2で撮像装置213により回路基板112を撮像し、撮像した画像に基づいてマークM1、M2を認識する。制御装置211は、撮像した画像に対して2値化などの処理を施し、2値化した画像から画像解析を行いマークM1、M2を認識する。
次に制御装置211は、認識したマークM1、M2を基準座標として発光素子122の搭載位置を認識し、ステップS1−3で実装装置212を制御して、発光素子122をハンドリングし、ステップS1−4、S1−5で所定の位置に位置決めされるまで発光素子122の位置制御を行う。このとき、制御装置211は、撮像装置213で撮像されている画像を解析して発光素子122の形状から発光素子122の位置を認識する。
次に制御装置211は、ステップS1−6で撮像装置213により回路基板112を撮像し、撮像した画像に基づいて発光素子122の複数の発光部132を認識する。このとき、制御装置211は、撮像装置213で撮像されている画像を解析して発光素子122の形状及び複数の発光部132の形状から発光素子122の複数の発光部132の位置を認識する。制御装置211はステップS1−7で実装装置212を制御して、受光素子123をハンドリングし、ステップS1−8、S1−9で所定の位置に位置決めされるまで受光素子123の位置制御を行う。
次に制御装置211は、ステップS1−10で撮像装置213により回路基板112を撮像し、撮像した画像に基づいて発光素子122の複数の発光部132を認識する。このとき、制御装置211は、撮像装置213で撮像されている画像を解析して発光素子122の形状及び複数の発光部132の形状から発光素子122の複数の発光部132の位置を認識する。制御装置211はステップS1−11で実装装置212を制御して、受光素子123をハンドリングし、ステップS1−12、S1−13で所定の位置に位置決めされるまで受光素子123の位置制御を行う。
本実施例によれば、撮像装置213の撮像画像を解析し、形状からマークM1、M2を認識するとともに、発光素子122を認識し、認識したマークM1、M2を基準として発光素子122をこの位置決めすることにより、発光素子122を回路基板112に対して正確に位置決めすることができる。また、回路基板112に対して正確に位置決めされた発光素子122を撮像装置213により撮像し、その撮像画像から発光点である複数の発光部132を認識し、認識した複数の発光部132を基準として受光素子123を位置決めすることにより、発光素子123の複数の発光部132に対して受光素子123を正確に位置決めできる。このため、複数の発光部132と受光素子123の複数の受光部133との位置をより正確に位置決めすることができるようになる。
さらに、回路基板112に対して正確に位置決めされた発光素子122を撮像装置213により撮像し、その撮像画像から発光点である複数の発光部132を認識し、認識した複数の発光部132を基準として導波路アレイ113を位置決めすることにより、発光素子123の複数の発光部132に対して導波路アレイ113の底面に形成されたレンズ部154、155を正確に位置決めできる。このため、複数の発光部132とレンズ部154、155との位置をより正確に位置決めすることができるようになる。
よって、発光素子122の複数の発光部132及び受光素子123の複数の受光部133並びに導波路アレイ113の底面に形成されたレンズ部154,155との位置を正確に位置決めできる。
また、本実施例の実装方法によれば、位置決めの誤差が小さく、比較的精度よく位置決めを行うことができるため、画像認識によって位置決めし、実装を行うことができるため、安価に生産することが可能となる。
なお、導波路アレイ113の実装後には、導波路アレイ113の周囲を封止樹脂により封止することによりベアチップであるドライバIC121、発光素子122、受光素子123、レシーバIC124を導波路アレイ113の下部に封止でき、これらの素子、ICを保護できる。
なお、本実施例では、伝送路は送信用4系統、受信用4系統の光電変換モジュールを例に説明を行ったが、これに限定されるものではなく、伝送路1系統、あるいは、それ以上であってもよく、伝送路の系統数には何ら制約を受けるものではない。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形例が考えられることは言うまでもない。
本発明の一実施例の斜視図である。 本発明の一実施例の構成図である。 本発明の一実施例の分解斜視図である。 本発明の一実施例のブロック構成図である。 回路基板112の構成図である。 回路基板112の要部の構成図である。 導波路アレイ113の斜視図である。 導波路アレイ113の構成図である。 実装システムのブロック構成図である。 制御装置211の処理フローチャートである。
符号の説明
100 高速伝送用コネクタ
111 電気コネクタ、112 回路基板、113 導波路アレイ
121 発光用ドライブIC、122 発光素子、123 受光素子
124 受光用ドライブIC、125 マイコン、126 電源回路
131 パターン、132 発光部、133 受光部
141 導波路本体、142 鍔部
151、152 導波路、153 凸部、154、155、156、157 レンズ部
200 実装システム
211 制御装置、212 撮像装置、213 実装装置、214 ステージ

Claims (9)

  1. 電気通信路が結合される電気コネクタと、
    前記電気通信路から前記電気コネクタに供給された電気信号を光通信路に供給する光信号に変換するとともに、前記光通信路から供給された光信号を前記電気コネクタから前記電気通信路に供給する電気信号に変換する変換手段が搭載された回路基板と、
    前記変換手段と前記光通信路とを結合する光導波路とを有し、
    前記回路基板は、1枚の基板から構成され、
    前記電気コネクタ、及び、前記光導波路は、前記回路基板に搭載され、
    前記光導波路は、透明樹脂をモールド成形した導波路本体と鍔部とを含み、
    前記導波路本体は、前記回路基板に接する側の面を開口部とする略凹状の形状であり、前記回路基板に接する側の面の反対側の面に送信用の複数の導波路及び受信用の複数の導波路を備え、
    前記鍔部は、前記導波路本体の前記電気コネクタの方向の端部の底面部分から、前記電気コネクタの方向に突出して設けられ、
    前記変換手段は、発光素子と、前記電気コネクタからの電気信号に基づいて前記発光素子を駆動するドライバICと、受光素子と、前記受光素子からの電気信号を増幅するレシーバICとを含み
    前記ドライバIC及び前記レシーバICは、ベアチップから構成され、前記回路基板にワイヤボンディングされた構成とされ
    前記発光素子、前記ドライバIC、前記受光素子及び前記レシーバICは、前記回路基板と前記導波路との間に配置され、前記回路基板と前記導波路との間に封入される樹脂によって封止される
    ことを特徴とする光電変換モジュール。
  2. 前記電気コネクタ、及び、前記導波路、並びに、前記変換手段は、前記回路基板の一面に搭載されていることを特徴とする請求項1記載の光電変換モジュール。
  3. 前記変換手段を制御するマイコン、及び、前記変換手段に電源を供給する電源回路を有し、
    前記マイコン及び前記電源回路は、前記回路基板の他面に搭載されていることを特徴とする請求項2記載の光電変換モジュール。
  4. 記発光素子と前記ドライバICとは前記回路基板上で互いに近接して配置され、
    前記受光素子と前記レシーバICとは前記回路基板上で互いに近接して配置されていることを特徴とする請求項1記載の光電変換モジュール。
  5. 前記発光素子は、面発光ダイオードから構成され、前記回路基板に直交する方向に光を出射するように前記回路基板に搭載され、
    前記受光素子は、前記回路基板に直交する方向からの光を受光し、電気信号に変換するように前記回路基板に搭載され、
    前記導波路は、前記発光素子及び前記受光素子に対向するように配置され、前記発光素子から前記回路基板に直交する方向に出射した光を前記回路基板に平行となるように導くとともに、前記回路基板に平行して入射した光を前記回路基板に直交する方向に導き前記受光素子に照射する、
    ことを特徴とする請求項4記載の光電変換モジュール。
  6. 前記発光素子は、複数の発光部を配列した構成とされており、
    前記受光素子は、複数の受光部を配列した構成とされており、
    前記発光素子及び前記受光素子は、前記複数の発光部と前記複数の受光部とが前記回路基板上に配置された構成とされている、
    ことを特徴とする請求項4記載の光電変換モジュール。
  7. 前記ドライバICは、前記複数の発光部と前記複数の受光部とからなる列の一方の側に配置され、
    前記レシーバICは、前記複数の発光部と前記複数の受光部との列の他方の側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項4記載の光電変換モジュール。
  8. 前記導波路は、前記回路基板上に直接載置され、位置決めされ、固定されることを特徴とする請求項1記載の光電変換モジュール。
  9. 前記請求項1乃至のいずれか一項記載の光電変換モジュールを搭載したことを特徴とする高速伝送用コネクタ。
JP2006186884A 2006-07-06 2006-07-06 光電変換モジュール及び高速伝送用コネクタ Active JP4959244B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006186884A JP4959244B2 (ja) 2006-07-06 2006-07-06 光電変換モジュール及び高速伝送用コネクタ
EP07101450.0A EP1876483B1 (en) 2006-07-06 2007-01-30 Photoelectric conversion module, assembling method thereof, high-speed transmission connector, and mounting system
US11/700,792 US9075208B2 (en) 2006-07-06 2007-02-01 Method for assembling a photoelectric conversion module
CN2007100058619A CN101102153B (zh) 2006-07-06 2007-02-25 光电转换模块、其装配方法、高速传输连接器及安装系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006186884A JP4959244B2 (ja) 2006-07-06 2006-07-06 光電変換モジュール及び高速伝送用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008015264A JP2008015264A (ja) 2008-01-24
JP4959244B2 true JP4959244B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=39072339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006186884A Active JP4959244B2 (ja) 2006-07-06 2006-07-06 光電変換モジュール及び高速伝送用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4959244B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011248243A (ja) 2010-05-28 2011-12-08 Fujitsu Component Ltd 光電変換モジュール及び光電変換装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2973542B2 (ja) * 1990-03-13 1999-11-08 住友電気工業株式会社 光モジュール及びその製造装置及びその製造方法
JPH11345987A (ja) * 1998-06-02 1999-12-14 Sony Corp 光リンク用送受信モジュール実装方法及びそのリジッド・フレキシブル基板
JP2002031747A (ja) * 2000-07-18 2002-01-31 Canon Inc 面型光素子実装体、その作製方法、及びそれを用いた装置
JP2005115346A (ja) * 2003-09-17 2005-04-28 Fujitsu Ltd 光導波路構造体及び光モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008015264A (ja) 2008-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7070339B2 (en) Method of manufacturing optical transceiver and adjustment device thereof
JP5302714B2 (ja) 光コネクタ
CN100505190C (zh) 集成电路封装及其形成方法
US7583867B2 (en) Optical module
US9104000B2 (en) Optical module
US20040264838A1 (en) Embedded optical coupling in circuit boards
JP4975494B2 (ja) 撮像装置
US8090228B2 (en) Photoelectric conversion device, photoelectric conversion module and method of manufacturing photoelectric conversion device
KR20150119928A (ko) 이미지 센서
CN109632130B (zh) 一种集成化的荧光测温光路模块装置
US6234686B1 (en) Optical data link
JP2008528094A (ja) 狭い組立て外形を持つセンサ
JP5139651B2 (ja) 光電変換モジュールの組み立て方法及び実装システム
JP4805738B2 (ja) 光電変換モジュール及び高速伝送用コネクタ
JP4959244B2 (ja) 光電変換モジュール及び高速伝送用コネクタ
JP2005292739A (ja) 光モジュール
JP6200552B1 (ja) コネクタ付きケーブル
EP1876483B1 (en) Photoelectric conversion module, assembling method thereof, high-speed transmission connector, and mounting system
US12004719B2 (en) Image sensor package and endoscope
KR102219316B1 (ko) 광 정렬 기능이 개선된 광 송수신 장치 및 그 제조방법
CN109690566B (zh) 一种光学指纹识别模组及电子装置
JP3867535B2 (ja) 基板装着用デバイス
JP6421557B2 (ja) 光モジュール及び光ケーブル
JP2005284167A (ja) 光通信モジュール
JP6171679B2 (ja) レンズ部品および光モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110527

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111108

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120321

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250