JP2003028909A - ケーブル接続ルート確認システム - Google Patents

ケーブル接続ルート確認システム

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JP2003028909A JP2001217425A JP2001217425A JP2003028909A JP 2003028909 A JP2003028909 A JP 2003028909A JP 2001217425 A JP2001217425 A JP 2001217425A JP 2001217425 A JP2001217425 A JP 2001217425A JP 2003028909 A JP2003028909 A JP 2003028909A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続ケーブルの接続ルートを容易に確認する
ことができるケーブル接続ルート確認システムを得る。 【解決手段】 スイッチ・電源部7aは、ユニット1a
に接続されることにより、ユニット1aに接続された接
続ケーブル2の一対のLED用信号線5に接続されるの
で、スイッチ・電源部7aの電源20を接続ケーブル2
のコネクタ4a,4bにそれぞれ設けられ一対のLED
用信号線5の間に並列に接続されたLED3a,3bに
供給することができる。そして、スイッチ・電源部7a
のスイッチ21,22によって、LED3a,3bへの
電源の供給をオンオフするようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケーブル接続ルート
確認システムに関し、特にユニット間を接続する接続ケ
ーブルの接続ルートを確認するためのケーブル接続ルー
ト確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数のユニットにより構成される装置に
おいて、評価試験時に、ユニット間を接続する接続ケー
ブルの接続ルート確認や抜去・挿入が必要となる場面が
ある。従来、接続ケーブルの接続ルートの確認を行う場
合、目的となるケーブルの接続元からケーブルを手探り
していくことで接続先を探している。
【0003】このような場合、目的となるケーブルの接
続元は、仕様書を参考にして列(スロット番号)と段と
から探すことになるが、これでは読み違いや,数え違い
を招来する危険がある。また、ケーブルは数本から数十
本まとめて包縛されていることもあり接続ルートを手探
りで確認することが困難となる場合がある。
【0004】評価試験時のケーブル挿入・抜去では、シ
ステム起動時、通電状態での作業であるため、目的とな
るケーブルを間違って作業を行った場合、システムが不
安定となることや、受動素子破壊に繋がる恐れがある。
【0005】また、接続ケーブルの始端及び終端を明確
に判別することを目的とした技術として、特開平1−3
15974号公報(第1の公報)に記載の接続ケーブル
がある。図4は上記第1の公報に記載の接続ケーブルの
構成を示す図である。図4において、上記第1の公報に
記載の接続ケーブルは、コネクタC1及びC2と、ケー
ブルKとから構成されている。
【0006】コネクタC1はそのケース内部に電源制御
回路A1と、抵抗R1と、LED(発光ダイオード)5
1と、スイッチSW1と、コネクタ部CN1とを有して
いる。なお、V1は信号線である。一方、コネクタC2
はコネクタC1と同様の構成となっており、電源制御回
路A2と、抵抗R2と、LED52と、スイッチSW2
と、コネクタ部CN2とを有している。なお、V2は信
号線である。
【0007】このような構成の上記第1の公報に記載の
接続ケーブルでは、端末装置Wの電源がオン状態である
場合、作業者等がコネクタC1のスイッチSW1をオン
状態にすることによりLED51が点灯し、同様に作業
者等がコネクタC2のスイッチSW2をオン状態にする
ことによりLED52が点灯する。このように、接続ケ
ーブルの両端のコネクタC1及びC2に設けられたスイ
ッチSW1及びSW2をオン状態にし、LED51及び
52の点灯を確認することにより、接続ケーブルの始端
及び終端を判別することを可能としている。
【0008】また、信号ケーブルの接続先を確認するこ
とを目的とした技術として、特開平4−275009号
公報(第2の公報)に記載の信号ケーブル接続先表示方
法がある。図5は上記第2の公報に記載の信号ケーブル
接続先表示方法を説明するための図である。図5におい
て、4本の信号ケーブル100が束線状態170にな
り、中継盤180のP1〜P4と回路基板コネクタ16
0のP1〜P4間を接続している。
【0009】ここで信号ケーブル100dについて接続
確認を行う場合、中継盤180のP4に位置する信号ケ
ーブル100dのコネクタ130に給電機構110を接
続すると、電流が他端のコネクタ140に接続されてい
る回路基板120のコネクタ160のP4を経て、発光
ダイオード150のD4に流れ、これが点灯することに
より、信号ケーブル100dの接続先を確認することを
可能としている。
【0010】また、接続コードの接続先を確認すること
を目的とした技術として、特開平5−340987号公
報(第3の公報)に記載の接続コードがある。図6は上
記第3の公報に記載の接続コードの構成を示す図であ
る。図6において、機器または中継盤間等を接続するた
めの接続コードは、検査器接続端子240と表示器23
0を両端に持つ情報収集用の導体220を有している。
【0011】電圧の印加または光の発信を行う検査器2
50をコネクタ210近傍の検査器接続端子240に接
続することにより、コネクタ200近傍の表示器230
が光または音を出力する。これにより、接続コードの接
続先を確認することを可能としている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の公報に記載の技術では、接続ケーブルの接続ルート
を確認するためには、接続ケーブルの始端,終端(コネ
クタC1,C2)双方の接続位置を確認してスイッチS
W1及びSW2操作をしなけらばならない。また、通
常、このような確認が必要な装置ではコネクタが密集し
ているため、コネクタC1及びC2におけるスイッチS
W1及びSW2操作は難しくミスの可能性も高い。さら
に、信号がアクティブの状態でのコネクタC1及びC2
への直接の操作は、故障を招く危険も高く問題がある。
そしてさらに、コネクタC1及びC2に電源制御回路A
1及びA2やスイッチSW1及びSW2を搭載すること
は、実装密度の高い装置には不向きであり現実的ではな
い。またさらに、装置に複数の接続ケーブルが接続され
ている場合に、それら全ての接続ケーブルについて接続
ルートを確認するためには、上記の操作を繰り返さなけ
ればならず煩雑である。
【0013】また、上記第2の公報に記載の技術では、
信号ケーブルの接続先を確認するために、信号ケーブル
の始端に給電のための中継盤180等が必要となるの
で、運用状態(信号ケーブル両端がそれぞれ接続された
状態)で接続先の確認を行うことができず、したがっ
て、信号ケーブルの接続ルートを確認することができな
い。
【0014】また、上記第3の公報に記載の技術では、
接続コードの接続ルートを確認するためには、接続コー
ドの始端(コネクタ210)の接続位置を確認して操作
をしなけらばならない。また、通常、このような確認が
必要な装置ではコネクタが密集しているため、コネクタ
210近傍の検査器接続端子240に検査器250を接
続するという操作は難しくミスの可能性も高い。さら
に、運用状態(接続コード両端がそれぞれ接続された状
態)でのコネクタ210近傍への操作は、故障を招く危
険も高く問題がある。そしてさらに、装置に複数の接続
コードが接続されている場合に、それら全ての接続コー
ドについて接続ルートを確認するためには、上記の操作
を繰り返すか、全ての検査器接続端子240に検査器2
50を事前に接続するといった工程が発生し作業性の面
で非現実的である。
【0015】本発明の目的は、接続ケーブルの接続ルー
トをより簡便に確認することができるケーブル接続ルー
ト確認システムを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によるケーブル接
続ルート確認システムは、ユニット間を接続する接続ケ
ーブルの接続ルートを確認するためのケーブル接続ルー
ト確認システムであつて、前記接続ケーブル内に設けら
れた一対の接続確認用信号線と、前記接続ケーブルの両
端の各々において、前記一対の接続確認用信号線の間に
並列に設けられた表示素子と、前記ユニットに設けられ
て前記一対の接続確認用信号線に対して前記表示素子へ
の電源供給のオンオフ制御をなす電源制御手段と、を含
むことを特徴とする。
【0017】また、前記ケーブル接続ルート確認システ
ムにおいて、前記ユニットに対して前記接続ケーブルが
複数接続されており、前記電源制御手段は、前記接続ケ
ーブル内の前記一対の接続確認用信号線に対する前記表
示素子への電源供給のオンオフ制御を、選択的または全
て同時になすようにしたことを特徴とする。
【0018】さらに、前記ケーブル接続ルート確認シス
テムにおいて、前記ユニットに対して前記接続ケーブル
がn行×m列本(n,mは共に2以上の整数)接続され
ており、前記電源制御手段は、前記表示素子への電源供
給のオンオフ制御を、択一的、各行毎や各列毎の選択
的、また全て同時になすようにしたこと特徴とする。
【0019】またさらに、前記ケーブル接続ルート確認
システムにおいて、前記表示素子の表示色は、各接続ケ
ーブル毎にそれぞれ異なることを特徴とする。もしく
は、同一行または同一列の前記接続ケーブルの前記表示
素子の表示色は、各接続ケーブル毎にそれぞれ異なるこ
とを特徴とする。
【0020】本発明の作用は次の通りである。ユニット
間を接続する接続ケーブル内に一対の接続確認用信号線
を設け、この接続ケーブルの両端部の各々において、当
該一対の接続確認用信号線の間に並列に表示素子を設け
る。更に、ユニットに、一対の接続確認用信号線に対し
て表示素子への電源供給のオンオフ制御をなす電源制御
手段を設け、この電源制御手段によってオン制御を行え
ば、接続ケーブルの両端の表示素子が発光するので、接
続ルートの確認が可能となる。接続ケーブルが複数ある
場合、各接続ケーブルに同様の構成(一対の接続確認用
信号線と、その間に並列に接続された表示素子とを設け
た構成)とし、電源制御手段により、これ等表示素子の
表示制御を選択的に行うことで、接続確認が容易にな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態に
よるケーブル接続ルート確認システムの構成を示す図で
ある。図1において、本発明の実施の形態によるケーブ
ル接続ルート確認システムは、複数のユニットによって
構成される装置におけるユニット間を接続する接続ケー
ブルの接続ルートを確認すべく、ユニット1a及び1b
と、ユニット1aとユニット1bとを繋ぐ接続ケーブル
2と、電源制御手段となるスイッチ・電源部7a及び7
bとによって構成されている。
【0022】接続ケーブル2は、接続ルート確認のため
の一対のLED(発光ダイオード)用信号線5と、信号
線束6とを有しており、接続ケーブル2の両端にはコネ
クタ4a及び4bが設けられており、コネクタ4aには
一対のLED用信号線5間に並列に接続されたLED3
aが設けられており、コネクタ4bには一対のLED用
信号線5間に並列に接続されたLED3bが設けられて
いる。
【0023】スイッチ・電源部7aは、ユニット1aに
接続されることにより、ユニット1aを介してLED用
信号線5に接続される。したがって、スイッチ・電源部
7aのスイッチ21及び22がオンされることによっ
て、スイッチ・電源部7aの電源20からLED3a及
び3bを駆動するための駆動用電源がLED3a及び3
bに供給され、また、スイッチ・電源部7aのスイッチ
21及び22がオフされることによって、LED3a及
び3bへの駆動用電源の供給が遮断されることになる。
【0024】また、スイッチ・電源部7bは、ユニット
1bに接続されることにより、ユニット1bを介してL
ED用信号線5に接続される。したがって、スイッチ・
電源部7bのスイッチ21及び22がオンされることに
よって、スイッチ・電源部7bの電源20からLED3
a及び3bを駆動するための駆動用電源がLED3a及
び3bに供給され、また、スイッチ・電源部7bのスイ
ッチ21及び22がオフされることによって、LED3
a及び3bへの駆動用電源の供給が遮断されることにな
る。
【0025】このような構成の本発明の実施の形態によ
るケーブル接続ルート確認システムにおいて、接続ケー
ブル2の接続ルートを確認する場合、例えば、スイッチ
・電源部7aのスイッチ21及び22がオン状態となる
ようスイッチ操作を行う。すると、スイッチ・電源部7
aの電源20から駆動用電源がLED用信号線5によっ
てLED3a及び3bに供給されるので、LED3a及
び3bが発光する。これにより、接続ケーブル2の接続
ルートを確認することができる。なお、スイッチ・電源
部7aではなくスイッチ・電源部7bのスイッチ21及
び22を操作することによっても、同様に接続ケーブル
2の接続ルートを確認することができることは勿論であ
る。
【0026】次に、本発明の実施例によるケーブル接続
ルート確認システムについて図面を用いて説明する。図
1において、本発明の実施の形態では、ユニット1a及
び1b間を接続する接続ケーブル2が1本である場合に
ついて説明したが、本発明の実施例では、ユニット1a
及び1b間を接続する接続ケーブル2が複数ある場合、
すなわち、ユニット1(1aまたは1b)に複数の接続
ケーブル2が接続される場合を想定している。なお、本
発明の実施例における接続ケーブルの構成は、図1に示
した接続ケーブル2の構成と同等である。
【0027】本発明の実施例によるケーブル接続ルート
確認システムでは、ユニット1はその裏面にBWB(バ
ックワイヤリングボード)を有している。図2はユニッ
ト1裏面のBWBの構成を示す図である。図2におい
て、ユニット1裏面のBWB15は、複数のスロット
(スロットA〜C)を有し、第1列であるスロットAに
は3つのコネクタ端子11があり、第2列であるスロッ
トBにも3つのコネクタ端子11があり、第3列である
スロットCにも3つのコネクタ端子11があるものとす
る。すなわち、コネクタ端子11が3行×3列(n=
3,m=3)に構成されている。
【0028】コネクタ端子11の各々に図1に示した接
続ケーブル2のコネクタ4(4aまたは4b)を接続す
ることができ、各コネクタ端子11にコネクタ4が挿入
されることにより、各コネクタ端子11内の2つのピン
(黒点で示されている)とケーブル2のLED用信号線
5とが接続される。なお、各コネクタ端子11内には、
LED用信号線5に接続される2つのピンのみ図示して
おり、信号線束6に接続される複数のピンは省略されて
いる。
【0029】また、ユニット1裏面のBWB15の所定
の制御用コネクタ端子にコネクタ12が挿入されるの
で、すなわち、ユニット1裏面のBWB15にはコネク
タ12とケーブル13とによりスイッチ・電源部14が
接続されるので、各コネクタ端子11の2つのピンは、
行方向信号線9(9−1〜9−3)と列方向信号線10
(10−1〜10−3)とにより、ユニット1,コネク
タ12,ケーブル13を介してユニット1外部にあるス
イッチ・電源部14に接続される。
【0030】図3はスイッチ・電源部14の構成を示す
図であり、図2と同等部分は同一符号にて示している。
図3において、スイッチ・電源部14は、図1に示した
LED3a及び3bを駆動するための電源30と、電源
30からのLED3a及び3bへの駆動用電源の供給を
オンオフするための行方向スイッチ31(31−1〜3
1−3)及び列方向スイッチ32(32−1〜32−
3)とを有している。
【0031】次に、このような構成の本発明の実施例に
よるケーブル接続ルート確認システムの動作について説
明する。図1〜3において、まず、接続ルートを確認し
たい接続ケーブル2が接続されているユニット1の裏面
のBWB15の制御用コネクタ端子にコネクタ12を挿
入することにより、ユニット1にスイッチ・電源部14
を繋ぐ。
【0032】接続ルートを確認したい接続ケーブル2が
接続されているコネクタ端子11に該当する行方向スイ
ッチ31及び列方向スイッチ32をオンにすると、接続
元コネクタ4aのLED3aが点灯すると共に、LED
用信号線5を通じて接続先コネクタ4bのLED3bが
点灯する。
【0033】例えば、第1行目,第1列目のコネクタ端
子11、すなわち、スロットAの第1行目のコネクタ端
子11に接続されている接続ケーブル2の接続ルートを
確認したいのであれば、ユニット1に接続されたスイッ
チ・電源部14の行方向スイッチ31のスイッチ31−
1をオンにすると共に、列方向スイッチ32のスイッチ
32−1をオンにすることにより、接続ルートを確認し
たい接続ケーブル2のLED3a及び3bを発光させる
ことができる。
【0034】このように、本発明の実施例によるケーブ
ル接続ルート確認システムでは、行方向スイッチ31及
び列方向スイッチ32を操作することによって、3行×
3列に構成された複数のコネクタ端子11の内、任意の
1つのコネクタ端子11に接続された接続ケーブル2の
LED3a及び3bを発光させることができる。換言す
れば、ユニット1に接続された接続ケーブル2の各々毎
にLED駆動用電源の供給をオンオフすることができる
ので、ユニット1に接続された接続ケーブルの各々毎に
その接続ルートを確認することができるのである。
【0035】また、例えば、スロットAに接続されてい
る全ての接続ケーブル2の接続ルートを一括して確認し
たいのであれば、行方向スイッチ31の全てのスイッチ
31−1〜31−3をオンにすると共に、列方向スイッ
チ32のスイッチ32−1をオンにすることにより、ス
ロットAに接続されている全ての接続ケーブル2のLE
D3a及び3bを発光させることができる。
【0036】このように、本発明の実施例によるケーブ
ル接続ルート確認システムでは、行方向スイッチ31及
び列方向スイッチ32を操作することによって、3行×
3列に構成された複数のコネクタ端子11の内、任意の
列(スロット)のコネクタ端子11に接続された全ての
接続ケーブル2のLED3a及び3bを発光させること
ができる。換言すれば、ユニット1に接続された接続ケ
ーブル2の各列毎にLED駆動用電源の供給をオンオフ
することができるので、ユニット1に接続された接続ケ
ーブルの各列毎にその接続ルートを確認することができ
るのである。
【0037】また、同様に、行方向スイッチ31及び列
方向スイッチ32を操作することによって、ユニット1
に接続された接続ケーブルの各行毎にその接続ルートを
確認することができることは明らかである。
【0038】さらに、ユニット1に接続されている全て
の接続ケーブル2の接続ルートを一括して確認したいの
であれば、行方向スイッチ31の全てのスイッチ31−
1〜31−3をオンにすると共に、列方向スイッチ32
の全てのスイッチ32−1〜32−3をオンにすること
により、ユニット1に接続されている全ての接続ケーブ
ル2のLED3a及び3bを発光させることができる。
【0039】上述のように、本発明の実施例によるケー
ブル接続ルート確認システムでは、スイッチ・電源部1
4に、行方向スイッチ31及び列方向スイッチ32とい
うようにスイッチを+端子,−端子それぞれについて設
けることにより、スイッチ・電源部14において、行方
向,列(スロット)方向別に制御が可能となり、組み合
わせによって任意の1つの接続ケーブル2のLED3a
及び3bを点灯させることや、任意の行、任意の列(ス
ロット)、ユニット全ての接続ケーブル2のLED3a
及び3bを点灯させることが可能である。したがって、
多数のケーブルを用いて接続されたユニット間でのケー
ブル接続ルートの確認を容易に行うことができるのであ
る。
【0040】また、ユニット1に接続される全ての接続
ケーブル2のLED3a及び3bに、各接続ケーブル2
毎にそれぞれ異なる色に発光するものを用いるようにす
れば、ユニット1に接続される全ての接続ケーブル2の
LED3a及び3bを発光させて、全ての接続ケーブル
2のルート確認を一括して行えるので、作業性の向上が
図れる。
【0041】もしくは、同一スロットまたは同一行に接
続される接続ケーブル2のLED3a及び3bに、各接
続ケーブル2毎にそれぞれ異なる色に発光するものを用
いるようにすれば、同一スロットまたは同一行に接続さ
れる全ての接続ケーブル2のLED3a及び3bを発光
させて、各スロット毎または各行毎のルート確認を一括
して行えるので、作業性の向上が図れる。
【0042】また、スイッチ・電源部14はユニット1
を介して各接続ケーブル2のLED用信号線5に接続さ
れるようにしているので、単純な手操作で行う機械的な
スイッチや、マイコンなどによる電子的制御によるスイ
ッチなどフレキシブルな操作系へと対応が可能となる。
【0043】また、評価プログラム(TP)とスイッチ
・電源部14を連動させて用いることで、抜去・挿入試
験の対象となる接続ケーブル2を明示的に指定すること
が可能となる。
【0044】なお、本発明の実施例によるケーブル接続
ルート確認システムでは、BWB15のコネクタ端子1
1が3行×3列に構成されているが、これに限られるも
のではなく、コネクタ端子11をN行×M列(N,Mは
それぞれ正の整数)に構成し、その構成に対応してスイ
ッチ・電源部14を構成してもよいことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】本発明による効果は、接続ケーブルの接
続ルートをより簡便に確認することができることであ
る。その理由は、接続ケーブルの両端部にそれぞれ設け
られた表示素子への電源供給をオンオフ制御する電源制
御手段を、ユニットを介して接続ケーブルの給電用の一
対の信号線に接続するようにしたので、接続ケーブルの
端部または端部近傍で操作することなく、接続ケーブル
の接続ルートを確認することができるためである。ま
た、ユニットに複数の接続ケーブルがn行×m列に接続
されている場合でも、電源制御手段によって、表示素子
への電源の供給を各接続ケーブル毎、各列毎や各行毎
に、また一括してオンオフすることができるので、接続
ケーブルの始端の位置を探して始端部またはその近傍で
操作する処理を繰り返すといった煩雑な工程を経ること
なく、各接続ケーブルの接続ルートを確認することがで
きるためである。さらに、同一行または同一列に接続さ
れた接続ケーブルの表示素子が各接続ケーブル毎にそれ
ぞれ異なる色に発光するようしているので、電源の供給
を行単位または列単位でオンさせたとしても、その行ま
たは列の接続ケーブルの各々の接続ルートを一括して確
認することができるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のケーブル接続ルート確認
システムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例によるユニット裏面のBWBの
構成を示す図である。
【図3】図2のスイッチ・電源部の構成を示す図であ
る。
【図4】従来の接続ケーブルの構成を示す図である。
【図5】従来の信号ケーブル接続先表示方法を説明する
ための図である。
【図6】従来の接続コードの構成を示す図である。
【符号の説明】
1a,1b ユニット 2,13 ケーブル 3a,3b LED 4a,4b,12 コネクタ 5 LED用信号線 6 信号線束 7a,7b,14 スイッチ・電源部 9 行方向信号線 10 列方向信号線 11 コネクタ端子 15 BWB 20,30 電源 21,22,31,32 スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット間を接続する接続ケーブルの接
    続ルートを確認するためのケーブル接続ルート確認シス
    テムであつて、 前記接続ケーブル内に設けられた一対の接続確認用信号
    線と、 前記接続ケーブルの両端の各々において、前記一対の接
    続確認用信号線の間に並列に設けられた表示素子と、 前記ユニットに設けられて前記一対の接続確認用信号線
    に対して前記表示素子への電源供給のオンオフ制御をな
    す電源制御手段と、を含むことを特徴とするケーブル接
    続ルート確認システム。
  2. 【請求項2】 前記接続ケーブルの両端にそれぞれ設け
    られたコネクタを更に含み、前記表示素子は前記コネク
    タに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    ケーブル接続ルート確認システム。
  3. 【請求項3】 前記ユニットに対して前記接続ケーブル
    が複数接続されており、前記電源制御手段は、前記接続
    ケーブル内の前記一対の接続確認用信号線に対する前記
    表示素子への電源供給のオンオフ制御を、選択的または
    全て同時になすようにしたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のケーブル接続ルート確認システム。
  4. 【請求項4】 前記ユニットに対して前記接続ケーブル
    がn行×m列本(n,mは共に2以上の整数)接続され
    ており、前記電源制御手段は、前記表示素子への電源供
    給のオンオフ制御を、択一的、各行毎や各列毎の選択
    的、また全て同時になすようにしたこと特徴とする請求
    項3に記載のケーブル接続ルート確認システム。
  5. 【請求項5】 前記表示素子の表示色は、各接続ケーブ
    ル毎にそれぞれ異なることを特徴とする請求項3または
    4に記載のケーブル接続ルート確認システム。
  6. 【請求項6】 同一行または同一列の前記接続ケーブル
    の前記表示素子の表示色は、各接続ケーブル毎にそれぞ
    れ異なることを特徴とする請求項4に記載のケーブル接
    続ルート確認システム。
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