JP2003026104A - 縦形製袋充填包装機 - Google Patents

縦形製袋充填包装機

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JP2003026104A JP2001212983A JP2001212983A JP2003026104A JP 2003026104 A JP2003026104 A JP 2003026104A JP 2001212983 A JP2001212983 A JP 2001212983A JP 2001212983 A JP2001212983 A JP 2001212983A JP 2003026104 A JP2003026104 A JP 2003026104A
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俊樹 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆止弁2を一定間隔でフィルム1に装着でき
るようにする。 【解決手段】 フィルム供給ロール10に近いフィルム
1の搬送経路の上流側に予備繰出しローラ20を備え、
この予備繰出しローラ20によりフィルム供給ロール1
0からフィルム1を予備繰出しする。さらに、フィルム
供給ロール10と予備繰出しローラ20との間に、逆止
弁装着ユニット100を備え、さらにこの逆止弁装着ユ
ニット100の下流側に逆止弁検出センサ21を備え
る。予備繰出しローラ20は、逆止弁検出センサ21か
らの検出信号に基づきフィルム1を間欠的に繰出すよう
制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状の包装フィル
ムを袋状に成形するとともに、その内部に内容物を充填
する縦形製袋充填包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、縦形製袋充填包装機の概要を
示す構成図であり、まず同図を参照して縦形製袋充填包
装機について説明すると、フィルム供給ロール(以下供
給ロールという)10から繰出され、複数の搬送ローラ
14を介して搬送されてきた帯状の包装フィルム(以
下、単に「フィルム」という)1は、立設された筒状の
製袋チューブ16の外周面に巻き付いて下方に搬送され
ていく。
【0003】製袋チューブ16の側方には、縦シール用
ヒータ(縦シーラ)17が設けてあり、製袋チューブ1
6に巻き付けられたフィルム1は、その重合側端部が縦
シーラ17により熱シールされて、円筒状に成形され
る。
【0004】製袋チューブ16の下方には、一対の横ヒ
ータブロック(横シーラ)19が、フィルム1のフィル
ム搬送経路(以下、単に「搬送経路」という)を挟んで
対向して設けてあり、繰出しベルト18により下方向に
送り出されてきたフィルム1をこれら横シーラ19で挟
み込み、幅方向に熱シールして袋状に成形する。
【0005】その後、フィルム1の内部に製袋チューブ
16を介して被包装物(内容物)が充填されるととも
に、フィルム1は下方へ搬送されていく。そして、横シ
ーラ19によりフィルム1が幅方向に熱シールされて密
封状態の包装袋が完成する。同時に、横シーラ19に付
設したカッタ(図示せず)が作動して横シール面を切断
する。
【0006】さて、包装袋に充填される内容物によって
は、CO等のガスを発生するものがある(例えば、コ
ーヒー豆)。この種の内容物を充填する包装体には、ガ
ス抜き用の逆止弁を所定箇所に装着することがある。逆
止弁は、フィルムに例えば熱溶着されて取付けられ、包
装袋内のガスを孔を通じて外部に逃がし、外部の湿気や
空気は遮断する機能を有する。
【0007】従来、フィルムに逆止弁を装着するための
装置を備えた縦形製袋充填包装機については、特開平7
−267205号公報や特開平3―69409号公報に
開示されたものがある。すなわち、特開平7−2672
05号公報には、供給ロールの近く(搬送経路の上流位
置)で逆止弁供給仮接着機構搬によりフィルムに逆止弁
を仮接着し、そのまま搬送経路の下流位置に設けられた
縦シーラまで搬送して、縦シーラによるフィルムの熱シ
ールと同時に逆止弁を本接着する構造が開示されてい
る。なお、縦シーラまでのフィルム搬送は、下流側に設
けられた繰出しベルトによって行われている。
【0008】また、特開平3―69409号公報には、
供給ロールの近く(搬送経路の上流位置)で切込み装置
を用いてフィルムに切込みを入れた後、そのまま製袋チ
ューブ近傍の下流位置までフィルムを搬送し、切込みに
合わせてガス抜き弁(逆止弁)を貼着する構造が開示さ
れている。なお、ガス抜き弁の貼着位置までのフィルム
搬送は、下流側に設けた繰出しローラによって行われて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7―267205号公報に開示された従来技術にあって
は、供給ロールから遠く離れた搬送経路の下流位置に設
けられた繰出しベルトによってフィルムを供給ロールか
ら繰り出し、しかも供給ロールの近傍位置で逆止弁をフ
ィルムに接着しているので、搬送経路を流れるフィルム
の伸びや搬送途中でのフィルムのスリップ等に起因し
て、逆止弁の接着間隔が不安定となる。
【0010】そしてこのことは、完成した包装袋での逆
止弁接着位置を一定位置にしようとする要求があるにも
拘らず、不規則な間隔をもってフィルムに接着された逆
止弁は、包装袋においても一定位置に配置することがで
きず、商品価値を低下させていた。
【0011】上述の課題は、特開平3−69409号公
報に開示された従来技術にもそのまま当てはまり、搬送
経路の上流位置で形成される切込みの間隔が不揃いとな
る結果、包装袋においても一定位置にガス抜き用の切込
みを配置することができず、商品価値を低下させてい
た。しかも、搬送経路の下流位置で貼着されるガス抜き
弁が、切込み位置からずれてしまうおそれもあり、不良
商品を生み出すおそれもあった。
【0012】さらに、この後者の従来技術では、ガス抜
き弁の貼着にあたりガス抜き弁を吸着手段で吸引して搬
送する構造のため、吸引面の目詰まりや異物の介在等に
よって吸引によるガス抜き弁の保持力が不十分となり、
ガス抜き弁の搬送ミスや貼着ミスを生ずるおそれがあっ
た。
【0013】本発明は、上述した事情に鑑みなされたも
ので、逆止弁を一定間隔でフィルムに装着できるように
することを目的とする。
【0014】さらに、本発明は、逆止弁の装着位置が横
シール面に対して常に一定位置となるようにすることを
目的とする。
【0015】また、本発明は、逆止弁の装着に当たり、
逆止弁を確実に保持して搬送できる逆止弁供給装置の提
供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、上流にフィルム供給ロールが
備えられ、このフィルム供給ロールから繰出された包装
フィルムを下流にて縦シールして筒状に形成するととも
に横シールして包装袋を形成する縦形製袋充填包装機に
おいて、フィルム供給ロールに近いフィルム搬送経路の
上流位置に設けられた予備繰出し手段と、フィルム供給
ロールと予備繰出し手段との間に設けられ、フィルム搬
送経路に繰出された包装フィルムに逆止弁を装着する逆
止弁装着手段と、この逆止弁装着手段の下流側所定位置
に設けられ、包装フィルムに装着された逆止弁を当該位
置で検出する逆止弁検出センサとを備え、予備繰出し手
段が、逆止弁検出センサからの検出信号に基づき、包装
フィルムを所定長さ間欠的に予備繰出しする構成とした
ことを特徴とする。
【0017】この構成によれば、逆止弁供給手段による
逆止弁装着位置へのフィルム繰出し(予備繰出し)を、
フィルム供給ロールに近いフィルム搬送経路の上流位置
に設けられた予備繰出し手段をもって行うので、長い搬
送経路を走行する間のフィルムの伸びやスリップ等に影
響を受けず、逆止弁供給手段によるフィルム繰出し量と
逆止弁装着位置におけるフィルム通過量とがほぼ一致す
る。そして、予備繰出し手段は、逆止弁検出センサから
の検出信号に基づいてフィルムの予備繰出しを実行する
ので、フィルム上に装着された逆止弁の位置を基準にの
予備繰出し量が制御され、その結果、逆止弁を常に一定
の間隔をもってフィルムに装着することが可能となる。
【0018】ここで、予備繰出し手段は、サーボモータ
にて駆動される繰出しローラを含む構成とすることが好
ましく、これにより高精度なフィルムの繰出し制御が可
能となり、逆止弁の装着間隔をさらに安定して一定間隔
とすることができる。
【0019】請求項3の発明は、上記請求項1または2
の構成に加え、包装フィルムを横シールする位置に近い
フィルム搬送経路の下流位置に設けられたフィルム繰出
し手段と、このフィルム繰出し手段の上流側近傍所定位
置に設けられ、包装フィルムに装着された逆止弁を当該
位置で検出する第2の逆止弁検出センサとを備え、フィ
ルム繰出し手段が、第2の逆止弁検出センサからの検出
信号に基づき、包装フィルムを所定長さ間欠的に下流側
へ繰出す構成としたことを特徴とする。
【0020】この構成によれば、横シール位置へのフィ
ルム繰出しを、同位置の近傍に設けられたフィルム繰出
し手段をもって行い、しかもこのフィルム繰出し手段に
よる繰出し量を第2の逆止弁検出センサからの検出信号
に基づいて制御するので、フィルムに装着された逆止弁
の位置を基準にして、常に一定間隔を保持して横シール
位置への繰出しを行うことができる。したがって、逆止
弁を基準として横シール位置が一定に定まり、その結
果、逆止弁が常に一定の位置に配置された高品質の包装
袋を製造することができる。
【0021】また、請求項4の発明は、逆止弁装着手段
が、逆止弁を一個つずつ取り出して包装フィルムの装着
位置まで搬送する逆止弁供給手段を含み、この逆止弁供
給手段は、逆止弁を供給する供給シュートと、この供給
シュートに連通する入口および逆止弁を排出する出口を
有し、入口から出口の間に逆止弁を並べて蓄積する蓄積
部と、この蓄積部の出口に設けられ、常時出口を閉じる
方向に付勢された開閉部材にて蓄積部に逆止弁を保持す
る保持手段と、蓄積部に蓄積された逆止弁を出口側へ押
圧することで、開閉部材をその付勢力に抗して開放し、
蓄積部内の逆止弁を1個ずつ出口から排出する押出し手
段と、蓄積部の出口から排出された逆止弁を把持すると
ともに、所定の供給位置まで搬送する搬送手段と、を備
えていることを特徴とする。
【0022】この請求項4の発明によれば、簡単な構成
で逆止弁を1個づつ送り出し、そして送り出された逆止
弁を把持して供給位置まで搬送するので、従来の吸引手
段に比べ、確実な逆止弁の搬送を簡易かつ低コストにて
実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1(a)は、本
発明の実施の形態に係る縦形製袋充填包装機の全体を示
す構成図、図1(b)は(a)の部分拡大図である。
【0024】まず、図1(a)(b)に示す縦形製袋充
填包装機の概要を説明すると、フィルム1の搬送経路
(図に一点鎖線で示す)にあって、最も上流の供給ロー
ル10は、ローラにフィルム1が多数回巻回されたもの
で、慣性によるフィルム1の先送りを防止するためブレ
ーキ(図示せず)が備えられている。また、この供給ロ
ール10のすぐ下流には、揺動可能な2個のテンション
ローラ11が備えられ、これらテンションローラ11に
よってフィルム1に作用する張力を安定化している。
【0025】テンションローラ11の下流には、バキュ
ームチャンバ12が設けてあり、供給ロール10から繰
り出されたフィルム1をこのバキュームチャンバ12に
蓄え、過不足なく下流側へ供給できる構造となってい
る。なお、バキュームチャンバ12には、フィルム1の
蓄積量を検出するセンサ12aが備えてある。
【0026】バキュームチャンバ12の下流には、製造
年月日、ロット番号、価格等が付されたバーコードとか
賞味期限を示す数字配列等を印字する捺印ユニット13
が設けてある。そして、捺印ユニット13のさらに下流
には、搬送ローラ14およびブレーキローラ15が配置
され、ついで製袋チューブ16が配置されている。製袋
チューブ16の周辺には、図12に示した従来装置と同
様、フィルム1の重合側端部が熱シールされて縦合掌シ
ールが形成される縦シーラ17、包装袋分の長さだけ間
欠駆動される一対の無端の繰出しベルト18、袋体とし
て密閉して成形し横シール面を形成するための横シーラ
19が配設され、さらに一方の横シーラ19にはフィル
ム切断用のカッタ(図示せず)が内蔵されている。
【0027】本実施形態では、上述した構造に加え、供
給ロール10に近い搬送経路の上流位置、具体的にはテ
ンションローラ11とバキュームチャンバ12の中間位
置に、予備繰出しローラ20が配設してあり、さらにこ
の予備繰出しローラ20とテンションローラ11の間に
は、逆止弁装着ユニット100(逆止弁装着手段)が配
設してある。予備繰出しローラ20は、サーボモータに
より駆動されて供給ロール10から一定量のフィルム1
を間欠的に繰出す予備繰出し手段を構成する。また、逆
止弁装着ユニット100は、予備繰出しローラ20によ
って繰り出されたフィルム1に、逆止弁を装着するため
のユニットである。
【0028】さらに、逆止弁装着ユニット100による
逆止弁の装着位置より下流側であって、予備繰出しロー
ラ20より上流側の所定位置には、逆止弁検出センサ2
1が設けてあり、搬送経路上を走行するフィルム1に装
着された逆止弁を同センサ21が当該位置で検出してい
る。逆止弁検出センサ21の近傍には、さらにレジマー
ク検出センサ22が存在するが、この説明は、後述の動
作フローチャートにて述べる。
【0029】この構成により、供給ロール10の近傍に
て逆止弁の装着と逆止弁の検出に伴うフィルム1の一定
量の繰出しとが行われ、逆止弁の一定間隔の装着が可能
となる。
【0030】さらに、本実施形態では、横シーラ19に
近い搬送経路の下流位置、具体的には、製袋チューブ1
6の直前位置に、逆止弁検出センサ23(第2の逆止弁
検出センサ)、エンコーダにより構成された測長子2
4、およびレジマーク検出センサ25(第2のレジマー
ク検出センサ)が配設してある。このうち、測長子24
は、搬送経路を走行するフィルム1の繰出し長さを当該
位置で測定する。
【0031】次に、逆止弁装着ユニット100について
説明する。逆止弁装着ユニット100は、逆止弁供給装
置110と逆止弁融着装置120とで構成されている。
このうち、逆止弁供給装置110は、搬送経路に繰り出
されたフィルム1の裏面と対向する側に配設してあり、
一方、逆止弁融着装置120は、同フィルム1の表面と
対向する側に配設してある。
【0032】図2(a)は、逆止弁装着ユニット100
の機能を概略的に示す模式図である。逆止弁供給装置1
10は、パーツフィーダ111(図1参照)から供給さ
れた逆止弁2を、供給シュート112を介して棒状の中
空レールからなる蓄積部113に蓄積するとともに、蓄
積部113の下端出口から1個ずつ逆止弁2を取り出し
て、開閉チャック114によって把持し、フィルム1の
裏面へと水平搬送する機能を有している。
【0033】また、逆止弁融着装置120は水平移動自
在なヒータブロック121を有し、このヒータブロック
121がヒータブロック用駆動シリンダ122(図1参
照)により駆動されて、開閉チャック114の対向位置
から水平移動してフィルム1の表面に当接し、開閉チャ
ック114と協働して逆止弁2をフィルム1に押し付け
るとともに、内蔵したヒータの熱により逆止弁2をフィ
ルム1へ熱融着する機能を有している。さらに、ヒータ
ブロック121の端面には、複数本の針121aが突き
出しており、この針121aをフィルム1に突き刺すこ
とでフィルム1を貫通して逆止弁2に至るガス抜き孔を
フィルム1に形成する機能を有している。
【0034】図3は、逆止弁供給装置110の詳細構造
を示す正面図、図4は、同じく側面図である。なお、図
4では、供給シュート112およびプッシャに関係した
構成部分は省略してある。供給シュート112は、蓄積
部113に向かって斜めに下降する構造を有しており、
図1に示すパーツフィーダ111から供給される逆止弁
2は、供給シュート112にて一列に並べられ、蓄積部
113の入口に向かって移動する。
【0035】供給シュート112に連通する蓄積部11
3は、逆止弁2を1列にして上部の入口から入り、下端
の出口から排出されるように立設されている。この蓄積
部113の上部には、逆止弁2を押し出すための棒状の
プッシャ115が配置され、下部には、逆止弁2を保持
するための保持手段116が存在する。
【0036】この保持手段116は、バネ117aによ
って常時閉じる方向に付勢される開閉部材117を有
し、この開閉部材117で逆止弁2を挟み込んで保持す
るようになっている。また、プッシャ115は、プッシ
ャ用駆動シリンダ118の往復動作によって逆止弁2を
1個分押し下げるようになっている。そして、プッシャ
115の駆動により蓄積部113に蓄積された逆止弁2
が押し下げられると、保持手段116の開閉部材117
で保持されている1個の逆止弁2がバネ117aの付勢
に抗して排出される。
【0037】排出された逆止弁2を受け取る位置には、
開閉チャック114が備えられている。この開閉チャッ
ク114は、搬送手段の一部を構成し、バネによって常
時閉じる方向に付勢されている。この開閉チャック11
4は、保持手段116から押し出された1個の逆止弁2
を受けるとともに、バネ114aの付勢力によりその逆
止弁2を確実に把持する。なお、開閉チャック114の
背面側には、逆止弁2の頭部面を支持する支持ブロック
114bが設けてある(図4参照)。
【0038】その後、搬送用駆動シリンダ119の駆動
力をもって、搬送手段が水平移動して開閉チャック11
4に把持した逆止弁2をフィルム1の裏面に向かって搬
送する。そして、既述したようにフィルム1の表面側か
ら水平移動してきた逆止弁融着装置120と協働して、
フィルム1に逆止弁2が装着されることになる。
【0039】なお、本実施形態では、図2(b)に示す
形状をしたプラスチック製の逆止弁2を供給対象とし、
その逆止弁2の周面2aを開閉チャック114により把
持する構成としてある。開閉チャック114は、フィル
ム1の裏面に逆止弁2を装着した後、開閉シリンダ11
4cの作動により開放され、逆止弁2の把持状態が解除
される。このようにして、逆止弁2は確実にフィルム1
の裏面に供給され、そして装着される。
【0040】次に、上述した縦形製袋充填包装機におけ
るフィルム1の繰出し処理、予備繰出し処理、および逆
止弁装着処理をつかさどる制御系について、その構成お
よび動作を説明する。図5は、上記制御系の構成を示す
ブロック図である。同図において、制御盤に組み込まれ
た中央処理装置(CPU)200には、そのインターフ
ェースとして通信インターフェース210、入力インタ
ーフェース220、温度調節インターフェース230、
サーボインターフェース240、出力インターフェース
250を有する。このうち、通信インターフェース21
0は、タッチパネル211との間でデータのやりとりが
行われ、例えば包装袋の長さとか逆止弁2の取付位置等
の数値設定或いは温度設定が行われる。
【0041】入力インターフェース220には、予備繰
出し用の逆止弁検出センサ21、フィルム繰出し用の逆
止弁検出センサ23、予備繰出し用のレジマーク検出セ
ンサ22、およびフィルム繰出し用レジマーク検出セン
サ25からそれぞれ検出信号が入力される。
【0042】なお、レジマークとは、模様付きのフィル
ムに付されているフィルムの繰出し基準マークであり、
このレジマークを基準に包装袋1つ分のフィルム繰出し
を実行して、模様に合わせた包装袋の成形が実現され
る。
【0043】温度調節インターフェース230は、逆止
弁融着装置120のヒータブロック121に内蔵された
逆止弁溶着用ヒータ121bの制御インターフェースで
ある。
【0044】サーボインターフェース240は、予備繰
出し用サーボモータ241およびフィルム繰出し用サー
ボモータ242をそれぞれ回転数制御するために、各サ
ーボアンプ243,244に対してサーボ制御を行って
いる。ここで、予備繰出し用サーボモータ241は、既
述した予備繰出しローラ20の回転駆動源であり、また
フィルム繰出し用サーボモータ242は、既述したフィ
ルム繰出しベルト18の駆動源である。ここで、予備繰
出し用サーボモータ241には、その回転数に基づきフ
ィルム1の予備繰出し量を測定するエンコーダ(図示せ
ず)が付設されている。なお、フィルム繰出し用サーボ
モータ242によるフィルム1の繰出し量は、既述した
測長子24によって測定される。
【0045】出力インターフェース250は、プッシャ
用駆動シリンダ118、搬送用駆動シリンダ119、開
閉シリンダ114c、ヒータブロック用駆動シリンダ1
22をそれぞれ制御する。
【0046】このような構成を採ることにより、入力側
では、各種センサ21,22,23,25によって逆止
弁2やレジマークを検出するとともに、タッチパネル2
11による数値設定や温度設定を行う。また、出力側で
は、逆止弁溶着用ヒータ121bの温度制御を行い、予
備繰出しあるいはフィルム繰出しためのサーボモータ制
御を行い、そして、搬送のための各種シリンダ118,
119,122の駆動制御を行うことになる。
【0047】図6〜図11は、上述した制御系による処
理動作を説明するためのフローチャートである。なお、
以下の処理動作では、レジマークのないフィルム1に対
して逆止弁2を装着する場合と、レジマークを有するフ
ィルム1に対して逆止弁2を装着する場合とを、分けて
処理するようにしており、レジマークを有するフィルム
1に対しては、逆止弁2の取付位置制御よりも包装袋の
模様位置制御の方を優先させている。
【0048】図6に示すように、装置が起動すると、ま
ず準備作業が完了しているかどうかの判定を行う(ステ
ップS1)。このステップでは、フィルム1が、搬送経
路を通して横シーラ19、による横シール位置まで繰出
され、さらに、2〜3個分の包装袋を空成形して動作不
良がないことを確認する。
【0049】次に、縦形製袋充填包装機の全体を制御す
るメイン制御部(図示せず)から送られてくるスタート
信号の有無を基準にして各処理動作の実行か、処理動作
の終了かをを判定する(ステップS2)。縦形製袋充填
包装機は、包装袋の製造に必要な一連の動作を間欠的に
実行するが、それら1サイクル分の間欠動作が終了する
ごとに、スタート信号がメイン制御部から出力される。
【0050】図5に示した制御系に含まれるCPU20
0が、スタート信号を入力した場合は、その後、フィル
ム繰出し処理、予備繰出し処理、および逆止弁装着処理
が、このスタート信号に基づき並行して実行される。
【0051】フィルム繰出し処理は、供給されるフィル
ム1が、模様合わせが必要なもの(レジマーク付きフィ
ルム)がどうかにより、その制御動作が変わる。模様合
わせが必要かどうかは、タッチパネル211により事前
に設定され、CPU200のメモリに記憶されている。
この設定情報に基づき、CPU200は模様合わせが必
要かどうかを判断し(ステップS3)、模様合わせが必
要な場合はそれに対応するフィルム繰出し処理Aを実行
する(ステップS4)。この繰出し処理Aは、図7に示
すサブルーチンに従って実行される。一方、模様合わせ
が不要の場合はそれに対応するフィルム繰出し処理Bを
実行する(ステップS5)。この繰出し処理Bは、図8
に示すサブルーチンに従って実行される。
【0052】模様合わせが必要な場合のフィルム繰出し
処理Aでは、図7に示すように、フィルム繰出し用サー
ボモータ242を回転させて、横シール位置へのフィル
ム1の繰出しを実行する(ステップS10)。そして、
フィルム繰出し用のレジマーク検出センサ25がレジマ
ークを検出した時点から(ステップS11)、図1に示
した測長子24が繰出し量を計測するとともに、あらか
じめ設定された長さ分のフィルム繰出し動作を継続して
実行し(ステップS12)、当該設定長さ分のフィルム
繰出し動作が完了した時点で、フィルム繰出し用サーボ
モータ242の回転を停止させる(ステップS13)。
【0053】なお、レジマークを検出してからのフィル
ム繰出し量は、包装袋1つ分の長さ、フィルム1上のレ
ジマーク位置、およびレジマーク検出位置から横シール
位置までの距離等を勘案して、適正な模様合わせを実現
できる繰出し量にあらかじめ設定されており、この設定
情報は、CPU200のメモリに記憶されている。
【0054】一方、模様合わせが不要な場合(レジマー
ク無し)のフィルム繰出し処理Bでは、図8に示すよう
に、フィルム繰出し用サーボモータ242を回転させ
て、横シール位置へのフィルム1の繰出しを実行する
(ステップS20)。そして、フィルム繰出し用の逆止
弁検出センサ23が逆止弁2を検出した時点から(ステ
ップS21)、図1に示した測長子24が繰出し量を計
測するとともに、あらかじめ設定された長さ分のフィル
ム繰出し動作を継続して実行し(ステップS22)、当
該設定長さ分のフィルム繰出し動作が完了した時点で、
フィルム繰出し用サーボモータ242の回転を停止させ
る(ステップS23)。
【0055】このように、レジマークセンサ25が使え
ないレジマークの無しのフィルムについても、逆止弁検
出センサ23による逆止弁2の検出をもってフィルム繰
出し量を制御できるので、包装袋に対する逆止弁2の位
置を一定位置に安定させることができる。
【0056】なお、ここでも逆止弁2を検出してからの
フィルム繰出し量は、包装袋1つ分の長さ、フィルム1
に装着された逆止弁2の位置、および逆止弁検出位置か
ら逆止弁2を装着する位置までの距離等を勘案して、包
装袋の適正位置に逆止弁2が配置されるようにあらかじ
め設定されており、この設定情報は、CPU200のメ
モリに記憶されている。
【0057】次に、予備繰出し処理も、供給されるフィ
ルム1が、模様合わせが必要なもの(レジマーク付きフ
ィルム)がどうかにより、その制御動作が変わる。CP
U200のメモリに記憶された模様合わせに関する設定
情報に基づき、CPU200は模様合わせが必要かどう
かを判断し(ステップS6)、模様合わせが必要な場合
はそれに対応する予備繰出し処理Cを実行する(ステッ
プS7)。この予備繰出し処理Cは、図9に示すサブル
ーチンに従って実行される。一方、模様合わせが不要の
場合はそれに対応する予備繰出し処理Dを実行する(ス
テップS8)。この繰出し処理Dは、図10に示すサブ
ルーチンに従って実行される。
【0058】模様合わせが必要な場合の予備繰出し処理
Cでは、図9に示すように、予備繰出し用サーボモータ
241を回転させて、逆止弁装着位置へのフィルム1の
予備繰出しを実行する(ステップS30)。そして、予
備繰出し用のレジマーク検出センサ22がレジマークを
検出した時点から(ステップS31)、予備繰出し用サ
ーボモータ241に付設されたエンコーダが繰出し量を
計測するとともに、あらかじめ設定された長さ分の予備
繰出し動作を継続して実行し(ステップS32)、当該
設定長さ分のフィルム繰出し動作が完了した時点で、予
備繰出し用サーボモータ241の回転を停止させる(ス
テップS33)。
【0059】なお、レジマークを検出してからの予備繰
出し量についても、包装袋1つ分の長さ、レジマークを
基準とした逆止弁2の装着されるべきフィルム1上の位
置、およびレジマーク検出位置から逆止弁2を装着する
位置までの距離等を勘案して、適正な位置に逆止弁2を
装着できる予備繰出し量にあらかじめ設定されており、
この設定情報は、CPU200のメモリに記憶されてい
る。
【0060】本実施形態では、既述したように逆止弁2
をフィルム1の裏面側(すなわち、包装袋の内側)に装
着している。このような場合、フィルム1の表面には、
逆止弁2の装着位置を明示するための模様(逆止弁位置
表示)を印刷することが多い。本実施形態によれば、レ
ジマークを基準として、模様合わせとともに逆止弁2の
装着を行うので、この逆止弁位置表示に対しても正確に
位置決めして逆止弁2を装着することができる。
【0061】一方、模様合わせが不要な場合の予備繰出
し処理Dでは、図10に示すように、予備繰出し用サー
ボモータ241を回転させて、逆止弁装着位置へのフィ
ルム1の予備繰出しを実行する(ステップS40)。そ
して、予備繰出し用の逆止弁検出センサ21が逆止弁2
を検出した時点から(ステップS41)、予備繰出し用
サーボモータ241に付設されたエンコーダが繰出し量
を計測するとともに、あらかじめ設定された長さ分の予
備繰出し動作を継続して実行し(ステップS42)、当
該設定長さ分の予備繰出し動作が完了した時点で、予備
繰出し用サーボモータ241の回転を停止させる(ステ
ップS43)。
【0062】このように、レジマークセンサ25が使え
ないレジマークの無しのフィルムについても、逆止弁検
出センサ23による逆止弁2の検出をもって予備繰出し
量を制御できるので、逆止弁2を一定間隔で安定して装
着することができる。
【0063】なお、逆止弁2を検出してからの予備繰出
し量についても、包装袋1つ分の長さ、包装袋における
逆止弁2の装着されるべき位置、および逆止弁2の検出
位置から逆止弁2を装着する位置までの距離を勘案し
て、適正な間隔で逆止弁2をフィルム1に装着できる予
備繰出し量にあらかじめ設定されており、この設定情報
は、CPU200のメモリに記憶されている。
【0064】次に、逆止弁装着処理は、図11に示すサ
ブルーチンに従って実行される。すなわち、スタート信
号に基づき逆止弁装着処理に移行すると、まずプッシャ
駆動シリンダ118を作動してプッシャ115を押し下
げ、これにより蓄積部113内に蓄積された逆止弁2を
出口から1つだけ排出して、開閉チャック114に把持
させる(ステップS50)。
【0065】ついで、搬送用駆動シリンダ119を作動
して、逆止弁2を把持する開閉チャック114をフィル
ム1に向かって水平移動させ、フィルム1の裏面に逆止
弁2を押し当てる(ステップS51)。これとほぼ同時
に、ヒータブロック用駆動シリンダ122を作動して、
ヒータブロック121をフィルム1に向かって水平移動
させ、フィルム1の表面にヒータブロック121を押し
当てる(ステップS52)。これらの各動作によって、
開閉チャック114とヒータブロック121とが協働し
て、逆止弁2をフィルム1に熱融着するとともに、ヒー
タブロック121に設けた針121aによってフィルム
1にガス抜き用の孔が形成される。
【0066】さらに、開閉シリンダ114cを作動して
開閉チャック114を開き、逆止弁2の把持状態を解除
した後(ステップS53)、搬送用駆動シリンダ119
を作動して開閉チャック114を後退させるとともに、
ヒータブロック用駆動シリンダ122を作動してヒータ
ブロック121を後退させる(ステップS54)。以上
の動作をもって、逆止弁2の装着処理が完了するが、こ
れらの処理に要する時間は、既述した予備繰出し処理に
比べ長く、したがって各処理を同時に開始しても、上記
ステップ52は予備繰出し処理の終了後となる。
【0067】図6に戻り、CPU200は、縦形製袋充
填包装機の全体を制御するメイン制御部(図示せず)か
ら送られてくる終了信号を監視しており(ステップS6
0)、終了信号を入力したとき、上述した処理動作を終
了する。一方、終了信号を入力しない間は、スタート信
号の入力に基づいて上述した各処理動作を繰り返す。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の縦形製袋
充填包装機によれば、逆止弁供給手段による逆止弁装着
位置へのフィルム繰出し(予備繰出し)を、フィルム供
給ロールに近いフィルム搬送経路の上流位置に設けられ
た予備繰出し手段をもって行うので、長い搬送経路を走
行する間のフィルムの伸びやスリップ等に影響を受け
ず、逆止弁供給手段によるフィルム繰出し量と逆止弁装
着位置におけるフィルム通過量とがほぼ一致する。そし
て、予備繰出し手段は、逆止弁検出センサからの検出信
号に基づいてフィルムの予備繰出しを実行するので、フ
ィルム上に装着された逆止弁の位置を基準にの予備繰出
し量が制御され、その結果、逆止弁を常に一定の間隔を
もってフィルムに装着することが可能となる。
【0069】また、横シール位置へのフィルム繰出し
を、同位置の近傍に設けられたフィルム繰出し手段をも
って行い、しかもこのフィルム繰出し手段による繰出し
量を第2の逆止弁検出センサからの検出信号に基づいて
制御する構成とすれば、フィルムに装着された逆止弁の
位置を基準にして、常に一定間隔を保持して横シール位
置への繰出しを行うことができる。したがって、フィル
ム上の逆止弁を基準として横シール位置が一定に定ま
り、その結果、逆止弁が常に一定の位置に配置された高
品質の包装袋を製造することができる。
【0070】さらに、請求項4の逆止弁供給手段を備え
れば、簡単な構成で逆止弁を1個づつ送り出し、そして
送り出された逆止弁を把持して供給位置まで搬送するの
で、従来の吸引手段に比べ、確実な逆止弁の搬送を簡易
かつ低コストにて実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態に係る縦形製袋充
填包装機の全体を示す構成図、(b)は(a)の部分拡
大図である。
【図2】(a)は、逆止弁装着ユニットの機能を概略的
に示す模式図、(b)は逆止弁を拡大して示す斜視図で
ある。
【図3】逆止弁供給装置の詳細構造を示す正面図であ
る。
【図4】逆止弁供給装置の詳細構造を示す側面図であ
る。
【図5】縦形製袋充填包装機におけるフィルムの繰出し
処理、予備繰出し処理、および逆止弁装着処理をつかさ
どる制御系の構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示した制御系による処理動作のメインル
ーチンを示すフローチャートである。
【図7】図6に示したメインルーチンにおけるステップ
S4のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】図6に示したメインルーチンにおけるステップ
S5のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図9】図6に示したメインルーチンにおけるステップ
S7のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図10】図6に示したメインルーチンにおけるステッ
プS8のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図11】図6に示したメインルーチンにおけるステッ
プS9のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図12】従来装置の概要を示す図である。
【符号の説明】
1:フィルム 2:逆止弁 10:供給ロール 11:テンションローラ 12:バキュームチャンバ 13:捺印ユニット 14:搬送ローラ 15:ブレーキローラ 16:製袋チューブ 17:縦シーラ 18:繰出しベルト 19:横シーラ 20:予備繰出しローラ 21:逆止弁検出センサ 22:レジマーク検出センサ 23:逆止弁検出センサ(第2の逆止弁検出センサ) 24:測長子 25:レジマーク検出センサ 100:逆止弁装着ユニット 110:逆止弁供給装置 111:パーツフィーダ 112:供給シュート 113:蓄積部 114:開閉チャック 114a:バネ 114c:開閉シリンダ 115:プッシャ 116:保持手段 117:開閉部材 117a:バネ 118:プッシャ用駆動シリンダ 119:搬送用駆動シリンダ 120:逆止弁融着装置 121:ヒータブロック 121a:針 122:ヒータブロック用駆動シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E050 AB02 BA03 BA11 CA04 CB05 CB07 CC08 CC09 DC02 DD03 DF01 FB01 FB07 GB06 HA02 HA04 HA10 HB01 HB06 HB09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流にフィルム供給ロールが備えられ、
    このフィルム供給ロールから繰出された包装フィルムを
    下流にて縦シールして筒状に形成するとともに横シール
    して包装袋を形成する縦形製袋充填包装機において、 前記フィルム供給ロールに近いフィルム搬送経路の上流
    位置に設けられた予備繰出し手段と、 前記フィルム供給ロールと前記予備繰出し手段との間に
    設けられ、前記フィルム搬送経路に繰出された包装フィ
    ルムに逆止弁を装着する逆止弁装着手段と、 この逆止弁装着手段の下流側所定位置に設けられ、前記
    包装フィルムに装着された逆止弁を当該位置で検出する
    逆止弁検出センサとを備え、 前記予備繰出し手段が、前記逆止弁検出センサからの検
    出信号に基づき、包装フィルムを所定長さ間欠的に予備
    繰出しする構成としたことを特徴とする縦形製袋充填包
    装機。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の縦形製袋充填包装機
    において、 前記予備繰出し手段は、サーボモータにて駆動される繰
    出しローラを含むことを特徴とする縦形製袋充填包装
    機。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2記載の縦形製袋充
    填包装機において、 前記包装フィルムを横シールする位置に近いフィルム搬
    送経路の下流位置に設けられたフィルム繰出し手段と、 このフィルム繰出し手段の上流側近傍所定位置に設けら
    れ、前記包装フィルムに装着された逆止弁を当該位置で
    検出する第2の逆止弁検出センサとを備え、 前記フィルム繰出し手段が、前記第2の逆止弁検出セン
    サからの検出信号に基づき、包装フィルムを所定長さ間
    欠的に下流側へ繰出す構成としたことを特徴とする縦形
    製袋充填包装機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    縦形製袋充填包装機において、 前記逆止弁装着手段は、逆止弁を一個つずつ取り出して
    前記包装フィルムの装着位置まで搬送する逆止弁供給手
    段を含み、 この逆止弁供給手段は、逆止弁を供給する供給シュート
    と、 この供給シュートに連通する入口および逆止弁を排出す
    る出口を有し、前記入口から出口の間に逆止弁を並べて
    蓄積する蓄積部と、 この蓄積部の出口に設けられ、常時出口を閉じる方向に
    付勢された開閉部材にて前記蓄積部に逆止弁を保持する
    保持手段と、 前記蓄積部に蓄積された逆止弁を出口側へ押圧すること
    で、前記開閉部材をその付勢力に抗して開放し、前記蓄
    積部内の逆止弁を1個ずつ出口から排出する押出し手段
    と、 前記蓄積部の出口から排出された逆止弁を把持するとと
    もに、所定の供給位置まで搬送する搬送手段と、 を備えることを特徴とする縦形製袋充填包装機。
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