JP2003025681A - 画像形成装置の設定操作装置 - Google Patents

画像形成装置の設定操作装置

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JP2003025681A
JP2003025681A JP2001213111A JP2001213111A JP2003025681A JP 2003025681 A JP2003025681 A JP 2003025681A JP 2001213111 A JP2001213111 A JP 2001213111A JP 2001213111 A JP2001213111 A JP 2001213111A JP 2003025681 A JP2003025681 A JP 2003025681A
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image forming
forming apparatus
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Tetsuya Sakayori
哲也 酒寄
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚障害者あるいは何らかの理由によって視
覚を使えない状況にあるユーザが設定操作可能な画像形
成装置の設定操作装置を提供する。 【解決手段】 テンキー7からの出力は制御部1の制御
によって方向入力部8と数値入力部9に振り分けられ
る。方向入力部8はテンキー7の各キーの押下情報を方
向情報として処理して設定項目移動、設定値変更、ペー
ジジャンプなどの情報として制御部1へ伝える。数値入
力部9はテンキー7の各キーの押下情報を数値情報とし
て制御部1へ伝える。識別音生成部2は制御部1からユ
ーザに伝える情報項目に応じて識別音波形を生成してス
ピーカ4を駆動しユーザに通知し、音声合成部3は制御
部1からユーザに伝える情報を受け取り、音声波形を生
成してスピーカ4を駆動しユーザに音声情報を通知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声認識・合成を
応用した画像形成装置の設定操作装置に関し、より詳し
くは、コピー,ファクス,プリンタ,スキャナおよびそ
れらの複合機のユーザインタフェースに音声認識・合成
を応用した視覚障害者のための画像形成装置の設定操作
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の画像形成装置は、デジタル技術の
導入などによって飛躍的に多機能化している。このた
め、従来のハードキーによる操作だけでは膨大な設定項
目のすべてに対応することが困難になった。そこで液晶
タッチパネルのような設定操作装置を使った設定操作が
積極的に取り入れられる傾向にある。しかし、視覚障害
者の使用を考える場合、この傾向は決定的なバリアを生
む結果となる。ハードキーによる操作の場合はキーの配
置を覚えることで触覚に頼る操作もある程度可能だが、
触覚によって知覚できない液晶タッチパネル上の仮想ボ
タンを操作することは全く不可能である。
【0003】特開平10−117263号公報「複合装
置」では、音声ガイダンスに従って操作ができるコピ
ー,ファクシミリ,プリンタなどからなる複合装置につ
いて述べられている。上記公報に記載の複合装置を用い
ると、視覚障害者あるいは何らかの理由によって視覚を
使えない状況にあるユーザは音声ガイドに従って一連の
操作を行うことで基本的な機能を使用できる。しかし、
このようなガイドに従うシーケンシャルな設定方法は始
めての場合は理解し易いが、その機器に習熟したあとで
も操作時間の短縮が見込まれないと言う欠点がある。ま
た、用意されたシーケンス以外の操作を自由に行うこと
ができず、晴眼者と同等にすべての機能にアクセスする
ことは想定されていない。このことは視覚障害者の社会
参加を阻むものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な実情に鑑みてなされたもので、以下のことを目的とす
るものである。 請求項1の発明の目的 視覚障害者あるいは何らかの理由によって視覚を使えな
い状況にあるユーザへ画像形成装置の設定操作装置を提
供する。
【0005】請求項2の発明の目的 視覚ユーザと非視覚ユーザに同一のユーザモデルを提供
し、両者間の協調作業を円滑なものとする。また、状況
によって視覚を用いて操作を行う設定操作装置と視覚を
用いない操作が可能な設定操作装置を使い分ける際にも
円滑な切り替えを可能とする。
【0006】請求項3の発明の目的 仮想的2次元配置を行うことで、設定項目の移動と設定
値の変更に対して、わかりやすく速やかな方法を提供す
る。
【0007】請求項4の発明の目的 目的の設定項目あるいは設定値に速やかに到達する手段
を提供し、視覚を用いて操作を行う設定操作装置と比較
して時間を要しがちな視覚を用いない操作が可能な設定
操作装置の操作効率を向上する。
【0008】請求項5の発明の目的 設定項目と現在の設定値を速やかに確認する事で、視覚
を用いない操作が可能な設定操作装置に欠けている一覧
性を擬似的に確保する。
【0009】請求項6の発明の目的 設定項目およびそれに対する設定値群を速やかに識別可
能とすることによって、視覚を用いて操作を行う設定操
作装置と比較して時間を要しがちな視覚を用いない操作
が可能な設定操作装置の操作効率を向上する。
【0010】請求項7の発明の目的 設定項目間を移動していることを容易に識別可能とする
ことによって操作を理解し易いものとする。
【0011】請求項8の発明の目的 絶対音感かそれに近いものを持つユーザに対して設定値
を速やかに識別可能とすることによって、視覚を用いて
操作を行う設定操作装置と比較して時間を要しがちな視
覚を用いない操作が可能な設定操作装置の操作効率を向
上する。
【0012】請求項9の発明の目的 設定値の変更を行っていることとその方向を容易に識別
可能とすることによって操作を理解し易いものとする。
【0013】請求項10の発明の目的 あらかじめ名称を知っている項目へ速やかに移動可能と
することで視覚を用いて操作を行う設定操作装置と比較
して時間を要しがちな視覚を用いない操作が可能な設定
操作装置の操作効率を向上する。
【0014】請求項11の発明の目的 一時的分岐となり非視覚的にはわかりにくいポップアッ
プ画面に対応する設定場面を容易に識別可能とすること
によって操作性を向上する。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、テン
キー操作により画像形成のための設定を行う手段と、前
記設定の状況を音声を合成して出力する合成音声フィー
ドバック手段とからなり、視覚を使わずに設定項目の移
動または設定値の変更を行うことを特徴としたものであ
る。
【0016】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記画像形成装置は視覚表示器を有し、該視覚表示
器に一度に表示される前記設定項目を一つのページとし
てグルーピングし、前記設定項目の移動または設定値の
変更は、前記ページを単位とする設定場面に分割して行
い、該設定場面の遷移を前記視覚表示器での画面遷移に
準じたものとすることを特徴としたものである。
【0017】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、前記設定項目の移動をテンキー中の水平方
向に配置されたキーの押下によって行い、前記設定値の
変更をテンキー中の垂直方向に配置されたキーの押下に
よって行うか、または、前記設定項目の移動をテンキー
中の垂直方向に配置されたキーの押下によって行い、前
記設定値の変更をテンキー中の水平方向に配置されたキ
ーの押下によって行うことを特徴としたものである。
【0018】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、前記設定項目を移動した際に、設定項目名と
前記設定項目に対して現在選択されている設定値名とを
前記合成音声フィードバック手段によって音声で通知す
ることを特徴としたものである。
【0019】請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明
において、前記合成音声フィードバック手段によって前
記設定項目名あるいは該設定項目に対する設定値名を通
知する直前に短い識別音を付加することを特徴としたも
のである。
【0020】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記設定項目および該設定項目に対する設定値群に
対し、全設定項目あるいは一つの前記設定場面内におけ
る全設定項目毎に異なる音色の前記識別音を付加するこ
とを特徴としたものである。
【0021】請求項7の発明は、請求項5の発明におい
て、少なくとも隣接設定項目間で異なる音色の前記識別
音を付加することを特徴としたものである。
【0022】請求項8の発明は、請求項5乃至7の発明
において、一つの前記設定項目に対する全設定値に対し
て異なる音高の前記識別音を付加することを特徴とした
ものである。
【0023】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、前記設定値の並び順に対応した音高の前記識別音を
付加することを特徴としたものである。
【0024】請求項10の発明は、請求項2乃至9の発
明において、現在設定中の前記ページ内の前記設定項目
名あるいは前記設定値名あるいは遷移可能なページ名を
音声認識によって入力可能なことを特徴としたものであ
る。
【0025】請求項11の発明は、請求項2乃至10の
発明において、直前の画面の上に一時的に開かれるポッ
プアップ画面に対応するページを設定しているとき、そ
のことを示す背景音を流し続け、前記合成音声フィード
バック手段は前記背景音に重畳されるように音声を通知
することを特徴としたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
説明する。図1は、本発明における画像形成装置の設定
操作装置の構成を示す図である。画像形成装置の設定操
作装置は、画像形成装置の設定操作装置の各部を制御す
る制御部1,識別音生成部2,音声合成部3,スピーカ
4,マイクロフォン5,音声認識部6,テンキー7,方
向入力部8,数値入力部9からなる。識別音生成部2は
制御部1からのユーザに伝える情報項目に応じて識別音
波形を生成してスピーカ4を駆動しユーザに通知する。
音声合成部3は制御部1からユーザに伝える情報を受け
取り、音声波形を生成してスピーカ4を駆動しユーザに
音声情報を届ける。なお、ここで音声合成技術は規則合
成、編集合成、圧縮再生などのいずれも用いることがで
きる。音声認識部6は必要に応じてマイクロフォン5か
ら入力されたユーザの発話を認識し文字列やコマンド番
号などに変換して制御部1に入力する。
【0027】テンキー7からの出力は制御部1の制御に
よって方向入力部8と数値入力部9に振り分けられる。
方向入力部8はテンキー7の各キーの押下情報を方向情
報として処理して設定項目移動、設定値変更、ページジ
ャンプなどの情報として制御部1へ伝える。数値入力部
9はテンキー7の各キーの押下情報を数値情報として制
御部1へ伝える。
【0028】図2は、テンキー7の各キーの押下情報を
方向情報として扱うためのキー割付を示す図である。な
お、これは本発明における一例にすぎない。この例では
水平方向に並んだ「4」,「6」のキーに設定項目の移
動を、垂直方向に並んだ「2」,「5」のキーに設定値
の変更を割り付けている。また、他のページへ移動する
ためのキー7を「7」,「9」のキーに、設定値の変更
を確定し、現在確認中の設定値を選択するキーを「8」
のキーに、音声認識を行うためのキーを「0」のキーに
割り当てている。
【0029】図3は、設定項目とそれに対応する設定値
を配列した1つのページの例を示す図である。なお、太
字で示した設定値は既定値である。この例で144%の
拡大を行う動作例を説明する。最初の設定項目は一番左
の「濃度」、最初の設定値は既定値の「自動」とする。
まず、「6」のキーを押して次の設定項目へ移動する。
次の設定項目は「用紙」であり、現在選択されている設
定値は既定値の「A4」である。「用紙」の識別音色は
「マリンバ」であり「A4」の識別音高は「B」なの
で、識別音として「B」の高さの「マリンバ」の音が識
別音生成部2で生成されてスピーカ4から出力され、す
ぐに音声合成部3で設定項目名と設定値名を連結して
「用紙はA4」と合成音声によってフィードバックされ
る。さらに「6」のキーを押して次の設定項目へ移動す
る。このときも同様に識別音生成部2で生成された
「C」の高さで「カリンバ」の音色の識別音に続いて
「変倍は等倍」と合成音声によってフィードバックされ
る。ここで「2」のキーを押して一つ上の設定値を確認
する。一つ上の設定値は「114%」であり、対応する
識別音高は「D」なので識別音生成部2で生成された
「D」の高さで「カリンバ」の音色の識別音に続いて
「144%」と合成音声によってフィードバックされ
る。この設定項目・設定値が目的の設定であるので、こ
こで「8」のキーを押してこの設定値を選択する。以上
でこの動作例で目的とする設定が完了する。
【0030】視覚を用いない操作が可能な設定操作装置
では一覧性がないことが大きな欠点である。このため、
上記のような操作の際に設定項目や設定値を高速に移動
するいわゆるザッピングによって擬似的な一覧性を確保
することはよく行われる。この操作を支援するために本
発明では項目の移動とともに設定項目名と設定値を発声
する事に加え、識別音の音色を設定項目別に、音高を設
定値順に変化させることで、設定項目と設定値による仮
想2次元配置を感覚的に表現している。
【0031】上述の動作例では目的とする設定を完了す
るまでに「6」,「6」,「2」,「8」のキーと4回
のキー押下動作を必要とした。本発明では音声認識によ
ってページ内の設定項目,設定値,ページを指定するこ
とができる。この機能を使った場合は「0」のキーを押
して「144%」と発声し、確認のための「変倍144
%」という合成音声フィードバック手段による通知を聞
いて「8」のキーを押して選択するという操作になる。
【0032】目的とする設定がこのページに無い場合
は、「7」あるいは「9」のキーを押して移動可能な他
のページへ移動する。この例で移動可能なページは「集
約設定」,「画像編集設定」,「フィニッシャー設定」
なので、「9」のキーを押すとこの順にページ名を確認
するための合成音声がフィードバックされる。また、
「7」のキーを押すとこの逆順にページが確認される。
【0033】図4〜図8は、以上のような動作を実現す
るために、何かキーが押されるたびに行われる処理を示
すフローチャートである。なお、現在設定を行っている
ページをP、移動先として確認中のページをp、現在設
定を行っている設定項目をI、現在選択されている設定
値をV、現在確認中の設定値をvで表している。二重線
の矩形は矩形内の句を合成音声フィードバックする処理
を示し、菱形は菱形内に記されたキーが押されたかどう
かの判断を示し、二重線の菱形は音声認識された結果が
菱形内に記された語に等しいかどうかの判断を示す。
【0034】図4は、(0)から始まる一連のステップ
で、ページへ移動した際の初期動作から項目の移動処理
までを示すフローチャートである。ページを移動した際
に、まず、合成音声フィードバック手段により「[ペー
ジP]です。」と現在のページPをユーザに通知する
(S1)。Pをpにセットし、Vをvにセットする(S
2)。合成音声フィードバック手段により「[設定項目
I]は[値V]。」と、現在の設定項目Iに設定されて
いる現在の設定値Vをユーザに通知する(S3)。設定
項目を降順に移動するキーが押された場合(S4−Ye
s)、IにI+1をセットし(S5)、S2へ戻る。設
定項目を昇順に移動するキーが押されなかった場合で
(S4−No)、設定項目を昇順に移動するキーが押さ
れた場合(S6−Yes)、IにI−1をセットし(S
7)、S2へ戻る。設定項目を昇順に移動するキーが押
されなかった場合で(S4−No)、設定項目を降順に
移動するキーも押されなかった場合(S6−No)、
(2)から始まる一連のステップを行う。
【0035】図5は、(2)から始まる一連のステップ
で、設定値の変更処理を示すフローチャートである。設
定値を昇順に移動するキーが押された場合(S11−Y
es)、vにv+1をセットする(S12)。設定値を
昇順に移動するキーが押されなかった場合で(S11−
No)、設定値を降順に移動するキーが押された場合
(S13−Yes)、vにv−1をセットする(S1
4)。S12,S14の後は、合成音声フィードバック
手段により「[値v]。」と、現在確認中の設定値vを
ユーザに通知し(S15)、Pをpにセットする(S1
6)。その後、(1)から始まる一連のステップを行
う。すなわち、S4へ戻る。なお、設定値を昇順に移動
するキーが押されなかった場合で(S11−No)、設
定値を降順に移動するキーも押されなかった場合(S1
3−No)、(3)から始まる一連のステップを行う。
【0036】図6は、(3)から始まる一連の処理で、
ページジャンプの処理を示すフローチャートである。ペ
ージを昇順に移動するキーが押された場合(S21−Y
es)、pにp+1をセットする(S22)。ページを
昇順に移動するキーが押されなかった場合で(S21−
No)、ページを降順に移動するキーが押された場合
(S23−Yes)、pにp−1をセットする(S2
4)。S22,S24の後は、合成音声フィードバック
手段により「[ページp]へジャンプ。」と、現在確認
中のページpをユーザに通知し(S25)、Vをvにセ
ットする(S26)。その後、(1)から始まる一連の
ステップを行う。すなわち、S4へ戻る。なお、ページ
を昇順に移動するキーが押されなかった場合で(S21
−No)、ページを降順に移動するキーも押されなかっ
た場合(S23−No)、(4)から始まる一連のステ
ップを行う。
【0037】図7は、(4)から始まる一連の処理で、
設定値あるいは移動先ページの確定処理を示すフローチ
ャートである。選択キーが押された場合(S31−Ye
s)、Vとvが一致しないかを判断する(S32)。V
とvが一致しない場合(S32−Yes)、Vにvをセ
ットし(S33)、合成音声フィードバック手段により
「[項目I]を[値V]に設定しました。」と、設定し
た現在の設定値Vをユーザに通知し(S34)、(1)
から始まる一連のステップを行う。すなわち、S4に戻
る。Vとvが一致する場合(S32−No)、Pとpが
一致しないかを判断する(S35)。Pとpが一致しな
い場合(S35−Yes)、Pにpをセットし(S3
6)、(0)から始まる一連のステップを行う。すなわ
ち、S1に戻る。なお、選択キーが押されなかった場合
(S31−No)、あるいは、Vとvが一致する場合で
(S32−No)、かつ、Pとpが一致する場合は(S
35−No)、(9)から始まる一連のステップを行
う。すなわち、S3に戻る。
【0038】図8は、(5)から始まる一連の処理で、
音声認識処理を示すフローチャートである。発声キーが
押下された場合(S41)、音声認識処理を行う(S4
2)。「[項目iv]」と、設定項目に関する音声を認
識した場合(S43−Yes)、ivをIにセットし
(S44)、(8)から始まる一連のステップを行う。
すなわち、S2へ戻る。設定項目に関する音声を認識し
なかった場合で(S43−No)、「[値vv]」と、
設定値に関する音声を認識した場合(S45−Ye
s)、vvをvにセットし(S46)、(6)から始ま
る一連のステップを行う。すなわち、S15へ戻る。設
定項目に関する音声を認識しなかった場合(S43−N
o)、かつ、設定値に関する音声を認識しなかった場合
(S45−No)で、「[ページpv]」と、ページに
関する音声を認識した場合(S47−Yes)、pvを
Pにセットし(S48)、(7)から始まる一連のステ
ップを行う。すなわち、S25へ戻る。
【0039】なお、発声キーが押下されなかった場合
(S41−No)、あるいは、設定項目に関する音声を
認識しなかった場合(S43−No)、かつ、設定値に
関する音声を認識しなかった場合(S45−No)、か
つ、ページに関する音声を認識しなかった場合(S47
−No)は、(0)から始まる一連のステップを行う。
すなわち、S1に戻る。
【0040】
【発明の効果】請求項1に対する効果 タッチパネルなどの視覚デバイスを使用せずに設定が行
えることで、視覚障害者あるいは何らかの理由によって
視覚を使えない状況にあるユーザが画像形成装置を操作
することが可能となる。
【0041】請求項2に対する効果 視覚を用いて操作を行う設定操作装置と視覚を用いない
操作が可能な設定操作装置の設定体系が同一のユーザモ
デルによって実現することで視覚ユーザと非視覚ユーザ
の間の協調作業や情報交換が円滑なものとなる。
【0042】請求項3に対する効果 理解し易い仮想的2次元配置を行うことで、設定項目の
移動と設定値の変更がイメージし易くなる。
【0043】請求項4に対する効果 設定項目あるいは設定値を速やかに識別できるため、視
覚を用いて操作を行う設定操作装置と比較して時間を要
しがちな視覚を用いない操作が可能な設定操作装置の操
作効率が向上する。
【0044】請求項5に対する効果 設定項目と現在の設定値を速やかに確認できるため、視
覚を用いない操作が可能な設定操作装置に欠けている一
覧性を擬似的に確保できる。
【0045】請求項6に対する効果 設定項目およびそれに対する設定値群を速やかに識別で
きるため、視覚を用いて操作を行う設定操作装置と比較
して時間を要しがちな視覚を用いない操作が可能な設定
操作装置の操作効率が向上する。
【0046】請求項7に対する効果 項目間を移動していることを容易に識別できるため、操
作が理解し易いものとなる。
【0047】請求項8に対する効果 絶対音感かそれに近いものを持つユーザにとっては設定
値を速やかに識別することが可能となるので、視覚を用
いて操作を行う設定操作装置と比較して時間を要しがち
な視覚を用いない操作が可能な設定操作装置の操作効率
が向上する。
【0048】請求項9に対する効果 設定値の変更を行っていることとその方向を容易に識別
できるため、操作が理解し易いものとなる。
【0049】請求項10に対する効果 あらかじめ名称を知っている項目へ速やかに移動可能と
なるため視覚を用いて操作を行う設定操作装置と比較し
て時間を要しがちな視覚を用いない操作が可能な設定操
作装置の操作効率が向上する。
【0050】請求項11に対する効果 一時的分岐となり非視覚的にはわかりにくいポップアッ
プ画面に対応する場面が容易に識別可能となり、操作性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における画像形成装置の設定操作装置
の構成を示す図である。
【図2】 テンキーの各キーの押下情報を方向情報とし
て扱うためのキー割付を示す図である。
【図3】 設定項目とそれに対応する設定値を配列した
1つのページの例を示す図である。
【図4】 ページへ移動した際の初期動作から項目の移
動処理までを示すフローチャートである。
【図5】 設定値の変更処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】 ページジャンプの処理を示すフローチャート
である。
【図7】 設定値あるいは移動先ページの確定処理を示
すフローチャートである。
【図8】 音声認識処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…制御部、2…識別音生成部、3…音声合成部、4…
スピーカ、5…マイクロフォン、6…音声認識部、7…
テンキー、8…方向入力部、9…数値入力部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テンキー操作により画像形成のための設
    定を行う手段と、前記設定の状況を音声を合成して出力
    する合成音声フィードバック手段とからなり、視覚を使
    わずに設定項目の移動または設定値の変更を行うことを
    特徴とする画像形成装置の設定操作装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は視覚表示器を有し、
    該視覚表示器に一度に表示される前記設定項目を一つの
    ページとしてグルーピングし、前記設定項目の移動また
    は設定値の変更は、前記ページを単位とする設定場面に
    分割して行い、該設定場面の遷移を前記視覚表示器での
    画面遷移に準じたものとすることを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置の設定操作装置。
  3. 【請求項3】 前記設定項目の移動をテンキー中の水平
    方向に配置されたキーの押下によって行い、前記設定値
    の変更をテンキー中の垂直方向に配置されたキーの押下
    によって行うか、または、前記設定項目の移動をテンキ
    ー中の垂直方向に配置されたキーの押下によって行い、
    前記設定値の変更をテンキー中の水平方向に配置された
    キーの押下によって行うことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の画像形成装置の設定操作装置。
  4. 【請求項4】 前記設定項目を移動した際に、設定項目
    名と前記設定項目に対して現在選択されている設定値名
    とを前記合成音声フィードバック手段によって音声で通
    知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に
    記載の画像形成装置の設定操作装置。
  5. 【請求項5】 前記合成音声フィードバック手段によっ
    て前記設定項目名あるいは前記設定項目に対する設定値
    名を通知する直前に短い識別音を付加することを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか1に記載の画像形成装置
    の設定操作装置。
  6. 【請求項6】 前記設定項目および該設定項目に対する
    設定値群に対し、全設定項目あるいは一つの前記設定場
    面内における全設定項目毎に異なる音色の識別音を付加
    することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置の
    設定操作装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも隣接設定項目間で異なる音色
    の識別音を付加することを特徴とする請求項5に記載の
    画像形成装置の設定操作装置。
  8. 【請求項8】 一つの前記設定項目に対する全設定値に
    対して異なる音高の識別音を付加することを特徴とする
    請求項5乃至7のいずれか1に記載の画像形成装置の設
    定操作装置。
  9. 【請求項9】 前記設定値の並び順に対応した音高の識
    別音を付加することを特徴とする請求項8に記載の画像
    形成装置の設定操作装置。
  10. 【請求項10】 現在設定中の前記ページ内の前記設定
    項目名,前記設定値名あるいは遷移可能なページ名を音
    声認識によって入力可能であることを特徴とする請求項
    2乃至9のいずれか1に記載の画像形成装置の設定操作
    装置。
  11. 【請求項11】 直前の画面の上に一時的に開かれるポ
    ップアップ画面に対応するページを設定しているとき、
    そのことを示す背景音を流し続け、前記合成音声フィー
    ドバック手段は前記背景音に重畳されるように音声を通
    知することを特徴とする請求項2乃至10のいずれか1
    に記載の画像形成装置の設定操作装置。
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