JP2003028615A - 座標補正方法、座標補正装置、および座標補正用基準治具 - Google Patents

座標補正方法、座標補正装置、および座標補正用基準治具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】レーザ測長機等の高度な装置や複雑な手間を要
することなく、しかも部品実装装置のX軸およびY軸の
座標軸の補正を行なうこと。 【解決手段】X軸ユニット17およびY軸ユニット18
から成るXY駆動装置を有する部品実装装置において、
外部の測定器で既に測定された基準治具75を用い、こ
の基準治具75を回路基板15の装着位置に配した状態
で、マウントヘッド19に取付けられたワーク認識カメ
ラ42によって基準治具75上の観測点77、78を測
定することによって、X軸およびY軸の走り精度の補正
を行なうものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は座標補正方法、座標
補正装置、および座標補正用基準治具に係り、とくに所
定の対象物を座標軸に沿って移動させるようにした装置
における座標補正方法、座標補正装置、および座標補正
用基準治具に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路は絶縁材料から成る回路基板上
に形成される。すなわち絶縁材料の回路基板上に接合さ
れた銅箔を選択的にエッチングして所定の配線パターン
を形成するとともに、その上に部品を実装し、部品の電
極を配線パターンの接続ランドに半田付けし、これによ
って電子部品が互いに接続されて所定の電子回路が形成
される。
【0003】このような回路基板上における部品の実装
のために、電子部品実装装置が用いられる。実装装置は
マウントヘッドを備え、このマウントヘッドの先端部に
取付けられている吸着ノズルによって部品をパーツカセ
ットから取出し、X軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向
の運動の組合わせによって回路基板上の所定の位置にマ
ウントするものである。
【0004】ここで回路基板上の所定の位置に正しく電
子部品を実装するために、マウントヘッドにワーク認識
カメラを取付けておき、このワーク認識カメラによって
回路基板上の基準マークを画像認識し、この画像認識に
基いて回路基板の位置の補正を行なうようにしている。
そしてこのような位置補正に応じてマウントヘッドによ
る部品の実装に補正を加え、回路基板上の所定の位置へ
正しく電子部品を実装している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような部品実装装
置は、吸着ノズルを先端部に有するマウントヘッドをX
軸およびY軸に沿ってそれぞれ移動させるようにしてい
るために、X軸およびY軸が高い剛性を有し、しかも狂
いがない状態で設けられることが必要になる。X軸およ
びY軸がゆがんでいたり曲っていたり、あるいはうねっ
ていたりすると、マウントヘッドの移動に狂いを生じ、
正しい位置に電子部品を実装することができない。
【0006】そこで従来は3点測定によってX軸および
Y軸についてそれぞれ簡易的な補正を行なっていた。と
ころがこのような補正では、X軸およびY軸のそれぞれ
の軸の傾きおよび平均化された送り誤差補正しか行なう
ことができない。またX軸およびY軸の真直度等の走り
精度を補正するは、レーザー測長器のような高度な装置
を用いて手間のかかる測長を行なうことが必要になり、
とくに量産の装置については生産性が劣る問題がある。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、レーザー測長器等のような高度な装置
を用いることなく、しかも煩雑な手間を要することなく
高精度に座標軸の補正を行なうことができるようにした
座標補正方法、座標補正装置、および座標補正用基準治
具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】座標補正方法に関する主
要な発明は、所定の座標軸に沿って観測点が設けられた
基準治具を、前記座標軸が装置の対応する座標軸とほぼ
一致するように配し、検出手段を前記装置の座標軸に沿
って移動させながら前記基準治具の観測点を検出し、前
記検出手段によって検出された基準治具の観測点のデー
タを用いて装置の対応する座標軸の補正を行なうことを
特徴とする座標補正方法に関するものである。
【0009】ここで前記基準治具の観測点が該基準治具
上の座標軸に対して座標データを有し、該座標データを
前記検出手段によって検出された座標データと比較して
よい。また前記検出手段が画像認識カメラであって、前
記基準治具上に形成されたドット状の観測点を画像認識
して該観測点の中心位置を検出してよい。また前記検出
手段が検出して得た観測点のデータを用いて装置の座標
軸を最小二乗法により推定してよい。また前記基準治具
上の観測点に対応する装置の座標軸上の座標のずれが、
前記座標軸上における検出手段の送りの誤差と前記座標
軸の長さ方向と直交する方向のうねりとの和として前記
装置の座標軸の補正を行なってよい。また装置の座標軸
をm次(mは整数)の多項式で表わされる曲線によって
近似し、各次の係数を最小二乗法によって推定してよ
い。また対数尤度(L)またはAIC(Akaike´
s information criterion)に
よって最適な次数mの推定を行なってよい。また相関係
数によって前記多項式の有意性を確認してよい。また平
面状の基準治具上にX軸およびY軸に沿ってそれぞれ観
測点が設けられ、装置のX軸およびY軸の補正を行なっ
てよい。
【0010】座標補正装置に関する主要な発明は、所定
の対象物を座標軸に沿って移動させるようにした装置に
おける座標補正装置において、前記装置の座標軸に対応
する座標軸に沿って観測点が設けられ、前記装置の所定
の位置に配される基準治具と、前記装置の座標軸に沿っ
て移動し、前記基準治具上の観測点を検出する検出手段
と、前記検出手段によって得られたデータを用いて前記
装置の座標軸の補正を行なう演算手段と、を具備する座
標補正装置に関するものである。ここで前記検出手段が
ワークの画像認識を行なう画像認識カメラと兼用され、
基準治具上の座標軸に沿って形成されたドット状の観測
点を画像認識してよい。
【0011】座標補正用基準治具に関する主要な発明
は、平坦な平面を有し、該平面上における座標軸に沿っ
て所定のピッチで観測点を設けた座標補正用基準治具に
関するものである。
【0012】座標補正用基準治具に関する別の主要な発
明は、平坦な平面を有し、該平面上の互いに直交する2
つの座標軸に沿ってそれぞれ所定のピッチで観測点を設
けた座標補正用基準治具に関するものである。
【0013】ここで2つの座標軸が交差する位置に原点
に対応する観測点を設けてよい。また前記観測点を検出
するカメラのキャリブレーション用のマークを設けてよ
い。また前記座標軸を装置の座標軸とほぼ一致するよう
に装置に取付けるための位置決め手段を設けるようにし
てよい。
【0014】本願に含まれる発明の好ましい態様は、所
定位置に位置決めされたプリント配線基板等の作業対象
部品、すなわちワークの状態を測定するワーク認識カメ
ラが取付けられかつ所定の作業を行なうマウントヘッド
と、このマウントヘッドを作業対象部品のX軸方向およ
びY軸方向の所定の位置に移動させるX軸駆動手段とY
軸駆動手段とを有する装置において、理想的なXY座
標、すなわちNC座標系で予め測定された座標データを
有する観測点が配置された座標補正用基準治具を使用
し、装置のX軸およびY軸の機械座標を作業対象部品、
すなわちワークの表面上のNC座標系に一致させるよう
にしたXY座標補正方法に関する。
【0015】X軸およびY軸を有する装置において、X
軸およびY軸の真直度等の走り精度を補正するには、高
度な装置と手間のかかるレーザー測長等の測定が必要に
なるが、本願発明の上記の態様では外部の測定器で既に
測定された基準治具を用い、ヘッドに取付けられたワー
ク認識カメラにより基準治具上の観測点を測定すること
により、簡単に走り精度の補正が可能になる。また装置
の量産に当っても、その装置を測定するための測定機お
よびその準備が不要で、生産性の向上が図られるととも
に、装置出荷後のサービスも場所を選ばずに簡単に行な
うことが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の形態によって
説明する。まずマウントヘッドをX軸方向およびY軸方
向に移動させて目標位置に部品を実装する部品実装装置
の全体の構成を図1〜図3によって説明する。
【0017】図1に示すように部品実装装置はベース1
0を備えるとともに、このベース10上にはフレーム1
1が架装されている。そしてその一方の側面にはパーツ
カセット装着台12が設けられており、この装着台12
上にパーツカセット13を配列して搭載するようにして
いる。図1においては単一のパーツカセット13のみし
か図示されていないが、実際にはそれぞれ異なる種類の
部品を保持したテープをリールによって保持した多数の
パーツカセット13が一列に配されるようになる。そし
て上記パーツカセット13の配置位置の前方には横方向
に延びる搬送コンベア14が設けられており、この搬送
コンベア14によって回路基板15が供給される。
【0018】これに対してフレーム11の下部にはX軸
ユニット17が取付けられるとともに、このX軸ユニッ
ト17によってX軸方向に移動可能なY軸ユニット18
が設けられており、Y軸ユニット18によってY軸方向
に移動自在にマウントヘッド19が取付けられている。
マウントヘッド19はその先端側に図2に示すように吸
着ノズル20を備えており、この吸着ノズル20によっ
て部品を吸着保持し、上記回路基板15上の所定の位置
にマウントする。
【0019】次にマウントヘッド19の構成について図
2および図3により説明する。マウントヘッド19はフ
レーム23を備えるとともに、このフレーム23にボー
ルナット24が回転自在に支持されている。そしてボー
ルナット24は垂直に配されるボールねじ25と螺合さ
れている。しかもボールナット24にはプーリ26が取
付けられている。そしてフレーム23上のモータ28の
出力軸29にプーリ30が取付けられている。ボールナ
ット24のプーリ26とモータ28の出力軸29のプー
リ30との間にはタイミングベルト31が掛渡されてい
る。
【0020】先端部に吸着ノズル20を備えるボールね
じ25はさらにスプラインナット34と係合されてい
る。スプラインナット34は上記ボールナット24の下
側に位置し、しかもその外周部にプーリ35を備えてい
る。これに対して図3に示すモータ36にはその出力軸
にプーリ37が固着されている。そしてスプラインナッ
ト34のプーリ35とモータ36のプーリ37との間に
タイミングベルト38が掛渡されている。
【0021】またフレーム23にはブラケット41を介
してワーク認識カメラ42が支持されている。ワーク認
識カメラ42は搬送コンベア14によって送られてきた
回路基板15(図1参照)を上方から認識するためのも
のである。
【0022】また上記フレーム23にはブラケット45
が固着されるとともに、このブラケット45の先端側に
横方向に延びるようにリニアガイド46が取付けられて
いる。そしてリニアガイド46と平行にボールねじ47
もブラケット45に支持されている。そしてアーム48
が上記ボールねじ47と螺合するボールナット49に固
着されている。そしてアーム48の先端側の部分にはミ
ラー50が取付けられている。またボールねじ47には
プーリ52が固着されている。また水平方向に配された
モータ54の出力軸55にはプーリ56が固着されてい
る。そしてボールナット49のプーリ52とモータ54
のプーリ56との間にタイミングベルト57が掛渡され
ている。またブラケット45の側部にはさらに別のブラ
ケット60を介してミラー61が支持されるとともに、
このミラー61の上部に部品認識カメラ62が取付けら
れている。部品認識カメラ62は吸着ノズル20によっ
て吸着された部品の下面の画像をミラー50、61によ
って反射させて取込み、画像認識を行なうためのもので
ある。
【0023】上記ワーク認識カメラ42および部品認識
カメラ62は図6に示すように、それぞれ画像処理回路
65、66を介してコントローラ63に接続されてい
る。コントローラ63は上記のカメラ42、62によっ
て取込まれかつ画像処理回路65、66で画像処理され
た画像情報が入力されるとともに、演算をするためのコ
ンピュータ(CPU)を備え、しかも記憶装置67と接
続されている。またコントローラ63はX軸ユニット1
7、Y軸ユニット18、モータ28、36、54、およ
び搬送コンベア14をそれぞれ制御する。
【0024】このように本実施の形態の電子部品実装装
置は、図1に示すように電子部品をテープによって巻装
した状態で供給するパーツカセット13と、回路基板1
5を搬送する搬送コンベア14と、電子部品をパーツカ
セット13から取出して回路基板15上の所定の位置に
実装するためのマウントヘッド19と、マウントヘッド
19を回路基板15の所定の位置へ移動するためのX軸
ユニット17およびY軸ユニット18とから構成されて
いる。
【0025】そして上記マウントヘッド19は図2およ
び図3に示すように、電子部品を吸着するための吸着ノ
ズル20と、この吸着ノズル20を上下方向に移動およ
び回転させるためのスプライン付きボールねじ25と、
スプライン付きボールねじ25のボールナット24をタ
イミングベルト31を介して回転させるためのモータ2
8と、スプライン付きボールねじ25のスプラインナッ
ト34をタイミングベルト38を介して回転させるため
のモータ36と、吸着ノズル20に吸着された電子部品
の位置を検出する第1のミラー50、第2のミラー6
1、および部品認識カメラ62と、吸着ノズル20が上
下動するときにミラー50を退避させるためのリニアガ
イド46、ボールねじ47、タイミングベルト57を介
してボールねじ47を回転させるためのモータ54、お
よび電子部品を装着する回路基板15の位置を検出する
基板認識カメラ42から構成される。
【0026】ここでモータ36を駆動することなくスプ
ラインナット34を停止させた状態でモータ28によっ
てボールナット24を回転させると、ボールねじ25は
回転することなく上下動する。従って吸着ノズル20の
Z軸方向の運動が可能になる。これに対してモータ36
によってスプラインナット34を回転させるとともに、
モータ28によって同じ角度でボールナット24を回転
させると、ボールねじ25は上下動することなく回転運
動のみを行なう。従ってこれにより吸着ノズル20の回
転動作、すなわちθ軸の動作が行なわれる。
【0027】次にこのような実装装置による電子部品の
実装動作の概要を説明する。回路基板15は搬送コンベ
ア14によって搬送され、所定の位置で位置決めされ
る。するとこの実装装置はマウントヘッド19をX軸ユ
ニット17およびY軸ユニット18によってX軸方向お
よびY軸方向に移動させ、回路基板15上のフィデュー
シャルマークをマウントヘッド19に設けられているワ
ーク認識カメラ42によって撮像してその位置を検出
し、これによって回路基板15の正確な位置を促らえ
る。このような動作によってワーク認識カメラ42を何
処に移動させれば電子部品を実装すべき位置の上に来る
かが分る。
【0028】その後にマウントヘッド19は電子部品を
供給するパーツカセット13の部品取出し位置まで移動
し、吸着ノズル20を下降させて電子部品を真空吸着す
る。このときにミラー50の位置は図4および図5に示
すように吸着ノズル20の上下動作エリアから退避した
位置にある。そして吸着ノズル20が電子部品を吸着し
た後にボールナット24の回転によって所定の高さまで
上昇し、その後にミラー50が図3に示すように吸着ノ
ズル20の下まで移動する。すると吸着ノズル20に吸
着された電子部品の下面の映像がミラー50、61によ
って反射され、部品認識カメラ62によって撮像され
る。
【0029】部品認識カメラ62によって撮像された電
子部品の位置に関する情報を用いて吸着時の電子部品の
カメラ画像基準位置(通常は吸着ノズル20の回転中心
位置)からの位置ずれ量を検出する。マウントヘッド1
9は予めプログラムされた回路基板15上の所定の位置
に吸着時の位置ずれ量を補正した位置に移動する。この
後にミラー50を図4に示すように退避させて図5に示
すように吸着ノズル20を下降させ、電子部品を回路基
板15上の所定の位置に装着する。
【0030】このような部品実装装置において、X軸ユ
ニット17およびY軸18から構成される機械座標系
は、部品の加工精度や組立て精度等によって、回路基板
15上の理想的なXY座標であるNC座標系に対して歪
みをもつ座標系である。そこでこのような機械座標系を
理想的なNC座標系に一致させるための補正を行なわな
ければならない。このような補正について以下に説明す
る。
【0031】XY座標補正で使用する座標補正用基準治
具75は図7に示される。基準治具75は例えばステン
レス鋼板の平板から成り、基準治具平面上にはエッチン
グ等の方法によって複数個の観測点76、77、78が
形成されている。さらに観測点76の近傍にはカメラキ
ャリブレーション用ターゲット79が施されている。な
おさらに補正精度が要求される場合には、ガラス基板上
にクロム等の蒸着によって観測点およびカメラキャリブ
レーション用ターゲットを施すことが望ましい。
【0032】また図7で示される観測点76、77、7
8は円形であるが、これらの観測点は必ずしも円形に限
らず、画像処理で最も精度良く観測点の中心座標が認識
できる形状であればよい。カメラキャリブレーション用
ターゲット79は上述のワーク認識カメラ42のスケー
ルおよびカメラ座標系を決定するのに用いられるもので
ある。ここでワーク認識カメラ42のレンズの球面収差
による誤差を取除くために、極力カメラ視野全体で計測
できるような図11に示すターゲット形状であることが
好ましい。
【0033】基準治具75の平面上に施された観測点
は、NC座標系と一致する理想的なXY座標系で、予め
測定されたそれぞれの観測点76、77、78の位置座
標データを保持する。そしてカメラキャリブレーション
用ターゲット79の点の配列は、上述のNC座標系と一
致するように配置される。
【0034】また基準治具75を回路基板15が載置さ
れる部位に基準ピン等によって指定位置に位置決めする
場合には、図8に示すように基準治具75に位置決め穴
81、82を設けると好ましい。このときに基準ピンの
位置をNC座標の原点とする場合には、以下に述べる補
正値において観測点原点と基準ピンの位置決め穴81と
の距離をオフセット値として考慮する必要がある。
【0035】次に補正データの測定方法を図9に示すフ
ローチャートによって説明する。図1に示す部品実装装
置のX軸ユニット17およびY軸ユニット18は原点位
置、すなわち機械座標原点から、搬送コンベア14の所
定位置に位置決めされた基準治具75上のカメラキャリ
ブレーション用ターゲット79の位置にワーク認識カメ
ラ42を移動させる。このときにCCDカメラから成る
ワーク認識カメラ42は図11に示すようにキャリブレ
ーション用ターゲット79を認識し、既知のターゲット
サイズよりカメラスケールを、またターゲット79の点
の配列からNC座標系に一致するカメラ座標系を生成
し、任意の位置、例えば視野の中心位置をカメラ座標原
点と定める。
【0036】次に上記ワーク認識カメラ42を基準治具
75上の観測点原点76に移動させる。ここで後の補正
を簡潔にするために、観測点原点76の中心を画像処理
にて求め、カメラの座標原点が一致するようにワーク認
識カメラ42の位置をX軸ユニットおよびY軸ユニット
によって調整する。
【0037】観測点原点76とカメラ42の座標原点が
一致した位置から、基準治具75上のX軸方向に複数個
配列された観測点77を、この基準治具75がデータと
して有する観測点位置座標データに基いて、X軸ユニッ
ト17およびY軸ユニット18によってワーク認識カメ
ラ42を移動させ、図12に示すように個々の観測点に
おいてその観測点の中心を画像処理によって求める。そ
してこの画像処理において、カメラの座標原点からのず
れ量(Xri,Yri)(i=0〜n)を図6に示すコ
ントローラ63のCPUと接続されている記憶装置67
に格納する。同様に基準治具75上のY軸方向の観測点
78についてもこの測定を行なう。これによってNC座
標系に対する機械座標系の歪みが把握可能になる。
【0038】以上のような測定によって得られたデータ
を利用して、この部品実装装置の機械座標系の歪みを補
正する補正式をコントローラ63のCPUによる演算機
能を利用して算出する。図10は補正式算出のフローチ
ャートを示している。
【0039】まず基準治具75上の直交する軸線上に等
間隔に配置された各観測点77、78の座標を(Xp
i,Ypi)(i=0〜n)とし、上記座標に従ってX
軸ユニット17およびY軸ユニット18に取付けられた
ワーク認識カメラ42を移動させ、画像認識によって求
めたカメラ座標原点からの観測点位置ずれ量(Xri,
Yri)(i=0〜n)とする。
【0040】基準治具75上のX軸線上に配置された各
観測点77の測定結果(Xri,Yri)より、Y軸方
向成分(Yri)の測定データの分布はX軸の真直度誤
差、すなわちX軸のY軸方向の偏差量によって定義され
るうねりを表すものとなる。このようなX軸のうねりで
あってY軸により補正するための近似式Fxs(Xp
i)を求める。またX軸方向成分(Xri)の測定デー
タの分布はX軸方向の送り誤差の累積値であって、図1
4に示すような累積リード誤差を表すものとなり、X軸
によって補正するための近似式Fxp(Xpi)を求め
る。
【0041】同様に基準治具75上のY軸線上に配置さ
れた各観測点78の測定結果(Xri,Yri)によ
り、X軸方向成分(Xri)の測定データの分布は図1
3に示すようなY軸の真直度誤差、すなわちY軸のうね
りを表すものとなり、X軸により補正するための近似式
Fys(Ypi)を求める。またY軸方向成分(Yr
i)の測定データの分布は図14に示すような累積リー
ド誤差を表すものになり、Y軸によって補正するための
近似式Fyp(Ypi)を求める。
【0042】上記のそれぞれの近似式より求める補正量
は、X軸ではXhi=Fys(Ypi)+Fxp(Xp
i)となり、Y軸についてはYhi=Fxs(Xpi)
+Fyp(Ypi)となる。作業対象部品上の目標座標
を(Xti,Yti)とすると、ここで求めるXY軸の
補正後の座標は(Xti+Xhi,Yti+Yhi)と
なる。
【0043】ここで用いる近似式は次の如く計算され
る。いま近似式をm次の多項式で近似するとともに、最
小二乗法によって各パラメータの推定を行なう。近似関
数を、 F(x)=C+C+C
+・・・+C とおく。近似関数の値F(x)とxに対応
するデータの値yとの残差rは、 r=F(x)−y(i=0〜n)(n
は観測点数) となる。このときのパラメータC,C,C
・・・Cは残差の平方和Qが最小になるように求め
る。 ここで最小二乗法の場合、パラメータC(k=0〜
m)に関するQ(C,C,・・・C)の偏微
分係数が同時に0になるとき最小値をとる。すなわち 次の関数を代入してF(x)を展開すると、 となり、行列方程式により残差の平方和Qを最小にする
パラメータの解(C,C,C・・・C
を求める。 以上でm次多項式のパラメータC,C,C
・・・Cが求まる。
【0044】ここで上記の観測点座標(Xpi,Yp
i)、観測結果(Xri,Yri)を当てはめると、 Fys(Ypi)は、 x→Ypi、y→Xr
i(図7中の観測点78より) Fxp(Xpi)は、 x→Xpi、y→Xr
i(図7中の観測点77より) Fxs(Xpi)は、 x→Xpi、y→Yr
i(図7中の観測点77より) Fyp(Ypi)は、 x→Ypi、y→Yr
i)(図7中の観測点78より) となりそれぞれの近似式が求まる。以下の式においても
同様に近似式が求まる。
【0045】次にm次多項式の最適化について説明す
る。上述の推定モデルの関数は連続系関数であり、しか
も調整可能なパラメータを含み、観測データに測定誤差
が含まれる。このような場合には対数尤度(L)はパラ
メータ値により変化する。従って対数尤度(L)が最大
となるようにパラメータ値(1〜m次)を調整すること
によって適合度が向上する。なおパラメータ数が経験値
に一義的に決定できる場合には、以下を省略しても差支
えない。
【0046】次式によって最大対数尤度(L)を評価す
る。 ここでVは観測ノイズの分散であって次式によって
表される。 さらにAIC(Akaike´s informati
on criterion)を用い、パラメータの数を
決定する。
【0047】 AIC=(−2)×log(L)+2(m) 上式において最小のAICを与えるモデルを最適なモデ
ルと特定する。以上で決定されたパラメータ数のm次多
項式を補正式として用いる。
【0048】次に相関係数rによってこの近似式の有意
性を確認する。まず決定係数rは、 相関係数rは となり、相関係数が任意の有意水準より大きければ有意
と判断できる。逆に小さい場合には観測点の測定ミスや
装置の異常が考えられるために、再度測定を試行し、有
意と判断できるrを求めなければならない。
【0049】
【発明の効果】座標補正方法に関する主要な発明は、所
定の座標軸に沿って観測点が設けられた基準治具を、座
標軸が装置の対応する座標軸とほぼ一致するように配
し、検出手段を装置の座標軸に沿って移動させながら基
準治具の観測点を検出し、検出手段によって検出された
基準治具の観測点のデータを用いて装置の対応する座標
軸の補正を行なうようにしたものである。
【0050】従ってこのような座標補正方法によれば、
所定の座標軸に沿って観測点が設けられた基準治具を、
この基準治具の座標軸が装置の対応する座標軸とほぼ一
致するように配置した状態で検出手段を装置の座標軸に
沿って移動させながら基準治具の観測点を検出すること
により、座標補正のデータが得られ、このようなデータ
を用いて装置の対応する座標軸の補正を自動的に行なう
ことが可能になり、レーザー測長等の高度な装置を利用
することなくしかも装置の座標軸の補正が可能になる。
【0051】座標補正装置に関する主要な発明は、所定
の対象物を座標軸に沿って移動させるようにした装置に
おける座標補正装置において、装置の座標軸に対応する
座標軸に沿って観測点が設けられ、装置の所定の位置に
配される基準治具と、装置の座標軸に沿って移動し、基
準治具上の観測点を検出する検出手段と、検出手段によ
って得られたデータを用いて装置の座標軸の補正を行な
う演算手段と、を具備するようにしたものである。
【0052】従ってこのような座標補正装置によれば、
この装置に設けられている検出手段と演算手段とを利用
することによって、装置の座標軸に対応する座標軸に沿
って観測点が設けられた基準治具を利用して装置の座標
軸の補正を自動的に行なうことが可能になり、簡便でし
かも高精度な座標軸の補正が可能になる。
【0053】座標補正用治具に関する主要な発明は、平
坦な平面を有し、該平坦な平面上における座標軸に沿っ
て所定のピッチで観測点を設けた座標補正用基準治具に
関するものである。
【0054】従って極めて単純な構成の座標補正用基準
治具となり、高度な装置や手間のかかる測長等を行なう
ことなくしかも装置の座標軸の補正を行なうための座標
補正用基準治具が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品実装装置の全体の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】マウントヘッドを示す一部を破断した正面図で
ある。
【図3】同マウントヘッドの側面図である。
【図4】ミラーを退避したときのマウントヘッドの側面
図である。
【図5】吸着ノズルを下降させたときのマウントヘッド
の側面図である。
【図6】制御部のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図7】基準治具の平面図である。
【図8】位置決め穴を有する基準治具の平面図である。
【図9】補正データの測定の動作を示すフローチャート
である。
【図10】補正式の算出を示すフローチャートである。
【図11】カメラ画像上のキャリブレーションターゲッ
トを示す平面図である。
【図12】カメラ画像上の観測点を示す平面図である。
【図13】真直度の誤差を示すグラフである。
【図14】累積リード誤差を示すグラフである。
【符号の説明】
10‥‥ベース、11‥‥フレーム、12‥‥パーツカ
セット装着台、13‥‥パーツカセット、14‥‥搬送
コンベア、15‥‥回路基板、17‥‥X軸ユニット、
18‥‥Y軸ユニット、19‥‥マウントヘッド、20
‥‥吸着ノズル、23‥‥フレーム、24‥‥ボールナ
ット、25‥‥ボールねじ、26‥‥プーリ、28‥‥
モータ、29‥‥出力軸、30‥‥プーリ、31‥‥タ
イミングベルト、34‥‥スプラインナット、35‥‥
プーリ、36‥‥モータ、37‥‥プーリ、38‥‥タ
イミングベルト、41‥‥ブラケット、42‥‥ワーク
認識カメラ、45‥‥ブラケット、46‥‥リニアガイ
ド、47‥‥ボールねじ、48‥‥アーム、49‥‥ボ
ールナット、50‥‥ミラー、52‥‥プーリ、54‥
‥モータ、55‥‥出力軸、56‥‥プーリ、57‥‥
タイミングベルト、60‥‥ブラケット、61‥‥ミラ
ー、62‥‥部品認識カメラ、63‥‥コントローラ、
65、66‥‥画像処理回路、67‥‥記憶装置、75
‥‥基準治具、76‥‥観測原点、77、78‥‥観測
点、79‥‥カメラキャリブレーション用ターゲット、
81、82‥‥位置決め穴
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 13/04 H05K 13/04 M 13/08 13/08 Q Fターム(参考) 2F065 AA03 BB27 CC00 DD06 EE11 FF04 JJ09 JJ19 PP12 QQ17 QQ18 5B057 AA03 BA02 BA11 CA12 CA16 DA07 DB02 DC05 5E313 AA11 CC04 EE03 EE22 FF24 FF28 FF32 FF40 5H303 AA05 BB02 BB07 BB12 DD01 DD09 DD25 DD28 GG14 LL03 5L096 BA03 CA02 DA02 FA31 FA34 FA62 FA69 GA32

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の座標軸に沿って観測点が設けられた
    基準治具を、前記座標軸が装置の対応する座標軸とほぼ
    一致するように配し、 検出手段を前記装置の座標軸に沿って移動させながら前
    記基準治具の観測点を検出し、 前記検出手段によって検出された基準治具の観測点のデ
    ータを用いて装置の対応する座標軸の補正を行なうこと
    を特徴とする座標補正方法。
  2. 【請求項2】前記基準治具の観測点が該基準治具上の座
    標軸に対して座標データを有し、該座標データを前記検
    出手段によって検出された座標データと比較することを
    特徴とする請求項1に記載の座標補正方法。
  3. 【請求項3】前記検出手段が画像認識カメラであって、
    前記基準治具上に形成されたドット状の観測点を画像認
    識して該観測点の中心位置を検出することを特徴とする
    請求項1に記載の座標補正方法。
  4. 【請求項4】前記検出手段が検出して得た観測点のデー
    タを用いて装置の座標軸を最小二乗法により推定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の座標補正方法。
  5. 【請求項5】前記基準治具上の観測点に対応する装置の
    座標軸上の座標のずれが、前記座標軸上における検出手
    段の送りの誤差と前記座標軸の長さ方向と直交する方向
    のうねりとの和として前記装置の座標軸の補正を行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載の座標補正方法。
  6. 【請求項6】装置の座標軸をm次(mは整数)の多項式
    で表わされる曲線によって近似し、各次の係数を最小二
    乗法によって推定することを特徴とする請求項1に記載
    の座標補正方法。
  7. 【請求項7】対数尤度(L)またはAIC(Akaik
    e´s informationcriterion)
    によって最適な次数mの推定を行なうことを特徴とする
    請求項6に記載の座標補正方法。
  8. 【請求項8】相関係数によって前記多項式の有意性を確
    認することを特徴とする請求項6に記載の座標補正方
    法。
  9. 【請求項9】平面状の基準治具上にX軸およびY軸に沿
    ってそれぞれ観測点が設けられ、装置のX軸およびY軸
    の補正を行なうことを特徴とする請求項1に記載の座標
    補正方法。
  10. 【請求項10】所定の対象物を座標軸に沿って移動させ
    るようにした装置における座標補正装置において、 前記装置の座標軸に対応する座標軸に沿って観測点が設
    けられ、前記装置の所定の位置に配される基準治具と、 前記装置の座標軸に沿って移動し、前記基準治具上の観
    測点を検出する検出手段と、 前記検出手段によって得られたデータを用いて前記装置
    の座標軸の補正を行なう演算手段と、 を具備する座標補正装置。
  11. 【請求項11】前記検出手段がワークの画像認識を行な
    う画像認識カメラと兼用され、基準治具上の座標軸に沿
    って形成されたドット状の観測点を画像認識することを
    特徴とする請求項10に記載の座標補正装置。
  12. 【請求項12】平坦な平面を有し、該平面上における座
    標軸に沿って所定のピッチで観測点を設けた座標補正用
    基準治具。
  13. 【請求項13】平坦な平面を有し、該平面上の互いに直
    交する2つの座標軸に沿ってそれぞれ所定のピッチで観
    測点を設けた座標補正用基準治具。
  14. 【請求項14】2つの座標軸が交差する位置に原点に対
    応する観測点を設けたことを特徴とする請求項13に記
    載の座標補正用基準治具。
  15. 【請求項15】前記観測点を検出するカメラのキャリブ
    レーション用のマークを設けたことを特徴とする請求項
    12または請求項13に記載の座標補正用基準治具。
  16. 【請求項16】前記座標軸を装置の座標軸とほぼ一致す
    るように装置に取付けるための位置決め手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項12または請求項13に記載の座
    標補正用基準治具。
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