JP2003020046A - 空気抜き付き米袋 - Google Patents

空気抜き付き米袋

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JP2003020046A
JP2003020046A JP2001207512A JP2001207512A JP2003020046A JP 2003020046 A JP2003020046 A JP 2003020046A JP 2001207512 A JP2001207512 A JP 2001207512A JP 2001207512 A JP2001207512 A JP 2001207512A JP 2003020046 A JP2003020046 A JP 2003020046A
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JP
Japan
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rice bag
rice
bag
air
air vent
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JP2001207512A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Fujiwara
原 均 藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukusuke Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fukusuke Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 米の充填後における空気の排出が良好になさ
れるようにすることを課題とする。 【解決手段】 樹脂製米袋の底部1cの下端縁1bに平
行して所定長さを有するシール部3,3…を間欠的に施
し、そのシール部間の各間隔部4,4…に米袋の一面側
から他面側に突出するよう型押しして凸部5,5…を形
成したことを特徴とする空気抜き付き米袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気抜き付き米袋に
関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂フィルムにより製造された米袋に米
を定量充填して流通・販売に供される米袋は、米を充填
したのちその米袋を積み重ねて置くとき、米袋の内部に
空気が封入されると米袋が膨らんで堆積時の障害にな
る。
【0003】そこで従来から米袋の胴部に複数の小孔を
穿設して空気が抜けるようにしたり、あるいは米袋の底
部に米粒の流出は阻止し空気のみが流出しうる間隔をお
いて間欠的にヒートシールを施したもの(例えば特開平
11−321888号公報)が一般に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして米袋の胴部に
多数の小孔を穿設したものでは、小さい虫や異物、水等
が侵入するおそれがあって好ましくない。
【0005】また米袋の底部に間欠シールを施したもの
では、米粒が通過し得ない小さい間隔をおいて間欠シー
ルすると、米を充填したとき米袋の膨出変形により前記
間欠シールの間隔部のフィルムが密着して塞がってしま
い、良好な空気抜きがなされ難いという問題があった。
【0006】本発明はこれに鑑み、米袋の底部の間欠シ
ール部間の間隔が塞がってしまうことを防ぎ、米の充填
後の空気の排出を確実になさしめることのできる空気抜
き付き米袋を提供することを課題としてなされたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として本発明は、樹脂製米袋の底部の下端縁に平行して
所定長さを有するシール部を間欠的に施し、そのシール
部間の各間隔部に米袋の一面側から他面側に突出するよ
う型押しして凸部を形成したことを特徴とする。
【0008】前記シール部は逆台形状に形成して前記間
隔部を下端が八の字状に拡開する形状とし、この間隔部
の拡開部に臨んで前記凸部を型押しにより形成すること
が望ましい。
【0009】前記型押しによる凸部は上下方向に長い楕
円乃至は長円形とすることが前記間隔部分に良好にしわ
を生じさせるので好ましい。
【0010】さらに各部の寸法としては、前記シール部
の長さが20〜100mm、同上下幅が2.5〜20.
0mm、前記間隔部の幅が4.0〜5.0mmであるの
がよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0012】米袋1は熱可塑性樹脂等のフィルムにより
形成されるか、少なくとも内面がヒートシール可能なフ
ィルムで構成され、一端1aは米充填用として開放さ
れ、両端縁1b,1bはヒートシールされ、さらに底部
1cには空気抜き2が施されている。
【0013】本発明における空気抜き2は、米袋1の底
部1cの下端縁1dに平行し該下端縁1dから若干離間
した位置に所要長さのシール部3,3…が間隔部4,4
…をおいて間欠的に施され、これらシール部3,3…間
の間隔部4,4…に型押しにより米袋1の一面側から他
面側に突出する凸部5,5…が形成されている。
【0014】好ましい実施の形態としては、図示のよう
にシール部3,3…の端部を斜めに形成して逆台形状と
し、これによりシール部3,3…間の間隔部4,4…は
下方が拡開した「ハ」の字状とされる。
【0015】そしてこの間隔部4,4…の中央位置で該
間隔部4の上端間よりやや突出するように上下方向に長
い楕円(または長円)形状の凸部5,5…が型押しによ
り形成されている。そしてこの凸部5の部分の断面形状
は、図3に拡大示するように表裏のフィルム1A,1B
が一面側に断面台形状に突出した形態となっている。
【0016】上記の構成としたことにより、米袋1に米
を充填したとき、前記凸部5,5…の形成時の型押しに
より伸ばされているフィルム1A,1Bの部分が余剰分
となっていることと、この凸部5の部分はフィルム1
A,1B同士が接着されていないことからフィルム1
A,1Bに「しわ」が生じ、このしわの発生により表裏
のフィルム1A,1Bの密接状態が解放されて隙間が生
まれ、シール部3,3…間からこの隙間を通って空気が
良好に排出されることになる。
【0017】なお実際のテストによれば、前記凸部5の
型押し形状は上下方向に長い楕円乃至は長円形状とする
ことが最も空気の排出が良好に行われるが、この凸部5
の型押し形状はこれに限らず、他に菱形、三角形、その
他であってもよく、要すればこの凸部5の形成によって
フィルムに部分的な伸びを生じさせ、かつ接着させない
ことが重要である。
【0018】ちなみに上記シール部3の長さa、同シー
ル部3の上下幅b、間隔部4の幅cは概ね下記寸法の範
囲とされる。
【0019】a=20〜100mm、b=2.5〜2
0.0mm、c=4.0〜5.0mm
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、米
袋の底部の下端縁に平行して所定長さのシール部を間欠
的に施し、これらシール部間の間隔部に米袋の一面側か
ら他面側に突出するよう型押しして凸部を形成したこと
により、米袋に米を充填したとき前記凸部の型押しによ
り生じたフィルムの余剰分にしわを生じさせ、それを切
掛けとして空気の排出通路が形成され、これにより空気
の良好な排出をなさしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す正面図。
【図2】同、空気抜きの拡大図。
【図3】図2のA−A拡大断面図
【符号の説明】
1 米袋 1c 底部 1d 下端縁 2 空気抜き 3 シール部 4 間隔部 5 凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂製米袋の底部の下端縁に平行して所定
    長さを有するシール部を間欠的に施し、そのシール部間
    の各間隔部に米袋の一面側から他面側に突出するよう型
    押しして凸部を形成したことを特徴とする空気抜き付き
    米袋。
  2. 【請求項2】前記シール部は逆台形状に形成して前記間
    隔部を下端が八の字状に拡開する形状とし、この間隔部
    の拡開部に臨んで前記凸部が型押しにより形成されてい
    る請求項1記載の空気抜き付き米袋。
  3. 【請求項3】前記型押しによる凸部は上下方向に長い楕
    円乃至長円形とされている請求項1または2記載の空気
    抜き付き米袋。
  4. 【請求項4】前記シール部の長さが20〜100mm、
    同上下幅が2.5〜20.0mm、前記間隔部の幅が
    4.0〜5.0mmである請求項1〜3のいずれか1項
    記載の空気抜き付き米袋。
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