JP2003020620A - 標識装置 - Google Patents

標識装置

Info

Publication number
JP2003020620A
JP2003020620A JP2001245797A JP2001245797A JP2003020620A JP 2003020620 A JP2003020620 A JP 2003020620A JP 2001245797 A JP2001245797 A JP 2001245797A JP 2001245797 A JP2001245797 A JP 2001245797A JP 2003020620 A JP2003020620 A JP 2003020620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
fixed
attached
truck
column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001245797A
Other languages
English (en)
Inventor
Jinnosuke Kinoshita
仁之輔 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001245797A priority Critical patent/JP2003020620A/ja
Publication of JP2003020620A publication Critical patent/JP2003020620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載した状態でも路上に設置した状態でもト
ラックの荷台のスペースを有効に活用して使用すること
ができる標識装置を提供する。 【解決手段】 トラックの荷台上のとりいに固定される
基台1と、この基台1に昇降自在に取り付けられる支柱
2と、この支柱2の昇降と連動する標識表示部3と、上
記基台1と支柱2を連結する定荷重ばね6と、トラック
の荷台上のとりいに着脱自在に固定できる上方位の固定
クランプ4と下方位の固定クランプ5とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路の工事現場,
作業現場等で道路状況や走行指示等を表示するために臨
時的に設置される標識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、道路の工事現場等では、その道
路状況や走行指示等を表示するための標識装置が臨時的
に設置される。この標識装置は、車載専用もしくは路上
専用のいずれかであり、道路状況等を表示する標識表示
部と、この標識表示部を固定する支柱とを備えている。
そして、車載専用のものは、支柱がトラックの荷台にボ
ルト・ナットや溶接により強固に固定されており、道路
の工事現場等では、上記トラックを駐車することにより
トラックごと標識装置が設置されるようになっている。
一方、路上専用のものは、上記支柱を固定する取り付け
台が設けられており、トラックの荷台にロープ等で固定
されて道路の工事現場等まで運搬され、そこでトラック
の荷台から降ろされて設置されるようになっている。
【0003】また、上記標識装置をトラックへ固定する
場合には、荷台上に据付スペースが必要となり、荷台ス
ペースの有効的な活用に制約を受けている。
【0004】上記標識表示部には、「工事中」・「徐
行」等の文字による標識や矢印による標識や道路標識等
が表示される。また、上記支柱には、標識表示部の遠方
からの視認性をよくするために、標識表示部を昇降させ
るための装置が設けられているものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車載専
用の標識装置の場合は、トラックが標識装置車載専用車
としての用途しかなく、他の用途に供することができな
いだけでなく、荷台のスペースを有効に活用することも
できない。一方、路上専用の標識装置の場合は、標識装
置がトラックの荷台上で使用することができるようにな
っていない。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、車載した状態でも路上に設置した状態でも荷台
のスペースを有効に活用して使用することができる標識
装置の提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の標識装置は、トラックの荷台上のとりいに
固定される基台と、この基台に昇降自在に取り付けられ
る支柱と、この支柱の昇降と連動する標識表示部と、上
記基台と支柱を連結する定荷重ばねと、この定荷重ばね
に所定の動作を与える操作手段と、上記基台をとりいに
固定する固定クランプとを備え、上記固定クランプの先
端部がトラックの荷台のとりいに着脱自在に固定できる
ようになっており、かつ、全体重量が20kg以上40
kg以下に設定されているという構成をとる。
【0008】すなわち、本発明の標識装置は、トラック
の荷台上のとりいに標識装置を取り付け、荷台のスペー
スを100%有効に活用できるようにしたものであり、
この標識装置の基台に取り付けられている固定クランプ
の先端を荷台上のとりいに着脱自在に固定できるように
なっており、大人一人の手作業で積み降ろしすることが
でき、トラックの荷台上のとりいに取り付けた状態で
も、また、地上据え置き用の標識装置固定台を活用して
路上に設置した状態でも使用することができる。なお、
本発明において、「とりい」とは、トラックの荷台の前
方(運転台後方)のフレームである。
【0009】また、本発明の標識装置において、トラッ
クの荷台上の下側のとりいに取り付ける下方位の固定ク
ランプは基台に着脱自在であり、しかも上側と下側のと
りい間の高さの変化にも対応できるように、一定間隔の
位置調整穴を有した固定クランプ取り付けプレートが基
台に取り付けられており、荷台上の上側と下側のとりい
間の高さが変化しても標識装置をトラックの荷台上のと
りいに確実に固定することができる。
【0010】また、本発明の標識装置において、基台お
よび支柱は各々一本で構成されており、軽量かつコンパ
クトな構造であり、取り扱いの利便性と省スペースに大
きな効果を発揮することができる。そして、上記支柱の
昇降姿勢を保持し、標識表示部の昇降動作を円滑にする
ためにガイドプレートとベアリング等の回転材が基台お
よび支柱に取り付けられており、また、一定のトルクを
蓄積している定荷重ばねを補助力として活用することに
より、手動でも軽く標識表示部を昇降させることができ
る。
【0011】そして、本発明の標識装置において、標識
装置の固定クランプを地上据え置き用の標識装置固定台
に取り付けることにより、標識装置を安定させて路上に
設置することができる。
【0012】さらに、本発明の標識装置において、標識
表示部の下側に特殊アタッチメントを使用して、標識表
示部を上昇させた時に生まれる空間を活用して補助的な
警告表示看板等を取り付けることにより、視認性を高
め、より一層規制効果を高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0014】図1〜図10は、本発明の標識装置の一実
施の形態を示している。この実施の形態において、標識
装置は、図1に示すように、基台1と、この基台1に取
り付けられる支柱2と、この支柱2の昇降と連動する標
識表示部3と、上記基台1から標識装置の取り付け方向
に向けて上方位の固定クランプ4と下方位の固定クラン
プ5とを備えている。そして、上記基台1は、定荷重ば
ね6を取り付けるブラケット7と、下方位の固定クラン
プを取り付ける固定クランプ取り付けプレート8とを備
えている。さらに、上記標識表示部3の上部には、回転
灯9が取り付けられている。また、基台1の側面には、
ロープ等を引っ掛けるためのフック10が上下左右の位
置に設けられており、上方位の固定クランプ4および下
方位の固定クランプ5のいづれか一方、または両方の固
定クランプが十分に使用できない状況でも、このフック
10を活用してロープや結束ベルト等を使用して標識装
置をトラックTに確実に固定することができる。
【0015】上記固定クランプ4および固定クランプ5
は、図7に示すように、標識装置をトラックTの荷台上
のとりいAおよびとりいBに固定するためのもので、基
台1の上方位の固定クランプ4がトラックTの荷台上の
上側のとりいAに固定され、下方位の固定クランプ5
は、トラックTの荷台上の上側と下側のとりい間の高さ
にあわせて、下側のとりいBに固定される。
【0016】より詳しく説明すると、上方位の固定クラ
ンプ4は、図2に示すように、とりいAとの固定を可能
にする挟持体11aは、コ字状の断面を有する凹条部材
12の対峙する2面のうちの一方の面13aの左右の位
置に雌ねじ14が形成され、この雌ねじ14に雄ねじ1
5がら合して構成されている。そして、上記雄ねじ15
の先端には、雄ねじ15の回転に対して空回りする部材
16が設けられており、凹条部材12の対峙する2面の
うち雌ねじが形成されていない他方の面13bと上記部
材16との間に、とりいAを入れ、雄ねじ15を締める
ことにより固定が行われるようになっている。そして、
上記雄ねじ15を緩めることにより、上記挟持体11a
をとりいAから外すことができる。また、固定クランプ
4がとりいAから外れないように、抜け防止ボルト17
を備えている。そして、凹条部材12の対峙する2面に
は抜け防止ボルト17取り付け用の長穴が設けられてお
り、この長穴に抜け防止ボルト17を挿入し、締め付け
位置を調整して、凹条部材12の上記面13bを抜け防
止ボルト17にら合する雌ねじではさみつけ固定するよ
うに構成されており、とりいA自体の高さの変化にも対
応して調整できるようになっている。
【0017】また、下方位の固定クランプ5は、図3に
示すように、とりいBとの固定を可能にする挟持体11
bは、コ字状の断面を有する凹条部材18の対峙する2
面のうちの一方の面19aの左右の位置に長穴が設けら
れており、この長穴に雄ねじ20を挿入し、とりいBの
締め付け位置を調整して、凹条部材18の上記面19a
を雄ねじ20にら合する雌ねじではさみつけ固定するよ
うに構成されている。そして、上記雄ねじ20の先端に
は、雄ねじ20の回転に対して空回りする部材21が設
けられており、凹条部材18の対峙する2面のうち長穴
が設けられていない他方の面19bと上記部材21との
間にとりいBを入れ、雄ねじ20を締めることにより固
定が行われるようになっている。そして、上記雄ねじ2
0を緩めることにより、上記挟持体11bをとりいBか
ら外すことができる。
【0018】そして、上記固定クランプ5は、トラック
Tの荷台上の上側のとりいAと下側のとりいBとの高さ
の変化に対しても、基台1に取り付けられている固定ク
ランプ取り付けプレート8に有している位置調整穴を選
択することにより、固定クランプ5を基台1の適切な位
置に取り付けることができるため、標識装置をトラック
の荷台上のとりいAととりいBに確実に固定することが
できる。
【0019】つぎに、基台1に昇降自在に取り付けられ
る支柱2は、図4に示すように、支柱2表面の下方位に
基台1と支柱2を連結する定荷重ばね6の先端部取り付
け用の雌ねじ22と、支柱2の昇降操作のための握り部
23取り付け用の雌ねじ24が形成されている。また、
支柱2の昇降姿勢を保持し、昇降動作を円滑にするため
のベアリング等の回転材25を支柱2の左右側面と裏面
に備えている。そして、支柱2の裏面には、支柱2の上
昇位置での衝撃吸収の機能を果たすゴム脚等の衝撃吸収
材26を取り付けるプレート27が形成されており、こ
のプレート27の支柱2への取り付け位置が支柱2の昇
降ストロークを規制するように構成されている。また、
標識表示部3の上昇時、および収納時に基台1と支柱2
との位置ずれ防止用の安全ピン28挿入用のプレート2
9が形成されている。そして、支柱2の上端部には標識
表示部3(表示看板,警告灯等)を取り付けるための受
け台30を備えている。この受け台30は、支柱2の下
降位置(収納時)での衝撃吸収の機能を果たす衝撃吸収
材31を受け台30の裏面に備えており、また、標識表
示部3の下側に補助的な警告表示看板等を取り付けるた
めの特殊アタッチメント32を固定するために活用する
ように構成されている。
【0020】つぎに、基台1と支柱2の連結方法につい
て説明すると、支柱2の昇降姿勢を保持し、昇降動作を
円滑にするためのベアリング等の回転材33を三方向に
面して取り付けたガイドプレート34(図5参照)を基
台1の上方位の内部に取り付け、支柱2を上記ガイドプ
レート34と支柱2の下方位に取り付けてある回転材2
5で位置決めして、基台1の内部で昇降するように構成
されている。そして、基台1と支柱2は、基台1に形成
されている定荷重ばね取り付け台35にブラケット7を
取り付け、このブラケット7に定荷重ばね6をボルトお
よびナット等で固定し、上記定荷重ばね6の先端部を基
台1の内部に挿入し、支柱2に形成されている定荷重ば
ね6取り付け用の雌ねじ22に固定して連結するように
構成されている。そして、標識表示部3を昇降させる操
作手段である握り部23の昇降動作を妨げないために設
けられている基台1表面の開口部の幅に対して、支柱2
の幅が広く、かつ基台1のガイドプレート34に取り付
けられている回転材33と支柱2に取り付けられている
回転材25によって支柱2の位置ずれを規制しており、
支柱2が基台1の内部から倒れ出さないように構成され
ている。また、上記基台1表面の開口部の内側には、支
柱2と基台1の内面との距離を確保し、かつ支柱2の摺
動性を良くするための板材36(図6参照)を備えてい
る。
【0021】ここで、標識装置の動作について説明す
る。すなわち、標識装置は、支柱2が基台1内に収納
(下降)された状態では、図6において二点鎖線で示す
ようになっている。そして、この標識表示部3を上昇さ
せて使用するには、まず、基台1の下方位に挿入されて
いる安全ピン28を取り外し、支柱2の昇降動作用の握
り部23を使い支柱2を上昇させる。このとき、基台1
と支柱2とを連結している定荷重ばね6は一定のトルク
(荷重)を蓄積しているので、このトルク(荷重)を補
助力として活用することにより軽い操作で支柱2を上昇
させることが可能であり、握り部23を上昇させること
により、伸びていた定荷重ばね6の薄板ばねが定荷重ば
ね6本体のドラム内に巻き取られ収納される。標識表示
部3は、支柱2の上端に固定されているため、支柱2の
上昇ストローク分だけ上昇するように構成されている。
そして、支柱2に形成されている衝撃吸収材26が、基
台1の内部に取り付けられているガイドプレート34と
当接することによりストッパーの機能を果たすようにな
っており、標識表示部3の上昇姿勢の位置が決まる。そ
して、標識表示部3が降下しないように安全ピン28を
基台1の上方位の安全ピン取り付け部に挿入し固定する
ことにより、標識表示部3の上昇姿勢を高く保った状態
で位置決め保持し使用することができる。また、標識表
示部3の照明等の電源には、トラックT等の自動車に車
載しているバッテリー,別に準備したバッテリー,発電
機等が用いられる。そして、標識表示部3を収納(下
降)する際には、上記とは逆の工程をたどる。なお、定
荷重ばね6は、標識表示部3の重量等により適宣決めら
れる。
【0022】このような標識装置は、トラックTの荷台
上のとりいAおよびとりいBに載置した状態でも、路上
に設置した地上据え置き用の標識装置固定台Cに取り付
けた状態でも使用することができる。
【0023】上記の基台1と支柱2の連結方法および標
識装置の動作は、標識表示部の一段式の昇降機構の実施
の形態を示しているが、支柱2に同様の昇降機構を組み
合わせることにより、多段式の標識装置を構成すること
も可能である。
【0024】トラックTの荷台上のとりいAおよびとり
いBに載置した状態で、上記標識装置を使用する場合
は、図7に示すように、標識装置を固定クランプ4およ
び固定クランプ5を使用して、トラックTの荷台上のと
りいAおよびとりいBに載置し固定する。この時、上記
支柱2は、基台1に収納された状態で、標識表示部3も
下方にあり、運転台D上部から突出する高さは、最大4
0cm程度で、走行中の安全性を確保している。そし
て、トラックTの荷台上のとりいAおよびとりいBに固
定された標識装置を道路の工事現場等まで運搬し、適切
な位置にトラックTを駐車する。最後に、支柱2に取り
付けた握り部23を操作して標識表示部3を上昇させ、
安全ピン28を基台1の上方位の安全ピン取り付け部に
挿入し固定する。標識表示部3が最大に上昇したときの
高さは、地上から3m以上である。この高さによれば、
車が渋滞していても、後方から充分に標識表示部3を認
識することができる。
【0025】一方、路上に載置した状態で、上記標識装
置を使用する場合は、まず、同様にして、標識装置をト
ラックTの荷台上のとりいAおよびとりいBに載置し、
道路の工事現場等まで運搬し、適切な位置にトラックT
を駐車する。または、標識装置は軽量かつコンパクトで
あるため、トラックTの荷台上のとりいAおよびとりい
Bに載置して固定しなくても工事現場等まで運搬するこ
とが可能である。そして、図8に示すような地上据え置
き用の標識装置固定台Cも、トラックTの荷台上に積載
し道路の工事現場等まで運搬し、標識装置を使用する適
切な位置に設置する。次に、トラックTの荷台上のとり
いAおよびとりいBから標識装置を取り外し、地上据え
置き用の標識装置固定台Cの設置場所まで運ぶ。そし
て、標識装置を地上据え置き用の標識装置固定台Cに取
り付け固定する。この一連の作業は、上記標識装置が軽
量かつコンパクトであるため、大人一人の手作業で行な
うことが充分に可能である。
【0026】ここで、図8に示すような標識装置の地上
据え置き用の標識装置固定台Cへの取り付け方法につい
て説明すると、標識装置に取り付けられた固定クランプ
4を、上記標識装置固定台Cの上側に備えられた固定ク
ランプ取り付けバー37に取り付け、固定クランプ5を
下側の固定クランプ取り付けバー38に取り付ける。固
定クランプ4および固定クランプ5の上記標識装置固定
台Cの固定クランプ取り付けバー37および固定クラン
プ取り付けバー38への取り付け方法は、トラックTの
荷台上のとりいAおよびとりいBへの取り付け方法と同
じ工程をたどる。そして、上記地上据え置き用の標識装
置固定台Cは、地上接地部分と固定クランプ取り付けバ
ー部分との分割,あるいは折りたたみ化することで、地
上据え置き用の標識装置固定台Cを運搬および保管に便
利なようにコンパクトにすることも可能である。
【0027】次に、標識表示部3の下側に補助的な警告
表示看板等を取り付けるための特殊アタッチメント32
の実施の形態について説明する。特殊アタッチメント3
2は、支柱2上端の受け台30、および基台1上端に形
成されている標識表示部3の収納時(下降時)のストッ
パーの機能を果たすプレート39を活用して取り付ける
ように構成されている。図9は、支柱2の受け台30を
活用して、表示看板E取り付け用の特殊アタッチメント
32aを示している。この特殊アタッチメント32a
は、標識表示部3と受け台30の間に挿入し、ボルト等
で標識表示部3と共締めして固定されている。図10
は、支柱2の受け台30と基台1のプレート39を活用
して、巻き取り式表示スクリーンF取り付け用の特殊ア
タッチメント32bを取り付けた例を示している。この
特殊アタッチメント32bは、巻き取り式表示スクリー
ンFを固定し、支柱2の受け台30の前端部に取り付け
られる。そして、巻き取り式表示スクリーンFの下端を
基台1上端のプレート39に引っ掛けるように構成され
ている。
【0028】そして、標識表示部3は、支柱2上端の受
け台30にLED表示装置40をボルト等で取り付け、
このLED表示装置40に回転灯9が取り付けられるよ
うに構成されている。また、LED表示装置40等の表
示看板に変えて、警告灯等を支柱2上端の受け台30に
取り付けることも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の標識装置によれ
ば、トラックの荷台上のとりいに載置される基台の運転
席側に向けて上方位と下方位に固定クランプを備え、こ
の固定クランプの先端部がトラックの荷台上の上側と下
側のとりいに着脱自在に固定できるようになっており、
かつ標識装置の全体重量が20kg以上40kg以下に
設定されている。このため、本発明の標識装置は、大人
一人の手作業で積み下ろしすることができ、トラックの
荷台上のとりいに載置した状態でも、路上に設置した地
上据え置き用の標識装置固定台に取り付けた状態でも使
用することができる。
【0030】また、本発明の標識装置において、下方位
の固定クランプは基台に着脱自在に固定できるようにな
っており、しかも基台に形成されている固定クランプ取
り付けプレートは、トラックの荷台上の上側と下側のと
りい間の高さの変化に対応可能な位置調整穴を有してい
るため、トラックの荷台上の上側のとりいと下側のとり
いの高さが変化しても確実に標識装置を上記とりいに固
定することが出来る。
【0031】そして、本発明の標識装置において、トラ
ックの荷台上のとりいに標識装置を載置できるため、ト
ラックの荷台のスペースを100%有効に活用すること
ができる。しかも、標識表示部を上昇させることができ
るので、遠方からの視認性を高め、より一層規制効果を
高めたり、警告を喚起することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の標識装置の一実施の形態を示す斜視図
である。
【図2】上記標識装置の上側の固定クランプの挟持体を
示す側面図である。
【図3】上記標識装置の下側の固定クランプの挟持体を
示す側面図である。
【図4】上記標識装置の支柱部を示す側面図である。
【図5】上記標識装置のガイドプレート取り付け部の横
断面を示す説明図である。
【図6】上記標識装置の動作を示す説明図である。
【図7】上記標識装置をトラックの荷台上のとりいに固
定して運搬する状態を示す背面図である。
【図8】上記標識装置の地上据え置き用の標識装置固定
台を示す斜視図である。
【図9】上記標識装置の表示看板取り付け用の特殊アタ
ッチメントを示す斜視図である。
【図10】上記標識装置の巻き取り式表示スクリーン取
り付け用の特殊アタッチメントを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基台 2 支柱 3 標識表示部 4 固定クランプ 5 固定クランプ 6 定荷重ばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラックの荷台上のとりいに固定される基
    台と、この基台に昇降自在に取り付けられる支柱と、こ
    の支柱の昇降と連動する標識表示部と、上記基台と支柱
    を連結する定荷重ばねと、この定荷重ばねに所定の動作
    を与える操作手段と、上記基台をとりいに固定する固定
    クランプとを備えた標識装置であって、この固定クラン
    プがとりいに着脱自在に固定できるようになっているこ
    とを特徴とする標識装置。
  2. 【請求項2】上記固定クランプは基台の上方位および下
    方位にそれぞれ固定されており、下方位の固定クランプ
    は基台に着脱自在に固定できるようになっており、上下
    のとりいの高さの変化にも調整可能な構造になってお
    り、しかも地上据え置き用の標識装置固定台を活用する
    ことにより路上でも使用することができる請求項1記載
    の標識装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の基台および支柱は各々一本
    で構成されており、この支柱の昇降姿勢を保持するため
    のガイドプレートとベアリング等の回転材が基台および
    支柱に取り付けられており、また支柱の上昇位置および
    下降位置でのストッパーと衝撃吸収の機能を果たす衝撃
    吸収材が取り付けてあり、標識表示部に一定の昇降動作
    が与えられるようになっている請求項1または2記載の
    標識装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の標識表示部は、表示看板や
    警告灯の取り付けを主体とするが、特殊アタッチメント
    を活用することにより標識表示部の下側に補助的な警告
    表示看板等を取り付けられるようになっている請求項1
    〜3いずれか一項に記載の標識装置。
JP2001245797A 2001-07-09 2001-07-09 標識装置 Pending JP2003020620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001245797A JP2003020620A (ja) 2001-07-09 2001-07-09 標識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001245797A JP2003020620A (ja) 2001-07-09 2001-07-09 標識装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003020620A true JP2003020620A (ja) 2003-01-24

Family

ID=19075477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001245797A Pending JP2003020620A (ja) 2001-07-09 2001-07-09 標識装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003020620A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156634A (ja) * 2008-12-29 2010-07-15 Aloka Co Ltd 放射性物質測定装置
CN103212870A (zh) * 2012-01-19 2013-07-24 昆山思拓机器有限公司 适配不同长度钢片的张紧框
KR20180002136U (ko) * 2016-12-31 2018-07-10 주식회사 애즈원건설 도로용 안내걸개
CN111287108A (zh) * 2020-02-21 2020-06-16 新昌县七星街道盈捷机械厂 一种基于多场地及可安装于建筑车辆上用的警示装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4724081U (ja) * 1971-04-09 1972-11-17
JPS56711U (ja) * 1979-06-11 1981-01-07
JP2000110122A (ja) * 1998-10-09 2000-04-18 Jinnosuke Kinoshita 標識装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4724081U (ja) * 1971-04-09 1972-11-17
JPS56711U (ja) * 1979-06-11 1981-01-07
JP2000110122A (ja) * 1998-10-09 2000-04-18 Jinnosuke Kinoshita 標識装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156634A (ja) * 2008-12-29 2010-07-15 Aloka Co Ltd 放射性物質測定装置
CN103212870A (zh) * 2012-01-19 2013-07-24 昆山思拓机器有限公司 适配不同长度钢片的张紧框
KR20180002136U (ko) * 2016-12-31 2018-07-10 주식회사 애즈원건설 도로용 안내걸개
KR200495245Y1 (ko) * 2016-12-31 2022-06-27 주식회사 애즈원건설 도로용 안내걸개
CN111287108A (zh) * 2020-02-21 2020-06-16 新昌县七星街道盈捷机械厂 一种基于多场地及可安装于建筑车辆上用的警示装置
CN111287108B (zh) * 2020-02-21 2022-01-28 深圳壹创国际设计股份有限公司 一种基于多场地及可安装于建筑车辆上用的警示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3212724U (ja) 立体式駐輪装置
US4778333A (en) Vehicle towing and recovery apparatus
GB2471541A (en) A fall prevention system for a platform
US11396256B2 (en) Chassis assembly for installation in a bed of a pickup truck
JPH11291863A (ja) 作業員転落防止設備
JP4556136B2 (ja) 転落防止具及びその使用方法、並びに転落防止柵及びその使用方法
US6203259B1 (en) Reversible portable winch with bidirectional ratchet teeth
JP2003020620A (ja) 標識装置
JP2009061191A (ja) トラックの車輪を利用した親綱支柱及び親綱架設装置
KR100612222B1 (ko) 다단식 주차장치
US6652205B2 (en) Reversible, portable winch with bidirectional ratchet teeth for attachment to load-bearing structure
KR20040053347A (ko) 화물 써포트 장치
US20050263670A1 (en) Methods and apparatus for buttress stabilization and embedded illumination means
US8490939B2 (en) Method and apparatus for buttress stabilization and integrated illumination means
US5813659A (en) Manual hoist for use by auto mechanics
KR100585881B1 (ko) 차량용 탈착식 크레인 및 그 탈착 방법
WO2009127002A1 (en) A reversibly attachable fall restraint apparatus
US8240711B1 (en) Device for lifting and attaching a truck tire and wheel to a heavy freight vehicle
US3931986A (en) Removable jacking wheel unit
CN218786465U (zh) 一种可调节式起重钩固定支架及轮式起重机
CN214653227U (zh) 落地信息屏辅助安装架
JP3616747B2 (ja) 荷積み降ろし装置
CN214030959U (zh) 一种侧翻卸车机防侧翻装置
CN211584971U (zh) 一种安全保护装置
JPH036028B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101005