JP6849547B2 - 部品保持具の偏心補正方法 - Google Patents
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Description
をさらに備えることが望ましい。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る部品保持具の偏心補正方法が適用される表面実装機1(部品実装装置)の概略構成を示す平面図、図2は、表面実装機1のヘッドユニット4部分の概略構成を示す側面図である。表面実装機1は、各種の電子部品を基板Pに実装する装置である。図1及び図2において、XYZの方向表示が付されている。以下の説明において、X方向を左右方向(基板Pの移動方向)、Y方向を前後方向、Z方向を上下方向という場合がある。
続いて、表面実装機1の制御構成について説明する。図3は、表面実装機1の電気的構成を示すブロック図である。表面実装機1は、当該表面実装機1の各部の動作を制御する制御装置7を備える。制御装置7は、所定のプログラムが実行されることで、上述のマルチカメラ11、ヘッドユニット4、基板認識カメラ5、スキャンユニット6(スキャンカメラ62)などの動作を制御する。なお、図3のブロック図には、図1、図2では記載が省かれた、Z軸サーボモータ43、R軸サーボモータ44及びカメラ軸サーボモータ45が記載されている。
図4は、実装用ヘッド4Hの下降位置と、マルチカメラ11及びスキャンカメラ62の認識高さとの関係を説明するための図である。実装用ヘッド4Hは、シャフト41と、該シャフト41の下端に取り付けられた吸着ノズル42とからなり、ヘッドユニット4に対してZ方向に下降及び上昇する動作を行う。
吸着ノズル42は、最上昇位置の高さh0から最下降位置の高さh3まで、鉛直方向へ下降することが望ましい。しかし、シャフト41の傾きや曲がり、或いは実装用ヘッド4Hが組み付けられるヘッドユニット4自体の傾きなどにより、吸着ノズル42が鉛直軸に沿って下降しない場合がある。電子部品の実装に際しては高い搭載精度が求められるが、吸着ノズル42の偏心が高精度実装を阻害する。
図7は、本発明の第1実施形態に係る偏心補正方法を示す図である。第1実施形態では、実際に供試用の電子部品Dを吸着ノズル42で吸着させることなく、第1認識高さh1及び第2認識高さh2において吸着ノズル42のノズル先端42Tの偏心度合いを実測し、その実測結果に基づいて実装高さh3における偏心を推定する。
図8(A)〜(C)は、第1実施形態に係る偏心補正モデルを示す図である。ここでは、ノズル先端42Tの偏心度合いの理解を容易とするために、実際には吸引させない電子部品Dを、シャフト41の4つの回転角度=0度、90度、180度、−90度ごとに記載している。
Xm−Xs:Xt−Xm=Zm−Zs:Zt−Zm
∴Xt=(Xm−Xs)(Zt−Zm)/(Zm−Zs)+Xm
Ym−Ys:Yt−Ym=Zm−Zs:Zt−Zm
∴Yt=(Ym−Ys)(Zt−Zm)/(Zm−Zs)+Ym
補正値算出部73は、上記の比例計算式に基づいて、回転角度=0度、90度、180度、−90度の各々における第3偏心量Xt、Ytを算出する。
図10は、表面実装機1の初期調整時に実行される、第1実施形態に係る偏心補正の処理を示すフローチャートである。表面実装機1の組立が完了すると、各種の初期調整処理が実行される(ステップS1)。そのうちの一つの処理として、主制御部75(図3)は、吸着ノズル42の偏心補正処理を実行する。
上掲の第1実施形態では、実際に供試用の電子部品Dを吸着ノズル42で吸着させ、部品搭載面Gにこれを搭載させることなく、つまり図6(A)〜(C)で説明したような搭載測定に基づく部品搭載精度のキャリブレーションを実施することなく、第1、第2偏心補正値を求める例を示した。部品搭載の位置ズレが、専ら吸着ノズル42の偏心によって発生している場合は、上記第1実施形態に係る偏心補正方法によって、前記位置ズレを解消できる補正値が得られる。しかし、実際は吸着ノズル42の偏心以外の誤差が、前記位置ズレの発生要因となっている場合もある。この場合、前記搭載測定を組み入れることが望ましい。
図13(A)、(B)は、第2実施形態に係る偏心補正のモデルを示す図であって、図8(A)、(B)と同様な方式で作図している。図13(A)は、第1認識高さh1(Zs(mm))において、スキャンカメラ62にてノズル先端42Tの前記ヘッド基準位置を撮像して得られた偏心モデルである。図中の電子部品D11(0)、D11(90)、D11(180)及びD11(−90)は、前記ヘッド基準位置が所定の標準位置にある場合の、回転角度=0度、90度、180度、−90度の各々における電子部品の搭載状態を示している。
図10は、第2実施形態に係る偏心補正の処理を示すフローチャートである。例えば表面実装機1の組立が完了した後の初期調整時において、主制御部75(図3)は、第1認識高さh1(Zs)において、図12(A)及び(B)に示したような、吸着ノズル42に電子部品を実際に保持させて実装する搭載測定を実行させる(ステップS21)。そして、補正値算出部73は、前記搭載測定の結果から、第1搭載補正値dXs、dYsを導出し(ステップS22)、これを記憶部76に格納する(ステップS23)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、次のような変形実施形態を取ることができる。
11 マルチカメラ(撮像手段/第2カメラ)
4 ヘッドユニット
4H 実装用ヘッド
41 シャフト
42 吸着ノズル(部品保持具)
42T ノズル先端(ヘッド基準位置)
5 基板認識カメラ(第3カメラ)
6 スキャンユニット
62 スキャンカメラ(撮像手段/第1カメラ)
7 制御装置
71 カメラ制御部71
72 画像処理部72
73 補正値算出部73
74 軸制御部74
75 主制御部75
76 記憶部76
h1 第1認識高さ
h2 第2認識高さ
h3 実装高さ
D 電子部品(部品)
G 部品搭載面
Claims (4)
- 昇降及び回転が可能なシャフト及び該シャフトに装着された部品保持具を有し、前記部品保持具にて保持された部品を部品搭載面に搭載する実装用ヘッドと、前記実装用ヘッドが搭載されたヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを支持するベース部と、前記ヘッドユニットに組付けられ前記部品保持具に保持された部品を撮像する第1カメラと、前記ベース部に組み付けられ前記部品保持具に保持された部品を下方から撮像する第2カメラと、を備える部品実装装置における、前記部品保持具の偏心補正方法であって、
予め定められた前記部品保持具の所定位置若しくは前記シャフトの所定位置からなるヘッド基準位置を、前記実装用ヘッドの昇降方向における第1認識高さで前記第1カメラによって撮像させ、撮像された画像に基づき前記第1認識高さにおける前記ヘッド基準位置の標準位置に対する第1偏心量を求めるステップと、
前記ヘッド基準位置を、前記第1認識高さとは前記昇降方向の高さ位置が異なる第2認識高さで前記第2カメラによって撮像させ、撮像された画像に基づき前記第2認識高さにおける前記ヘッド基準位置の標準位置に対する第2偏心量を求めるステップと、
前記第1偏心量と前記第2偏心量とから、前記部品搭載面における前記ヘッド基準位置の標準位置に対する第3偏心量を算出するステップと、
前記第3偏心量に基づいて、前記第1認識高さにおける第1偏心補正値と第2認識高さにおける第2偏心補正値とを求め、これら第1、第2偏心補正値を前記部品実装装置が備える記憶手段に記憶させるステップと、
を備える部品保持具の偏心補正方法。 - 昇降及び回転が可能なシャフト及び該シャフトに装着された部品保持具を有し、前記部品保持具にて保持された部品を部品搭載面に搭載する実装用ヘッドを備える部品実装装置における、前記部品保持具の偏心補正方法であって、
予め定められた前記部品保持具の所定位置若しくは前記シャフトの所定位置からなるヘッド基準位置を、前記実装用ヘッドの昇降方向における第1認識高さで撮像手段によって撮像させ、撮像された画像に基づき前記第1認識高さにおける前記ヘッド基準位置の標準位置に対する第1偏心量を求めるステップと、
前記ヘッド基準位置を、前記第1認識高さとは前記昇降方向の高さ位置が異なる第2認識高さで前記撮像手段によって撮像させ、撮像された画像に基づき前記第2認識高さにおける前記ヘッド基準位置の標準位置に対する第2偏心量を求めるステップと、
前記第1偏心量と前記第2偏心量とから、前記部品搭載面における前記ヘッド基準位置の標準位置に対する第3偏心量を算出するステップと、
前記第3偏心量に基づいて、前記第1認識高さにおける第1偏心補正値と第2認識高さにおける第2偏心補正値とを求め、これら第1、第2偏心補正値を前記部品実装装置が備える記憶手段に記憶させるステップと、
を備える部品保持具の偏心補正方法において、
前記部品保持具に部品を保持させて、前記第1認識高さにおいて前記部品の保持位置を求めると共に、前記保持された部品を前記部品搭載面に搭載させて前記部品の搭載位置を求め、前記保持位置と前記搭載位置とのズレに基づいて、前記第1認識高さにおける第1搭載補正値を求めるステップと、
前記第1偏心補正値と前記第1搭載補正値との関係と第2偏心補正値とから、前記第2認識高さに保持された前記部品の保持位置と、前記保持された部品が前記部品搭載面に搭載されたと仮定した場合の前記部品の搭載位置とのズレを推定して、前記第2認識高さにおける第2搭載補正値を求めるステップと、
前記第1、第2搭載補正値を前記記憶手段に記憶させるステップと、
をさらに備える、部品保持具の偏心補正方法。 - 請求項2に記載の部品保持具の偏心補正方法において、
前記撮像手段は、前記第1認識高さを焦点位置とする第1カメラと、前記第2認識高さを焦点位置とする第2カメラと、前記部品搭載面を焦点位置とする第3カメラとを含み、これら第1、第2、第3カメラは、前記部品実装装置に装備されたカメラであって、
前記第1偏心量は、前記第1カメラによって前記ヘッド基準位置が撮像された画像から求められ、
前記第2偏心量は、前記第2カメラによって前記ヘッド基準位置が撮像された画像から求められ、
第1搭載補正値は、前記第1カメラによって前記部品を保持した前記部品保持具が撮像された画像と、前記第3カメラによって前記部品搭載面に搭載された前記部品が撮像された画像とから求められる、部品保持具の偏心補正方法。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の部品保持具の偏心補正方法において、
上記偏心補正のための各ステップは、前記部品実装装置の使用前の初期調整時と、使用を開始して一定期間経過後とに実行される、部品保持具の偏心補正方法。
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