JP2003026441A - 陰極線管用ファンネルガラスの製造方法及び陰極線管用ファンネルガラス - Google Patents

陰極線管用ファンネルガラスの製造方法及び陰極線管用ファンネルガラス

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JP2003026441A
JP2003026441A JP2001213244A JP2001213244A JP2003026441A JP 2003026441 A JP2003026441 A JP 2003026441A JP 2001213244 A JP2001213244 A JP 2001213244A JP 2001213244 A JP2001213244 A JP 2001213244A JP 2003026441 A JP2003026441 A JP 2003026441A
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cathode ray
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funnel glass
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宏師 小森
Hiroki Yamazaki
博樹 山崎
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    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フリットが付着したカラーパネルや白黒用パ
ネルのリサイクルに適した陰極線管用ファンネルガラス
の製造方法及び陰極線管用ファンネルガラスを提供する
ことである。 【構成】 本発明の陰極線管用ファンネルガラスの製造
方法は、陰極線管用パネルガラスまたはフリットを陰極
線管用ファンネルガラス原料として用いる陰極線管用フ
ァンネルガラスの製造方法において、陰極線管用ファン
ネルガラスのガラス肉厚10mmにおける波長1050
nmの光透過率の変動が10%以内となるように、ガラ
ス原料にFe23を0.05〜1質量%添加することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管用ファンネル
ガラスの製造方法及び陰極線管用ファンネルガラスに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】陰極線管の外囲器は、映像が映し出され
るパネル部と、電子銃が装着される管状のネック部と、
パネル部とネック部を接続する漏斗状のファンネル部か
ら構成される。電子銃から出た電子線は、パネル部の内
面に設けられた蛍光体を発光させてパネル部に映像を映
し出すが、この時に制動X線が管内に発生し、これが外
囲器を通して管外に漏れると人体に悪影響を及ぼすた
め、この種の外囲器には高いX線吸収能を有することが
要求されている。
【0003】通常、白黒パネルには、電子線及びX線等
によってガラスが着色しないことが要求され、PbOを
5%程度含有するガラスが用いられている。カラーパネ
ルは、白黒パネルより高い電圧下で使用されるため、電
子線及びX線等によってガラスが着色しないことがより
厳しく要求され、PbOを含有せず、SrO及びBaO
を含有させたガラスが用いられる。また、ファンネルに
は高いX線吸収係数を有することが要求されPbOを1
0%以上含有するガラスが使用されている。これらのパ
ネルとファンネルは、白黒陰極線管バルブの場合は熔着
により、カラー陰極線管バルブの場合はPbO系フリッ
トにより接合される。
【0004】ところで、近年、陰極線管バルブガラスの
リサイクルが進んでいる。具体的には、まず、陰極線管
バルブガラスをカラー用バルブガラスと白黒用バルブガ
ラスに分別し、それぞれパネルガラス、ファンネルガラ
ス及びネックガラスの各部材に分割する。次に、各部材
を薬液に浸漬し、蛍光体、カーボンダグ、フリット等を
除去する。続いて、各部材ごとに粉砕し、粉砕したガラ
スを各部材のガラス原料として使用することでリサイク
ルしている。
【0005】このように白黒用とカラー用及び各々のパ
ーツ毎に完全に分別しなければならない理由は、例え
ば、白黒用パネルのようにPbOを含有するガラスがカ
ラーパネルガラスの原料に混入すると、これを用いて作
製したパネルガラスに電子線及びX線による着色が生じ
るためである。
【0006】また、カラーパネルからフリットが完全に
除去されていなければ、同様の問題が生じる。
【0007】しかしながら、上記のように各部材ごとに
完全に分別することは、手間がかかり、製品のコストア
ップになる。また、白黒用陰極線管バルブガラスは需要
が少なく生産量が限られており、白黒用陰極線管バルブ
ガラスを完全にリサイクルすることができないという問
題もある。
【0008】そこで、フリットが付着したカラーパネル
や白黒用パネルが、PbO系ガラスであるファンネルガ
ラスの原料としてリサイクルされつつある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】白黒用パネル、カラー
パネル及びフリット中には、NiO、Co34、MnO
2、Cr23といった着色剤が含まれており、ファンネ
ルガラス原料へのリサイクルを行うと、これら着色剤が
ファンネルガラス中に混入することになる。これら着色
剤が混入したファンネルガラスを用いて陰極線管を作製
しても特性上、特に問題となることはないが、フリット
やカラーパネル及び白黒用パネルガラスの発生量が一定
していないために、ファンネルガラスの原料に占めるリ
サイクルガラスの割合が変動し、それに伴い着色剤の量
も変動する。その結果、ファンネルガラスの赤外線透過
率が一定しなくなり、ガラス熔融窯でファンネルガラス
を生産する際に、窯の底部の温度が変動し、熔融ガラス
生地の流れが安定せず、泡やブツが増加して良品率が低
下する虞がある。
【0010】本発明の目的は、フリットが付着したカラ
ーパネルや白黒用パネルのリサイクルに適した陰極線管
用ファンネルガラスの製造方法及び陰極線管用ファンネ
ルガラスを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、種々の実
験を繰り返した結果、フリット、カラーパネル或いは白
黒用パネルに含まれる着色剤がファンネルガラス中に混
入しても、着色剤の量に応じてFe23を所定量含有さ
せることで、ガラスの赤外線透過率を安定させられるこ
とを見いだし、本発明として提案するものである。
【0012】即ち、本発明の陰極線管用ファンネルガラ
スの製造方法は、陰極線管用パネルガラスまたはフリッ
トを陰極線管用ファンネルガラス原料として用いる陰極
線管用ファンネルガラスの製造方法において、陰極線管
用ファンネルガラスのガラス肉厚10mmにおける波長
1050nmの光透過率の変動が10%以内となるよう
に、ガラス原料にFe23を0.05〜1質量%添加す
ることを特徴とする。
【0013】また、本発明の陰極線管用ファンネルガラ
スの製造方法は、ガラス組成中に、NiO、Co34
MnO2、及びCr23の群から選択された一種又は二
種以上の着色剤を含む陰極線管用ファンネルガラスの製
造方法において、陰極線管用ファンネルガラスのガラス
肉厚10mmにおける波長1050nmの光透過率の変
動が10%以内となるように、ガラス原料にFe23
0.05〜1質量%添加することを特徴とする。
【0014】更に、本発明の陰極線管用ファンネルガラ
スは、陰極線管用パネルガラスまたはフリットをガラス
原料として用いて製造されてなる陰極線管用ファンネル
ガラスにおいて、Fe23が0.05〜1質量%添加さ
れてなることを特徴とする。
【0015】また、本発明の陰極線管用ファンネルガラ
スは、NiO、Co34、MnO2、及びCr23の群
から選択された一種又は二種以上の着色剤を含有し、且
つFe23の含有量が0.05〜1質量%であることを
特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の陰極線管用ファンネルガラスの製造方
法において、Fe23は、フリット、カラーパネル或い
は白黒用パネルから混入する着色剤(NiO、Co
34、MnO2、Cr23)と同様にガラスの赤外線透
過率を低下させる働きがある。それ故、着色剤の含有量
に応じてFe23の添加量を調整することにより、ガラ
スの赤外線透過率の安定化を計ることができる。ガラス
の赤外線透過率が安定しなければ、熔融窯底部の温度が
変動して、熔融ガラス生地の流れが安定せず、ブツや泡
が増加し生産効率を著しく低下させるため、赤外線透過
率の変動幅を10%以内に抑えなければない。また、こ
のようにして製造されるため、ブツや泡等が少ない陰極
線管用ファンネルガラスを得ることができる。
【0017】ガラスの赤外線透過率を安定させるには、
混入する着色剤にあわせてFe23の添加量を調整すれ
ばよいが、0.05%より少ないと、着色剤の量が大き
く変動した場合にガラスの赤外線透過率の変動を10%
以内に安定させることができない。一方、1%より多い
とガラスの赤外線透過率が低くなりすぎて、熔融窯の底
部まで熱が届かず、泡やブツが増加する。好ましい範囲
は0.08〜1%であり、より好ましい範囲は0.1〜
0.9%である。尚、ガラスの赤外線透過率が低いと、
熔融窯の底部まで熱が届かず、泡やブツが増加するた
め、波長1050nm、ガラス肉厚10mmにおける赤
外線透過率を50%以上(好ましくは60%以上、より
好ましくは70%以上)にすることが望ましい。
【0018】また、本発明の陰極線管用ファンネルガラ
スは、PbOを10〜30質量%含有することにより、
0.6ÅにおけるX線吸収係数が40cm-1以上とな
り、X線遮蔽性能の高いものが得られ、また、成型に適
した粘度を得ることができる。
【0019】また、本発明の陰極線管用ファンネルガラ
スの好適な組成範囲は、質量百分率で、SiO2 48
〜58%、Al23 0.5〜6%、PbO 10〜3
0%、MgO 0〜5%、CaO 0〜6%、SrO
0〜9%、BaO 0〜9%、Na2O 3〜9%、K2
O 4〜11%、ZrO2 0〜3%、ZnO 0〜5
%、Fe23 0.05〜1%である。
【0020】本発明においてガラスの組成を上記のよう
に限定した理由は、次のとおりである。
【0021】SiO2は、ガラスのネットワークフォー
マーとなる成分である。その含有量が48〜58%のと
き、成型が容易になり、しかも、ネックガラスの熱膨張
係数との整合性が良くなる。好ましい範囲は50〜57
%である。
【0022】Al23もガラスのネットワークフォーマ
ーとなる成分である。その含有量が0.5〜6%のと
き、成型が容易になり、しかも、ネックガラスの熱膨張
係数との整合性が良くなる。好ましい範囲は1〜5%で
ある。
【0023】PbOは、ガラスのX線吸収係数を高める
成分である。その含有量が10〜30%のとき、十分な
X線吸収能力を得ることができ、しかも、成型に適した
粘度にすることができる。好ましい範囲は15〜27%
である。
【0024】MgOは、ガラスを熔融しやすくすると共
に、熱膨張係数と粘度を調整する成分である。その含有
量が5%以下のとき、ガラスが失透しにくく、液相温度
が低いため成型が容易となる。好ましくは4%以下であ
る。
【0025】CaOもMgOと同様にガラスを熔融しや
すくすると共に、熱膨張係数と粘度を調整する成分であ
る。その含有量が5%以下のとき、ガラスが失透しにく
く、液相温度が低いため成型が容易となる。好ましい範
囲は1〜5%である。
【0026】SrOとBaOは、ガラスを熔融しやすく
すると共に、熱膨張係数と粘度を調整し、さらにX線吸
収能を高める成分である。これら含有量がそれぞれ9%
以下のとき、ガラスが失透しにくく、液相温度が低いた
め成型が容易となる。好ましくは、それぞれ7%以下で
ある。
【0027】Na2Oは、熱膨張係数と粘度を調整する
成分である。その含有量が3〜9%のとき、ネックガラ
スの熱膨張係数との整合性が良くなり、しかも、成型に
適した粘度にすることができる。好ましい範囲は4〜8
%である。
【0028】K2OもNa2Oと同様に熱膨張係数と粘度
を調整する成分である。その含有量が4〜11%のと
き、ネックガラスの熱膨張係数との整合性も良くなり、
しかも、成型に適した粘度にすることができる。好まし
い範囲は5〜10%である。
【0029】ZrO2は、ガラスのX線吸収係数を高め
る成分である。その含有量が3%以下のとき、ガラスが
失透しにくく、また、ガラスの粘度も高くならず成型が
容易となる。好ましくは2%以下である。
【0030】ZnOは、その含有量が5%以下のとき、
ガラスのX線吸収係数を高めると共に、アルカリ溶出を
抑制する効果がある。好ましくは4%以下である。
【0031】着色剤であるNiO、Co34、MnO2
及びCr23は、フリット、カラーパネルガラス或いは
白黒用パネルガラスをファンネルガラスの原料としてリ
サイクルする場合、少なくとも一種は必ず混入するが、
これらの着色剤の混入量が多すぎると、ガラスの赤外線
透過率が低くなりすぎて、熔融窯の底部まで熱が届か
ず、泡やブツが増加する虞がある。そのため、着色剤の
合量を10000ppm以下にすることが望ましい。
【0032】
【実施例】以下、本発明の陰極線管用ファンネルガラス
を実施例に基づいて詳細に説明する。
【0033】表1は、パネルの組成とファンネルの組成
を示すものである。
【0034】
【表1】
【0035】表2及び表3は、本発明の実施例(試料N
o.1〜5)と比較例(試料No.6〜10)を示すも
のである。
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】表中の各試料は、次のようにして調製し
た。
【0039】まず、表1の組成を有するパネルガラスを
粉砕し、表2及び表3に示す使用割合で原料バッチと混
合してファンネルガラス用調合バッチを作製した。次
に、底部に熱電対を取り付けた粘土製坩堝に調合した調
合バッチを入れた。続いて、坩堝上部からのみ加熱され
る熔融炉で1550℃、6時間の条件で原料バッチを熔
融し、6時間後の坩堝底部の温度を測定した。
【0040】尚、表中の組成で、SrO、BaO、Zr
2、ZnO、NiO、Co34はパネルガラスから混
入するものである。
【0041】また、こうして得られた各試料のX線吸収
係数及び赤外線透過率を求め、表に示した。
【0042】X線吸収係数は、ガラス組成と密度に基づ
いて、0.6オングストロームの波長に対する吸収係数
を計算して求めたものである。
【0043】赤外線透過率は、各試料を肉厚が10mm
となるように光学研磨した後、赤外分光光度計によっ
て、1050nmの波長の光透過率を測定したものであ
る。
【0044】表1から明らかなように実施例である試料
No.1〜5は、着色剤の合量が変化しても、Fe23
の量を調整することで、赤外線透過率を一定にすること
ができ、坩堝底部の温度を一定にすることができた。ま
た、X線吸収係数は50cm -1以上と高い。
【0045】これに対し、比較例である試料No.6〜
10は、Fe23で赤外線透過率の調整を行っていない
ため、着色剤の合量が増加するにつれて、赤外線透過率
は低下して行き、坩堝底部の温度が低下した。
【0046】次に、連続式熔融窯で実施例である試料N
o.1〜5のバッチを繰り返し投入し熔融したガラス
と、比較例である試料No.6〜10のバッチを繰り返
し投入し熔融したガラスのガラス品質を比較した。
【0047】その結果、実施例である試料No.1〜5
のバッチを順次投入したものは、赤外線透過率の変動は
なく、熔融窯の底部の温度変動もなく、ガラス中の泡、
ブツも増加せず安定したガラス品質が得られた。
【0048】一方、比較例である試料No.6〜10の
バッチを順次投入したものは、赤外線透過率が15%変
動し、熔融窯の底部の温度が大きく変動したため、ガラ
ス中に泡、ブツが多数発生した。
【0049】本実施例ではフリットの付着していないパ
ネルガラスを使用したが、MnO2、Cr23を含有す
るフリットが付着したパネルガラスを使用しても、同様
の方法を用いることができることは言うまでもない。ま
た、フリットやパネルガラスをファンネルガラス原料と
して用いる際、X線吸収係数や粘性を調整するために、
PbOやAl23等で、所望の特性になるように調整し
ても良い。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明のガラスは、フリッ
ト、カラーパネル或いは白黒用パネルを原料として使用
しても、ガラスの赤外線透過率を一定にすることができ
るために生産性に優れており、陰極線管用ファンネルガ
ラスとして好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G062 AA03 BB01 BB04 DA05 DA06 DB02 DB03 DC01 DD01 DE01 DE02 DE03 DF04 EA01 EB03 EC03 EC04 ED01 ED02 ED03 EE01 EE02 EE03 EF01 EF02 EF03 EG01 EG02 EG03 FA01 FA10 FB01 FC01 FC02 FC03 FD01 FE01 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH08 HH09 HH10 HH12 HH13 HH15 HH17 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM25 NN05 NN14 NN15 5C012 AA02 BB01 5C032 AA02 BB03 BB10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管用パネルガラスまたはフリット
    を陰極線管用ファンネルガラス原料として用いる陰極線
    管用ファンネルガラスの製造方法において、陰極線管用
    ファンネルガラスのガラス肉厚10mmにおける波長1
    050nmの光透過率の変動が10%以内となるよう
    に、ガラス原料にFe23を0.05〜1質量%添加す
    ることを特徴とする陰極線管用ファンネルガラスの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 ガラス組成中に、NiO、Co34、M
    nO2、及びCr2 3の群から選択された一種又は二種
    以上の着色剤を含む陰極線管用ファンネルガラスの製造
    方法において、陰極線管用ファンネルガラスのガラス肉
    厚10mmにおける波長1050nmの光透過率の変動
    が10%以内となるように、ガラス原料にFe23
    0.05〜1質量%添加することを特徴とする陰極線管
    用ファンネルガラスの製造方法。
  3. 【請求項3】 陰極線管用パネルガラスまたはフリット
    をガラス原料として用いて製造されてなる陰極線管用フ
    ァンネルガラスにおいて、Fe23が0.05〜1質量
    %添加されてなることを特徴とする陰極線管用ファンネ
    ルガラス。
  4. 【請求項4】 ガラス組成中に、NiO、Co34、M
    nO2、及びCr2 3の群から選択された一種又は二種
    以上の着色剤を含有し、且つFe23の含有量が0.0
    5〜1質量%であることを特徴とする陰極線管用ファン
    ネルガラス。
  5. 【請求項5】 波長1050nmの光透過率が、ガラス
    肉厚10mmで、50%以上であることを特徴とする請
    求項4記載の陰極線管用ファンネルガラス。
  6. 【請求項6】 NiO、Co34、MnO2、及びCr2
    3の含有量の合量が10000ppm以下であること
    を特徴とする請求項4または5記載の陰極線管用ファン
    ネルガラス。
  7. 【請求項7】 質量百分率で、SiO2 48〜58
    %、Al23 0.5〜6%、PbO 10〜30%、
    MgO 0〜5%、CaO 0〜6%、SrO0〜9
    %、BaO 0〜9%、Na2O 3〜9%、K2O 4
    〜11%、ZrO2 0〜3%、ZnO 0〜5%、F
    23 0.05〜1%であることを特徴とする請求項
    4〜6にいずれかに記載の陰極線管用ファンネルガラ
    ス。
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