JP3616747B2 - 荷積み降ろし装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラックの荷積み降ろし装置に関し、特に、汎用トラックの荷台に搭載するのに好適な荷積み降ろし装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、トラックは、商品流通、重量物の搬送、修理・販売等の商用移動の手段としてなくてはならないものとなり、また、その用途に応じた機能の向上もめざましいものがある。一方、中小型のトラックは、狭隘な市街路や不整地でも走行し易いことから、日常の交通移動、レジャー、農作業用など多目的に利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら汎用トラックでは、荷役設備のない市街部や野外で、荷物の積み降ろしを一人で行なう場合、その重さが40〜50Kgを超えると、もはや人手だけでの積み降ろしは困難になる。そのため、例えば、板や棒材等で地上から荷台上に傾斜板を掛け渡したうえで、荷台側に配したウインチやチェンブロック等の巻上装置によって引きずり上げたりするなどの準備を要し、荷物の形状や種類によっては許容し難い、粗雑かつ不安定な手段に依存せざるを得ないという事態も生じる。一方、運転台と荷台の間に旋回クレーンを搭載したトラックが広く用いられているが、これらのクレーンは荷役用として特別に開発されたもので、旋回アームを作動させる油圧装置やその制御装置が必要にされるため高価であり、しかも、重量が重いことから走行性や燃料効率に悪影響を与えるので、一般的な荷物の積み降ろしの用途には不向きである。
【0004】
本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、ウインチやチェンブロック等の簡単な小型の巻上手段を用いて作業でき、装置が軽量かつ簡易な構造で安価に提供でき、操作も容易であり、トラックの荷台に搭載して用いるに適し、しかも、その搭載により荷台の主要部を占有して汎用性を損なうことがない荷積み降ろし装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明に係る荷積み降ろし装置は、トラックの荷台に搭載され、ウインチ、チェーンブロックなどの牽引索の巻上手段を介して操作される荷積み降ろし装置であって、前記荷台の後部寄りの両側端部に取付けられる一対をなす支持部材と、前記支持部材に両側下端部を荷台の前後方向に傾動自在に支持された門形アームと、この門形アームの荷台の後方への傾動を所定角度以内に規制する後方傾斜規制手段と、前記門形アームを直立ないしは僅かに前方に傾斜した起立状態に保持する起立保持手段とを備え、前記門形アームの上部横桁に滑車を後方へ向け張り出して設けるとともに、前記荷台の前部に巻上手段を配備し、この巻上手段から繰り出される牽引索を前記滑車に掛け渡しその垂下した牽引索の先端に荷吊上用のフックを取り付けた―ことを特徴とする。
【0006】
請求項1の荷積み降ろし装置によれば、荷物の積み込み時には、門形アームを、後方傾斜角度規制手段によって規制を受ける所定傾斜角度まで、荷台の後方に傾動させることで、門形アームの上部の横桁を荷台の後縁よりも後方に張り出させ、この状態で、例えば荷台の前方に配備した巻上手段(ウインチなど)から繰り出して門形アームの上部横桁に滑動自由に支持させた牽引索によって、あるいは門形アームの上部横桁に吊り下げた巻上手段(例えば、チェンブロック)によって、トラックの荷台後方の地上レベルにある荷物を、荷台レベル以上の高さまで巻き上げて持ち上げる。次いで、門形アームを荷台の前方へ傾動させ、ほぼ直立の起立状態になるまで引き起こす。このとき、荷物は門形アームの上部付近に保持されたまま、門形アームとともに荷台の上方において前方へ移動する。そして起立保持手段によって門形アームを起立状態に保持し、巻き上げて持ち上げた荷物を、巻き戻すことにより荷台上に下降させて積み込むことができる。なお、荷台上の荷物を荷台後方の地上へ降ろす時には、上記とは逆の手順で荷降ろしを行なうことができる。
【0007】
本発明に係る荷積み降ろし装置は、その主構成部材である門形アームが荷台の中央部分を跨いだ形態で搭載されるので、荷台の後部の一部でしかも両側縁部だけを使用するので、搭載するトラックの汎用性を損なうことがない。
【0009】
さらに本発明の荷積み降ろし装置によれば、例えば荷台前端寄りに配備された巻上手段(ウインチ)から繰り出して門形アームの滑車に支持させた牽引索にて荷物を巻き上げることができる。門形アームに滑車を後方に張り出して設けたことにより、門形アームの重心がやや後方に偏っているので、牽引索を繰り出して行くと、特に門形アームを後方へ押すなどの操作をしなくても、自然に後方へ傾動する。一方、この状態から、巻上手段で牽引索を巻き込むことにより荷物が上方へ持ち上げられるが、その巻き上げが上限に達すると、巻上手段の巻込力は、門形アームを荷台の前方に引き戻す力として作用するから、その作用によって門形アームは起立状態まで引き起こされる。また、この起立状態から、巻上手段で牽引索を繰り出して行くとき、その牽引索の支持力と荷物の重さとによって滑車に作用する分力は斜め前下方となるので、門形アームは荷台の後方に傾斜することなく起立状態を保持し、これにより荷物は滑車のほぼ直下の荷台上に積み込まれる。すなわち、本荷積み降ろし装置では、一つの簡単な巻上手段によって、門形アームの傾動および荷物の昇降を行ない得る。
【0010】
請求項2に記載の荷積み降ろし装置は、トラックの荷台に搭載され、ウインチ、チェーンブロックなどの牽引索の巻上手段を介して操作される荷積み降ろし装置であって、前記荷台の後部寄りの両側端部に取付けられる一対をなす支持部材と、前記支持部材に両側下端部を荷台の前後方向に傾動自在に支持された門形アームと、この門形アームの荷台の後方への傾動を所定角度以内に規制する後方傾斜規制手段と、前記門形アームを直立ないしは僅かに前方に傾斜した起立状態に保持する起立保持手段とを備え、前記門形アームは、その上部横桁にチェーンブロックなどの荷昇降用巻上手段を吊持可能な後側吊持金具を後方へ向けて突設するとともに、その吊持金具と対称に門形アーム傾動用巻上手段を吊持可能あるいは牽引索の先端のフックを引っ掛け可能な前側吊持金具を前方へ向けて突設し、前記後側吊持金具に荷昇降用巻上手段を前記上部横桁から後方へ張り出して吊持し、前記前側吊持金具に門形アーム傾動用巻上手段を吊持しこの門形アーム傾動用巻上手段から繰り出した牽引索の先端のフックを荷台の前部に係止するか、あるいは荷台の前部に吊持した門形アーム傾動用巻上手段から繰り出した牽引索の先端のフックを前記前側吊持金具に引っ掛けるかした―ことを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の荷積み降ろし装置によれば、門形アームの後側吊持金具に吊り下げた荷昇降用巻上手段(例えば、チェンブロック)によって、荷物の昇降を行なう。ここで、後側吊持金具は後方に向けて張り出して設けられているので、巻上手段を吊り下げると、その重力によって門形アームは荷台の後方へ傾動する。また、荷物を巻き上げた状態の門形アームを起立状態まで引き戻すには、その門形アームの前方の前側吊持金具あるいは荷台の前部に吊持させた門形アーム傾動用巻上手段(例えば、チェンブロックやウインチ)によって牽引索を介して荷台の前方側へ牽引すればよい。
【0012】
ここで、本荷積み降ろし装置では、門形アームの引き戻しを別の巻上手段によって行なうので、荷物の巻き上げ時の上昇量は、最小限に抑えられる。また、引き戻し時に門形アームを起立状態に至る途中の適当な角度に保持させ、その状態で荷物を昇降させることができるので、荷台上における荷物の積み込み位置を比較的広範囲に選択することができる。しかも、動力源を必要としないチェンブロック等の手動式巻上手段だけを使用することによって、門形アームの傾動および荷物の昇降ができる。
【0013】
請求項3に記載のように、前記起立保持手段は、前記門形アームの前方への傾斜を許容し起立状態を解除できるように構成することが望ましい。
【0014】
請求項3記載の荷積み降ろし装置によれば、荷物の積み降ろしを行なわない時やトラックの走行時に、起立保持手段による規制を解除して門形アームを前方に倒し、荷台上に倒伏させることができる。また、荷台上には収まらない高さの門形アームを備える場合には、荷台前端寄りの鳥居上に門形アームを傾倒した状態に保持することで安定させられる。
【0015】
請求項4に記載のように、前記門形アームの高さを、前記荷台の前端寄りに設けられている鳥居の高さとほぼ同じ高さにすることができる。
【0016】
請求項4記載の荷積み降ろし装置によれば、トラックの荷台の長さを超える長尺な荷物(長尺なパイプや材木など)を運搬する場合に、門形アームを起立状態に保持させて固定し、その門形アームの上部横桁と、荷台前部の鳥居の上部横桁との間に長尺な荷物を掛け渡して載置し、ロープ等で掛け止めて運搬することができる。
【0017】
請求項5に記載のように、前記支持部材には、前記門形アームの係止部を前後方向に間隔をあけて複数箇所に設けることができる。
【0018】
請求項5記載の荷積み降ろし装置では、例えば、基準となるアーム係止部とは別にそれよりも荷台の後方寄りに別なアーム係止部を設けることにより、その後端側のアーム係止部において門形アームを起立状態に保持することで、門形アームを荷台の最後端部に起立して保持させられる。これにより、荷台前部の鳥居との間の距離を広げて、より長尺な荷物も安定に積載することができる。
【0019】
請求項6に記載のように、前記支持部材は、前記後方傾斜規制手段および起立保持手段を一体的に組み合わせて備えることができる。
【0020】
請求項6記載の荷積み降ろし装置によれば、装置全体をより簡易なものとするとともに、構造的な強度も向上させることができる。
【0021】
請求項7に記載のように、前記支持部材は、前記荷台の両側縁部に沿って前後方向に固設されるレール上に前後方向に移動可能に設けることができる。
【0022】
請求項7記載の荷積み降ろし装置によれば、例えば、門形アームの支持部材を荷積み降ろしの基準位置とする荷台の後部寄りから、荷台の前方位置に移動させた位置に固定することにより、荷台上の荷物の位置を任意に変更して荷台の空いた場所に荷物を積み込むことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の荷積み降ろし装置の実施の形態を説明する。
【0024】
図1〜図3は、本発明に係る荷積み降ろし装置の一実施例を示し、図1(a)は本例装置の概要構成を示す斜視図、図1(b)は図1(a)のb−b線拡大断面図、図1(c)は図1(a)のc−c線拡大断面図、図1(d)は図1(a)のd−d線拡大断面図である。
【0025】
図1(a)に示すように、本例の荷積み降ろし装置1は、トラックTの荷台D上の後部寄り両側縁部に配設される一対の支持部材2と、門形に形成され、その両側下端部を支持部材2に回動自由に支持されて、荷台Dの前後方向に傾動自由に配された門形アーム3と、この門形アーム3の後方への傾斜角を所定角度に規制する後方傾斜規制手段としての一対のストッパ4と、門形アーム3を直立ないしは僅かに前方に傾斜した起立状態に保持し、前方への傾斜を規制する、起立保持手段としての一対の傾斜リンク5とを主要構成部として備えている。
【0026】
対をなす支持部材2は、断面がL字状のアングル材からなり、図1(b)および図1(c)に示すように、その一辺側を荷台Dの側縁部で起立させ、底面側となる他の一辺側を複数の締結ボルト7によって間隔をあけて荷台D上に締結されることにより、台車Dの後部寄りの相対向する両側縁部の前後方向に沿って取付けられる。また、これら支持部材2は、起立部の後端から所定間隔前方へ離間した位置に円形の貫通孔2aが穿設され、この貫通孔2aから前方へ離間した位置から前端部へかけて長孔2bが形成されており、貫通孔2aおよび長孔2bは左右で相互に前後方向の位置が一致するように設けられている。
【0027】
門形アーム3は金属パイプを門形に屈曲させて形成されており、図1(b)に示すように、その両側下端に溶接により固着した円筒状軸受部材3dに、支持部材2の外側から貫通して設けた孔2aにボルト5aの先端ネジ部を挿入し、さらに軸受部材3dに緩挿し螺合して締め付けることにより、門形アーム3は支持部材2の起立部の後部寄りに貫通して穿設した貫通孔2aに対しボルト5aを支点として荷台Dの前後方向に傾動自在に支持される。また、門形アーム3は、その上部横桁3aの中央部に滑車6を後方に向けブラケット6aを介して張り出し回転可能に固設してあり、この滑車6には、本例では荷台Dの前端部に配備されたウインチW(図2)から繰り出した牽引索Rを掛け渡している。また、滑車6のブラケット6aには、図1(d)に示すように、その前部下端に、荷吊上用のフックの最上昇位置を規制するストッパ面部6bを設けている。
【0028】
一対のストッパ4は支持部材2の後端に一体的に立設されるが、ストッパ4は本例では支持部材2と同種のアングル材からなり、門形アーム3の荷台Dの後方への傾動時にストッパ4の上端に門形アーム3の両側の垂直桁(縦桁)3bが当接し、門形アーム3が荷台Dの後方へ所定角度(例えば30゜)以上に傾斜することを規制する。また、これらストッパ4は、それぞれ支持部材2に一体的に連結されることにより構造的な強度を向上させている。
【0029】
一対の傾斜リンク5は一定幅の金属板体からなり、リンク5の上端は門形アーム3の縦桁の中間位置に前方へ突設したブラケット3cにピン軸5bにより回転可能に軸着される。一方、傾斜リンク5の下端部には貫通孔が穿設され、図1(c)のように支持部材2の前後方向に形成された長孔2bに前後方向に摺動自在に緩挿したピン軸5cを貫通孔に貫通しナットで螺着することにより、支持部材2の前後方向に移動できるように構成されている。この構成により、門形アーム3を荷台Dの後方に傾動させる時には追従して傾動し、門形アーム3が前方に傾動して起立状態になった時には、下端のピン軸5cが支持部材2の長孔2bの最前端に当接することにより、門形アーム3がその起立状態を超えて前方に傾動することを規制する。また、この傾斜リンク5の下端のピン軸5cは、図1(c)に示すように、着脱自在にナットにて螺合しているので、ピン軸5cを取外して、門形アーム3の前方傾動に対する規制を解除できる。
【0030】
上記のようにして本例に係る荷積み降ろし装置が構成されるが、つぎに、本例装置による荷物の積み降ろし態様を図面に基づいて説明する。図2および図3は、本例装置のトラックへの実装状態での作動を示す側面図である。
【0031】
図2に示すように、本例の荷積み降ろし装置1は、トラックTの荷台Dの後部寄りの両側縁部の前後方向に沿って搭載され、また、その門形アーム3の滑車6には、荷台D前部に配備されているウインチWから繰り出される牽引索Rが掛けられ、この牽引索Rの先端にフックFを取付けている。そして、荷物の積み込み時には、ウインチWから牽引索Rを繰り出して、門形アーム3を、図2中の一点鎖線で示すように、ストッパ4によって規制を受ける所定傾斜角度まで、後方に傾動させることで、門形アーム3の上部横桁を荷台Dの後縁を超えて後方に張り出させる。門形アーム3は、滑車6を後方に張り出して設けたことで、重心がやや後方に偏心しているので、ウインチWから牽引索Rを繰り出して行くと、自然に後方へ傾斜する。
【0032】
この状態で、トラックT後方の地上レベルにある荷物に、牽引索Rの先端のフックFを引っかけ、続いて、ウインチWで牽引索Rを巻き込むことで、荷物を持ち上げることができる。そして、フックFが滑車6のストッパ面部6bに当接する巻き上げ上限位置に達すると、荷物の上昇が停止し、ウインチWの巻込力は今度は門形アーム3を前方に向けて引き起こす力として作用し、その力によって門形アーム3は、傾斜リンク5によって前方への傾動を規制される位置、つまり、図2中の実線示す起立状態まで引き起こされ、起立状態に保持される。
【0033】
つぎに門形アーム3の起立状態から、逆にウインチWで牽引索Rをゆっくりと繰り出し(巻き戻し)て行くとき、その牽引索Rの牽引力と荷物の自重とによって滑車6に作用する分力は斜め前下方となるので、門形アーム3は後方に傾動することなく起立状態に保持されたまま、荷物は滑車6のほぼ直下の荷台D上に下降して積み込まれる。
【0034】
また、荷台D上から荷物を降ろす時には、上記の逆の手順で荷降ろしを行なうことができる。すなわち、ウインチWを巻き上げることにより、荷台D上の荷物は門形アーム3の上部横桁の位置まで持ち上げられる。この状態で、門形アーム3は起立状態にあるが、滑車6の位置が後方に偏っているため、門形アーム3にはこれを荷台Dの後方へ回転させようとする力が作用している。そこで、ウインチWを駆動して牽引索Rをゆっくりと巻き戻す(繰り出す)ことにより、荷物が門形アーム3の上部横桁3a付近に保持されたまま、門形アーム3は荷台Dの後方へ傾倒する。そして、ストッパ4に門形アーム3が当接し、門形アーム3の滑車6が荷台Dの後方へ張り出した状態に保持される。ここで、ウインチWを引き続き駆動して牽引索Rを巻き戻す(繰り出す)ことにより、荷物は自重によって荷台Dの高さから地上に降下する。なお、荷物を降ろすときに荷物を門形アーム3の上部横桁3a付近へ吊り上げた状態で、たとえば滑車6を適時ロックできるように構成しておけば、荷物の降下が阻止され、ウインチWを巻き戻すのに伴って門形アーム3が確実に後方へ傾斜する。そして、門形アーム3がストッパ4に当接したときに滑車6のロックを解除し、荷物を地上に降下させるようにすれば、ウインチWを駆動して牽引索Rをゆっくりと巻き戻すなどの操作を要せずに、スムーズに荷物を降ろせる。
【0035】
荷物の積み降ろしを行なわない時やトラックTの走行時には、傾斜リンク5のピン軸5cを長孔2bから抜き出すことで、門形アーム3の前方への傾動規制を解除して、その門形アーム3を前方に倒し、図3(a)に示すように、荷台D上に倒伏させることで荷台D上に安定して載置できる。また、荷台D上に収まらない高さの門形アーム3を備える場合には、図3(b)に示すように、荷台D前部の鳥居S上に倒し込んで係止することで安定させる。また、必要に応じて、傾斜リンク5のピン軸5cと門形アーム3のボルト5aとをそれぞれ取外すことで、門形アーム3自体を取外して車外の倉庫などに収納することも容易にできる。
【0036】
以上に述べたように、本例の装置1では、一台の小型のウインチWを荷台Dの前端寄りに配備しておくだけで、門形アーム3の傾動および荷物の昇降を行なうことができ、その操作は上記したとおり非常に簡単である。また、荷台Dを跨いだ形態で門形アーム3やその支持部材2などを荷台D上に搭載するので、トラックTの本来有する荷台Dの汎用性を損なうことがない。また、走行時には、門形アーム3を安定した状態で荷台D上に配置でき、かつ比較的軽量で重量増加が大きくないので、トラックの走行性も低下させることがない。
【0037】
図4は本発明に係る荷積み降ろし装置の別の実施例を示す側面図である。
【0038】
なお、本例の荷積み降ろし装置1’は、上記したウインチWの代わりに二台のチェーンブロックC1・C2を用いて操作する形式の装置で、門形アーム3の上部構造が一部異なる点を除いて主要部の構成が上記実施例と共通しているので、ここでは等価な各部に同一符号を付して図中に示すことで説明を省略し、その差異点のみを要約して説明する。
【0039】
図4に示す本例の荷積み降ろし装置1´において、門形アーム3´は、その上部の横桁中央部に、チェーンブロックC1を吊持する吊持金具8を後方に向けて張り出して突設するとともに、その吊持金具8と対称に前方にチェーンブロックC2を吊持可能で、かつ別の牽引索R’のフックFを係止可能な吊持金具9を突設している。
【0040】
本例の荷積み降ろし装置1´では、図4に示すように、門形アーム3´の吊持金具8に吊り下げたチェンブロックC1によって、荷物の巻き上げ巻き下げを行なう。ここで、吊持金具8は後方に向けて張り出して設けられているので、チェンブロックC1を吊り下げると、その重さによって門形アーム3´は自然に荷台Dの後方に傾斜する。また、門形アーム3’を荷台Dの後方に傾斜させるとともに、チェンブロックC1のフックFで、荷物を吊り上げた状態の門形アーム3´を起立状態まで引き戻すには、門形アーム3´の吊持金具9にチェンブロックC2を吊持し、その引戻用の牽引索R´の先端に取り付けたフックFを荷台D前部に固設した止具に係止して牽引することにより行なえる。図示は省略するが、荷台D前部にチェンブロックC2(または、ウインチ)を吊持しておき、そこから繰り出した牽引索R’の先端に取り付けたフックFを吊持金具9の丸孔に引っかけて牽引することで行なうようにしてもよい。
【0041】
本例の装置1’では、門形アーム3’の引き戻しを、荷物の巻き上げ巻き下げ用のチェンブロックC1とは別のチェンブロックC2によって行なうので、つまり、最上限の高さまで巻き上げなくても門形アーム3’を引き戻すことができるので、荷物の巻き上げ時に必要な上昇高さは、必要最小限に抑えられる。また、引き戻し時に門形アーム3’を起立状態に至るまでの中間傾斜角度で停止させ、その状態で荷物の巻き上げ巻き下げを行なうことができるので、荷台D上での積み込み位置の選択範囲を広げることができる。このように、動力源を必要としないチェンブロックC1・C2等の汎用の手動式巻上手段だけの使用によっても、荷物の積み降ろしを行なうことができる。
【0042】
図5〜図7は本発明に係る荷積み降ろし装置のさらに別の実施例を示す図、図5(a)は本例装置の要部の構成を示す側面図、図5(b)は図5(a)のA−A断面図、図6および図7は本例装置のトラックへの実装状態での作動を示す側面図である。なお、図5〜図7において、上記した2つの実施例のものと同符号を付したものは、実質的に等価なものであるので、ここでは説明を省略する。
【0043】
図5(a)に示すように、本例の荷積み降ろし装置11にあっては、門形アーム13の高さを、これを荷台Dに搭載するトラックTの鳥居Sの高さと同じ高さとし、かつ、その両側の下部に固定用の係合穴13cを設けた点を除いて、前述の第1実施例の門形アーム3と共通している。また、門形アーム13を傾動自在に支持する両側の一対の支持部材12と、各支持部材12の後端に一体に固設されるストッパ14とは、前記実施例と同一形状を採る。
【0044】
そして、支持部材12は、傾斜リンク5のピン軸5cを係合させる長孔12bを、ストッパ14に至る後端部まで延長して形成するとともに、その長孔12bにおける、門形アーム13を傾動自在に定位置に支持する基準位置と最後端部位置のそれぞれの下面側に、門形アーム13のピン軸13bを係止可能なU字状溝12a、12dを設けている。また、基準位置のU字状溝12a上には、下端に半円溝を有する箱形の押さえ板15を着脱可能に取り付け、両者によって、門形アーム13のピン軸5aの軸受部を構成している。一方、ストッパ14には、その側部の門形アーム13の係合孔13cと同高さ位置に貫通孔14aを設けている。
【0045】
上記本例装置では、押さえ板15を取外して、門形アーム13を図5(a)中の一点鎖線で示す基準位置から、実線で示す後端位置へ移動させ、その門形アーム13の下端を後端部のU字状溝12dに係止させることにより、ストッパ14に沿わせる形で直立させ、この状態で、図5(d)に示すように、両者を固定用ボルト・ナット19で締結し、これによって門形アーム13を最後端部で直立させて固定し保持できるようにしている。
【0046】
そして、本例の装置11では、図6に示すように、門形アーム13を基準位置のU字状溝12aで支持して傾動させることで、前述の実施例と同様の状態で荷物の積み降ろしを行なうことができる。また、図6に二点鎖線で示すように、門形アーム13を長孔12bに沿って後端部のU字状溝12dへ移動し、この位置でボルト5aを中心に門形アーム13を荷台Dの前方へ傾倒させ、荷台D上に倒伏させた状態で収納することができ、この場合には、門形アーム13の高さを荷台Dの前後方向のほぼ全長にわたる高さまで高くしても、荷台D上に収納できる。
【0047】
また、トラックTの荷台Dの長さを超える長尺な荷物(例えば、長尺なパイプ)を運搬する場合には、図7に示すように、門形アーム13を最後端部でストッパ14に添わせて直立状態で保持させて固定し、その門形アーム13の上部横桁と、荷台D前方の鳥居Sの上部横桁との上に長尺な荷物を掛け渡して積載し、ロープ等で係止して運搬することができる。すなわち、本例装置では、長尺な荷物を安定な水平方向に積載して運搬することができ、また、門形アーム13の直立固定位置を荷台Dの最後端部12dに位置させることで、荷台D前部の鳥居Sとの間の距離を広げているので、より長尺な荷物も安定に積載することができる。
【0048】
図8〜図10は本発明に係る荷積み降ろし装置の更に別の実施例を示す図面で、図8(a)は本例装置の概要を示す、一部を欠除した側面図、図8(b)は図8(a)のA−A線拡大断面図、図9および図10は本例装置のトラックへの実装状態での作動態様を示す側面図である。なお、図8〜図10において、前記3実施形態のものと同一符号を付したものは、実質的に等価なものであるので、ここではその説明を省略する。
【0049】
図8に示すように、本例の荷積み降ろし装置21においては、門形アーム23は、その高さを搭載するトラックTの鳥居Sの高さと同じ高さとし、かつ、その両側の下部に固定用の係合環23dを設けた点を除いて、前述の第1実施例の門形アーム3と同一構成である。
【0050】
また、門形アーム23を支持する支持部材22は、アングル状の基端部の側辺から板状の起立部22eを上方に向けて延設させる形で設けている。そして、その基端部の前後方向の中央部に、前述第1実施例と共通する軸受部材22aを介して門形アーム23の両側下端部を傾動自在に軸支し、また起立部22eの上部後端に、門形アーム23の後方傾動を規制する平板状の傾斜ストッパ24を、規制角度と同角度に傾けた状態で内方に突出させて設けるとともに、その起立部22eの上部前端に、門形アーム23の前方傾動を規制する制止バー25を設け、さらにその制止バー25の下方に、門形アーム23の起立保持用の係止ボルト29を着脱可能に設けた構成からなっている。また、この支持部材22は、図8(b)に示すように、トラックTの荷台Dの両側縁部に長手方向に沿って角筒状で上面中央を長手方向に開口したレール30を固設し、このレール30上に支持部材22を摺動自在に配設し、荷台Dの前後方向に移動可能とされている。
【0051】
ここで、図8(b)に示すように、支持部材22の制止バー25は、ナツト25aによって支持部材22の起立部に着脱可能に取り付けられ、また、この制止バー25によって規制される門形アーム23の起立状態は、図8(a)中に点線で示すように、前方に些少の角度θだけ傾いた状態とされる。また、この門形アーム23は、図8(b)に示すように、係止ボルト29によって下部の係合環23dを支持部材22に固定することで、図8(a)中の実線で示す起立状態に保持させられる。また、前後方向における所定位置に支持部材22を固定するには、図8(b)に示すように、締結ボルト31により締め付けることによりレール30上の定位置に固定される。
【0052】
本例の装置21では、図8(a)に示すように、一対の支持部材22を荷台Dの基準位置で固定し、前述の実施例と同様の態様のもとで荷物の積み降ろしを行なうことができる。
【0053】
本例装置21は、図9に示すように、一対の支持部材22を、荷積み降ろしの基準位置とする荷台Dの後部寄りから、荷台Dの前方の位置に移動させて固定することで、荷台D上に積み込まれている荷物の位置を変えたり、荷物の積み方を変えて整理を行なうことができる。
【0054】
また、本例装置21では、トラックTの荷台Dの長さを超える長尺な荷物(例えば、長尺なパイプ)を搬送する場合には、図10に示すように、門形アーム23を荷台Dの後部で起立させて固定し、その門形アーム23と荷台D前部の鳥居Sとに長尺な荷物を掛け渡して積載し、ロープ等で掛け止めして運搬できる。
【0055】
上記の装置21は、その構成が簡易であり、かつ、可動部が少なくて構造上の強度も向上させることができる。なお、上記の支持部材21は、荷台D上に直接固定することもできる。
【0056】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明に係る荷積み降ろし装置には、つぎのような優れた効果がある。
【0057】
(1) 請求項1・2に記載の発明は、構成は簡易であって、軽量化も図り易く、その操作も容易であって、トラックの荷台に搭載して用いるのに適し、しかも、荷台を跨いだ形態で搭載するので、その搭載により荷台の主要部を占有することがなく、よって搭載するトラックの汎用性を損なうことがない。
【0058】
(2) 請求項1記載の発明は、門形アームは重心をやや後方においているため、その滑車に作用する牽引索等の力を外すと、自然に後方に傾動し、また、この状態から、巻上手段で牽引索を上限まで巻き込むと、次に門形アームが起立状態まで引き起こされるので、一つの巻上手段によって、門形アームの作動および荷物の積み降ろしを行なうことができる。
【0059】
(3) 請求項2記載の発明は、荷物の巻き上げ時の揚程は必要最小限ですみ、また、門形アームを中間的な傾斜角度で停止させて荷物の巻き上げ巻き下げができるので、積み込み位置の選択範囲を広げることができる。しかも、動力源を必要としないチェンブロック等の汎用の巻上手段だけの使用によっても、門形アームの作動および荷物の積み降ろしができる。
【0060】
(4) 請求項3記載の発明は、門形アームの前方傾斜規制手段を解除可能に設け、トラックの走行時には、前方傾斜規制手段による規制を解除して門形アームを前方に倒して荷台上に倒伏できる構成としたので、装置を使用しないときには門形アームなどを荷台上に倒伏し、トラックの走行を安定したものとすることができる。
【0061】
(5) 請求項4記載の発明は、門形アームを直立状態に起立させて固定し、その門形アームと荷台の鳥居の上に長尺な荷物を掛け渡すことで、トラックの荷台の長さを超える長尺な荷物を安定な水平方向に積載して運搬することができる。
【0062】
(6) 請求項5記載の発明は、門形アームを荷台の右端部で直立させて固定保持することにより、荷台前部の鳥居との間の距離を広げて、より長尺な荷物も安定に積載することができる。
【0063】
(7) 請求項6記載の発明は、支持部材が、後方傾斜規制手段および起立保持手段を一体に備えるので、装置全体をより簡易なものとするとともに、構造上の強度も向上させることができる。
【0064】
(8) 請求項7記載の発明は、支持部材を、荷積み降ろしの基準位置とする荷台の後部寄りから、荷台の前方位置に移動させて固定することにより、荷台上に積み込まれている荷物の位置変えおよび整理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施例に係る荷積み降ろし装置を示す斜視図、図1(b)は図1(a)のb−b線拡大断面図、図1(c)は図1(a)のc−c線拡大断面図、図1(d)は図1(a)のd−d線拡大断面図である。荷台の後部を示す斜視図である。
【図2】図1の荷積み降ろし装置をトラックの荷台上に搭載した状態での積み降ろし態様を示す側面図である。
【図3】図3(a)は図1の装置のトラックへの実装状態での、門形アームの収納状態を示す側面図、図3(b)は高さを高くした門形アームの実施例における収納状態を示す側面図である
【図4】本発明に係る荷積み降ろし装置の別の実施例を示す側面図である。
【図5】図5(a)は本発明に係る荷積み降ろし装置の更に別の実施例を示す側面図、図5(b)は図5(a)のA−A線拡大断面図である。
【図6】図5の装置のトラックへの実装状態での荷物の積み降ろし態様を示す側面図である。
【図7】図5の装置のトラックへの実装状態での長尺物の積載状態を示す側面図である。
【図8】図8(a)は本発明に係る荷積み降ろし装置の更に別の実施例を示す側面図、図8(b)は図8(a)のA−A線拡大断面図である。
【図9】図8の装置のトラックへの実装状態での荷物の積み降ろし態様を示す側面図である。
【図10】図8の装置のトラックへの実装状態での長尺物の積載状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1・1’・11・21 荷積み降ろし装置
2 支持部材
2a 貫通孔
2b 長孔
3・3’・13・23 門形アーム
3a 上部横桁
3b ピン軸
4 ストッパ
5 傾斜リンク
5a ピン軸
5b ピン軸
6 滑車
6a 支持部
6b ストッパ面部
7 締結ボルト
D 荷台
F フック
R 牽引索
T トラック
W ウインチ(巻上手段)
C1・C2 チェーンブロック(巻上手段)
Claims (7)
- トラックの荷台に搭載され、ウインチ、チェーンブロックなどの牽引索の巻上手段を介して操作される荷積み降ろし装置であって、
前記荷台の後部寄りの両側端部に取付けられる一対をなす支持部材と、
前記支持部材に両側下端部を荷台の前後方向に傾動自在に支持された門形アームと、
この門形アームの荷台の後方への傾動を所定角度以内に規制する後方傾斜規制手段と、
前記門形アームを直立ないしは僅かに前方に傾斜した起立状態に保持する起立保持手段とを備え、
前記門形アームの上部横桁に滑車を後方へ向け張り出して設けるとともに、前記荷台の前部に巻上手段を配備し、この巻上手段から繰り出される牽引索を前記滑車に掛け渡しその垂下した牽引索の先端に荷吊上用のフックを取り付けたことを特徴とする荷積み降ろし装置。 - トラックの荷台に搭載され、ウインチ、チェーンブロックなどの牽引索の巻上手段を介して操作される荷積み降ろし装置であって、
前記荷台の後部寄りの両側端部に取付けられる一対をなす支持部材と、
前記支持部材に両側下端部を荷台の前後方向に傾動自在に支持された門形アームと、
この門形アームの荷台の後方への傾動を所定角度以内に規制する後方傾斜規制手段と、
前記門形アームを直立ないしは僅かに前方に傾斜した起立状態に保持する起立保持手段とを備え、
前記門形アームは、その上部横桁にチェーンブロックなどの荷昇降用巻上手段を吊持可能な後側吊持金具を後方へ向けて突設するとともに、その吊持金具と対称に門形アーム傾動用巻上手段を吊持可能あるいは牽引索の先端のフックを引っ掛け可能な前側吊持金具を前方へ向けて突設し、
前記後側吊持金具に荷昇降用巻上手段を前記上部横桁から後方へ張り出して吊持し、
前記前側吊持金具に門形アーム傾動用巻上手段を吊持しこの門形アーム傾動用巻上手段から繰り出した牽引索の先端のフックを荷台の前部に係止するか、あるいは荷台の前部に吊持した門形アーム傾動用巻上手段から繰り出した牽引索の先端のフックを前記前側吊持金具に引っ掛けるかしたことを特徴とする荷積み降ろし装置。 - 前記起立保持手段は、前記門形アームの前方への傾斜を許容し、起立状態を解除できるように構成されている請求項1または2に記載の荷積み降ろし装置。
- 前記門形アームの高さを、前記荷台の前端寄りに設けられている鳥居の高さとほぼ同じ高さにしている請求項1〜3のいずれかに記載の荷積み降ろし装置。
- 前記支持部材には、前記門形アームの係止部を前後方向に間隔をあけて複数箇所に設けている請求項4記載の荷積み降ろし装置。
- 前記支持部材は、前記後方傾斜規制手段および起立保持手段を一体的に組み合わせて備えている請求項1〜5のいずれかに記載の荷積み降ろし装置。
- 前記支持部材は、前記荷台の両側縁部に沿って前後方向に固設されるレール上に前後方向に移動可能に設けられている請求項6記載の荷積み降ろし装置。
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