JP2003025461A - タイヤ成形装置及び空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

タイヤ成形装置及び空気入りラジアルタイヤ

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JP2003025461A
JP2003025461A JP2002054784A JP2002054784A JP2003025461A JP 2003025461 A JP2003025461 A JP 2003025461A JP 2002054784 A JP2002054784 A JP 2002054784A JP 2002054784 A JP2002054784 A JP 2002054784A JP 2003025461 A JP2003025461 A JP 2003025461A
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JP
Japan
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body ply
tire
bead
width
folding
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JP2002054784A
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English (en)
Inventor
Shigemasa Takagi
茂正 高木
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Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
Original Assignee
Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボディプライの両幅端部を折り返してビード
を包み込むように密着させる作業を、簡単な構成によ
り、高い位置まで、確実にできるタイヤ成形装置を提供
する。 【解決手段】 ブラダ14上にボディプライ15を巻回
し、そのボディプライ15の両幅端部にビード16をセ
ットする。この状態で、ボディプライ15の両幅端部間
を狭めながら、ブラダ14を外径側に変形させることに
より、ボディプライ15の軸線方向の中間部を拡径させ
る。ロック部材20によりボディプライ15のビードセ
ット部を内径側から外径側に押圧して、その部分をロッ
クする。折り返し機構21によりボディプライ15の両
幅端部を折り返してビード16に密着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ成形のため
に、ボディプライをトロイダル状に変形させるととも
に、そのボディプライにビードを組み込むようにしたタ
イヤの成形装置及び同装置を用いた空気入りタイヤの製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、タイヤ成形装置では、ドラム駆
動ボックスに着脱可能に装着される軸筒の外周面に一対
の移動体が互いに接近離間可能に装設され、それらの移
動体間にはゴム等の弾性材よりなる円筒状のブラダが取
り付けられている。そして、円筒状に形成したボディプ
ライを前記ブラダの外周面に嵌合するとともに、ボディ
プライの両幅端部にリング状のビードを取り付け、ブラ
ダの内側に圧縮エアを供給して、ブラダの外周面をボデ
ィプライの内周面に密着させる。さらに、両移動体によ
りボディプライの両幅端部を互いに接近する方向へ移動
させながら、ブラダを介してボディプライの軸線方向の
中間部を拡径させることにより、ボディプライをトロイ
ダル状に変形させる。次に、このトロイダル状に変形さ
れたボディプライの外面に、ベルト層、トレッドゴム層
等を順次貼り合わせるか、あるいは、前もって貼り合わ
せて環状に形成されたベルト・トレッド環状物を嵌合さ
せて、加硫前のグリーンタイヤの成形を完了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
タイヤ成形装置においては、ボディプライの両幅端部を
折り返してビードを包み込むように密着させる作業は、
作業者により行われていたので、その折り返し作業が非
常に面倒であるという問題があった。
【0004】また、このボディプライの両幅端部を折り
返す構造として、エアバックを両移動体に装着して、そ
のエアバックに圧縮エアを供給することにより、両幅端
部をビード側に押圧する方式も提案されている。しか
し、このエアバック方式においては、エアバッグのみが
ボディプライに接触し、しかもエアバッグが変形する。
このため、ボディプライの折り返し部に皺が生じたりし
て、ボディプライの両幅端部を確実に折り返して密着さ
せることが難しいので、両幅端部の密着作業を確実に行
うことができないという問題があった。特に、ボディプ
ライの両幅端部の折り返し長さが長い、いわゆるハイタ
ーンアップ構造においては、前述した皺の問題等が顕著
に現出しやすいものであった。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、その目的はボディプライの両幅端
部を折り返してビードを包み込むように密着させる作業
を、簡単な構成により確実に行うことができるタイヤ成
形装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明においては、円筒面上にボ
ディプライを巻回するとともに、そのボディプライの両
幅端部にビードをセットした状態で、このビードの側面
にボディプライの両端部を折り曲げる手段を有するタイ
ヤ成形装置において、前記ボディプライの両端部を折り
曲げる手段は、ボディプライの内径側から外径側に移動
してボディプライの両幅端部を折り返しその折り返し部
にビードを包み込む剛体からなる折り返し手段により構
成されることを特徴とする。
【0007】従って、この請求項1に記載の発明によれ
ば、折り返し手段が剛体よりなるため、変形することが
ない。このため、ボディプライの幅端部を、皺になった
りすることなく、延びた状態を維持してビードに密着さ
せることができる。よって、ボディプライの両幅端部の
折り返しを、確実に行うことができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記ボディプライの両幅端部にビードをセットした
状態で、ボディプライの両幅端部間を狭めながらその軸
線方向の中間部を拡径させる手段をさらに含むことを特
徴とする。
【0009】従って、ボディプライの幅端部の折り返し
と同時にボディプライ全体の成形を行うことができる。
請求項3に記載の発明においては、円筒面上にボディプ
ライを巻回するとともに、そのボディプライの両幅端部
にビードをセットした状態で、ボディプライの両幅端部
間を狭めながらその軸線方向の中間部を拡径させる手段
を含むタイヤ成形装置において、前記ボディプライのビ
ードセット部を内径側から外径側に押圧して、その部分
をロックするロック手段と、そのロック手段に倒伏可能
に支持され、ボディプライの両幅端部を折り返してビー
ドに密着させる折り返し手段とを設けたことを特徴とす
るものである。
【0010】従って、この請求項3に記載の発明によれ
ば、ロック手段によりボディプライのビードセット部を
ロックした状態で、そのロックした部分を基点にして、
折り返し手段によりボディプライの両幅端部を折り返す
ことができる。従って、ボディプライの幅端部は、皺に
なったりすることなく、延びた状態を維持してビードに
密着される。よって、ボディプライの両幅端部の折り返
しを、確実に行うことができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記ロック手段と隣接配置され、外径
側に移動することによりボディプライの幅端部を折り返
す移動可能な押し上げ部材を設け、前記押し上げ部材が
前記折り返し手段と協働してボディプライの幅端部を折
り返すようにしたことを特徴とするものである。
【0012】従って、この請求項4に記載の発明によれ
ば、ボディプライの幅端部の折り返しが押し上げ部材に
より行われ、ボディプライの幅端部をその折り返し基点
側から確実に皺になることなく折り返すことができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれかに記載の発明において、前記折り返し手段のボ
ディプライの両幅端部と接触する面が凸面円弧状に形成
されていることを特徴とするものである。
【0014】従って、この請求項5に記載の発明によれ
ば、折り返し手段の起立動作に伴い、円弧状の凸面がボ
ディプライの両幅端部を内径側から順に均等に面接触し
て行く。よって、ボディプライの両幅端部の折り返し時
に、その両幅端部に皺等が発生するおそれを一層確実に
抑制することができる。
【0015】請求項6に記載の発明においては、円筒面
上にボディプライを巻回するとともに、そのボディプラ
イの両幅端部にビードをセットした状態で、ボディプラ
イの両幅端部間を狭めながらその軸線方向の中間部を拡
径させるようにしたタイヤ成形装置において、前記ボデ
ィプライのビードセット部を内径側から外径側に押圧し
て、その部分をロックするロック手段と、ボディプライ
の両幅端部と接触した状態でビード側から外径側に回転
移動して、ボディプライの両幅端部をビードに密着させ
る転動手段とを設けたことを特徴とする。
【0016】従って、この請求項6に記載の発明によれ
ば、転動手段がボディプライの両幅端部と接触しながら
外径側に移動されるため、ボディプライの両幅端部のほ
ぼ全域がビードに密着されることになる。このため、ボ
ディプライの幅端部の折り返しを有効に行うことができ
る。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記転動手段は、ボディプライの両幅
端部上を回転移動する折り返しローラーと、その折り返
しローラーを支持するリンク機構と、折り返しローラー
がボディプライの両幅端部上を回転移動するように、前
記リンク機構を作動させるための作動手段とから構成さ
れていることを特徴とするものである。
【0018】従って、この請求項7に記載の発明によれ
ば、転動手段の構成が簡単であるとともに、リンク機構
の動作に基づいて折り返しローラーを外径側に確実に移
動させることができる。
【0019】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、前記転動手段は、ボディプライの両幅
端部上を回転移動する折り返しローラーと、その折り返
しローラーを支持するラッセル機構と、折り返しローラ
ーがボディプライの両幅端部上を回転移動するように、
前記ラッセル機構を動作させるための作動手段とから構
成されていることを特徴とするものである。
【0020】従って、この請求項8に記載の発明によれ
ば、転動手段の構成が簡単であるとともに、ラッセル機
構の動作に基づいて折り返しローラーを外径側に確実に
移動させることができる。
【0021】請求項9に記載の発明は、請求項2〜請求
項8のいずれかに記載の発明において、前記ボディプラ
イをブラダ上にセットし、そのブラダを外径側に変形さ
せることによりボディプライを拡径させることを特徴と
するものである。
【0022】従って、この請求項9に記載の発明によれ
ば、ボディプライのブラダ上へのセットを容易に行うこ
とができるとともに、タイヤ形状に変形させた状態でビ
ードの組み込みを行うことができる。
【0023】請求項10に記載の発明は、請求項2〜5
のいずれかに記載の発明において、ボディプライの幅端
部をボディプライの中間部に沿ってタイヤベルト下まで
折り返すように前記折り返し手段が構成されていること
を特徴とする。
【0024】このように構成すれば、いわゆるハイター
ンアップのタイヤにおけるボディプライの折り返しに好
適である。請求項11に記載の発明は、請求項6〜9の
いずれかに記載の発明において、ボディプライの幅端部
をボディプライの中間部に沿ってタイヤベルト下まで折
り返すように前転動手段が構成されていることを特徴と
する。
【0025】従って、このように構成すれば、請求項1
0と同様に、いわゆるハイターンアップのタイヤにおけ
るボディプライの折り返しに好適である。請求項12に
記載の発明においては、請求項1〜11のいずれかに記
載のタイヤ成形装置を用いて製造された空気入りラジア
ルタイヤを特徴とする。
【0026】従って、ボディプライの幅端部を皺になっ
たりすることなく、折り返すことができるため、高品質
の空気入りラジアルタイヤとすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下に、本発明
の第1実施形態を、図1〜図5に基づいて説明する。
【0028】図1及び図2に示すように、この実施形態
のタイヤ成形装置11においては、作動軸12に左右一
対のリング状の移動体13が作動軸12の軸線方向へ移
動可能に支持され、それらの内側周縁にはブラダ装着部
13aが設けられている。そして、作動軸12が回動さ
れることにより、図示しない駆動機構を介して、両移動
体13が互いに接近する方向へ移動されるようになって
いる。
【0029】前記両移動体13のブラダ装着部13a間
には、円筒状のブラダ14がその両端縁にて装着されて
いる。ブラダ14の外周面には、前工程において円筒状
に成形されたボディプライ15が嵌着されている。ま
た、ボディプライ15の両幅端部の外周には、ビードコ
ア16aとビードフィラー16bとよりなるビード16
が嵌合される。
【0030】前記ブラダ14は、内側弾性材17と、外
側弾性材18と、両弾性材17,18間に介装された心
材19とから構成されている。この心材19は、ブラダ
14の軸線方向に延在する複数の線材と、ブラダ14の
軸線と直交する方向に延在する複数の線材とより形成さ
れている。そして、それらの線材として、可撓性に富み
ながら、ほとんど伸張せず、しかも高引張り強さを有す
る材料、例えばアラミド繊維が用いられている。従っ
て、ブラダ14は、容易に変形するものの、膨張するこ
とはない。前記内側弾性材17の両端縁には移動体13
のブラダ装着部13aに対するリング状の装着凸部17
aが形成されるとともに、外側弾性材18の両端縁には
後述するロック部材20に対するリング状の連結凸部1
8aが形成されている。
【0031】図1〜図3に示すように、前記両移動体1
3の外周面には環状の収容凹部13bが形成されてい
る。収容凹部13b内には、硬質合成樹脂等の剛体から
なり、ロック手段を構成する複数のロック部材20が移
動体13の円周方向に沿って放射状に配列した状態でそ
れぞれ半径方向へ移動可能に収容されている。それらの
ロック部材20の外端部には前記ブラダ14の連結凸部
18aを嵌合するための連結凹部20aが形成されてい
る。また、各ロック部材20の内端部には傾斜面20b
が形成されるとともに、外側面には係合凸部20cが形
成されている。
【0032】前記各ロック部材20の近傍において、各
移動体13には折り返し手段としての折り返し機構21
が配設されている。すなわち、各ロック部材20の外側
面に隣接配置されるように、移動体13の収容凹部13
b内には、硬質合成樹脂等の剛体からなり、折り返し手
段と協働する複数の押し上げ部材22が移動体13の円
周方向に沿って放射状に配列した状態で半径方向へ移動
可能に収容されている。それらの押し上げ部材22の外
端部には係止溝22aが形成されている。また、各押し
上げ部材22の内端部には傾斜面22bが形成されると
ともに、外側面には各ロック部材20の係合凸部20c
に係合可能な係合凹部22cが形成されている。
【0033】前記各押し上げ部材22の係止溝22aに
は環状のスプリング23が掛装されている。そして、こ
のスプリング23により、各押し上げ部材22が移動体
13の収容凹部13b内への没入方向に移動付勢される
とともに、各ロック部材20が係合凸部20cと係合凹
部22cとの係合を介して同方向に移動付勢されるよう
になっている。
【0034】前記各ロック部材20の外端部には折り返
し部材24がピン25を介して倒伏回動可能に支持さ
れ、図3に示すようにその一側面には前記ボディプライ
15の両幅端部に接触する平坦状の折り返し面24aが
形成されている。そして、図5に示すように、前記押し
上げ部材22が移動体13の収容凹部13b内から外方
に突出移動されたとき、押し上げ部材22との係合によ
り、この折り返し部材24が倒伏状態から起立状態に回
動されるようになっている。
【0035】前記両移動体13内には前記作動軸12の
軸線を中心とした円環状の内側シリンダー室26が形成
され、その内側シリンダー室26内には内端周面に傾斜
カム面27aを有する環状の内側ピストン27が前記軸
線方向に沿って移動可能に配設されている。そして、図
4に示すように、内側シリンダー室26内への圧縮エア
ーの供給に伴い、内側ピストン27がロック部材20側
に接近移動されたとき、傾斜カム面27aと傾斜面20
bとの係合により、各ロック部材20がスプリング23
の付勢力に抗して移動体13の収容凹部13b内から外
方に突出移動される。このロック部材20の突出移動に
より、ボディプライ15のビードセット部が内径側から
外径側に押圧される。この場合、ビード16のビードコ
ア16aが非伸張性を有しているため、ブラダ14及び
ボディプライ15がロック部材20とビードコア16a
との間において強い圧力で挟持されて、ロックされるよ
うになっている。
【0036】また、各ロック部材20が突出移動される
際には、係合凸部20cと係合凹部22cとの係合を介
して、各押し上げ部材22が移動体13の収容凹部13
b内から外方へ若干突出した位置に移動される。この移
動により、各押し上げ部材22の傾斜面22bが後述す
る外側ピストン31の傾斜カム面31aと係合可能に対
応配置されるようになっている。
【0037】前記両移動体13間におけるブラダ14内
の内側空間28と連通するように、作動軸12にはエア
ー供給路29が形成されている。そして、図4に示すよ
うに、両移動体13の接近移動によりボディプライ15
の両幅端部間が狭められながら、このエアー供給路29
からブラダ14の内側空間28に圧縮エアーが供給され
ることにより、ブラダ14が外径側に向かってトロイダ
ル状に変形される。この変形により、ボディプライ15
がその軸線方向の中間部にて拡径される。
【0038】前記両移動体13内には円環状の外側シリ
ンダー室30が内側シリンダー室26と同心状に形成さ
れ、その外側シリンダー室30内には内端周面に傾斜カ
ム面31aを有する環状の外側ピストン31が移動可能
に配設されている。そして、図4及び図5に示すよう
に、押し上げ部材22がロック部材20により係合凸部
20cと係合凹部22cとの係合を介して押し上げられ
て傾斜面22bと外側ピストン31とが対応している状
態において、外側シリンダー室30内への圧縮エアーが
供給される。このエアー供給に伴い、外側ピストン31
が押し上げ部材22側に接近移動され、傾斜カム面31
aと傾斜面22bとの係合により、各押し上げ部材22
が移動体13の収容凹部13b内から外方に突出移動さ
れる。この突出移動により、折り返し部材24が倒伏状
態から起立状態に回動され、その折り返し面24aにて
ボディプライ15の両幅端部が折り返されて、その折り
返し部15a内にビード16が包み込まれる。
【0039】次に、前記のように構成されたタイヤ成形
装置11の動作を説明する。さて、このタイヤ成形装置
11においては、図1に示すように、一対の移動体13
が離間位置に移動配置された状態で、ブラダ14の外周
にボディプライ15が嵌着されるとともに、そのボディ
プライ15の両幅端部にビード16がセットされる。こ
の状態では、内側及び外側のピストン27,31が後退
位置にあって、複数の押し上げ部材22がスプリング2
3の付勢力により、移動体13の収容凹部13b内の没
入位置に配置されている。また、係合凸部20cと係合
凹部22cとの係合を介して複数の複数のロック部材2
0が移動体13の収容凹部13b内の没入位置に配置さ
れている。また、ブラダ14の幅端部の重量により折り
返し部材24が倒伏状態に配置されている。
【0040】この状態で、エアー供給路29からブラダ
14の内側空間28に圧縮エアーが供給されるととも
に、作動軸12が回動されて、両移動体13が互いに接
近する方向へ移動され、ボディプライ15の両幅端部の
間隔が狭められる。その結果、図4に示すように、ブラ
ダ14が外径側に膨形して、ボディプライ15の中間部
が拡径され、トロイダル状になる。
【0041】この場合、図4に示すように、内側シリン
ダー室26内にも圧縮エアーが供給され、内側ピストン
27がロック部材20側に接近移動し、傾斜カム面27
aと傾斜面20bとの係合により、各ロック部材20が
移動体13の収容凹部13b内から外方に突出移動す
る。この突出移動により、ボディプライ15のビードセ
ット部が内径側から外径側に押圧されて、ロックされ
る。また、各ロック部材20の突出移動に伴い、係合凸
部20cと係合凹部22cとの係合を介して、各押し上
げ部材22が移動体13の収容凹部13b内から外方の
突出した位置に移動する。これによって、各押し上げ部
材22の傾斜面22bが外側ピストン31の傾斜カム面
31aと係合可能に対応する。
【0042】さらに、図5に示すように、外側シリンダ
ー室30内に圧縮エアーが供給され、外側ピストン31
が押し上げ部材22側に接近移動し、傾斜カム面31a
と傾斜面22bとの係合により、各押し上げ部材22が
移動体13の収容凹部13b内から外方に突出移動す
る。この突出移動により、折り返し部材24が倒伏状態
から起立状態に回動され、その折り返し面24aにてボ
ディプライ15の両幅端部が折り返される。従って、ボ
ディプライ15の折り返し部15aがベルト下まで折り
返すように設定されている場合でも、折り返し部材24
の長さ(倒立時の高さ)をそのように構成構成すること
により、その折り返し部15aに皺等が発生することは
なく、その折り返し部15a内にビード16を密着状態
で確実に包み込むことができる。
【0043】その後、トロイダル形状のボディプライ1
5の外周に、前もって環状に張り合わされたベルト・ト
レッド環状体が嵌合され、更にサイドウオールゴムや他
のタイヤ構成部材が張り合わされる。このようにして、
加硫前のグリーンタイヤの成形が完了する。そして、こ
のグリーンタイヤに金型を用いて加硫成形することによ
り、空気入りタイヤが完成する。
【0044】従って、この実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1) このタイヤ成形装置11においては、ボディプ
ライ15の両幅端部間を狭めながら、中間部を拡径させ
る際に、ボディプライ15のビードセット部を内径側か
ら外径側に押圧して、その部分をロックするロック部材
20とボディプライ15の両幅端部を折り返してビード
16に密着させる折り返し部材24とが設けられてい
る。この場合、前記ロックされた基点を中心として、折
り返し部材24の起立回動によりボディプライ15の幅
端部が折り返されるため、その幅端部は伸びた状態を維
持する。この結果、折り返される幅端部には、皺が生じ
ることはなく、ビード16に密着する。
【0045】(2) このタイヤ成形装置11において
は、ボディプライ15をブラダ14上にセットすれば、
ブラダ14の外径側への変形に伴い、ボディプライ15
が拡径し、ビード16をボディプライ15に組み込むこ
とができる。
【0046】(3) このタイヤ成形装置11において
は、ボディプライ15の両幅端部を折り返す前記折り返
し機構21が、ロック部材20、押し上げ部材22及び
折り返し部材24から構成されている。従って、折り返
し機構21の構成が簡単であるとともに、押し上げ部材
22と折り返し部材24との協働によりボディプライ1
5の両幅端部を確実に折り返すことができる。
【0047】(4) このタイヤ成形装置11において
は、前記折り返し部材24がロック部材20に回動可能
に支持された単なる板状のものである。このため、折り
返し部材24の支持構造が簡単であるとともに、ボディ
プライ15の両幅端部に皺等が発生することなく確実に
折り返すことができる。
【0048】(第2実施形態)本発明の第2実施形態
を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、この第2実施形態のタイヤ成形装置11では、図
6に示すように、前記折り返し機構21における折り返
し部材24の折り返し面24aが円弧凸面状に形成され
ている。そして、押し上げ部材22の突出移動により折
り返し部材24が回動されるとき、この円弧凸面状の折
り返し面24aがボディプライ15の両幅端部に均等に
面接触して、その両幅端部に皺等を発生することなくス
ムーズに折り返されるようになっている。
【0049】従って、この第2実施形態によれば、前記
第1実施形態における(1)〜(4)に記載の効果に加
えて、以下のような効果を得ることができる。 (5) このタイヤ成形装置11においては、折り返し
部材24の折り返し面24aが円弧凸面状に形成されて
いるため、折り返し部材24の起立回動に伴い、折り返
し面24aがボディプライ15の両幅端部を内径側から
外径側に向かって順に均等に面接触して行く。よって、
ボディプライ15の両幅端部の折り返し時に、その両幅
端部に皺等が発生するおそれを一層確実に抑制すること
ができるとともに、エアー溜まりの発生を防止できて、
タイヤ品質を向上できる。
【0050】(第3実施形態)本発明の第3実施形態
を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第3実施形態においては、図7に示すように、転動
手段61が設けられている。この転動手段61は、折り
返しローラー34と、その折り返しローラー34を支持
するリンク機構36と、そのリンク機構36を作動させ
るための作動手段としてのシリンダー37とから構成さ
れている。
【0051】すなわち、前記各移動体13には作動板3
8が一対のガイドロッド39を介してロック部材20と
接近離間する方向へ移動可能に配設され、その内面には
作動コマ40がガイドレール38aを介して移動体13
の半径方向へ移動可能に支持されている。そして、前記
シリンダー37により、この作動板38が移動するよう
になっている。
【0052】前記リンク機構36は、移動体13に支軸
41を介して回動可能に支持された第1リンク42と、
その先端に中間軸43を介して回動可能に支持された第
2リンク44とから構成されている。そして、前記折り
返しローラー34が第2リンク44の先端に回転可能に
取り付けられるとともに、中間軸43が前記作動コマ4
0に回転可能に支持されている。また、第1リンク42
と第2リンク44との間に掛装されたスプリング45に
より、両リンク42,44が相互に重なる方向に回動付
勢され、作動コマ40が作動板38の方向に付勢されて
いる。
【0053】よって、このタイヤ成形装置11におい
て、ボディプライ15のビードセット部がロックされた
後、シリンダー37のピストンロッドの突出により作動
板38がロック部材20側に接近移動する。この接近移
動により、リンク機構36を介して折り返しローラー3
4がボディプライ15の幅端部を押圧しながら移動体1
3の外方(外径側)に突出移動する。この突出移動によ
り、ボディプライ15の両幅端部は、皺等を発生するこ
となくビード16側へスムーズに折り返され、ビード1
6を包み込む。特に、ボディプライ15の両幅端部をベ
ルト下まで届くように折り返すハイターンアップの場合
では、リンク機構36による折り返しローラーの移動ス
トロークを大きくするように構成される。
【0054】従って、この第3実施形態によれば、前記
第1実施形態における(1)及び(2)に記載の効果に
加えて、以下のような効果を得ることができる。 (6) 折り返しローラー34によりボディプライ15
の両幅端部を押圧した状態で外径側に移動する。このた
め、ボディプライ15の両幅端部をその内径側から確実
に折り返すことができるとともに、ボディプライ15と
ビード16との間のエアーを排出させることができて、
エアー溜まりの発生を防止できる。従って、タイヤ品質
を向上することができる。
【0055】(7) 折り返しローラー34がそれを支
持するリンク機構36と、この36を作動させるための
シリンダー37とから構成されている。従って、折り返
しローラー34を動作させるための構成が簡単であると
ともに、リンク機構36を確実に動作させて、折り返し
ローラー34をビード16側へ移動させることができ
る。
【0056】(第4実施形態)次に、この発明を具体化
した第4実施形態を前記第3実施形態と異なる部分を中
心に説明する。
【0057】図8に示すように、この第4実施形態で
は、前記第3実施形態のリンク機構36に代えて、リン
ク機構の一種であるラッセル機構46が設けられてい
る。このラッセル機構46は、移動体13に支軸47を
介して回動可能に支持された第1リンク48と、作動コ
マ40に支軸49を介して回動可能に支持された第2リ
ンク50とから構成されている。そして、前記折り返し
ローラー34が第2リンク50の先端に回転可能に取り
付けられるとともに、第1リンク48の先端が連結軸5
1を介して第2リンク50の中間部に連結されている。
また、両リンク48,50の両端部及び中間部の軸着間
距離の比率が、1:1:1となるように設定されてい
る。
【0058】よって、このタイヤ成形装置11におい
て、ボディプライ15のビードセット部がロックされた
後、シリンダー37のピストンロッドの突出により作動
板38がロック部材20側に接近移動される。このた
め、ラッセル機構46を介して折り返しローラー34が
移動体13の外方(外径側)に突出移動する。この移動
により、ボディプライ15の両幅端部は、皺等を発生す
ることなくビード16側へスムーズに折り返され、その
折り返し部15aにてビード16を包み込む。
【0059】この第4実施形態により、前記各実施形態
における(1)、(2)及び(6)に記載の効果に加え
て、以下のような効果を得ることができる。 (8) 折り返しローラー34がラッセル機構46によ
り支持され、そのラッセル機構46をシリンダー37に
より作動させるようになっている。このため、折り返し
ローラー34を動作させるための構成が簡単であり、ま
た、ローラー34の動作ストロークを拡大変更してボデ
ィプライ幅端部をベルト下まで容易に折り返すことがで
きると共に、確実な動作を得ることができる。
【0060】(変更例)なお、この実施形態は、次のよ
うに変更して具体化することも可能である。 ・ 円筒面上にボディプライを巻回するとともに、その
ボディプライの両幅端部にビードをセットした状態で、
ボディプライの両幅端部間を狭めないで、円筒面のま
ま、剛体からなる折り返し部材をボディプライの内径側
から外形側に移動させることにより、ボディプライの両
幅端部を折り返して、その折り返し部にビードを包み込
むように構成すること・ 前記第1及び第2実施形態に
おいて、ロック部材20及び押し上げ部材22を移動さ
せる駆動手段として、傾斜カム27,31を介在させ
て、圧油にて作動されるシリンダー装置やソレノイド等
を用いて構成すること。
【0061】・ 前記第1及び第2実施形態において、
ロック部材20及び押し上げ部材22を、傾斜カム面を
介在させることなく、シリンダー装置や機械的駆動装置
に直接連結して移動させるように構成すること。
【0062】・ 前記第3及び第4実施形態において、
作動板38のガイドレール38aを曲面状に形成し、シ
リンダー37による作動板38の移動時に、作動コマ4
0がこの円弧凸面状のガイドレール38aに沿って移動
し、折り返しローラー34が曲線軌跡を経て移動するよ
うに構成すること。このように構成すれば、折り返しロ
ーラー34を膨径状態のボディプライ15の外周面に正
確に沿って移動させることが可能になり、折り返しを正
確に行って、タイヤ品質の向上に寄与できる。
【0063】・ 前記各実施形態において、ブラダ14
の両端のビードより外側に出る部分を短くして、折り返
し部材24または折り返しローラー34がボディプライ
15の両幅端部に直接接触して、その両幅端部を折り返
すように構成すること。
【0064】
【発明の効果】以上、実施形態で例示したように、この
発明では、ボディプライの両幅端部を折り返してビード
を包み込むように密着させる作業を、簡単な構成によ
り、タイヤ高さの高い位置まで、確実にできるという効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のタイヤ成形装置を示す部分破
断正面図。
【図2】 図1のタイヤ成形装置の一部を拡大して示す
部分断面図。
【図3】 折り返し部材、押し上げ部材及びロック部材
を拡大して示す分解斜視図。
【図4】 図1のタイヤ成形装置の作動状態を示す部分
断面図。
【図5】 タイヤ成形装置のさらに動作した状態を示す
部分断面図。
【図6】 第2実施形態のタイヤ成形装置を示す要部断
面図。
【図7】 第3実施形態のタイヤ成形装置を示す要部断
面図。
【図8】 第4実施形態のタイヤ成形装置を示す要部断
面図。
【符号の説明】
11…タイヤ成形装置、13…移動体、14…ブラダ、
15…ボディプライ、16…ビード、20…ロック機
構、21…折り返し機構、22…押し上げ部材、24…
折り返し部材、27…内側ピストン、28…内側空間、
31…外側ピストン、34…折り返しローラー、36…
リンク機構、37…シリンダー、46…ラッセル機構、
61…転動手段。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒面上にボディプライを巻回するとと
    もに、そのボディプライの両幅端部にビードをセットし
    た状態で、このビードの側面にボディプライの両端部を
    折り曲げる手段を有するタイヤ成形装置において、 前記ボディプライの両端部を折り曲げる手段は、ボディ
    プライの内径側から外径側に移動してボディプライの両
    幅端部を折り返し、その折り返し部にビードを包み込む
    剛体からなる折り返し手段により構成されることを特徴
    とするタイヤ成形装置。
  2. 【請求項2】 前記ボディプライの両幅端部にビードを
    セットした状態で、ボディプライの両幅端部間を狭めな
    がらその軸線方向の中間部を拡径させる手段をさらに含
    むことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ成形装置。
  3. 【請求項3】 円筒面上にボディプライを巻回するとと
    もに、そのボディプライの両幅端部にビードをセットし
    た状態で、ボディプライの両幅端部間を狭めながらその
    軸線方向の中間部を拡径させる手段を含むタイヤ成形装
    置において、前記ボディプライのビードセット部を内径
    側から外径側に押圧して、その部分をロックするロック
    手段と、 そのロック手段に倒伏可能に支持され、ボディプライの
    両幅端部を折り返してビードに密着させる折り返し手段
    とを設けたことを特徴とするタイヤ成形装置。
  4. 【請求項4】 前記ロック手段と隣接配置され、外径側
    に移動することによりボディプライの幅端部を折り返す
    移動可能な押し上げ部材を設け、前記押し上げ部材が前
    記折り返し手段と協働してボディプライの幅端部を折り
    返すようにしたことを特徴とする請求項3に記載のタイ
    ヤ成形装置。
  5. 【請求項5】 前記折り返し手段のボディプライの両幅
    端部と接触する面がほぼ凸面円弧状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のタイヤ
    成形装置。
  6. 【請求項6】 円筒面上にボディプライを巻回するとと
    もに、そのボディプライの両幅端部にビードをセットし
    た状態で、ボディプライの両幅端部間を狭めながらその
    軸線方向の中間部を拡径させるようにしたタイヤ成形装
    置において、 前記ボディプライのビードセット部を内径側から外径側
    に押圧して、その部分をロックするロック手段と、 ボディプライの両幅端部と接触した状態でビード側から
    外径側に回転移動して、ボディプライの両幅端部をビー
    ドに密着させる転動手段とを設けたことを特徴とするタ
    イヤ成形装置。
  7. 【請求項7】 前記転動手段は、ボディプライの両幅端
    部上を回転移動する折り返しローラーと、その折り返し
    ローラーを支持するリンク機構と、折り返しローラーが
    ボディプライの両幅端部上を回転移動するように前記リ
    ンク機構を作動させるための作動手段とから構成されて
    いることを特徴とする請求項6に記載のタイヤ成形装
    置。
  8. 【請求項8】 前記転動手段は、ボディプライの両幅端
    部上を回転移動する折り返しローラーと、その折り返し
    ローラーを支持するラッセル機構と、折り返しローラー
    がボディプライの両幅端部上を回転移動するように前記
    ラッセル機構を動作させるための作動手段とから構成さ
    れていることを特徴とする請求項6に記載のタイヤ成形
    装置。
  9. 【請求項9】 前記円筒面を形成するためのブラダを設
    け、前記ボディプライをブラダ上にセットし、そのブラ
    ダを外径側に膨張させることによりボディプライを拡径
    させることを特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載
    のタイヤ成形装置。
  10. 【請求項10】 ボディプライの幅端部をボディプライ
    の中間部に沿ってタイヤベルト下まで折り返すように前
    記折り返し手段が構成されていることを特徴とする請求
    項2〜5のいずれかに記載のタイヤ成形装置。
  11. 【請求項11】 ボディプライの幅端部をボディプライ
    の中間部に沿ってタイヤベルト下まで折り返すように前
    記転動手段が構成されていることを特徴とする請求項6
    〜9のいずれかに記載のタイヤ成形装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載のタ
    イヤ成形装置を用いて製造されたことを特徴とする空気
    入りラジアルタイヤ。
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