JP2003018737A - Cvケーブルプレハブ型接続部 - Google Patents

Cvケーブルプレハブ型接続部

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JP2003018737A
JP2003018737A JP2001202461A JP2001202461A JP2003018737A JP 2003018737 A JP2003018737 A JP 2003018737A JP 2001202461 A JP2001202461 A JP 2001202461A JP 2001202461 A JP2001202461 A JP 2001202461A JP 2003018737 A JP2003018737 A JP 2003018737A
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cable
stress cone
rubber
insulator
epoxy unit
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Hiroshi Niinobe
洋 新延
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CVケーブルのプレハブ接続部において、温
度上昇に伴う熱膨張、ヤング率の低下、界面圧力上昇等
の要因から、ケーブル絶縁体が細る現象が見られる。こ
の細る現象を抑制する。 【解決手段】 双方のケーブル導体を接続した導体接続
管を包囲するように装着されるエポキシユニットとケー
ブル絶縁体との間に配置されるゴムストレスコーンをス
プリング装置にて弾圧する構成の接続部において、前記
ケーブル絶縁体の端部外周面と前記エポキシユニット下
とに挟み込まれたストッパーと、前記ケーブル導体を貫
通させてケーブル絶縁体端部を被包するキャップとを具
えたことを特徴とする。また、前記ゴムストレスコーン
の後端部のケーブル絶縁体外部半導電層周上に設けられ
る変形防止スペーサーと、前記ゴムストレスコーン後端
部周上に設けられる変形防止スペーサーとを具えたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CVケーブル用プ
レハブ型接続部に関する。特に、プレモールド絶縁体と
ケーブル絶縁体との界面面圧上昇に伴い、ケーブル絶縁
体外径が細るのを防止するプレハブ型接続部の提供に関
する。
【0002】
【従来の技術】CVケーブル接続工事には、高い品質を
保つための信頼性と、できるだけ短期間に完成させるこ
とが要求される。このために、絶縁部の構成がエポキシ
ユニット、プレモールド絶縁体及びスプリング装置を具
備してなるプレハブ方式は、施工時間の短縮化が可能で
あること、予め工場にて構成部品の品質管理ができ信頼
性に優れていること等から、CVケーブル用接続部とし
て採用されている。
【0003】図6にCVケーブルプレハブ型接続部の典
型例を示した。図において、ケーブル10は絶縁体12
を所定長剥離し、導体11を露出させ、この導体11は
相手方のケーブル導体11と導体接続管(圧縮スリー
ブ)13によって接続される。この導体接続部の中央部
に対応させて内部遮へい金具15を内圧したエポキシユ
ニット14を、導体接続部を包囲するように配置し、前
記内部遮へい金具15の内面を導体接続管13の外周中
央部に固定させるようにしている。また、前記エポキシ
ユニット14の両側テーパ部には、ケーブルとの間に形
成される隙間に対して、プレモールド絶縁体16,16
を挿入して、これらの3つの絶縁体を組み合わせて、プ
レハブ接続部を形成している。
【0004】さらに、エポキシユニット14に嵌め込ま
れているプレモールド絶縁体16を押し金具17とスプ
リングユニット18によってエポキシユニット14に押
し付けられ、プレモールド絶縁体16とケーブル絶縁体
12との間、あるいはプレモールド絶縁体16とエポキ
シユニット14との間で一定以上の面圧が得られ、所定
の絶縁性能を維持するよう構成されている。
【0005】さらに、ケーブル絶縁体12の端部外周面
の、エポキシユニット14下に挟み込まれたリング状の
ストッパー19が具えられている。このストッパー19
はプレモールド絶縁体16が押圧力によって必要以上に
エポキシユニット14の内部遮へい金具15に近づかな
いようにするためのものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例に
よると、温度上昇に伴うケーブルの熱膨張,ヤング率の
低下,界面圧力上昇の要因から、ケーブル絶縁体が細る
現象が見られる。図4に模擬的に示すように、ゴムスト
レスコーンの装着部外(非圧縮部)に変形自由な空間が
あるため、ケーブル絶縁体の変形は起こりやすい。
【0007】ケーブル絶縁体が細る場合、ゴムストレス
コーンがその形状に追従できる範囲には限界があり、過
度の細りがある場合、界面面圧の低下や密着できない状
況が発生し絶縁破壊に到る。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、オフセットのケーブル挙動に影響されることな
く、界面面圧が安定した、即ち絶縁性能の安定したCV
ケーブルプレハブ型接続部を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの手段は、
ケーブル絶縁体が細る現象は、ゴムストレスコーン先端
の空隙スペースに向けてケーブル絶縁体が変形を起こす
為に発生するものであることから、この部位の変形を防
止する手段を講じたものである。
【0010】本発明のCVケーブルプレハブ型接続部
は、双方のケーブル導体を接続した導体接続管を包囲す
るように装着されるエポキシユニットとケーブル絶縁体
との間に配置されるゴムストレスコーンをスプリング装
置にて弾圧し、ゴムストレスコーンとエポキシユニット
及びケーブル絶縁体との界面に面圧を加える構成のプレ
ハブ型接続部において、前記ケーブル絶縁体の端部外周
面と前記エポキシユニット下とに挟み込まれたストッパ
ーと、前記ケーブル導体を貫通させてケーブル絶縁体端
部を被包するキャップとを具えたことを特徴とする。
【0011】また、実施態様項によれば、前記ストッパ
ー及びキャップはゴム製である。
【0012】また、実施態様項によれば、前記ストッパ
ー及びキャップは内層がゴム,外層がエポキシ樹脂であ
る。
【0013】また、実施態様項によれば、前記キャップ
は前記導体接続管の両端を延長拡径されて形成されたも
のである。
【0014】本発明のもう一つの手段は、ケーブル絶縁
体が細る現象は、ゴムストレスコーン後端の空隙スペー
スに向けて絶縁体が変形を起こす為に発生するものであ
ることから、この部位の変形を防止する手段を講じたも
のであり、本発明のCVケーブルプレハブ型接続部は、
双方のケーブル導体を接続した導体接続管を包囲するよ
うに装着されるエポキシユニットとケーブル絶縁体との
間に配置されるゴムストレスコーンをスプリング装置に
て弾圧し、ゴムストレスコーンとエポキシユニット及び
ケーブル絶縁体との界面に面圧を加える構成のプレハブ
型接続部において、前記ゴムストレスコーンの後端部の
ケーブル絶縁体外部半導電層周上に設けられる変形防止
スペーサーと、前記ゴムストレスコーン後端部周上に設
けられる変形防止スペーサーとを具えたことを特徴とす
る。
【0015】また、実施態様項によれば、前記ケーブル
絶縁体外部半導電層周上に設けられる変形防止スペーサ
ーは、内層がゴム,外層が金属の2層構造である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明請求項1に係る接続
部におけるストレスコーン16の先端部を示す断面図で
ある。この図では、接続部におけるストレスコーン周辺
箇所しか示していないが、この接続部はストッパー20
とキャップ21を後述する構成とした他は図6に示した
従来の接続部の構成と同様である。
【0017】図1において、ケーブル導体11とケーブ
ル絶縁体12とを段剥きして露出しておき、導体接続部
13の上にエポキシユニット14をはめ込んで、このエ
ポキシユニット14の両端からケーブル絶縁体12の外
周にはめ込まれたストレスコーン16を押し金具17で
押圧している。
【0018】エポキシユニット14の内周側にはエポキ
シユニット14の一部を構成する内部電極(内部遮へい
金具)15が設けられている。この内部電極15には段
部22が形成され、この段部22にリング状のストッパ
ー20を装着し、内部電極15の段部22とストレスコ
ーン16の先端面との間でストッパー20を挟み込む。
【0019】また、ケーブル絶縁体12の端部には段部
23が形成され、この段部23にキャップ21を装着
し、このキャップ21の外周面がストッパー20の内周
面と接している。なお、このキャップ21は中心に孔を
有し、ケーブル導体11を接続する前に導体11を貫通
させておく。
【0020】このストッパー20とキャップ21はゴム
製とし、温度上昇とともに面圧を発生させ、図5に模擬
的に示したようなケーブル絶縁体の逃げを防止する。
【0021】あるいは、ストッパー20とキャップ21
は内層がゴム,外層がエポキシ樹脂で作ることによって
もケーブル絶縁体の膨張時に面圧を発生させることがで
きる。
【0022】図2は本発明請求項4に係るもので、上記
キャップの機能を、導体接続管の両端に一体に形成され
た拡径部24に持たせたものである。
【0023】次に、本発明請求項5に係る実施の形態を
説明する。図3は本発明請求項5に係る接続部における
ストレスコーン16の後端部を示す断面図である。図に
おいて、ケーブル絶縁体12の外部半導電層12−1上
にリング状の変形防止スペーサー31を装着し、ゴムス
トレスコーン16の最後部周上にリング状の変形防止ス
ペーサー32を装着することによって、ケーブル絶縁体
がゴムストレスコーン16後部の空隙スペースに逃げる
ことを防止するものである。
【0024】変形防止スペーサー31は、内層がゴム,
外層が金属の2層構造である。この変形防止スペーサー
31は 、ゴムストレスコーン16とケーブル絶縁体1
2との界面面圧と同等以上(1.0Mpa)の圧力になる
ようにゴム層の厚みを選定する。拘束幅は、20mm以
上が好ましい。
【0025】また、変形防止スペーサー32は、押し金
具17と独立した構造とし、ゴムストレスコーン16の
熱膨張を押さえて、ストレスコーン立上り部のケーブル
絶縁体変形を防止する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の接続部によ
れば、ケーブルの細りを防ぐ為、ゴムストレスコーン界
面面圧は安定する。従って、電気的に信頼性の高い接続
部を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明CVケーブルプレハブ型接続部の部分断
面図である。
【図2】本発明接続部の他の実施例を示す部分断面図で
ある。
【図3】本発明接続部の他の部分断面図である。
【図4】従来の接続部におけるケーブル界面面圧とケー
ブル外径の変化との関係を示す説明図である。
【図5】従来の接続部における問題点の説明図である。
【図6】従来のCVケーブルプレハブ型接続部を示す部
分断面図である。
【符号の説明】
10 ケーブル 11 ケーブル導体 12 ケーブル絶縁体 13 導体接続管 14 エポキシユニット 15 エポキシユニット内部電極 16 ゴムストレスコーン 17 押し金具 18 スプリング装置 20 ストッパー 21 キャップ 31,32 変形防止スペーサー
フロントページの続き Fターム(参考) 5E087 FF12 FF26 GG05 JJ09 KK03 LL02 LL14 MM05 QQ03 RR07 RR12 RR17 5G333 AA09 AB01 BA02 DA03 DA04 EA02 5G355 AA03 BA02 BA15 BA18 5G375 AA02 BA15 BA26 BB43 CA02 CA14 CB07 CB14 CB27 CB36 CB53 DB32 DB42 EA17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方のケーブル導体を接続した導体接続
    管を包囲するように装着されるエポキシユニットとケー
    ブル絶縁体との間に配置されるゴムストレスコーンをス
    プリング装置にて弾圧し、ゴムストレスコーンとエポキ
    シユニット及びケーブル絶縁体との界面に面圧を加える
    構成のプレハブ型接続部において、 前記ケーブル絶縁体の端部外周面と前記エポキシユニッ
    ト下とに挟み込まれたストッパーと、前記ケーブル導体
    を貫通させてケーブル絶縁体端部を被包するキャップと
    を具えたことを特徴とするCVケーブルプレハブ型接続
    部。
  2. 【請求項2】 前記ストッパー及びキャップはゴム製で
    ある請求項1記載のCVケーブルプレハブ型接続部。
  3. 【請求項3】 前記ストッパー及びキャップは内層がゴ
    ム、外層がエポキシ樹脂である請求項1記載のCVケー
    ブルプレハブ型接続部。
  4. 【請求項4】 前記キャップは前記導体接続管の両端を
    延長拡径されて形成されたものである請求項1記載のC
    Vケーブルプレハブ型接続部。
  5. 【請求項5】 双方のケーブル導体を接続した導体接続
    管を包囲するように装着されるエポキシユニットとケー
    ブル絶縁体との間に配置されるゴムストレスコーンをス
    プリング装置にて弾圧し、ゴムストレスコーンとエポキ
    シユニット及びケーブル絶縁体との界面に面圧を加える
    構成のプレハブ型接続部において、 前記ゴムストレスコーンの後端部のケーブル絶縁体外部
    半導電層周上に設けられる変形防止スペーサーと、前記
    ゴムストレスコーン後端部周上に設けられる変形防止ス
    ペーサーとを具えたことを特徴とするCVケーブルプレ
    ハブ型接続部。
  6. 【請求項6】 前記ケーブル絶縁体外部半導電層周上に
    設けられる変形防止スペーサーは、内層がゴム,外層が
    金属の2層構造である請求項5記載のCVケーブルプレ
    ハブ型接続部。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113237587A (zh) * 2021-02-02 2021-08-10 国网电力科学研究院武汉南瑞有限责任公司 一种电缆接头界面压力测量系统
JP2022020669A (ja) * 2017-05-11 2022-02-01 住友電気工業株式会社 電力ケーブルの接続構造および電力ケーブルの接続方法

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JP2022020669A (ja) * 2017-05-11 2022-02-01 住友電気工業株式会社 電力ケーブルの接続構造および電力ケーブルの接続方法
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