JP2003021560A - 溶鋼の連続測温装置 - Google Patents

溶鋼の連続測温装置

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JP2003021560A
JP2003021560A JP2001205590A JP2001205590A JP2003021560A JP 2003021560 A JP2003021560 A JP 2003021560A JP 2001205590 A JP2001205590 A JP 2001205590A JP 2001205590 A JP2001205590 A JP 2001205590A JP 2003021560 A JP2003021560 A JP 2003021560A
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Ryuji Nakao
隆二 中尾
Tomoaki Tanaka
智昭 田中
Koichiro Yoshino
浩一郎 吉野
Masao Igarashi
昌夫 五十嵐
Tsutomu Yamazaki
強 山崎
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  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精錬炉での溶鋼の放射測温による連続測温を
1炉代通して可能とし、かつマッシュルームの成長によ
る羽口閉塞状態を極力低減する。 【解決手段】 精錬炉4の炉壁6を貫通した測温用羽口
3を内管1と外管2の二重管で形成し、内管1の内径d
を8〜12mmφ、内管1および外管2の肉厚を1.2m
m以下、内管と外管の間のクリアランスrを0.5〜1.2m
mとし、内管1には酸素ガスおよび不活性ガスを供給
し、外管2には不活性ガスを供給するように構成する。
これにより、溶鋼の連続測温が安定して可能になり、精
錬制御性が大幅に向上する結果、精錬末期の溶鋼温度の
的中率の向上および精錬コストの低減がはかれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐火物容器内の溶
融金属の温度を連続的に測定する装置に関し、特に、転
炉、AOD炉などの精錬炉において、溶鋼温度を放射測
温により連続的に測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】転炉、AOD炉等による精錬では、溶鋼
中に上吹きランスおよび底吹き羽口から酸素ガス(以
後、単に酸素という)を吹き込むことで、特に[C]を酸
化させて除去するとともに、酸化による発熱反応により
高温の溶鋼を造る処理が行なわれる。溶鋼温度は精錬制
御と製造した鋼の品質造り込みの両面で重要であり、溶
鋼温度を連続的に把握し、鋼種ごとに定められた温度推
移パターンにコントロールすることは精錬を効率よく行
う上で重要である。
【0003】溶鋼温度を連続的に測定する方法として、
例えば、特開昭60−129628号公報に開示されて
いるように、測温用羽口に光ファイバを挿入して溶鋼の
熱放射光から溶鋼温度を求めるものや、特開昭61−1
7919号公報に開示されているように、測温用羽口端
に放射温度計を設置し、直接溶鋼温度を測定する方法が
知られている。しかしながら、これらの方法では羽口か
ら噴出するガスにより、羽口先端近傍の耐火物及び溶鋼
界面が常に冷却されるため、羽口先端付近にマッシュル
ームと呼ばれる凝固した鋼が生成し、その成長により羽
口閉塞が頻発する。
【0004】その結果、放射温度計は溶鋼より温度が低
いマッシュルームを観測することになり、測定値に大き
な誤差を生じる。これを回避するために、吹き込むガス
に酸素を混合し、酸化反応熱によりマッシュルームを溶
解させる方法があるが、この方法で溶鋼温度の上昇によ
り羽口の溶損が急激に進行して測温できなくなることが
わかった。一方、マッシュルームの成長を抑える方法と
して不活性ガスの流量を少なくすることで溶鋼界面の冷
却を極力抑える方法が考えられるが、流量が不足すると
羽口内に溶鋼が進入して受光器が破壊されるばかりか、
溶鋼が外部に流出すると重大事故を引き起こす。
【0005】羽口内への溶鋼の進入を防止する方法とし
て、特開平11−281485号公報には、測温用羽口
から溶鋼に向けて不活性ガスを噴出させることにより羽
口内への溶鋼の進入を防止するとともに、羽口内径およ
び不活性ガスの流量を羽口先端でマッシュルームが成長
せず、かつ溶鋼進入がない範囲とし、特に羽口内径を3
〜5mmとする方法が開示されている。
【0006】しかしながら、この方法では、羽口内径が
3〜5mmと非常に小さく、かつ羽口が貫通する耐火物
の厚みが1m前後もあることから、耐火物の熱変形によ
り羽口に曲がりが生じると、観察できる視野を十分に確
保できないという問題がある。また、精錬炉では酸素吹
き込みによる発熱と冷却材等の添加による抜熱のバラン
スにより溶鋼温度変化が大きいことから、マッシュルー
ムによる羽口先端の閉塞を完全に防止できないという問
題がある。なお、羽口先端がマッシュルームにより閉塞
した場合、この方法で用いる羽口は単管であるため、羽
口開口のために酸素を吹き込んだ場合は、羽口の溶損が
急激に進行して測温できなくなることがわかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、精錬炉内の
溶鋼温度を放射測温により連続的に測定する方法におい
て、羽口に曲がりが生じた場合でも観察視野を十分に確
保し、また、マッシュルームの成長による羽口閉塞を極
力低減し、羽口閉塞が生じた場合でもマッシュルームを
酸素により溶解できるように構成することにより、溶鋼
の連続測温を1炉代通して可能とすることを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明による溶鋼の連続測温装置は、 (1)精錬炉の炉壁を貫通して測温用羽口を設け、該測
温用羽口の先端に面する溶鋼の熱放射光をファイバーを
介して導き出し、導き出した熱放射光から溶鋼の温度を
連続的に測定する連続測温装置において、前記測温用羽
口を内管と外管の二重管により形成したことを特徴とす
る。 (2)前記内管の内径を8〜12mmφ、該内管および
外管の肉厚を1.2mm以下、内管と外管の間のクリアラ
ンスを0.5〜1.2mmとしたことを特徴とする。 (3)前記内管には酸素ガス管及び不活性ガス管を連結
し、前記外管には不活性ガス管を連結したことを特徴と
する。
【0009】従来、測温用羽口を単管とし、成長したマ
ッシュルームの溶解のために吹き込むガスに酸素を混合
した場合には、羽口の溶損が急激に進行して測定が不可
能となっていた。本発明においては、測温用羽口を二重
管とし、マッシュルームが成長した場合には、外管のガ
スは不活性ガスとしたまま内管のガスを酸素に切り替え
可能とすることにより、羽口溶損を起こさずにマッシュ
ルームを溶解することが可能になり、羽口寿命を改善す
ることができた。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細な内容につい
て説明する。図1は連続測温装置を模式的に示す図であ
り、図2は図1に示す測温用羽口の部分を拡大して示す
図である。図2に示すように、内管1と外管2の二重管
で形成された測温用羽口3は精錬炉4の鉄皮5及び耐火
物6を貫通し、その先端が溶鋼7に達するように配設さ
れている。図1に示すように、測温用羽口3の後端に取
り付けられた測温治具8には内管1に連なる不活性ガス
管及び酸素ガス管9と、外管2に連なる不活性ガス管1
0が連結されており、また、測温治具8とCCDカメラ
11の間にはイメージファイバー12が連結されてい
る。
【0011】図2に示す測温用羽口3の内管1および外
管2にはArガスや窒素ガス等の不活性ガスが吹き込ま
れる結果、溶鋼7と接する羽口先端部で気泡柱13が形
成される。放射測温による連続測温では、この気泡柱1
3を通して観察される熱放射光より溶鋼温度を測定する
ことになる。
【0012】気泡柱13を通して得られた熱放射光は、
図1のイメージファイバー12を通してCCDカメラ1
1により撮影され、カメラケーブル14を通して画像処
理装置15に送られる。画像処理装置15は得られた画
像の処理を行って溶鋼温度の演算を行うとともに、測温
用羽口3から溶鋼に供給されているガスによる冷却分の
補正を行い、溶鋼温度を出力する。
【0013】図2の内管1及び外管2に供給されるガス
が不活性ガスのみの場合は、溶鋼7が冷却され、外管2
の先端部よりマッシュルーム16が成長し始める。溶鋼
の冷却が極端に強く溶鋼温度が低い場合には、マッシュ
ルーム16は内管1側にも成長し、内管1の先端から溶
鋼7を観察できなくなる。このような場合は、測温用羽
口3の内管1から酸素を供給することにより、マッシュ
ルーム16を溶解することができる。なお、内管1及び
外管2に供給する不活性ガスとしてArガスを用いた
が、Arガスの代わりに窒素ガス、COガス等を用いて
もよい。
【0014】本発明者らは、図1の装置を用いて、精錬
炉にAOD炉を採用し、SUS304ステンレス鋼(18
mass%Cr−8mass%Ni)の精錬において、種々寸法形状
の測温用羽口の使用可否を検討した。
【0015】図3に画像処理装置において温度換算処理
が可能な測温画像を得るための測温用羽口の内管1の内
径d(図2)と必要羽口開口率の関係を示す。図中の点
線は測温用羽口に曲がりが全く生じなかった場合であ
り、実線は羽口に曲がりが生じた場合である。なお、羽
口開口率とは、温度換算が可能な測温画像面積を、羽口
にマッシュルームが全くない場合の羽口断面積で除した
値であり、羽口開口率が各線より小さくなると測温がで
きないことになる。
【0016】図3より、内管内径が大きいほど羽口開口
率が小さい。つまり、いくらかのマッシュルームの成長
による測温画像の減少があっても測温できることにな
り、内管内径8mmφ以上であれば、羽口に曲がりが生
じた場合でも安定して測温ができることを確認した。一
方、内管内径が大きすぎると、羽口内に溶鋼が進入しな
いようにするための必要ガス吹き込み量が増大する。こ
の必要ガス流量は内管内径dの1.5乗に比例することが
知られている。通常、精錬用ガスの吹き込みに用いられ
る内管の内径は12mmφ以上であるから、精錬制御性
を考慮すると、測温用羽口はこれより小さくする必要が
あることから、内管内径dは12mmφ以下が適正であ
る。
【0017】次に、本発明者らは不可避的に発生するマ
ッシュルームによる羽口の閉塞傾向を回復する手段とし
て、内管からの酸素の吹き込みを行い、閉塞傾向の回復
度合いを評価することを行った。
【0018】図4に測温用羽口の内管および外管の肉厚
と酸素吹き込みを行った時の羽口開口比率の関係を示
す。羽口開口比率とは、酸素吹き込み回数と酸素吹き込
みにより羽口が開口した回数の比率を示す。図4におい
て、羽口開口比率は内管の影響よりも外管の影響の方が
大きいが、羽口開口比率は外管および内管の肉厚が厚く
なるほど小さくなる。これはマッシュルームの根元が外
管および内管の端面に付着しているため、管端面(管肉
厚)が大きいほど、除去し難くなることに起因してい
る。
【0019】図4より、外管および内管ともに肉厚1.2
mm以下では羽口開口比率が1.0であり、酸素吹き込
みにより完全に羽口が開口するため、外管および内管の
肉厚は1.2mm以下が適正である。なお、図4の関係に
は肉厚0.4mm以下のデータはない。その理由は肉厚0.4
mm以下では非常に薄いために、羽口の機械加工が難し
く、羽口を製作することができないためである。
【0020】次に、内管と外管のクリアランスについて
検討した。内管と外管のクリアランスを不活性ガスが通
過するが、外管のガス流量が小さい場合には溶鋼の差し
込みが起こるため、外管には、ある一定流量以上のガス
を吹き込む必要がある。図5に測温用羽口の内管と外管
のクリアランスと溶鋼の差し込みを防止するための必要
流量比の関係を示す。なお、必要流量比は内管と外管の
クリアランスが1.2mmでの外管の必要ガス流量を1と
した場合の、他のクリアランスでの必要ガス流量を換算
した値である。
【0021】図5より、クリアランスが1.2mm以上で
は急激に必要ガス流量が増大する。つまり、ガスコスト
が高くなることから、内管と外管のクリアランスは1.2
mm以下が適正である。なお、図5では0.5mm以下の
データはない。その理由は、この値以下では機械加工が
難しく、羽口を製作できないためである。
【0022】以上より、測温用羽口を内管と外管からな
る二重管で形成し、該測温用羽口の先端に面する溶鋼の
熱放射光をファイバーを介して導き出し、導き出した熱
放射光から溶鋼の温度を連続的に測定する連続測温装置
において、前記測温用羽口の内管内径を8〜12mm
φ、該内管および外管の肉厚を1.2mm以下、内管と外
管の間のクリアランスを0.5〜1.2mmとすることで、連
続測温可能な安定した羽口の開口状態が得られる。ま
た、内管には酸素ガス管および不活性ガス管を連結し、
外管には不活性ガス管を連結することで、マッシュルー
ムによる閉塞状態が生じた場合は、内管のガスを不活性
ガスから酸素に切り替えてマッシュルームを溶解するこ
とで、羽口の開口状態が得られるようになる。
【0023】なお、前記マッシュルームによる閉塞状態
は画像処理装置での画像の観察により容易に確認できる
ことから、内管ガスを不活性ガスから酸素に自動的に切
り替えることで、マッシュルームの溶解操作を自動的に
行うことができる。また、本発明の連続測温装置を使用
した場合、1チャージの精錬の中で、マッシュルームの
溶解操作は1〜3回程度と少ないので、全精錬時間の中
で測温ができない時間比率は0.1未満であり、精錬制御
におよぼす影響は殆どない。
【0024】
【実施例】図1に示す連続測温装置を用いて、60tonA
OD炉でのSUS304ステンレス鋼(18mass%Cr−8m
ass%Ni)の精錬において、連続測温を実施した。 電気
炉にて溶解した粗溶鋼([C]=約2.0mass%,[Si]=約
0.3mass%,[Ni]=約8.0mass%,[Cr]=約19mass%,温
度=約1450℃)55tonをAOD炉に装入した後、精錬羽
口からの酸素および不活性ガスの吹き込みにより脱炭精
錬を実施し、目標[C]濃度(約0.04mass%)までの脱炭
後、還元剤および造滓剤を添加し、還元精錬を実施し
た。還元精錬後、取鍋に出鋼し、1チャージの精錬を終
了した。このような操作を繰り返し、1炉代(約300チ
ャージ)の精錬を種々の測温用羽口を用いて行った。
【0025】なお、マッシュルームの成長により連続測
温が不可能となった場合には直ちに内管より酸素を吹き
込むことでマッシュルームを溶解する操作を行った。
【0026】表1に実施結果について、測温用に使用し
た羽口の内管径、内管の肉厚、内管と外管のクリアラン
ス、外管の肉厚、内管からの吹き込みガス種、外管から
の吹き込みガス種を示す。なお、No.1〜No.4の例は本発
明例、No.5〜No.7の例は本発明の条件外の比較例を示
す。
【0027】
【表1】
【0028】表2に実施結果について、1炉代通しての
測温可否、マッシュルームの溶解のために酸素の吹き込
みを行ったために連続測温が不可能となった時間比率、
連続測温用羽口から吹き込むガスのコスト評価を示す。
【0029】
【表2】
【0030】本発明例では1炉代通しての連続測温が可
能であり、連続測温が不可となる時間比率も0.1未満と
小さく、連続測温値を精錬制御に大いに活用できる。さ
らに、ガスコストも安価であり、精錬コストへの負荷も
小さい。一方、比較例では、1炉代通しての連続測温が
不可であるか、もしくは連続測温が不可となる時間比率
が高く、ガスコストも高いために、十分に精錬制御へ活
用できない結果となった。
【0031】
【発明の効果】本発明は、連続測温装置を用いて溶鋼の
温度を連続的に測定する装置において、マッシュルーム
の成長による測温用羽口の閉塞を解消することで安定し
た連続測温が可能になり、連続測温値を用いて精錬を効
率よく行うことで精錬コストの低減および生産性の向上
をはかることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連続測温用羽口の実施の形態を示す模
式図である。
【図2】二重管羽口の部分を拡大して示す図である。
【図3】連続測温用羽口の内管内径と必要羽口開口率の
関係を示す図である。
【図4】連続測温用羽口の内管および外管の肉厚と酸素
吹き込みによる羽口開口比率の関係を示す図である。
【図5】連続測温用羽口の内管と外管のクリアランスと
溶鋼の差し込み防止のための必要流量比の関係を示す図
である。
【符号の説明】
1:内管 2:外管 3:測温用羽口 4;精錬炉 5;鉄皮 6:耐火物(容器の壁) 7:溶鋼 8;羽口治具 9:不活性ガス管及び酸素ガス管 10;不活性ガスガス管 11; CCDカメラ 12;イメージファイバー 13;気泡柱 14:カメラケーブル 15:画像処理装置 16:マッシュルーム 17:スラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01J 5/08 G01J 5/08 A (72)発明者 吉野 浩一郎 光市大字島田3434番地 新日本製鐵株式会 社光製鐵所内 (72)発明者 五十嵐 昌夫 光市大字島田3434番地 新日本製鐵株式会 社光製鐵所内 (72)発明者 山崎 強 姫路市広畑区富士町1番地 新日本製鐵株 式会社広畑製鐵所内 Fターム(参考) 2G066 AC01 AC11 BA38 BB20 CA01 4K013 CA09 FA02 FA12 4K070 AB17 AB18 BE06 CG01 EA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精錬炉の炉壁を貫通して測温用羽口を設
    け、該測温用羽口の先端に面する溶鋼の熱放射光をファ
    イバーを介して導き出し、導き出した熱放射光から溶鋼
    の温度を連続的に測定する連続測温装置において、前記
    測温用羽口を内管と外管の二重管により形成したことを
    特徴とする溶鋼の連続測温装置。
  2. 【請求項2】 前記内管の内径を8〜12mmφ、該内
    管および外管の肉厚を1.2mm以下、内管と外管の間の
    クリアランスを0.5〜1.2mmとしたことを特徴とする請
    求項1に記載の溶鋼の連続測温装置。
  3. 【請求項3】 前記内管には酸素ガス管及び不活性ガス
    管を連結し、前記外管には不活性ガス管を連結したこと
    を特徴とする請求項2に記載の溶鋼の連続測温装置。
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