JP2003019250A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003019250A
JP2003019250A JP2001210639A JP2001210639A JP2003019250A JP 2003019250 A JP2003019250 A JP 2003019250A JP 2001210639 A JP2001210639 A JP 2001210639A JP 2001210639 A JP2001210639 A JP 2001210639A JP 2003019250 A JP2003019250 A JP 2003019250A
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JP
Japan
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mode
flag
winning
winning flag
game
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Pending
Application number
JP2001210639A
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English (en)
Inventor
Hisao Tsuchimoto
久雄 土本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP2001210639A priority Critical patent/JP2003019250A/ja
Publication of JP2003019250A publication Critical patent/JP2003019250A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞フラグが設定されたゲームでその入賞フ
ラグに対応する停止図柄態様(入賞態様)が成立しない
場合、設定された入賞フラグを保持するか否か決定する
こと、また、設定された入賞フラグを保持する期間につ
いて新たな限定を加えること、等により遊技性に優れた
遊技機を提供する。 【解決手段】 抽選判定手段42で入賞態様が抽選判定
された場合、その入賞態様に対応する入賞フラグを設定
する。そして、フラグ保持決定手段45により、そのゲ
ームで入賞フラグに対応する停止図柄態様が成立しない
場合にその入賞フラグを保持するか否か決定する。その
入賞フラグは所定条件(例えば、入賞フラグに対応する
入賞態様が成立するという条件)が成立するまで保持さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、入賞フラグが設
定されたゲームでその入賞フラグに対応する停止図柄態
様(入賞態様)が成立しない場合、その入賞フラグを所
定条件が成立するまで保持可能に構成した遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 従来の遊技機であるスロットマシンに
は、一般に、3つの回転リール、スタートレバー、3つ
の回転リールに対応する3つのストップボタンが設けら
れ、遊技者は、遊技媒体であるメダルを1〜3枚ベット
してから、スタートレバーを操作して3つの回転リール
を回転させ、3つのストップボタンを順次操作して回転
する3つの回転リールを順次停止させてゲームを行う。
【0003】各回転リールの外周面には複数(例えば、
21個)の遊技図柄(例えば、「7」、「BAR」、
「スイカ」、「ベル」、「プラム」、「チェリー」、
「リプレイ図柄」等)が印されており、回転リールが回
転することにより、スロットマシンの前面部に形成され
た表示窓に複数の遊技図柄が変動表示される。
【0004】3つの回転リールが回転停止したとき、表
示窓に表示される遊技図柄の停止図柄態様(遊技図柄の
組合せ)が、大当り態様(「7」が3つ揃う態様)、小
当り態様(「BAR」が3つ揃う態様)、小役態様
(「スイカ」や「ベル」や「プラム」が夫々3つ揃う態
様等)、リプレイ態様(「リプレイ図柄」が3つ揃う態
様)、外れ態様(上記の態様以外の態様)等のうちの何
れかになる。
【0005】大当り態様や小当り態様や小役態様等の入
賞態様になった場合、その入賞態様に応じた枚数(例え
ば、1〜15枚)のメダルが払出され、リプレイ態様に
なった場合はそのゲームのリプレイが可能となる。更
に、大当り態様になった場合には、ビッグボーナス〔B
B〕が発生し、小当り態様になった場合には、レギュラ
ーボーナス〔RB〕が発生する。
【0006】さて、従来のスロットマシンでは、メダル
がベットされている場合にスタートレバーを操作するタ
イミングで、遊技図柄の変動後に停止可能な停止図柄態
様が入賞態様か否かが乱数抽選にて判定される。入賞態
様が抽選判定された場合、その入賞態様に対応する入賞
フラグを設定可能に構成され、入賞フラグが設定された
場合には、その入賞フラグに対応する停止図柄態様とな
るように、複数の回転リールが停止制御されるようにな
っている。
【0007】即ち、入賞フラグが設定されると、その入
賞フラグに対応する停止図柄態様(入賞態様)になるよ
うに、遊技者がストップボタンを操作して、複数の回転
リールを停止させることを可能にしている。但し、遊技
者が回転リールの停止操作を行う関係上、入賞フラグが
設定されているからといって、その入賞フラグに対応す
る停止図柄態様が必ず成立するとは限らない。
【0008】従来のスロットマシンでは、遊技図柄の変
動後に停止可能な停止図柄態様が大当り態様や小当り態
様等の入賞態様に抽選判定された場合、大当り態様に対
応するビッグボーナスフラグ(BBF)や小当り態様に
対応するレギュラーボーナスフラグ(RBF)等の入賞
フラグが設定されると、ビッグボーナスフラグ(BB
F)やレギュラーボーナスフラグ(RBF)は大当り態
様や小当り態様が成立するまで保持される。つまり、抽
選判定された大当り態様や小当り態様が成立することが
保障され、大当り態様や小当り態様が成立すると、設定
されたビッグボーナスフラグ(BBF)やレギュラーボ
ーナスフラグ(RBF)が消去される。
【0009】また、従来のスロットマシンにおいて、遊
技図柄の変動後に停止可能な停止図柄態様が小役態様や
リプレイ態様等の入賞態様に抽選判定された場合、基本
的に、抽選判定された小役態様やリプレイ態様がそのゲ
ームで成立しなかった場合には、以降、その小役態様や
リプレイ態様に対応する入賞フラグは保持されない。つ
まり、抽選判定された小役態様やリプレイ態様は、その
ゲームのみにおいて成立することが可能となり、抽選判
定された小役態様やリプレイ態様に対応する入賞フラグ
が設定されたとしても保持されることなく消去される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】 従来のスロットマシ
ンでは、前述のように、遊技図柄の変動後に停止可能な
停止図柄態様として、大当り態様や小当り態様等の入賞
態様が抽選判定された場合、大当り態様や小当り態様が
成立するまで、ビッグボーナスフラグ(BBF)やレギ
ュラーボーナスフラグ(RBF)等の入賞フラグを保持
するものであるため、また、入賞フラグを保持する期間
について、大当り態様や小当り態様が成立するまでとい
う従来定着化した単純なものであるため、遊技性に欠け
る面がある。
【0011】また、前述のように、遊技図柄の変動後に
停止可能な停止図柄態様として、小役態様やリプレイ態
様等の入賞態様が抽選判定された場合では、基本的に、
抽選判定された小役態様やリプレイ態様がそのゲームで
成立しなかった場合には、以降、その小役態様やリプレ
イ態様に対応する入賞フラグが保持されるものでないた
め、やはり遊技性に欠ける面がある。
【0012】本発明の目的は、入賞フラグが設定された
ゲームでその入賞フラグに対応する停止図柄態様(入賞
態様)が成立しない場合、設定された入賞フラグを保持
するか否か決定すること、また、設定された入賞フラグ
を保持する期間について新たな限定を加えること、等に
より遊技性に優れた遊技機を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】 本願の遊技機は、複数
の遊技図柄を夫々変動表示する複数の可変表示手段と、
これら可変表示手段による図柄変動の開始を指令する変
動開始指令手段と、この変動開始指令手段による図柄変
動の開始指令に基づいて遊技図柄の変動後に停止可能な
停止図柄態様が入賞態様か否かを乱数抽選にて判定する
抽選判定手段と、遊技図柄の変動後の停止図柄態様が入
賞態様になった場合に利益を付与する利益付与手段とを
備えた遊技機に適用される。
【0014】そして、抽選判定手段により入賞態様が抽
選判定された場合に、その入賞態様に対応する入賞フラ
グを設定可能なフラグ設定手段と、このフラグ設定手段
により設定された入賞フラグに対応する停止図柄態様と
なるように、複数の可変表示手段を停止制御する停止制
御手段とを備えると共に、フラグ設定手段により入賞フ
ラグが設定されたゲームでその入賞フラグに対応する停
止図柄態様が成立しない場合、その入賞フラグを所定条
件が成立するまで保持するように構成したことを特徴と
するものである。
【0015】フラグ設定手段により入賞フラグが設定さ
れたゲームでその入賞フラグに対応する停止図柄態様が
成立しない場合、その入賞フラグを保持するか否か決定
するフラグ保持決定手段を設けてもよい。
【0016】ここで、フラグ保持決定手段により、フラ
グ設定手段で設定された入賞フラグを保持するか否か決
定する場合、今回のゲームで抽選判定された入賞態様の
種類、前回以前のゲームの抽選判定に基づく入賞フラグ
が保持されているか否か、前回以前のゲームの抽選判定
に基づいて保持されている入賞フラグ(入賞フラグに対
応する入賞態様)の種類、等々に基づいて行ってもよい
し、単に抽選にて行ってもよいし、これら両方を加味し
て行ってもよい。
【0017】前記所定条件として、フラグ設定手段で設
定された入賞フラグに対応する入賞態様と異なる入賞態
様が、抽選判定手段により抽選判定されたこととしても
よいし、フラグ設定手段で設定された入賞フラグに対応
する入賞態様よりもランクの高い入賞態様が、前記抽選
判定手段により抽選判定されたこととしてもよい。後者
の場合、新たに抽選判定されたランクの高い入賞態様に
対応する入賞フラグを保持可能に構成してもよい。
【0018】或いは、前記所定条件として、フラグ設定
手段で入賞フラグが設定されたゲームから所定数のゲー
ムが消化されたこととしてもよい。前記フラグ設定手段
で入賞フラグが設定されたことを報知する報知手段を設
けてもよい。また、前記停止制御手段を、複数の停止操
作のパターンに応じて異なる停止制御を行うように構成
し、フラグ設定手段により設定された入賞フラグに対応
する停止図柄態様にすることを可能にする停止操作のパ
ターンを報知する第2の報知手段を設けてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施形態は、遊技
者が遊技媒体であるメダルを1〜3枚ベットしてから、
スタートレバーを操作して3つの回転リールを回転さ
せ、3つのストップボタンを順次操作して回転する3つ
の回転リールを順次停止させ、そのときの遊技図柄の組
合せ(停止図柄態様)によって、メダルの払出しが得ら
れる等の遊技結果が決まるスロットマシンに、本発明を
適用した場合の一例である。
【0020】図1〜図3に示すように、スロットマシン
1には、その本体ケース2の内部に、第1〜第3回転リ
ール3〜5と、第1〜第3回転リール3〜5を夫々回転
駆動する複数の電動モータ6〜8を含むリール駆動手段
9と、このリール駆動手段9を介して第1〜第3回転リ
ール3〜5の夫々の回転/停止制御を行うリール制御手
段44を有する制御装置40等が設けられている。
【0021】第1〜第3回転リール3〜5は左右方向に
並べて配設され、これら左右方向向きの同心状の軸心部
が電動モータ6〜8の駆動軸6a〜8aに夫々固着され
ている。各回転リール3〜5の外周面には、「7」、
「BAR」、「スイカ」、「ベル」、「プラム」、「チ
ェリー」、「リプレイ図柄」等々の複数の遊技図柄が、
例えば21個、周方向に所定間隔おきに印されている。
尚、回転リール3〜5と電動モータ6〜8を含むリール
駆動手段9等が、複数の遊技図柄を夫々変動表示する複
数の可変表示手段10に相当する。
【0022】本体ケース2の前面部には、透明な外パネ
ル11aと不透明な内パネル11bからなる表示パネル
11が設けられ、内パネル11bに第1〜第3回転リー
ル3〜5に対応する3つの表示窓12が左右方向に並べ
て形成されている。各表示窓12には、対応する第1〜
第3回転リール3〜5の前部が接近対向し、回転リール
3〜5が回転することで複数の遊技図柄が変動表示され
る。各表示窓12には、対応する回転リール3〜5が停
止した状態で、その上段部と中段部と下段部に連続する
3つの遊技図柄が停止表示され、3組の表示窓12には
全体で3行3列計9つの変動停止した遊技図柄を表示可
能になっている。
【0023】図1に示すように、3つの表示窓12の上
段部同士、中段部同士、下段部同士を夫々水平に結ぶ3
本の入賞ライン14〜16と、左側から右側へ3つの表
示窓12の上段中段下段部同士、左側から右側へ3つの
表示窓12の下段中段上段部同士を夫々斜めに結ぶ2本
の入賞ライン17,18の計5本の入賞ライン14〜1
8が設定されている。尚、上記以外の入賞ラインの設定
も可能である。
【0024】図1、図2に示すように、本体ケース2の
表示パネル11の下側から前方に張出す中段フレーム2
aに、メダル投入部19とベットボタン20が設けら
れ、表示パネル11の左下隅部分には、セグメント型発
光ダイオードディスプレイ(LED)からなる枚数表示
手段21が設けられている。例えばメダルを50枚まで
クレジットすることができ、そのクレジット枚数が枚数
表示手段21に表示される。メダル投入部19からメダ
ルを投入するか、或いは、メダルのクレジットがある場
合にはベットボタン20を操作して、ゲームの開始にあ
たって1〜3枚のメダルをベットすることができる。
【0025】中段フレーム2aの前面部側には、スター
トレバー22と、第1〜第3回転リール3〜5に対応す
る3つのストップボタン23〜25が設けられている。
スタートレバー22が、複数の可変表示手段による図柄
変動の開始を指令する変動開始指令手段に相当し、この
スタートレバー22を操作したとき、1〜3枚のメダル
がベットされていれば、第1〜第3回転リール3〜5が
回転を開始する。
【0026】第1〜第3回転リール3〜5が回転してい
るときに、ストップボタン23〜25を操作すると対応
する回転リール3〜5が停止する。3つのストップボタ
ン23〜25全てが操作されると、第1〜第3回転リー
ル3〜5の全てが停止して1回のゲームが終了する。
【0027】表示パネル2aの右上部には、後述のフラ
グ設定手段43で入賞フラグ(特に、大当り態様に対応
する入賞フラグ(BBF)と小当り態様に対応する入賞
フラグ(RBF))が設定されたことを報知する為の液
晶ディスプレイからなる表示手段26が設けられてい
る。尚、この表示手段26と、表示手段26を表示制御
する表示制御手段48(図3参照)が報知手段に相当す
る。尚、表示手段26としては、液晶ディスプレイの他
に、発光ダイオードディスプレイ(LED)やランプ等
からなる表示手段を適用してもよい。
【0028】尚、図2に示すように、第1〜第3回転リ
ール3〜5の複数の遊技図柄のうち、表示窓12から表
示される遊技図柄を裏側から照明する複数(例えば、9
個)の発光ダイオード等からなるバックライト31が配
設されて、鉛直姿勢のランプ基板32に取付けられてい
る。
【0029】このスロットマシン1では、1〜3枚のメ
ダルをベットして1ゲームを行うことができるが、例え
ば、ベットされたメダル枚数が1枚の場合は1本の入賞
ライン15が有効化され、2枚の場合は3本の入賞ライ
ン14〜16が有効化され、3枚の場合は5本全ての入
賞ライン14〜18が有効化される。第1〜第3回転リ
ール3〜5が回転してから停止したとき、有効化した入
賞ライン上に並ぶ遊技図柄の変動後の停止図柄態様が有
効となり、予め設定された大当り態様、小当り態様、複
数種類の小役態様、リプレイ態様、外れ態様等のうちの
何れかになる。
【0030】図4に示すように、有効化した入賞ライン
上に、「7」が3つ揃う態様が大当り態様であり、「B
AR」が3つ揃う態様が小当り態様であり、「スイカ」
と「ベル」と「プラム」が夫々3つ揃う態様と第1回転
リールの「チェリー」が揃う態様が小役態様であり、
「リプレイ図柄」が3つ揃う停止図柄態様がリプレイ態
様であり、それ以外の態様は概ね外れ態様になる。
【0031】停止図柄態様に応じて付与する利益とし
て、例えば、大当り態様になった場合には、15枚のメ
ダルの払出しとビッグボーナス〔BB〕が発生し、小当
り態様になった場合には、15枚のメダルの払出しとレ
ギュラーボーナス〔RB〕が発生する。小役態様になっ
た場合、「スイカ」が揃う小役態様では15枚のメダル
の払出しがあり、「ベル」が揃う小役態様では10枚の
メダルの払出しがあり、「プラム」が揃う小役態様では
6枚のメダルの払出しがあり、「チェリー」が揃う小役
態様では2枚のメダルの払出しがある。リプレイ態様に
なった場合には、メダルをベットすることなく次のゲー
ムを実行可能となる。
【0032】大当り態様と小当り態様と4種類の小役態
様とリプレイ態様の計7種類の態様は全て入賞態様であ
り、本実施形態の場合、これら7種類の入賞態様につい
ては、付与される利益の価値を比較してランク付けされ
ている。即ち、ランク1の入賞態様→大当り態様、ラン
ク2の入賞態様→小当り態様、ランク3の入賞態様→
「スイカ」が揃う小役態様、・・・となっている。
【0033】ここで、図5に示すように、大当り態様
「777」になってビッグボーナス〔BB〕が発生する
と、特別ゲームを最大30ゲーム実行可能となり、実行
された特別ゲームにおいて、停止図柄態様が JAC IN 態
様(例えば、リプレイ態様)になるという所定条件を充
足することにより、特別ゲーム以外に別途〔ボーナス〕
を最大3セット実行可能になる。
【0034】1回の〔ボーナス〕では、ボーナスゲーム
を最大12ゲーム実行可能となり、ボーナスゲームを1
2ゲーム消化するか、又は、特別小役態様(例えば、通
常時におけるリプレイ態様)が成立したボーナスゲーム
を8ゲーム消化すると、このボーナスは終了する。そし
て、特別ゲームを30ゲーム消化するか、又は、ボーナ
スを3回消化すると、この〔BB〕は終了する。
【0035】一方、小当り態様「BAR BAR BAR 」になっ
てレギュラーボーナス〔RB〕が発生すると、〔BB〕
中における〔ボーナス〕に相当する状態となり、ボーナ
スゲームを最大12ゲーム実行可能となり、ボーナスゲ
ームを12ゲーム消化するか、又は、特別小役態様(例
えば、通常時におけるリプレイ態様)が成立したボーナ
スゲームを8ゲーム消化すると、この〔RB〕は終了す
る。
【0036】次に、スロットマシン1のCPUとROM
とRAM等(マイクロコンピュータ)を有する制御装置
40及びそこに予め格納されている制御プログラム等に
より達成される種々の機能について、図3の機能ブロッ
ク図を参照して説明する。この制御装置40は、メダル
ベット枚数検出手段41、抽選判定手段42、フラグ設
定手段43、リール制御手段44、フラグ保持決定手段
45、停止図柄判定手段46、利益付与手段47、表示
制御手段48等を備えている。尚、表示制御手段48を
構成する制御基板を、抽選判定手段42等を構成する主
制御基板と別基板で構成してもよい。
【0037】メダルベット枚数検出手段41は、ゲーム
開始にあたって、メダル投入部19からのメダルの投
入、又は、クレジットがある場合のベットボタン20の
操作に基づいて、ベットされたメダルの枚数(1〜3
枚)を検出する。
【0038】抽選判定手段42は、メダルベット枚数検
出手段41によりベットされたメダルの枚数(1〜3
枚)が検出されたことを条件に、スタートレバー22の
操作による図柄変動の開始指令に基づいて、遊技図柄の
変動後に停止可能な停止図柄態様として、図4に示す7
種類の入賞態様と外れ態様の計8種類の態様のなかの1
つの態様を乱数抽選にて判定(決定)する。即ち、遊技
図柄の変動後に停止可能な停止図柄態様が入賞態様か否
かを乱数抽選にて判定する。
【0039】つまり、有効化した入賞ライン上に、遊技
図柄が大当り態様となる組合せで停止することを許可す
るか、小当り態様となる組合せで停止することを許可す
るか、小役態様(4種類の小役態様の何れか)となる組
合せで停止することを許可するか、リプレイ態様となる
組合せで停止することを許可するか、外れ態様となる組
合せで停止することを許可するか、の何れか1つを決定
する。
【0040】尚、抽選判定手段42において、上記8種
類の態様の各々を抽選する抽選確率については、「設定
値(1〜6)」とメダルのベット枚数(1枚掛け、2枚
掛け、3枚掛け)によって異なる確率になる。尚、ベッ
ト枚数が最大枚数(3枚)の場合、大当り態様が抽選さ
れる確率と小当り態様が抽選される確率は夫々1/200〜1
/400 程度になる。
【0041】フラグ設定手段43は、抽選判定手段42
により入賞態様が抽選判定された場合に、その入賞態様
に対応する入賞フラグを設定可能に構成されている。即
ち、図4に示すランク1の大当り態様が抽選判定された
場合には大当り入賞フラグ(R1F)が、ランク2の小
当り態様が抽選判定された場合には小当り入賞フラグ
(R2F)が、ランク3〜ランク6の小役態様が抽選判
定された場合には小役入賞フラグ(R3F)〜(R6
F)が、ランク7のリプレイ態様が抽選判定された場合
にはリプレイ入賞フラグ(R7F)が設定可能になって
いる。外れ態様が抽選判定された場合には外れフラグ
(R8F)を設定可能に構成してもよい。
【0042】リール制御手段44は、メダルベット枚数
検出手段41によりメダルがベットされている場合に、
スタートレバー22の操作による開始指令に基づいて、
リール駆動手段9を制御して第1〜第3回転リール3〜
5の回転を開始させ、ストップボタン23〜25の操作
による停止指令に基づいて、操作されたストップボタン
23〜25に対応する回転リール3〜5の回転を停止さ
せる。
【0043】このとき、リール制御手段44(停止制御
手段に相当する)は、フラグ設定手段43により設定さ
れた入賞フラグに基づいて、停止操作のパターン(スト
ップボタン23〜25の操作順序や操作タイミング等)
に応じた停止制御を行い、停止操作のパターンが適当で
あれば、設定された入賞フラグに対応する停止図柄態様
(入賞態様)となるように、第1〜第3回転リール3〜
5の回転を停止させる。外れ態様が抽選判定された場合
に、外れフラグ(R8F)を設定可能に構成した場合に
は、その外れフラグ(R8F)に対応する外れ態様とな
るように、第1〜第3回転リール3〜5の回転を停止さ
せることになる。
【0044】ところで、フラグ設定手段43により入賞
フラグが設定されたゲームでその入賞フラグに対応する
停止図柄態様が成立しない場合、その入賞フラグを所定
条件が成立するまで保持可能に構成してある。例えば、
抽選判定手段42により大当り態様が抽選されると、フ
ラグ設定手段43により大当り入賞フラグ(R1F)が
設定されるが、その設定が行われたゲームで大当り入賞
フラグ(R1F)に対応する停止図柄態様(大当り態様
「777」)が成立しない場合、その入賞フラグを所定
条件が成立するまで保持可能になる。
【0045】本実施形態の場合、前記所定条件が、設定
保持された入賞フラグ(例えば、大当り入賞フラグ(R
1F))に対応する入賞態様(例えば、大当り態様「7
77」)が成立するという条件に設定されている。即
ち、設定された入賞フラグが一旦保持されると、その入
賞フラグに対応する入賞態様が成立することが保障され
る。
【0046】更に、本実施形態の場合、フラグ保持決定
手段45が設けられ、そのフラグ保持決定手段45が、
フラグ設定手段43により入賞フラグが設定されたゲー
ムでその入賞フラグに対応する停止図柄態様が成立しな
い場合、その入賞フラグを保持するか否か決定する。つ
まり、フラグ保持決定手段45により入賞フラグを保持
すると決定された場合にだけ、以降、その入賞フラグが
前記所定条件の成立まで保持されるようになる。
【0047】停止図柄判定手段46は、全ての回転リー
ル3〜5が停止したときに、リール位置検出手段49か
らのリール位置信号に基づいて、有効化した入賞ライン
上に揃う停止図柄態様が、大当り態様か、小当り態様
か、小役態様(4種類の小役態様の何れか)、リプレイ
態様か、ハズレ態様かの何れになるかの判定を行う。
【0048】利益状態付与手段47は、停止図柄判定手
段46からの判定結果を受けて、大当り態様と小当り態
様と小役態様等とリプレイ態様の入賞態様の場合に、遊
技者に利益を付与する。大当り態様と小当り態様と小役
態様の場合には、その入賞態様に応じた枚数のメダル
(図4参照)を払出し装置50により払出し、更に、大
当り態様の場合には、ビッグボーナスゲーム〔BB〕を
発生させ、小当り態様の場合には、ビッグボーナスゲー
ム〔RB〕を発生させ、リプレイ態様の場合には、メダ
ルをベットすることなく次のゲームを実行可能にする。
【0049】表示制御手段48は表示手段26を制御
し、フラグ設定手段43で入賞フラグが設定された場合
に、それに関する表示を表示手段26に行う。但し、そ
の表示については、大当りフラグ(R1F)と小当りフ
ラグ(R2F)が設定された場合に行うことが望まし
く、この場合、例えば、フラグが設定された段階で、表
示手段26に「ボーナス可能性有り」を表示し、その入
賞フラグが保持されることになれば、表示手段26に
「ボーナス確定」を表示する。尚、大当りフラグ(R1
F)と小当りフラグ(R2F)以外の入賞態様が設定さ
れた場合にも、それに関する表示を表示手段26に行う
ようにしてもよい。
【0050】入賞フラグが保持されることにより、表示
手段26に「ボーナス確定」を表示するタイミングにつ
いては、所定の遊技操作(例えば、次のゲームにおいて
スタートレバー22を操作する、ストップボタン23〜
25を操作する等々)に関連して表示を行ってもよい。
また、このような表示を行うか否か所定の抽選確率にて
抽選して決定するようにしてもよい。この場合、前述の
ように、表示制御手段48を別基板構成とした場合に
は、前記表示を行うか否かについて、表示制御手段48
で抽選し決定してもよいし、抽選判定手段42等を構成
する主制御基板(手段)側で行ってもよい。
【0051】次に、制御装置40が実行する入賞フラグ
の設定、保持、消去を含む制御について図6のフローチ
ャートに基づいて説明する。尚、図中Si(i=1、
2、3・・・)は各ステップを示し、1ゲーム行うこと
で1巡回してリターンする。
【0052】スタートレバー22が操作されたとき(S
1;Yes)、メダルがベットされているときには(S2;Y
es)、そのメダル枚数等に応じた抽選確率にて抽選判定
処理(S3)を行う。S3において入賞態様が抽選判定
されたとき(S4;Yes)、その入賞態様に対応する入賞
フラグが設定され(S5)、続いて、その入賞フラグを
保持するか否かの入賞フラグの保持決定処理(S6)が
行われる。
【0053】ここで、S6の入賞フラグの保持決定処理
においては、今回のゲームで抽選判定された入賞態様の
種類、前回以前のゲームの抽選判定に基づく入賞フラグ
が保持されているか否か、前回以前のゲームの抽選判定
に基づいて保持されている入賞フラグ(入賞フラグに対
応する入賞態様)の種類、等々に基づいて行ってもよい
し、単に抽選にて行ってもよいし、これら両方を加味し
て行ってもよい。
【0054】但し、S6の入賞フラグの保持決定処理に
おいて、本実施形態では、前回以前のゲームの抽選判定
に基づく入賞フラグが保持されている場合、その入賞フ
ラグに対応する入賞態様よりもランクの低い入賞態様が
抽選判定された場合には、そのランクの低い入賞態様に
対応する入賞フラグについては保持しないように決定す
るようにしてある。
【0055】また、前回以前のゲームの抽選判定に基づ
く入賞フラグが保持されている場合に、入賞態様が抽選
判定された場合には、S5においてその入賞フラグが設
定され、前回以前に保持された入賞フラグと合わせて2
つの入賞フラグが設定されることになるが、この場合、
両方の入賞フラグがリール停止制御に影響を及ぼすもの
としてもよいし、何れかの入賞フラグのみがリール停止
制御に影響を及ぼすものとしてもよい。後者の場合、リ
ール停止制御に影響を及ぼす入賞フラグを、ランクの高
い入賞態様に対応する入賞フラグとすることが好まし
い。
【0056】さて、S4において入賞態様が抽選判定さ
れなかった後、或いは、S6において入賞フラグの保持
決定処理行われた後、全回転リール3〜5が停止すると
(S7;Yes)、入賞フラグの設定/保持がある場合には
(S8;Yes)、その入賞フラグに対応する入賞態様が成
立したか否か判定される(S9)。
【0057】設定/保持されている入賞フラグに対応す
る入賞態様が成立しなかったとき(S9;No )、今回の
ゲームにて、S5で入賞フラグの設定が行われ(S1
0;Yes)、S6で入賞フラグの保持決定が行われた場合
には(S11;Yes)、S5で設定された入賞フラグが保
持され(S12)、S6で入賞フラグの保持決定が行わ
れなかった場合には(S11;No )、S5で設定された
入賞フラグが消去され(S13)夫々リターンする。
【0058】一方、設定/保持されている入賞フラグに
対応する入賞態様が成立したときには(S9;Yes)、そ
の入賞フラグが消去され(S14)リターンする。つま
り、今回のゲームにおいてS5で設定された入賞フラグ
に対応する入賞態様が設立すれば、その設定された入賞
フラグが消去され、前回以前のゲームの抽選判定に基い
て保持されている入賞フラグに対応する入賞態様が成立
すれば、その保持されている入賞フラグが消去される。
【0059】上記のように、このスロットマシン1によ
れば、特に、フラグ設定手段43により入賞フラグが設
定されたゲームでその入賞フラグに対応する停止図柄態
様が成立しない場合、その入賞フラグを保持するか否か
決定するフラグ保持決定手段45を設けたので、遊技性
に優れたスロットマシン1とすることが可能となる。
【0060】次に、前記実施形態を部分的に変更した変
更形態について説明する。 1〕前記所定条件として、フラグ設定手段43で設定さ
れた入賞フラグに対応する入賞態様と異なる入賞態様
が、抽選判定手段42により抽選判定されたこととして
もよい。この制御については、図6のフローチャートに
おいてS5とS6の間に、S20〜S22を挿入した図
7のフローチャートで達成できる。
【0061】図7のフローチャートに示すように、S5
において入賞フラグが設定され後、入賞フラグを既に保
持しているときに(S20;Yes)、S5で設定した入賞
フラグと保持している入賞フラグが異なるか否か判定さ
れる(S21)。つまり、フラグ設定手段43で設定さ
れた入賞フラグに対応する入賞態様と異なる入賞態様
が、抽選判定手段42により抽選判定された場合(S2
1;Yes)、保持している入賞フラグが消去されて(S2
2)S6へ移行する。
【0062】2〕上記1〕において、フラグ保持決定手
段45を省略し、フラグ設定手段43により入賞フラグ
が設定されたゲームでその入賞フラグに対応する停止図
柄態様が成立しない場合、その入賞フラグを保持するよ
うにしてもよい。この場合の制御は、図7のフローチャ
ートにおいてS6とS10とS11とS12を省略した
フローチャートで達成できる。
【0063】3〕前記所定条件として、フラグ設定手段
43で設定された入賞フラグに対応する入賞態様よりも
ランクの高い入賞態様が、前記抽選判定手段42により
抽選判定されたこととしてもよい。この制御について
は、図7のフローチャートにおいのS21の代わりにS
21Aを挿入すると共に、図7のフローチャートにおい
てS10とS11とS12を省略した、図8のフローチ
ャートで達成できる。
【0064】図8のフローチャートに示すように、入賞
フラグを保持しているときに(S20;Yes)、設定保持
されている入賞フラグに対応する入賞態様よりも今回抽
選判定された入賞態様のランクが高いときには(S21
A;Yes)、保持している入賞フラグが消去される(S2
2)。そして、S9において、入賞フラグに対応する入
賞態様が成立しなかったときには(S9;Yes)、新たに
抽選判定されたランクの高い入賞態様に対応する入賞フ
ラグが保持され(S12)リターンする。
【0065】4〕上記3〕において、フラグ設定手段4
3により入賞フラグが設定されたゲームでその入賞フラ
グに対応する停止図柄態様が成立しない場合、その入賞
フラグを保持するか否か決定するようにしてもよい。こ
の場合の制御は、図8において省略したS6とS10と
S11とS12とを復活させることにより達成できる。
【0066】5〕前記所定条件として、フラグ設定手段
43で入賞フラグが設定された今回のゲームから所定数
のゲームが消化されたこととしてもよい。つまり、フラ
グ設定手段43で入賞フラグが設定されたゲームにおい
て、その入賞フラグが保持された場合に、ゲームから所
定数のゲームが消化されると、保持されている入賞フラ
グが消去されるようになる。前記所定数については抽選
にて決定してもよい。また、前記所定数を0とし、結
局、フラグ設定手段43で入賞フラグを保持しないよう
にしてもよい。前記所定数に関する表示を何らかの表示
手段に表示してもよい。
【0067】6〕停止制御手段44は、複数の停止操作
のパターン(例えば、回転リールの停止順序や、各回転
リールの停止タイミング等)に応じて異なる停止制御を
行うように構成し、フラグ設定手段43により設定され
た入賞フラグに対応する停止図柄態様にすることを可能
にする停止操作のパターンを報知する第2の報知手段を
設けてもよい。この場合の第2の報知手段として前記表
示手段26と表示制御手段48を適用し、この表示手段
26に、入賞フラグに対応する停止図柄態様にすること
を可能にする停止操作のパターンを表示してもよい。
尚、第2の報知手段を構成する制御基板を、抽選判定手
段42等を構成する主制御基板と別基板で構成してもよ
い。
【0068】7〕フラグ設定手段43で入賞フラグが設
定されたことを報知する報知手段、フラグ設定手段43
により設定された入賞フラグに対応する停止図柄態様に
することを可能にする停止操作のパターンを報知する第
2の報知手段の各々が、効果音を発生させる効果音発生
手段を有し、その効果音発生手段により特有の音を鳴ら
して報知するようにしてもよい。
【0069】8〕尚、本発明を逸脱しない範囲におい
て、前記実施形態や変更形態に変更を付加して実施する
ことが可能であるし、前記以外の種々のスロットマシ
ン、或いは、スロットマシン以外の種々の遊技機に本発
明を適用可能である。
【0070】
【発明の効果】 上記の説明通り、本件の遊技機によれ
ば、特に、抽選判定手段により入賞態様が抽選判定され
た場合に、その入賞態様に対応する入賞フラグを設定可
能なフラグ設定手段と、このフラグ設定手段により設定
された入賞フラグに対応する停止図柄態様となるよう
に、複数の可変表示手段を停止制御する停止制御手段と
を備えると共に、フラグ設定手段により入賞フラグが設
定されたゲームでその入賞フラグに対応する停止図柄態
様が成立しない場合、その入賞フラグを所定条件が成立
するまで保持するように構成した。
【0071】そして、フラグ設定手段により入賞フラグ
が設定されたゲームでその入賞フラグに対応する停止図
柄態様が成立しない場合、その入賞フラグを保持するか
否か決定するフラグ保持決定手段を設けたこと、また、
前記所定条件として、フラグ設定手段で設定された入賞
フラグに対応する入賞態様と異なる入賞態様が抽選判定
されたこと、フラグ設定手段で設定された入賞フラグに
対応する入賞態様よりもランクの高い入賞態様が抽選判
定されたこと、フラグ設定手段で入賞フラグが設定され
たゲームから所定数のゲームが消化されたこと、等とす
ることにより、遊技性に優れた遊技機を提供することす
るが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るスロットマシンの正
面図である。
【図2】スロットマシンの要部の側面側からの縦断面図
である。
【図3】スロットマシンの機能ブロック図である。
【図4】停止図柄態様及びそれに関数情報を印した図表
である。
【図5】ビッグボーナスのゲーム内容示した概念図であ
る。
【図6】制御装置が実行する制御のフローチャートであ
る。
【図7】変更形態に係る制御装置が実行する制御のフロ
ーチャートである。
【図8】別の変更形態に係る制御装置が実行する制御の
フローチャートである。
【符号の説明】
1 スロットマシン 10 可変表示手段 22 変動開始指令手段 26 表示手段 42 抽選判定手段 43 フラグ設定手段 44 リール制御手段 45 フラグ保持決定手段 47 利益付与手段 48 表示制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遊技図柄を夫々変動表示する複数
    の可変表示手段(10)と、これら可変表示手段(10)による
    図柄変動の開始を指令する変動開始指令手段(22)と、こ
    の変動開始指令手段(22)による図柄変動の開始指令に基
    づいて遊技図柄の変動後に停止可能な停止図柄態様が入
    賞態様か否かを乱数抽選にて判定する抽選判定手段(42)
    と、遊技図柄の変動後の停止図柄態様が入賞態様になっ
    た場合に利益を付与する利益付与手段(47)とを備えた遊
    技機において、 前記抽選判定手段(42)により入賞態様が抽選判定された
    場合に、その入賞態様に対応する入賞フラグを設定可能
    なフラグ設定手段(43)と、このフラグ設定手段(43)によ
    り設定された入賞フラグに対応する停止図柄態様となる
    ように、複数の可変表示手段(10)を停止制御する停止制
    御手段(44)とを備えると共に、 前記フラグ設定手段(43)により入賞フラグが設定された
    ゲームでその入賞フラグに対応する停止図柄態様が成立
    しない場合、その入賞フラグを所定条件が成立するまで
    保持可能に構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記フラグ設定手段(43)により入賞フラ
    グが設定されたゲームでその入賞フラグに対応する停止
    図柄態様が成立しない場合、その入賞フラグを保持する
    か否か決定するフラグ保持決定手段(45)を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記所定条件とは、前記フラグ設定手段
    (43)で設定された入賞フラグに対応する入賞態様と異な
    る入賞態様が、前記抽選判定手段(42)により抽選判定さ
    れたことであることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記所定条件とは、前記フラグ設定手段
    (43)で設定された入賞フラグに対応する入賞態様よりも
    ランクの高い入賞態様が、前記抽選判定手段(42)により
    抽選判定されたことであり、新たに抽選判定されたラン
    クの高い入賞態様に対応する入賞フラグを保持可能に構
    成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】 前記所定条件とは、前記フラグ設定手段
    (43)で入賞フラグが設定されたゲームから所定数のゲー
    ムが消化されたことであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記フラグ設定手段(43)で入賞フラグが
    設定されたことを報知する報知手段(26,48) を設けたこ
    とを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記停止制御手段(44)は、複数の停止操
    作のパターンに応じて異なる停止制御を行うように構成
    され、フラグ設定手段(43)により設定された入賞フラグ
    に対応する停止図柄態様にすることを可能にする停止操
    作のパターンを報知する第2の報知手段(26,48) を設け
    たことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の遊技
    機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004105252A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Samii Kk スロットマシン
JP2009279311A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Daikoku Denki Co Ltd スロットマシン

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