JP2003028319A - シングルレバー式混合水栓 - Google Patents

シングルレバー式混合水栓

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JP2003028319A
JP2003028319A JP2001220452A JP2001220452A JP2003028319A JP 2003028319 A JP2003028319 A JP 2003028319A JP 2001220452 A JP2001220452 A JP 2001220452A JP 2001220452 A JP2001220452 A JP 2001220452A JP 2003028319 A JP2003028319 A JP 2003028319A
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fixed valve
outflow
inflow
pair
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Shuichi Kataoka
修一 片岡
Osamu Araki
修 荒木
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シングルレバー式混合水栓のセラミックディス
クから成る固定弁体とその下側の保持部材との間を水密
にシールするシール部材が水圧により広がり変形してシ
ール漏れを起すのを防止する。 【解決手段】固定弁体116と可動弁体118とを有
し、その固定弁体116が底蓋86によりシール部材1
14,115を介して水密に保持される形態のシングル
レバー式混合水栓において、一対の流入口152及び流
出口154に対応するシール部材114,115を円形
状且つ互いに同一大きさの形状となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はシングルレバー式
混合水栓に関し、詳しくは弁部の構造に特徴を有するも
のに関する。
【0002】
【発明の背景】従来より、混合水栓としてシングルレバ
ー式混合水栓が広く用いられている。図19〜図22は
その一例を示している。図19において300は水栓本
体で、取付穴302において取付基体としてのカウンタ
ー304に取付固定されている。
【0003】詳しくは、水栓本体300は金属製のボデ
ー305を有していて、このボデー305が取付穴30
2を下向きに挿通しており、そしてカウンター304か
ら裏側に突出した部分の外周面に固定ナット306がね
じ込まれて、その固定ナット306により三角パッキン
307を介して水栓本体300がカウンター304に取
付固定されている。
【0004】このボデー305には水,湯の流入通路3
08Aと、水,湯若しくは混合水(以下単に混合水とす
る)の流出通路310Aとが形成されており、それぞれ
に連通する状態で水,湯の流入管312及び混合水の流
出管314が接続されている。この流出管314には、
更に可撓性のホース316が接続されている。
【0005】水栓本体300は化粧カバーを兼ねた円筒
形状のハウジング318を有しており、その内側に弁ユ
ニット(弁部)320が内蔵されている。そしてこの弁
ユニット320に対し、シングルレバー式のハンドル3
22が作用アーム324を介して作動的に連結されてい
る。
【0006】ここで作用アーム324とハンドル322
とは、図20にも示しているように止ねじ326にて固
定されている。また図20にも示しているように、弁ユ
ニット320はこれに上側から下向きに挿通された長寸
の締結ボルト328によりその全体が金属製のボデー3
05に対し締結固定されている。
【0007】図21に弁ユニット320の内部構造が具
体的に示してある。同図において、330は弁ユニット
320における弁ケースで、上部のケース本体332と
下部の底蓋334とを有している。ケース本体332の
下部からは周方向複数箇所において弾性片336が下向
きに延び出しており、それら弾性片336の内側に係止
凹部338が形成されている。一方底蓋334には係止
凹部338に対応する位置に係止爪340が突出形成さ
れており、それら係止爪340と係止凹部338との係
止によって、ケース本体330と底蓋334とが上下に
締結固定されている。
【0008】底蓋334には、これを図中上下に貫通す
る状態で水,湯の流入通路308Bと混合水の流出通路
310Bとが形成されており、そしてその下端面には流
入通路308B,流出通路310Bを取り囲むようにし
てシール部材342が配設されている。そしてこのシー
ル部材342を介して底蓋334が、即ち弁ユニット3
20が上記のボデー305の上面に押し付けられてい
る。即ち、弁ユニット320は底蓋334の流入通路3
08B,流出通路310Bを、それぞれボデー305の
流入通路308A,流出通路310Aにシール部材34
2を介して水密に連通させる状態でボデー305に締結
固定されている。
【0009】弁ケース330の内部には、セラミックデ
ィスクから成る固定弁体344と、固定弁体344に対
し移動可能な可動弁体346とが組み込まれている。可
動弁体346は、固定弁体344の上面を摺動運動する
セラミックディスクから成る摺動体348と駆動部35
0とを有していて、それらが一体移動する状態に組み付
けられている。そしてその駆動部350に対して上記作
用アーム324の下端部が係合させられている。
【0010】ここで作用アーム324は、ハンドル32
2の上下回転操作によって軸352の周りに回転運動
し、またハンドル322の左右回転操作によって回転部
材354とともにその軸心周りに回転運動する。そして
作用アーム324の軸352周りの回転運動によって、
可動弁体346が固定弁体344上を図21中左右方向
に摺動運動し、また作用アーム324が回転部材354
とともにその軸心周りに回転運動することで、可動弁体
346が回転部材354の軸心周りに回転運動する。而
して可動弁体346が図21中左右方向に摺動運動する
ことで吐止水と水量調節とが行われ、また回転部材35
4の軸心周りに回転運動することで、水と湯との混合比
率が変化させられて吐水の温度調節が行われる。
【0011】この例においては、回転部材354と弁ケ
ース330、詳しくはケース本体332との間にワッシ
ャ356が介在させてあり、このワッシャ356によっ
て回転部材354の円滑な回転運動が確保されている。
また可動弁体346にはウォータハンマ防止機構358
が内蔵されている。
【0012】上記固定弁体344には、底蓋334の流
入通路308B,流出通路310Bに連通する状態で
水,湯の一対の流入口360,混合水の流出口362が
形成されている。また一方可動弁体346には、流入口
360,流出口362を連通させてそれら流入口360
から流入した水,湯を混合し且つこれを流出口362に
流出させる連通室364が形成されている。そして可動
弁体346におけるセラミックディスクから成る摺動体
348には、その連通室364を形成するための貫通孔
366が形成されている。
【0013】この摺動体348と駆動部350との間に
はシール部材368が介在させてあり、そのシール部材
368にてそれらの間が水密にシールされている。一方
固定弁体344と底蓋334との間には、水,湯の一対
の流入口360,混合水の流出口362に対応して3つ
のシール部材372(シール部材372は2つ),37
4が介在させてあり、それらシール部材372,374
によって固定弁体344と底蓋334との間が水密にシ
ールされている。
【0014】ここで2つのシール部材372は、それぞ
れ流入口360を取り囲むように配設されており、また
シール部材374は流出口362を取り囲むように配設
されている。またこれらシール部材372,374は、
それぞれ固定弁体344の下面側に設けられた嵌合凹部
376,378(図22参照)に嵌合した状態で固定さ
れている。
【0015】この種シングルレバー式混合水栓における
固定弁体344の流入口360,流出口362として
は、従来から様々な形状のものが提案されている。図2
3はその一例を示したものである。同図に示しているよ
うにこの例の場合、固定弁体344のほぼ中心部、厳密
には中心部に近い位置に流出口362が形成され、また
互いにハの字をなすようにして一対の流入口360が円
弧状に形成されている。
【0016】そしてその下面側においては、一対の流入
口360の周縁部に沿って対応する円弧形状の嵌合凹部
376が形成されており、そこに対応する平面形状が円
弧形状をなす筒状のシール部材372が嵌合固定されて
いる。また略中心部の流出口362を取り囲むようにし
て長円形状の嵌合凹部378が固定弁体344の下面側
に形成されており、そこに対応する形状の筒状をなすシ
ール部材374が嵌合固定されている。
【0017】図23において、380は流出口362に
連通する状態で固定弁体344の上面(摺動面)側に所
定深さで形成された開口部で、ここでは開口部380が
流出口362から固定弁体344の中心方向に向って、
即ち一対の流入口360の中間部に向って膨出する形状
とされている。
【0018】この流出口362から延び出した所定深さ
の開口部380は次のような意味を有している。図23
において、(ウ)は固定弁体344と可動弁体346
(詳しくはセラミックディスクから成る摺動体348)
を重ねた状態を表しており、この状態で可動弁体346
つまり摺動体348が(ウ)中左右方向に摺動運動する
ことで、一対の流入口360の両方又は一方が連通室3
64つまり貫通孔366を介して流出口362と連通し
た状態となって、流入した水,湯が連通室364を経て
流出口362へと流出し、若しくはその連通が遮断され
て流出が停止する。
【0019】また一方、図23(ウ)において摺動体3
48が回転運動することで一対の流入口360の開度が
変化し、水の流入量,湯の流入量が変化して混合水の温
度が変化する。
【0020】而して固定弁体344に開口部380が設
けてあることによって、可動弁体346が広い範囲で摺
動運動した際にも、流出口362と流入口360との連
通を確保することができ、可動弁体346が僅かに回転
運動することで流出口362が閉鎖されてしまうといっ
たことを防止している。
【0021】しかしながら図23に示す弁構造の場合、
固定弁体344と底蓋334との間のシールのためのシ
ール部材372,374の形状が扁平な形状となるた
め、水圧が作用したときにその水圧によって広がり変形
を起し易く、そしてその変形によってシール漏れを引き
起し易いといった問題があった。またここに示す弁構造
の場合、形状及び大きさの異なる少なくとも2種類のシ
ール部材372,374が必要であって、そのためにコ
ストが高くなるといった問題があった。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明のシングルレバー
式混合水栓はこのような課題を解決するために案出され
たものである。而して請求項1のものは、板体状の固定
弁体と、シングルレバー式のハンドルの操作によって該
固定弁体に対して摺動運動する可動弁体とを有し、該固
定弁体には水,湯の一対の流入口と流出口とが設けられ
る一方、該可動弁体には該流入した水,湯若しくは混合
水を該流出口に流出させる連通室が設けられ、且つ該固
定弁体が該可動弁体とは反対側の下面側において、それ
ら流入口,流出口に対応した一対の流入通路及び流出通
路を有する前記固定弁体の保持部材に対し、該一対の流
入口及び流出口をそれぞれ該対応する一対の流入通路,
流出通路にシール部材を介して水密に連通させる状態で
組み付けられた形態のシングルレバー式混合水栓におい
て、前記一対の流入口及び流出口に対応して前記固定弁
体の下面側に前記シール部材を嵌合固定する嵌合部をそ
れぞれ形成するとともに、該一対の流入口及び流出口に
対応するシール部材及び嵌合部を各対応する流入口,流
出口とは異なった形状の円形状且つ互いに同一形状とな
したことを特徴とする。
【0023】請求項2のものは、請求項1において、前
記嵌合部が凹形状の嵌合凹部となしてあることを特徴と
する。
【0024】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
において、前記嵌合部が前記固定弁体の中心周りに均等
な方向且つ均等に離れた位置に分散配置してあることを
特徴とする。
【0025】請求項4のものは、請求項1〜3の何れか
において、前記流出口に連通して前記固定弁体の前記可
動弁体側に所定深さで形成した開口部の形状が、前記流
出口から前記固定弁体の中心方向に膨出する部分と、該
可動弁体における回転方向の右及び左方向に膨出する部
分とを有する形状となしてあることを特徴とする。
【0026】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明は、固定弁
体をその保持部材に対して水密にシールするための、一
対の流入口及び流出口に対応したシール部材及び固定弁
体におけるそれらシール部材の嵌合部を円形状且つ互い
に同一形状となしたもので、本発明によれば、水圧によ
りシール部材が広がり変形するのを可及的に抑制し得
て、そのシール部材の変形によるシール漏れ、即ち漏水
を防止することができる。
【0027】また本発明では、一対の流入口,流出口用
のシール部材として同一形状のものを用いているため、
かかるシール部材として1種類のシール部材があれば良
く、これによってシール部材に要するコスト、ひいては
シングルレバー式混合水栓における弁部のコストを安価
となすことができる。この場合において上記嵌合部は凹
形状の嵌合凹部となしておくことができる(請求項
2)。
【0028】次に請求項3のものは、上記嵌合部を固定
弁体の中心周りに均等に分散配置したもので、このよう
にすることで、互いに同一形状をなす円形状のシール部
材を無理なく固定弁体の下面側に配設することができ
る。即ちシール部材及び嵌合部の形状をこのような円形
状になすと、1つずつのシール部材及び嵌合部が固定弁
体の下面側において広いスペースを占有することとなる
が、本発明ではこれら嵌合部及びシール部材を固定弁体
の中心周りに均等に分散配置することでそれらを無理な
く配置することができるのである。
【0029】次に請求項4のものは、流出口に連通して
固定弁体の可動弁体側に所定深さで形成した開口部の形
状を、流出口から固定弁体の中心方向に膨出する部分
と、可動弁体における回転方向の右及び左方向に膨出す
る部分とを有する形状となしたものである。
【0030】例えば請求項3に従ってシール部材及び嵌
合部を固定弁体の中心周りに均等に分散配置した場合、
従来にあっては流出口を固定弁体の中心近くに配置でき
ていたものが固定弁体の中心から離れた外周部に近い位
置に配置せざるを得なくなる。この場合、可動弁体が僅
かに回転運動しただけで流出口の開度が著しく狭くなり
又は閉鎖されてしまう恐れが生ずる。
【0031】しかるにこの請求項4では、その流出口に
連通する開口部の形状を左右方向に膨出した形状となし
ているため、可動弁体がある程度左右方向に大きく回転
運動したとしても流出口と水,湯の流入口とを連通室を
介して連通状態に保つことができる。尚この請求項4の
発明は、シール部材及び嵌合部を固定弁体の中心周りに
均等に分散配置した場合のみならず、他の場合において
も適用可能なものである。
【0032】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は取付基体としてのカウ
ンターで、このカウンター10に対し互いに離隔した位
置において水栓本体12と吐水部14とが設けられてい
る。吐水部14は吐水ヘッド16とこれを保持するホル
ダ18とを有しており、その吐水ヘッド16がこれに接
続された可撓性のホース20とともに収納位置から引出
可能とされている。
【0033】吐水ヘッド16は先端下面に吐水口22を
有しており、更にまたその前面に吐水をストレート吐水
からシャワー吐水に若しくはその逆に切り替える切替操
作部24が設けられている。この吐水部14はまた、そ
の全体がスライド管26のスライド移動を伴って上昇位
置と下降位置との間で上下に移動可能とされている。
【0034】水栓本体12は、その内部に後述の弁ユニ
ット(弁部)48を収容しており、また上部にはシング
ルレバー式のハンドル28が設けられていて、そのハン
ドル28が弁ユニット48に作動的に連結されている。
【0035】30は水栓本体12に水,湯を流入させる
ための流入管で、ここではその流入管30が可撓管にて
構成されている。32は水栓本体12からの水,湯若し
くは混合水を流出させる流出管で、ここではこの流出管
32が銅管から成っている。この流出管32の下端部に
は、上記ホース20の端部が接続金具を介して接続され
ている。
【0036】図2に水栓本体12の内部構造がその周辺
部とともに詳しく示してある。同図に示しているよう
に、水栓本体12はカウンター10に形成した取付穴3
4において固定ナット36により三角パッキン38を介
して取付固定されている。
【0037】40は水栓本体12の円筒形状をなすハウ
ジングで、このハウジング40の下端部から取付穴挿通
部42が下向きに延び出している。これらハウジング4
0及び取付穴挿通部42は樹脂にて一体に成形されてい
る。即ち、これらハウジング40及び取付穴挿通部42
は全体として樹脂成形品から成る樹脂ボデー44を構成
している。
【0038】図4及び図5に示しているように、取付穴
挿通部42の外周面には雄ねじが形成されている。この
取付穴挿通部42は取付穴34を挿通してカウンター1
0の裏側まで突き出しており、その突き出した部分の外
周面の雄ねじに上記固定ナット36が螺合され、取付穴
挿通部42がこの固定ナット36により三角パッキン3
8を介してカウンター10に取付固定されている。
【0039】46は樹脂製のハウジング40及び取付穴
挿通部42とは別体に構成された金属製の底部であっ
て、この底部46上且つハウジング40で囲まれた内側
の空間にカートリッジ式の弁ユニット48が配設されて
いる。
【0040】そしてその弁ユニット48に対し、詳しく
は後に詳述するようにその可動弁体118に対しハンド
ル28が作用アーム50を介して作動的に連結されてい
る。ここで作用アーム50はハンドル28に対して止ね
じ52にて固定されている。この例の場合、ハンドル2
8を上下に回転操作することで吐止水と水量調節とが行
われ、また左右に回転操作することで吐水の温度調節が
行われる。
【0041】図4及び図5に示しているように、ハウジ
ング40の上端部外周面には雄ねじが形成されていてそ
こにハウジングキャップ(この例では樹脂製)54がね
じ結合されている。そしてこのハウジングキャップ54
のねじ込力によって、弁ユニット48がハウジング40
内部において下向きに、つまり底部46の上面に対して
強く押し付けられている。
【0042】図4及び図5に示しているように、本例に
おいては樹脂製のハウジング40の外周面に周方向及び
軸方向に延びるリブ56が形成されている。またハウジ
ング40の下端部にはフランジ部58が形成されてい
る。このフランジ部58の外周面には、180°隔たる
2箇所に平坦な切落し形状の位置決面60が形成されて
いる。
【0043】一方ハウジングキャップ54には、図4及
び図5に示しているようにその上部に外周面が多角形状
(この例では6角形状)の工具係合部62が設けられて
いる。ハウジングキャップ54はこの工具係合部62に
工具を掛けて回転操作され、ハウジング40の上端部外
周面の雄ねじにねじ込固定される。
【0044】本例において、上記ハウジング40及びハ
ウジングキャップ54は外側から化粧カバー64により
覆われており、その化粧カバー64の内部に隠蔽状態と
されている。この化粧カバー64の内面には、図3及び
図5に示しているように回転方向の位置決用の長さの長
い縦の位置決リブ66と、化粧カバー64の固定用の長
さの短い固定リブ68とが内方に突出する状態で設けら
れている。
【0045】この長さの長い縦の位置決リブ66は、そ
の下端部をハウジング40におけるフランジ部58の位
置決面60に係合させて、化粧カバー64を回転方向に
位置決めする作用をなす。また長さの短い固定リブ68
は、ハウジングキャップ54の平滑な円形の外周面に所
定の弾性力を持って嵌合し、化粧カバー64をハウジン
グ40に対し、詳しくはハウジングキャップ54に対し
固定する作用をなす。
【0046】上記樹脂ボデー44における取付穴挿通部
42にはボルト挿通孔70が形成されており、そこに長
寸の締結ボルト72が取付穴挿通部42の下方から上向
きに挿通された上、底部46にねじ込まれている。即ち
樹脂ボデー44とは別体に構成された底部46が、取付
穴挿通部42に対して締結ボルト72により下向きに強
く固定されている。ここで底部46は大径部74を有し
ていて、その大径部74が樹脂ボデー44に形成された
段付部76に強く当接する状態に、底部46が樹脂ボデ
ー44に対して締結ボルト72にて締結されている。
【0047】この底部46には、弁ユニット48に対し
て水,湯を流入させる一対の流入通路78A及び弁ユニ
ット48からの水,湯若しくは混合水(以下単に混合水
とする)を流出させる流出通路80Aが形成されてお
り、それぞれに連通する状態で一対の流入管30,流出
管32が接続されている。
【0048】ここで流入管30は、その端部が流入通路
78Aに連通する状態で形成された挿入孔に挿入された
上ねじ結合され、また流出管32が、流入通路80Aに
連通する状態で形成された挿入孔に挿入された上溶接接
合されている。
【0049】図6に上記弁ユニット48の構造が具体的
に示してある。同図において、82は弁ユニット48に
おける弁ケースで、上部のケース本体84と、下部の底
蓋86とを有している。ケース本体84の下端部から
は、図8,図10及び図11に示しているように周方向
所定箇所において弾性片88が下向きに延び出してお
り、それら弾性片88のそれぞれに係止孔90が形成さ
れている。
【0050】一方底蓋86には、図8に詳しく示してい
るように周方向の対応する位置に係止爪92が突出形成
されており、その係止爪92と弾性片88の係止孔90
との係止によって、ケース本体84と底蓋86とが上下
に固定されている。
【0051】但しこの例では、図6に明らかに示してい
るように係止孔90と係止爪92とは上下方向に所定の
クリアランスを持って係止している。即ちケース本体8
4が、係止孔90内に係止爪92を係入させた状態で係
止爪92に対し、つまり底蓋86に対し上下に所定距離
相対移動可能とされている。
【0052】具体的には、この例ではケース本体84と
底蓋86とを組み付けた段階では、係止爪92が係止孔
90の図6中下辺に係止した状態(図9(I)参照)にあ
り、その後ハウジングキャップ54をハウジング40に
ねじ込んで弁ケース82のケース本体84に対し下向き
のねじ込力を加えて弁ユニット48をハウジング40内
部に固定した段階で、図9(II)に示しているようにケ
ース本体84が後述のシール部材114,115を弾性
変形させつつ底蓋86の係止爪92に対し下向きに相対
移動(図9中Δd相対移動)し、係止爪92が図6に示
しているように係止孔90の上下中間位置に位置した状
態となる。
【0053】即ち、図21に示す従来の弁ユニット32
0では、弁ユニット320全体が締結ボルト328にて
金属製のボデー305に対し下向きに押し付けられて固
定されるようになっているが、この例では弁ユニット4
8の固定のためにそのような締結ボルトは用いられてお
らず、ハウジング40に対するハウジングキャップ54
のねじ込みに基づいて、弁ユニット48全体が金属製の
底部46に対し下向きに押し付けられ固定されるように
なっている。
【0054】このケース本体84には、その上部に内向
きのフランジ状をなす肩部94と、その肩部94の端部
から上向きに立ち上がる円筒形状の小径部96とを有し
ている。そしてその内側に回転部材98が肩部94によ
って抜止状態で回転可能に嵌合されている。そしてこの
回転部材98に対し、上記作用アーム50が軸100に
よって且つその軸100の周りに回転可能に連結されて
いる。
【0055】この回転部材98は、円筒部101とその
下端から外方に延出するフランジ部102とを有してお
り、そのフランジ部102の上面がケース本体84の肩
部94の内面に、ハウジングキャップ54のねじ込力と
シール部材114,115の弾性反発力によって直接的
に摩擦接触させられている。
【0056】即ち、図21に示す従来の弁ユニット32
0においては回転部材354のフランジ部とケース本体
332の肩部とがワッシャ356を介して接触させら
れ、そのワッシャ356の存在によって回転部材354
のケース本体332に対する円滑な回転運動が確保され
ているが、この例ではそのようなワッシャ356が回転
部材98とケース本体84との間に介装されていない。
【0057】これに代えて本例では、図8及び図17
(F)に示しているように回転部材98におけるフラン
ジ部102の円形の上面全面及びその上面から円筒部1
01の下端部にかけてシボ加工が施されており、そのシ
ボ加工によって、フランジ部102の円形の上面から円
筒部101の下端部にかけての面に凹凸形状の摺動面1
04が形成されている。また一方ケース本体84におい
ても、図11に示しているように対応する位置にシボ加
工に基づく凹凸形状の摺動面104が形成されている。
そしてそれら凹凸形状の摺動面104によって、回転部
材98のケース本体84に対する円滑な回転運動が確保
されている。
【0058】上記底蓋86からは、図12にも詳しく示
しているように一対の筒部106及び脚108が下向き
に突き出している。そしてそれら筒部106の内部を通
るようにして、上記底部46における一対の流入通路7
8Aに連通する位置において一対の流入通路78Bが底
蓋86に形成されている。また底蓋86の他の箇所にお
いて、流出通路80Bが底蓋86を上下に貫通する状態
で設けられている。
【0059】そして弁ユニット48は、ハウジング40
に対するハウジングキャップ54のねじ込みにより、そ
れら筒部106及び脚108の下端を底部46の上面に
強く当接させる状態に組み付けられている。尚、筒部1
06の下端面と底部46の上面とはシール部材107に
て水密にシールされている。
【0060】この底蓋86と底部46との間には、一対
の筒部106及び脚108の当接作用によって所定の空
間が形成されており、その空間が、底蓋86における流
出通路80Bと底部46における流出通路80Aとに連
通する水室(流出室)110として構成されている。即
ちこの例では、ハウジング40が水室110、つまり水
路を直接内側に形成する水路形成部材として構成されて
いる。
【0061】この底蓋86の上面には、一対の流入通路
78B及び流出通路80Bの開口を取り囲むようにして
円筒形状の突出部112が設けられており、それら突出
部112の外側に弾性を有するシール部材114,11
5が外嵌状態に装着されている。
【0062】弁ユニット48は弁ケース82の内部に板
体状の固定弁体116と、これに対して相対移動する可
動弁体118とを有している。ここで固定弁体116は
セラミックディスクから成っており、また可動弁体11
8は、セラミックディスクから成り固定弁体116の上
面(摺動面)を摺動運動する摺動体120と、これと一
体に移動する駆動部122とを有している。ここで摺動
体120と駆動部122との間はシール部材124によ
って水密にシールされている。
【0063】上記作用アーム50は、図8及び図18に
詳しく示しているようにその下端部に二股状に分岐した
形態の一対の係合部126を有している。一方駆動部1
22には、図8及び図16に示しているように対応する
被係合凹部128が形成されており、それら係合部12
6と被係合凹部128との係合に基づいて、駆動部12
2が作用アーム50の軸100周りの回転運動と一体運
動(図6中左右方向に移動)し、また作用アーム50及
び回転部材98がその回転部材98の軸心周りに回転運
動する際に一体に回転運動するようになっている。即ち
この駆動部122に加えられた駆動力によって、駆動部
122とセラミックディスクから成る下側の摺動体12
0とを有する可動弁体118が、図6中固定弁体116
に対し相対的に左右方向に摺動運動し或いは回転運動す
るようになっている。
【0064】尚、駆動部122と摺動体120とは、図
8及び図14に示しているように駆動部122に設けた
下向きの突片148と、摺動体120に設けた切欠き1
50との係合に基づいて、図6中左右方向及び回転方向
にともに一体運動する。
【0065】ここで駆動部122には、図6,図8及び
図16に示しているようにガイド溝132が設けられて
おり、また一方回転部材98には対応するガイド突起1
30が設けられていて、それらガイド溝132とガイド
突起130とのガイド作用によって、駆動部122が図
6中左右方向に相対移動する際の移動案内が行われる。
【0066】図6,図7及び図16に示しているよう
に、駆動部122にはウォータハンマ防止機構134が
組み込まれている。このウォータハンマ防止機構134
は、駆動部122に一体に形成されたシリンダ壁136
と、そのシリンダ壁136に摺動可能に嵌合した状態で
回転部材98に固定されたピストン138と、そのピス
トン138に対し摺動可能に嵌入した弁体140とを有
している。
【0067】ここでピストン138は小径の首部142
を有していて、その首部142において、回転部材98
のU字状の切欠き144を有する保持部146(図17
(G)参照)に係合保持され、かかるピストン138が回
転部材98に対し固定状態とされている。
【0068】図6,図8及び図13に示しているよう
に、上記固定弁体116には水,湯を流入させるための
一対の流入口152と、混合水を流出させるための流出
口154とが形成されている。またこれに対応して、可
動弁体118には流入口152から流入した水,湯を流
出口154に流出させるための、それら流入口152,
流出口154を連通させる連通室156が形成されてい
る。而してその可動弁体118を構成する摺動体120
には、図6,図8及び図14に示しているように連通室
156を形成するための貫通孔158が形成されてい
る。
【0069】ここで一対の流入口152は、図13に示
しているようにその平面形状が一定幅で、固定弁体11
6の中心周りに円弧をなす円弧形状をなしており、また
流出口154は、半円の円弧Pと、曲率の大きな円弧
とで囲まれた概略D字状をなしており、それぞれ固
定弁体116の中心から外周側に離隔した位置に形成さ
れている。
【0070】この固定弁体116の裏面(下面)側に
は、流入口152,流出口154に連通する状態でそれ
ぞれ嵌合凹部160,162が形成されており、そこに
シール部材114,115の上端部が嵌合固定されてい
る。ここで底蓋86は、固定弁体116を保持する保持
部材を成している。
【0071】ここで一対の流入口152に対応した嵌合
凹部160及び流出口154に対応した嵌合凹部16
2、更にそれらに嵌合固定されたシール部材114,1
15は、図13に詳しく示しているように互いに同一形
状の真円形状をなしており、それぞれが固定弁体116
の中心周りに均等な方向且つ均等に離隔した位置に分散
配置されている。
【0072】図13に示しているように、固定弁体11
6の上面(摺動面)側には、流出口154に連通する状
態で且つ所定深さで開口部164が形成されている。こ
こで開口部164は、流出口154から固定弁体116
の中心方向に膨出する膨出部164Aと、可動弁体11
8における回転方向の左右方向に膨出する膨出部164
Bと164Cとを有している。ここで膨出部164Bと
164Cとは左右対称形状をなしている。
【0073】尚、流入口152の側においても固定弁体
116の上面側に、流入口152に連通する状態で且つ
所定深さで開口部166が形成されている。ここで開口
部166は流入口152から円弧を延長する方向に膨出
形成されている。尚図13(D)において、168は嵌
合凹部160と流入口152又は流出口154との間に
形成された傾斜面である。
【0074】図15は固定弁体116と可動弁体118
(詳しくはセラミックディスクから成る摺動体120)
とを重ねた状態を表しており、この状態で可動弁体11
8つまり摺動体120が図中左右方向に摺動運動するこ
とで、一対の流入口152の一方又は両方が連通室15
6、つまり摺動体120の貫通孔158を介して流出口
154と連通した状態となって、流入した水,湯が連通
室156を経て流出口154へと流出する。また一方、
図15において摺動体120が回転運動することで水側
の流入口152,湯側の流入口152の開度が変化し、
水の流入量,湯の流入量が変化する。即ち混合水の温度
が変化する。
【0075】以上のように本例のシングルレバー式混合
水栓では、シール部材114,115及び嵌合凹部16
0,162を真円形状となしていることから、水圧によ
りシール部材114,115が広がり変形するのを可及
的に抑制でき、シール部材114,115の変形による
シール漏れ、即ち漏水を防止することができる。
【0076】また本例では一対の流入口152,流出口
154用のシール部材114,115を全て同一形状
(同一大きさ)となしているため、かかるシール部材1
14,115として1種類のシール部材があれば良く、
これによってシール部材114,115に要するコス
ト、ひいてはシングルレバー式混合水栓における弁ユニ
ット48のコストを安価となすことができる。
【0077】本例ではまた嵌合凹部160,162を固
定弁体116の中心周りに均等に分散配置していること
から、嵌合凹部160,162及びシール部材114,
115が真円形状をなしていて広いスペースを占有する
にも拘わらず、シール部材114,115を無理なく固
定弁体116の下面側に配設することができる。
【0078】更に本例では、固定弁体116における開
口部164の形状を膨出部164A〜164Cを有する
形状となしていることから、流出口154を固定弁体1
16の外周部に近い位置に配置しているにも拘わらず、
可動弁体118が僅かに回転運動しただけで流入口15
2と流出口15との連通が遮断されてしまうといったこ
とがなく、可動弁体118がある程度左右方向に大きく
回転運動したとしても流出口154と流入口152とを
連通室156を介して連通状態に保つことができる。
【0079】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は上記形態の水栓以外の他
の様々なシングルレバー式混合水栓に対して適用するこ
とが可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるシングルレバー式混合
水栓の概略全体構成を示す図である。
【図2】同実施例の水栓本体の内部構造を周辺部ととも
に示す図である。
【図3】図2の各部材を分解して示す断面図である。
【図4】図2の各部材を分解して示す斜視図である。
【図5】図2における化粧カバーを他部材と分解して示
す斜視図である。
【図6】同じ実施例の弁ユニットとその周辺部を拡大し
て示す断面図である。
【図7】図6の各部材を分解して示す断面図である。
【図8】図6の各部材を分解して示す斜視図である。
【図9】図6のハウジングキャップを組付状態と取外し
状態とで示す断面図である。
【図10】同じ実施例の弁ユニットを外観状態で示す図
である。
【図11】同じ実施例の弁ユニットにおけるケース本体
を単体で示す図である。
【図12】同じ実施例の弁ユニットにおける底蓋を単体
で及びシール部材とともに示す図である。
【図13】同じ実施例の弁ユニットにおける固定弁体を
単体で及びシール部材とともに示す図である。
【図14】同じ実施例の弁ユニットにおける摺動体を単
体で及びシール部材とともに示す図である。
【図15】同じ実施例の弁ユニットにおける固定弁体と
可動弁体の摺動体とを重ねた状態で示す図である。
【図16】同じ実施例の弁ユニットにおける可動弁体の
駆動部を単体で示す図である。
【図17】同じ実施例の弁ユニットにおける回転部材を
単体で示す図である。
【図18】同じ実施例の弁ユニットにおける作用アーム
を単体で示す図である。
【図19】従来のシングルレバー式混合水栓の要部を示
す断面図である。
【図20】図19のシングルレバー式混合水栓の各部材
を分解して示す図である。
【図21】図19のシングルレバー式混合水栓の弁ユニ
ットの内部構造を示す断面図である。
【図22】図21の各部材を分解して示す断面図であ
る。
【図23】図21の固定弁体と可動弁体の摺動体との形
状の一例を示す図である。
【符号の説明】
28 ハンドル 78B 流入通路 80B 流出通路 86 底蓋(保持部材) 114,115 シール部材 116 固定弁体 118 可動弁体 152 流入口 154 流出口 156 連通室 160,162 嵌合凹部 164 開口部 164A,164B,164C 膨出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D060 BB01 BE15 3H067 AA19 CC22 CC27 CC38 CC39 DD09 DD24 ED20 FF02 GG13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板体状の固定弁体と、シングルレバー式
    のハンドルの操作によって該固定弁体に対して摺動運動
    する可動弁体とを有し、該固定弁体には水,湯の一対の
    流入口と流出口とが設けられる一方、該可動弁体には該
    流入した水,湯若しくは混合水を該流出口に流出させる
    連通室が設けられ、且つ該固定弁体が該可動弁体とは反
    対側の下面側において、それら流入口,流出口に対応し
    た一対の流入通路及び流出通路を有する前記固定弁体の
    保持部材に対し、該一対の流入口及び流出口をそれぞれ
    該対応する一対の流入通路,流出通路にシール部材を介
    して水密に連通させる状態で組み付けられた形態のシン
    グルレバー式混合水栓において、 前記一対の流入口及び流出口に対応して前記固定弁体の
    下面側に前記シール部材を嵌合固定する嵌合部をそれぞ
    れ形成するとともに、該一対の流入口及び流出口に対応
    するシール部材及び嵌合部を各対応する流入口,流出口
    とは異なった形状の円形状且つ互いに同一形状となした
    ことを特徴とするシングルレバー式混合水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記嵌合部が凹形状
    の嵌合凹部となしてあることを特徴とするシングルレバ
    ー式混合水栓。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記嵌
    合部が前記固定弁体の中心周りに均等な方向且つ均等に
    離れた位置に分散配置してあることを特徴とするシング
    ルレバー式混合水栓。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記流
    出口に連通して前記固定弁体の前記可動弁体側に所定深
    さで形成した開口部の形状が、前記流出口から前記固定
    弁体の中心方向に膨出する部分と、該可動弁体における
    回転方向の右及び左方向に膨出する部分とを有する形状
    となしてあることを特徴とするシングルレバー式混合水
    栓。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010084850A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Toto Ltd 湯水混合カートリッジ
EP3358231A1 (de) * 2017-02-01 2018-08-08 Ideal Standard International BVBA Einhebelmischkartusche und verfahren zur montage der einhebelmischkartusche
CN112555453A (zh) * 2020-12-10 2021-03-26 开平市凯赛德水暖配件有限公司 一种冷热水混合阀芯

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JP2010084850A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Toto Ltd 湯水混合カートリッジ
EP3358231A1 (de) * 2017-02-01 2018-08-08 Ideal Standard International BVBA Einhebelmischkartusche und verfahren zur montage der einhebelmischkartusche
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