JPS63294314A - 製袋充填包装装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は包装材ロールから供給されるウェブをチューブ
成形体を介して筒状に形成しながら間欠的に繰出し、形
成されたチューブ内に被包装材を充填するとともに充填
後にチューブの幅方向にシ−ルを施こすようにした製袋
充填包装装置、詳しくは包装材の繰り出し方式の改良及
び模様合せ方式の改良に関する。

〈従来の技術〉 従来、この種の製袋充填包装装置は、例えば実開昭５９
−１３４０６号公報に開示される如く、チｌ−ブ成形体
の外周面に繰り出しベルトを設け、この繰り出しベルト
の動作によって包装材ロールからレジマーク付ウェブを
繰り出し移送させると共に、このウェブ移送路上につ１
ブのレジマークを検出するレジマークセンサを配設し、
該センサの検出動作で上記繰り出しベルトの駆動モータ
を一定回転させた後に停止させて間欠繰り出し動作を行
うことにより、ウェブに一定間隔をおいて印刷した模様
（絵柄、商標９表示など）の境界部分をシールするよう
にしている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし乍ら、従来の包装材の繰り出し方式ではウェブの
繰り出し速度を高速化して繰り出し時間の短縮化を計る
と、繰り出し開始時においては繰り出しベルトの速度が
零から瞬時高速になるため、繰り出しベルトの表面とウ
ェブの間にスリップが生じ、繰り出し停止時においては
高速から瞬時に零になるため、繰り出されるウェブの慣
性によりウェブは瞬時に停止せず、先走りした後バック
テンションにより引き戻されてウェブがばたつき、レジ
マークをレジマークセンサで検出する際にミスを生じ易
く、しかもウェブがガイドローラ表面から離れるためウ
ェブの蛇行の原因となる。

一方、従来の模様合せ方式ではレジマークピッチの異な
る包装材を使用する時、レジマークセンサの位置をウェ
ブ移送路に沿って移動させウェブの停止タイミングを調
整する必要があり、又聞−の包装材を使用して運転中の
場合でも、模様の位置ずれが生じたときにはレジマーク
センサを移動させる調整操作が必要である。

そのため、模様合せの設定又は調整に時間を要するばか
りでなく再現性に欠けて操作性に劣るとともにセンサを
可動構造にしておかなければならないため、センサの取
付は構造が複雑化する不具合がある。

本発明は斯る従来事情に鑑み、ウェブ繰り出し速度の高
速化に伴って発生するウェブ繰り出し開始時のスリップ
及びウェブ繰り出し停止時のウェブの先走りを防止する
ことを第１の目的とし、レジマークセンサを定位置に固
定した方式でウェブの停止タイミングを変更可能にして
、模様合せの設定又は調整操作を簡便ならしめると共に
センサの回りの構造を簡素化することを第２の目的とす
る。

く問題点を解決するための手段〉 斯る本発明の包装材の繰り出し方式は、繰り出し手段の
駆動部に、繰り出し速度を徐々に立上げ徐々に立下げる
動作を与える制御手段を備えたことを特徴とし、断る本
発明の模様合せ方式は、繰り出し手段の駆動部を信号入
力により動作制御されるステップモータ又はサーボモー
タ等で構成し、該モータを制御回路を介して前記レジマ
ークぜンサに接続ゼしめ、制御回路は上記モータへの出
力信号をカウントするカウンタ手段と、設定値を入力す
る入力手段と、上記レジマークセンサのレジマーク検出
時にカウンタ手段を動作開始させて該カウンタ手段のカ
ウント値が設定値に・一致した時モータへの信号出力を
停止させる比較手段とを備えたことを特徴とする。

く作　用〉 斯る本発明の包装材の繰り出し方式の作用は、繰り出し
手段の駆動部の動作開始時においで該駆動部を制御手段
により徐々に加速してウェブの繰り出し量を少しずつ増
加さ往、繰り出し停止時に近づくと駆動部を制御手段に
より徐々に減速して走行中のウェブに慣性が働かない速
度になった時停止させるものであり、又斯る本発明の模
様合せ方式の作用は、ウェブの走行中レジマークをセン
サが検出した時、カウンタ手段をスタートさせてこの時
から、モータへ出力される出力信号の数をカウントし、
該カウント値が入力手段により入力された設定値に達し
た時、制御回路からモータへの信号出力を停止してウェ
ブの繰り出しを停止させるものである。

〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

この実施例は第１図に示す如く、繰り出し手段としてチ
ューブ成形体（１）より重下せる製袋用円筒体（２）の
外周面に配設した繰り出しベルト（３）を用いた場合を
示し、該ベルト（３）の起動によって包装用のフィルム
ロール（Ａ）からレジマークが一定間隔毎に付されたウ
ェブ（ａ）を繰り出すものである。

フィルムロール（Ａ）から引出されたウェブ（ａ＞は適
宜にガイドローラ（Ｂ）・・・を経てチューブ成形体（
１）へ導かれ、該成形体（１）を通過する際に筒状に成
形された後、製袋用円筒体（２）の外周に沿ってチュー
ブ（ａ′）となって下降する。

上記ウェブ（ａ）がフィルムロール（Ａ）から製袋用円
筒体（２）下へ移行する経路をウェブ移送路という。

上記ウェブ（ａ）はチューブ（ａ′）の外周に接触する
繰り出しベルト（３）によって下向きに繰出し力がかか
り、それによってアンジョンレバー（Ｂ＋）に抗し引出
され移送路上を移行する。

繰り出しベルト（３）はＦ記製袋用円筒体（２）の対向
する両側外周に２本が配設され、各ベルトの駆動部を信
号入力により動作制御されるステップモータ又はサーボ
モータ等で構成し、該モータ（Ｍ）はモータドライバ（
４）を介して後述するパルスクロック発振器（５）に接
続され、このパルスクロック発振器（５）から発信され
るパルス信号に基づいて適時に起動、停止する間欠回転
動作をすると共に回転速度を変化させ、それによってウ
ェブ（ａ）及びチューブ（ａ′）を間欠的に繰出す。

上記チューブ（ａ′）は製袋用円筒体（２）に沿って下
降する際に、筒状の合せ縁を縦シール部（６）によりシ
ールされ、製袋用円筒体（２）下へ移行したところで製
袋用円筒体（２）内を通して所定量の被包装材（ｂ）が
下降充填され、その侵、横シール部（７）によって充填
された被包装材（ｂ）より上位の所定部分をシールされ
、必要に応じて横シール部（７）に含まれたノイフによ
りシール部分の中間部を幅方向に切断し袋状物＜ａ”）
としてチューブ（ａ′）下端より分離せしめる。

そして、チューブ成形体（１）より上流側のウェブ移送
路上には・クエブ（ａ）に一定間隔毎に付されるレジマ
ークを検出するレジマークセンサ（Ｓ）を設置し、該セ
ンサ（Ｓ）は後述する制御回路（８）を介して繰り出し
ベルト（３）の駆動部、即ちモータ（Ｍ）に連通往しめ
、レジマーク検出時に検出信号を制御回路（８）の入力
インターフェース（８ａ）に送信することによって繰り
出しベルト（３）の起動、停止を制御させるようにする
。

また、レジマークピッチは制御回路（８）の入力インタ
ーフェース（８ａ）に連通ずるデータ入力装置であるキ
ーバット（９）により前もって入力し、レジマークピッ
チの異なる・クエブ（ａ）を使用する時はその都度入力
し直す。

制御回路（８）の構成を第２図に従って説明すれば、入
カイタンーフェース（８ａ）と、ＲＯＭ（８ｂ＋　）　
、　ＲＡＭ　（８ｂ２　）及びＣＰＵ　（８ｔｇ　＞よ
り構成されるマイクロコンピュータ（８ｂ）と、出力イ
ンターフェース（８Ｃ）とからなる。

入力インターフェース（８ａ）はキーバット（９）から
の入力信号をＣＰＵ（８ｂ３）へ出力するが、レジマー
クセンサ（Ｓ）から検出信号を出力するか或いは後述す
るパルスクロック発振器（５）からのパルス信号を出力
するかの選択を行なう。

ＲＯＭ　（８ｔｇ　）はＣＰＵ　（８ｂ３）を制御する
プログラムやパルス当りのウェブ（ａ）の走行長さ等の
固定データが記憶されると共に、パルスクロック発掘器
（５）からモータドライバ（４）へ送信されるパルス信
号を力「シントするカウンタ機能を有する。

ＲＡＭ　（８ｂｚ　）はレジマーク検出後のウェブ（ａ
）の走行長さを決定するオフセット値等の設定値が記憶
され、設定値はデータ入力装置であるキーバット（９）
により可変的に入力される。

本実施例ではキーバット（９）によりレジマークピッチ
を層単位で入力すると、この長さをＲＯＭ　（８ｂ＋　
）に記憶されたパルス当りのウエゾ（ａ）の走行長で割
ることによりレジマークピッチをパルス信号の数に置き
換えオフセットカウンタのオフセット値として記憶する
。

尚、図面中のＣＲＴ（１０）はキーバット（９）用の表
示装置である。

ＣＰＬＩ　（８ｂ３　）はＲＯＭ　（８ｂ＋　）中のプ
ログラムに従って入力インターフェース（８ａ）より必
要される外部データを取り込んだり或いはＲＡＭ（８ｂ
＋　）との間でデータの授受を行ったりしながら演算処
理し、必要に応じて処理したデータを出力インターフェ
ース（８Ｃ）へ出力する。

出力インターフェース（８Ｃ）はＣＰＵ　（８ｂ３　）
からの出力信号を受けてパルスクロック発振器（５）を
起動・停止せしめる。

パルスクロック発振器（５）は予め設定したタイミング
でパルス信号を設定数発生し、モータドライバ（４）へ
出力するもので、起動時においては出力するパルス信号
のピッチを最長としてこの状態から徐々に短くし、設定
された数の大半が出力されると逆にピッチを徐々に長く
して停止時に近づいた時には最長状態で連続するように
設定され、モータドライバ（４）を介してモータ（Ｍ）
の回転速度を例えば第３図Ａ又は第３図Ｂに示す如く叙
上に立上げ徐々に立下げるように制御する。

ＲＯＭ　（８ｂ＋　）に書き込まれているプログラムを
フローチャートで示す第４図のようになり、第４図に従
って作用の説明を行う。

プログラムがスタートすると、マイクロコンピュータ（
８ｂ）は先ずキーバット（９）からの設定値を読み込み
、これをオフセットカウンタのオフセット値に置き換え
て記憶すると共に、パルスクロック発振器（５）へスタ
ート信号を出力して起動させる。

パルスクロック発振器（５）が起動すると、予め設定し
たタイミングでパルス信号をモータドライバ（４）へ出
力しモータ（Ｍ）を回転させることにより、繰り出しベ
ルト（３）が起動してつニブ（ａ）の繰り出しが開始さ
れ、上記パルス信号の出力タイミングに伴って繰り出し
速度が徐々に立上げられる。

又、上記パルス信号はモータドライバ（４）へ出力され
ると同時に再び入力インターフェース（８ａ）にも入力
され、パルスクロック発振器（５）の動作状態をマイク
ロコンピュータ（８ｂ）で常時検出づるようになってい
る。

そしてウェブ（ａ）の走行中、ウェブ（ａ）のレジマー
クがレジマークセンサ（Ｓ）に検出されると上記オフは
ットカウンタを起動させ、この時パルスクロック発振器
（５）及びオフセットカウンタが正常に動作してパルス
クロック発振器（５）からパルス信号の出力がありオフ
セットカウンタが起動中であれば、オフセットカウンタ
のオフセット値を減粋し、該オフセット値が０になって
いるか否かを判断する。

オフセット値がＯになっていなければ、再びレジマーク
セン１す（Ｓ）のレジマーク検出に戻り、セン＋Ｊ−（
Ｓ）がレジマークを検出する度に、上記動作を繰り返し
てオフセット値を順次減算する。

オフセット値がＯに近づきパルスクロック発振器（５）
から設定数のパルス信号の大半が出力されると出力ピッ
チを徐々に長くしてモータ（Ｍ）の回転速度を遅くしウ
ェブ（ａ）の繰り出し速度が徐々に遅くなる。

そして、オフレット値がＯになる直前にはパルスクロッ
ク発振器（５）から出力されるパルス信号のピッチが最
長となってウェブ（ａ）繰り出し速度をいつモータ（Ｍ
）が停止されてもウェブ（ａ）が先走りしない状態に下
げ、０になると同時にパルスクロック発振器（５）の動
作を停止させ、それにより繰り出しベルト（３）を停止
させる。

又、上記動作の間に、製袋用円筒体（２）を通して被包
装材（ｂ）を充填し、この繰り出しベルト（３）が停止
した状態で横シール部（７）によりシール動作を行なわ
せ、該シール部（７）の終了により再び繰り出しベルト
（３）が起動して前述した動作を繰り返すものである。

尚、萌示実施例においては、マイクロコンピュータ（８
ｂ）から出力される信号に阜づいてパルスクロック発振
器（５）を動作させ、モータ（Ｍ）の回転速度を制御す
るパルス信号のピッチを変化させたが、これに限定され
ず例えばパルスクロック発振器（５）と同じ機能を別の
マイクロコンピュータで行い、該マイクロコンピュータ
と上記マイクロコンピュータ（８ｂ）とを接続し、これ
ら両者を一つの入力装置で制御しても良い。

〈発明の効果〉 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。

■　斯る本発明の包装材の繰り出し方式は、繰り出し手
段の駆動部の動作１ノ４始時において該駆動部を制御手
段により徐々に加速してウェブの繰り出し量を少しずつ
増加させ、繰り出し停止時に近づくと駆動部を制御手段
により徐々に減速して走行中のウェブに慣性が働かない
速度になった時停止させるので、・クエブ繰り出し開始
時のスリップ及びウェブ繰り出し停止時のウェブの先走
りを完全に防止することができる。

従って、平均繰り出し速度を上昇させることができ、繰
り出し時間の短縮が計れ高速化が実現できる。

■　断る本発明の模様合せ方式は、ウェブの走行中レジ
マークをセンサが検出した時、カウンタ手段をスタート
させてこの時からモータへ出力される出力信号の数をカ
ウントし、該カウント値が入力手段により入力された設
定値に達した時、制御回路からモータへの信号出力を停
止してウェブの繰り出しを停止させるので、予め入力手
段により設定値を制御回路へ入力づ°る操作によって繰
り出し手段の駆動部の停止時期を変えてウェブの停止タ
イミングを設定又は調整することができる。

従って、包装材の模様合せ操作が従来のセンナ移動方式
に比べて著しく容易になると共に再現性に優れ、しかも
カウント手段によってウェブの走行実長を測定している
ので、設定されたウェブの繰り出しωを常に一定ならし
め、繰り出し精度を向上させることができる。

又、センサを定位首に固定しておけるので、センサ可動
構造に比べて、その取付は構造が簡単となり、センサま
わりを簡素化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す製袋充填包装装置の概
要を示す側面図、第２図は制御回路の回路図、第３図Ａ
及び第３図Ｂはモータの回転速度と時間との関係を示す
グラフ、第４図はフローチャートである。 Ａ・・・包装材ロール　　　ａ・・・ウェブａ′・・・
チューブ　　　　ｂ・・・被包装材Ｍ・・・駆動部　　
　　　　Ｓ・・・レジマークセンサト・・チューブ成形
体　　３・・・繰り出し手段５・・・制御手段　　８・
・・カウント手段・比較手段９・・・入力手段

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）包装材ロールから供給されるウェブを繰り出し手
   段によりチューブ成形体を介して筒状に形成しながら間
   欠的に繰り出し、形成されたチューブ内に被包装材を充
   填すると共に充填後にチューブの幅方向にシールを施こ
   すようにした製袋充填包装装置において、上記繰り出し
   手段の駆動部に、繰り出し速度を徐々に立上げ徐々に立
   下げる動作を与える制御手段を備えたことを特徴とする
   製袋充填包装装置。
2. （２）包装材ロールから供給されるレジマーク付きウェ
   ブを繰り出し手段により繰り出し移送させチューブ成形
   体を介して筒状に形成し、該チューブ成形体の上流側に
   配設したレジマークセンサの検出動作により繰り出し手
   段の駆動部を停止動作させて間欠的に繰り出すと共に、
   形成されたチューブ内に被包装材を充填し充填後にチュ
   ーブの幅方向にシールを施こすようにした製袋充填包装
   装置において、上記繰り出し手段の駆動部を信号入力に
   より動作制御されるステップモータ又はサーボモータ等
   で構成し、該モータを制御回路を介して前記レジマーク
   センサに接続せしめ、制御回路は上記モータへの出力信
   号をカウントするカウンタ手段と、設定値を入力する入
   力手段と、上記レジマークセンサのレジマーク検出時に
   カウンタ手段を動作開始させて該カウンタ手段のカウン
   ト値が設定値に一致した時モータへの信号出力を停止さ
   せる比較手段とを備えたことを特徴とする製袋充填包装
   装置。