JP2003026244A - 段ボール製緩衝材 - Google Patents
段ボール製緩衝材Info
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- JP2003026244A JP2003026244A JP2001208692A JP2001208692A JP2003026244A JP 2003026244 A JP2003026244 A JP 2003026244A JP 2001208692 A JP2001208692 A JP 2001208692A JP 2001208692 A JP2001208692 A JP 2001208692A JP 2003026244 A JP2003026244 A JP 2003026244A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plates
- plate
- side plates
- leg
- bottom plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組み立てが簡単で、衝撃に強い段ボール製緩
衝材を形成する。 【解決手段】 底板１の周囲に側板２を連設して、隣接
する側板２を４５°の斜折線３を介して角片４で繋ぎ、
対向する側板２から２枚の脚板５、頂板６及び端板７を
順次延出し、脚板５同士を重ね合わせて側板２に沿わ
せ、これらを係合させて仮止めしておく。角片４を折り
込みつつ底板１から側板２を起立させると、扁平な状態
からワンタッチで商品収納部１５が形成され、頂板６を
外側へ、端板７を下方へ折り曲げると、緩衝部１６及び
付属品収納部１７が形成される。
衝材を形成する。 【解決手段】 底板１の周囲に側板２を連設して、隣接
する側板２を４５°の斜折線３を介して角片４で繋ぎ、
対向する側板２から２枚の脚板５、頂板６及び端板７を
順次延出し、脚板５同士を重ね合わせて側板２に沿わ
せ、これらを係合させて仮止めしておく。角片４を折り
込みつつ底板１から側板２を起立させると、扁平な状態
からワンタッチで商品収納部１５が形成され、頂板６を
外側へ、端板７を下方へ折り曲げると、緩衝部１６及び
付属品収納部１７が形成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器、精密
機器等の梱包に使用する段ボール製緩衝材に関するもの
である
機器等の梱包に使用する段ボール製緩衝材に関するもの
である
【０００２】
【従来の技術】例えば、コンピュータ用のハードディス
クドライブは、衝撃に弱いため、その梱包に際し、発泡
スチロールやパルプモールド製の緩衝材を使用して外箱
に収納する場合が多い。
クドライブは、衝撃に弱いため、その梱包に際し、発泡
スチロールやパルプモールド製の緩衝材を使用して外箱
に収納する場合が多い。
【０００３】これらの緩衝材は、製品の形状に応じて成
形できるので、梱包時に組み立てる必要がなく、製品を
確実に保持できるという利点を有する。
形できるので、梱包時に組み立てる必要がなく、製品を
確実に保持できるという利点を有する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、廃棄時
に環境に与える影響や、耐衝撃性を考慮して、緩衝材の
段ボール化が求められている。
に環境に与える影響や、耐衝撃性を考慮して、緩衝材の
段ボール化が求められている。
【０００５】そこで、この発明は、組み立てが簡単で、
緩衝性に優れた段ボール製緩衝材を提供しようとするも
のである。
緩衝性に優れた段ボール製緩衝材を提供しようとするも
のである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係る段ボール製緩衝材は、重ね合わせた
２枚の脚板を側板に沿わせて仮止めしておくことによ
り、脚板が底板の周囲で連結された側板と共に起立し
て、扁平な状態からワンタッチで組み立てられるように
し、また、その外側に頂板及び端板を連設して、緩衝空
間が確保されるようにしたのである。
め、この発明に係る段ボール製緩衝材は、重ね合わせた
２枚の脚板を側板に沿わせて仮止めしておくことによ
り、脚板が底板の周囲で連結された側板と共に起立し
て、扁平な状態からワンタッチで組み立てられるように
し、また、その外側に頂板及び端板を連設して、緩衝空
間が確保されるようにしたのである。
【０００７】また、前記頂板に切目を入れ、この切目を
境に頂板の稜線をずらし、隣接する頂板を互いに傾斜さ
せることにより、脚板と端板の間隔が確実に保持される
ようにしたのである。
境に頂板の稜線をずらし、隣接する頂板を互いに傾斜さ
せることにより、脚板と端板の間隔が確実に保持される
ようにしたのである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。ここでは、ハードディスク
ドライブの梱包に使用する緩衝材を例示する。
付図面に基づいて説明する。ここでは、ハードディスク
ドライブの梱包に使用する緩衝材を例示する。
【０００９】この段ボール製緩衝材のブランクでは、図
１に示すように、底板１の周囲に側板２が連設され、隣
接する側板２が４５°の斜折線３を介して角片４で繋が
れている。そして、対向する一対の側板２の端縁には２
枚の脚板５、頂板６及び端板７が順次連設されている。
１に示すように、底板１の周囲に側板２が連設され、隣
接する側板２が４５°の斜折線３を介して角片４で繋が
れている。そして、対向する一対の側板２の端縁には２
枚の脚板５、頂板６及び端板７が順次連設されている。
【００１０】この一対の側板２には、底板１の端縁から
の切込によりロック片８が、各脚板５には差込穴９が形
成され、内側の脚板５には、仮止め時の折曲用に罫線１
０が設けられている。他対の側板２には、底板１を切り
込んで脚片１１が形成され、底板１の４隅には、角片４
の折込を容易にする逃げ穴１２が設けられている。
の切込によりロック片８が、各脚板５には差込穴９が形
成され、内側の脚板５には、仮止め時の折曲用に罫線１
０が設けられている。他対の側板２には、底板１を切り
込んで脚片１１が形成され、底板１の４隅には、角片４
の折込を容易にする逃げ穴１２が設けられている。
【００１１】そのほか、左方の頂板６には切目が入れら
れ、この切目を境に頂板６の稜線はずらされている。右
方の頂板６は、脚板５と端板７の両端間に渡され、その
内縁には仕切板１３及び巻込板１４が順次連設されてい
る。
れ、この切目を境に頂板６の稜線はずらされている。右
方の頂板６は、脚板５と端板７の両端間に渡され、その
内縁には仕切板１３及び巻込板１４が順次連設されてい
る。
【００１２】このようなブランクから成る緩衝材Ｐで
は、図２に示すように、脚板５同士を重ね合わせて側板
２に沿わせ、ロック片８を差込穴９に差し込んで、これ
らを仮止めしておくと、ブランクを半組み状態でほぼ扁
平に保持して、効率的に輸送や保管を行うことができ
る。
は、図２に示すように、脚板５同士を重ね合わせて側板
２に沿わせ、ロック片８を差込穴９に差し込んで、これ
らを仮止めしておくと、ブランクを半組み状態でほぼ扁
平に保持して、効率的に輸送や保管を行うことができ
る。
【００１３】そして、商品を梱包する際、図３に示すよ
うに、角片４を折り込みつつ、仮止めされた一対の側板
２を脚板５と共に底板１から起立させると、他対の側板
２も起立し、ワンタッチで商品収納部１５が形成され、
脚板５及び脚片１１が底板１から下方に突出する。
うに、角片４を折り込みつつ、仮止めされた一対の側板
２を脚板５と共に底板１から起立させると、他対の側板
２も起立し、ワンタッチで商品収納部１５が形成され、
脚板５及び脚片１１が底板１から下方に突出する。
【００１４】次に、頂板６を外側へ、端板７を下方へ折
り曲げると、左方の隣接する頂板６が互いに傾斜して強
固な緩衝部１６が形成される。また、右方の頂板６から
仕切板１３及び巻込板１４を下方へ巻き込むように折り
曲げると、付属品収納部１７が形成される。
り曲げると、左方の隣接する頂板６が互いに傾斜して強
固な緩衝部１６が形成される。また、右方の頂板６から
仕切板１３及び巻込板１４を下方へ巻き込むように折り
曲げると、付属品収納部１７が形成される。
【００１５】その後、図４に示すように、緩衝材Ｐを外
箱Ｂに挿入し、商品収納部１５の底板１にハードディス
クドライブを置き、付属品収納部１７にケーブル等の付
属品を収納し、緩衝材Ｐに載せたトレーＴにマニュアル
等を収納して、外箱Ｂを閉じると、梱包が完了する。
箱Ｂに挿入し、商品収納部１５の底板１にハードディス
クドライブを置き、付属品収納部１７にケーブル等の付
属品を収納し、緩衝材Ｐに載せたトレーＴにマニュアル
等を収納して、外箱Ｂを閉じると、梱包が完了する。
【００１６】このように梱包すると、図５に示すよう
に、商品収納部１５の左方では、緩衝部１６により脚板
５と端板７の間隔が確実に保持され、右方では、付属品
収納部１７が緩衝空間として作用し、商品収納部１５の
前後方向及び上下方向にも緩衝空間が確保されるので、
ハードディスクドライブが確実に保護される。
に、商品収納部１５の左方では、緩衝部１６により脚板
５と端板７の間隔が確実に保持され、右方では、付属品
収納部１７が緩衝空間として作用し、商品収納部１５の
前後方向及び上下方向にも緩衝空間が確保されるので、
ハードディスクドライブが確実に保護される。
【００１７】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る段ボール
製緩衝材は、底板の周囲の側板を斜折線を介して繋ぎ、
重ね合わせた２枚の脚板と側板とを仮止めしたので、扁
平な状態からワンタッチで組み立てられ、その外側に連
設した頂板及び端板により緩衝空間が確保されるので、
商品を確実に保護することができる。
製緩衝材は、底板の周囲の側板を斜折線を介して繋ぎ、
重ね合わせた２枚の脚板と側板とを仮止めしたので、扁
平な状態からワンタッチで組み立てられ、その外側に連
設した頂板及び端板により緩衝空間が確保されるので、
商品を確実に保護することができる。
【図１】この発明に係る段ボール製緩衝材のブランクを
示す図
示す図
【図２】同上の仮止め状態を示す斜視図
【図３】同上の組立状態を示す斜視図
【図４】同上の緩衝材を使用した梱包過程を示す斜視図
【図５】同上の梱包状態を示す縦断正面図
１ 底板
２ 側板
３ 斜折線
４ 角片
５ 脚板
６ 頂板
７ 端板
８ ロック片
９ 差込穴
１５ 商品収納部
１６ 緩衝部
１７ 付属品収納部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 3E060 AB01 BB05 BC02 CC12 CC17
CC18 CC19 CC43 CC44 DA01
EA09 EA17
3E066 AA03 BA06 CA04 HA06 KA08
KA10 NA41
3E096 AA11 BA01 BB05 DA03 DB07
DC03 EA01Y FA26 GA11
Claims (2)
- 【請求項１】 底板１の周囲に側板２を連設して、隣接
する側板２を４５°の斜折線３を介して角片４で繋ぎ、
対向する側板２から２枚の脚板５、頂板６及び端板７を
順次延出し、脚板５同士を重ね合わせて側板２に沿わ
せ、これらを係合させて仮止めし、角片４を折り込みつ
つ底板１から側板２を起立させ、頂板６を外側へ、端板
７を下方へ折り曲げた段ボール製緩衝材。 - 【請求項２】 前記頂板６に切目を入れ、この切目を境
に頂板６の稜線をずらし、隣接する頂板６を互いに傾斜
させた請求項１に記載の段ボール製緩衝材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001208692A JP2003026244A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 段ボール製緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001208692A JP2003026244A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 段ボール製緩衝材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003026244A true JP2003026244A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19044468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001208692A Pending JP2003026244A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 段ボール製緩衝材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003026244A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008120424A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 包装体 |
| JP2009083872A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Kyocera Mita Corp | 緩衝包装材 |
| JP2009113827A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 梱包箱 |
| JP2010095260A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Chuoh Pack Industry Co Ltd | 緩衝部材 |
| WO2010137116A1 (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-02 | 三菱電機株式会社 | パワー半導体装置の包装装置 |
| JP2012206766A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Mitsumi Electric Co Ltd | 梱包装置及び梱包方法 |
| CN102951367A (zh) * | 2012-10-31 | 2013-03-06 | 深圳市美盈森环保科技股份有限公司 | 一种显示器缓冲包装 |
| WO2022185951A1 (ja) * | 2021-03-05 | 2022-09-09 | 三菱電機株式会社 | 緩衝材 |
-
2001
- 2001-07-10 JP JP2001208692A patent/JP2003026244A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008120424A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 包装体 |
| JP2009083872A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Kyocera Mita Corp | 緩衝包装材 |
| JP2009113827A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 梱包箱 |
| JP4677436B2 (ja) * | 2007-11-05 | 2011-04-27 | 日本電信電話株式会社 | 梱包箱 |
| JP2010095260A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Chuoh Pack Industry Co Ltd | 緩衝部材 |
| WO2010137116A1 (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-02 | 三菱電機株式会社 | パワー半導体装置の包装装置 |
| CN102448847B (zh) * | 2009-05-26 | 2013-12-04 | 三菱电机株式会社 | 功率半导体装置的包装装置 |
| JP5449341B2 (ja) * | 2009-05-26 | 2014-03-19 | 三菱電機株式会社 | パワー半導体装置の包装装置 |
| US8872313B2 (en) | 2009-05-26 | 2014-10-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Package apparatus of power semiconductor device |
| JP2012206766A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Mitsumi Electric Co Ltd | 梱包装置及び梱包方法 |
| CN102951367A (zh) * | 2012-10-31 | 2013-03-06 | 深圳市美盈森环保科技股份有限公司 | 一种显示器缓冲包装 |
| WO2022185951A1 (ja) * | 2021-03-05 | 2022-09-09 | 三菱電機株式会社 | 緩衝材 |
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