JP5074930B2 - プレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造 - Google Patents

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本発明は、CVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル)のプレハブジョイントにおける両ケーブルの遮蔽層縁切り絶縁構造に関するものである。
電力ケーブルのクロスボンド接続部では、両ケーブルの遮蔽層を電気的に絶縁する(縁切りする)絶縁筒が設けられる。このような遮蔽層縁切り用の絶縁筒を備えた従来のプレハブジョイントを図6に示す(非特許文献1参照)。図において、図において、1A、1Bは接続すべきCVケーブル、3A、3BはCVケーブルの導体、5A、5BはCVケーブルの絶縁体、7A、7BはCVケーブルの外部半導電層、9は導体接続スリーブ、11はエポキシユニット、13A、13Bはストレスコーン、15A、15Bはストレスコーン圧縮装置である。
エポキシユニット11は、筒状のエポキシ成形体17と、両端の端部埋込電極19A、19Bと、中央埋込電極21とから構成されている。ストレスコーン13A、13Bはそれぞれ導電ゴム部23と絶縁ゴム部25とから構成されている。一方のストレスコーン圧縮装置15Aは、図7に示すように、中間フランジ27、テンションボルト29、座金31、シャフト33、圧縮スプリング35、押し金具37、絶縁押しパイプ39等から構成されている。他方のストレスコーン圧縮装置15Bは、絶縁押しパイプを使用することなく押し金具37で直接ストレスコーン13Bを押し込んでいること以外は一方のストレスコーン圧縮装置15Aと同様である。
エポキシユニット11の一方の端部埋込電極19Aには、図7に示すように、アダプタ金具41がボルト43により固定されている。このアダプタ金具41と、ストレスコーン圧縮装置15Aの中間フランジ27との間には、遮蔽層縁切り用の絶縁筒45が配置されている。絶縁筒45の一端はボルト47によりアダプタ金具41に固定され、他端はボルト49により中間フランジ27に固定されている。また、中間フランジ27には、ケーブル保護管51の内端フランジ53がボルト55により固定されている。
古河電工時報第84号、平成1年7月、24頁図19
上記のような遮蔽層縁切り用の絶縁筒を組み込んだプレハブジョイントに要求される両ケーブルの遮蔽層間のインパルス電圧特性は、国内規格275kV級で−50kV3回、500kV級で−65kV3回、海外IEC規格220kV級で±95kVであり、従来の遮蔽層縁切り絶縁構造はこの要求特性を満足するものである。しかし、海外向け220kVを超える電圧階級になると、IEC規格330〜400kV級で±125kV連続10回、500kV級で±145kV連続10回という高いインパルス電圧特性が要求され、通常の絶縁筒を設けるだけの構造では、この要求特性を満足することはできない。
高いインパルス電圧特性を満足するためには、絶縁筒を長くすることが最も有効であるが、絶縁筒を長くすると、その分プレハブジョイント全長寸法が大きくなり、設置スペースに収まらない、顧客の仕様寸法に適合しない、等の問題がある。
本発明の目的は、絶縁筒の長さ寸法の増大を抑え、設置スペースの制約や顧客の仕様寸法を極端に損なうことなく、より高いインパルス電圧特性を得ることができるプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造を提供することにある。
図7のような遮蔽層縁切り絶縁構造では、ストレスコーン13Aの導電ゴム部23、中間フランジ27及び押し金具37が一方のケーブル1Aの遮蔽層と同電位になり、アダプタ金具41が他方のケーブル1B(図6参照)と同電位になる。このため、両ケーブルの遮蔽層間に高いインパルス電圧が加わった場合には、
(1)アダプタ金具41の内周部Pと導電ゴム部23の外周部Qの間、
(2)アダプタ金具41の内周部Pと中間フランジ27の内周部Rの間、
(3)アダプタ金具41の内周部Pと押し金具37の外周部Sの間、
(4)絶縁筒45をアダプタ金具41に固定するボルト47の頭部Tと中間フランジ27の外周部Uの間、
で閃絡が発生しやすい。
そこで本発明に係るプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造は、エポキシユニットと、アダプタ金具と、両ケーブルの遮蔽層を電気的に縁切りする絶縁筒と、ケーブル保護金具と、ストレスコーンと、ストレスコーン圧縮装置と、絶縁押しパイプとを備えたプレハブジョイントにおいて、前記エポキシユニットの前記絶縁筒側の端部に、端部埋込電極の内側から前記アダプタ金具の内側を通って前記絶縁筒の内側へ伸びるバリア筒部を、前記エポキシユニットのエポキシ成形体と一体に形成したことを特徴とするものである(請求項1)。
本発明に係る遮蔽層縁切り絶縁構造においては、前記アダプタ金具とバリア筒部との間及び前記アダプタ金具と絶縁筒との間に、前記アダプタ金具の内側に嵌合する円筒部と前記アダプタ金具の絶縁筒側の端面の内周部に当接する鍔部とを一体に形成した断面略L字形の絶縁リングを介在させることが好ましい(請求項2)。
前記絶縁リングは、鍔部のアダプタ金具側の面に、アダプタ金具に形成されたボルト頭部収納用の座ぐり穴に嵌合する凸部を有していることが好ましい(請求項3)。
また、本発明に係る遮蔽層縁切り絶縁構造においては、前記バリア筒部の先端部外周面と前記絶縁筒との間に絶縁シール材を介在させることが好ましい(請求項4)。
また、本発明に係る遮蔽層縁切り絶縁構造においては、前記バリア筒部の中間部外周面と、前記絶縁筒との間及び絶縁リングとの間に絶縁性のパテ材を介在させることが好ましい(請求項5)。
また、本発明に係る遮蔽層縁切り絶縁構造においては、前記絶縁リングの鍔部と絶縁筒との間に、前記アダプタ金具と絶縁筒との間に介在されるOリングより軟質の絶縁性ゴムパッキンを介在させることが好ましい(請求項6)。
また、本発明に係る遮蔽層縁切り絶縁構造においては、前記絶縁押しパイプのストレスコーン圧縮装置側の端部の外径を、ストレスコーン圧縮装置の押し金具の外径と同じかそれより大きくし、前記絶縁押しパイプの中間部の外径を前記押し金具の外径より小さくして、絶縁押しパイプの外周面のストレスコーン圧縮装置側に環状突起を形成することが好ましい(請求項7)。
また、本発明に係る遮蔽層縁切り絶縁構造においては、前記絶縁筒の両端部の外径を、アダプタ金具の外径及びケーブル保護金具の端部のフランジ部の外径より大きくし、中間部の外径を両端部の外径より小さくすることが好ましい(請求項8)。
請求項1の発明によれば、バリア筒部を形成したことにより、前記(1)P−Q間での閃絡が発生しにくくなるため、インパルス電圧特性を向上させることができる。
また請求項2の発明によれば、断面略L字形の絶縁リングを介在させたことにより、アダプタ金具の内周部Pの絶縁を補強できるため、前記(1)P−Q間、(2)P−R間、(3)P−S間での閃絡が発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
また請求項3の発明によれば、絶縁リングの鍔部にアダプタ金具の座ぐり穴に嵌合する凸部を設けたことにより、座ぐり穴内のボルト頭部の絶縁が補強されるため、前記(1)P−Q間、(2)P−R間、(3)P−S間での閃絡がより発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
また請求項4の発明によれば、バリア筒部の先端部外周面と絶縁筒との間に絶縁シール材を介在させたことにより、その部分の隙間をなくすことができるため、前記(1)P−Q間、(2)P−R間、(3)P−S間での閃絡がより発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
また請求項5の発明によれば、バリア筒部の中間部外周面と、絶縁筒との間及び絶縁リングとの間に絶縁性のパテ材を介在させたことにより、その部分の隙間をなくすことができるため、前記(1)P−Q間、(2)P−R間、(3)P−S間での閃絡がより発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
また請求項6の発明によれば、前記絶縁リングの鍔部と絶縁筒との間に絶縁性ゴムパッキンを介在させたことにより、その部分の隙間をなくすことができるため、前記(1)P−Q間、(2)P−R間、(3)P−S間での閃絡がより発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
また請求項7の発明によれば、前記絶縁押しパイプのストレスコーン圧縮装置側の端部の外径を、ストレスコーン圧縮装置の押し金具の外径と同じかそれより大きくして、絶縁押しパイプの外周面のストレスコーン圧縮装置側に環状突起を形成したことにより、前記(3)P−S間での閃絡がより発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
また請求項8の発明によれば、絶縁筒の両端部の外径を、アダプタ金具の外径及びケーブル保護金具の端部のフランジ部の外径より大きくし、中間部の外径を両端部の外径より小さくしたことにより、絶縁筒全長を長くすることなく絶縁筒の外側の沿面距離が大きくとれるので、前記(4)T−U間での閃絡が発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
図1及び図2は本発明の一実施形態を示す。図1及び図2において、先に説明した図6及び図7の各部と同一部分又は各部に相当する部分には、図6及び図7と同じ符号を付してある。このプレハブジョイントも、従来同様、エポキシユニット11と、アダプタ金具41と、両ケーブルの遮蔽層を電気的に縁切りする絶縁筒45と、ケーブル保護金具51と、ストレスコーン13Aと、ストレスコーン圧縮装置15Aと、絶縁押しパイプ39とを備えている。
この実施形態が従来と異なる点は、まず、エポキシユニット11の絶縁筒45側の端部に、バリア筒部57が、エポキシユニット11のエポキシ成形体17と一体に形成されていることである。バリア筒部57は、エポキシユニット11の端部埋込電極19Aの内側からアダプタ金具41の内側を通って絶縁筒45の内側へと伸びている。絶縁筒45はその内側にバリア筒部57の先端側を挿入できるようにするため、アダプタ金具41側の内径をストレスコーン圧縮装置15A側の内径よりも大きくしてある。
このような構成にすると、バリア筒部57の存在により、(1)アダプタ金具41の内周部Pと導電ゴム部23の外周部Qの間で閃絡が発生しにくくなり、インパルス電圧特性を向上させることができる。
また、アダプタ金具41とバリア筒部57との間及びアダプタ金具41と絶縁筒45との間には、断面略L字形のゴム製絶縁リング59を介在させてある。この絶縁リング59は、図3に示すように、円筒部61の一端に鍔部63を一体に形成し、鍔部63の円筒部61側の面に周方向に所定の間隔で円形凸部65を一体に設けたものである。図2に示すように、円筒部61はアダプタ金具41の内側に嵌合する部分であり、鍔部63はアダプタ金具41の絶縁筒45側の端面の内周部に当接する部分であり、円形凸部65はアダプタ金具41に形成されたボルト頭部収納用の座ぐり穴67に嵌合する部分である。
このような構成にすると、絶縁リング59の存在により、(1)アダプタ金具41の内周部Pと導電ゴム部23の外周部Qの間、(2)アダプタ金具41の内周部Pと中間フランジ27の内周部Rの間、(3)アダプタ金具41の内周部Pと押し金具37の外周部Sの間で閃絡が発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
なお、絶縁リング59の円筒部61の鍔部63側の内周面には、図4に示すように、環状凸部68を形成しておくことが好ましい。また、この環状凸部68は、図5に示すように、鍔部63の端面から突出するように形成することがさらに好ましい。このような環状凸部68を形成すると、バリア筒部57と絶縁リング59と絶縁筒45の間の隙間をなくすことができる。
また、バリア筒部57の先端部外周面と絶縁筒45の内周面との間には、これらの間の隙間を塞ぐように絶縁シール材69を介在させてある。この絶縁シール材69は、プレハブジョイント組立時に、バリア筒部57の先端部外周にシーリングテープを巻き付けることにより設けられる。
このような構成にすると、バリア筒部57と絶縁筒45間の隙間をなくすことができるので、(1)アダプタ金具41の内周部Pと導電ゴム部23の外周部Qの間、(2)アダプタ金具41の内周部Pと中間フランジ27の内周部Rの間、(3)アダプタ金具41の内周部Pと押し金具37の外周部Sの間で閃絡が発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
また、バリア筒部57の中間部外周面と、絶縁筒45との間及び絶縁リング59との間には、これらの間の隙間を塞ぐように絶縁パテ材71を介在させてある。この絶縁パテ材71も、プレハブジョイント組立時に、バリア筒部57の中間部外周にパテテープを巻き付けることにより設けられる。
このような構成にすると、バリア筒部57と絶縁筒45間、バリア筒部57と絶縁リング59間の隙間をなくすことができるので、(1)アダプタ金具41の内周部Pと導電ゴム部23の外周部Qの間、(2)アダプタ金具41の内周部Pと中間フランジ27の内周部Rの間、(3)アダプタ金具41の内周部Pと押し金具37の外周部Sの間で閃絡が発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
また、絶縁リング59の鍔部63と絶縁筒45との間には、絶縁性ゴムパッキン73を介在させある。この絶縁性ゴムパッキン73は、アダプタ金具41と絶縁筒45との間に介在するOリング75より軟質のゴムで形成され、ボルト47の締め付けによりOリング75より先に潰れて面圧を発生するようになっている。このようにすれば、Oリング75の気密性を損なうこともない。
このような構成にすると、絶縁リング59の鍔部63と絶縁筒45の端面間の隙間をなくすことができるので、(1)アダプタ金具41の内周部Pと導電ゴム部23の外周部Qの間、(2)アダプタ金具41の内周部Pと中間フランジ27の内周部Rの間、(3)アダプタ金具41の内周部Pと押し金具37の外周部Sの間で閃絡が発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
また、絶縁押しパイプ39のストレスコーン圧縮装置15側の端部の外径を、ストレスコーン圧縮装置15の押し金具37の外径と同じかそれより大きくし、かつ絶縁押しパイプ39の中間部の外径を押し金具37の外径より小さくすることにより、絶縁押しパイプ39の外周面のストレスコーン圧縮装置15側に環状突起77を形成してある。
このような構成にすると、環状突起77の存在により、(3)アダプタ金具41の内周部Pと押し金具37の外周部Sの間で閃絡が発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
また、絶縁筒45は、両端部の外径を、アダプタ金具41の外径及びケーブル保護金具51の端部のフランジ部53の外径より大きくし、中間部の外径を両端部の外径より小さくして、絶縁筒45の外周面を凹形とし、沿面距離を大きくしてある。また、アダプタ金具41から絶縁筒45、フランジ部53のかけての外周には絶縁性防食チューブ79が被せられている。これにより絶縁筒45をアダプタ金具41に固定するボルト47の頭部Tが外部に露出しないようになっている。
このような構成にすると、絶縁筒45の外周面の沿面距離が長くなり、ボルト55の頭部Tが防食チューブ79で覆われるため、(4)ボルト47の頭部Tとケーブル保護金具53の外周部Uの間で閃絡が発生しにくくなり、インパルス電圧特性をより向上させることができる。
なおこの実施形態では、従来用いられていた中間フランジ27(図7参照)が省略され、ケーブル保護金具51のフランジ部53がボルト55により絶縁筒45に直接固定されている。また、ストレスコーン圧縮装置15Aのテンションボルト29も、絶縁筒45に直接固定されている。前述の構成によれば、中間フランジ27があっても、アダプタ金具41の内周部Pと押し金具37の外周部Sの間で閃絡が発生しにくくなるが、中間フランジ27を省略すれば、P−S間での閃絡がより発生しにくくなる。
本発明に係るプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造の一実施形態を示す断面図。 図1の遮蔽層縁切り絶縁構造の要部拡大断面図。 図1の遮蔽層縁切り絶縁構造に使用する絶縁リングの一例を示す(A)は断面図、(B)は背面図。 図1の遮蔽層縁切り絶縁構造に使用する絶縁リングの他の例を示す(A)は断面図、(B)は背面図。 図1の遮蔽層縁切り絶縁構造に使用する絶縁リングのさらに他の例を示す(A)は断面図、(B)は背面図。 遮蔽層縁切り絶縁構造を含む従来のプレハブジョイントを示す断面図。 従来のプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造を示す断面図。
符号の説明
1A、1B:CVケーブル
3A、3B:導体
5A、5B:絶縁体
7A、7B:外部半導電層
11:エポキシユニット
13A、13B:ストレスコーン
15A、15B:ストレスコーン圧縮装置
17:エポキシ成形体
19A、19B:端部埋込電極
23:導電ゴム部
25:絶縁ゴム部
35:圧縮スプリング
37:押し金具
39:絶縁押しパイプ
41:アダプタ金具
45:絶縁筒
47:ボルト
51:ケーブル保護金具
53:フランジ部
55:ボルト
57:バリア筒部
59:絶縁リング
61:円筒部
63:鍔部
65:円形凸部
67:座ぐり部
69:絶縁シール材
71:絶縁パテ材
73:ゴムパッキン
75:Oリング
77:環状突起
79:防食チューブ

Claims (9)

  1. エポキシユニットと、アダプタ金具と、両ケーブルの遮蔽層を電気的に縁切りする絶縁筒と、ケーブル保護金具と、ストレスコーンと、ストレスコーン圧縮装置と、絶縁押しパイプとを備えたプレハブジョイントにおいて、
    前記エポキシユニットの前記絶縁筒側の端部に、端部埋込電極の内側から前記アダプタ金具の内側を通って前記絶縁筒の内側へ伸びるバリア筒部を、前記エポキシユニットのエポキシ成形体と一体に形成したことを特徴とするプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造。
  2. 前記アダプタ金具とバリア筒部との間及び前記アダプタ金具と絶縁筒との間に、前記アダプタ金具の内側に嵌合する円筒部と前記アダプタ金具の絶縁筒側の端面の内周部に当接する鍔部とを一体に形成した断面略L字形の絶縁リングを介在させたことを特徴とする請求項1記載のプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造。
  3. 前記絶縁リングは、鍔部のアダプタ金具側の面に、アダプタ金具に形成されたボルト頭部収納用の座ぐり穴に嵌合する凸部を有していることを特徴とする請求項2記載のプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造。
  4. 前記バリア筒部の先端部外周面と前記絶縁筒との間に絶縁シール材を介在させたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造。
  5. 前記バリア筒部の中間部外周面と、前記絶縁筒との間及び絶縁リングとの間に絶縁性のパテ材を介在させたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造。
  6. 前記絶縁リングの鍔部と絶縁筒との間に、前記アダプタ金具と絶縁筒との間に介在されるOリングより軟質の絶縁性ゴムパッキンを介在させたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造。
  7. 前記絶縁押しパイプのストレスコーン圧縮装置側の端部の外径を、ストレスコーン圧縮装置の押し金具の外径と同じかそれより大きくし、前記絶縁押しパイプの中間部の外径を前記押し金具の外径より小さくして、絶縁押しパイプの外周面のストレスコーン圧縮装置側に環状突起を形成したことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造。
  8. 前記絶縁筒の両端部の外径を、アダプタ金具の外径及びケーブル保護金具の端部のフランジ部の外径より大きくし、中間部の外径を両端部の外径より小さくしたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造。
  9. 中間フランジを省略し、ケーブル保護金具のボルト及びテンションボルトを直接、絶縁筒に固定することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のプレハブジョイントの遮蔽層縁切り絶縁構造。
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