JP2003021347A - 温水式床暖房パネル - Google Patents

温水式床暖房パネル

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JP2003021347A
JP2003021347A JP2001202321A JP2001202321A JP2003021347A JP 2003021347 A JP2003021347 A JP 2003021347A JP 2001202321 A JP2001202321 A JP 2001202321A JP 2001202321 A JP2001202321 A JP 2001202321A JP 2003021347 A JP2003021347 A JP 2003021347A
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water pipe
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Takao Inoue
貴雄 井上
Kazuhiro Yamada
一宏 山田
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Eidai Co Ltd
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Eidai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温水パイプユニット間における温水パイプの接
続作業を容易に行うことができると共に円滑に敷設する
ことができる温水式床暖房パネルを提供する。 【解決手段】所定のパイプパターンに整形された温水パ
イプ11、この温水パイプ11が固着された基材シート
12及び温水パイプ11の端部に取り付けられたコネク
タからなる温水パイプユニット10と、裏面側に、温水
パイプ11及びコネクタを収容するためのパイプ収容溝
21a及びコネクタ収容凹部とが形成されたパネル本体
20とから構成されている。中間パネルに使用される温
水パイプユニット10は、温水パイプ11の一端側及び
他端側にそれぞれ取り付けられたコネクタが、パネル本
体20によって覆われる領域内及び領域外にそれぞれ配
置されており、コネクタが突出している長辺側の端縁部
分が、対応するパネル本体20の裏面における長辺側の
端縁部分に貼着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、床暖房フロアを
施工する際に使用される温水式床暖房パネル、特に、施
工性に優れた温水式床暖房パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】床暖房フロアを施工する際に使用される
温水式床暖房パネルとしては、図7(a)、(b)に示
すように、パネル本体51内に予め温水パイプ58が内
蔵された床仕上材一体型の温水式床暖房パネル50があ
る。パネル本体51は、同図に示すように、板材53の
端面に枠材54が接合されたパネル基材52と、このパ
ネル基材52の表面側に順次積層される均熱シート55
及び面材56とを備えており、板材53の上面に形成さ
れたパイプ収容溝53aに温水パイプ58が予め収容さ
れた状態で、パネル基材52と面材56とが均熱シート
55を介して貼着されている。なお、この温水式床暖房
パネル50は、図8に示すように、枠材54の外面側に
形成された嵌合凹部54aに嵌り込むやとい実57を介
して相互に接合されるようになっている。
【0003】パネル本体51に内蔵された温水パイプ5
8は、図9(a)、(c)に示すように、往路管58a
と復路管58bとから構成されており、往路管58a及
び復路管58bの両端部は、パネル基材52の長辺側の
端縁から内側に延びる切欠部53bに繋がった開口部5
3c内に突出した状態となっている。
【0004】また、面材56は、パネル基材52に形成
された開口部53cに対応する部分が打ち抜かれてお
り、この打抜部56aを取り外すことによって、パネル
基材52に形成された開口部53cを上面側に開放する
ことができるようになっている。
【0005】以上のように構成された温水式床暖房パネ
ル50を用いて温水式床暖房フロアを施工するには、隣
接する温水式床暖房パネル50間で温水パイプ58同士
を接続しなければならず、具体的には、図10に示すよ
うに、各温水式床暖房パネル50の面材56に形成され
た打抜部56aを一旦取り外してパネル基材52に形成
された開口部53cを開放した状態で、その開口部53
cから切欠部53bを介して隣接する温水式床暖房パネ
ル50の開口部53cまで接続パイプ59(図9(b)
参照)を通した後、双方の開口部53c内に突出してい
る往路管58a及び復路管58bの端部と接続パイプ5
9の端部とをそれぞれ接続し、取り外した打抜部56a
を面材56の元の位置に装着するといった面倒な接続作
業を行わなければならない。
【0006】こういった従来の温水式床暖房パネル間に
おける面倒な温水パイプの接続作業を軽減するために、
本件発明者は、特願2001−161783号におい
て、図11及び図12に示すように、所定のパイプパタ
ーンに整形された状態で、その両端部にそれぞれコネク
タ64が接続された温水パイプ62を基材シート63の
上面に固着してなる温水パイプユニット61と、温水パ
イプ62を収容するパイプ収容溝66及びコネクタ64
を収容するコネクタ収容凹部(図示せず)が裏面に形成
されたパネル本体65とに予め分離した温水式床暖房パ
ネル60を提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この温水式床暖房パネ
ル60は、上述したように、基材シート63に温水パイ
プ62が固着された温水パイプユニット61と、この温
水パイプユニット61を覆うパネル本体65とが完全に
分離されているので、図12(a)、(b)に示すよう
に、隣接する温水パイプユニット61間におけるコネク
タ64による温水パイプ62の接続作業を行った後、そ
の温水パイプユニット61を覆うようにパネル本体65
を敷設すればよく、温水パイプが予めパネル本体に内蔵
されている従来の温水式床暖房パネルに比べて、パネル
間における温水パイプの接続作業を効率よく行うことが
できる。
【0008】しかしながら、こういった温水式床暖房パ
ネル60では、各温水パイプユニット61の温水パイプ
62が、その接続部分を除いて、対応するパネル本体6
5によって略覆われることになるので、温水パイプユニ
ット61を覆うように、パネル本体65を敷設する際、
温水パイプユニット61に対するパネル本体65の位置
が定まりにくく、裏面に形成されたパイプ収容溝66に
温水パイプ62を確実に収容しながらパネル本体65を
円滑に敷設していくことが難しいといった問題がある。
【0009】そこで、この発明の課題は、隣接する温水
パイプユニット間における温水パイプの接続作業を容易
に行うことができ、しかも、敷設作業を円滑に行うこと
ができる温水式床暖房パネルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記の課題
を解決するため、請求項1にかかる発明は、所定のパイ
プパターンに整形された状態で、その両端部にそれぞれ
コネクタが接続された温水パイプを基材シートの上面に
固着してなる温水パイプユニットと、前記温水パイプを
収容するためのパイプ収容溝及び前記コネクタを収容す
るためのコネクタ収容凹部が裏面側に形成されたパネル
本体とを備え、前記温水パイプの一端側に接続された前
記コネクタは、前記パネル本体によって覆われる領域内
に位置していると共に、前記温水パイプの他端側に接続
されたコネクタは、前記パネル本体によって覆われる領
域外に位置しており、前記温水パイプユニットは、その
基材シートにおける、前記パネル本体によって覆われ
る、前記温水パイプの一端側に接続された前記コネクタ
が位置している端縁部分を除くいずれか一の端縁部分
が、対応する前記パネル本体の裏面における端縁部分に
予め貼着されている温水式床暖房パネルを提供するもの
である。
【0011】以上のように、この温水式床暖房パネル
は、温水パイプユニットの基材シートにおける、パネル
本体によって覆われる、温水パイプの一端側に接続され
たコネクタが位置している端縁部分を除くいずれか一の
端縁部分が、対応するパネル本体の裏面における端縁部
分に貼着されているだけなので、隣接する温水式床暖房
パネル間で温水パイプユニットにおける温水パイプ同士
を接続する際は、一方の温水式床暖房パネルのパネル本
体における温水パイプユニットの基材シートが貼着され
ている端縁部分に対向する端縁部分を持ち上げることに
よって、パネル本体によって覆われる、温水パイプの一
端側に接続されたコネクタが露出し、隣接する温水パイ
プユニットのパネル本体から突出した他端側のコネクタ
と簡単に接続することができる。
【0012】しかも、温水パイプユニットの基材シート
がパネル本体の裏面に部分的に貼着されているので、温
水パイプユニットとパネル本体とが位置ずれすることが
なく、パネル本体の裏面に形成されたパイプ収容溝に温
水パイプユニットの温水パイプを確実に収容することが
でき、温水式床暖房パネルを円滑に敷設していくことが
できる。
【0013】特に、請求項2にかかる発明の温水式床暖
房パネルのように、前記温水パイプユニットを構成して
いる前記基材シートが、接着剤の透過性能を備えている
ものにあっては、パネル本体を持ち上げて温水パイプを
接続した後、基材シートの上面における温水パイプ間に
接着剤を塗布した状態で、パネル本体を温水パイプユニ
ットの上に被せると、基材シートとパネル本体とが接着
されると共に、基材シートを透過した接着剤によって、
基材シートと床下地とが接着されるので、基材シートと
パネル本体及び基材シートと床下地とをそれぞれ個別に
接着する必要がなく、温水式床暖房パネルをさらに効率
よく敷設していくことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図1(a)〜(c)に示すように、
この温水式床暖房パネル1は、捨貼合板等からなる床下
地の上に敷設されるものであり、温水パイプユニット1
0と、パネル本体20とから構成されている。なお、こ
の温水式床暖房パネル1は、ずらし貼り施工を行うもの
であるので、後述する温水パイプユニット10のコネク
タ13の位置のみが異なる2組のパネルが用意されてい
る。
【0015】前記温水パイプユニット10は、図1及び
図2に示すように、長手方向の両端部及び中央部で交互
にUターンさせながら所定のパイプパターンに整形し
た、往路管11a及び復路管11bからなる温水パイプ
11と、この温水パイプ11が固着された基材シート1
2と、温水パイプ11の端部に取り付けられたコネクタ
13とを備えており、床暖房エリアにおける温水パイプ
の引込部から最遠位置に敷設される終端パネル用の終端
ユニット10aと、中間位置に敷設される中間パネル用
の中間ユニット10bとでは、その形態が若干異なって
いる。
【0016】前記終端ユニット10aは、図2(a)、
(b)に示すように、往路管11aと復路管11bとが
相互に繋がった温水パイプ11における往路管11a及
び復路管11bの端部に1個のコネクタ13が取り付け
られたものであり、コネクタ13は、パネル本体20に
よって覆われる、同図に一点鎖線で示す領域外に配置さ
れている。
【0017】前記中間ユニット10bは、図2(c)、
(d)に示すように、往路管11a及び復路管11bが
分離された状態の温水パイプ11の両端部にそれぞれコ
ネクタ13が取り付けられたものであり、温水パイプ1
1の一端側に取り付けられたコネクタ13は、パネル本
体20によって覆われる、同図に一点鎖線で示す領域内
に配置されていると共に、温水パイプ11の他端側に取
り付けられたコネクタ13は、パネル本体20によって
覆われる領域外に配置されている。
【0018】前記基材シート12は、図3に示すよう
に、厚さ50μmのアルミニウム箔S2が、厚さ30μ
mのポリエチレンフィルムS1と目付が23g/m
紙間強化紙S3とによってラミネートされた3層ラミネ
ートシートによって、パネル本体20より一回り小さく
なるように形成されており、コネクタ13部分には切欠
部が形成されている。
【0019】この基材シート12には、その上面、即
ち、ポリエチレンフィルムS1の表面に、温水パイプ1
1が熱融着されており、中間ユニット10bを形成して
いる基材シート12には、図2(c)、(d)に示すよ
うに、熱融着された温水パイプ11部分を避けるよう
に、口径38mm程度の透孔12aが多数形成されてい
る。
【0020】前記パネル本体20は、図1及び図4に示
すように、5プライ合板や3プライ合板等の木質板によ
って形成されたパネル基材21と、このパネル基材21
の表面に貼着された突板等の表面化粧材22とから構成
されており、パネル本体20の表面には、長手方向に伸
びる3本の擬似溝22aと各擬似溝22a間において短
手方向に伸びる複数の擬似溝22bとが形成されてい
る。
【0021】また、パネル基材21の裏面には、図1及
び図5に示すように、上述した温水パイプユニット10
における温水パイプ11及びコネクタ13を収容するた
めのパイプ収容溝21a及びコネクタ収容凹部21bが
形成されており、上述したように、形態が若干異なる終
端ユニット10a及び中間ユニット10bにあわせて、
図5(a)、(b)に示すような終端パネル本体20a
と、同図(c)、(d)に示すような中間パネル本体2
0bとがそれぞれ用意されている。なお、終端パネル本
体20aと対をなす終端ユニット10aは、コネクタ1
3がパネル本体20(終端パネル本体20a)によって
覆われる領域外に配置されているので、終端パネル本体
20aにはコネクタ収容凹部が形成されていない。
【0022】前記終端パネルは、終端ユニット10aの
温水パイプ11が終端パネル本体20aのパイプ収容溝
21aに収容された状態で、終端ユニット10aの基材
シート12が、終端パネル本体20aの裏面におけるパ
イプ収容溝21a部分を除く略全面に貼着されており、
終端ユニット10aと終端パネル本体20aとが完全に
一体化された状態となっている。
【0023】一方、前記中間パネルは、図1(a)、
(b)に示すように、中間ユニット10bの温水パイプ
11及びコネクタ13が中間パネル本体20bのパイプ
収容溝21a及びコネクタ収容凹部21bに収容された
状態で、基材シート12におけるコネクタ13が突出し
ている長辺側の端縁部分が、対応する中間パネル本体2
0bの裏面における長辺側の端縁部分に貼着されてい
る。従って、中間パネルは、同図(b)に示すように、
中間パネル本体20bにおける基材シート12が貼着さ
れていない長辺側の端縁部分を持ち上げることによっ
て、中間ユニット10bの上面を略開放することができ
るようになっている。
【0024】以上のように構成された終端パネル及び中
間パネルからなる温水式床暖房パネル1の敷設方法につ
いて、以下に説明する。まず、図6(a)に示すよう
に、裏面、即ち、基材シート12の裏面に接着剤を塗布
した終端パネルを、床暖房エリア内の所定位置に敷設す
る。次に、同図(b)に示すように、中間パネルの温水
パイプ11を、既に敷設されている終端パネルの温水パ
イプ11にコネクタ13を介して接続するが、このと
き、中間パネルにおける中間パネル本体20bの基材シ
ート12が貼着されていない長辺側の端縁部分を持ち上
げることによって、中間ユニット10bのコネクタ13
を露出させた状態で、中間パネルのコネクタ13と終端
パネルのコネクタ13とを接続する。
【0025】続いて、同図(c)に示すように、中間パ
ネル本体20bを持ち上げた状態で、基材シート12の
上面における温水パイプ11間に接着剤を塗布した後、
中間パネル本体20bを中間ユニット10bの上に被せ
ることによって、中間ユニット10bの温水パイプ11
及びコネクタ13を中間パネル本体20bのパイプ収容
溝21a及びコネクタ収容凹部21bに収容し、中間パ
ネルを終端パネルに実接合する。このとき、基材シート
12の上面に塗布した接着剤によって、中間ユニット1
0bと中間パネル本体20bとが一体化されると共に中
間ユニット10bの基材シート12の透孔12a部分で
中間パネル本体20bが床下地に接着されるので、中間
ユニット10bと中間パネル本体20bとが一体化され
た状態で中間パネルが床下地に接着固定される。以下、
同様にして、次々と中間パネルを敷設していけばよい。
【0026】以上のように、この温水式床暖房パネル1
の中間パネルは、その中間ユニット10bの基材シート
12におけるコネクタ13が突出している長辺側の端縁
部分が、対応する中間パネル本体20bの裏面における
長辺側の端縁部分に貼着されているだけなので、隣接す
る終端パネルや中間パネルとの間で温水パイプ11同士
を接続する際は、上述したように、中間パネルにおける
中間パネル本体20bの基材シート12が貼着されてい
ない長辺側の端縁部分を持ち上げることによって、中間
ユニット10bのコネクタ13を露出させることができ
る。従って、温水パイプユニットとパネル本体とが完全
に分離されている温水式床暖房パネルと同様に、隣接す
る終端パネルや中間パネルとの間で温水パイプ11同士
をコネクタ13を介して簡単に接続することができる。
【0027】しかも、中間ユニット10bの基材シート
12が中間パネル本体20bの裏面に部分的に貼着され
ているので、中間ユニット10bと中間パネル本体20
bとが位置ずれすることがなく、コネクタ13を接続す
る際に中間パネル本体20bを持ち上げることによっ
て、中間パネル本体20bの裏面に形成されたパイプ収
容溝21a及びコネクタ収容凹部21bから中間ユニッ
ト10bの温水パイプ11及びコネクタ13を一旦外し
ても、持ち上げた中間パネル本体20bを中間ユニット
10bに被せるだけで、中間パネル本体20bのパイプ
収容溝21a及びコネクタ収容凹部21bに中間ユニッ
ト10bの温水パイプ11及びコネクタ13を確実に収
容することができる。
【0028】従って、裏面に形成されたパイプ収容溝に
温水パイプを確実に収容しながらパネル本体を円滑に敷
設していくことが難しい、温水パイプユニットとパネル
本体とが完全に分離されている温水式床暖房パネルとは
異なり、温水式床暖房パネル1を円滑に敷設していくこ
とが可能となる。
【0029】また、この温水式床暖房パネル1の中間パ
ネルは、その中間ユニット10bを構成している基材シ
ート12に多数の透孔12aが形成されているので、中
間パネル本体10bを持ち上げて温水パイプ11を接続
した後、基材シート12の上面における温水パイプ11
間に接着剤を塗布した状態で、中間パネル本体20bを
中間ユニット10bの上に被せるだけで、基材シート1
2と中間パネル本体20bとが接着されると共に、透孔
12a部分で中間パネル本体20bが床下地に接着され
る。従って、中間パネルを敷設する際に、中間ユニット
10bと中間パネル本体20b及び中間パネルと床下地
とをそれぞれ個別に接着する必要がなく、温水式床暖房
パネル1をさらに効率よく敷設していくことができる。
【0030】なお、上述した実施形態では、中間ユニッ
ト10bの基材シート12におけるコネクタ13が突出
している長辺側の端縁部分が、対応する中間パネル本体
20bの裏面における長辺側の端縁部分に貼着されてい
る中間パネルを使用しているが、これに限定されるもの
ではなく、基材シート12のいずれか一方の短辺側の端
縁部分を、対応する中間パネル本体20bの裏面におけ
る短辺側の端縁部分に貼着した中間パネルを使用するこ
とも可能である。
【0031】また、上述した実施形態では、中間ユニッ
ト10bを構成している基材シート12に接着剤を透過
させるための透孔12aを形成しているが、これに限定
されるものではなく、基材シート12を形成している素
材自体が接着剤の透過性能を有していれば、特に、基材
シートに透孔を形成しておく必要はない。
【0032】また、上述した実施形態では、接着剤を用
いて終端パネル及び中間パネルを床下地に接着固定する
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、終端パネル及び中間パネルを床下地にビス止めした
り、ビスと接着剤を併用して終端パネル及び中間パネル
を床下地に接着固定することも可能である。特に、接着
剤を使用しない場合は、中間ユニット10bの基材シー
ト12が接着剤の透過性能を有している必要はないの
で、透孔12aを形成する必要はない。
【0033】また、上述した実施形態では、アルミニウ
ム箔S2をポリエチレンフィルムS1と紙間強化紙S3
とによってラミネートした基材シート12を使用してい
るが、これに限定されるものではなく、例えば、アルミ
ニウム箔の表裏両面に紙間強化紙が積層された3層構造
の基材シートやアルミニウム箔の裏面に紙間強化紙が積
層された2層構造の基材シートを使用することも可能で
ある。
【0034】また、上述した実施形態では、基材シート
12の表面層を形成しているポリエチレンフィルムS1
に温水パイプ11を熱融着することによって、温水パイ
プ11を基材シート12に固着しているが、これに限定
されるものではなく、例えば、アルミニウム箔の表裏両
面に紙間強化紙が積層された基材シートのように、温水
パイプ11を熱融着することができない場合は、ホット
メルト接着剤等の接着手段を用いて温水パイプ11を基
材シート12に固着すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明にかかる温水式床暖房パネル
の一実施形態を示す断面図、(b)は同上の温水式床暖
房パネルにおけるパネル本体を持ち上げた状態を示す断
面図、(c)は同上の温水式床暖房パネルを示す分解断
面図である。
【図2】(a)、(b)は同上の温水式床暖房パネルを
構成している温水パイプユニットにおける終端ユニット
を示す平面図、(c)、(d)は同上の温水パイプユニ
ットにおける中間ユニットを示す平面図である。
【図3】同上の温水パイプユニットに使用されている基
材シートを示す断面図である。
【図4】同上の温水式床暖房パネルを構成しているパネ
ル本体を示す平面図である。
【図5】(a)、(b)は同上のパネル本体における終
端パネル本体を示す裏面図、(c)、(d)は同上のパ
ネル本体における中間パネル本体を示す裏面図である。
【図6】(a)〜(c)は同上の温水式床暖房パネルの
敷設方法を示す工程図である。
【図7】(a)は従来の温水式床暖房パネルを示す断面
図、(b)は同上の温水式床暖房パネルを示す分解断面
図である。
【図8】同上の温水式床暖房パネルの接合状態を示す断
面図である。
【図9】(a)、(c)は同上の温水式床暖房パネルを
示す平面図、(b)は接続パイプを示す平面図である。
【図10】同上の温水式床暖房パネルの敷設方法を説明
するための説明図である。
【図11】背景技術としての温水式床暖房パネルを示す
断面図である。
【図12】(a)、(b)は同上の温水式床暖房パネル
の敷設方法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 温水式床暖房パネル 10 温水パイプユニット 10a 終端ユニット 10b 中間ユニット 11 温水パイプ 12 基材シート 12a 透孔 13 コネクタ 20 パネル本体 20a 終端パネル本体 20b 中間パネル本体 21 パネル基材 21a パイプ収容溝 21b コネクタ収容凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のパイプパターンに整形された状態
    で、その両端部にそれぞれコネクタが接続された温水パ
    イプを基材シートの上面に固着してなる温水パイプユニ
    ットと、 前記温水パイプを収容するためのパイプ収容溝及び前記
    コネクタを収容するためのコネクタ収容凹部が裏面側に
    形成されたパネル本体とを備え、 前記温水パイプの一端側に接続された前記コネクタは、
    前記パネル本体によって覆われる領域内に位置している
    と共に、前記温水パイプの他端側に接続されたコネクタ
    は、前記パネル本体によって覆われる領域外に位置して
    おり、 前記温水パイプユニットは、その基材シートにおける、
    前記パネル本体によって覆われる、前記温水パイプの一
    端側に接続された前記コネクタが位置している端縁部分
    を除くいずれか一の端縁部分が、対応する前記パネル本
    体の裏面における端縁部分に予め貼着されている温水式
    床暖房パネル。
  2. 【請求項2】 前記温水パイプユニットを構成している
    前記基材シートは、接着剤の透過性能を備えている請求
    項1に記載の温水式床暖房パネル。
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