JP2008133932A - 水栓における弁機構 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】シングルレバー式湯水混合栓において採用したOリング27,28は、可動弁体33の弁面35に対し固定弁体24の弁面29を圧接する面圧機能がなく、湯路連通部G18及び水路連通部G21をシールするシール機能を有する。また、シングルレバー式湯水混合栓において採用した圧縮コイルばねは、このOリング27,28に対し別部品であって、そのシール機能がなくその面圧機能を有する。
【効果】Oリング27,28を圧縮コイルばねと関係なく選定することにより最適なシール機能を得るとともに、圧縮コイルばねをOリング27,28と関係なく選定することにより最適な面圧機能を得てシングルレバーによる可動弁体33の操作性を向上させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、シングルレバー式湯水混合栓などの水栓において、流量を調節する弁機構に関するものである。
従来のシングルレバー式湯水混合栓(例えば下記の特許文献1及び特許文献2などを参照)においては、ケース内で固定弁体と可動弁体とをそれらの弁面で互いに重合させ、この固定弁体の弁面には湯供給用連通孔と水供給用連通孔とを設けるとともに、この可動弁体の弁面には混合湯水吐出用連通孔を設けている。このケース内で湯供給路に接続した湯供給口を有する湯路接続部と水供給路に接続した水供給口を有する水路接続部とに対し固定弁体を接続して、その湯供給口を固定弁体の湯供給用連通孔にこの湯路接続部で連通するとともに、その水供給口を固定弁体の水供給用連通孔にこの水路接続部で連通している。この可動弁体を固定弁体に対し操作部材により移動させることにより、この湯供給用連通孔及び水供給用連通孔とこの混合湯水吐出用連通孔との間の連通面積を変更して、混合湯水吐出用連通孔から吐出される湯の流量または水の流量または混合湯水の流量及び混合比を調節することができる。
実公平3−20610号公報 実開平6−85974号公報
上記特許文献1では、湯路接続部及び水路接続部の全体をパッキンのみにより構成し、そのパッキンをケースと固定弁体との間の締付力で流路方向へ圧縮することにより、そのパッキンに生じる流路方向の弾性力により可動弁体の弁面に対し固定弁体の弁面を圧接する面圧機能を有するとともに、そのパッキンが流路方向に対し直交する方向へ膨らんで湯供給口と湯供給用連通孔との間の湯路連通部をシールするシール機能と水供給口と水供給用連通孔との間の水路連通部をシールするシール機能とを有している。このパッキンが面圧機能とシール機能とを兼ねているために部品点数を減らして構造を簡単にすることはできるが、シール機能をある程度高めるためにパッキンに対する流路方向への圧縮力を大きくし過ぎると、可動弁体の弁面に対する固定弁体の弁面の圧接力が大きくなり過ぎ、操作部材により可動弁体を操作する際に、鏡面仕上げである両弁面間にリンキング現象が生じ易くなり、操作部材による可動弁体の操作性が悪くなる問題があった。従って、固定弁体や可動弁体などの部品の組立精度や操作性等の検査精度を高く維持しなければならない。
そこで、上記特許文献2では、上記パッキンに加えて、そのパッキンを固定弁体へ圧接するスプリングを付設している。そのため、部品の組立誤差をそのスプリングの変形代により吸収して流路方向への圧縮力をパッキンとスプリングとにより分担するため、パッキンに大きな弾性力が生じることをある程度防ぐことはできる。しかし、パッキンにはケースと固定弁体との間の締付力ばかりではなくスプリングの弾性力も付与されるため、そのスプリングの弾性力が面圧機能ばかりではなくシール機能にも影響を及ぼし、最適な面圧機能及びシール機能を得るためにはスプリングの弾性力の設定を最適に行わなければならず、やはり、固定弁体や可動弁体などの部品の組立精度や操作性等の検査精度を高く維持しなければならない。
この発明は、各種水栓の弁機構において、最適なシール機能を得るとともに、最適な面圧機能を得て操作部材による可動弁体の操作性を向上させることを目的としている。
後記実施形態の図面(図1〜5)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかる水栓の弁機構は、下記のように構成されている。
この水栓においては、ケース4内で固定弁体24と可動弁体33とをそれらの弁面29,35で互いに重合させ、その可動弁体33を固定弁体24に対し操作部材12により移動させることにより、この固定弁体24の弁面29に設けた流体供給用連通孔30,31とこの可動弁体33の弁面35に設けた流体吐出用連通孔36との間の連通面積を変更することができる。ケース4内で流体供給路13,14に接続した流体供給口19,22を有する流路接続部18,21に対し前記固定弁体24を接続して、その流体供給口19,22を前記固定弁体24の流体供給用連通孔30,31にこの流路接続部18,21で連通している。その流体供給口19,22と流体供給用連通孔30,31との間の流路連通部G18,G21をシールするシール機能を有するシール部材27,28を、この流路接続部18,21に設けている。ケース4内で前記可動弁体33の弁面35に対し前記固定弁体24の弁面29を圧接する面圧機能を有する弾性体38を設けている。この流路接続部18,21のシール部材27,28とこの弾性体38とは互いに別部品であって、このシール部材27,28は前記面圧機能を有しないとともに、この弾性体38は前記シール機能を有しない。
請求項2の発明にかかる水栓の弁機構は、下記のように構成されている。
この水栓においては、ケース4内で固定弁体24と可動弁体33とをそれらの弁面29,35で互いに重合させ、この固定弁体24の弁面29には湯供給用連通孔30と水供給用連通孔31とを設けるとともに、この可動弁体33の弁面35には混合湯水吐出用連通孔36を設け、その可動弁体33を固定弁体24に対し操作部材12により移動させることにより、この湯供給用連通孔30及び水供給用連通孔31とこの混合湯水吐出用連通孔36との間の連通面積を変更して、混合湯水吐出用連通孔36から吐出される湯の流量または水の流量または混合湯水の流量及び混合比を調節することができる。ケース4内で湯供給路13に接続した湯供給口19を有する湯路接続部18と水供給路14に接続した水供給口22を有する水路接続部21とに対し前記固定弁体24を接続して、その湯供給口19を前記固定弁体24の湯供給用連通孔30にこの湯路接続部18で連通するとともに、その水供給口22を前記固定弁体24の水供給用連通孔31にこの水路接続部21で連通している。その湯供給口19と湯供給用連通孔30との間の湯路連通部G18をシールするシール機能を有するシール部材27をこの湯路接続部18に設けるとともに、その水供給口22と水供給用連通孔31との間の水路連通部G21をシールするシール機能を有するシール部材28をこの水路接続部21に設けている。ケース4内で前記可動弁体33の弁面35に対し前記固定弁体24の弁面29を圧接する面圧機能を有する弾性体38を設けている。この湯路接続部18のシール部材27及び水路接続部21のシール部材28とこの弾性体38とは互いに別部品であって、これらのシール部材27,28は前記面圧機能を有しないとともに、この弾性体38は前記シール機能を有しない。
請求項2の発明を前提とする請求項3の発明において、前記湯路接続部18及び水路接続部21は、前記ケース4に対し別部品であって、そのケース4に設けた湯供給路13及び水供給路14に重合され、その湯路接続部18及び水路接続部21に前記固定弁体24が重合されている。従って、この湯路接続部18及び水路接続部21の採用により、湯路連通部G18のシール部材27及び水路連通部G21のシール部材28の位置を調節することができる。
請求項1または請求項2または請求項3の発明を前提とする請求項4の発明において、前記シール部材はガスケット27,28である。従って、このガスケット27,28の採用により、最適なシール機能を得ることができる。例えば、このガスケットとしては、固定弁体24に形成した流路連結孔部(湯路連結孔部25、水路連結孔部26)に挿嵌した流路接続部(湯路接続部18、水路接続部21)の外周とその流路連結孔部(湯路連結孔部25、水路連結孔部26)の内周との間の流路連通部(湯路連通部G18、水路連通部G21)に嵌め込んだOリング27,28等のシールリングを利用する。
請求項1から請求項4のうちいずれかの請求項の発明を前提とする請求項5の発明において、前記弾性体はばね38である。従って、このばね38の採用により、弾性力の設定を行い易くなって最適な面圧機能を得ることができる。
本発明では、各種水栓の弁機構において、前記面圧機能がなく前記シール機能を有するシール部材27,28と、前記シール機能がなく前記面圧機能を有する弾性体38とを採用したので、シール部材27,28を弾性体38と関係なく選定することにより最適なシール機能を得るとともに、弾性体38をシール部材27,28と関係なく選定することにより最適な面圧機能を得て、操作部材12による可動弁体33の操作性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる水栓の弁機構について図面を参照して説明する。
図1に示すシングルレバー式湯水混合栓において外ケース1内には図2(a)(b)(c)(d)に示すカートリッジ2が嵌め込まれている。この外ケース1の側面には吐出管3が取着されている。
このカートリッジ2において合成樹脂からなるケース4には、図3及び図4に示すように、底壁5の外周から周壁6が上方へ延び、その周壁6の上端部に蓋壁7が嵌着されている。この周壁6内でセラミック製の固定受け8がこの蓋壁7の下側に並べて嵌め込まれている。この蓋壁7及び固定受け8の内側には上下方向へ延びる鉛直回動中心線9aを中心に合成樹脂製の操作板9が回動可能に嵌合されている。この操作板9にはこの鉛直回動中心線9aに対し直交する水平回動中心線11aを中心に操作腕10がピン11により回動可能に支持されている。この操作腕10は、ピン11から操作板9の内側へ延設されて周壁6内に突出する連動腕部10aと、ピン11から操作板9の外側へ延設されて前記外ケース1の上端部から上方へ突出する連結腕部10bとを有している。
前記外ケース1の上端部には操作部材としてのシングルレバー12の基端部が被冠され、その基端部にこの操作腕10の連結腕部10bが取着されている。このシングルレバー12を操作すると、その動きがこの連結腕部10bに伝わり、操作腕10の連動腕部10aが前記鉛直回動中心線9aを中心に回動するとともに前記水平回動中心線11aを中心に回動する。
図3,4及び図2(d)に示すように、前記カートリッジ2においてケース4の底壁5には湯供給路13(流体供給路)と水供給路14(流体供給路)と混合湯水吐出路15(流体吐出路)とが形成されて、前記鉛直回動中心線9aを中心とする同一円周角度(120度)間隔で配置されている。この混合湯水吐出路15が前記外ケース1内で吐出管3に連通される。このケース4の周壁6内で底壁5上にはこの湯供給路13の上方で湯路連結孔部16が形成されているとともに、この水供給路14の上方で水路連結孔部17が形成されている。
前記カートリッジ2において、ケース4に対し別部品である湯路接続部(流体接続部)としての湯路接続筒18は、合成樹脂からなり、ケース4の周壁6内でこの湯路連結孔部16に挿嵌され、前記湯供給路13に重合されて連通する湯供給口19(流体供給口)を有している。この湯路接続筒18の上半部はこの湯路連結孔部16から上方へ突出している。この湯路接続筒18の下半部外周とこの湯路連結孔部16の内周との間にはOリング20が嵌め込まれている。また、前記カートリッジ2において、ケース4に対し別部品である水路接続部(流体接続部)としての水路接続筒21は、合成樹脂からなり、ケース4の周壁6内でこの水路連結孔部17に挿嵌され、前記水供給路14に重合されて連通する水供給口22(流体供給口)を有している。この水路接続筒21の上半部はこの水路連結孔部17から上方へ突出している。この水路接続筒21の下半部外周とこの水路連結孔部17の内周との間にはOリング23が嵌め込まれている。
前記カートリッジ2において、ケース4の周壁6内に嵌め込まれた固定弁体24は、セラミックからなり、ケース4の底壁5上に重合されている。この固定弁体24の下側には、前記湯路接続筒18の上半部が挿嵌された湯路連結孔部25が形成されているとともに、前記水路接続筒21の上半部が挿嵌された水路連結孔部26が形成されている。この湯路接続筒18の上半部外周とこの湯路連結孔部25の内周との間の湯路連通部G18(流路連通部)にはガスケット(シール部材)としてのOリング27が嵌め込まれている。この水路接続筒21の上半部外周とこの水路連結孔部26の内周との間の水路連通部G21(流路連通部)にはガスケット(シール部材)としてのOリング28が嵌め込まれている。この固定弁体24の上側全体には平坦な弁面29が形成されている。図5(b)に示すように、この弁面29には、前記湯路接続筒18の湯供給口19に連通する長孔状の湯供給用連通孔30(流体供給用連通孔)と、前記水路接続筒21の水供給口22に連通する長孔状の水供給用連通孔31(流体供給用連通孔)とが形成されているとともに、前記底壁5の混合湯水吐出路15に連通する混合湯水吐出用連通孔32(流体吐出用連通孔)が形成されている。
前記カートリッジ2において、ケース4の周壁6内でケース4の蓋壁7と並べて嵌め込まれたセラミック製の固定受け8と前記固定弁体24との間でセラミックからなる可動弁体33が挟持されている。この可動弁体33の上側には連動凹部34が形成され、その連動凹部34に前記操作腕10の連動腕部10aが係入されている。この可動弁体33の下側全体には平坦な弁面35が形成されている。図5(c)に示すように、この弁面35には前記固定弁体24の混合湯水吐出用連通孔32に連通する混合湯水吐出用連通孔36(流体吐出用連通孔)が形成されている。
図3及び図5(a)に示すように、前記カートリッジ2において、ケース4の底壁5には複数(例えば3個)の支持凹部37が前記湯供給路13と水供給路14と混合湯水吐出路15との間で前記鉛直回動中心線9aを中心とする同一円周角度(120度)間隔で配置され、金属からなる圧縮コイルばね38がこの各支持凹部37に収容されて前記固定弁体24の下側を圧接する。この各圧縮コイルばね38の弾性力により、この固定弁体24の弁面29が前記可動弁体33の弁面35に圧接される。
さて、シングルレバー12を操作すると、その動きが操作腕10及び操作板9を介して可動弁体33に伝わり、可動弁体33の弁面35が固定弁体24の弁面29に沿って移動し、その弁面29に対する弁面35の位置が変化する。可動弁体33の弁面35が固定弁体24の湯供給用連通孔30及び水供給用連通孔31を共に閉塞すると、湯供給用連通孔30から混合湯水吐出用連通孔36への湯の供給が遮断されるとともに、水供給用連通孔31から混合湯水吐出用連通孔36への水の供給が遮断される。可動弁体33の弁面35が固定弁体24の湯供給用連通孔30及び水供給用連通孔31を共に開放すると、湯供給用連通孔30から混合湯水吐出用連通孔36へ湯が供給されるとともに、水供給用連通孔31から混合湯水吐出用連通孔36へ水が供給される。その際、湯供給用連通孔30及び水供給用連通孔31と混合湯水吐出用連通孔36との間の連通面積が変更されて、混合湯水吐出用連通孔36から吐出される混合湯水の流量及び混合比を調節することができる。可動弁体33の弁面35が固定弁体24の水供給用連通孔31のみを閉塞すると、上記水の供給が遮断されるとともに上記湯の供給が行われる。その際、湯の流量を調節することができる。可動弁体33の弁面35が固定弁体24の湯供給用連通孔30のみを閉塞すると、上記湯の供給が遮断されるとともに上記水の供給が行われる。その際、水の流量を調節することができる。
本実施形態は下記の効果を有する。
* シングルレバー式湯水混合栓において、可動弁体33の弁面35に対し固定弁体24の弁面29を圧接する面圧機能を有する圧縮コイルばね38は、湯路連通部G18及び水路連通部G21をシールするシール機能を有するシール部材に対し別部品であって、そのシール機能を有しない。そのため、シール部材としてOリング27,28などのガスケットを圧縮コイルばね38と関係なく選定することにより最適なシール機能を得ることができる。
* シングルレバー式湯水混合栓において、湯路連通部G18及び水路連通部G21をシールするシール機能を有するOリング27,28は、可動弁体33の弁面35に対し固定弁体24の弁面29を圧接する面圧機能を有する弾性体に対し別部品であって、その面圧機能を有しない。そのため、弾性体として圧縮コイルばね38などのばねをOリング27,28と関係なく選定することにより最適な面圧機能を得る。従って、シングルレバー12による可動弁体33の操作性を向上させることができる。
前記実施形態以外にも下記のように構成してもよい。
・ 本実施形態としてはシングルレバー式湯水混合栓を例示したが、固定弁体の弁面に設けた一つの流体供給用連通孔と可動弁体の弁面に設けた一つの流体吐出用連通孔との間の連通面積を変更して流体吐出用連通孔から吐出され流体の流量を調節することができる単水栓に具体化することも可能である。
・ 前記湯路接続筒18及び水路接続筒21をそれぞれ湯路接続部及び水路接続部としてケース4の底壁5の湯路連結孔部16及び水路連結孔部17と一体的に設ける。その際、Oリング20,23を省略する。
・ 前記面圧機能がなく前記シール機能のみを有するシール部材としては、ガスケットにおいてOリング27,28等のシールゴムリングを利用する。
・ 前記シール機能がなく前記面圧機能のみを有する弾性体としては、コイルばね(圧縮コイルばね38等)や板ばねなどのばねのほかに、弾性ゴムを利用する。
本実施形態にかかる水栓を示す一部切欠き側面図である。 (a)はその水栓に嵌め込まれるカートリッジを示す斜視図であり、(b)は同じく背面図であり、(c)は同じく側面図であり、(d)は同じく底面図である。 図2(b)のA−A線において側面側から見た拡大断面図である。 図2(c)のB−B線において背面側から見た拡大断面図である。 (a)は図3のC−C線において底面側から見た断面図であり、(b)は図3のD−D線において平面側から見た断面図であり、(c)は図3のE−E線において底面側から見た断面図である。
符号の説明
4…カートリッジのケース、12…操作部材としてのシングルレバー、13…流体供給路としての湯供給路、14…流体供給路としての水供給路、18…流路接続部である湯路接続部としての湯路接続筒、19…流体供給口としての湯供給口、21…流路接続部である水路接続部としての水路接続筒、22…流体供給口としての水供給口、24…固定弁体、27,28…シール部材であるガスケットとしてのOリング、29…固定弁体の弁面、30…流体供給用連通孔としての湯供給用連通孔、31…流体供給用連通孔としての水供給用連通孔、33…可動弁体、35…可動弁体の弁面、36…流体吐出用連通孔としての混合湯水吐出用連通孔、38…弾性体としての圧縮コイルばね、G18…流路連通部としての湯路連通部、G21…流路連通部としての水路連通部。

Claims (5)

  1. ケース内で固定弁体と可動弁体とをそれらの弁面で互いに重合させ、その可動弁体を固定弁体に対し操作部材により移動させることにより、この固定弁体の弁面に設けた流体供給用連通孔とこの可動弁体の弁面に設けた流体吐出用連通孔との間の連通面積を変更することができる水栓において、
    ケース内で流体供給路に接続した流体供給口を有する流路接続部に対し前記固定弁体を接続してその流体供給口を前記固定弁体の流体供給用連通孔にこの流路接続部で連通し、
    その流体供給口と流体供給用連通孔との間の流路連通部をシールするシール機能を有するシール部材をこの流路接続部に設けるとともに、ケース内で前記可動弁体の弁面に対し前記固定弁体の弁面を圧接する面圧機能を有する弾性体を設け、
    この流路接続部のシール部材とこの弾性体とは互いに別部品であって、このシール部材は前記面圧機能を有しないとともに、この弾性体は前記シール機能を有しない
    ことを特徴とする水栓における弁機構。
  2. ケース内で固定弁体と可動弁体とをそれらの弁面で互いに重合させ、この固定弁体の弁面には湯供給用連通孔と水供給用連通孔とを設けるとともに、この可動弁体の弁面には混合湯水吐出用連通孔を設け、その可動弁体を固定弁体に対し操作部材により移動させることにより、この湯供給用連通孔及び水供給用連通孔とこの混合湯水吐出用連通孔との間の連通面積を変更して、混合湯水吐出用連通孔から吐出される湯の流量または水の流量または混合湯水の流量及び混合比を調節することができる水栓において、
    ケース内で湯供給路に接続した湯供給口を有する湯路接続部と水供給路に接続した水供給口を有する水路接続部とに対し前記固定弁体を接続してその湯供給口を前記固定弁体の湯供給用連通孔にこの湯路接続部で連通するとともにその水供給口を前記固定弁体の水供給用連通孔にこの水路接続部で連通し、
    その湯供給口と湯供給用連通孔との間の湯路連通部をシールするシール機能を有するシール部材をこの湯路接続部に設けるとともに、その水供給口と水供給用連通孔との間の水路連通部をシールするシール機能を有するシール部材をこの水路接続部に設け、
    ケース内で前記可動弁体の弁面に対し前記固定弁体の弁面を圧接する面圧機能を有する弾性体を設け、
    この湯路接続部のシール部材及び水路接続部のシール部材とこの弾性体とは互いに別部品であって、これらのシール部材は前記面圧機能を有しないとともに、この弾性体は前記シール機能を有しない
    ことを特徴とする水栓における弁機構。
  3. 前記湯路接続部及び水路接続部は前記ケースに対し別部品であってそのケースに設けた湯供給路及び水供給路に重合され、その湯路接続部及び水路接続部に前記固定弁体が重合されていることを特徴とする請求項2に記載の水栓における弁機構。
  4. 前記シール部材はガスケットであることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の水栓における弁機構。
  5. 前記弾性体はばねであることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれかの請求項に記載の水栓における弁機構。
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