JP2003020078A - 接着剤用複合容器 - Google Patents

接着剤用複合容器

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JP2003020078A JP2001204278A JP2001204278A JP2003020078A JP 2003020078 A JP2003020078 A JP 2003020078A JP 2001204278 A JP2001204278 A JP 2001204278A JP 2001204278 A JP2001204278 A JP 2001204278A JP 2003020078 A JP2003020078 A JP 2003020078A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤の微妙な吐出量の調整を可能とする接
着剤用複合容器を提供することを目的とする。 【解決手段】 接着剤を収容するアルミニウム製容器
と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器
とからなる接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套
容器の片側側壁に収容するアルミニウム製容器を指で直
接押圧するための窓孔を開設した接着剤用複合容器とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着剤用複合容器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の接着剤用複合容器としては、接着
剤を収容するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム
製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複
合容器がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の接着剤複合容器
では、接着剤の微妙な吐出量の調整は困難で、複合容器
の再使用がしにくいものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、接着剤の微妙な吐出量の調整を可能とす
べく、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、前記ア
ルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器とからなる
接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套容器の片側
側壁に収容するアルミニウム製容器を指で直接押圧する
ための窓孔を開設した接着剤用複合容器とした。
【0005】また、本発明の接着剤用複合容器は、ゴム
系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着
剤、シリコーン系接着剤、α−シアノアクリレート系接
着剤等の接着剤が適用されるが、とりわけ、α−シアノ
アクリレート系接着剤の容器として最適である。
【0006】さらに、本発明の好ましい態様は、アルミ
ニウム製容器の支持リブはアルミニウム製容器への押圧
力を全体に分散させて押圧力をできるだけアルミニウム
製容器全体へ伝達できるようにするために、樹脂製外套
容器の窓孔に対向する側壁内面のアルミニウム製容器外
面との接触面を全体に分散させて設けた。接触面として
は、例えば、ハニカム形状のもの、あるいはアルミニウ
ム製容器外面全体に接触する形状のもの等が挙げられ
る。
【0007】さらに本発明の好ましい態様は、接着剤用
複合容器を、接着剤を収容するアルミニウム製容器と、
前記アルミニウム製容器を収容する樹脂製外套容器とよ
りなる接着剤用複合容器とで構成させ、しかも接着剤を
使い切った後は、アルミニウム製容器と、樹脂製外套容
器とに解体可能に構成させ、樹脂製外套容器を再使用お
よび/または分別廃棄可能である接着剤用複合容器とし
た。
【0008】また、本発明の好ましい態様は、接着剤を
使い切った後でも樹脂製外套容器の再使用を可能とし省
資源にもなるよう解体可能にすべく、樹脂製外套容器
は、接着剤を収容し口部を有するアルミニウム製容器を
支持し窓孔を開設した樹脂製本体ケースと、アルミウニ
ム製容器を覆い前記樹脂製本体ケースに着脱自在な樹脂
製本体カバーと、前記アルミニウム製容器の口部に螺着
される樹脂製ノズルと、樹脂製ノズルを覆う樹脂製キャ
ップとした。
【0009】さらに、本発明の好ましい態様は、接着剤
がアルミニウム製容器と樹脂製ノズルとの螺着部に付着
して固着した場合でも簡単に取り外せるようにすべく、
樹脂製ノズルに外向きの突壁を突設し、樹脂製外套容器
に前記突起と嵌合する取り外し用孔を穿設した。
【0010】さらにその上に、本発明の好ましい態様
は、製作コストが安く、簡単に組付け作業ができるよう
にすべく、樹脂製キャップに嵌まって樹脂製ノズルを案
内する樹脂製インナーキャップを、樹脂製ノズルと一体
に形成され、且つ切り離し可能な構造に構成した。
【0011】
【発明の実施の態様】本発明を添付する図面に示す具体
的な実施例に基づいて以下詳細に説明するが、本発明は
これらに限定されるものではない。
【0012】本発明の接着剤用複合容器は、図1に示す
ように、接着剤を収容するアルミニウム製容器1と、ア
ルミニウム製容器1を保持する片側側壁に窓孔を開設し
た樹脂製外套容器2とからなる。
【0013】樹脂製外套容器2は、接着剤を収容し口部
3を有するアルミニウム製容器1を支持し、窓孔4を開
設した図2に示す樹脂製本体ケース5と、アルミニウム
製容器1を覆い樹脂製本体ケース5に着脱自在な図3に
示す樹脂製本体カバー6と、アルミニウム製容器1の口
部3に螺着される図4・図5に示す樹脂製ノズル7と、
樹脂製ノズル7を覆う図6・図7に示す樹脂製キャップ
8とよりなる。また、樹脂製キャップ8には図4・図5
に示す樹脂製インナーキャップ9を内嵌め固定し、樹脂
製インナーキャップ9は樹脂製ノズル7を案内し樹脂製
ノズル7を弾性的に把持する。
【0014】この接着剤用複合容器は、次のようにして
組立てる。
【0015】アルミニウム製容器1を樹脂製本体ケース
5上に支持させ樹脂製本体カバー6を樹脂製本体ケース
5に組み付けて容器状としてアルミニウム製容器1を保
持させる。樹脂製キャップ8に内嵌めさせて取付けた樹
脂製インナーキャップ9と一体化した樹脂製ノズル7を
アルミニウム製容器1の口部3に螺着し、口部3に螺着
する際、図5に示す樹脂製ノズル7の破口部10でアル
ミニウム製容器1に接着剤を収容して閉塞している薄膜
を破口し吐出路11をアルミニウム製容器1と連通させ
る。螺着が完了したときに接続部49が切断され、樹脂
製インナーキャップ9は樹脂製キャップ8に取付けら
れ、樹脂製ノズル7はアルミニウム製容器1の口部3に
螺着される。
【0016】一方、螺着完了後に樹脂製インナーキャッ
プ9を内嵌め固定した樹脂製キャップ8を、図8に示す
ように樹脂製ノズル7に外嵌めし把持させ、ノズル本体
41の開口に図7に示す樹脂製キャップ8の封止部12
が当接して封止する。
【0017】使用に際しては、樹脂製キャップ8を回動
させると樹脂製キャップ8の円弧面62の端部が樹脂製
本体ケース5の上部に設けられた突起20に乗り上げ
て、把持部53の係合突起55が上方に移動し、円環溝
47から外れ、樹脂製インナーキャップ9による把持が
解除される。次いで樹脂製キャップ8を取り外す。樹脂
製本体ケース5の窓孔4からアルミウニム製容器1を押
圧して接着剤を吐出させて接着剤を使用する。
【0018】樹脂製キャップ8にて樹脂製ノズル7を封
止する場合は、樹脂製インナーキャップ9で樹脂製ノズ
ル7を案内させてノズル本体41の開口を封止部12で
封止させる。
【0019】樹脂製外套容器2を再使用する場合は、樹
脂製インナーキャップ9を内嵌めさせた樹脂製キャップ
8を取り外し、樹脂製本体ケース5および樹脂製本体カ
バー6を外し、樹脂カバー6にある位置決め兼取り外し
孔33を、樹脂製ノズル7のノズル本体41とノズル本
体41基底部から突設する外向き突壁71とに外嵌め
し、ねじが緩む方向に回転させ、樹脂製ノズル7を取り
外したのち、樹脂製本体ケース5および樹脂製本体カバ
ー6および樹脂製インナーキャップ9を内嵌めさせた樹
脂製キャップ8を取り外し、新しいアルミニウム製容器
1と共に組立てる。
【0020】樹脂製外套容器2の形状は、アルミニウム
製容器1を保持できる形状であれば特に限定されない
が、例えば、図示のように偏平円筒形でゆるやかな曲線
で形成した形状とすることができる。
【0021】樹脂製本体ケース5は、図2に示すよう
に、船底状で、上部は全周にわたり側壁を有し、側壁2
1にはアルミニウム製容器1を押圧するための窓孔4を
開設し、側壁21内面両側にはレール22を突設し、上
壁23にはアルミニウム製容器1の口部3を挿通させる
ための挿通孔24を穿設し、樹脂製本体カバー6の挿入
片25を受け入れる長方形の支持孔26を穿設し、底壁
27の底面から位置決め部28を突設する。図11に位
置決め部28が詳細に示されているが、必ずしもこの形
状に限定されるものではない。
【0022】樹脂製本体カバー6は、図3に示すよう
に、船底状で、底壁29は有するが、前記樹脂製本体ケ
ース5と異なり、僅かばかりの上壁36を設ける。側壁
30内面にはアルミニウム製容器1を支持するために縦
横に複数個の支持リブ31を起立させる。支持リブ31
の前記樹脂製本体ケース5のレール22に対応する両端
部に支持リブ31を途切れさせて案内溝32を形成す
る。上壁36から前記支持孔26に対応して挿入片25
を突設する。底壁29に前記位置決め部28の対応箇所
に位置決め部28を受け入れる位置決め孔兼取り外し孔
33を穿設する。
【0023】アルミニウム製容器1の保持は、樹脂製本
体ケース5の挿通孔24にその口部3を嵌めて側壁21
上に載置し、アルミニウム製容器1下端は底壁27内面
に当接する。
【0024】次に、樹脂製本体カバー6で前記アルミニ
ウム製容器1を覆わせ、樹脂製本体カバー6の案内溝3
2を樹脂製本体ケース5のレール22に嵌め、樹脂製本
体カバー6の底壁29を樹脂製本体ケース5の底壁27
の外方に位置させ、位置決め部28を位置決め兼取り外
し孔33に嵌めると同時に、挿入片25を支持孔26に
差し込み、挿入片25を確実に装着させるために突起3
8(図10参照)を膨出させている。
【0025】この樹脂製本体カバー6を取り外すには、
図9および図10に示す側壁30の外面に刻設した引っ
掛け凸部35を押圧しながら引き下げると、位置決め部
28が位置決め孔兼取り外し孔33から外れ、挿入片2
5も支持孔26から外れて、樹脂製本体カバー6が外れ
る。
【0026】樹脂製ノズル7は、図4および図5に示さ
れている。
【0027】樹脂製ノズル7は、ノズル本体41と上部
の筒状の小径部42と下部の円筒状の大径部43とより
なる。ノズル本体41の下部は小径部42内まで進入さ
せて破口部10を形成する。ノズル本体41の基底部か
ら上部にかけて樹脂製ノズル7を取り外すための図13
に示す突壁71を突設する。この突壁71部分の形状は
前記樹脂製本体カバー6の位置決め孔兼取り外し孔33
に嵌合する形状に形成する。小径部42の内面には前記
アルミニウム製容器1の口部3を螺着させるネジ44を
刻設し、外面はテーパ面45に形成する。大径部43の
外周は全周にわたりラチェット歯46を形成する。ラチ
ェット歯46は樹脂製本体カバー6に設けた挿入片25
にある突起34に嵌まり、逆転防止の役割を果たす。小
径部42のテーパ面45の下端と大径部43との間には
円環溝47を刻設する。
【0028】なお、図4および図5では、樹脂製ノズル
7と樹脂製インナーキャップ9とを一体に形成した例を
示している。樹脂製ノズル7と樹脂製インナーキャップ
9との接続部49は薄肉で形成され、本例では2箇所に
設けたが、適宜箇所に設けるようにすることができる。
要は樹脂製インナーキャップ9を樹脂製キャップ8に内
嵌め固定でき、固定できるまで樹脂製ノズル7と樹脂製
インナーキャップ9とが連結されており、その後、回転
することによりアルミニウム製容器1の閉塞している薄
膜を破口し、螺着が完了する際に接続部49が切断さ
れ、樹脂製ノズル7と樹脂製インナーキャップ9とが分
離できればよい。
【0029】言うまでもなく、樹脂製ノズルと樹脂製イ
ンナーキャップとを別個に製作してもよい。
【0030】樹脂製本体ケース5と樹脂製本体カバー6
間に保持したアルミニウム製容器1の突出した口部3に
樹脂製ノズル7のネジ44を螺着しねじ込むと、破口部
10が口部3の薄膜(図示せず)を破口し吐出路11を
アルミニウム製容器1内と連通させる。この際、逆回転
させようとしても、ラチェット歯46が前記突起34に
係合して逆回転はしない。
【0031】樹脂製インナーキャップ9は、図4および
図5に示すように、円筒体51の外部に樹脂製キャップ
8に内嵌まりする内嵌まり部52を対向して形成する。
円筒体51の下部は前記樹脂製ノズル7の小径部42に
装着する把持部53を形成する。この把持部53が拡開
できるように複数個(図示例では4個)のスリット54
を刻設し、内面を下方に行くに従って若干大径に形成
し、下端に樹脂製ノズル7の円環溝47に係合する係合
突起55を膨出させる。また、内嵌まり部52と内嵌ま
り部52との間には概略二等辺三角形状の位置決め溝5
6を凹設する。
【0032】樹脂製キャップ8は、図6および図7に示
される。
【0033】樹脂製キャップ8の内部中央には封止部1
2を突出させ、ノズル本体41の開口を封止できるよう
にしてある。また、樹脂製ノズル7と一体化した樹脂製
インナーキャップ9を内嵌め固定できるように、樹脂製
インナーキャップ9の位置決め溝56と嵌合する二等辺
三角形の膨出部61を形成し、内面には樹脂製インナー
キャップ8を係合できる内向き突起72を突設する。さ
らに、下端は凹状円弧面62に形成する。
【0034】樹脂製インナーキャップ9を樹脂製キャッ
プ8に挿入すると、その内嵌まり部52が樹脂製キャッ
プ8の内面に案内されて入り、位置決め溝56が膨出部
61と嵌合し、内嵌まり部52が内向き突起72と係合
して位置決め固定する。
【0035】樹脂製ノズル7と切り離された樹脂製イン
ナーキャップ9を固定した樹脂製キャップ8を、樹脂製
ノズル7に嵌めるには、樹脂製キャップ8を押し込む
と、樹脂製インナーキャップ9の把持部53が樹脂製ノ
ズル7のテーパ面45に従って拡径し、なおも押し続け
ると、把持部53の係合突起55が円環溝47に嵌ま
り、樹脂製キャップ9を図8に示すように取り付ける。
【0036】樹脂製本体ケース5、樹脂製本体カバー6
も共に上端面は凸状の円弧面37に形成されているの
で、樹脂製キャップ8を回動させると、樹脂製キャップ
8の円弧面62の端部が樹脂製本体ケース5の肩部に設
けられた突起20に乗り上げ、把持部53の係合突起5
5が上方に移動し、円環溝47から外れ、樹脂製キャッ
プ9が容易に外せる。
【0037】次に、本発明の各請求項を重点的に説明す
る。
【0038】本発明の請求項1では、接着剤の微妙な吐
出量の調整ができるようにすべく、樹脂製外套容器2の
片側側壁5に窓孔4を開設させている。図12に樹脂製
外套容器2の横断面が示されている。樹脂製外套容器2
の両側側壁に窓孔を開設すると、接着剤の微妙な吐出量
の調整は不可能である。それは本発明では側壁の一方の
みからアルミニウム製容器1を押圧し、他方側の側壁で
はアルミニウム製容器1を支持しているため、アルミウ
ニム製容器1の微妙な押圧ができ、接着剤の微妙な吐出
量の調整が可能となる。
【0039】本発明の請求項2は、接着剤がα−シアノ
アクリレート系接着剤である。α−シアノアクリレート
系接着剤は瞬間接着剤であり、本接着剤用複合容器は瞬
間接着剤の容器として最適である。
【0040】本発明の請求項3は、アルミニウム製容器
1の支持リブ31はアルミニウム製容器1への押圧力を
全体に分散させて押圧力をできるだけ正確にアルミニウ
ム製容器1に伝達できるようにした。接触面を全体に分
散するのに、本実施例では縦横の支持リブ31によった
が、これに限られるものでなく、全面がアルミニウム製
容器1に当接したものあるいは全面当接したものから部
分的に削除したものなどが含まれる。
【0041】本発明の請求項4は、接着剤用複合容器を
樹脂製外套容器2とアルミニウム製容器1とで構成さ
せ、しかも解体可能として接着剤を使い切った後でも樹
脂製外套容器2の再使用を可能とし省資源にもなる。
【0042】本発明の請求項5は、本発明に係る樹脂製
外套容器2が樹脂製本体ケース5と樹脂製本体カバー6
と樹脂製ノズル7と樹脂製キャップ8からなることを示
している。このように樹脂製外套容器2が解体可能とし
てあるから、接着剤を使い切った後でも樹脂製外套容器
2の再使用を可能とし省資源にもなる。
【0043】本発明の請求項6では、接着剤がアルミニ
ウム容器1と樹脂製ノズル7との螺着部に付着して固着
した場合であっても、樹脂製本体カバー6を外して、そ
の位置決め兼取り外し孔33を、樹脂製ノズル7のノズ
ル本体41と図13に示すノズル本体41基底部から突
設する外向き突壁71とに外嵌めし、ねじが緩む方向に
回転させると、樹脂製ノズル7にはトルクがかかり容易
に取り外せる。
【0044】本発明の請求項7では、樹脂製ノズル7と
樹脂製インナーキャップ9とを一体に形成しており、2
部品を製作するのに1個の成形型で済み、製作コストが
安価になり、また、樹脂製キャップ8への樹脂製インナ
ーキャップ9の組み付け作業も容易である。
【0045】
【発明の効果】本発明は、上述のように、接着剤を収容
するアルミニウム製容器と、前記アルミニウム製容器を
保持する樹脂製外套容器とからなる接着剤用複合容器に
おいて、前記樹脂製外套容器の片側側壁に収容するアル
ミニウム製容器を指で直接押圧するための窓孔を開設し
た接着剤用複合容器であるので、接着剤の微妙な吐出量
の調整が可能である。
【0046】本発明の請求項2によれば、本接着剤用複
合容器は瞬間接着剤の容器として最適である。
【0047】さらに、本発明の請求項3によれば、樹脂
製外套容器の窓孔に対向する側壁内面のアルミニウム製
容器外面との接触面を全体に分散させて設けたので、ア
ルミニウム製容器の支持リブはアルミニウム製容器への
押圧力を全体に分散させて押圧力をできるだけ正確にア
ルミニウム製容器へ伝達できる。
【0048】さらにその上に、本発明の請求項4および
/または請求項5によれば、接着剤を収容するアルミニ
ウム製容器と、前記アルミニウム製容器を収容する樹脂
製外套容器とよりなる接着剤用複合容器であって、接着
剤を使い切った後はアルミニウム製容器と、樹脂製外套
容器とに解体可能に構成させ、樹脂製外套容器を再使用
可能とした接着剤用複合容器としたので、省資源にもな
り、かつ分別廃棄も可能であるようにした。
【0049】さらに、本発明の請求項6によれば、樹脂
製ノズルに外向きの突壁を突設し、樹脂製外套容器に前
記突起と嵌合する取り外し用孔を穿設したので、接着剤
がアルミニウム製容器と樹脂製ノズルとの螺着部に付着
して固着した場合でも、簡単に取り外せる。
【0050】さらにその上に、本発明は、樹脂製キャッ
プに嵌まって樹脂製ノズルを案内する樹脂製インナーキ
ャップを、樹脂製ノズルと一体に形成され、且つ切り離
し可能な構造に構成したので、製作コストが安く、簡単
に組付け作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接着剤用複合容器の具体的一実施例の
正面図である。
【図2】本発明に係る樹脂製本体ケースの斜視図であ
る。
【図3】本発明に係る樹脂製本体カバーの斜視図であ
る。
【図4】本発明に係る樹脂製ノズルと樹脂製インナーキ
ャップとの斜視図である。
【図5】本発明に係る樹脂製ノズルと樹脂製インナーキ
ャップとの縦断面図である。
【図6】本発明に係る樹脂製キャップの斜視図である。
【図7】本発明に係る樹脂製キャップの縦断面図であ
る。
【図8】本発明に係る樹脂製ノズルに樹脂製キャップを
装着した状態の縦断面図である。
【図9】本発明に係る樹脂製本体カバーの正面図であ
る。
【図10】図9の側面図である。
【図11】本発明に係る樹脂製本体ケースの斜視図であ
る。
【図12】図1のXII −XII の断面図である。
【図13】図5のXIII−XIIIの断面図である。
【符号の説明】
1…アルミニウム製容器 2…樹脂製外套容器 21…側壁 4…窓孔 3…口部 5…樹脂製本体ケース 6…樹脂製本体カバー 7…樹脂製ノズル 8…樹脂製キャップ 71…突壁 33…位置決め取り外し用孔 9…樹脂製インナーキャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 77/06 B65D 77/06 BRFD BRF BRL BRL BSF BSF 83/00 D Fターム(参考) 3E014 KA09 3E062 AA20 AB01 AC03 JA01 JB08 JC02 KA01 KB02 KB17 3E067 AA03 AB96 BA01C BA14B BB11B BB14C EA18 EA32 EE59 FA04 3E084 AA02 AA03 AA12 AA23 AA24 AB06 BA03 CA01 CB02 CC03 DA01 DB12 DB13 DC03 FA09 FB01 FC07 GA04 GA08 GB04 GB12 KB01 LA17 LB02 LC01 LD01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着剤を収容するアルミニウム製容器
    と、前記アルミニウム製容器を保持する樹脂製外套容器
    とからなる接着剤用複合容器において、前記樹脂製外套
    容器の片側側壁に、収容するアルミニウム製容器を指で
    直接押圧するための窓孔を開設した接着剤用複合容器。
  2. 【請求項2】 接着剤がα−シアノアクリレート系接着
    剤である請求項1記載の接着剤用複合容器。
  3. 【請求項3】 樹脂製外套容器の窓孔に対向する側壁内
    面にアルミニウム製容器外面との接触面を設けた請求項
    1記載の接着剤用複合容器。
  4. 【請求項4】 接着剤を収容するアルミニウム製容器
    と、前記アルミニウム製容器を収容する樹脂製外套容器
    とよりなる接着剤用複合容器であって、接着剤を使い切
    った後はアルミニウム製容器と、樹脂製外套容器とに解
    体可能に構成させ、樹脂製外套容器を再使用および/ま
    たは分別廃棄を可能とした接着剤用複合容器。
  5. 【請求項5】 樹脂製外套容器が、接着剤を収容し口部
    を有するアルミニウム製容器を支持し窓孔を開設した樹
    脂製本体ケースと、アルミウニム製容器を覆い前記樹脂
    製本体ケースに着脱自在な樹脂製本体カバーと、前記ア
    ルミニウム製容器の口部に螺着される樹脂製ノズルと、
    樹脂製ノズルを覆う樹脂製キャップとよりなる請求項
    1、3あるいは4記載の接着剤用複合容器。
  6. 【請求項6】 アルミニウム製容器と樹脂製ノズルを取
    り外すために樹脂製ノズルに外向きの突壁を突設し、樹
    脂製外套容器に前記突壁と嵌合する取り外し用孔を穿設
    した請求項1、3、4あるいは5記載の接着剤用複合容
    器。
  7. 【請求項7】 樹脂製キャップに嵌まって樹脂製ノズル
    を案内する樹脂製インナーキャップを、樹脂製ノズルと
    一体に形成され、且つ切り離し可能な構造に構成した請
    求項1、3、4、5あるいは6記載の接着剤用複合容
    器。
JP2001204278A 2001-07-05 2001-07-05 接着剤用複合容器 Expired - Lifetime JP4640901B2 (ja)

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