JP2008133932A - 水栓における弁機構 - Google Patents
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Abstract
【効果】Oリング27,28を圧縮コイルばねと関係なく選定することにより最適なシール機能を得るとともに、圧縮コイルばねをOリング27,28と関係なく選定することにより最適な面圧機能を得てシングルレバーによる可動弁体33の操作性を向上させることができる。
【選択図】図4
Description
請求項1の発明にかかる水栓の弁機構は、下記のように構成されている。
この水栓においては、ケース4内で固定弁体24と可動弁体33とをそれらの弁面29,35で互いに重合させ、その可動弁体33を固定弁体24に対し操作部材12により移動させることにより、この固定弁体24の弁面29に設けた流体供給用連通孔30,31とこの可動弁体33の弁面35に設けた流体吐出用連通孔36との間の連通面積を変更することができる。ケース4内で流体供給路13,14に接続した流体供給口19,22を有する流路接続部18,21に対し前記固定弁体24を接続して、その流体供給口19,22を前記固定弁体24の流体供給用連通孔30,31にこの流路接続部18,21で連通している。その流体供給口19,22と流体供給用連通孔30,31との間の流路連通部G18,G21をシールするシール機能を有するシール部材27,28を、この流路接続部18,21に設けている。ケース4内で前記可動弁体33の弁面35に対し前記固定弁体24の弁面29を圧接する面圧機能を有する弾性体38を設けている。この流路接続部18,21のシール部材27,28とこの弾性体38とは互いに別部品であって、このシール部材27,28は前記面圧機能を有しないとともに、この弾性体38は前記シール機能を有しない。
この水栓においては、ケース4内で固定弁体24と可動弁体33とをそれらの弁面29,35で互いに重合させ、この固定弁体24の弁面29には湯供給用連通孔30と水供給用連通孔31とを設けるとともに、この可動弁体33の弁面35には混合湯水吐出用連通孔36を設け、その可動弁体33を固定弁体24に対し操作部材12により移動させることにより、この湯供給用連通孔30及び水供給用連通孔31とこの混合湯水吐出用連通孔36との間の連通面積を変更して、混合湯水吐出用連通孔36から吐出される湯の流量または水の流量または混合湯水の流量及び混合比を調節することができる。ケース4内で湯供給路13に接続した湯供給口19を有する湯路接続部18と水供給路14に接続した水供給口22を有する水路接続部21とに対し前記固定弁体24を接続して、その湯供給口19を前記固定弁体24の湯供給用連通孔30にこの湯路接続部18で連通するとともに、その水供給口22を前記固定弁体24の水供給用連通孔31にこの水路接続部21で連通している。その湯供給口19と湯供給用連通孔30との間の湯路連通部G18をシールするシール機能を有するシール部材27をこの湯路接続部18に設けるとともに、その水供給口22と水供給用連通孔31との間の水路連通部G21をシールするシール機能を有するシール部材28をこの水路接続部21に設けている。ケース4内で前記可動弁体33の弁面35に対し前記固定弁体24の弁面29を圧接する面圧機能を有する弾性体38を設けている。この湯路接続部18のシール部材27及び水路接続部21のシール部材28とこの弾性体38とは互いに別部品であって、これらのシール部材27,28は前記面圧機能を有しないとともに、この弾性体38は前記シール機能を有しない。
図1に示すシングルレバー式湯水混合栓において外ケース1内には図2(a)(b)(c)(d)に示すカートリッジ2が嵌め込まれている。この外ケース1の側面には吐出管3が取着されている。
* シングルレバー式湯水混合栓において、可動弁体33の弁面35に対し固定弁体24の弁面29を圧接する面圧機能を有する圧縮コイルばね38は、湯路連通部G18及び水路連通部G21をシールするシール機能を有するシール部材に対し別部品であって、そのシール機能を有しない。そのため、シール部材としてOリング27,28などのガスケットを圧縮コイルばね38と関係なく選定することにより最適なシール機能を得ることができる。
・ 本実施形態としてはシングルレバー式湯水混合栓を例示したが、固定弁体の弁面に設けた一つの流体供給用連通孔と可動弁体の弁面に設けた一つの流体吐出用連通孔との間の連通面積を変更して流体吐出用連通孔から吐出され流体の流量を調節することができる単水栓に具体化することも可能である。
・ 前記シール機能がなく前記面圧機能のみを有する弾性体としては、コイルばね(圧縮コイルばね38等)や板ばねなどのばねのほかに、弾性ゴムを利用する。
Claims (5)
- ケース内で固定弁体と可動弁体とをそれらの弁面で互いに重合させ、その可動弁体を固定弁体に対し操作部材により移動させることにより、この固定弁体の弁面に設けた流体供給用連通孔とこの可動弁体の弁面に設けた流体吐出用連通孔との間の連通面積を変更することができる水栓において、
ケース内で流体供給路に接続した流体供給口を有する流路接続部に対し前記固定弁体を接続してその流体供給口を前記固定弁体の流体供給用連通孔にこの流路接続部で連通し、
その流体供給口と流体供給用連通孔との間の流路連通部をシールするシール機能を有するシール部材をこの流路接続部に設けるとともに、ケース内で前記可動弁体の弁面に対し前記固定弁体の弁面を圧接する面圧機能を有する弾性体を設け、
この流路接続部のシール部材とこの弾性体とは互いに別部品であって、このシール部材は前記面圧機能を有しないとともに、この弾性体は前記シール機能を有しない
ことを特徴とする水栓における弁機構。 - ケース内で固定弁体と可動弁体とをそれらの弁面で互いに重合させ、この固定弁体の弁面には湯供給用連通孔と水供給用連通孔とを設けるとともに、この可動弁体の弁面には混合湯水吐出用連通孔を設け、その可動弁体を固定弁体に対し操作部材により移動させることにより、この湯供給用連通孔及び水供給用連通孔とこの混合湯水吐出用連通孔との間の連通面積を変更して、混合湯水吐出用連通孔から吐出される湯の流量または水の流量または混合湯水の流量及び混合比を調節することができる水栓において、
ケース内で湯供給路に接続した湯供給口を有する湯路接続部と水供給路に接続した水供給口を有する水路接続部とに対し前記固定弁体を接続してその湯供給口を前記固定弁体の湯供給用連通孔にこの湯路接続部で連通するとともにその水供給口を前記固定弁体の水供給用連通孔にこの水路接続部で連通し、
その湯供給口と湯供給用連通孔との間の湯路連通部をシールするシール機能を有するシール部材をこの湯路接続部に設けるとともに、その水供給口と水供給用連通孔との間の水路連通部をシールするシール機能を有するシール部材をこの水路接続部に設け、
ケース内で前記可動弁体の弁面に対し前記固定弁体の弁面を圧接する面圧機能を有する弾性体を設け、
この湯路接続部のシール部材及び水路接続部のシール部材とこの弾性体とは互いに別部品であって、これらのシール部材は前記面圧機能を有しないとともに、この弾性体は前記シール機能を有しない
ことを特徴とする水栓における弁機構。 - 前記湯路接続部及び水路接続部は前記ケースに対し別部品であってそのケースに設けた湯供給路及び水供給路に重合され、その湯路接続部及び水路接続部に前記固定弁体が重合されていることを特徴とする請求項2に記載の水栓における弁機構。
- 前記シール部材はガスケットであることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の水栓における弁機構。
- 前記弾性体はばねであることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれかの請求項に記載の水栓における弁機構。
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JP2006321886A JP2008133932A (ja) | 2006-11-29 | 2006-11-29 | 水栓における弁機構 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103307316A (zh) * | 2013-06-26 | 2013-09-18 | 康春青 | 一种阀芯 |
CN104358893A (zh) * | 2014-09-08 | 2015-02-18 | 广东顺德光晟电器有限公司 | 具有泄压功能的承压式水咀 |
EP3358231A1 (de) * | 2017-02-01 | 2018-08-08 | Ideal Standard International BVBA | Einhebelmischkartusche und verfahren zur montage der einhebelmischkartusche |
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JPH047774U (ja) * | 1990-05-08 | 1992-01-23 |
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2006
- 2006-11-29 JP JP2006321886A patent/JP2008133932A/ja active Pending
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JP7223603B2 (ja) | 2019-02-13 | 2023-02-16 | Sanei株式会社 | 水栓及び水栓装置 |
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