JP2003019252A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003019252A
JP2003019252A JP2001210637A JP2001210637A JP2003019252A JP 2003019252 A JP2003019252 A JP 2003019252A JP 2001210637 A JP2001210637 A JP 2001210637A JP 2001210637 A JP2001210637 A JP 2001210637A JP 2003019252 A JP2003019252 A JP 2003019252A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別遊技状態以外の通常時において、小役抽
選における高確率状態又は低確率状態の保持期間に変化
を持たせ、ゲームに幅を持たせるようにすること。 【解決手段】 ビッグボーナスが発生していない通常状
態においては、所定減算値Xは設定レベルの減算値(例
えば、97)にセットされ(S11)、メダル投入毎に
(S15:Yes )、所定減算値Xだけ減算され(S16)、
メダルの払出し毎に(S28:Yes )、払出し枚数に所定
加算値Y(例えば、256)を掛け算した値が加算され
る(S29)。ビッグボーナスが発生した終了時に(S1
3:Yes )、所定減算値Xとして「500」がセットさ
れる(S23)。その後の50ゲームに亙って、所定減算
値Xが「500」として演算されるため(S30:No)、
小役の抽選が高確率で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は遊技機に関し、特
に小役当たりが揃い易い高確率状態を保持でき、遊技者
に有利な条件を付与するようにした遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、遊技機であるスロットマシンに
は、一般に、スタートレバーと、3組の回転リール及び
これら回転リールに対応する3組のストップボタン等が
設けられ、遊技者は、遊技媒体であるメダルを1〜3枚
ベットし、スタートレバーの操作により3組の回転リー
ルを同時に回転させ、3つのストップボタンを順次操作
して、回転する3組の回転リールを任意のタイミングで
停止させてゲームを行う。
【0003】各回転リールの外周面には複数種類の図柄
(例えば、「7」、「ベル」、「プラム」、「チェリ
ー」、「リプレイ図柄」等)が印されており、ストップ
ボタン操作により3組の回転リールが停止したときに、
スロットマシンの前面部の表示窓に表示される停止図柄
の組合せとして、入賞ラインに沿って、大当り態様、小
役態様、リプレイ態様、外れ態様等のうちの何れかが揃
う。大当り態様や小役態様等になった場合には、予め設
定された枚数(例えば、1〜15枚)のメダルが賞とし
て払出される。
【0004】特に、表示窓に表示される停止図柄の組合
せが大当り態様になるとビッグボーナスが発生し、以
降、例えば、特別ゲームを最大30ゲーム行うことが可
能となり、その間に所定条件(例えば、停止図柄がリプ
レイ態様になるという条件)が発生することにより、特
別ゲーム以外に別途ボーナスを最大3回まで行うことが
でき、各ボーナスではボーナスゲームを最大12ゲーム
行うことができる。
【0005】ところで、スロットマシンの制御装置内
に、確率決定カウンタの値を記憶する確率決定カウンタ
(所謂、小役カウンタ)を設け、ボーナスゲーム以外の
通常ゲーム時においては、この確率決定カウンタの値が
正であるか又は負であるかによって、小役の入賞を判定
する抽選確率を、高確率状態に設定したり又は低確率状
態に設定するようにして、小役の入賞率を制御するよう
にしたスロットマシンが実用化されてきている。即ち、
確率決定カウンタを「0」の基準値にしてからゲームを
開始し、メダルが1枚投入される毎に設定ランクで設定
されている減算値(例えば、「102」)が減算され、
メダルが1枚払出される毎に所定加算値(例えば、「2
56」)が加算される。
【0006】そして、小役の抽選確率として、確率決定
カウンタの値が負の数の場合には高確率状態に設定され
るが、確率決定カウンタの値が正の数の場合には低確率
状態に設定される。それ故、通常時に、メダルが増えす
ぎたり又は減りすぎたりするのを防止でき、使用メダル
当たりのゲーム数を一定に保つようになっている。つま
り、メダル持ちを良くするようにしてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、小役
の入賞を抽選する抽選確率として、高確率状態と低確率
状態とを切換え可能に設定し、確率決定カウンタの値の
数に応じて高確率状態と低確率状態とを切換えるように
した従来のスロットマシンにおいては、特別遊技状態以
外の通常時には、一定以上の小役の入賞率は望めない。
その為に、ゲームの興趣に欠ける面があり、更なる遊技
性等の向上が望まれるところである。本発明の目的は、
特別遊技状態以外の通常時において、小役抽選における
高確率状態又は低確率状態の保持期間に変化を持たせ、
ゲームに幅を持たせるようにすること、等である。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本願の遊技機は、複数
種の図柄を配置した複数の図柄列を変動表示可能な図柄
表示手段と、複数の図柄列の変動表示を開始させる開始
指令手段と、複数の図柄列の変動表示を停止させる停止
指令手段と、複数の図柄列が所定の図柄の組合せ態様と
なるように停止することを許可する停止許可手段と、停
止許可手段を作動するか否かを所定の抽選確率で抽選す
る抽選手段とを備えた遊技機において、所定減算値分減
少又は所定加算値分増加する確率決定用カウンタと、確
率決定用カウンタの値に基づいて抽選確率を決定する確
率決定手段と、所定減算値又は所定加算値を変更する増
減値変更手段とを備えたものである。
【0009】この場合、確率決定用カウンタの値は、遊
技媒体が投入されるような場合に所定減算値分の減算が
行われ、遊技媒体が払出されるような場合に所定加算値
分の加算が行われるため、ゲーム数が増加するにつれて
その値が正の数又は負の数に変化する。ところで、所定
減算値又は所定加算値が大きく又は小さく変更された場
合、確率決定用カウンタの値は正の数又は負の数に変移
し易く、しかもその変移後の状態に保持され易いため、
確率決定用カウンタの値に基づいて決定する抽選確率
を、遊技者に有利なように設定することが可能になる。
【0010】ここで、遊技媒体の投入を検出することに
基づいて開始指令手段の作動を許可する開始許可手段
と、複数の図柄列が変動停止したときの図柄の組合せ態
様が入賞態様であることに基づいて賞媒体を払出す払出
し手段とを備え、遊技媒体の投入又は遊技媒体の払出し
に基づいて確率決定用カウンタを減少又は増加するよう
にしてもよい。また、前記複数の図柄列が特定の図柄の
組合せ態様となることを条件に発生する特定遊技状態の
開始又は終了に基づいて増減値変更手段が作動するよう
にしてもよい。
【0011】また、前記確率決定カウンタの値に関連し
た情報を報知する報知手段を備えるように構成してもよ
い。また、前記特定遊技状態の終了を条件に、確率決定
用カウンタの値を初期値にリセットするカウンタリセッ
ト手段を備えるようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施形態は、遊技
者が遊技媒体であるメダルを1〜3枚ベットし、スター
トレバーを操作して3組の回転リールを回転させ、3つ
のストップボタンを順次操作してこれら回転リールを停
止させ、このときの遊技図柄の組合せに応じてメダルの
払出しが得られるスロットマシンに本発明を適用した場
合の一例である。
【0013】図1〜図3に示すように、スロットマシン
1は本体ケース2を有し、その本体ケース2の内部に、
3つの回転リール3〜5と、これら回転リール3〜5を
夫々回転駆動する複数の駆動モータ6〜8を含むモータ
駆動手段9と、このモータ駆動手段9を介して回転リー
ル3〜5の各々の停止を制御するリール制御手段44
と、メダルホッパー59に貯留したメダル(これが遊技
媒体に相当する)の払出しを行う払出し装置58と、制
御装置(主制御手段40)等が設けられている。ここ
で、回転リール3〜5とモータ駆動手段9等から図柄表
示手段が構成されている。
【0014】これら3つの回転リール3〜5は左右方向
に並設され、これらの軸心部が駆動モータ6〜8の駆動
軸6a〜8aに夫々個別に固着されている。各回転リー
ル3〜5の帯状外周面には、「7」、「3」、「BA
R」、「チェリー」、「ベル」、「プラム」、「リプレ
イ図柄」・・・等を含む21個からなる複数種類の遊技
図柄が周方向に所定間隔おきに印されている。
【0015】本体ケース2の中段よりも上側の前面部分
に、透明な外パネル11aと不透明な内パネル11bか
らなる表示パネル11が設けられ、内パネル11bには
回転リール3〜5に対応する3つの図柄表示窓12が左
右方向に並べて形成されている。これら図柄表示窓12
には回転リール3〜5の前端部が対向状に接近して設け
られ、各図柄表示窓12からは、回転リール3〜5の連
続した3つの遊技図柄を停止させた状態で表示でき、3
組の図柄表示窓12と回転リール3〜5とにより、3行
×3列、つまり9つの遊技図柄をマトリックス状に表示
可能になっている。
【0016】ここで、各回転リール3〜5において、2
1個からなる複数種類の遊技図柄のうち、各図柄表示窓
12を介して透視可能な3つの連続する遊技図柄部分
が、複数種の図柄を配置した図柄列に相当する。図1に
示すように、表示パネル11には、図柄表示窓12を介
して表示される3行×3列からなる9つの遊技図柄に対
応させて、1枚のメダル投入で有効となる1本の入賞ラ
イン14と、2枚のメダル投入で有効となる2本の入賞
ライン15と、3枚のメダル投入で有効となる2本の入
賞ライン16とが夫々印刷されている。
【0017】図1、図2に示すように、表示パネル11
の下側に設けられる中段フレーム2aの上面には、メダ
ル投入部19とベットボタン20とが設けられている。
ここで、このスロットマシン1では、例えば、メダルを
50枚までクレジットすることができ、そのクレジット
枚数が図示しない表示器に表示される。また、次のゲー
ムを行うに際して、メダル投入部19から1〜3枚のメ
ダルを投入するか、或いは、メダルのクレジットがある
場合には、ベットボタン20の操作により、1〜3枚の
メダルをベットすることができる。このように、ゲーム
開始に際して遊技者の操作性が図られている。
【0018】中段フレーム2aの前面には、スタートレ
バー22と、3つの回転リール3〜5に対応する3つの
ストップボタン23〜25とが設けられている。メダル
を投入してからスタートレバー22を操作したとき、回
転リール3〜5は同時に回転を開始し、ストップボタン
23〜25を操作した場合、操作したストップボタン2
3〜25に対応する回転リール3〜5が順々に停止して
1ゲームが終了する。このとき、前述したように、5本
の入賞ライン14〜16の何れかに、「777」や「3
33」等の特定態様、「チェリー」や「リンゴ」等の小
役態様が揃った場合には、割り当てられた枚数のメダル
払出しがある。
【0019】特に、「777」等の特定態様が揃った場
合には、ビッグボーナスが発生することになり、遊技者
に多大の利益状態が還元される。但し、「ミカン」等の
リプレイ態様の場合、メダルの払出しは受けないが、メ
ダルを投入することなく次回のゲームを開始することが
できる。払出されたメダルは、本体ケース2の下部に設
けられたメダル貯留皿26に貯留される。ここで、表示
パネル11の右上部には、小型の液晶ディスプレイ27
が設けられ、小役の入賞確率が通常状態であって低い場
合には「低確率状態」が表示され、また小役の入賞確率
が高い場合には「高確率状態」が表示され、小役の抽選
確率状態を報知可能になっている。
【0020】各駆動モータ6〜8を支持する支持板(図
示略)の各々には、板状のランプ基板31に反射板32
と3つの照明用ランプ33とを取付けた発光機構30が
前向き姿勢で夫々設けられ、各図柄表示窓12に対応す
る複数の遊技図柄を後方から照明するようになってい
る。
【0021】次に、スロットマシン2の制御装置に予め
格納した複数の制御プログラムを介して達成される種々
の機能について、図3の機能ブロック図により説明す
る。但し、これら種々の機能は、制御装置に設けられた
マイクロコンピュータ(CPUとROMやRAMを含
む)及びROMに格納した種々の制御プログラム等によ
り、これらの手段41〜53で達成される。
【0022】制御装置に設けられた主制御手段40は、
抽選判定手段41と、停止許可手段42と、停止図柄選
択手段43と、リール制御手段44と、停止図柄判定手
段45と、利益状態発生手段46と、確率決定用カウン
タ47と、確率決定手段48と、増減値変更手段49
と、カウンタリセット手段50と、報知制御手段51
と、開始許可手段52等を備えている。
【0023】抽選判定手段41は、メダル検出手段56
により1〜3枚のメダル投入が検出されたことを条件
に、ゲーム開始を指令するスタートレバー22の操作時
に、有効化された入賞ライン14〜16に、「777」
や「333」等の大当たり態様、つまり予め設定された
特定態様となる遊技図柄の組合せで停止することを許可
するのか、「BAR BAR BAR 」等の小当たり態様となる遊
技図柄の組合せで停止することを許可するのか、小役態
様となる遊技図柄の組合せで停止することを許可するの
か、リプレイ態様となる遊技図柄の組合せで停止するこ
とを許可するのか、或いは、外れ態様となる遊技図柄の
組合せで停止することを許可するのかを、乱数抽選によ
り所定の抽選確率で抽選して判定する。
【0024】ここで、大当たり態様(特定態様)と小当
たり態様と小役態様等の複数の入賞態様のうちの何れ
か、又はリプレイ態様等が所定の図柄の組合せ態様に相
当する。ところで、抽選判定手段41には、図4に示す
ように、小役抽選用に、高確率と低確率とが設けられ、
各小役名毎に高確率と低確率の両方が設定されている。
停止許可手段42は、抽選判定手段41から抽選結果を
受け、入賞ライン14〜16の何れかに対応する遊技図
柄の組合せが大当たり態様(特定態様)と小当たり態様
と小役態様とリプレイ態様の何れかとなるように停止す
ることを許可する許可フラグを設定する。
【0025】即ち、その停止許可手段42には、大当た
り判定の場合に作動して大当たりフラグを設定し且つ大
当たり許可情報を作成する大当たり許可手段42aと、
小当たり判定の場合に作動して小当たりフラグを設定し
且つ小当たり許可情報を作成する小当たり許可手段42
bと、小役判定の場合に作動して小役フラグを設定し且
つ小役許可情報を作成する小役許可手段42cと、リプ
レイ判定の場合に作動してリプレイフラグを設定し且つ
リプレイ許可情報を作成するリプレイ許可手段42dが
設けられている。そして、抽選結果に応じて許可手段4
2a〜42dのうちの何れかが作動する。
【0026】但し、このセットされた大当たりフラグは
ビッグボーナスが発生するまで継続してセットされてい
るが、ビッグボーナスの終了と同時にリセットされる。
また、小当たりフラグは、レギュラーボーナスが発生す
るまで継続してセットされているが、レギュラーボーナ
スの終了と同時にリセットされる。その他の小役フラグ
やリプレイフラグは、次回のゲームで小役やリプレイが
揃わなくても、直ぐにリセットされる。停止図柄選択手
段43は、停止許可手段42から出力される許可情報を
受け、回転リール3〜5の停止時に図柄表示窓12に対
応する図柄列に停止表示する遊技図柄の組合せを選択す
る。
【0027】ところで、開始許可手段52は、スタート
レバー22が操作されたとき、メダルの投入が検出され
ていることを条件として、このスタートレバー22に連
動するスタートスイッチ22a(これが開始指令手段に
相当する)からの開始指令信号を受け付けて、モータ駆
動手段9を制御して駆動モータ6〜8を回転させる。リ
ール制御手段44は、ストップボタン23〜25に連動
したストップスイッチ23a〜25a(これらが停止指
令手段に相当する)からの停止指令信号に基づいて、操
作されたストップボタン23〜25に対応する回転リー
ル3〜5の回転を停止させる。
【0028】このとき、リール制御手段44は、停止許
可手段42からの許可情報と停止図柄選択手段43から
の遊技図柄の組合せとに基づいて、回転リール3〜5の
回転を停止制御し、入賞態様の遊技図柄又は外れ態様の
遊技図柄で停止させる。この場合、停止図柄選択手段4
3で選択された遊技図柄が有効化された入賞ライン14
〜16に揃い易くするため、リール位置検出手段57か
らのリール位置信号に基づいて、回転リール3〜5を引
込み制御して停止させるようにしてある。
【0029】停止図柄判定手段45は、全ての回転リー
ル3〜5が停止したとき、つまりゲームが終了した場合
に、リール位置検出手段57からのリール位置信号に基
づいて、有効化された入賞ライン14〜16上に停止表
示される遊技図柄の組合せについて、大当たり態様であ
るのか、小当たり態様であるのか、小役態様であるの
か、リプレイ態様であるのか等の入賞態様に関する判定
を行う。
【0030】更に、停止図柄判定手段45は、入賞判定
結果に基づいて、大当たり態様と小当たり態様と小役態
様の場合には、払出し装置58の払出し手段60を駆動
して、メダルホッパー59に貯留されているメダルが、
入賞態様に応じて予め設定されている枚数だけ払出され
る。利益状態発生手段46は、有効化された入賞ライン
14〜16上に「777」等の大当たり態様が揃った場
合にビッグボーナスを発生させ、そのビックボーナス中
において、停止図柄判定手段45により小役態様と判定
された場合には、その小役態様に応じた枚数のメダルを
払い出す。
【0031】確率決定用カウンタ47は、後述するよう
に、メダルの投入枚数と払出し枚数とに関連する値を、
所定減算値Xの減少と所定加算値Yの増加を介してカウ
ントして記憶する。この場合、確率決定用カウンタ47
は、図5に示すように、6段階の設定ランク(1〜6)
を備えており、各設定ランクには専用の所定減算値Xが
設定されている。これら設定ランクは、ホール側で択一
的に切換えて設定可能である。確率決定手段48は、ビ
ッグボーナス中でない通常状態において、確率決定用カ
ウンタ47の値Aが正の数の場合には、図4に示す小役
抽選確率を低確率状態に設定する一方、その値Aが負の
数の場合には、小役抽選確率を高確率状態に設定する。
【0032】増減値変更手段49は、前述したビッグボ
ーナスの終了時に、所定減算値Xを大きく、例えば「5
00」に変更する。カウンタリセット手段50は、リセ
ット条件が成立した場合に確率決定用カウンタ47の値
Aを初期値「0」にリセットする。報知制御手段51
は、確率決定手段48から確率の情報を受け、確率決定
用カウンタ47の値Aに関連させて、その値Aが負の数
の場合には「高確率状態」を液晶ディスプレイ27に表
示させ、その値Aが正の数の場合には「低確率状態」を
液晶ディスプレイ27に表示させる。ここで、報知手段
は、これら報知制御手段51と小型の液晶ディスプレイ
27等から構成されている。
【0033】次に、主制御手段40により実行される確
率決定カウント値更新処理制御を、図6のフローチャー
トに基づいて説明する。尚、図中Si(i=10、1
1、12・・・)は各ステップを示す。この場合、図5
に示す設定ランクは、ホール側で予め「設定ランク=4
に設定されているものとする。スロットマシン1に主電
源が供給されるとこの制御が開始され、先ず確率決定用
カウンタ47の値Aが「0」に初期化され(S10)、所
定減算値Xとして、現在設定されている設定ランク(例
えば、「4」)の減算値(例えば、「97」)がセット
される(S11)。
【0034】次に、ビッグボーナス中でなく(S12:N
o)、ビッグボーナス終了時でもなく(S13:No)、リ
セット条件が成立しない場合に(S14:No)、メダル投
入部19を介してメダルが投入された場合(S15:Yes
)、確率決定用カウンタ47の値Aは、所定減算値X
だけ減少される(S16)。そして、ゲームが開始されな
い場合(S17:No)、S12〜S17が繰り返して実行され
る。例えば、メダルが3枚投入された場合、確率決定用
カウンタ47の値Aは、−97×3により、−291で
ある。
【0035】次に、スタートレバー22の操作によりゲ
ームが開始された場合(S17:Yes)、確率決定用カウ
ンタ47の値Aが負の場合には(S18:Yes )、小役抽
選用に高確率が選択され(S19)、図1に示すように、
報知制御手段51により文字列「高確率状態」が液晶デ
ィスプレイ27に表示される(S20)。しかし、確率決
定用カウンタ47の値Aが正の場合には(S18:No)、
小役抽選用に低確率が選択され(S26)、文字列「低確
率状態」が液晶ディスプレイ27に表示される(S2
7)。次に、ゲームが終了した場合(S21:Yes )、ゲ
ーム数カウンタのゲーム数GNが1つインクリメントさ
れる(S22)。
【0036】次に、5つの入賞ライン14〜16の何れ
かに入賞態様が揃った場合で、メダルの払出しが有る場
合には(S28:Yes )、メダルの払出し枚数MNに基づ
いて、所定加算値Y(例えば、256)を用いた図示の
演算式により演算され、新規の確率決定用カウンタ47
の値Aが求められる(S29)。次に、所定減算値Xが
「500」で且つゲーム数GNが「50」でない場合
(S30:No)、S12以降が繰り返して実行される。この
ように、メダルの投入枚数よりも払出し枚数の方が少な
い場合、確率決定用カウンタ47の値Aが負の数になり
易く、高確率を用いて抽選が行われるため、小役が揃い
易くなる。
【0037】ところで、ビッグボーナスが発生し、複数
回のボーナスゲームが実行されてビッグボーナスが終了
した場合(S13:Yes )、所定減算値Xとして「50
0」がセットされ(S23)、ゲーム数GNが「0」に初
期化される(S24)。また、リセット条件として、ビッ
グボーナスの終了時が設定されているため(S14:Ye
s)、確率決定用カウンタ47の値Aが「0」に初期化
される(S25)。その後50ゲームが終了するまで、各
ゲームの終了毎に、S21,S22,S28〜S30が実行され
る。
【0038】そして、所定減算値Xが「500」の状態
で且つゲーム数GNが「50」になった場合(S30:Ye
s )、ゲーム数GNが「0」に初期化され(S31)、所
定減算値XとしてS11と同様に、現在設定されている設
定ランクの減算値が新規の所定減算値Xとしてセットさ
れる(S32)。但し、有効化された入賞ライン14〜1
6の何れかに、大当たりとなったビッグボーナスが終了
したことにより、リセット条件が成立した場合(S14:
Yes )、確率決定用カウンタ47が初期値「0」にリセ
ットされる(S25)。
【0039】例えば、図7に示すように、ゲーム途中に
おいてビッグボーナスが発生した場合、メダルの払出し
枚数が増加したため、抽選確率が低確率状態であって
も、ビッグボーナスの終了時に所定減算値Xが大きな値
「500」に変更して設定されるため、その後50ゲー
ムに亙って、確率決定用カウンタ47の値Aの減算率が
大きくなる。それ故、確率決定用カウンタ47の値Aが
迅速に負数になり易い。即ち、抽選確率が高確率状態に
変移し易く、小役当たりが揃い易い高確率状態、つまり
遊技者に有利な利益状態を長く保持することができる。
【0040】また、図6のS15〜S16に示すように、メ
ダルの投入毎に、確率決定用カウンタ47の値Aから所
定減算値Xだけ減算する一方、S28〜S29に示すよう
に、メダルの払出し毎に、確率決定用カウンタ47の値
Aに所定加算値Yだけ加算するので、確率決定用カウン
タ47の値Aを演算により容易に求めることができる。
また、確率決定用カウンタ47の値Aの加減算を、特定
遊技状態であるビッグボーナス中においては中止するた
め、ビッグボーナス以外の通常状態におけるゲームに関
連して確率決定用カウンタ47の値Aを求めることがで
きる。また、ビッグボーナスの終了時に、確率決定用カ
ウンタ47の値Aを「500」に変更するので、ビッグ
ボーナス以降の50ゲームについては、小役が揃い易く
なる。
【0041】また、確率決定用カウンタ47の値Aが正
の数の場合には、液晶ディスプレイ27に「低確率状
態」が表示され、確率決定用カウンタ47の値Aが負の
数の場合には、「高確率状態」が表示されるため、現在
の確率状態を文字情報により確実に且つ正確に分かる。
更に、図6のS14,S25に示すように、回転リール3〜
5の回転停止によりゲームが終了したリセット条件成立
時、つまり有効化された入賞ライン14〜16の何れか
に、大当たりとなったビッグボーナスの発生を条件に、
確率決定用カウンタ47の値Aが初期値「0」にリセッ
トされるため、ビッグボーナス以降のゲームにおいて
は、確率決定用カウンタ47の値Aを初期状態から始め
ることができる。
【0042】ここで、制御装置に有するマイクロコンピ
ュータ及びROMに有する確率決定用プログラム及びR
AMのカウンタ用メモリ等により確率決定用カウンタ4
7が構成され、そのマイクロコンピュータ及びROMに
有する確率決定プログラム(S18,S19,S26 を含む)等に
より確率決定手段48が構成され、そのマイクロコンピ
ュータ及びROMに有する増減値変更プログラム(S13,
S23,S30 〜S32 を含む)等により増減値変更手段49が
構成されている。また、
【0043】次に、変更形態について説明する。 1〕確率決定用カウンタ47の値Aのリセット条件とし
て、ビッグボーナスの終了時以外に、レギュラーボーナ
スや小役やリプレーが抽選されたとき、或いはこれらが
発生した時点、又は終了時点であってもよい。更には、
メダルの投入枚数や払出し枚数が設定枚数に達した時
点、ゲーム数が設定ゲーム数に達した時点で、確率決定
用カウンタ47の値Aをリセットするようにしてもよ
い。
【0044】2〕ビッグボーナスの終了時以外に、例え
ば、ビッグボーナスの開始時に確率決定用カウンタ47
の値Aを大きく変更するようにしてもよい。 3〕確率決定用カウンタ47の減算値Xは、「500」
に限ることなく、これ以上に大きく又は小さく変更する
ようにしてもよい。また、図5に示す設定レベルの数や
設定された減算値Xは、任意の数に変更可能である。 4〕図4に示す高確率テーブルや低確率テーブルに示す
抽選確率を、任意の値に変更可能である。
【0045】5〕予め定められた図柄の組合せ態様とな
ることを条件に、増減値変更手段49が作動するように
してもよい。 6〕リプレイ、所定の小役、ビッグボーナス、レギュラ
ーボーナスのフラグが成立した場合、又は何れのフラグ
も成立しなかった場合に増減値変更手段49が作動する
ようにしてもよい。 7〕ビッグボーナス中又はレギュラーボーナス中の小役
ゲーム中に増減値変更手段49が作動するようにしても
よい。
【0046】8〕増減値変更手段49を作動するか否か
を乱数抽選により決定するようにしてもよい。 9〕複数の設定ランクのうちから択一的に設定される所
定減算値Xを固定させておき、ビッグボーナスの終了時
点において、所定加算値Y(例えば、「256」)を小
さく変更するようにしてもよい。この場合にも、前記実
施形態と同様の効果が得られる。 10〕増減値変更手段49は、所定加算値Y又は所定減
算値Xを乱数抽選により決定するようにしてもよい。
【0047】11〕増減値変更手段49は、予め定めら
れた複数の数値のうちから乱数抽選にて所定加算値Y又
は所定減算値Xを選択するように構成してもよい。 12〕増減値変更手段49は、図柄の組合せ態様に基づ
いて所定加算値Y又は所定減算値Xを決定するようにし
てもよい。 13〕増減値変更手段49は、ボーナスの確率設定に基
づいて、所定加算値Y又は所定減算値Xを決定するよう
にしてもよい。 14〕増減値変更手段49が作動している状態、つまり
高確率状態であることを、表示パネル11に設けた表示
灯(ランプ、LED等)により報知するようにしてもよ
い。
【0048】15〕小役抽選確率の高確率状態や低確率
状態を、液晶ディスプレイ27に、「プラス側」又は
「マイナス側」等の文字情報で報知するようにしてもよ
く、「+」又は「−」等の記号で報知するようにしても
よい。また、これら確率状態を表示パネル11に設けた
7セグメント型表示器に、所定減算値Xや所定加算値Y
を表示するようにしてもよい。 16〕高確率状態であることを、液晶表示装置の所定個
所を通常とは異なる特定表示により報知するようにして
もよい。
【0049】17〕低確率状態と高確率状態とで、液晶
表示装置の背景表示を異ならせるようにしてもよい。 18〕低確率状態と高確率状態とで、液晶表示装置に表
示するキャラクタを異ならせたり、そのキャラクタの色
を異ならせるようにしてもよい。 19〕低確率状態と高確率状態とで、液晶表示装置の図
柄を異ならせたり、その図柄の色を異ならせるようにし
てもよい。
【0050】20〕低確率状態と高確率状態とで、回転
リールの回転開始時の音を異ならせるようにしてもよ
い。 21〕低確率状態と高確率状態とで、図柄表示手段の近
傍に設けた表示灯(ランプ、LED等)を点灯させた
り、点滅パターンを異ならせるようにしたり、その表示
色を異ならせるようにしてもよい。 22〕低確率状態と高確率状態とで、デモンストレーシ
ョン演出を異ならせるようにしてもよい。
【0051】23〕ビッグボーナスフラグ成立、ビッグ
ボーナスの成立、レギュラーボーナスフラグの成立、レ
ギュラーボーナスの成立、ビッグボーナス終了から所定
ゲーム数消化した場合、レギュラーボーナス終了から所
定ゲーム数消化した場合、リプレイフラグの成立、リプ
レイの成立、成立役報知状態フラグの成立、成立役報知
状態の成立、リール制御無効化状態フラグの成立、リー
ル制御無効化状態の成立、成立役報知状態のフラグ且つ
リプレイ高確率状態のフラグの成立、成立役報知状態且
つリプレイ高確率状態の成立、成立役報知状態終了から
所定ゲーム数消化した場合、リール制御無効化状態終了
から所定ゲーム数消化した場合、成立役報知状態且つリ
プレイ高確率状態の終了から所定ゲーム数消化した場
合、の何れかに基づいて、確率決定用カウンタ47の値
Aを所定減算値X分減少又は所定加算値Y分増加させた
り、増減値変更手段49を作動させたり、カウンタリセ
ット手段50を作動させるようにしてもよい。
【0052】24〕電源の投入又は確率設定変更に基づ
いて、増減値変更手段49を作動させたり、カウンタリ
セット手段50を作動させるようにしてもよい。 25〕その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て、前記実施形態に種々変更を加えて実施することが可
能であり、上記以外の種々の回胴遊技機にも本発明を適
用することが可能である。
【0053】
【発明の効果】 本願の遊技機によれば、入賞確率やリ
プレイ確率の何れか、又はその他の確率を抽選する抽選
確率として、高確率状態と低確率状態とを切換え可能に
設定し、しかも高確率状態又は低確率状態の持続期間に
変化を持たせることができ、遊技者のゲームに対する興
趣が増大し、加えてゲーム性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るスロットマシンの正面
図である。
【図2】スロットマシンの要部の縦断面図である。
【図3】スロットマシンの機能ブロック図である。
【図4】小役確率テーブルに設定した抽選確率を示す図
表である。
【図5】設定ランク毎の減算値を示す図表である。
【図6】確率決定カウント値更新処理制御のフローチャ
ートである。
【図7】ゲーム数の増加に伴う確率決定カウント値の変
移を示す線図である。
【符号の説明】
1 スロットマシン 3〜5 回転リール 9 モータ駆動手段 12 図柄表示窓 22a スタートスイッチ 23a〜25a ストップスイッチ 27 液晶ディスプレイ 41 抽選判定手段 42 停止許可手段 47 確率決定用カウンタ 48 確率決定手段 49 増減値変更手段 50 カウンタリセット手段 51 報知制御手段 52 開始許可手段 60 払出し手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の図柄を配置した複数の図柄列を
    変動表示可能な図柄表示手段(3〜5,9)と、前記複数の図
    柄列の変動表示を開始させる開始指令手段(22a) と、前
    記複数の図柄列の変動表示を停止させる停止指令手段(2
    3a〜25a)と、前記複数の図柄列が所定の図柄の組合せ態
    様となるように停止することを許可する停止許可手段(4
    2)と、前記停止許可手段(42)を作動するか否かを所定の
    抽選確率で抽選する抽選手段(41)とを備えた遊技機にお
    いて、 所定減算値分減少又は所定加算値分増加する確率決定用
    カウンタ(47)と、 前記確率決定用カウンタ(47)の値に基づいて前記抽選確
    率を決定する確率決定手段(48)と、 前記所定減算値又は所定加算値を変更する増減値変更手
    段(49)と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技媒体の投入を検出することに基づい
    て前記開始指令手段(22a) の作動を許可する開始許可手
    段(52)と、前記複数の図柄列が変動停止したときの図柄
    の組合せ態様が入賞態様であることに基づいて賞媒体を
    払出す払出し手段(60)とを備え、 遊技媒体の投入又は遊技媒体の払出しに基づいて前記確
    率決定用カウンタ(47)を減少又は増加することを特徴と
    する請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記複数の図柄列が特定の図柄の組合せ
    態様となることを条件に発生する特定遊技状態の開始又
    は終了に基づいて前記増減値変更手段(49)が作動するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記確率決定カウンタ(47)の値に関連し
    た情報を報知する報知手段(27,51) を備えたことを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記特定遊技状態の終了を条件に、前記
    確率決定用カウンタ(47)の値を初期値にリセットするカ
    ウンタリセット手段(50)を備えたことを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載の遊技機。
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