JP2005058308A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定の入賞態様が成立する入賞回数が所定の第1回数で遊技者に有利なな状態に移行できる場合に、第1回数未満の第2回数で所定入賞できなかった場合でも、第3停止するまで、遊技者の期待感や興趣性を高めるようにすること。
【解決手段】 リプレイタイム遊技状態において、今回のゲーム開始時の内部抽選により、ハズレが決定し、リプレイタイム遊技状態を解除する連続入賞4回未満の3回の場合には、図柄テーブル選択データ「7」が設定されているため、図柄停止テーブルアドレステーブルが選択され(S34)、そのアドレステーブルから図柄停止テーブル選択テーブルが設定され(S35)、第1停止及び第2停止時には(S36,S45:Yes) 、選択された1つの図柄停止テーブルに基づいてリプレイ図柄をリーチ状態にして変動停止されるが(S37〜S46)、第3停止については、リプレイ図柄が揃わないように停止制御される(S39〜S44、S48)。
【選択図】 図30

Description

本発明は、スロットマシンに関し、ストップボタンの操作により特定の図柄態様が成立した場合に、大当たりや小当たりが発生するようにしたものである。
従来、スロットマシンにおいては、3つの回転リール、スタートレバー、回転リールに対応する3つのストップボタン等が設けられており、遊技者は遊技媒体であるメダルを1〜3枚投入し、或いは貯留しているクレジットメダルを1〜3枚ベットしてから、スタートレバーを操作して3つの回転リールを回転させ、3つのストップボタンを順次操作して回転している回転リールを順次停止させることで、1回のゲームを行う。各回転リールの外周面には、例えば、「7」、「BAR」、「ベル」、「チェリー」、「リプレイ」等の複数種類の図柄からなる複数(例えば、21個)の図柄が印されている。
それ故、3つの回転リールが停止したとき、回転方向に連続する3つの遊技図柄が各表示窓に停止表示されるので、メダルの投入枚数に応じて有効化された入賞ライン上に並ぶ遊技図柄の組み合わせが、大当たり態様、小当たり態様、小役態様、リプレイ態様、外れ態様の何れかになる。リプレイ態様と外れ態様以外の入賞態様になった場合には、その入賞態様に応じた枚数のメダルが払出される。この場合、大当たり態様や小当たり態様が揃うことで、ビッグボーナスやレギュラーボーナス等の特別遊技が発生する。ここで、リプレイ態様となった場合には、メダルを投入することなく、再遊技が可能になる。
ところで、最近、リプレイタイム遊技状態(所謂、RT遊技状態)、アシストタイム遊技状態、チャレンジタイム遊技状態等を有するスロットマシンが実用化されてきている。このように、一般遊技状態から各種の遊技状態に切換えて遊技可能なスロットマシンにおいては、一般遊技中に、特定の入賞態様が複数回連続して成立した場合、これら複数種類の遊技状態のうちの何れかの遊技状態に切換えられ、切換えられた遊技状態に移行して遊技がなされるため、遊技者が有利な遊技状態により遊技できるようにしたスロットマシンが各種提案されている。
例えば、特開2003−52910号公報に記載の遊技機には、遊技履歴に基づいて、一般遊技中に所定の入賞、例えば、リプレイ(再遊技)入賞が所定回数(例えば、3回)連続した場合には、予め設定された第1特典遊技(例えば、アシストリプレイタイム遊技、リプレイタイム遊技)が開始されるようになり、この第1特典遊技状態に移行した場合、遊技者に有利な特典を付与するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−52910号公報 (第10頁、図6)
前述したように、特開2003−52910号公報に記載の遊技機によれば、リプレイ入賞等の所定の入賞が所定回数連続した場合に限って、リプレイタイム遊技状態等の何らかの連続入賞利益状態が発生するようにしてあるため、特に、今回の遊技が所定連続回数目に該当する場合であって、特に、左リール等の第1停止時又は中リール等の第2停止時に、リプレイ図柄が表示窓に表示されないような場合、つまり有効化された入賞ライン上にリプレイ図柄が無い場合には、リプレイ入賞できないことが、その時点で早期に分かるため、遊技者の期待感や興趣性に欠けること、等の問題がある。
請求項1に係るスロットマシンは、複数の図柄を夫々変動表示させる複数の回転リールと、複数の回転リールの回転を開始させる開始操作手段と、開始操作手段の操作時に内部抽選により当選した入賞役に対応する入賞フラグを設定するフラグ設定手段と、複数の回転リールの回転を個別に停止させる停止操作手段とを備えたスロットマシンにおいて、停止操作手段で回転リールを停止させる際の滑り図柄数を予め設定した複数の図柄停止テーブルと、複数の図柄停止テーブルのうちの1つを選択する図柄停止テーブル選択手段と、図柄停止テーブル選択手段で選択された図柄停止テーブルから滑り図柄数を決定する滑り図柄数決定手段と、フラグ設定手段により設定された所定の入賞フラグが連続して成立した場合又は所定の入賞態様が連続して成立した場合の連続入賞回数を計数する連続入賞回数計数手段と、連続入賞回数計数手段により計数された連続入賞回数が所定の第1回数に達した場合に遊技者に有利な状態に移行させる状態移行手段と、連続入賞回数計数手段の連続入賞回数が第1回数未満の所定の第2回数になった場合、連続入賞回数が第2回数未満の場合と比べて、図柄停止テーブル選択手段が所定の入賞態様が成立する直前のリーチ状態に発展し易いリーチ用図柄停止テーブルを選択するように制御するテーブル選択制御手段とを備えたものである。
開始操作手段により複数の回転リールの回転によりゲームが開始された後、停止操作手段により回転リールの回転を停止させる際に、図柄停止テーブル選択手段は、開始操作手段によるゲーム開始時にフラグ設定手段により設定された入賞フラグに基づいて、複数の図柄停止テーブルのうちから、各回転リール毎に1つの図柄停止テーブルを選択するので、滑り図柄数決定手段により、その選択された図柄停止テーブルから滑り図柄数が決定され、その滑り図柄数を用いて回転リールが停止制御される。
このようにして、複数回のゲームが進行する際に、フラグ設定手段により設定される所定の入賞フラグが連続する場合又は所定の入賞態様が連続する場合には、その連続入賞回数が連続入賞回数計数手段で計数される。そこで、連続入賞回数計数手段により計数された連続入賞回数が所定の第1回数に達した場合に、一般遊技状態から遊技者に有利な遊技状態に移行される。しかし、ゲームの途中で所定の入賞フラグ又は入賞態様が成立せずに、連続入賞回数が第1回数未満の所定の第2回数になった場合には、連続入賞回数が第2回数未満の場合と比べて、図柄停止テーブル選択手段が所定の入賞態様が成立する直前のリーチ状態に発展し易いリーチ用図柄停止テーブルを選択するように制御される。
ここで、前記フラグ設定手段は、内部抽選により前記所定の入賞態様が当選した場合にその入賞態様を成立させる図柄停止テーブルを選択するか否かを、更なる別の抽選により決定するようにしてもよい。
また、前記フラグ設定手段は、別の抽選により入賞態様が成立する図柄停止テーブルを選択しない場合に、リーチ状態に発展させるか否かを連続入賞回数を加味して決定するようにしてもよい。
また、前記図柄停止テーブル選択手段は、リーチ状態に発展させる場合には第1停止と第2停止については選択されたリーチ用図柄停止テーブルを参照するようにしてもよい。
また、前記所定の入賞態様は遊技媒体を投入しないで再遊技可能なリプレイ入賞であり、前記スロットマシンはリプレイ入賞する当選確率を高めたリプレイタイム遊技状態に切り換え可能であるようにしてもよい。
また、前記リプレイタイム遊技状態は一般遊技状態において内部抽選によりボーナスゲームに入賞してボーナスフラグがセットされた場合の遊技状態であり、状態移行手段はリプレイタイム遊技状態において連続入賞回数が第1回数に達した場合に、ボーナスフラグに対応するボーナスゲーム状態に移行させるようにしてもよい。
請求項1の発明によれば、複数の回転リールと開始操作手段とフラグ設定手段と停止操作手段とを備え、複数の図柄停止テーブルと、図柄停止テーブル選択手段と、滑り図柄数決定手段と、連続入賞回数計数手段と、状態移行手段と、テーブル選択制御手段とを設けたので、開始操作手段の操作により開始されたゲームが停止操作手段の操作により終了するようにして、複数回のゲームが進行しているゲームの途中で、今まで連続していた所定の入賞フラグ又は入賞態様が成立せずに途切れたため、連続入賞回数が第1回数未満の所定の第2回数になった場合でも、所定の入賞態様が成立する直前のリーチ状態に発展し易いリーチ用図柄停止テーブルが選択されるため、遊技者は所定の入賞態様が成立する直前のリーチ状態を介して、遊技者に有利な状態に移行することを確信するようになり、最後の第3回転リールが停止するまで、期待感を持続することができ、遊技者の期待感や興趣性を高めることができる。
1枚〜3枚のメダル(遊技媒体)を投入してスタートレバー操作により実行するゲーム開始時に、大当たり役(所謂、ビッグボーナス)又は小当たり役(所謂、レギュラーボーナス)が抽選により当選した場合、これらボーナスフラグをストックしてリプレイタイム遊技状態になる。そこで、リプレイ態様が所定回数連続した場合に、リプレイタイム遊技状態が解除され、ストックしておいたボーナスゲーム状態に移行するスロットマシンに適用したものである。
図1〜図3に示すように、スロットマシン1は収容ケース(筐体)2を備え、この収容ケース2の内部には、回転軸を左右方向向きにした3つの回転リール3〜5が左右方向に並設されている。各回転リール3〜5の外周面には、図4に示すように、例えば、「7(赤)」、「7(青)」、「BAR」、「ベル」、「スイカ」、「R」等の複数種類の図柄からなる複数(例えば、21個)の図柄が印されている。
収容ケース2は、前方が開放状のケース本体6と、ケース本体6に上下方向の軸心回りに回動可能に連結されてケース本体6の前側を開閉可能な開閉ドア7等を有する。開閉ドア7には、その上部に上部ランプ10,11と演出表示器12が設けられるととともに、高さ方向中段部において前方へ張出した中段フレーム13が設けられている。演出表示器12から中段フレーム13に亙る略全面に、板状の表示パネル14が設けられている。尚、演出表示器12として、液晶ディスプレイやLEDディスプレイ等が適用される。
表示パネル14には、回転リール3〜5の各々に対応させた矩形状の表示窓15が夫々形成され、回転リール3〜5の連続する複数の図柄のうち3つの図柄だけが表示窓15を介して遊技者に表示可能になっている。左側表示窓15の左側には、メダル投入ランプ16〜20と、スタートランプ21が設けられている。右側表示窓15の右側には、ビッグランプ22と、レギュラーランプ23と、リプレイランプ24と、ウエイトランプ25と、インサートランプ26が設けられ、これら表示窓15の下側には夫々7セグメント式の貯留枚数表示器27と特別遊技表示器28と獲得枚数表示器29が設けられている。
中段フレーム13の上面部には、左側から、精算ボタン30と、1枚投入ボタン31と、2枚投入ボタン32と、3枚投入ボタン33と、メダル投入口34が設けられている。中段フレーム13の前面部には、スタートレバー35(これが開始操作手段に相当する)と、3つのストップボタン36〜38(これらが停止操作手段に相当する)等が設けられている。開閉ドア7の下部には、左右1対のスピーカ40と、メダルを払出すメダル払出し口41と、払出されたメダルを受けるメダル受皿42が設けられている。
図2、図3に示すように、ケース本体2の内部には、上半部に、主制御基板50と、副制御基板51と、外部集中端子基板52と、リールユニット53等が設けられ、下半部には、メダル払出し装置57、電源ユニット58等が設けられている。電源ユニット58には、電源SW58aと、設定キーSW58bと、リセットSW58c、その他、ヒューズ等の部品が必要に応じて設けられている。
リールユニット53は、回転リール3〜5と、回転リール3〜5を夫々回転させるステッピングモータからなる駆動モータ3a〜5aと、駆動モータ3a〜5aを駆動するモータ駆動回路55と、回転リール3〜5の回転位置を夫々検出する位置検出センサ3b〜5bと、回転リール3〜5の内側に設けられ、各回転リール3〜5の前側に位置する連続する3つの図柄を後方から照射する複数のバックランプ56等を備えている。
図3に示すように、主制御基板50にはCPU50aとROM50bとRAM50c等を含むマイクロコンピュータが設けられ、副制御基板51にもCPU51aとROM51bとRAM51c等を含むマイクロコンピュータが設けられている。これら主制御基板50と副制御基板51は、複数の信号線を介して電気的に相互に接続されている。更に、電源ユニット58からこれら制御基板50,51に夫々電力が供給されている。
主制御基板50には、精算ボタン30が操作されたことを検出する精算SW30a、1枚〜3投入ボタン31〜33が操作されたことを夫々検出する1枚〜3投入SW31a〜33a、メダル投入口34から投入されたメダルを検出する投入口SW34a、スタートレバー35が操作されたことを検出するスタートSW35a、ストップボタン36〜38が操作されたことを夫々検出するストップSW36a〜38aが接続されている。
また、主制御基板50には、外部集中端子基板52と、リールユニット53の位置検出センサ3b〜5bと、モータ駆動回路55と、表示パネル14に設けられた表示器27〜29と、ランプ群16〜26と、メダル払出し装置57が接続されている。副制御基板51には、上部ランプ10,11と、演出表示器12と、スピーカ40と、リールユニット53に設けられた複数のバックランプ56等が接続されている。
次に、このスロットマシン1の基本的な遊技説明を行う。
先ず、ゲームを開始するにあたって、インサートランプ26が点灯している状態で、遊技者は1枚〜3枚のメダルをメダル投入口34から投入する。また、このスロットマシン1には、メダルを上限枚数(例えば、50枚)まで貯留(クレジット記憶)することができ、メダルが貯留されている場合には、メダルの投入操作することなく、3種類のメダル投入ボタン31〜33の何れかを操作するだけで、操作したメダル投入ボタン31〜33に応じた枚数のメダルを投入したことになり、ゲームの開始が簡単化している。
ここで、清算ボタン30を操作した場合、貯留モードと非貯留モードが交互に切り換わって設定され、貯留モードの場合にはメダルの貯留が可能となり、貯留しているメダル枚数が貯留枚数表示器27に表示される。即ち、貯留モードにおいては、入賞により獲得したメダルを上限枚数まで貯留できる。但し、上限枚数を超えるメダルについては、メダル払出し装置57の作動により、メダル受皿42に払出される。
図5に示すように、3つの表示窓15に対応する表示パネル14の表面に、5本の入賞ライン59a〜59eが記載されており、投入したメダルが1枚の場合には、メダル投入ランプ18の点灯により入賞ライン59aだけが有効化される。投入メダル枚数が2枚の場合には、3つのメダル投入ランプ17〜19の点灯により3本の入賞ライン59a〜59cが有効化される。投入メダル枚数が3枚の場合には、5つのメダル投入ランプ16〜20の点灯により5本全ての入賞ライン59a〜59eが有効化される。
1枚〜3枚のメダルが投入されたときにスタートランプ21が点灯し、この状態で、遊技者がスタートレバー35を操作すると、停止している回転リール3〜5が一斉に回転を開始してゲームが開始され、表示窓15には複数種類の図柄が変動表示される。尚、スタートレバー35の操作時点において、前回のゲーム開始時から一定時間(例えば、5秒程度)経過していない場合には、ウエイトランプ25が点灯し、一定時間経過後に回転リール3〜5が回転を開始する。
その後、回転リール3〜5が一定速度で回転する定常状態で、ストップボタン36〜38を順々に操作すると、操作したストップボタン36〜38に対応する回転リール3〜5が順次停止する。何れのストップボタン36〜38が操作されなかった場合でも、スタートレバー35の操作時から所定時間(例えば、30秒)経過すると、回転リール3〜5は自動的に停止する。全回転リール3〜5が回転停止して、表示窓15に表示される変動後の3行×3列からなる合計9つの停止図柄のうち、有効化された入賞ライン59a〜59e上に並ぶ3つの停止図柄として、図6に示す、大当り態様、小当り態様、小役態様1〜3、リプレイ態様、外れ態様の何れかが成立する。
図6に示すように、大当り態様「7(赤)・7(赤)・7(赤)」又は「7(青)・7(青)・7(青)」と、小当り態様「BAR・BAR・BAR」が成立した場合には、夫々15枚のメダルを獲得でき、小役態様1「ベル・ベル・ベル」が成立した場合は12枚のメダルを獲得でき、小役態様2「スイカ・スイカ・スイカ」が成立した場合には10枚のメダルを獲得でき、小役態様3「チェリー・−・−」が成立した場合には2枚のメダルを獲得できる。
更に、リプレイ態様「R・R・R」が成立した場合には、リプレイランプ24が点灯して、メダルを投入しなくても、今回のゲームと同じ枚数のメダルが投入されたものとして、次のゲームが再度遊技可能になる。また、大当り態様が成立した場合には、所謂、ビッグボーナス[BB]が発生し、図7に示すように、特別ゲームを最大で30ゲーム実行可能となる。この特別ゲームにおいて、 JAC IN 態様(例えば、通常時のリプレイ態様)が成立すると、特別ゲームとは別に「ボーナス」が開始される。
1回の[BB]では「ボーナス」を最大で3セット分実行可能になる。各「ボーナス」においては、ボーナスゲームを最大で12ゲーム実行可能となり、ボーナスゲームを12ゲーム消化するか、又は特別小役態様(例えば、通常時のリプレイ態様)が成立したボーナスゲームを8ゲーム消化した場合に、「ボーナス」は終了する。そして、特別ゲームを30ゲーム消化するか、又は、「ボーナス」を3セット分消化した場合、この時点で[BB]は終了する。
小当り態様が成立した場合には、所謂、レギュラーボーナス[RB]が発生し、[BB]のうちの「ボーナス」に相当する状態となり、ボーナスゲームを最大で12ゲーム実行可能となる。そして、ボーナスゲームを12ゲーム消化するか、又は、特別小役態様が成立したボーナスゲームを8ゲーム消化すると、この時点で[RB]は終了する。この[BB]又は[RB]の実行中においては、消化した(又は残りの)「ボーナス」の数や特別ゲーム数が、特別遊技表示器28に区別して表示される。
次に、主制御基板50に有するマイクロコンピュータにより構成される主制御手段50Aに設けられる各手段の機能と、副制御基板51に有するマイクロコンピュータにより構成される副制御手段51Aに設けられる各手段の機能について説明する。但し、主制御基板50や副制御基板51に設けられたマイクロコンピュータのROMには、以下に説明する機能を達成するための各種の制御プログラムが予め格納されている。
図8に示すように、主制御手段50Aは、メダル投入処理手段60、ゲーム開始処理手段61、抽選手段62、抽選確率設定手段63、フラグ設定手段64、リール制御手段65、停止図柄判定手段66、状態移行手段67と、利益状態発生手段68と、メダル付与手段69等を備えている。
メダル投入処理手段60は、メダル投入口34からメダルが投入されたとき、投入口SW34aから投入信号を受け、又は投入ボタン31〜33の操作により投入SW31a〜33aから投入信号を受け、投入されたメダル枚数を計数処理する。
ゲーム開始処理手段61は、回転リール3〜5が停止している状態で、メダル投入処理手段60により計数された投入メダル枚数が1枚〜3枚の場合に、スタートレバー35が操作された場合に限って、スタートSW35aから開始信号を受け、ゲーム開始を指令する処理を行う。
抽選手段62は、ゲーム開始処理手段61からゲームの開始指令を受けたときに、内部抽選を実行することで、複数種類の入賞図柄態様(大当り態様、小当り態様、小役態様1〜3、リプレイ態様、外れ態様)の何れかが成立することを許可するか否かを決定する。それ故、この抽選手段62は、図示を省略するが、多数の乱数値を順次規則的に又は不規則的に発生させる乱数発生手段と、ゲーム開始処理手段61からゲームの開始指令を受けたときに、乱数発生手段で発生した1つの乱数値を取得する乱数取得手段と、乱数取得手段で取得した乱数値を判定する乱数判定手段とを有する。
抽選確率設定手段63は、一般遊技状態と、後述するリプレイタイム遊技状態とが択一的に切換えられる毎に、切換えられた遊技状態に応じて、抽選手段62により抽選する入賞役の抽選確率を設定する。そのため、例えば、図9の一般遊技用入賞判定テーブルに示すように、一般遊技状態において、「大当たり」と、「小当たり」と、「リプレイ」と、「小役1〜3」及び「外れ」の入賞役に当選するか否かを判定するために、夫々の入賞役判定の為の確率が設定されている。また、リプレイタイム遊技状態におけるこれらの入賞役判定テーブルについては、図10に示すように設定されている。
フラグ設定手段64は、抽選手段62の抽選結果を受けて、当選した入賞役(大当り、小当り、小役1〜3、リプレイ、外れ)に対応する入賞フラグ(大当りフラグ、小当りフラグ、小役1フラグ、小役2フラグ、小役3フラグ、リプレイフラグ、外れフラグ)を、図11に示すように、抽選フラグ2の値としてフラグ記憶部64aに記憶させて設定する。但し、「大当たりフラグ」と、「小当たりフラグ」について、次ゲーム以降に持ち越す場合には、これらのフラグの値を抽選フラグ1の値として、フラグ記憶部64aに記憶させて保持する。
ここで、大当りフラグや小当りフラグを以下においては、ボーナスフラグと言う場合もある。しかし、小役1フラグ、小役2フラグ、小役3フラグ、リプレイフラグ、外れフラグが記憶設定された場合、これらのフラグは今回のゲームのみ有効となり、今回のゲーム終了後に消去される。ここで、小役態様1と、小役態様2と、小役態様3と、リプレイ態様と、外れ態様が成立するまで、記憶保持すように構成してもよい。ここで、図中の符号〔H 〕は、16進数であることを示す。
フラグ設定手段64に設けられた図柄テーブル選択データ設定手段64bは、フラグ記憶部64aに記憶された抽選フラグ2の値に基づいて、入賞役に応じた図柄停止テーブルを選択する図柄テーブル選択データ「0〜7」を設定する。この場合、図柄テーブル選択データ「0」は「外れ」、「1」は「チェリー」、「2」は「スイカ」、「3」は「ベル」、「4」は「リプレイ」、「5」は「RB」、「6」は「BB」を指示している。
但し、後述する図柄テーブル選択データ「7」は、本案特有の数値であり、リプレイ態様が成立する直前のリーチ状態になることを指示している。即ち、リプレイタイム遊技状態において、図14に示すように、抽選フラグ2の値が18〔H 〕又は28〔H 〕の場合、図16に示す対応テーブルT4に基づいて、乱数値に応じて「4」が決定されるか、或いは対応テーブルT5に基づいて「0」又は「7」の何れかの図柄テーブル選択データが決定される。
それ故、図柄テーブル選択データ設定手段64bには、図13に示す一般遊技状態における抽選フラグ2の値と図柄テーブル選択データとを対応付けた対応テーブルT1と、図14に示すリプレイタイム(RT)遊技状態における抽選フラグ2の値と図柄テーブル選択データとを対応付けた対応テーブルT2と、図15に示すリプレイタイム遊技解除後の遊技状態における抽選フラグ2の値と図柄テーブル選択データとを対応付けた対応テーブルT3に加え、図16〜図17に示す対応テーブルT4〜T5等が設けられている。
フラグ設定手段64に設けられた連続入賞回数計数手段64cは、連続入賞回数カウンタを有し、図29に示すリプレイ連続カウンタ更新制御の制御プログラムを実行することで、リプレイ入賞が連続する入賞回数を計数する。
リール制御手段65は、モータ駆動回路55と駆動モータ3a〜5aを介して回転リール3〜5を個別に制御する。即ち、ゲーム開始処理手段61からゲーム開始指令を受けて回転リール3〜5を回転させる一方、ストップボタン36〜38が操作されたときに、操作されたストップボタン36〜38に対応するストップSW36a〜38aから停止信号を受け、入賞フラグの値に応じた図柄を表示窓15の所定の停止位置に停止させるように回転リール3〜5を停止制御する。
次に、このようにリール制御を実行するためにリール制御手段65に設けられた図柄停止テーブル記憶手段65aと、図柄停止テーブル選択手段65bと、滑り図柄数決定手段65cと、テーブル選択制御手段65dについて説明する。
図柄停止テーブル記憶手段65aには、図19,図20,図22〜図24に示すように、複数の図柄停止テーブル選択テーブル ZTS(0,1,2・・・、20,21,22・・・、31,32,33・・・、41,42,43・・・)と、これら図柄停止テーブル選択テーブル ZTSに有する複数の図柄停止テーブル ZTT(1,2,3・・・、10,11,12,・・・、20,21,22・・・)等が予め準備されている(図25〜図27参照)。ここで、各図柄停止テーブル ZTTには、回転リール3〜5を停止させる際の滑り図柄数が設定されている。
図柄停止テーブル選択手段65bは、ストップボタン36〜38が操作されてストップSW36a〜38aから停止信号を受けたとき、操作されたストップボタン36〜38に対応する回転リール3〜5に関して、現在の遊技状態に応じた1つの図柄停止テーブルアドレステーブルを選択するとともに、この図柄停止テーブルアドレステーブルのうちから、図柄テーブル選択データに対応する図柄停止テーブル選択テーブル ZTSを選択し、更に選択した図柄停止テーブル選択テーブル ZTSのうちの1つの図柄停止テーブル ZTTを選択する。そのため、図柄停止テーブル選択手段65bは、図18〜図24に示す複数の対応テーブルT6〜T13を有する。
滑り図柄数決定手段65cは、図柄停止テーブル選択手段65bにより選択された図柄停止テーブル ZTTの滑り図柄数に基づいて、停止対象の図柄を基準位置に一致させて停止させる総滑り図柄数を決定する。ここで、基準位置とは、図12に示すように、各回転リール3〜5の複数の図柄のうちで、表示窓15を介して表示される3つの連続する図柄のうち、下段の停止位置である。
そのため、リール制御手段65には、図12に示す基準位置(下段位置)に対応する図柄を回転リール3〜5毎に検出する複数の回胴図柄カウンタと、基準位置に図柄を停止可能か否かを検出する回胴図柄ステップ数カウンタとが設けられている。この場合、回胴図柄ステップ数カウンタは、駆動モータ3a〜5aで回転リール3〜5を1図柄分だけ回転させる1図柄ステップ数「24」に基づいて、「0〜23」の数値をサイクリックに繰り返して計数するカウンタである。
回胴図柄カウンタは、連続する21個の図柄番号のうち基準位置に対応する図柄の図柄番号を順次検出するために、回胴図柄ステップ数カウンタが1図柄ステップ数を計数する毎に、カウント値を1つインクリメントし、「0〜20」の数値をサイクリックに繰り返して計数するカウンタである。
テーブル選択制御手段65dは、連続入賞回数計数手段64cにより計数された連続入賞回数が、「4回(これが所定の第1回数に相当する)」未満の「3回(これが所定の第2回数に相当する)」になった場合、連続入賞回数が「3回」未満に比べて、図柄停止テーブル選択手段65bに対して、リプレイ入賞態様が成立する直前のリーチ状態に発展し易いリーチ用の図柄停止テーブル ZTTを選択するように制御する。
このように、抽選手段62の抽選の結果、何れかの入賞役に当選し、その入賞役の入賞フラグが設定されると、それに対応する図柄態様の成立が許可(例えば、大当りに当選すると、その大当りフラグに対応する大当り図柄態様の成立が許可)され、選択された図柄停止テーブル ZTTに基づいて、リール制御手段65によるリール停止制御により、駆動モータ3a〜5aが駆動制御されて、設定された入賞フラグに対応する図柄態様が、有効化された入賞ライン59a〜59eに揃うように回転リール3〜5が停止制御される。
停止図柄判定手段66は、全ての回転リール3〜5の回転が停止したときに、有効化された何れかの入賞ライン59a〜59e上に揃う停止図柄態様の種類(大当たり態様、小当たり態様、4種類の小役態様、リプレイ態様、外れ態様の何れか)を判定する。状態移行手段67は、抽選手段62の抽選結果を受けて、内部抽選により「大当り」又は「小当り」に当選した場合、一般遊技状態からリプレイタイム遊技状態に移行させる。
状態移行手段67は、更に、そのリプレイタイム遊技状態において、連続入賞回数計数手段64cにより計数されたリプレイ態様の連続入賞回数が、所定の「4回」に達した場合、リプレイタイム遊技状態を解除する。その結果、ボーナスが揃い易い状態を経て、「7,7,7」等の大当たり図柄態様が成立した場合、フラグ記憶部64aに蓄積されていたボーナスフラグに対応するボーナスゲームが実行される。
利益状態発生手段68は、停止図柄判定手段66により判定された停止態様が、何れかの入賞ライン59a〜59e上に入賞態様(大当り態様、小当り態様)が成立した場合に、ビッグボーナス[BB]又はレギュラーボーナス[RB]を発生させる。メダル付与手段69は、メダル払出し装置57を作動させて、入賞役に応じて獲得したメダルの枚数を払出す払出し処理を行う。
次に、副制御手段51Aは、図8に示すように、表示制御手段80と、ランプ制御手段81と、音声制御手段82等を備えている。表示制御手段80は、予め記憶した各種の演出や遊技に関連する種々の遊技情報や演出表示情報等を演出表示器12に表示する演出表示制御を行う。ランプ制御手段81は、上部ランプ10,11と、バックランプ56等を個別に点灯制御又は点滅制御する。音声制御手段82は、各種の演出用のサウンド出力に際して、左右1対のスピーカ40を、ゲームの進行状況に応じて夫々駆動制御する。
次に、スタートレバー35が操作されたゲーム開始時に、抽選手段62及び図柄テーブル選択データ設定手段64bにより実行される抽選制御について、図28のフローチャートに基づいて説明する。但し、図中の符号Si(i=11、12、13・・・)は各ステップを示す。
この制御が開始されると、先ず乱数発生手段で発生した多数の乱数値のうち、スタートレバー35が操作された時点において乱数取得手段により1つの乱数値が取得される(S11)。
次に、現在の遊技状態に応じて設定された入賞判定テーブルの確率に基づいて、入賞役が判定される(S12)。即ち、大当たりと、小当たりと、リプレイと、小役1〜3と、外れの何れに当選したのかが判定される。この場合、現在の遊技状態が、一般遊技状態であれば、図9に示す一般遊技用入賞判定テーブルの確率に基づいて判定される一方、リプレイタイム遊技状態であれば、図10に示すリプレイタイム遊技用入賞判定テーブルの確率に基づいて入賞役が判定される。
次に、フラグ設定手段64のフラグ記憶部64aに記憶されている抽選フラグ1の値(前回のゲームから持ち越された入賞役の値)と、S12で求められた入賞役との論理和が演算され、今回の入賞役に関する値が抽選フラグ2としてフラグ記憶部64aに記憶される(S13)。例えば、抽選フラグ1の値が「00〔H 〕」であって「外れ」で、今回の入賞役が「01〔H 〕」であって「チェリー」の場合、抽選フラグ2は「01〔H 〕」として記憶される。
また、抽選フラグ1の値が「20〔H 〕」であって「BB」で、今回の入賞役が「01〔H 〕」であって「チェリー」の場合、抽選フラグ2は「21〔H 〕」として記憶される。ここで、〔H 〕は16進数を意味する。次に、入賞判定により決定した入賞役に対応する図柄テーブル選択データ(0〜7)が設定され(S14)、この制御を終了してメインルーチンにリターンする。
次に、連続入賞回数計数手段64cで実行されるリプレイ連続カウンタ更新制御について、図29のフローチャートに基づいて説明する。この制御の概略について説明すると、図柄テーブル選択データが「4」に設定されるリプレイに連続して入賞する毎に、リプレイ連続カウンタの値が1つずつインクリメントされる。
この制御が開始されると、先ず、フラグ設定手段64で設定されたフラグに基づいて、今回のゲームでリプレイフラグが発生していない場合には(S21:No)、リプレイ連続カウンタの値が「0」に初期化され(S26)、この制御を終了して、メインルーチンにリターンする。
しかし、リプレイフラグが発生したが(S21:Yes) 、図柄テーブル選択データが「4」でない場合、つまり内部抽選でリプレイ入賞したが、回転リール3〜5をハズレ態様で停止させる場合には(S22:No)、リプレイ連続カウンタの値が初期化される(S26)。一方、内部抽選の結果でリプレイフラグが発生し(S21:Yes) 、しかも図柄テーブル選択データが「4」の場合に(S22:Yes) 、リプレイ連続カウンタの値が1つインクリメントされ(S23)、リプレイ連続カウンタの値が「4」よりも小さい場合には(S24:No)、この制御を終了する。
しかし、リプレイ連続カウンタの値が「4」以上の場合には(S24:Yes) 、リプレイタイム遊技状態を設定するリプレイタイムフラグがリセットされ(S25)、この制御を終了する。その結果、状態移行手段67により、リプレイタイム遊技状態が解除される。これに伴って、ボーナスが揃い易い状態になり、「7,7,7」等の大当たり図柄態様が成立した場合に、フラグ記憶部64aに蓄積されていたボーナスフラグに対応するボーナスゲーム状態に移行する。但し、この場合には、フラグ記憶部64aに蓄積しているボーナスフラグの値が1つデクリメントされる。
次に、リール制御手段65により実行される図柄停止制御について、図30のフローチャートに基づいて説明する。尚、この図柄停止制御は、ストップボタン36〜38が操作される毎に実行されるものである。
この制御が開始されると、先ず、回胴図柄カウンタの値が読込まれ(S31)、更に回胴図柄ステップ数カウンタの値が読込まれる(S32)。次に、読込んだ最新のステップ数に基づいて、回転リール3〜5の現在の回転位置が停止可能な位置でないときには(S33:No)、回転リール3〜5が次の図柄で停止可能になるまで、S31〜S33が繰り返して実行される。
ここで、回胴図柄ステップ数カウンタのステップ数が、「24〜13」については停止可能であるが、「12〜1」については停止不可能である。そして、回転リール3〜5が停止可能な位置まで回転した場合に(S33:Yes) 、遊技状態に対応する図柄停止テーブルアドレステーブルが設定される(S34)。即ち、一般遊技状態の場合には、一般遊技用の図柄停止テーブルアドレステーブルが設定され、リプレイタイム遊技状態の場合には、リプレイタイム遊技用の図柄停止テーブルアドレステーブルが設定され、リプレイタイム遊技の解除後の遊技状態の場合には、ボーナス図柄態様を揃え易い図柄停止テーブルアドレステーブルが設定される。
次に、ゲーム開始時に図柄テーブル選択データ設定手段64bにより設定された図柄テーブル選択データ(0〜7)に基づいて、図柄テーブル選択データに対応する図柄停止テーブル選択テーブルZTS が設定される(S35)。
次に、今回の回転リール3〜5の停止が第1停止の場合、つまり何れかのストップボタン36〜38が最初に操作された場合には(S36:Yes) 、S35で設定された図柄停止テーブル選択テーブルZTS のうちから1つの図柄停止テーブルZTT が設定される(S37)。次に、その設定された図柄停止テーブルZTT に有する各図柄に関する複数の滑り図柄数と、回胴図柄カウンタで指示される基準位置に対応する図柄に基づいて、基準位置に停止すべき図柄の滑り図柄数SZN が決定される(S38)。
次に、その滑り図柄数SZN が「0」の場合には(S39:Yes) 、操作されたストップボタン36〜38に対応する回転リール3〜5が停止制御され(S44)、この制御を終了して、リターンする。これにより、第1停止が完了する。しかし、滑り図柄数SZN が「0」以外の場合には(S39:No)、1図柄分だけ基準位置に対応する図柄が更新(1コマ分進む)されるまで、S40〜S41が繰り返して実行される。1図柄分更新された場合には(S41:Yes) 、滑り図柄数SZN が1つデクリメントされる(S42)。
その結果、滑り図柄数SZN が「0」に達していない場合には(S43:No)、S40〜S43が繰り返して実行される。そして、滑り図柄数SZN が「0」になった場合には(S43:Yes) 、回転リール3〜5が停止制御され(S44)、第1停止が完了する。ところで、今回が第2停止の場合には(S45:Yes) 、既に停止された回転リール3〜5の停止位置、つまり停止すべき停止対象図柄の停止位置が、基準位置(下段位置)と、中段位置と、上段位置に応じて図柄を停止させる図柄停止テーブル選択テーブルZTS が設定される(S46)。
その後、第1停止と同様にS37以降が実行され、第2停止が完了する。一方、今回の停止が最終の第3停止の場合には(S45:No)、第3停止のための滑り図柄数SZN が決定される(S47)。この場合、BB又はRBに当選している場合には、最大滑り図柄数範囲内に当選図柄があるか否かを判定し、その範囲内にある場合には、その図柄までのコマ数を滑り図柄数として決定するが、その範囲内に無い場合には、リーチ目となる位置で停止させるための滑り図柄数を決定する。
また、小役又はリプレイに当選している場合には、最大滑り図柄数範囲内に当選図柄があるか否かを判定し、その範囲内にある場合には、その図柄までのコマ数を滑り図柄数として決定する。また、今回のゲームにおける図柄テーブル選択データが「0」であって、外れの場合には、入賞となる図柄が揃わないように、滑り図柄数を決定する。但し、リーチ目となる停止位置を避けるように、滑り図柄数を決定する。
更に、今回のゲームにおける図柄テーブル選択データが「7」であって、リプレイ態様が成立する直前のリーチ状態に発展させる場合には、第1停止と第2停止でリーチ状態になっているため、この第3停止では、第1及び第2停止で揃った図柄と異なる図柄で停止させるように、滑り図柄数SZN を決定する。そして、同様にして、その滑り図柄数SZN が「0」でない場合には(S39:No)、滑り図柄数SZN が「0」になるまで、S40〜S43が実行され、最後の回転リール3〜5の第3停止が完了する(S44)。
次に、このように構成されたスロットマシン1の作用について説明する。
このスロットマシン1に電源が投入された直後においては、フラグ記憶部に64aに、何れのボーナスフラグが蓄積されていないため、一般遊技状態である。この一般遊技状態において、遊技者は1枚〜3枚のメダルをメダル投入口34から投入してスタートレバー35を操作する。このとき、3つの回転リール3〜5が一斉に回転を開始してゲームが開始される。
このスタートレバー35が操作されたときに、抽選手段62により内部抽選され、「大当たり」と、「小当たり」と、「リプレイ」と、「小役1〜3」及び「外れ」のうちの何れかの入賞役が判定され、当選した入賞役に対応する入賞フラグ(大当りフラグ、小当りフラグ、小役1フラグ、小役2フラグ、小役3フラグ、リプレイフラグ、外れフラグ)が抽選フラグ2の値としてフラグ記憶部64aに記憶される。このとき、図柄テーブル選択データ設定手段64bにより、対応テーブルT1に基づいて、抽選フラグ2の値に対応する図柄テーブル選択データ(0〜4)が設定される。
ここで、抽選フラグ2の値「00〔H 〕」は入賞役「外れ」であり、「01〔H 〕」は入賞役「チェリー」であり、「02〔H 〕」は入賞役「スイカ」であり、「04〔H 〕」は入賞役「ベル」であり、「08〔H 〕」は入賞役「リプレイ」である。そして、第1停止として、例えば、左側のストップボタン36が操作された場合、ストップボタン36に対応する、一般遊技用の左回転リール用の図柄停止テーブルアドレステーブルが選択され、この図柄停止テーブルアドレステーブルのうちから、図柄テーブル選択データに該当する図柄停止テーブル選択テーブルZTS が選択される。
更に、この選択された図柄停止テーブル選択テーブルZTS に有する複数の図柄停止テーブルZTT のうちから1つの図柄停止テーブルZTT が選択される。そして、最終的に、この図柄停止テーブルZTT のデータと、回胴図柄カウンタで指示される基準位置に対応する図柄番号とに基づいて、滑り図柄数SZN が設定され、この滑り図柄数SZN が「0」になったときに駆動停止される。第2停止及び第3停止についても略同様にして、停止制御が実行される。
ところで、一般遊技状態において、「大当たり」又は「小当たり」であるボーナスに当選した場合、そのボーナスフラグがフラグ記憶部64aに蓄積されるともに、状態移行手段67により、一般遊技状態からリプレイ遊技状態に移行される。そのため、このリプレイ遊技状態においては、図14に示す対応テーブルT2が選択される。ここで、抽選フラグ2の値である10〔H 〕〜18〔H 〕は、レギュラーボーナスが持ち越された場合の「外れ」〜「リプレイ」に相当し、また20〔H 〕〜28〔H 〕は、ビッグボーナスが持ち越された場合の「外れ」〜「リプレイ」に相当する。
そして、今回のゲーム開始時に、リプレイに当選し、抽選フラグ2の値が18〔H 〕又は28〔H 〕の場合には、図16に示す対応テーブルT4が参照される。即ち、この対応テーブルT4を用いて、図柄テーブル選択データ「4」が、41/256 の確率で設定されるが、 215/256 の確率で図17に示す対応テーブルT5が参照される。即ち、この対応テーブルT5を用いて、リプレイ連続カウンタの値が「0」〜「2」の場合には、図柄テーブル選択データとして「0」が決定され、リプレイ連続カウンタの値が「3」の場合には、図柄テーブル選択データとして「7」が決定される。
ここで、リプレイタイム遊技状態における、「リプレイ」が最終的に成立する確率は、1/1.1 ×41/256 により、約1/7となり、一般遊技状態におけるリプレイ役の抽選確率(0.137)と略等しくなる( 図9 参照) 。
リプレイ遊技状態においては、左図柄停止テーブルアドレステーブルとして、図18に示す対応テーブルT6が選択され、外れの場合には、図柄テーブル選択データ「0」に対応する図柄停止テーブル選択テーブル「ZTS 0」が選択される。この図柄停止テーブル選択テーブル「ZTS 0」が選択された場合には、図19に示すように、乱数値「0〜255」を用いて抽選された抽選値に基づいて、図柄停止テーブル「ZTT 1〜ZTT 3」の何れかが決定する。
それ故、図25に示すように、抽選により図柄停止テーブル「ZTT 1〜ZTT 3」の何れが決定した場合には、リプレイ図柄が表示窓15の下段である基準位置と、中段位置と、上段位置の何れで停止するか決まらず、しかも表示窓15に表示されない場合もある。更に、中回転リール4と右回転リール5についても同様に、リプレイ図柄の停止位置が安定しないため、第1停止で、リプレイ図柄が表示窓15に表示されない場合、リプレイ態様が成立しないことが直ぐに分かる。
また、第1停止でリプレイ図柄が基準位置と、中段位置と、上段位置の何れかで停止した場合であっても、次の第2停止において、有効化された入賞ライン59a〜59e上にリプレイ図柄が揃わない場合が殆どであるため、この場合にも、リプレイ態様が成立しないことが直ぐに分かる。
ところで、リプレイ入賞が3回連続したが、次のゲームでリプレイに入賞できなかった場合、つまりリプレイタイム遊技状態が解除されて、ボーナス図柄が揃った状態になってから、蓄積されていたボーナスフラグに対応するボーナスゲーム状態に移行するための条件である、リプレイ連続カウンタの値が「4」に満たない「3」の場合には、リプレイ連続カウンタの値が「0」〜「2」の場合と比べて、リプレイ態様が成立する直前のリーチ態様に発展し易いように、図柄テーブル選択データとして「7」が既に決定されている。
このように、図柄テーブル選択データ「7」は、本発明の特徴であり、リプレイ態様が成立する直前のリーチ状態に発展し易いように、リーチ用の図柄停止テーブルを選択する値である。そのため、図柄テーブル選択データが「7」に設定されている場合には、左図柄停止テーブルアドレステーブルとして、図18に示す対応テーブルT6が選択され、この対応テーブルT6に基づいて、図柄テーブル選択データ「7」に対応する図柄停止テーブル選択テーブル「ZTS 7」が選択される。
この図柄停止テーブル選択テーブル「ZTS 7」が選択された場合には、図20に示すように、乱数値「0〜255」を用いて抽選された抽選値に基づいて、図柄停止テーブル「ZTT 4〜ZTT 5」の何れかが決定する。ここで、抽選により、例えば図柄停止テーブル「ZTT 4」が決定した場合には、図25のテーブルに基づいて、ストップボタン36が何れのタイミングで操作された場合であっても、滑り図柄数SZN に基づいて、リプレイ図柄が表示窓15の基準位置で必ず停止する(図31参照)。
この左図柄停止テーブル「ZTT 4」において、滑り図柄数「1〜4」は、夫々総コマ滑り数である。そして、次の第2停止として、中央のストップボタン37と右側のストップボタン38の何れが操作された場合でも、図21に示すように、図柄テーブル選択データ「7」に対応する図柄停止テーブル選択テーブル「ZTS 27」が選択される。図22に示すように、この図柄停止テーブル選択テーブル「ZTS 27」が選択された場合に、対応テーブルT10,T11に示すように、第1停止(この場合には左側の回転リール3)におけるリプレイ図柄の停止位置が、基準位置(下段)の場合には、中図柄停止テーブル選択テーブルとして「ZTS 31」に切換えられ、右図柄停止テーブル選択テーブルとして「ZTS 41」に切換えられる。
また、第1停止におけるリプレイ図柄の停止位置が、中段位置の場合には、中図柄停止テーブル選択テーブルとして「ZTS 32」に切換えられ、右図柄停止テーブル選択テーブルとして「ZTS 42」に切換えられる。更に、第1停止におけるリプレイ図柄の停止位置が、上段位置の場合には、中図柄停止テーブル選択テーブルとして「ZTS 33」に切換えられ、右図柄停止テーブル選択テーブルとして「ZTS 43」に切換えられる。
ここでは、分かり易いように、第1停止において、リプレイ図柄が基準位置に停止した場合について説明する。この場合、中図柄停止テーブル選択テーブル「ZTS 31」が選択され、右図柄停止テーブル選択テーブル「ZTS 41」が選択されている。中図柄停止テーブル選択テーブル「ZTS 31」と右図柄停止テーブル選択テーブル「ZTS 41」については、図23の対応テーブルT12と図24の対応テーブルT13に示すように、ゲーム開始処理手段61から開始指令を受けたときに取得した乱数値「0〜127」に基づいて、例えば中図柄停止テーブル「ZTT 10」と、右図柄停止テーブル「ZTT 20」とが選択された場合について説明する。
図26の中図柄停止テーブル「ZTT 10」が選択された場合、ストップボタン37を何れのタイミングで操作した場合であっても、リプレイ図柄が表示窓15の基準位置で必ず停止する。また、右図柄停止テーブル「ZTT 20」が選択された場合、ストップボタン38が何れのタイミングで操作された場合であっても、滑り図柄数SZN に基づいて、リプレイ図柄が表示窓15の基準位置で必ず停止する。この中図柄停止テーブル「ZTT 10」において、滑り図柄数「1」はコマ滑りを意味し、滑り図柄数「0」は停止を意味する。
それ故、例えば、図31に示すように、第1停止として左側の回転リール3のリプレイ図柄が基準位置に停止した場合、第2停止が中央の回転リール4であった場合には、入賞ライン59cに沿ってリーチ状態(所謂、テンパイ状態)となるように、リプレイ図柄が基準位置で夫々停止する。
また、第2停止が右側の回転リール5であった場合には、図32に示すように、入賞ライン59cに沿ってリーチ状態となるように、リプレイ図柄が基準位置で夫々停止する。但し、第3停止については、図柄停止制御のS47で説明したように、リプレイ図柄が基準位置以外で停止するように停止制御される。
このように、遊技者は、第1停止を経て第2停止までは、リプレイ態様が成立する直前のリーチ状態であるため、遊技者に有利な状態に移行することを確信するようになり、最後の回転リールで第3停止するまで、期待感を持続することができ、遊技者の期待感や興趣性を高めることができる。
ところで、第1停止として左側の回転リール3のリプレイ図柄が基準位置に停止した場合であって、図23、図24に示す対応テーブルT12,T13を用いた抽選により、第2停止に際して、中図柄停止テーブルとして「ZTT 11」が選択され、右図柄停止テーブルとして「ZTT 21」が選択された場合について説明する。
中図柄停止テーブルとして「ZTT 11」の場合には、ストップボタン37が何れのタイミングで操作された場合であっても、滑り図柄数SZN に基づいて、中央の回転リール4のリプレイ図柄が表示窓15の中段位置で必ず停止する。また、右図柄停止テーブルとして「ZTT 21」の場合には、ストップボタン38が何れのタイミングで操作された場合であっても、滑り図柄数SZN に基づいて、右側の回転リール5のリプレイ図柄が表示窓15の上段位置で必ず停止する。
そのため、例えば、第2停止が中央の回転リール4の場合には、図33に示すように、リプレイ図柄が中段位置に停止し、入賞ライン59eに沿ってリーチ状態(所謂、テンパイ状態)となる。また、第2停止が右側の回転リール5の場合には、図34に示すように、リプレイ図柄が上段位置に停止し、この場合にも、入賞ライン59eに沿ってリーチ状態となる。
但し、第3停止については、図柄停止制御のS47で説明したように、リプレイ図柄が入賞ライン59eから外れた停止位置で停止するように停止制御される。ここで、リプレイタイム遊技状態において、大当たり役や小当たり役が当選した場合、これら全てのボーナスフラグがフラグ記憶部64aに蓄積されるようになっている。
ところで、リプレイタイム遊技状態において、リプレイ連続カウンタの値が「4」に達したことで、リプレイタイム遊技状態が解除された場合には、図15に示す対応テーブルT3が適用される。この場合、ボーナス図柄が揃い易くなり、ボーナス図柄が揃った場合に、フラグ記憶部64aに蓄積されていたボーナスフラグに対応するボーナスゲーム状態に移行し、蓄積された順序にビッグボーナス又はレギュラーボーナスが実行される。それ故、このボーナスゲーム期間中においては、外れが発生しないように制御される。
そして、ボーナスゲームを終了した場合に、ボーナスフラグがフラグ記憶部64aに蓄積されている場合、所謂ストック状態の場合には、リプレイタイム遊技状態に移行する。そして、前述したように、図14に示す対応テーブルT2を用いてリプレイタイム遊技状態によりゲームが実行される。しかし、ボーナスゲームの終了時に、蓄積されたボーナスフラグが無い場合には、一般遊技状態に移行する。
このように、複数の回転リール3〜5と、スタートレバー35と、フラグ設定手段64と、ストップボタン36〜38とを備え、複数の図柄停止テーブルを記憶した図柄停止テーブル記憶手段65aと、図柄停止テーブル選択手段65bと、滑り図柄数決定手段65cと、連続入賞回数計数手段64cと、状態移行手段67と、テーブル選択制御手段65dとを設けたので、スタートレバー35の操作により開始されたゲームがストップボタン36〜38の操作により終了するようにして、複数回のゲームが進行しているゲームの途中で、今まで連続していたリプレイ入賞フラグ又はリプレイ態様が成立せずに途切れたために、連続入賞回数が「4回」未満の「3回」になった場合でも、リプレイ態様が成立する直前のリーチ状態に発展し易いリーチ用図柄停止テーブルZT4〜 T5、ZTT10 〜11、ZTT20 〜ZTT21 が選択された場合、遊技者はリプレイ態様が成立する直前のリーチ状態を介して、遊技者に有利な状態に移行することを確信するようになり、最後の第3回転リールが停止するまで、期待感を持続することができ、遊技者の期待感や興趣性を高めることができる。
また、フラグ設定手段64は、内部抽選によりリプレイ役に当選した場合に、そのリプレイ態様を成立させる図柄停止テーブルZT4〜 T5、ZTT10 〜11、ZTT20 〜ZTT21 を選択するか否かを、更なる別の抽選により決定するので、その抽選確率の設定如何により、リプレイタイム遊技状態における、リプレイ役が最終的に成立する確率「約1/7」と、一般遊技状態におけるリプレイ役の抽選確率とを略等しく設定することができる。
また、フラグ設定手段64は、別の抽選によりリプレイ態様が成立する図柄停止テーブルを選択しない場合に、リーチ状態に発展させるか否かを連続入賞回数を加味して決定するので、連続入賞回数を有効活用して、遊技者に対する期待感の向上に大いに反映させることができる。また、図柄停止テーブル選択手段65bは、リーチ状態に発展させる場合には、第1停止と第2停止については選択されたリーチ用図柄停止テーブルを参照するので、リーチ状態を高い確率で発生し易くすることができる。
また、リプレイタイム遊技状態は、一般遊技状態において内部抽選によりボーナス当選してボーナスフラグがセットされた場合の遊技状態であり、状態移行手段67はリプレイタイム遊技状態において連続入賞回数が「4回」に達した場合に、ボーナス図柄を揃い易くし、ボーナス図柄が揃った場合に、ボーナスフラグに対応するボーナスゲーム状態に移行させるので、遊技者はリプレイ入賞を連続させて、リプレイタイム遊技状態を早く解除するようにして、ボーナスゲームを楽しむことができる。
次に、前記実施形態を部分的に変更した変更形態について説明する。
1〕リプレイタイム遊技状態を解除する条件であるリプレイ入賞回数を、4回以外の任意の回数に設定するようにしてもよく、これに応じてリプレイ入賞しなかった場合にリーチ状態に発展する回数は、その入賞回数よりも少ない任意の数値であってもよい。
2〕フラグ記憶部64aにおけるボーナスフラグの蓄積数が多い程、リプレイタイム遊技状態を解除する条件としてのリプレイ入賞回数を少なくし、これに応じてリーチ状態に発展する回数を変更するようにしてもよい。
3〕リプレイタイム遊技状態を解除するリプレイ入賞回数未満のゲームで、リプレイ入賞しなかった場合でもリーチ状態に発展させないように、遊技者がボタン操作等で設定できるようにしてもよい。
4〕リプレイタイム遊技状態を解除するリプレイ入賞回数未満のゲームで、リーチ状態に発展した場合、音声により「おっ!!、リーチ」とスピーカ40から発生するようにしたり、上部ランプ10,11を高速で点滅させて盛り上げるようにしてもよい。
5〕リプレイタイム遊技状態を解除するリプレイ入賞回数未満のゲームで、リーチ演出する場合のリーチ状態用の図柄停止テーブルを専用に設けることなく、第1停止、第2停止については通常遊技用の図柄停止テーブルを用いてリーチ状態を醸し出すようにしてもよい。
6〕リプレイの入賞回数が、第2回数(3回)未満の第3回数(例えば、2回)になった場合に、第1停止に限ってリプレイ図柄を何れかの入賞ライン上に停止させるように制御してもよい。
7〕フラグ設定手段64が再抽選によりリーチ状態に発展させるか否かを決定する以外に、図柄停止テーブル選択手段65bが、図柄停止時に連続入賞回数を加味してリーチ状態に発展させるか否かを決定するようにしてもよい。その場合、開始操作時に実行する抽選制御(図28)はS11〜S13については、前述した実施例と同様に行い、S14で図柄テーブル選択データ(0〜6)を決定しておき、停止操作時に実行する図柄停止制御(図30)のS36,S38,S48等の設定処理時にリプレイ連続カウンタの値を判定して、カウンタ値が所定数の場合にリーチ状態に発展させるように制御するようにしてもよい。
8〕3つのストップボタン36〜38を所定の押し順で停止操作した場合にのみ、リーチ状態になる図柄停止テーブルを選択するようにしてもよい。例えば、順押し(左→中→右)又は挟み押し(左→右→中)の場合にのみ、テーブル選択制御手段65dを実行させることで、主制御手段50Aの制御負荷を軽減できる。
9〕リプレイタイム解除後に移行する遊技状態は、ボーナスゲーム状態以外に、所定ゲーム数に亙って小役態様を成立させ易くするために、回転リール3〜5の停止タイミング等を報知してアシストしてあげるアシストタイム遊技状態であったり、所定ゲーム数又は所定条件に達するまで、内部抽選を無視して第1停止と第2停止については回転リール制御がフリー(無制御)になるチャレンジタイム遊技状態等、種々の遊技状態に移行するように構成してもよい。
10〕本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を付加し、本発明を適用することが可能である。更に、一般遊技状態から各種の遊技状態に移行可能でストック機能を有する種々のスロットマシン、遊技媒体としてパチンコ球を使用する各種のスロットマシンにも、本発明を適用することが可能である。
メダル等の各種の遊技媒体を用いるスロットマシンであって、一般遊技状態から、入賞したボーナスフラグを蓄積する所謂ストック遊技状態、或いは小役態様を成立し易く報知するアシスト遊技状態に移行可能なスロットマシンに適用できる。
本発明の実施形態に係るスロットマシンの正面図である。 スロットマシンの内部の正面図である。 スロットマシンの制御系のブロック図である。 回転リールに印された複数種類の図柄の配置を説明する図表である。 スロットマシンの要部拡大部分正面図である。 停止図柄の組合わせ態様を示す図表である。 ビッグボーナスのゲーム内容を示す説明図である。 主制御手段と副制御手段の制御系の機能ブロック図である。 一般遊技用入賞判定テーブルのデータ内容を示す図表である。 リプレイタイム遊技用入賞判定テーブルのデータ内容を示す図表である。 入賞役に応じた抽選フラグ1と抽選フラグ2の値を示す図表である。 表示窓に表示される図柄の基準停止位置を説明する説明図である。 一般遊技中に適用される図柄テーブル選択データの図表である。 リプレイタイム遊技中に適用される図柄テーブル選択データの図表である。 リプレイタイム解除後に適用される図柄テーブル選択データの図表である。 図柄テーブル選択データ「4」と「0」と「7」を振分ける図表である。 図柄テーブル選択データ「0」と「7」を振分ける図表である。 リプレイタイム遊技中の左図柄停止テーブルアドレステーブルの内容を示す図表である。 図柄停止テーブル選択テーブルの内容を示す図表である。 図柄停止テーブル選択テーブルの内容を示す図表である。 リプレイタイム遊技中に適用される中・右図柄停止テーブルアドレステーブルの内容を示す図表である。 図柄停止テーブル選択テーブルの内容を示す図表である。 図柄停止テーブル選択テーブルの内容を示す図表である。 図柄停止テーブル選択テーブルの内容を示す図表である。 図柄停止テーブルの滑り図柄数の設定内容を示す図表である。 図柄停止テーブルの滑り図柄数の設定内容を示す図表である。 図柄停止テーブルの滑り図柄数の設定内容を示す図表である。 抽選制御のフローチャートを示す図である。 リプレイ連続カウンタ更新制御のフローチャートを示す図である。 図柄停止制御のフローチャートを示す図である。 左及び中回転リールによる基準位置でのリーチ状態の説明図である。 左及び右回転リールによる基準位置でのリーチ状態の説明図である。 左及び中回転リールによる斜め入賞ラインでのリーチ状態の説明図である。 左及び右回転リールによる斜め入賞ラインでのリーチ状態の説明図である。
符号の説明
1 スロットマシン
3〜5 回転リール
35 スタートレバー
36〜38 ストップボタン
64 フラグ設定手段
64c 連続入賞回数計数手段
65a 図柄停止テーブル記憶手段
65b 図柄停止テーブル選択手段
65c 滑り図柄数決定手段
65d テーブル選択制御手段

Claims (6)

  1. 複数の図柄を夫々変動表示させる複数の回転リール(3〜5)と、複数の回転リール(3〜5)の回転を開始させる開始操作手段(35)と、前記開始操作手段(35)の操作時に内部抽選により当選した入賞役に対応する入賞フラグを設定するフラグ設定手段(64)と、複数の回転リール(3〜5)の回転を個別に停止させる停止操作手段(36 〜38) とを備えたスロットマシンにおいて、
    前記停止操作手段(36 〜38) で回転リール(3〜5)を停止させる際の滑り図柄数を予め設定した複数の図柄停止テーブルを記憶した図柄停止テーブル記憶手段(65a) と、
    前記複数の図柄停止テーブルのうちの1つを選択する図柄停止テーブル選択手段(65b) と、
    前記図柄停止テーブル選択手段(65b) で選択された図柄停止テーブルから滑り図柄数を決定する滑り図柄数決定手段(65c) と、
    前記フラグ設定手段(64)により設定される所定の入賞フラグが連続して成立した場合又は所定の入賞態様が連続して成立した場合の連続入賞回数を計数する連続入賞回数計数手段(64c) と、
    前記連続入賞回数計数手段(64b) により計数された連続入賞回数が所定の第1回数に達した場合に遊技者に有利な状態に移行させる状態移行手段(67)と、
    前記連続入賞回数計数手段(65d) の連続入賞回数が第1回数未満の所定の第2回数になった場合、連続入賞回数が前記第2回数未満の場合と比べて、前記図柄停止テーブル選択手段(65b) が前記所定の入賞態様が成立する直前のリーチ状態に発展し易いリーチ用図柄停止テーブルを選択するように制御するテーブル選択制御手段(65d) と、
    を備えたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記フラグ設定手段(64)は、内部抽選により前記所定の入賞役に当選した場合にその入賞態様を成立させる図柄停止テーブルを選択するか否かを、更なる別の抽選により決定することを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記フラグ設定手段(64)は、前記別の抽選により前記入賞態様が成立する図柄停止テーブルを選択しない場合に、リーチ状態に発展させるか否かを前記連続入賞回数を加味して決定することを特徴とする請求項2に記載のスロットマシン。
  4. 前記図柄停止テーブル選択手段(65b) は、リーチ状態に発展させる場合には第1停止と第2停止については選択されたリーチ用図柄停止テーブルを参照することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のスロットマシン。
  5. 前記所定の入賞態様は遊技媒体を投入しないで再遊技可能なリプレイ入賞であり、前記スロットマシンはリプレイ入賞する当選確率を高めたリプレイタイム遊技状態に移行可能であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のスロットマシン。
  6. 前記リプレイタイム遊技状態は一般遊技状態において内部抽選によりボーナスゲームに入賞してボーナスフラグがセットされた場合の遊技状態であり、前記状態移行手段(67)は前記リプレイタイム遊技状態において前記連続入賞回数が前記第1回数に達した場合に、前記ボーナスフラグに対応するボーナスゲーム状態に移行させることを特徴とする請求項5に記載のスロットマシン。
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